JPH08252736A - スイング式クランプ装置 - Google Patents

スイング式クランプ装置

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JPH08252736A
JPH08252736A JP6078495A JP6078495A JPH08252736A JP H08252736 A JPH08252736 A JP H08252736A JP 6078495 A JP6078495 A JP 6078495A JP 6078495 A JP6078495 A JP 6078495A JP H08252736 A JPH08252736 A JP H08252736A
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swing
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piston
clamp rod
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英明 横田
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Kosmek KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプ装置の損傷を防止する。 【構成】 ハウジング7のシリンダ孔11に挿入したピ
ストン12の上側に油圧室15を設けるとともに下側に
空圧室16を設ける。上記ピストン12から上向きに突
設したピストンロッド13の上部にクランプロッド22
の基部22bを揺動自在に支持する。そのクランプロッ
ド22を実線図の状態からクランプ駆動するときには、
まず、上記の空圧室16から圧縮空気を排出する。する
と、ピストン12及びピストンロッド13が戻しバネ2
0によって下向き駆動されるとともに、クランプロッド
22が圧縮コイルバネ33によってスイング位置Zから
二点鎖線図のスイング途中位置Sを経て縦向きのクラン
プ準備位置へ切換えられる。これを近接スイッチ40に
よって検出し、その検出信号に基づいて上記の油圧室1
5へ圧油を供給して、上記クランプロッド22を下向き
に強力に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランプロッドをス
イングさせる形式のクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイング式クランプ装置には、
図10に示すものが知られている。図10(a)はスイング状
態を示し、図10(b)はクランプ準備状態を示し、図10
(c)はクランプ状態を示している。この従来技術は次の
ように構成されている。
【0003】ハウジング107のシリンダ孔111に挿入した
ピストン112の上端側にクランプ用油圧室115を設けると
ともに下端側にスイング用作動室116を設け、上記ピス
トン112から上側へ突設したピストンロッド113にクラン
プロッド122の基部を揺動自在に支持し、上記ピストン1
12を上端側から下端側へ移動させることによって上記ク
ランプロッド122を図10(a)のスイング位置Zから図10
(b)のクランプ準備位置Yを経て図10(c)のクランプ位
置Xへ切換え可能に構成したものである。
【0004】上記クランプ装置は次のように作動する。
図10(c)のクランプ状態では、スイング用空圧室116か
ら圧縮空気が排出されるとともにクランプ用油圧室115
へ圧油が供給されている。これにより、クランプロッド
122によって下型102がボルスタ101の上面に押圧固定さ
れている。そのクランプ状態から図10(a)のスイング状
態へ切換える時には、油圧室115から圧油を排出すると
ともに空圧室116へ圧縮空気を供給する。すると、図10
(b)に示すように、ピストン112が上向きに駆動され
て、ピストンロッド113がクランプロッド122をクランプ
準備位置Yへ上昇させるとともに、カム溝160の下溝部
分161がローラ138に下側から接当し、そのローラ138か
ら下溝部分161へ下向きの反力が作用し始める。これに
より、上記クランプロッド122は、約45度の角度だけ強
制的に揺動され、その後、重力によって図10(a)のスイ
ング位置Zへ切換えられる。
【0005】上記の図10(a)のスイング状態から図10
(c)のクランプ状態へ切り換える時には、前記の空圧室
116から圧縮空気を排出するとともに前記の油圧室115へ
圧油を供給する。すると、前記ピストン112が下向きに
駆動されて、ピストンロッド113によってクランプロッ
ド122が下降されていく。これにより、前記カム溝160が
ローラ138を下向きに押圧するので、そのローラ138から
上記カム溝160へ上向きの反力が作用する。これによ
り、上記クランプロッド122が、枢支ピン128を中心に揺
動して図10(b)のクランプ準備位置Yへ切換わり、引き
続いて、図10(c)のクランプ位置Xへ下降駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は次の
問題が生じる。スイング位置Zのクランプロッド122を
クランプ駆動する時に、搬入誤差等によって下型102の
U溝109の位置が紙面に垂直な方向へズレている場合に
は、図10(a)中の二点鎖線図に示すように、上記クラン
プロッド122の途中部が下型102の下面角部164に接当し
て、そのクランプロッド122が傾斜姿勢に保持されたま
まで油圧室115の強力な油圧力によって下降駆動されて
いく。このため、上記クランプロッド122が折れ曲がっ
たり下型102が損傷したりするおそれがある。また、前
記のカム溝160が前記ローラ138を斜め下向きに強力に押
圧するので、そのカム溝160やローラ138も破損するおそ
れもある。本発明の目的は、クランプ装置の損傷を防止
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、スイング式クランプ装置を次のように構
成した。
【0008】(請求項1の発明)例えば、図1から図5、
又は図8と図9に示すように、ハウジング7のシリンダ
孔11に挿入したピストン12の一端側にクランプ用作
動室15を設けるとともに他端側にスイング用作動室1
6を設け、上記ピストン12から一端側へ突設したピス
トンロッド13にクランプロッド22の基部22bを揺
動自在に支持し、上記ピストン12を一端側から他端側
へ移動させることによって上記クランプロッド22をス
イング位置Zからクランプ準備位置Yを経てクランプ位
置Xへ切換え可能に構成した、スイング式クランプ装置
において、上記クランプロッド22が上記スイング位置
Zから少なくとも上記クランプ準備位置Yへ切換えられ
るように上記ピストン12を他端側へ向けて付勢する戻
しバネ20を設け、上記クランプロッド22が少なくと
も上記クランプ準備位置Yへ切換えられたことを検出す
る検出手段40を設け、その検出手段40の出力信号に
基づいて上記クランプ用作動室15へ圧力流体を供給可
能に構成したものである。
【0009】なお、上記の検出手段40は、上記クラン
プロッド22が少なくともクランプ準備位置Yへ切換え
られたことを検出するものであればよく、例えば、上記
クランプ準備位置Yとクランプ位置Xとの間の仮クラン
プ位置T(図4参照)を検出するものであってもよい。ま
た、上記の作動室15・16へ供給する流体は、圧油等
の液体や圧縮空気等の気体が考えられ、各作動室15・
16ごとに異なる種類の流体を供給してもよい。
【0010】(請求項2の発明)例えば図8と図9に示
すように、上記の請求項1の構成に次の構成を加えた。 前記ピストンロッド13に前記クランプロッド22の基
部22bを枢支具28によって揺動自在に支持し、その
枢支具28からスイング方向とは反対側の方向へ偏った
位置で上記の基部22bに被操作部31を設け、その被
操作部31を案内する操作部38を前記ハウジング7に
設け、上記の操作部38は、上記のクランプロッド22
を前記クランプ位置Xと前記クランプ準備位置Yとの間
で直線状に移動させるための第1ガイド部分71と、同
上クランプロッド22を上記クランプ準備位置Yと前記
スイング位置Zとの間で揺動させるための第2ガイド部
分72とを備えたものである。
【0011】(請求項3の発明)例えば図8と図9に示す
ように、上記の請求項2の構成において、前記の操作部
を円弧状の操作溝38によって構成して、その操作溝3
8に嵌入されるローラ74を前記の被操作部31に設け
た。
【0012】(請求項4の発明)例えば図1から図5に示
すように、前記の請求項1の構成に次の構成を加えたも
のである。前記ピストンロッド13に前記クランプロッ
ド22の基部22bを枢支具28によって揺動自在に支
持し、その枢支具28からスイング方向へ偏った位置で
上記の基部22bに被操作部31を設け、その被操作部
31を一端側から受け止める操作部38を前記ハウジン
グ7に設け、上記クランプロッド22を前記スイング位
置Zから前記クランプ準備位置Yへ向けて付勢する弾性
体Aを設けたものである。
【0013】
【作用】本発明は次のように作用する。 (請求項1の発明)請求項1の発明は、例えば図3から図
5(又は図8)に示すように、次のように作用する。図3
のスイング状態では、クランプ用作動室15から圧力流
体が排出されるとともにスイング用作動室16へ圧力流
体が供給され、ピストン12が上昇されてクランプロッ
ド22がスイング位置Zへ切換えられている。上記の図
3のスイング状態から図5のクランプ状態へ切換える時
には、上記スイング用作動室16から圧力流体を排出す
る。すると、上記ピストン12が戻しバネ20の付勢力
によって下降されていく。これにより、上記クランプロ
ッド22が、上記スイング位置Zから同上の図3中の二
点鎖線図のスイング途中位置Sを経て図4中の実線図の
クランプ準備位置Yへ切換えられ、又は、そのクランプ
準備位置Yからさらに一点鎖線図の仮クランプ位置Tへ
切換えられる。
【0014】クランプロッド22が上記クランプ準備位
置Yへ切換えられると、これを検出手段である近接スイ
ッチ40によって検出し、その近接スイッチ40の出力
信号に基づいて上記クランプ用作動室15へ圧力流体を
供給する。すると、その圧力よってピストン12が強力
に下降駆動される。これにより、上記クランプロッド2
2は、下向き駆動されて前記クランプ準備位置Y(又は
仮クランプ位置T)から図5のクランプ位置Xへ切換え
られる。
【0015】上述のクランプ工程の初期において、何ら
かの原因によって上記クランプロッド22が図3中の二
点鎖線図の途中位置Sでスイングが阻止された場合に
は、上記クランプロッド22は戻しバネ20の付勢力に
よって上記の傾斜姿勢のままで下側へ移動されていく。
そして、上記クランプロッド22がスイング途中位置S
に保持されてクランプ準備位置Yへ切換わらないので、
検出手段である近接スイッチ40の検出信号が出力され
ず、クランプ用作動室15へは圧力流体が供給されな
い。従って、クランプロッド22が流体圧力によって折
れ曲がることを防止でき、また、その流体圧力によって
被固定物である下型2が損傷することを防止できる。な
お、上記の戻しバネ20の付勢力はクランプ駆動時の油
圧力と比べると遥かに小さいので、下型2の損傷等は生
じない。ちなみに、クランプ力を4000kgfに設定した場
合には、上記バネ20の付勢力は約40kgfである。従っ
て、上記のバネ20の付勢力はクランプ力の1/100程度
の小さい力である。
【0016】上記の図5のクランプ状態から図3のスイ
ング状態へ切換えるときには、上記クランプ工程とは逆
の手順で操作される。即ち、まず、クランプ用作動室1
5から圧力流体を排出するとともにスイング用作動室1
6へ圧力流体を供給する。すると、図4中の実線図に示
すように、ピストン12が戻しバネ20に抗して上昇し
ていく。これにより、前記クランプロッド22は、クラ
ンプ準備位置Yへ上昇され、引き続いて、図3中の二点
鎖線図のスイング途中位置Sを経て実線図のスイング位
置Zへ切換えられる。
【0017】(請求項2の発明)請求項2の発明は、基
本的には上記の請求項1の発明と同様に作用するが、例
えば図8に示すように、さらに次のように作用する。実
線図のクランプ状態から一点鎖線図のスイング状態へ切
換えるときにピストン12を上昇させていくと、まず、
クランプロッド22の被操作部31が第1ガイド部分7
1に沿って上昇されて上記クランプロッド22がクラン
プ準備位置Yへ切換えられ、次いで、上記の被操作部3
1が第2ガイド部分72に沿って右上向きに移動されて
上記クランプロッド22がスイング位置Zへ切換えられ
る。
【0018】上記とは逆に、上記スイング状態において
ピストン12を下降させていくと、まず、上記の被操作
部31が第2ガイド部分72に沿って左下向き移動され
てクランプロッド22がクランプ準備位置Yへ切換えら
れ、次いで、同上の被操作部31が第1ガイド部分71
に沿って下降されて上記クランプロッド22がクランプ
位置Xへ切換えられる。
【0019】(請求項3の発明)請求項3の発明によれ
ば、例えば図8に示すように、前記クランプロッド22
の基部22bがローラ74を介して円弧状の操作溝38
に沿って円滑に移動されるので、上記クランプロッド2
2をクランプ位置Xとスイング位置Zとの間で円滑かつ
確実に切り換え可能となる。
【0020】(請求項4の発明)請求項4の発明は、基
本的には前記の請求項1の発明と同様に作用するが、例
えば図3から図5に示すように、さらに次のように作用
する。上記スイング工程において、図4中の実線図に示
すように前記クランプロッド22がクランプ準備位置Y
へ上昇されると、そのクランプロッド22の被操作部3
1が操作部38に受け止められて、その操作部38から
被操作部31へ反力が加わり始める。その反力によっ
て、上記クランプロッド22は、図3に示すように、枢
支具28を中心に揺動されてスイング位置Zへ切換えら
れる。上記のスイング操作中においては、弾性体Aであ
る圧縮コイルバネ33の付勢力によって上記の被操作部
31を操作部38に接当させておけるので、その操作部
38から被操作部31へ反力が常時作用する。そして、
上記クランプロッド22は、上記の反力によってスイン
グ操作の全域にわたって強制的に揺動操作されるので、
スイング位置Zへ確実に切換えられる。
【0021】また、前記クランプ工程において、前記の
戻しバネ20の付勢力によってピストン12を下降させ
ていくと、クランプロッド22の被操作部31も下側へ
下降されていく。しかし、その被操作部31は、弾性体
Aである圧縮コイルバネ33を余分に圧縮するだけなの
で、上記の被操作部31や操作部38が損傷しない。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。 (請求項1の発明)クランプ工程の初期において、何らか
の異常原因によってクランプロッドのスイングが途中で
阻止された場合には、上記クランプロッドは戻しバネの
付勢力によって上記の途中姿勢のままでクランプ側へ移
動されていく。そして、上記クランプロッドがスイング
途中位置に保持されてクランプ準備位置へ切換わらない
ので、検出手段からクランプ準備完了の検出信号が出力
されず、このため、クランプ用作動室へ圧力流体が供給
されない。従って、その流体圧力によってクランプロッ
ドが折れ曲がったり被固定物が損傷したりすることを防
止できる。
【0023】なお、上記の戻しバネの付勢力はクランプ
駆動時の流体圧力と比べると遥かに小さいので、被固定
物等は上記バネ力によっては損傷しない。また、上記ク
ランプロッドの異常状態を検出手段によって検出できる
ので、その異常状態をランプ表示などによって容易に確
認可能である。
【0024】(請求項2の発明)クランプロッドの基部に
設けた被操作部を第2ガイド部分に沿って移動させるこ
とにより、クランプロッドをスイング操作のほぼ全域に
わたって強制的に揺動操作できるので、そのクランプロ
ッドをスイング位置へ確実に切換えることが可能であ
る。
【0025】(請求項3の発明)クランプロッドの基部の
被操作部にローラを設けて、そのローラを円弧状の操作
溝に嵌入したので、上記クランプロッドの基部が上記ロ
ーラを介して操作溝に沿って円滑に移動される。このた
め、上記クランプロッドをクランプ位置とスイング位置
との間で円滑かつ確実に切り換え可能となる。しかも、
この効果を達成するにあたり、円弧状の操作溝にローラ
を嵌入させるだけでよいので、クランプ装置を簡素な構
成で安価に製作できる。
【0026】(請求項4の発明)スイング操作中には、弾
性体の付勢力によって被操作部を操作部へ接当させてお
けるので、その操作部から被操作部へ常時反力が作用す
る。その反力によって上記のクランプロッドをスイング
操作のほぼ全域にわたって強制的に揺動操作でき、その
クランプロッドをスイング位置へ確実に切換えることが
可能である。また、クランプ工程において、何らかの原
因によってクランプロッドが傾斜姿勢のままでクランプ
駆動された場合でも、スイング用被操作部が弾性体を圧
縮するだけなので、その被操作部やこれを受け止める操
作部などが損傷しない。
【0027】
【実施例】
(第1実施例)図1から図5は第1実施例を示してい
る。まず、図1の縦断正面図と図2の右側面図とによっ
て、クランプ装置の構成を説明する。
【0028】プレス機械のボルスタ1の上面に下型2が
載置され、その下型2がクランプ具3によって上記ボル
スタ1の上面に押圧固定される。上記ボルスタ1に形成
した凹所5の段付き部分6に、複数のボルト(図示せ
ず)によってハウジング7が固定される。なお、下型2
には、平面視でU字状の溝9が形成されている。
【0029】上記ハウジング7に形成したシリンダ孔1
1にピストン12が上下方向へ保密移動自在に挿入され
る。上記シリンダ孔11の上壁11aにピストンロッド
13が上下方向へ進退自在に支持され、そのピストンロ
ッド13の下部が上記ピストン12に固定される。上記
シリンダ孔11の上壁11aと上記ピストン12との間
に、クランプ用作動室である油圧室15が設けられる。
同上シリンダ孔11の下壁を構成するエンドプレート1
1bと同上ピストン12との間に、スイング用作動室で
ある空圧室16が形成される。符号17は圧油の給排ポ
ート、符号18は圧縮空気の給排ポートである。さら
に、上記の油圧室15内には、上記ピストン12を下向
きに付勢する戻しバネ20が設けられる。この戻しバネ
20の付勢力は、上記の空圧室16内の圧縮空気が上記
ピストン12を押し上げる力よりも小さい値に設定され
ている。
【0030】上記のピストンロッド13の先端部13a
にクランプロッド22の基部22bが揺動自在に支持さ
れる。即ち、上記クランプロッドの基部22bに右側面
視で逆U字状の溝23が形成されて、その溝23が上記
ピストンロッド13の先端部13aに外嵌される。さら
に、前記クランプロッド22の基部22bに、ボルト2
4と2つのスプリングピン25とによってプレート26
が固定される。上記ピストンロッド13の先端部13a
と上記クランプロッド22の基部22bと上記プレート
26とに、枢支具である段付きの枢支ピン28が挿入さ
れ、その枢支ピン28が止め輪29によって抜け止めさ
れる。前記クランプ具3は上記クランプロッド22の先
端部22aに固定されている。なお、上記クランプロッ
ド22の基部22bから揺動規制用ストッパー30が下
向きに突設される。
【0031】上記の枢支ピン28から横方向へ離れた位
置で上記プレート26に、ピンからなるスイング用被操
作部31が支持される。上記の被操作部31と前記ハウ
ジング7との間に、圧縮コイルバネ33からなる弾性体
Aが設けられる。即ち、上記ハウジング7にバネ収容穴
34が形成され、その穴34の底壁に上記の圧縮コイル
バネ33の下端が受け止められる。上記の圧縮コイルバ
ネ33の上端は、バネ受け具35を介して上記の被操作
部31の周面によって受け止められる。そのバネ受け具
35は、ピン製のスイング用被操作部31に対して図2
中で紙面に垂直な方向へ移動可能とされる。
【0032】さらに、前記ハウジング7の上面に、図1
中で逆L字状のブロック37が複数のボルト(図示せず)
によって固定される。そのブロック37の左上部に設け
たスイング用操作部38が、前記の被操作部31に上側
から対面される。その操作部38は、横方向へ延びる操
作面によって構成されている。上記ブロック37に、ク
ランプ準備状態検出用の近接スイッチ40とスイング状
態検出用の近接スイッチ41とが支持される。これら近
接スイッチ40・41に対応して、クランプ準備状態の
被検出部43とスイング状態の被検出部44とが前記プ
レート26に設けられる。
【0033】上記クランプ装置の作動を図3から図5に
よって説明する。図3はスイング状態を示し、図4はク
ランプ準備状態を示し、図5はクランプ状態を示してい
る。 主として図3に示すように、油圧源Pは、油圧切換弁4
6を経てクランプ用油圧室15へ接続される。符号47
は圧力スイッチである。また、空圧源Qは、空圧切換弁
48を経てスイング用作動室16へ接続される。上記の
2つの切換弁46・48と圧力スイッチ47と前記の近
接スイッチ40・41が制御装置49へ接続される。
【0034】上記の図3のスイング状態では、油圧切換
弁46が排出位置Nに切換えられて油圧室15から圧油
が排出されるとともに、空圧切換弁48が供給位置Eに
切り換えられて空圧室16へ圧縮空気が供給されてい
る。その圧縮空気の圧力によって、前記ピストン12が
前記の戻しバネ20に抗して上昇されている。これによ
り、前記クランプロッド22のスイング用被操作部31
が前記ブロック37のスイング用操作部38によって受
け止められて、そのクランプロッド22がスイング位置
Zへ下向き揺動されている。これが前記プレート26の
被検出部44(図1参照)を介して前記の近接スイッチ4
1によって検出されている。
【0035】上記の図3のスイング状態から図5のクラ
ンプ状態へ切換える時には、上記の空圧切換弁48を排
出位置Fへ切換えて、上記の空圧室16から圧縮空気を
排出する。これにより、前記の戻しバネ20の付勢力に
よってピストン12がクランプロッド22を下向きに駆
動していく。すると、上記クランプロッド22は、前記
の圧縮コイルバネ33の上向き付勢力によって枢支ピン
28を中心に上向きに揺動され、同上の図3中の二点鎖
線図のスイング途中位置Sを経て、図4中の実線図のク
ランプ準備位置Yへ切換えられる。なお、上記の戻しバ
ネ20の付勢力を前記の圧縮コイルバネ33の付勢力と
ピストン12等の摺動抵抗力との合力よりも大きい値に
設定した場合には、その戻しバネ20が上記ピストン1
2をさらに下降させるので、クランプロッド22は上記
クランプ準備位置Yから同上の図4中の一点鎖線図の仮
クランプ位置Tへ切換えられる。
【0036】クランプロッド22が前記クランプ準備位
置Yへ切換えられると、これが前記プレート26の被検
出部43(図1参照)を介して前記の近接スイッチ40に
よって検出され、その近接スイッチ40の出力信号に基
づいて前記の制御装置49が前記の油圧切換弁46を供
給位置Mへ切換える。すると、図5に示すように、前記
の油圧室15へ圧油が供給され、その油圧力よってピス
トン12が強力に下降駆動される。これにより、上記ク
ランプロッド22は、下向き駆動されて前記クランプ準
備位置Y(又は仮クランプ位置T)からクランプ位置Xへ
切換えられ、前記クランプ具3が下型2をボルスタ1の
上面へ押圧する。そして、上記の油圧室15の圧力が設
定圧力に到達したことを前記の圧力スイッチ47によっ
て検出することによって、上記クランプ状態が得られた
ことが確認される。
【0037】上述のクランプ工程において、下型2の搬
入誤差等によってU字状溝9の位置が正しい位置から紙
面に垂直な方向へズレている場合には、上記クランプロ
ッド22は、前記の図3中の二点鎖線図に示すように、
下金型2の下面角部2aに接当して、戻しバネ20の付
勢力によってスイング途中位置Sの傾斜姿勢のままで下
側へ移動されていく。そして、上記クランプロッド22
がスイング途中位置Sに保持されてクランプ準備位置Y
へ切換わらないので、近接スイッチ40の検出信号が出
力されず、上記の油圧室15へは圧油が供給されない。
従って、その油圧力によってクランプロッド22等が折
り曲がったり下型2が損傷したりすることを防止でき
る。
【0038】なお、上記の戻しバネ20の付勢力はクラ
ンプ駆動時の油圧力と比べると遥かに小さいので、下型
2の損傷等は生じない。また、上記の戻しバネ20の付
勢力によって被操作部31も下側へ下降されていくが、
その被操作部31は、前記の圧縮コイルバネ33を余分
に圧縮するだけなので、上記の被操作部31や操作部3
8が損傷しない。
【0039】上記の図5のクランプ状態から図3のスイ
ング状態へ切換えるときには、上記クランプ工程とは逆
の手順で操作される。即ち、まず、油圧切換弁46を排
出位置Nへ切換えて油圧室15から圧油を排出するとと
もに、空圧切換弁48を供給位置Eへ切換えてスイング
用空圧室16へ圧縮空気を供給する。すると、図4中の
実線図に示すように、上記の空圧室16の圧縮空気の圧
力によってピストン12が戻しバネ20に抗して上昇し
て、前記クランプロッド22がクランプ準備位置Yへ上
昇されるので、前記クランプ具3が下型2から離間する
と共に、被操作部31が操作部38に受け止められる。
これにより、上記の操作部38から被操作部31へ反力
が加わり始める。
【0040】上記の反力によって、上記クランプロッド
22は、図3に示すように、枢支ピン28を中心に揺動
されてスイング位置Zへ切換えられる。上記のスイング
操作中においては、圧縮コイルバネ33の付勢力によっ
て上記の被操作部31を操作部38に接当させておける
ので、その操作部38から被操作部31へ反力が常時作
用する。そして、上記クランプロッド22は、上記の反
力によってスイング操作の全域にわたって強制的に揺動
操作されるので、スイング位置Zへ確実に切換えられ
る。
【0041】上記の実施例は次の長所がある。前記スイ
ング用被操作部31をピンによって構成し、前記の操作
部38を横方向へ延びる操作面によって構成したので、
上記の被操作部31と操作部38とを共に簡素な形状に
造れる。このため、クランプ装置は、スイング作動を円
滑かつ確実に行えるうえ安価に造れる。前記の弾性体A
を圧縮コイルバネ33によって構成し、その圧縮コイル
バネ33を前記クランプロッド22の基部22bと前記
ハウジング7との間に装着したので、上記の弾性体Aの
伸縮範囲が広くなって、クランプロッド22のスイング
角度を大きくできる。上記の圧縮コイルバネ33の端部
を前記スイング用被操作部31によって受け止めたの
で、その被操作部31がバネの受け止め部を兼用でき、
クランプ装置の構成が簡素化する。
【0042】なお、上記の第1実施例は、次のように変
更可能である。上記の圧縮コイルバネ33の上端は、上
記の被操作部31で受け止めることに代えて、クランプ
ロッド22の基部22bで直接に受け止めてもよい。前
記の弾性体Aは、バネに代えて、ウレタン等のゴムによ
って構成することも可能である。前記の枢支ピン28
は、円柱状に形成することが好ましいが、パイプ状に形
成してもよい。前記スイング用被操作部31は、ピンに
代えて、球体であってもよい。
【0043】図6は、前記ブロック37の変形例を示し
ている。この場合、ブロック37の上部が逆U字状に形
成されており、前記の横方向へ延びるスイング用操作部
38と上下方向へ延びる直進ガイド部51とが連ねて設
けられる。
【0044】図7は、別の変形例を示し、クランプ装置
の縦断正面図である。この別の変形例においては、前記
の弾性体Aがネジリバネ56によって構成されている。
そのネジリバネ56の一端が上記ピストンロッド13の
先端部13aに連結され、同上ネジリコイルバネ56の
他端が前記クランプロッド22の基部22bに連結され
る。 なお、符号31は前記スイング用被操作部を示してい
る。また、符号38は前記の操作部を示し、これが前記
ブロック37に設けられている。
【0045】(第2実施例)図8と図9とは第2実施例
を示している。図8は、クランプ装置の縦断正面図で、
図9は、上記の図8のIX−IX線矢視断面図である。な
お。この第2実施例では、上記の第1実施例と同じ構成
の要素には原則として同一の符号を付けて説明する。
【0046】この第2実施例のクランプ装置は、前記の
第1実施例と同様に、上記クランプロッド22に設けた
逆U字状の基部22b・22bがピストンロッド13の
先端部13aに枢支ピン28によって揺動自在に支持さ
れているが、前記の弾性体Aを省略した点で第1実施例
と異なる。
【0047】より詳しく説明すると、前記のブロック3
7は、上記クランプロッド22の基部22b・22bを
囲むように平面視で逆C字状に形成されており、そのブ
ロック37の底壁67が2本のボルト69によって前記
ハウジング7に固定される。上記ブロック37の両側壁
68・68に、それぞれ、円弧状の操作溝(操作部)38
が貫通される。
【0048】上記の操作溝38は、上記クランプロッド
22を実線図のクランプ位置Xと二点鎖線図のクランプ
準備位置Yとの間で直線状に移動させるための第1ガイ
ド溝(第1ガイド部分)71と、同上クランプロッド22
を上記クランプ準備位置Yと一点鎖線図のスイング位置
Zとの間で揺動させるための第2ガイド溝(第2ガイド
部分)72とによって構成される。上記の枢支ピン28
から偏心した位置で上記の基部22bから支持ピン73
・73が両外側へ突設され、各支持ピン73に設けたロ
ーラ74が前記の各操作溝38に嵌入されている。
【0049】実線図のクランプ状態では、空圧室16か
ら圧縮空気が排出されるとともに油圧室15へ圧油が供
給されており、クランプ具3が下型2をボルスタ1の上
面に押圧している。
【0050】上記クランプ状態から一点鎖線図のスイン
グ状態へ切換えるときには、油圧室15から圧油を排出
するとともに空圧室16へ圧縮空気を供給する。する
と、その空圧室16の圧縮空気によってピストン12が
戻しバネ20に抗して上昇するとともに、クランプロッ
ド22のローラ74が前記の第1ガイド溝71に沿って
上向き移動して、上記クランプロッド22が二点鎖線図
のクランプ準備位置Yへ上昇される。引き続いて、上記
ローラ74が第2ガイド溝72に沿って右上方向へ円弧
状に移動されて、同上クランプロッド22が一点鎖線図
のスイング位置Zへ揺動される。このスイング状態の検
出は、前記プレート26の被検出部44の揺動を近接ス
イッチ41によって検出することによって行われる。
【0051】上記スイング状態から前記クランプ状態へ
切換える時には、上記の空圧室16から圧縮空気を排出
する。これにより、前記の戻しバネ20の付勢力によっ
てピストン12がクランプロッド22を下向きに駆動し
ていく。すると、上記クランプロッド22のローラ74
が前記の第2ガイド溝72に沿って左下向きに円弧状に
移動され、そのクランプロッド22が二点鎖線図のクラ
ンプ準備位置Yへ移動される。この状態が前記プレート
26の被検出部43を介して近接スイッチ40によって
検出され、その出力信号に基づいて前記の油圧室15へ
圧油が供給されて、その油圧力よってピストン12が強
力に下降駆動される。これにより、上記クランプロッド
22は、上記クランプ準備位置Yからクランプ位置Xへ
切換えられるのである。
【0052】なお、上記の第2実施例では、前記ブロッ
ク37に操作溝38を凹入形成するとともに前記クラン
プロッド22に凸状の被操作部31を設けるとしたが、
これに代えて、上記ブロック37に凸状の操作部を設け
るとともに上記クランプロッド22に被操作部を凹入形
成してもよい。
【0053】上記の第1と第2の各実施例はさらに次の
ように変更可能である。クランプロッド22の位置の検
出手段は、近接スイッチ40・41に代えて、リミット
スイッチ等の他の種類の検出手段であってもよい。圧縮
空気が給排される前記の空圧室16によってスイング用
作動室を構成することに代えて、そのスイング用作動室
に圧油を給排するようにしてもよい。この場合、その作
動室の油圧力によっててピストン12を強力に上昇でき
るので、戻しバネ20の付勢力を大きくできる。このた
め、クランプロッド22をスイング位置Zからクランプ
準備位置Yへ確実に切り換えでき、さらには、そのクラ
ンプ準備位置Yから仮クランプ位置Tへ確実に切り換え
ることも可能である。
【0054】前記クランプロッド22のスイング角度
は、横方向へ搬出・搬入される際の下型2が上記クラン
プロッド22に干渉しない範囲に設定すればよい。従っ
て、そのスイング角度は、90度よりも大きくしたり小
さくしたりすることも可能である。本発明の請求項1の
発明は、前述の図10で示した従来例のクランプ装置にも
適用可能である。また、クランプ装置は、下型を押圧固
定するものに代えて、上型を押圧固定するものであって
もよく、さらに、プレス機械のみならず他の種類の機械
にも装着可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のクランプ装置の縦断正面
図である。
【図2】上記の図1の右側面視の部分断面図である。
【図3】上記クランプ装置のスイング状態を示す模式図
である。
【図4】同上クランプ装置のクランプ準備状態を示す模
式図である。
【図5】同上クランプ装置のクランプ状態を示す模式図
である。
【図6】上記クランプ装置の変形例の部分図である。
【図7】同上クランプ装置の別の変形例を示し、前記の
図1に相当する部分図である。
【図8】本発明の第2実施例を示し、前記の図1に相当
する図である。
【図9】上記の図8のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】従来例の作動説明図を示し、(a)図は前記
の図3に相当する図、(b)図は前記の図4に相当する
図、(c)図は前記の図5に相当する図である。
【符号の説明】
7…ハウジング、11…シリンダ孔、12…ピストン、
13…ピストンロッド、15…クランプ用作動室(クラ
ンプ用油圧室)、16…スイング用作動室(スイング用空
圧室)、20…戻しバネ、22…クランプロッド、22
b…基部、28…枢支具(枢支ピン)、31…被操作部、
38…操作部(操作溝)、40…検出手段(クランプ準備
状態検出用の近接スイッチ)、A…弾性体(圧縮コイルバ
ネ33)、71…第1ガイド部分(第1ガイド溝)、72
…第2ガイド部分(第2ガイド溝)、74…ローラ、X…
クランプ位置、Y…クランプ準備位置、Z…スイング位
置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(7)のシリンダ孔(11)に挿
    入したピストン(12)の一端側にクランプ用作動室(1
    5)を設けると共に他端側にスイング用作動室(16)を
    設け、上記ピストン(12)から一端側へ突設したピスト
    ンロッド(13)にクランプロッド(22)の基部(22b)
    を揺動自在に支持し、上記のピストン(12)を一端側か
    ら他端側へ移動させることによって上記クランプロッド
    (22)をスイング位置(Z)からクランプ準備位置(Y)を
    経てクランプ位置(X)へ切換え可能に構成した、スイン
    グ式クランプ装置において、 上記クランプロッド(22)が上記スイング位置(Z)から
    少なくとも上記クランプ準備位置(Y)へ切換えられるよ
    うに上記ピストン(12)を他端側へ向けて付勢する戻し
    バネ(20)を設け、上記クランプロッド(22)が少なく
    とも上記クランプ準備位置(Y)へ切換えられたことを検
    出する検出手段(40)を設け、その検出手段(40)の出
    力信号に基づいて上記クランプ用作動室(15)へ圧力流
    体を供給可能に構成した、ことを特徴とするスイング式
    クランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のスイング式クランプ装置にお
    いて、 前記ピストンロッド(13)に前記クランプロッド(22)
    の基部(22b)を枢支具(28)によって揺動自在に支持
    し、その枢支具(28)からスイング方向とは反対側の方
    向へ偏った位置で上記の基部(22b)に被操作部(31)
    を設け、その被操作部(31)を案内する操作部(38)を
    前記ハウジング(7)に設け、 上記の操作部(38)は、上記のクランプロッド(22)を
    前記クランプ位置(X)と前記クランプ準備位置(Y)との
    間で直線状に移動させるための第1ガイド部分(71)
    と、同上クランプロッド(22)を上記クランプ準備位置
    (Y)と前記スイング位置(Z)との間で揺動させるための
    第2ガイド部分(72)とを備える、ことを特徴とするス
    イング式クランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のスイング式クランプ装置にお
    いて、 前記の操作部を円弧状の操作溝(38)によって構成し
    て、その操作溝(38)に嵌入されるローラ(74)を前記
    の被操作部(31)に設けた、ことを特徴とするスイング
    式クランプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のスイング式クランプ装置にお
    いて、 前記ピストンロッド(13)に前記クランプロッド(22)
    の基部(22b)を枢支具(28)によって揺動自在に支持
    し、その枢支具(28)からスイング方向へ偏った位置で
    上記の基部(22b)に被操作部(31)を設け、その被操
    作部(31)を一端側から受け止める操作部(38)を前記
    ハウジング(7)に設け、上記クランプロッド(22)を前
    記スイング位置(Z)から前記クランプ準備位置(Y)へ向
    けて付勢する弾性体(A)を設けた、ことを特徴とするス
    イング式クランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192812A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Tokyo Seimitsu Co Ltd プローバ用カセット搬送機構
CN103659439A (zh) * 2013-11-29 2014-03-26 大连华根机械有限公司 气动有无料识别装置
JP2015512797A (ja) * 2012-04-12 2015-04-30 ボアトー,クリストフ ワークピースを工具の上に締め付けるための装置
JP2015223647A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 パスカルエンジニアリング株式会社 クランプ装置
WO2019177366A1 (ko) * 2018-03-13 2019-09-19 삼성전자 주식회사 고정 장치 및 그를 포함하는 가공 장치
JP2021020299A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社コスメック スイングクランプ

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