JPH07136884A - スイング式クランプ装置 - Google Patents

スイング式クランプ装置

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JPH07136884A
JPH07136884A JP29198093A JP29198093A JPH07136884A JP H07136884 A JPH07136884 A JP H07136884A JP 29198093 A JP29198093 A JP 29198093A JP 29198093 A JP29198093 A JP 29198093A JP H07136884 A JPH07136884 A JP H07136884A
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clamp
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clamp rod
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプ装置の損傷を防止する。 【構成】 ハウジング7に挿入したピストン12によっ
て駆動ロッド13を上下方向へ駆動する。その駆動ロッ
ド13の先端部13aにクランプロッド22の基部22
bを枢支ピン28によって揺動自在に支持する。その枢
支ピン28から横方向へ離れた位置で上記クランプロッ
ド22の基部22bにスイング用被操作部31を設け
る。その被操作部31に上側から対面するブロック37
を前記ハウジング7に固定し、そのハウジング7と上記
の被操作部31との間に圧縮コイルバネ33を装着す
る。クランプロッド22をスイング位置Zからクランプ
位置Xへ切換える時には、ピストン12によって駆動ロ
ッド13を下向きに駆動する。すると、上記クランプロ
ッド22は、上記バネ33によってスイング位置Zから
アンクランプ位置Yへ揺動され、その後、クランプ位置
Xへ下降駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランプロッドをス
イングさせる形式のクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイング式クランプ装置には、
図6に示すものが知られている。図6(a)はクランプ状
態を示し、図6(b)はアンクランプ状態を示し、図6
(c)はスイング状態を示している。この従来技術は、図
6(c)に示すように、次のように構成されている。
【0003】ハウジング107にピストンロッド113を上下
移動自在に支持し、そのピストンロッド113の上部にク
ランプロッド122の基部を枢支ピン128によって揺動自在
に支持し、そのクランプロッド122の基部にカム溝160を
設け、そのカム溝160にローラ138を下側から係合させ、
そのローラ138を上記ハウジング107に支持したものであ
る。
【0004】上記クランプ装置は次のように作動する。
図6(a)のクランプ状態では、クランプロッド122によ
って下型102がボルスタ101の上面に押圧固定されてい
る。そのクランプ状態から図6(c)のスイング状態へ切
換える時には、ピストン112を上向きに駆動する。する
と、図6(b)に示すように、ピストンロッド113がクラ
ンプロッド122をアンクランプ位置Yへ上昇させるとと
もに、カム溝160の下溝部分161が前記ローラ138に下側
から接当し、そのローラ138から下溝部分161へ下向きの
反力が作用し始める。これにより、上記クランプロッド
122は、約45度の角度だけ強制的に揺動され、その後、
重力によって図6(c)のスイング位置Zへ切換えられ
る。
【0005】上記の図6(c)のスイング状態から図6
(a)のクランプ状態へ切り換える時には、上記ピストン
112を下向きに駆動して、ピストンロッド113によってク
ランプロッド122を下降させていく。すると、上記カム
溝160がローラ138を下向きに押圧するので、そのローラ
138から上記カム溝160へ上向きの反力が作用する。これ
により、上記クランプロッド122が、枢支ピン128を中心
に揺動して図6(b)のアンクランプ位置Yへ切換わり、
引き続いて、図6(a)のクランプ位置Xへ下降駆動され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は次の
問題が生じる。スイング位置Zのクランプロッド122を
クランプ駆動する時に、搬入誤差によって下型102のU
溝109の位置がズレている場合には、図6(c)中の二点
鎖線図に示すように、上記クランプロッド122の途中部
が下型102の下面角部164に接当してしまう。このため、
そのクランプロッド122が傾斜姿勢に保持されたままで
クランプ駆動されていき、前記カム溝160が前記ローラ1
38を斜め下向きに強力に押圧するので、そのカム溝160
又はローラ138が破損してしまう。
【0007】さらに、アンクランプ位置Yのクランプロ
ッド122をスイング位置Zへ切換え駆動する時におい
て、カム溝160の右側が開放されているので、ローラ138
が下溝部分161を強制的に揺動操作できる角度は約45度
であり、それ以上の揺動はクランプロッド122の重力に
よってなされる。このため、枢支ピン128等に異物が噛
み混んだ場合には上記クランプロッド122をスイング位
置Zへ切換えできない。また、約45度の角度しか強制的
に揺動操作できないので、下型用クランプ装置に使用で
きるが、上型用クランプ装置に使用するのは困難であ
る。
【0008】本発明の第1の目的は、クランプ装置の損
傷を防止することにある。また、本発明の第2の目的
は、クランプロッドを所望のスイング位置へ確実に切換
えできるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば、図1から図3、又は図5に示
すように、クランプ装置を次のように構成したものであ
る。
【0010】ハウジング7に駆動ロッド13を軸心方向
へ進退自在に支持し、その駆動ロッド13を進退操作す
る駆動手段20を上記ハウジング7に設け、上記の駆動
ロッド13の先端部13aにクランプロッド22の基部
22bを枢支具28によって揺動自在に支持して、その
クランプロッド22を縦向きのアンクランプ位置Yから
横方向へ傾いたスイング位置Zへスイング可能に構成し
た、スイング式クランプ装置において、上記クランプロ
ッド22を上記スイング位置Zから上記アンクランプ位
置Yへ弾圧する弾性体Aを設け、上記の枢支具28から
横方向へ離れた位置で上記クランプロッド22の基部2
2bにスイング用被操作部31を設けるとともに、その
クランプロッド22の先端部22a側から上記の被操作
部31に対面する操作部38を横方向へ延設して、その
操作部38を前記ハウジング7に固設した。
【0011】なお、上述の構成において、次の(1)から
(3)の構成のうちの少なくとも一つの構成を付加するこ
とが好ましい。 (1) 前記スイング用被操作部31をピンによって構成
し、前記の操作部38を横方向へ延びる操作面によって
構成する。 (2) 前記の弾性体Aを圧縮コイルバネ33によって構
成し、その圧縮コイルバネ33を前記クランプロッド2
2の基部22bと前記ハウジング7との間に装着する。 (3) 上記の圧縮コイルバネ33の一端部を前記スイン
グ用被操作部31によって受け止めるとともに、そのバ
ネ33の他端部を上記ハウジング7によって受け止めて
構成したもの。
【0012】
【作用】本発明は、例えば図1に示すように、次のよう
に作用する。図1(a)のクランプ状態では、駆動手段2
0によって駆動ロッド13が下向きに後退されて、クラ
ンプロッド22がクランプ位置Xへ駆動されている。上
記の図1(a)のクランプ状態から図1(c)のスイング状
態へ切換える時には、上記の駆動手段20によって駆動
ロッド13を上向きに進出させる。
【0013】すると、まず、図1(b)に示すように、上
記の駆動ロッド13がクランプロッド22をアンクラン
プ位置Yへ切換えるとともに、スイング用被操作部31
が操作部38に受け止められ、その操作部38から上記
の被操作部31へ下向きの反力が加わり始める。その反
力によって、上記クランプロッド22は、枢支ピン28
を中心に揺動されてスイング位置Zへ切換えられる。 上記のスイング操作中においては、弾性体Aの弾圧力に
よって上記の被操作部31を操作部38に接当させてお
けるので、その操作部38から被操作部31へ反力が常
時作用する。上記クランプロッド22は、上記の反力に
よってスイング操作の全域にわたって強制的に揺動操作
されるので、スイング位置Zへ確実に切換えられる。
【0014】上記の図1(c)のスイング状態から図1
(a)のクランプ状態へ切り換える時には、駆動手段20
によって駆動ロッド13を下向きに後退させていく。す
ると、上記クランプロッド22は、弾性体Aの弾圧力に
よって、まず、同図中の二点鎖線図に示すように枢支ピ
ン28を中心に揺動され、次いで、図1(b)のアンクラ
ンプ位置Yへ揺動される。その後、上記クランプロッド
22が図1(a)のクランプ位置Xへ下降駆動される。
【0015】上記クランプ駆動時において、下型等の被
固定物2の搬入位置がズレている場合には、駆動手段2
0が上記クランプロッド22を図1(c)中の二点鎖線図
の傾斜姿勢のままで下側へクランプ駆動していく。これ
により、前記スイング用被操作部31も下降駆動されて
いくが、その被操作部31は、前記の弾性体Aを圧縮す
るだけなので、装置の構成部材が損傷しない。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。クランプ駆動時におい
て、クランプロッドが傾斜姿勢のままでクランプ駆動さ
れた場合であっても、スイング用被操作部が弾性体を圧
縮するだけなので、クランプ装置の構成部材が損傷しな
い。さらに、スイング操作中には、弾性体の弾圧力によ
って被操作部を操作部へ接当させておけるので、その操
作部から被操作部へ常時反力が作用する。その反力によ
って上記クランプロッドをスイング操作の全域にわたっ
て強制的に揺動操作できるので、そのクランプロッドを
スイング位置へ確実に切換えることが可能となる。
【0017】なお、前述の構成において、次の構成を付
加した場合には、さらに下記の効果を奏する。 (1) 前記スイング用被操作部をピンによって構成し、
前記の操作部を横方向へ延びる操作面によって構成した
場合には、上記の被操作部と操作部とを共に簡素な形状
に造れるので、スイング作動を円滑かつ確実に行えるう
えクランプ装置の製作費が安くなる。 (2) 前記の弾性体を圧縮コイルバネによって構成し、
その圧縮コイルバネを前記クランプロッドの基部と前記
ハウジングとの間に装着した場合には、上記の弾性体の
伸縮範囲が広くなるので、スイング角度を大きくでき
る。 (3) 上記の圧縮コイルバネの端部を前記スイング用被
操作部によって受け止めた場合には、その被操作部がバ
ネの受け止め部を兼用できるので、装置の構成が簡素化
する。
【0018】
【実施例】
(第1実施例)図1から図3は第1実施例を示している。
まず、図2の縦断正面図と図3の右側面図とによって、
クランプ装置の構成を説明する。
【0019】プレス機械のボルスタ1の上面に下型2が
載置され、その下型2がクランプ具3によって上記ボル
スタ1の上面に押圧固定される。上記ボルスタ1に形成
した凹所5の段付き部分6に、複数のボルト(図示せず)
によってハウジング7が固定される。なお、下型2に
は、平面視でU字状の溝9が形成されている。
【0020】上記ハウジング7に形成したシリンダ孔1
1にピストン12が上下方向へ保密移動自在に挿入され
る。上記シリンダ孔11の上壁11aに駆動ロッド13
が軸心方向(ここでは上下方向)へ進退自在に支持され、
その駆動ロッド13の下部が上記ピストン12に固定さ
れる。上記シリンダ孔11の上壁11aと上記ピストン
12との間にクランプ用油圧室15が形成され、同上シ
リンダ孔11の下壁を構成するエンドプレート11bと
同上ピストン12との間にスイング用空圧室16が形成
される。符号17は圧油の給排ポートで、符号18は圧
縮空気の給排ポートである。上記ピストン12と上記ク
ランプ用油圧室15と上記スイング用空圧室16とによ
って、上記の駆動ロッド13を進退操作する駆動手段2
0が構成されている。
【0021】上記の駆動ロッド13の先端部13aにク
ランプロッド22の基部22bが揺動自在に支持され
る。即ち、上記クランプロッドの基部22bに右側面視
で逆U字状の溝23が形成されて、その溝23が上記の
駆動ロッド13の先端部13aに外嵌される。さらに、
上記クランプロッド22の基部22bに、ボルト24と
2つのロールピン25とによってプレート26が固定さ
れる。上記の駆動ロッド13の先端部13aと上記クラ
ンプロッド22の基部22bと上記プレート26とに、
段付きの枢支ピン28が挿入され、その枢支ピン28が
止め輪29によって抜け止めされる。前記クランプ具3
は上記クランプロッド22の先端部22aに固定されて
いる。なお、上記クランプロッド22の基部22bから
揺動規制用ストッパー30が突設される。
【0022】上記の枢支ピン28から横方向へ離れた位
置で上記プレート26に、ピンからなるスイング用被操
作部31が支持される。上記の被操作部31と前記ハウ
ジング7との間に、圧縮コイルバネ33からなる弾性体
Aが設けられる。即ち、上記ハウジング7にバネ収容穴
34が形成され、その穴34の底壁に上記の圧縮コイル
バネ33の下端が受け止められる。上記の圧縮コイルバ
ネ33の上端は、バネ受け具35を介して上記の被操作
部31の周面によって受け止められる。そのバネ受け具
35は、図3上の紙面に垂直な方向へ所定範囲内で移動
可能とされる。
【0023】さらに、前記ハウジング7の上面に逆L字
状のブロック37が複数のボルト(図示せず)によって固
定される。そのブロック37の上左部に設けたスイング
用操作部38が、前記の被操作部31に上側から対面さ
れる。その操作部38は、横方向へ延びる操作面によっ
て構成されている。上記ブロック37に、クランプ状態
検出用の近接スイッチ40とスイング状態検出用の近接
スイッチ41とが支持される。これら近接スイッチ40
・41に対応して、クランプ状態の被検出部43とスイ
ング状態の被検出部44とが前記プレート26に設けら
れる。
【0024】上記クランプ装置の作動を図1によって説
明する。図1(a)はクランプ状態を示し、図1(b)はア
ンクランプ状態を示し、図1(c)はスイング状態を示し
ている。図1(a)のクランプ状態では、スイング用空圧
室16から圧縮空気が排出されるとともに、クランプ用
油圧室15へ圧油が供給されている。これにより、ピス
トン12が下向きに駆動され、駆動ロッド13がクラン
プロッド22をクランプ位置Xへ駆動して、クランプ具
3が下型2を押圧している。
【0025】上記の図1(a)のクランプ状態から図1
(c)のスイング状態へ切り換える時には、クランプ用油
圧室15から圧油を排出するとともに、スイング用空圧
室16へ圧縮空気を供給して、ピストン12を上向きに
駆動していく。すると、図1(b)に示すように、まず、
上記の駆動ロッド13がクランプロッド22をアンクラ
ンプ位置Yへ上向きに駆動していき、クランプ具3が下
型2から離間するとともに、被操作部31が操作部38
に受け止められる。これにより、上記の操作部38から被
操作部31へ反力が加わり始める。
【0026】上記の反力によって、上記クランプロッド
22は、図1(c)に示すように、枢支ピン28を中心に
揺動されてスイング位置Zへ切換えられる。上記のスイ
ング操作中においては、圧縮コイルバネ33の弾圧力に
よって上記の被操作部31を操作部38に接当させてお
けるので、その操作部38から被操作部31へ反力が常
時作用する。上記クランプロッド22は、上記の反力に
よってスイング操作の全域にわたって強制的に揺動操作
されるので、スイング位置Zへ確実に切換えられる。
【0027】上記の図1(c)のスイング状態から図1
(a)のクランプ状態へ切り換える時には、クランプ装置
は上記とは逆の手順で作動する。即ち、上記の図1(c)
のスイング状態において、スイング用空圧室16から圧
縮空気を排出するとともに、クランプ用油圧室15へ圧
油を供給すると、ピストン12が駆動ロッド13を介し
てクランプロッド22を下向きに駆動していく。これに
より、上記クランプロッド22は、圧縮コイルバネ33
の弾圧力によって、まず、同図中の二点鎖線図に示すよ
うに枢支ピン28を中心に揺動され、次いで、図1(b)の
アンクランプ位置Yへ揺動される。その後、上記クラン
プロッド22が図1(a)のクランプ位置Xへ下降駆動さ
れる。
【0028】上記クランプ駆動時において、下型2の搬
入誤差によってU字状溝9の位置が正しい位置からズレ
ている場合には、上記クランプロッド22は、図1(c)
中の二点鎖線図の姿勢で下金型2の下面角部2aに接当
して、その傾斜姿勢のままで下側へクランプ駆動されて
いく。これにより、被操作部31も下側へ下降されてい
くが、その被操作部31は、前記の圧縮コイルバネ33
を余分に圧縮するだけなので、装置の構成部材が損傷し
ない。
【0029】なお、前記の圧縮コイルバネ33の上端
は、上記の被操作部31で受け止めることに代えて、ク
ランプロッド22の基部22bで直接に受け止めてもよ
い。
【0030】図4は、前記ブロック37の変形例を示し
ている。この場合、ブロック37の上部が逆U字状に形
成されており、前記の横方向へ延びるスイング用操作部
38と上下方向へ延びる直進ガイド部51とが連ねて設
けられる。
【0031】(第2実施例)図5は、第2実施例のクラン
プ装置の縦断正面図である。この第2実施例において
は、上記の第1実施例と同じ構成の要素には同一の符号
を付けて説明する。 前記の駆動手段20が、単動バネ復帰式の油圧シリンダ
で構成される。即ち、ピストン12の上側にクランプ用
油圧室15が形成され、そのピストン12及び駆動ロッ
ド13の下側に上昇用バネ55が装着される。前記の弾
性体Aは、ネジリバネ56によって構成されている。そ
のネジリバネ56の一端が上記の駆動ロッド13の先端
部13aに連結され、同上ネジリコイルバネ56の他端
が前記クランプロッド22の基部22bに連結される。
なお、符号31は前記スイング用被操作部を示してい
る。また、符号38は前記の操作部を示し、これが前記
ブロック37に設けられている。
【0032】上記の各実施例は次のように変更可能であ
る。前記の駆動手段20は、空圧力によってクランプ駆
動する形式のものであってもよく、さらに、流体圧シリ
ンダに代えて、ネジ螺合によって駆動ロッドを進退させ
るものであってもよい。前記の弾性体Aは、バネに代え
て、ウレタンゴム等によって構成することも可能であ
る。
【0033】前記の枢支ピン28は、円柱状に形成する
ことが好ましいが、パイプ状に形成してもよい。前記ス
イング用被操作部31は、ピンに代えて、球体であって
もよい。前記クランプロッド22のスイング角度は、横
方向へ搬出・搬入される際の下型2が上記クランプロッ
ド22に干渉しない範囲に設定すればよい。従って、そ
のスイング角度は、上記の90度よりも大きくしたり小
さくしたりすることも可能である。クランプ装置は、上
型を押圧固定するものであってもよく、さらに、プレス
機械のみならず他の種類の機械に装着可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のクランプ装置の作動説明
図で、図1(a)はクランプ状態を示し、図1(b)はアン
クランプ状態を示し、図1(c)はスイング状態を示して
いる。
【図2】上記クランプ装置の縦断正面図である。
【図3】上記の図2の右側面図である。
【図4】上記クランプ装置に設けたスイング用操作部の
変形例を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示し、前記の図2に相当
する図である。
【図6】従来例を示し、前記の図1に相当する図であ
る。
【符号の説明】
7…ハウジング、13…駆動ロッド、13a…先端部、
20…駆動手段、22…クランプロッド、22a…先端
部、22b…基部、28…枢支具(枢支ピン)、31…ス
イング用被操作部、38…操作部、A…弾性体(圧縮コ
イルバネ33・ネジリバネ56)、Y…アンクランプ位
置、Z…スイング位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(7)に駆動ロッド(13)を軸
    心方向へ進退自在に支持し、その駆動ロッド(13)を進
    退操作する駆動手段(20)を上記ハウジング(7)に設
    け、上記の駆動ロッド(13)の先端部(13a)にクラン
    プロッド(22)の基部(22b)を枢支具(28)によって
    揺動自在に支持して、そのクランプロッド(22)を縦向
    きのアンクランプ位置(Y)から横方向へ傾いたスイング
    位置(Z)へスイング可能に構成した、スイング式クラン
    プ装置において、 上記クランプロッド(22)を上記スイング位置(Z)から
    上記アンクランプ位置(Y)へ弾圧する弾性体(A)を設
    け、 上記の枢支具(28)から横方向へ離れた位置で上記クラ
    ンプロッド(22)の基部(22b)にスイング用被操作部
    (31)を設けるとともに、そのクランプロッド(22)の
    先端部(22a)側から上記の被操作部(31)に対面する
    操作部(38)を横方向へ延設して、その操作部(38)を
    前記ハウジング(7)に固設した、ことを特徴とするスイ
    ング式クランプ装置。
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