JPH0657740U - 後方走行車への走行状態告知装置 - Google Patents
後方走行車への走行状態告知装置Info
- Publication number
- JPH0657740U JPH0657740U JP4886091U JP4886091U JPH0657740U JP H0657740 U JPH0657740 U JP H0657740U JP 4886091 U JP4886091 U JP 4886091U JP 4886091 U JP4886091 U JP 4886091U JP H0657740 U JPH0657740 U JP H0657740U
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- JP
- Japan
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- vehicle
- automobile
- lights
- light
- traveling
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】前方を走行しているストップランプを点灯した
自動車が停車しているのか、徐行しているのかを後方を
走行している自動車に明確に知らせ、追突事故等を未然
に防ぐことができる走行状態告知装置を提供することを
目的としている。 【構成】後続の自動車から視認できる自動車の所望位置
に設けられる表示部を備え、この表示部に自動車の走行
速度が一定速度以下になると点灯する徐行告知灯および
略停止状態になると点灯する停止告知灯が設けられてい
る構成とした。
自動車が停車しているのか、徐行しているのかを後方を
走行している自動車に明確に知らせ、追突事故等を未然
に防ぐことができる走行状態告知装置を提供することを
目的としている。 【構成】後続の自動車から視認できる自動車の所望位置
に設けられる表示部を備え、この表示部に自動車の走行
速度が一定速度以下になると点灯する徐行告知灯および
略停止状態になると点灯する停止告知灯が設けられてい
る構成とした。
Description
【0001】
この考案は、後方を走行している他の自動車に走行状態を知らせる走行状態告 知装置に関する。
【0002】
自動車の保有台数が年々増え続け、近年では、のべにすると、国民の2人に1 人が自動車を保有するまでになっている。 したがって、高速道路でも渋滞が日常茶飯事になっており、この渋滞による交 通事故も激増している。
【0003】 ところで、この高速道路での渋滞によって起こる事故としては、前方不注意に よる追突事故が多い。 そこで、最近の自動車には、ストップランプをボディ方向の両側部に設けるだ けでなく、リヤウインドーの上端縁など比較的高い位置に、ストップランプを設 け、後方を走行している自動車の運転手により注意を促すようにしている。
【0004】
しかし、ストップランプは、ブレーキペダルを踏むと、点灯するようになって いるため、減速中なのか、停止中なのか中々分かりにくい。そのため、カーブで 減速したのか、渋滞で停止しているのか判断がつきにくく、判断を誤って追突事 故を起こすこともある。特に、トラックなどは、フットブレーキ以外に逆圧ブレ ーキを利用して減速する場合があるが、逆圧ブレーキのみを使用すると、ストッ プランプが点灯しないため、非常に危険である。
【0005】 そこで、近年では、停止する場合に、非常停止ランプを点灯させるようにした りするようになっているが、再び動きだした時に非常停止ランプの解除を忘れて そのまま走行している車もあり、却って危険な場合もある。 この考案は、このような事情に鑑みて、前方を走行しているストップランプを 点灯した自動車が停車しているのか、徐行しているのかを後方を走行している自 動車に明確に知らせることができる走行状態告知装置を提供することを目的とし ている。
【0006】
この考案は、このような目的を達成するために、後続の自動車から視認できる 自動車の所望位置に設けられる表示部を備え、この表示部に自動車の走行速度が 一定速度以下になると点灯する徐行告知灯および略停止状態になると点灯する停 止告知灯が設けられていることを特徴とする後方走行車への走行状態告知装置を 要旨としている。
【0007】
上記構成によれば、前を走行している自動車が減速して所定の速度以下になる と、ストップランプが点灯しているしていないにかかわらず、徐行告知灯が点灯 して後方を走行している自動車に徐行状態であることを告知する。そして、完全 に停車してしまうと、停止警告灯が点灯して停止状態であることを告知する。
【0008】
以下に、この考案を、その実施例をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する 。 図1は、この考案にかかる走行状態告知装置の1実施例をあらわしている。 図にみるように、この走行状態告知装置1は、自動車2の後方ボディ21中央 部にその表示部11を後方に向けて固定されている。
【0009】 表示部11は、黄色に点灯する2つの徐行告知灯L1と赤色に点灯する2つの 停止告知灯L2とをそれぞれ備えていて、特に限定されないが、図2にみるよう な回路と連結されている。 なお、徐行告知灯L1および停止告知灯L2の配置は、特に限定されないがこ の実施例のように、徐行告知灯L1をボディの略中央に縦方向に設ける方が後続 の自動車の運転者により効果的に告知できる。
【0010】 つぎに、この走行状態告知装置1の動作を説明する。 まず、自動車2の速度センサ22とスピードメータ23とを結ぶ回路途中から 分岐させて、速度センサ22と制御回路15とを連結する。そして、たとえば、 第1コンパレータCP1の抵抗R1を調整して20km/hの電圧に設定し、第2コ ンパレータCP2の抵抗R2を1km/hの電圧に設定しておく。このようにしてお くと、ブレーキを踏んで、自動車2が減速し、その速度が20km/h以下になると 、第1点滅回路16が作動して徐行告知灯L1が点滅して後方の自動車にその状 態を告知することができる。さらに、速度が1km/h以下、すなわち、略停車状態 になると、第2点滅回路17が作動して停止告知灯L2が点滅するようになって いる。また、再び自動車2の速度が上がり、1km/hを超えると、停止告知灯L2 が消灯し、徐行告知灯L1が点滅をはじめ、20km/hを超すと、徐行告知灯L1 も消灯されるようになっている。
【0011】 なお、抵抗R1を運転席から操作して抵抗値を代えて、徐行状態の設定速度を 自由に変えることができるようにしておくことが好ましい。 図3は、この考案にかかる走行状態告知装置の別実施例をあらわしている。 図にみるように、この走行状態告知装置1は、表示部11が自動車2の車内後 部座席23上に載置されるようになっているとともに、徐行告知灯L1と停止告 知灯L2とが三角形をしている以外は、上記実施例と同様になっている。
【0012】 なお、この考案にかかる走行状態告知装置は、上記の実施例に限定されない。 たとえば、上記の実施例では、徐行警告灯および停止警告灯をそれぞれ2つずつ 備えていたが、3つ以上でも構わないし、「停止中」や「徐行中」の文字を表示 できる構造としても構わない。また、自動車の屋根に取りつけるようにしても構 わない。上記の実施例では、スピードメータに速度信号を送る速度センサの速度 信号を制御回路で受けるようにしていたが、別途専用に速度センサを設けるよう にしても構わない。
【0013】
この考案にかかる走行状態告知装置は、以上のように、後続の自動車から視認 できる自動車の所望位置に設けられる表示部を備え、この表示部に自動車の走行 速度が一定速度以下になると点灯する徐行告知灯および略停止状態になると点灯 する停止告知灯が設けられているので、前を走行している自動車が減速して所定 の速度以下になると、ストップランプが点灯しているしていないにかかわらず、 徐行告知灯が点灯して後方を走行している自動車に徐行状態であることを告知す る。そして、完全に停車してしまうと、停止告知灯が点灯して停止状態であるこ とを告知する。
【0014】 したがって、ただ単に少し減速するために、ブレーキを踏んだのか停止してい るのかを後続の自動車の運転者に正確に知らせることができ、追突事故などを未 然に防ぐことができる。
【図1】この考案にかかる走行状態告知装置の1実施例
を自動車に装着した状態をあらわす説明図である。
を自動車に装着した状態をあらわす説明図である。
【図2】その回路図である。
【図3】この考案にかかる走行状態告知装置の1実施例
を自動車に装着した状態をあらわす説明図である。
を自動車に装着した状態をあらわす説明図である。
1 走行状態告知装置 2 自動車 11 表示部 L1 徐行告知灯 L2 停止告知灯
Claims (1)
- 【請求項1】後続の自動車から視認できる自動車の所望
位置に設けられる表示部を備え、この表示部に自動車の
走行速度が一定速度以下になると点灯する徐行告知灯お
よび略停止状態になると点灯する停止告知灯が設けられ
ていることを特徴とする後方走行車への走行状態告知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4886091U JPH0657740U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 後方走行車への走行状態告知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4886091U JPH0657740U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 後方走行車への走行状態告知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657740U true JPH0657740U (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12815031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4886091U Pending JPH0657740U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 後方走行車への走行状態告知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657740U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016199072A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 株式会社小糸製作所 | 車両用表示システム |
JP2018075963A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 住友ナコ フォ−クリフト株式会社 | 産業車両 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4877875A (ja) * | 1972-01-19 | 1973-10-19 | ||
JPS58128939A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-08-01 | 「あ」 南木 | 車両用安全表示器 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4886091U patent/JPH0657740U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4877875A (ja) * | 1972-01-19 | 1973-10-19 | ||
JPS58128939A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-08-01 | 「あ」 南木 | 車両用安全表示器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016199072A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 株式会社小糸製作所 | 車両用表示システム |
JP2018075963A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 住友ナコ フォ−クリフト株式会社 | 産業車両 |
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