JPH08253068A

JPH08253068A - 車間距離警告灯

Info

Publication number: JPH08253068A
Application number: JP9580495A
Authority: JP
Inventors: Michio Hagiwara; 美知男萩原
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-03-16
Filing date: 1995-03-16
Publication date: 1996-10-01

Abstract

(57)【要約】【目的】前方を走る自動車から、車間距離を守らない
後続車に向けて追突の危険を知らせ、車間距離を守るよ
うに合図を出すことのできる灯火装置である車間距離警
告灯を提供することを目的とする。【構成】自動車の後部ガラス（２）に灯火用ランプ
（３）を設け、ハンドル（４）の側面部分に、灯火用ラ
ンプとコードによる配線をした操作スイッチ（６）を設
け、これを操作することにより点灯及び消灯をすること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、自動車の後部ガラス
に灯火用ランプを取りつけ、車間距離を守らない自動車
に車間距離を守るように求める合図を出す車間距離警告
灯に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動車の灯火装置による合図に
は、右折指示灯を点灯させ右折の合図を出している反対
車線の対向車に向けて、走行中の自動車が前照灯を点灯
させることにより対向車に道路を右折するように合図を
出し減速や停止をして、対向車の右折を優先させてい
た。また、前方を走る自動車を追い越したい場合には、
後方を走る自動車（以下後続車と記載する）は、右折指
示灯を点灯させることにより前方を走る自動車に追越し
を知らせる合図を出し、追越しを優先させていた。しか
し、追越し可能な見通しのよい道路は少なく、前方を走
る自動車を追い越すことのできない後続車は車間距離を
守らないことがあり、また、近年の交通事情ではスピー
ドを出し過ぎる傾向が強く車間距離を守らない自動車が
多いため、前方を走る自動車には後続車に追突される危
険が生じていたが、前方を走る自動車から後続車に向け
て追突の危険を知らせ、車間距離を守るように求める合
図を出すことができず、前方を走る自動車の安全性を優
先させることができなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、その問題
点をなくすために、前方を走る自動車から、車間距離を
守らない後続車に対し、追突の危険を知らせ、車間距離
を守るように求める合図を出すことのできる灯火装置で
ある車間距離警告灯を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に次のような手段を発見した。自動車の後部ガラスに灯
火用ランプを取りつけ、運転席からのスイッチ操作によ
り点灯させることにより、車間距離を守ろうとしない後
続車に向けて車間距離を守るように求める合図を出すこ
とである。

【０００５】

【作用】このようにすれば、車間距離を守ろうとしない
後続車に追突の危険を知らせることができ、車間距離を
守るように指示を与えることができる。

【０００６】

【実施例】

（イ）自動車（１）の後部ガラス（２）に灯火用ラン
プ（３）を取りつける。（ロ）灯火用ランプ（３）と操作スイッチ（６）をコ
ードにより配線する。（ハ）操作スイッチ（６）は、自動車のハンドル
（４）の側面部分に設けられた前照灯などの操作レバー
（５）の上部に設ける。また、消し忘れ防止のために、
これを押している間のみ灯火用ランプ（３）は点灯し、
押すことを止めると灯火が消えるようにしてもよい。な
お、これは、走行中でも運転席から容易に操作できる位
置であれば、操作レバー（５）の上部以外の位置に設け
てもよい。（ニ）灯火用ランプ（３）には、夜昼使用でき、明る
く効率的なハロゲンランプを使用するとよい。（ホ）灯火用ランプ（３）は、自動車の後部ガラス
（２）に設けるが、前方の自動車と後続車が接近し過ぎ
た場合でも後続車の運転手に見えるならば、これ以外の
位置に設けてよもい。このように設けられた車間距離警告灯を点灯又は点滅さ
せ、車間距離を守らない後続車に向けて車間距離を守る
ように求める合図を出す。また、後退による発進で道路
に進入する場合に、この警告灯を点灯させ、走行中の自
動車に停止を求める合図を出すことに使用することもで
きる。

【０００７】

【発明の効果】この発明の車間距離警告灯によれば、前
方の自動車から車間距離を守らない後続車に向けて追突
の危険を知らせ、車間距離を守るように求める合図を出
すことができ、前方を走る自動車の安全性が優先される
ことにより、追突の危険を回避し、安全に走行すること
ができ事故の防止につながる。また、高速道路を走行中
に使用すれば、車間距離が守られることにより走行中の
安全性が高まるとともに事故の防止にも大きな効果をも
たらす。また、後退による発進をする場合に使用すれ
ば、走行中の自動車に停止を求めることができ、後退を
優先してもらうことにより、安全かつ迅速に後退するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】自動車１例の斜視図である。

【図２】自動車のハンドル部分１例の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１自動車２後部ガラス３灯火
用ランプ４ハンドル５操作レバー６操作
スイッチ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】（イ）自動車（１）の後部ガラス（２）
に灯火用ランプ（３）を取りつける。（ロ）灯火用ランプ（３）と操作スイッチ（６）をコ
ードにより配線する。（ハ）操作スイッチ（６）をハンドル（４）の側面部
分に設けられた前照灯の操作レバー（５）の上部に設け
る。以上のごとく構成された車間距離警告灯。
【請求項２】自動車（１）の後部ガラス（２）に灯火用
ランプ（３）を取りつけ、これとコード配線した操作ス
イッチ（６）を運転席まわりに設けた、請求項１の車間
距離警告灯。
【請求項３】自動車（１）の後部に灯火用ランプ（３）
を設け、これとコード配線した操作スイッチ（６）を運
転席まわりに設けた、請求項１の車間距離警告灯。