JPH0824791A - 流動層風篩装置 - Google Patents
流動層風篩装置Info
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- JPH0824791A JPH0824791A JP6162478A JP16247894A JPH0824791A JP H0824791 A JPH0824791 A JP H0824791A JP 6162478 A JP6162478 A JP 6162478A JP 16247894 A JP16247894 A JP 16247894A JP H0824791 A JPH0824791 A JP H0824791A
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Abstract
率よく除去する流動層風篩装置を提供する。 【構成】 フィルター20により垂直方向に筐体10を
2分し、下方の送風チャンバー11から所定の圧力の空
気を上部の流動層チャンバー12に導入する。流動層チ
ャンバー12の内部で被風篩物30は個々の粒子の間隔
が広げられ、混入異物31が自由に動けるようになる。
被風篩物30よりも重たい混入異物31はフィルター2
0上に落下する。また、混入異物31が磁性体の場合、
磁石22に吸引され捕集される。
Description
工程において混入する金属粉等の異物を除去するための
流動層風篩装置に関するものである。
料中には、パワーミル等の粉砕機により材料を粉砕する
際に、金属粉等の異物が混入する場合が多い。また、製
剤の前工程として、主薬原料の混合度を高めたり、粗大
粒や凝集粉末を細かく粉砕するために、30〜120me
shのスクリーンを用いて篩過する工程が行われている。
このときにも、篩過装置のスクリーンが破損して金属粉
又は金属片が混入する場合がある。さらに、円筒押出式
製粒装置等においても、パンチングメタルの破損や流動
層造粒装置に用いられているコンテナースクリーンの切
断損傷により金属粉又は金属片が混入する場合がある。
すなわち、製造途中の顆粒剤や散剤には金属粉や金属片
等の異物が混入しているおそれがある。
剤や散剤中に金属粉等の異物が混入していてはならず、
金属粉等を除去しなければならない。そのため、顆粒剤
や散剤中に磁石を入れ、撹拌する方法や、移送経路の一
部に磁石を固定し、その上を顆粒剤や散剤を移送するこ
とにより、混入した金属粉等を除去する方法が採られて
いる。しかし、混入した金属粉が非磁性体の場合、磁石
に吸着されず捕集することはできない。また、混入した
金属粉が磁性体の場合であっても、一旦磁石に吸着され
た金属粉が他の粒子の衝突によって磁石から外れる場合
がある。また、混入した金属粉の周囲を他の粉末粒子が
取り囲んでいる場合、金属粉自身に移動の自由がなく、
磁石との接触の機会が少なくなり、除去が困難となる。
従って、従来の方法では、顆粒剤や散剤中に金属粉等の
異物をほぼ完全に除去することはできないという問題点
を有していた。
解決するためになされたものであり、混入した金属粉等
の異物が磁性体であるか非磁性体であるかにかかわりな
く、ほぼ100%除去することが可能な流動層風篩装置
を提供することを目的としている。
め、本発明の流動層風篩装置は、フィルターにより垂直
方向に分割された下部の送風チャンバーと上部の流動層
チャンバーとを有する筐体と、前記筐体の水平な所定方
向における一方の端部に設けられた被風篩物供給口及び
他方の端部に設けられた被風篩物排出口と、前記流動層
チャンバーを前記所定方向に少なくとも2つ以上に仕切
り、前記フィルター及び前記筐体の天井部とそれぞれ所
定の距離を隔てて設けられた1又は2以上の仕切板と、
前記仕切板により仕切られた前記流動層チャンバーの少
なくともいずれかの部分に設けられた磁石と、前記送風
チャンバーに設けられ、前記送風チャンバーに所定の空
気流を発生させる手段とを具備している。上記構成にお
いて、フィルターは、パンチング板、スクリーン、ろ布
及び板状焼結金属から選択されたいずれかであることが
好ましい。また、上記構成において、フィルターは、前
記所定方向に直交する方向に、略V字状断面を有するこ
とが好ましい。また、上記構成において、磁石は仕切板
により仕切られた流動層チャンバーの各部分にそれぞれ
2以上設けられていることが好ましい。また、上記構成
において、磁石の磁力は1000〜13000ガウスの
範囲であることが好ましい。また、上記構成において、
磁石は電磁石及び永久磁石から選択されたいずれかであ
ることが好ましい。また、上記構成において、送風チャ
ンバーに供給される空気は常温風又は冷却風であること
が好ましい。また、上記構成において、送風チャンバー
内部と流動層チャンバー内部の差圧は10〜200mm
H2Oの範囲であることが好ましい。また、上記構成に
おいて、被風篩物は粉粒体であることが好ましい。ま
た、上記構成において、筐体の天井部分に排気口が設け
られていることが好ましい。また、上記構成において、
筐体の天井部分にフィルター及び空気取入れ口が設けら
れていることが好ましい。また、上記構成において、被
風篩物排出口から排出された被風篩物は空気輸送により
次の工程に搬送されることが好ましい。また、上記構成
において、仕切板は2以上設けられ、それぞれ高さが異
なることが好ましい。また、上記構成において、フィル
ターからの仕切板の高さが調節可能であることが好まし
い。また、上記構成において、フィルターからの被風篩
物排出口の高さが調節可能であることが好ましい。ま
た、上記構成において、筐体は、被風篩物排出口側が被
風篩物供給口側よりも低くなるように設けられているこ
とが好ましい。また、上記構成において、筐体は傾斜可
能に設けられていることが好ましい。また、上記構成に
おいて、仕切板により仕切られた流動層チャンバーの少
なくともいずれかの部分にノズルが設けられていること
が好ましい。
置によれば、被風篩物、例えば顆粒体や粉体等は筐体の
水平な所定方向における一方の端部に設けられた被風篩
物供給口から筐体の流動層チャンバーに導入される。流
動層チャンバーの内部では、被風篩物は送風チャンバー
に導入されフィルターを通って流動層チャンバー内に発
生される空気流により巻き上げられ、個々の粒子の間隔
が広がる。被風篩物中に混入していた金属粉等の混入異
物は被風篩物よりも重たいため、自重により落下し、フ
ィルター上に堆積する。また、混入異物が磁性体の場
合、フィルター上に落下する前に磁石に吸引され、捕集
される。仕切板は、流動層チャンバー内に導入された被
風篩物が短時間の内に被風篩物排出口から排出されるの
を防止し、被風篩物は少なくとも所定の時間流動層チャ
ンバー内にとどまる。被風篩物の内、比較的軽い粒子は
仕切板の上を越えて隣の部分に移動する。また、重たい
粒子は仕切板とフィルターとの隙間を潜って移動する。
その間、被風篩物は十分に撹拌され、混入異物はフィル
ター上に堆積し又は磁石に捕集されるので、被風篩物か
ら混入異物をほぼ完全に分離し、除去することができ
る。
ろ布及び板状焼結金属から選択されたいずれかとするこ
とにより、空気だけを送風チャンバーから流動層チャン
バーに送り込むことができ、フィルター上に堆積した混
入異物が送風チャンバー内に落下するこはない。また、
フィルターの所定方向に直交する方向の断面形状を略V
字状とすることにより、堆積した混入異物を略V字状断
面の底部に集めることができる。
ンバーの各部分にそれぞれ磁石を2以上設けることによ
り、磁性体と非磁性体とを分離して捕集することが可能
であり、捕集効率が向上し、フィルター上に堆積する混
入異物の量を少なくすることができる。その結果、フィ
ルターの目詰りが少なくなり、長時間にわたって風篩を
行うことができる。また、磁石の磁力が1000ガウス
以下では、磁力が十分ではないため、金属粉を強固に捕
集することができず、又は一旦捕集した金属粉が他の粒
子の衝突により離れてしまう場合がある。また、磁石の
磁力が13000ガウス以上であれば、磁力が強力すぎ
て取扱が困難である。そのため、磁力を1000〜13
000ガウスの範囲とすることにより、磁石の取扱が容
易で、かつ一旦磁石に捕集された磁性体混入異物が再度
離れるおそれが少なくなる。また、磁石が電磁石の場
合、電磁石への通電を解除することにより、磁石に捕集
された金属粉が自然に落下し、装置の清掃が容易にな
る。一方、磁石が永久磁石の場合、電源の無い場所でも
使用することができる。
℃に加熱されているため、そのまま収缶すると変質や凝
集の原因となる。そこで、送風チャンバーに供給される
圧縮空気を常温風又は冷却風とし、被風篩物を冷却する
ことにより変質や凝集を防止することができる。また、
送風チャンバー内部と流動層チャンバー内部の差圧を1
0〜200mmH2Oの範囲とすることにより、被風篩
物が被風篩物供給口から逆流したり、被風篩物排出口か
ら吹出すことはない。
り、送風チャンバーから流動層チャンバーに流れる空気
を排出することができる。被風篩物が粒体である場合、
被風篩物が排気口から筐体外部に排出されることはほと
んどない。
気取入れ口を設けることにより、送風チャンバーから流
動層チャンバーに流れる圧縮空気とともに、被風篩物を
搬送することができる。特に、被風篩物が粉体である場
合、被風篩物排出口から排出された被風篩物を空気輸送
により次の工程に搬送することにより、効率よく搬送を
行うことができる。
るようにすることにより、各仕切板で仕切られた部分に
おける流動状態が異なり、流動が緩慢な方向に混入異物
が集まり、被風篩物との分離を効率よく行うことがで
き、被風篩物からほぼ完全に異物を除去することが可能
となる。また、フィルターからの仕切板の高さを調節可
能とすることにより、被風篩物の種類や性質に応じて滞
留時間を調節したり、筐体内に滞留する被風篩物の量を
調節することができる。また、フィルターからの被風篩
物排出口の高さが調節可能とすることによっても、同様
に被風篩物の種類や性質に応じて滞留時間を調節した
り、流動層チャンバー内に滞留する被風篩物の量を調節
することができる。流動層チャンバー内での被風篩物の
滞留量が増加し、滞留時間が長くなると、混入異物の除
去される割合が向上する。また、筐体の被風篩物排出口
側が被風篩物供給口側よりも低くなるようにしても、同
様に各仕切板で仕切られた部分における流動状態が異な
り、流動が緩慢な方向に混入異物が集まり、被風篩物と
の分離を効率よく行うことができ、被風篩物からほぼ完
全に異物を除去することが可能となる。筐体を傾斜可能
に支持することにより、容易に被風篩物排出口側を被風
篩物供給口側よりも低くすることができる。
ンバーの少なくともいずれかの部分にノズルを設け、定
量的に香油を散布したり、他の粒子や粉末を添加するこ
とができ、連続定量混合機としても使用することができ
る。
例を、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は流動
層風篩装置の第1の実施例の構成を示す斜視図であり、
図2はその側部断面図である。第1の実施例は、被風篩
物として粒子の大きさが、例えば0.4〜0.5mm程
度の粒体を風篩する場合に適する。
の流動層風篩装置1は、筐体10と、筐体10の内部を
垂直方向に送風チャンバー11と流動層チャンバー12
との2つの部分に仕切るフィルター20と、送風チャン
バー11に設けられた圧縮空気導入口13と、筐体10
の相互に対向する2つの面の一方に設けられた被風篩物
供給口14と、他方の面に設けられた被風篩物排出口1
5と、筐体10の天井部に設けられた排気口16と、流
動層チャンバー12のほぼ中央部分に設けられ、流動層
チャンバー12を水平な所定方向に仕切る仕切板21
と、流動層チャンバー12の仕切板21で仕切られたそ
れぞれの部分に設けられた磁石22等を具備している。
また、仕切板21により仕切られた流動層チャンバー1
2の一方の部分にノズル23が設けられている。さら
に、被風篩物排出口15には、フィルター20からの被
風篩物排出口のゲートの高さを調節するための排出ゲー
ト24が設けられている。
スクリーン、ろ布、板状焼結金属等であり、被風篩物の
大きさや混入金属粉等の大きさに合せて様々な目の粗さ
のものを用いるが、この実施例では例えば80mesh程度
のものを使用した。フィルター20の開口率は3〜10
%程度のものが適当である。仕切り板21は例えばステ
ンレス製の板であり、フィルター20及び筐体10の天
井部とは所定の距離(隙間)を隔てるように設けられて
いる。仕切板21の方向は、被風篩物供給口14と被風
篩物排出口15とを結ぶ被風篩物の流れを阻止する方
向、すなわち流れに対し直交する方向である。磁石22
は略円筒状であり、被風篩物中に混入している磁性体金
属粉と接触する機会を多くするため、その軸が仕切板2
1の方向とほぼ平行になるように複数設けられている。
磁石22の磁力としては1000ガウス以上あればよい
が、特に、長さが100μm以上の金属粉又は金属片を
捕集する場合、6000ガウス程度が適当である。ま
た、磁石の磁力が13000ガウス以上になると、磁力
が強力すぎて取扱が困難となる。磁石22として、電磁
石及び永久磁石のいずれも使用することができる。電磁
石の場合、通電を解除することにより、捕集した金属粉
が自然に落下するので、清掃が容易になる。一方、永久
磁石の場合、電源が無い場所でも使用することができ
る。
圧縮空気の圧力が高すぎると、被風篩物が被風篩物供給
口14から逆流したり、被風篩物排出口15や排気口1
6等から吹出すおそれがある。一方、送風チャンバー1
1に導入される圧縮空気の圧力が低すぎると、被風篩物
のうち比較的重たい粒子がフィルター20上に堆積し、
被風篩物のロスが多くなるか又は混入金属粉の除去が完
全には行えなくなる。従って、送風チャンバー11に導
入される圧縮空気の圧力と筐体10の外部の空気圧との
差圧は60〜200mmH2Oの範囲が適当であり、特
に0.4〜0.5mm程度の顆粒体(剤)を風篩する場
合、60〜100mmH2O程度が好ましい。
被風篩物供給口14は、例えば前工程である乾燥装置等
(図示せず)に接続され、顆粒体等の被風篩物30が被
風篩物供給口13から毎分3〜10Kg程度の割合で流
動層チャンバー12に供給される。流動層チャンバー1
2の内部では、送風チャンバー11からフィルター20
を通って導入された圧縮空気により、被風篩物30は巻
き上げられ流動する。流動層チャンバー12内では、個
々の粒子の間隔が移送中と較べて広くなる。その結果、
被風篩物30中に含まれる金属粉等の混入異物31の動
きの自由度が広がる。金属粉等の混入異物31は被風篩
物30である顆粒体に較べて重いため、自重で落下し、
フィルター20上に堆積する。一方、混入異物31が磁
性体金属粉である場合、落下途中で磁石22の磁力によ
り吸引され、捕集される。一旦磁石22に捕集された混
入異物31(金属粉)は、他の粒子の衝突等によっては
磁石22から離れず、捕集された状態を維持する。
21が流動する被風篩物30及び異物31の動きを妨げ
る。従って、被風篩物供給口14から供給された被風篩
物30等は、すぐには被風篩物排出口15からは排出さ
れず、一定時間流動層チャンバー12の内部にとどま
る。被風篩物30の内、比較的軽い粒子は仕切板21の
上を越えて図中左側から右側へ移動する。また、重たい
粒子は仕切板21とフィルター20との隙間を潜って移
動する。その間、被風篩物30は十分に撹拌され、混入
異物31はフィルター20上に堆積し又は磁石22に捕
集されるので、被風篩物30から混入異物31をほぼ完
全に除去することができる。この第1の実施例の構成に
よれば、長さが100μm以上の非磁性の金属粉又は金
属片であっても、ほぼ100%除去できることが確認さ
れている。
ンバー12の内部に仕切板21を1枚設け、流動層チャ
ンバー12を2つに仕切る場合を例示したが、仕切板2
1の数はこれに限定されず、2枚以上設けてもよい。こ
の場合、仕切板21のそれぞれ高さが異なるようにする
ことにより、各仕切板21で仕切られた部分における流
動状態が異なり、流動が緩慢な方向に混入異物31が集
まり、被風篩物30との分離を効率よく行うことがで
き、被風篩物からほぼ完全に異物を除去することが可能
となる。また、フィルター20からの仕切板21の高さ
を調節可能とすることにより、被風篩物30の種類や性
質に応じて滞留時間を調節したり、流動層チャンバー1
2内に滞留する被風篩物30の量を調節することができ
る。その場合、被風篩物30が流動層チャンバー12の
内部にとどまる時間が長くなるため、混入異物31の除
去される割合がさらに向上する。一方、流動層チャンバ
ー12に供給する被風篩物30の割合を少なくしても、
同様に被風篩物30が流動層チャンバー12の内部にと
どまる時間が長くなる。また、排出ゲート24を高くす
ると、流動層チャンバー12内での被風篩物30の滞留
量が増加し、流動層チャンバー12内に滞留する時間が
長くなる。その結果、混入異物31の除去される割合が
さらに向上する。
装置1を乾燥装置(図示せず)の次の工程に設ける場合
を例示したが、一般に、乾燥直後の顆粒剤等は40〜7
0℃に加熱されているため、そのまま収缶すると変質や
凝集の原因となる。そこで、送風チャンバー11に供給
する圧縮空気を常温風又は冷却風とし、被風篩物30を
冷却することにより変質や凝集を防止することができ
る。また、仕切板21により仕切られた流動層チャンバ
ー12の少なくともいずれかの部分にノズル23を設け
ているので、このノズル23を用いて定量的に香油を散
布したり、他の粒子や粉末を添加することができ、連続
定量混合機としても使用することができる。
2の実施例を、図3及び図4を参照しつつ説明する。図
3は流動層風篩装置の第2の実施例の構成を示す側部断
面図であり、図4はそのA−A断面図である。上記第1
の実施例では、筐体10の天井部分に排気口16が設け
られているため、被風篩物が微風で飛散し浮遊する粉体
等の場合、排気と共に筐体10の外部へ排出されるた
め、粉体の風篩に使用することはできない。そこで、第
2の実施例は被風篩物として粉体を風篩する場合に適す
るように構成されたものである。なお、第1の実施例と
共通する構成要素についてはその説明を省略する。
の流動層風篩装置100は、筐体50と、筐体50の内
部を垂直方向に送風チャンバー51と流動層チャンバー
52との2つの部分に仕切るフィルター60と、送風チ
ャンバー51に設けられた圧縮空気導入口57と、筐体
50の相互に対向する2つの面の一方に設けられた被風
篩物供給口53と、他方の面に設けられた被風篩物排出
口56と、筐体50の天井部に設けられたフィルター及
び空気取入れ口65と、被風篩物排出口56のゲートの
高さを調節するための排出ゲート66と、流動層チャン
バー52に設けられ流動層チャンバー52を水平な所定
方向に複数の部分に仕切る複数の仕切板62、63、6
4と、流動層チャンバー52の仕切板62、63、64
で仕切られたそれぞれの部分に設けられた磁石61等を
具備している。また、被風篩物供給口53は、顆粒剤や
散剤等の材料を粉砕するパワーミル等の粉砕機54に直
接接続されている。また、被風篩物排出口56から先
は、被風篩物40は空気輸送されるため、風量調整用の
空気取入れ口55が設けられている。
風篩物供給口53と被風篩物排出口56とを結ぶ被風篩
物40の流れを阻止する方向、すなわち流れに対し直交
する方向の断面形状が略V字状である。このような形状
にすることにより、堆積した混入異物41は略V字状断
面の底部に集められる。第2の実施例の場合、被風篩物
40が粉体であるので、筐体50の天井部分に設けられ
たフィルター及び空気取入れ口65から空気を取入れ、
送風チャンバー51から流動層チャンバー52に流れる
圧縮空気とともに、被風篩物40を空気輸送する。ま
た、仕切板62、63、64の高さがそれぞれ異なるよ
うに設定されており、各仕切板62、63、64で仕切
られた各部分における流動状態が異なる。そのため、流
動が緩慢な方向に混入異物41が集まりやすく、被風篩
物40と混入異物41とが効率よくの分離される。さら
に、筐体50の被風篩物排出口56側が被風篩物供給口
53側よりも低くなるよう筐体50を構成するか、又は
筐体50を傾斜して保持することにより、各仕切板6
2、63、64で仕切られた各部分における流動状態が
異なり、流動が緩慢な方向に混入異物41が集まりやす
くなり、被風篩物40と混入異物41とが効率よく分離
される。その結果、被風篩物40から混入異物41がほ
ぼ完全に除去される。
子の重量の軽い粉体を対象としているため、送風チャン
バー51に導入される圧縮空気の圧力と筐体50の外部
の空気圧との差圧は60〜150mmH2Oの範囲が適
当である。また、フィルター60は略V字状断面を有す
るため、例えばパンチング板、スクリーン、板状焼結金
属等が好ましく、被風篩物の大きさや混入金属粉等の大
きさに合せて様々な目の粗さのものを用いるが、この実
施例では例えば150mesh程度のものを使用した。
によれば、被風篩物、例えば顆粒体や粉体等は筐体の水
平な所定方向における一方の端部に設けられた被風篩物
供給口から筐体の流動層チャンバーに導入され、流動層
チャンバーの内部で被風篩物は送風チャンバーに導入さ
れフィルターを通って流動層チャンバー内に発生された
空気流により巻き上げられ、個々の粒子の間隔が広がる
ので、被風篩物中に混入していた被風篩物よりも重い金
属粉等の混入異物は自重により落下し、フィルター上に
堆積する。その結果、被風篩物から混入異物を除去する
ことができる。また、流動層チャンバー内に磁石を設け
ているので、磁性体の混入異物をフィルター上に落下す
る前に磁石に吸引し捕集することができる。また、流動
層チャンバー内に仕切板を設けているので、流動層チャ
ンバー内に導入された被風篩物が短時間の内に被風篩物
排出口から排出されるのを防止し、被風篩物は少なくと
も所定の時間流動層チャンバー内にとどめることができ
る。そのため、被風篩物は流動層チャンバー内で十分に
撹拌され、混入異物はフィルター上に堆積し又は磁石に
捕集されるので、被風篩物から混入異物をほぼ完全に分
離し、除去することができる。
ろ布及び板状焼結金属から選択されたいずれかとするこ
とにより、空気だけを送風チャンバーから流動層チャン
バーに送り込むことができ、フィルター上に堆積した混
入異物が送風チャンバー内に落下することを防止するこ
とができる。また、フィルターの所定方向に直交する方
向の断面形状を略V字状とすることにより、堆積した混
入異物を略V字状断面の底部に集めることができる。
ンバーの各部分にそれぞれ磁石を2以上設けることによ
り、磁性体と非磁性体とを分離して捕集することがで
き、混入異物の捕集効率が向上し、フィルター上に堆積
する混入異物の量を少なくすることができる。その結
果、フィルターの目詰りが少なくなり、長時間にわたっ
て風篩を行うことができる。また、磁石の磁力を100
0〜13000ガウスの範囲とすることにより、磁石の
取扱が容易で、かつ一旦磁石に捕集された磁性体混入異
物が再度離れるおそれが少なくすることができる。ま
た、磁石を電磁石とすることにより、電磁石への通電の
解除により磁石に捕集された金属粉が自然に落下し、装
置の清掃が容易になる。または、磁石を永久磁石とする
ことにより、電源の無い場所でも使用することができ
る。
又は冷却風とし、被風篩物を冷却することにより変質や
凝集を防止することができる。また、送風チャンバー内
部と流動層チャンバー内部の差圧を10〜200mmH
2Oの範囲とすることにより、被風篩物が被風篩物供給
口から逆流したり、被風篩物排出口から吹出すことを防
止することができる。
り、送風チャンバーから流動層チャンバーに流れる圧縮
空気を排出することができる。被風篩物が顆粒体である
場合、被風篩物が排気口から筐体外部に排出されること
はほとんどない。一方、筐体の天井部分にフィルター及
び空気取入れ口を設けることにより、送風チャンバーか
ら流動層チャンバーに流れる圧縮空気とともに、被風篩
物を搬送することができる。特に、被風篩物が粉体であ
る場合、被風篩物排出口から排出された被風篩物を空気
輸送により次の工程に搬送することにより、効率よく搬
送を行うことができる。
が異なるようにすることにより、各仕切板で仕切られた
部分における流動状態が異なり、流動が緩慢な方向に混
入異物が集まり、被風篩物との分離を効率よく行うこと
ができ、被風篩物からほぼ完全に異物を除去することが
可能となる。また、フィルターからの仕切板の高さを調
節可能とすることにより、被風篩物の種類や性質に応じ
て滞留時間を調節したり、筐体内に滞留する被風篩物の
量を調節することができる。また、フィルターからの被
風篩物排出口の高さが調節可能とすることによっても、
同様に被風篩物の種類や性質に応じて滞留時間を調節し
たり、流動層チャンバー内に滞留する被風篩物の量を調
節することができる。流動層チャンバー内での被風篩物
の滞留量が増加し、滞留時間が長くなると、混入異物の
除去される割合が向上する。また、筐体の被風篩物排出
口側が被風篩物供給口側よりも低くなるようにしても、
同様に各仕切板で仕切られた部分における流動状態が異
なり、流動が緩慢な方向に混入異物が集まり、被風篩物
との分離を効率よく行うことができ、被風篩物からほぼ
完全に異物を除去することが可能となる。筐体を傾斜可
能に支持することにより、容易に被風篩物排出口側を被
風篩物供給口側よりも低くすることができる。
ンバーの少なくともいずれかの部分にノズルを設け、定
量的に香油を散布したり、他の粒子や粉末を添加するこ
とができ、連続定量混合機としても使用することができ
る。
を示す斜視図
を示す側部断面図
Claims (18)
- 【請求項1】 フィルターにより垂直方向に分割された
下部の送風チャンバーと上部の流動層チャンバーとを有
する筐体と、 前記筐体の水平な所定方向における一方の端部に設けら
れた被風篩物供給口及び他方の端部に設けられた被風篩
物排出口と、 前記流動層チャンバーを前記所定方向に少なくとも2つ
以上に仕切り、前記フィルター及び前記筐体の天井部と
それぞれ所定の距離を隔てて設けられた1又は2以上の
仕切板と、 前記仕切板により仕切られた前記流動層チャンバーの少
なくともいずれかの部分に設けられた磁石と、 前記送風チャンバーに設けられ、前記送風チャンバーに
所定の空気流を発生させる手段とを具備する流動層風篩
装置。 - 【請求項2】 フィルターは、パンチング板、スクリー
ン、ろ布及び板状焼結金属から選択されたいずれかであ
る請求項1記載の流動層風篩装置。 - 【請求項3】 フィルターは、前記所定方向に直交する
方向に、略V字状断面を有する請求項2記載の流動層風
篩装置。 - 【請求項4】 磁石は仕切板により仕切られた流動層チ
ャンバーの各部分にそれぞれ2以上設けられている請求
項1記載の流動層風篩装置。 - 【請求項5】 磁石の磁力は1000〜13000ガウ
スの範囲である請求項1又は4記載の流動層風篩装置。 - 【請求項6】 磁石は電磁石及び永久磁石から選択され
たいずれかである請求項1、4又は5のいずれかに記載
の流動層風篩装置。 - 【請求項7】 送風チャンバーに供給される空気は常温
風又は冷却風である請求項1記載の流動層風篩装置。 - 【請求項8】 送風チャンバー内部と流動層チャンバー
内部の差圧は10〜200mmH2Oの範囲である請求
項1又は7記載流動層風篩装置。 - 【請求項9】 被風篩物は粉粒体である請求項1記載の
流動層風篩装置。 - 【請求項10】 筐体の天井部分に排気口が設けられて
いる請求項1記載の流動層風篩装置。 - 【請求項11】 筐体の天井部分にフィルター及び空気
取入れ口が設けられている請求項1記載の流動層風篩装
置。 - 【請求項12】 被風篩物排出口から排出された被風篩
物は空気輸送により次の工程に搬送される請求項1又は
11記載の流動層風篩装置。 - 【請求項13】 仕切板は2以上設けられ、それぞれ高
さが異なる請求項1記載の流動層風篩装置。 - 【請求項14】 フィルターからの仕切板の高さが調節
可能な請求項1又は13に記載の流動層風篩装置。 - 【請求項15】 フィルターからの被風篩物排出口の高
さが調節可能である請求項1、13及び14のいずれか
に記載の流動層風篩装置。 - 【請求項16】 筐体は、被風篩物排出口側が被風篩物
供給口側よりも低くなるように設けられている請求項1
記載の流動層風篩装置。 - 【請求項17】 筐体は傾斜可能に設けられている請求
項1又は16に記載の流動層風篩装置。 - 【請求項18】 仕切板により仕切られた流動層チャン
バーの少なくともいずれかの部分にノズルが設けられて
いる請求項1記載の流動層風篩装置。
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