JPH08243818A - ドリリング装置 - Google Patents

ドリリング装置

Info

Publication number
JPH08243818A
JPH08243818A JP8038234A JP3823496A JPH08243818A JP H08243818 A JPH08243818 A JP H08243818A JP 8038234 A JP8038234 A JP 8038234A JP 3823496 A JP3823496 A JP 3823496A JP H08243818 A JPH08243818 A JP H08243818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
ring
drilling
chuck body
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8038234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3677589B2 (ja
Inventor
Hans-Dieter Mack
マック ハンス−ディーター
Guenter Horst Roehm
ホルスト ロェーム ギュンタ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH08243818A publication Critical patent/JPH08243818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3677589B2 publication Critical patent/JP3677589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/008Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control with arrangements for transmitting torque
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1238Jaws movement actuated by a nut with conical screw-thread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/12Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for securing to a spindle in general
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/06Chucks for handtools having means for opening and closing the jaws using the driving motor of the handtool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/38Keyless chucks for hand tools
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • Y10T279/17623Threaded sleeve and jaw
    • Y10T279/17632Conical sleeve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/94Tool-support
    • Y10T408/95Tool-support with tool-retaining means
    • Y10T408/953Clamping jaws

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドリルチャック(3)と、例えばハン
ドドリル機のドリリングスピンドル(2)を有するスピ
ンドルケーシング(1)とより成るドリリング装置にお
いて、まとめられていて軸方向に非常に短い構造様式を
与える。 【解決手段】ドリルチャックのつかみあご(4)を形成
するあごシャフト(5)が後方へ、自身の案内受入部
(6)からスピンドルケーシング(1)中のリング状空
間(15)中にまで突き出ている。このリング状空間は
ドリリングスピンドル(2)の、軸方向において前方の
スピンドル軸受(12)を囲む。その結果、該スピンド
ル軸受(12)は、リング状空間(15)中に突出する
あご部分(5)の間にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、チャック体と、自身の間にドリ
リング工具を受け入れるつかみあごであって、ドリリン
グ工具の締付直径につかみあご位置を適合させるため、
及び、ドリルチャックの締付及びゆるめのために、ドリ
ルチャックの案内受入部中を移動可能であるあごシャフ
トを有するつかみあごと、チャック体と共軸でつかみあ
ごの移動のためにチャック体に相対的に回転可能な締付
リングとを備えたドリルチャックと、そして、チャック
体と共軸に回転拘束されたドリリングスピンドルであっ
て、特にハンドドリル機のスピンドルケーシング中に回
転可能にかつ駆動可能に取り付けられているドリリング
スピンドルとからなるドリリング装置に関する。
【0002】前記の如きドリルチャックは、ドリリング
機ならびにドリルチャックに関して種々の実施態様にお
いて公知である。そこで、特に、前述の構成要件を備え
てはいるが、更に、異なる構造、及び、異なる機能方法
のドリルチャックが、例えば、DE4238465C
号、DE3437792C1号、もしくは、DE372
7147A1号に記されている。前記の公知のドリリン
グ装置全てについて以下のことが共通である。即ち、ド
リリング機、及び、ドリルチャックは、ドリルチャック
がドリリングスピンドルに適合していて、ドリリングス
ピンドルが、ドリリング作動中にその都度のドリルチャ
ックにとって必要とされる回転機能及び衝撃機能を行う
ことができる限りにおいてのみ、相互の配列において互
いに適合させられている。しかしながら更に、ドリルチ
ャックが、それ自体完成していてドリリング機から独立
した単独の部分であり、該部分は、少なくとも、つかみ
あごを有するあごシャフトの長さだけでなく上下動行程
長をも含む軸方向の長さを有していなければならない。
該上下動行程長分だけ、つかみあごが最小締付直径と最
大限可能な締付直径との間で移動させられる時、あごシ
ャフトは自身の案内受入部中で最大限に移動する。ドリ
ル機の側部では、通常、スピンドルケーシング中、ドリ
ルチャック側で、ドリリングスピンドルの出口に位置す
るスピンドル軸受が同様に、ドリルチャックの構造長に
加えられるある一定の軸方向の構造長を条件づけてい
る。ドリルチャックとスピンドル軸受がドリリングスピ
ンドルに沿って軸方向に相前後して並べられているドリ
リング装置全体を見た場合にである。
【0003】一方でドリル機が自身のスピンドルケーシ
ングに関して互いに適合していて、他方ではドリルチャ
ックが互いに適合していて、軸方向において出来る限り
短い構造長の統合された構造態様にまとめられているよ
うに、冒頭に述べた如きドリリング装置を構成するとい
う課題が本発明の根底を成す。
【0004】冒頭に述べられた構成要件を伴うドリリン
グ装置の場合、本発明によると、あごシャフトが、より
大きな締付直径につかみあごが調整される際に後方で案
内受入部から突き出ており、ドリルチャックは、後方で
案内受入部から突き出るあごシャフト端部が、スピンド
ルケーシング中にドリリングスピンドルと共軸に備えら
れていて軸方向においてドリルチャックへと向かって開
かれたリング状空間中に突出し、該空間中であごシャフ
トが、回転するドリルチャックに伴って回転するという
ように、ドリリングスピンドル上で軸方向に密接にスピ
ンドルケーシングに配設されていることによって前記課
題は解決される。
【0005】本発明のドリリング装置において、スピン
ドルケーシングとドリルチャックが、互いに好適に適合
されて、まとめられた構造態様を形成している。該構造
態様の軸方向の構造長は、公知のドリリング装置に比べ
ると、ドリルチャック中の案内受入部から出るあごシャ
フトが、スピンドルケーシング中に備えられたリング状
空間中に最大限突出する分だけ短い。スピンドルケーシ
ング中にスピンドル軸受があり、該軸受がドリルチャッ
ク側に、スピンドルケーシングからのドリリングスピン
ドルの出口に配設されているなら、本発明の好ましい実
施態様は、スピンドル軸受がリング状空間によって囲ま
れていて、後方であごシャフトの案内受入部から出るあ
ごシャフトの端部の間にあることを特徴としている。こ
のことは軸方向の構造長にとって特に好都合である。あ
ごシャフトの、リング状空間中に突出する部分はこの時
スピンドル軸受の隣の側部にある。即ち、もはや公知の
装置のように軸方向において該軸受と一列に並んではい
ないので、結果において本発明は非常に好都合でコンパ
クトで短い、ドリリング装置全体の、及び、特にドリル
チャックの、構造を可能にする。したがって、機械製作
者に、より少ない空間および重量に基づき、機械設計に
更に手を加えて簡単にすることを可能にする。更に、ド
リリング装置全体の、作動の可能性、並びに、操作、及
び、取り扱いを改良することを可能にする。ドリリング
スピンドルを、ドリルチャック中に保持された工具シャ
フトに軸方向に非常に近く取り付けることによって、よ
り高い回転精度とより少ない振動が達成される。短い構
造様式はドリリング装置の原価、該装置の重量、及び、
該装置の全構造長を減じる。同時に、簡単な方法でのド
リルチャックとスピンドルケーシングの統合によって、
ドリル機とドリルチャックの間で、回転及び衝撃機能の
他に、更に、ドリリング作動に影響する他の機能も伝え
る可能性が存在する。
【0006】造形及び確実性の理由から、チャック体と
スピンドルケーシングの間のリング状空間を外に向かっ
て閉じることが好ましい。そのために好都合な実施態様
は、スピンドルケーシングがリング状空間を、ドリリン
グスピンドルから見て外側に位置する該空間の側で覆
い、横断面が円形のケーシング縁部でもってドリルチャ
ックに接するまで突出し、該ケーシング縁部がドリルチ
ャックと共に合目的には軸方向の重なりを形成すること
を特徴としている。前記の重なりは主にケーシング縁部
と、ドリルチャックの締付リングとの間に構成されてい
る。スピンドルケーシングとドリルチャックの統合は更
に、チャック体が軸方向にスピンドルケーシング中に突
出し、該スピンドルケーシング中に歯車リムを有し、該
リムがドリリングスピンドル駆動装置に属する駆動歯車
と係合していて、その結果、回転駆動が直接、即ち、ド
リリングスピンドルを介さずにチャック体に作用すると
いう好適な可能性を提供する。回転駆動と同様に、衝撃
駆動も、ドリリングスピンドルの中間接続なしに直接チ
ャック体に作用することができる。そのために特に適し
た配設は、チャック体の後端部とスピンドル軸受け、ス
ピンドル軸受もしくはドリリングスピンドルとリング状
空間との間にあるスピンドルケーシングの頸部とスピン
ドル軸受けとの間に、ドリルチャックの回転の際に該ド
リルチャック上に衝撃機能を行う側面リム(Profilkran
z、 形鋼リム)が備えられていることを特徴としてい
る。
【0007】リング状空間からは、外へつながるクリー
ニング開口が備えられていてよい。リング状空間中で回
転するあごシャフトが回転中にリング状空間内の空気を
移動させ、このことは、リング状空間中に達したドリリ
ングゴミの対応する連動をひき起こし、該ゴミはそこで
クリーニング開口を通り外へと投げ飛ばされることがで
きる。しかしながら、前記の如きゴミをリング状空間か
ら吹き出すか、もしくは吸い出す可能性も存在し、この
ことは最も簡単には、リング状空間に、スピンドルケー
シング中に備えられた圧縮空気経路もしくは吸引空気経
路がつながっていて、該経路が圧縮空気送風装置もしく
は吸気送風装置に接続されているか、もしくは、接続可
能である。ここで、該吸気送風装置は問題なくスピンド
ルケーシングもしくはドリル機ケーシング内に構成され
ていることができることによって達成される。前記配設
の際にリング状空間中で作られる加圧または減圧が、更
に、残りのドリルチャック中、特に、つかみあごのため
の案内受入部中で、非常に望ましいクリーニング作用を
行う。
【0008】ドリルチャックとドリリングスピンドルと
の接続に関して、本発明の枠内で、種々の可能性、特
に、衝撃ボーリングもしくはハンマー(打撃)ボーリン
グのような、意図されたドリリング作動の種類に応じた
実施態様の可能性が存在する。その際、ハンマーボーリ
ングの場合に関して中空のドリリングスピンドル中に金
敷も備えられていてよく、該金敷は、工具シャフトの、
ドリルチャック中に保持された端部に直接衝撃を与える
ものであり、このことは様々に公知であり、従ってここ
において更に記述する必要がない。詳細には、ドリリン
グスピンドルとチャック体が互いに一体に作られていて
もよい。しかしながら、もちろん、ドリリングスピンド
ルとチャック体の個別の製造の可能性も存在する。この
場合、ドリリングスピンドルが正面側に軸方向の接続ジ
ャーナルを、及び、チャック体は、該接続ジャーナルが
回転拘束して係合するジャーナル受入部を有しているの
が好ましい。詳細には、接続ジャーナルとジャーナル受
入部は、丸くない、特に多角形の横断面を有していて、
周方向に配される切欠及びバネ接続によって軸方向にお
いて互いに接して固定されていてよい。該切欠及びバネ
接続の代わりに、接続ジャーナルがリング状切欠中にお
いても、チャック体に当接するようになる固定リングを
担持することができる。切欠及びバネ接続の代わりにジ
ャーナル受入部の壁に、リング状切欠を構成するという
可能性も存在する。該切欠中には、材料が接続ジャーナ
ルから、対応する材料の変形形成によってビードをつけ
られていて、該材料の変形形成には、ドリリングスピン
ドルとのドリルチャックの組み立ての際に簡単な作業工
程を必要とするのみである。更に他の好適な接続の可能
性は、接続ジャーナルとジャーナル受入部が、軸方向に
配される切欠及びバネ接続によって相対回転を阻止さ
れ、チャック体に当接するようになり接続ジャーナルの
リング状切欠中にはまっているストッパリングを用い
て、軸方向の相対移動を阻止されていることを特徴とし
ている。又、接続ジャーナルとジャーナル受入部が互い
にネジ込まれていて、接続ジャーナルが、正面側を開放
された半径方向もしくは軸方向切欠を備えていてよく、
該切欠中には、材料がジャーナル受入部の壁から再び対
応する材料の変形形成によってビードをつけられてい
て、その際、前記のビード付けは、ドリリングスピンド
ルの左回転の際にネジ接続のゆるみを阻止するのに役立
つ。
【0009】他の好適な実施態様において、接続ジャー
ナルが、チャック体中で工具シャフトの受入のために備
えられたクリアランス中に至るまで突出し、該クリアラ
ンス中にはつかみあごが突出している。その時、接続ジ
ャーナルの正面が、ドリルチャック中に保持された工具
シャフトの端部の直接の当接のために役立つことがで
き、このことは、ドリリングスピンドルが自身のネジ山
ジャーナルに関して硬化されてはいるが、チャック体も
硬化されているのではない時、特に、摩耗の理由から、
好適である。又、このことによって、ドリリングスピン
ドルから工具シャフトへの衝撃の伝達がより効果的とな
る。接続ジャーナルが特に軸方向に制限されて移動可能
にジャーナル受入部中に保持されていることができる。
このことは、工具のシャフト端部に作用する衝撃が不必
要にドリルチャックによって緩和されることのないよう
に、特にハンマーボーリング作動中に望まれるかもしれ
ない。更に、接続ジャーナルが、工具シャフトのための
クリアランス中に突出する自身の端部に、工具シャフト
端部の案内及び/又は回転駆動のための装置を有してい
ても良い。このことは、工具において例えばネジ切ドリ
ル(ボーリング機)、もしくは、工具ビット 、特にネ
ジビットが取り扱われるなら、好適である。
【0010】軸方向においてドリルチャックとスピンド
ルケーシングとの間、リング状空間の領域に、ドリリン
グ装置の種々の作動機能の制御のための調整及び操作部
材が配設されていてよく、このことによって短い構造様
式という長所が損われることがないという点に、本発明
の他の特別な長所の本質がある。前記の点において好ま
しい実施態様は、スピンドルケーシングがリング状空間
を外側でカラーを用いて覆い、該カラーには、ほぼ半径
方向に内側へと復帰バネの力に抗して移動可能な係止部
材が配設されていて、該係止部材は、内側へと移動させ
られた状態において、チャック体に備えられた係止クリ
アランスに係合し、チャック体の回転を阻止することを
特徴としている。つかみあごの移動のため、ないしは、
ドリルチャックの締付もしくはゆるめのために締付リン
グが回転させられねばならない時、前記の係止はチャッ
ク体を回転しないように固定する。その際、詳細には、
係止クリアランスは、チャック体に構成された歯車リム
の歯のすき間によって形成されることができる。また
は、より簡単には、チャック体の外周面に配される、あ
ごシャフトのための案内受入部によって形成されること
ができる。係止部材に関して、好ましい実施態様は、係
止部材が、カラーの周方向に延びていて復帰力を作り出
すために付勢された板バネの端部によって形成されてい
て、カラーに接して移動可能に案内された操作部材によ
って移動可能であることを特徴としている。該操作部材
は、最も簡単な実施態様においては、バネ端部を固定す
る半径方向に移動可能な操作部材として構成されていて
よい。他の好適な実施態様の本質は、唯一の操作部材が
全ての係止部材のために共通に備えられていて、該操作
部材がカラーに接して移動可能な作動リングとして構成
されていて、該リングは、自身に当接する係止部材のた
めの制御カムを備えているという点にある。作動リング
が周方向において回転可能であってよく、その際、該制
御カムが対応して周方向に配されている。もしくは、軸
方向に可動であり、その際、該制御カムは対応して軸方
向に配されている。
【0011】本発明のドリリング装置の他の非常に好ま
しい実施態様は、リング状空間が外側で、スピンドルケ
ーシングに接して移動可能に案内された作動スリーブで
閉じられていて、該作動スリーブは、スピンドルケーシ
ング中で軸方向に移動可能で回転不能な係止リングに接
続されている。該係止リングは、チャック体に押し出さ
れた係止位置において該チャック体に係合するようにな
り、該チャック体の回転を阻止することを特徴としてい
る。その際、合目的には、作動スリーブが回転可能に、
かつ、軸方向に移動不能に、スピンドルケーシングに接
して案内されていて、係止リングとの接続部材が制御カ
ムとして構成されていて、該制御カム中、係止リングが
少なくとも1つの復帰バネの力を受けて軸方向に作動ス
リーブに当接する。そこでリング状空間は、主に係止リ
ング中に構成されていて、該係止リングはリング状空間
の、半径方向に内側に位置する縁部において、チャック
体に配された歯付リングに係止係合するための歯車リン
グを有している。
【0012】もちろん、本発明の枠内で、リング状空間
を外に対して閉じて外側から調整可能なリングを用い
て、チャック体の回転のための制御装置の他の装置も制
御することが可能である。特に、スピンドルケーシング
中に、ドリリングスピンドルの回転モーメントを制限す
る回転モーメント接続を有しているドリリング装置であ
って、該接続が、スピンドルケーシングの外側に接して
回転可能に案内された調整リングを用いて、最大限に伝
達可能な回転モーメントに関して調整可能であるドリリ
ング装置において、調整リングがリング状空間をスピン
ドルケーシングからドリルチャックに至るまで軸方向に
覆い、外へと向かって閉じるという好適な実施態様の可
能性が存在する。
【0013】以下に、図面に描かれた実施例を用いて本
発明が詳細に説明される。
【0014】図示されたドリリング装置が、前方部分の
みを示されたドリル機を含んでいて、該ドリル機のスピ
ンドルケーシング1中に、詳細には描かれていない通常
の方法でモータによって駆動可能なドリリングスピンド
ル2が回転可能に取り付けられている。スピンドルケー
シング1より突出するドリリングスピンドル2に、ドリ
ルチャック3のチャック体10が接続されていて、該ド
リルチャックは3つのつかみあご4と共に、同様に不図
示のドリリング工具の受け入れのために構成されてい
る。つかみあご4があごシャフト5に接して構成されて
いて、該シャフトは、ドリリング工具の締付直径への締
付あごの位置の適合のために、及び、ドリルチャック3
の締付及びゆるめのために、ドリルチャックの案内受入
部6中を移動可能である。ここで、該案内受入部6はド
リリングスピンドル軸ないしはドリルチャック軸7に対
して傾斜して配される。あごシャフト5が歯切8を介し
て、チャック体10においてチャック軸7に共軸に回転
可能で移動不能に案内された締付リング11の雌ネジ9
に接続していて、該締付リングは図1及び図2において
はチャック回し14によって、他の全ての実施形におい
てはチャック回しなしで操作されることができる。一方
もしくは他方の回転方向における締付リング11の回転
によって、あごシャフト5が、そして、このあごシャフ
トと共につかみあご4が、チャック体10中で前進もし
くは後退させられる。その際、前者の場合、ドリルチャ
ック3が閉じられて締め付けられ、後者の場合、ドリル
チャック3がゆるめられて開かれる。ここで、つかみあ
ご4とあごシャフト5の可能な限界位置が、図面の軸方
向断面においてそれぞれ左半図および右図に描かれてい
る。スピンドルケーシング1中のドリリングスピンドル
2の取り付けのためには、特にスピンドル軸受12が作
用する。このスピンドル軸受はドリルチャック側でスピ
ンドルケーシング1からのドリリングスピンドル2の出
口に配されている。即ち、実施例においては、スピンド
ルケーシング1の頸部13に保持されている。本発明は
もちろん、ドリルチャック3についての、図面にのみ描
かれた前記の特別な構造態様に限定されるものではな
い。本発明の枠内で、あごシャフト5は、DE第343
7792C1号に記されているように、チャック軸7に
平行に配されることもできる。また、あごシャフト5
が、ドリリングスピンドル2に接続されたチャック体1
0中を案内されていなければならない必要はない。案内
受入部6及びあごシャフト5が締付リング11中に配さ
れていても良い。その場合、あごシャフト5の歯切8
は、例えばDE第3737147A1号より明らかなよ
うに、案内受入部6の傾斜に対応した円錐状の、チャッ
ク体10における雄ネジと係合している。
【0015】詳細には、チャック構造がどの様に選ばれ
ていても、本発明によると、つかみあご4がより大きな
締付直径へシフトするときに、あごシャフト5が案内受
入部6から後方へと突き出るくらいに、ドリルチャック
3は軸方向に短くされている。更に、ドリルチャック3
がドリリングスピンドル2上でスピンドルケーシング1
に軸方向に密接に配されている。案内受入部6から後方
へ突き出る、あごシャフト5の端部が、スピンドルケー
シング1中において、案内受入部6から突き出るあごシ
ャフトの部分でもって、スピンドル軸7と共軸の、軸方
向においてドリルチャック3へと向かって開かれたリン
グ状空間15中に突出するくらいに軸方向に密接に配さ
れている。このリング状空間中で、あごシャフト5は、
ドリルチャックの回転の際に回転する。その際、図23
の場合の他に、更に、スピンドル軸受12がリング状空
間15によって囲まれていて、従って、リング状空間1
5中に出ているあごシャフト5の端部の間に存在するよ
うに配されている。いずれの場合においても、ドリリン
グ装置全体の非常に短い軸方向の構造様式が生じる。そ
の結果、ドリリングスピンドル2がスピンドル軸受12
中で軸方向において工具クリアランス16に非常に密接
にドリルチャック3中に取り付けられていて、このこと
は、工具の良好な回転及び振動のなさをひき起こす。こ
こで、その上に、図2における如く、ドリリングスピン
ドル2へのチャック体10の接続が軸方向において更に
工具側で締付リング11の雌ネジ9の前方に位置し、該
雌ネジ9は軸方向においてスピンドル軸受12の高さに
あるよう配されてもよい。
【0016】ドリルチャック3とスピンドルケーシング
1との間のリング状空間15がたいていは外へ向かっ
て、図2の如く部分的に、または、他の全ての実施例の
如く完全に閉じられている。すなわち、以下のように行
われる。ほとんどの場合に、スピンドルケーシング1
が、ドリリングスピンドル2から見て外に位置する側面
でリング状空間15を覆う。横断面が円形のケーシング
縁部17でもって、ドリルチャック3に接するまで突出
し、その際、ケーシング縁部17がドリルチャック3と
共に軸方向の重なり18を形成する。この重なりはたい
ていケーシング縁部17と、ドリルチャック3の締付リ
ング11との間に構成されているが、更に、図4の18
´において描かれている如く、スピンドルケーシング1
とチャック体10との間にも備えられていることができ
る。詳細には、前記重なり18が、リング折り目もしく
はリング状切欠中へのリングウェブの係合によって生じ
ることができる。ここで、合目的には、リングウェブが
スピンドルケーシング側で、かつ、リング状折り目ない
しはリング状切欠はドリルチャック側で、もしくは、そ
の逆に、構成されていてよい。
【0017】ドリルチャック3の駆動が、通常の如く、
ドリリングスピンドルを介して行われてよく、該ドリリ
ングスピンドルはこの目的のために、例えば図1または
図3が示すように、歯車19を介して、不図示のモータ
によって駆動される駆動歯車20に係合していてもよ
い。しかしながら、チャック体10が軸方向においてス
ピンドルケーシング1中に突出し、そこにおいてスピン
ドルケーシング1中で歯車リム21を有していて、該歯
車リムは、回転駆動装置に属する駆動歯車20に係合し
ているという図4に描かれた可能性も存在する。歯車リ
ム21がチャック体10に直接一体に構成されていても
よいが、独立した部分としても、21´においてチャッ
ク体上に焼きばめされるか、もしくは、押し付けられて
いてもよい。図4に描かれた実施態様の可能性は、回転
駆動装置が、ドリリングスピンドル2を介さずに、直接
チャック体10に作用するという長所を有している。
【0018】図1及び図4に示す実施態様では、リング
状空間15から外へつながっているクリーニング開口2
2が備えられていて、該開口を通って、リング状空間1
5に達したドリリングゴミが外へと出ることができる。
しかしながら、その代わりに、リング状空間15に、ス
ピンドルケーシング1中に備えられた圧縮空気もしくは
吸引空気経路23がつながっているという図5もしくは
図23より明らかな実施態様の可能性も存在する。前記
経路は、ドリル機ケーシング中の圧縮空気もしくは吸引
空気送風装置に接続されていて、これには、ドリル機モ
ータによって駆動される、ドリル機中の通風装置羽根車
24が作動する。作動中の機械の場合、それと共にリン
グ状空間15中で通風装置羽根車24の構成に応じて作
られる加圧または減圧は、スピンドルケーシング1とド
リルチャック3との間の重なり18が十分に密接に閉じ
ているので、チャック体10中の、リング状空間15に
つながる案内受入部6への対応する押圧ないしは吸引作
用を結果として伴う。その結果、クリーニング作用は、
ドリルチャック3中にまで、即ち、該ドリルチャックの
案内受入部6中と、該ドリルチャックの、工具シャフト
を受け入れるクリアランス16中にまで達している。該
クリアランス中にはつかみあご4が締付直径に応じて異
なった範囲に突出している。
【0019】衝撃機能は、通常の様に、スピンドル軸7
に共心の側面リム25によってドリリングスピンドル2
上に作用することができる。そのために、ドリリングス
ピンドル2は例えば図1中では、後方の端部において針
状軸受26中を案内されていて、該軸受は軸受スリーブ
27中に配設されていて、該スリーブの締付チャック側
のフランジ28と歯車との間に側面リム25がある。し
かしながら、又、その代わりに、パターン形成リム25
が直接、一方でチャック体10の後方端部と、締付チャ
ック側のスピンドル軸受12との間に備えられていると
いう図5に描かれた実施態様の可能性が存在する。そこ
で、直接チャック体上に行われ、ドリリングスピンドル
2の負荷が対応して緩和される。
【0020】図3の実施例において、ドリリングスピン
ドル2及びチャック体10が互いに一体に仕上げられて
いる。この締付チャック側のスピンドル軸受12が針状
軸受として構成されているが、他の全ての実施例におい
ては、該スピンドル軸受12は、スピンドルケーシング
1中に保持された摺動ブシュを備えたすべり軸受として
構成されている。ドリリングスピンドル2とチャック体
10は、もちろん、他の全ての実施態様に示される如
く、互いに別々にも作られていてよい。接続のために、
ドリリングスピンドル2が正面に、軸方向の接続ジャー
ナル29を有し、チャック体10がジャーナル受入部3
0を有し、該受入部中に接続ジャーナル29が回転拘束
して係合する。図6(a)によると、接続ジャーナル2
9とジャーナル受入部30は、一般に丸くなく、特に多
角形、図6(a)においては六角形の、横断面を有して
いる。ドリリングスピンドル2におけるドリルチャック
3の軸方向の固定のために、ジャーナル受入部30の壁
に、リング状切欠31が構成されていて、該切欠中に、
材料32が、接続ジャーナル29からの材料の変形形成
によってビードをつけられている。しかしながら、軸方
向の固定は、周方向に配される切欠及びバネ接続33に
よっても、図6(b)、図24(a)の如くに行われて
もよく、その際、接続ジャーナル29におけるバネは、
図6(a)及び図6(b)が示す如く、チャック体10
に接してストッパーになる固定リングであってよい。更
に、図6(b)、図24(a)は、接続ジャーナル29
とジャーナル受入部30が、軸方向に配される切欠及び
バネ接続34によって、相対回転を阻止されている実施
態様を示している。最後に、接続ジャーナル29及びジ
ャーナル受入部30はもちろん互いにネジ係合されてい
てもよい。その際、ネジ接続35がドリリングスピンド
ル2の左回転の際にゆるむことを阻止するために、接続
ジャーナル29が、正面を開放された半径方向切欠36
を備えていて、該切欠中には、材料37がジャーナル受
入部30の壁から再び材料の変形形成によってビードを
つけられている。半径方向切欠36はもちろん、図24
(b)に描かれている如く、正面を開放された軸方向切
欠38としても構成されていてよい。
【0021】接続ジャーナル29は、図6(b)、図2
4(a)、図24(b)における如く、チャック体10
中で工具シャフトの受け入れのためにあるクリアランス
16中に至るまで突出することができ、該クリアランス
中にはつかみあご4が突出している。クリアランス16
中、つかみあご4の間に保持された工具シャフトの端部
はそこで直接、接続ジャーナル29の正面に当接するこ
とができる。その際、接続ジャーナル29は、例えば図
25(a)、図25(b)に示す如く、正面側に、工具
シャフト端部の案内及び/又は回転駆動のための装置3
9を有していてよい。更に、ドリリングスピンドル及び
チャック体を、例えば図6(b)における如く、軸方向
に互いに対して移動不能に、もしくは、図24(a)に
示す如く、互いに制限されて可動に配設する実施態様の
可能性が存在する。
【0022】スピンドルケーシング1がリング状空間1
5を外側でカラー40を用いて覆うことができ、その
際、該カラーの軸方向の長さは、特に例えば図23にお
ける如く、その都度の要求に応じて、より大きく、もし
くは、より小さく選ばれることができる。前記カラー4
0に、ほぼ半径方向に内側へと復帰バネ44,47の力
に抗して移動可能な係止部材41が配設されていてよ
く、該部材は、内側へと移動させられた状態において、
チャック体に備えられた係止クリアランス42中に係合
し、図8〜図17の種々の実施態様で示す如く、チャッ
ク体10の回転を阻止する。係止クリアランス42は、
チャック体10に構成された歯車リム43の歯のすき間
によって形成されていても良い。または、図10、図1
1の如く、チャック体10の外周面に配される、あごシ
ャフト5のための案内受入部6によって形成されていて
よい。係止部材41が、カラー40の周方向に延びてい
て復帰力を作るために付勢された板バネ44の端部によ
って形成されていて、かつ、カラー40に接して移動可
能に案内された操作部材45によって、係止位置へと移
動可能である。該操作部材45は、図8〜図11の実施
例において、直径方向に対向し合う位置に配設された走
査部材として構成されていて、該走査部材はバネ端部4
1において保持されていて、半径方向に移動可能に、カ
ラー40の対応する窓中を案内されている。それに対し
て図12〜図17の実施例によると、両係止部材41の
ために唯一の操作部材45のみがあり、即ち、カラー4
0に接して移動可能な作動リングとして構成されてい
て、該リングは、自身に当接する係止部材41のための
制御カム46を備えている。図12〜図14の実施例に
おいては、操作部材45がカラー40に接して周方向に
制限を受けた回転が可能であり、その際、制御カム46
は対応して周方向に配される。それに対して図15〜図
17の実施例においては、操作リング45が軸方向に移
動可能であり、その際、制御カム46は対応して軸方向
に配される。
【0023】図18〜図21は、リング状空間15が外
側で、スピンドルケーシング1に接して回転可能に案内
された作動スリーブ48で閉じられている実施態様を示
している。該作動スリーブは、スピンドルケーシング1
中を軸方向に移動可能で回転不能の係止リング49に接
続されている。該リングは、図18中右方に描かれてい
る、チャック体10に押し出された係止位置においてチ
ャック体10に係合し、該チャック体の回転を阻止す
る。作動スリーブ48が、回転可能に、かつ、軸方向に
移動不能にスピンドルケーシング1に接して案内されて
いる。作動スリーブ48と係止リング49との間の接続
50が、図19に示される、制御カム52を有する制御
ディスク51を介して生じる。該制御カム中で係止リン
グ49は復帰バネ53の力を受けて軸方向に制御ディス
ク51に当接する。図19は、図の下半分において、係
止リングが係止位置にある場合の接続領域における係止
リング49と制御ディスク51の相互の位置を示してい
て、それに対して図の上半分においては係止をはずされ
た状態で示している。リング状空間15が係止リング4
9中に構成されていて、該係止リングは、リング状空間
15の、半径方向において内側に位置する縁部に、歯付
リング54を担持する。該リングは、係止リング49
が、ドリルチャック3に対して軸方向に押し出された係
止位置にシフトした時、チャック体10に構成されて配
されている歯付リング55において係止係合する。
【0024】最後に、図22は、スピンドルケーシング
1中に、ドリリングスピンドルの回転モーメントを制限
する回転モーメント接続が備えられている実施例を示し
ている。もっとも、該接続は図中では、簡潔さ、及び、
よりよい見通しのために描かれていない。前記の如き回
転モーメント接続は、外側でスピンドルケーシング1に
接して回転可能に案内された調整リング56を用いて、
最大限に伝達可能な回転モーメントに関して調整可能で
ある。実施例においては、前記調整リング56が、同時
に、リング状空間15を外に閉鎖するために作用する。
調整リング56は、リング状空間15をスピンドルケー
シング1からドリルチャック3に至るまで軸方向に覆
い、リング状折り目57中でドリルチャックの締付リン
グ11に重なる。
【0025】
【発明の効果】ドリルチャック3と、例えばハンドドリ
ル機のドリリングスピンドル2を有するスピンドルケー
シング1とより成るドリリング装置において、まとめら
れていて軸方向に非常に短い構造様式を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリリング装置を、部分的に描かれた
スピンドルケーシングとドリル機ケーシングとともに、
ドリリングスピンドルの軸を通る縦方向断面で示す。
【図2】図1のものを他の実施態様で示す。
【図3】ドリリング装置の更に他の実施態様を同じく軸
方向断面で示す。
【図4】図3のものを、変更された実施態様で示す。
【図5】図1〜図3のものを、更に他の実施態様で示
す。
【図6】部分図である図6(a)〜図6(b)におい
て、図4及び図5の装置についてのそれぞれ異なる実施
態様を示す。
【図7】図5におけるVII−VII断面を示す、
【図8】チャック体の回転を阻止するための装置を伴う
本発明のドリリング装置を、軸方向断面で示す。
【図9】図8におけるIX−IX断面を示す。
【図10】図8の対象を、他の実施態様で示す。
【図11】図10におけるXI−XI断面を示す。
【図12】図8及び図10に対応するドリリング装置の
更に他の実施態様を示す。
【図13】図12におけるXIII−XIII断面を示
す。
【図14】図12におけるXIV−XIV断面を示す。
【図15】チャック体のための係止装置を伴うドリリン
グ装置の他の実施態様を、同じく軸方向断面で示す。
【図16】図15におけるXVI−XVI断面を示す。
【図17】図15におけるXVII−XVII断面を示
す。
【図18】係止装置を伴うドリリング装置の更に他の実
施態様を示す。
【図19】図18におけるXIX−XIX断面を、係止
装置の2つの異なる作動状態において示す。
【図20】図18におけるXX−XX断面を示す。
【図21】図18におけるXXI−XXI断面を示す。
【図22】ドリリングスピンドルの回転モーメント伝達
において挿入された回転モーメント接続を有する、本発
明のドリリング装置の軸方向断面を示す。
【図23】本発明のドリリング装置の更に他の実施態様
の軸方向断面を示す。
【図24】部分図である図24(a)〜図24(b)に
おいても、図6と同様に、図4及び図5の装置について
のそれぞれ異なる実施態様を示す。
【図25】部分図である図25(a)〜図25(b)に
おいても、図6及び24と同様に、図4及び図5の装置
についてのそれぞれ異なる実施態様を示す。
【符号の説明】
1 スピンドルケーシング 2 ドリリングスピンドル 3 ドリルチャック 4 つかみあご 5 あごシャフト 6 案内受入部 12 スピンドル軸受 15 リング状空間

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャック体(10)と、 自身の間にドリリング工具を受け入れるつかみあご
    (4)であって、前記つかみあごがあごシャフト(5)
    を有していて、ドリリング工具の締付直径につかみあご
    位置を適合させるため、及び、ドリルチャックの締付と
    ゆるめのために、前記あごシャフトがドリルチャック
    (3)の案内受入部(6)中を移動可能であるつかみあ
    ご(4)と、 チャック体(10)と共軸で、つかみあご(4)の移動
    のためにチャック体(10)に相対的に回転可能な締付
    リング(11)とを備えたドリルチャック(3)と、 チャック体(10)と共軸に、回転拘束して接続された
    ドリリングスピンドル(2)であって、特にハンドドリ
    ル機の、スピンドルケーシング(1)中に回転可能にか
    つ駆動可能に取り付けられているドリリングスピンドル
    とからなるドリリング装置において、 より大きな締付直径へつかみあご(4)がシフトする際
    に、あごシャフト(5)が後方へと案内受入部(6)か
    ら突き出、 あごシャフト(5)の突き出る端部が、スピンドルケー
    シング(1)中の、ドリリングスピンドル(2)と共軸
    に備えられていて軸方向にドリルチャック(3)へと向
    かって開かれたリング状空間(15)の中に突出するよ
    うに、ドリルチャック(3)がドリリングスピンドル上
    でスピンドルケーシング(1)に軸方向に密接に配さ
    れ、 前記リング状空間中で、あごシャフト(5)がドリルチ
    ャック(3)の回転の際に回転することを特徴とするド
    リリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドリリング装置であっ
    て、 スピンドル軸受(12)がスピンドルケーシング(1)
    中にあり、 前記スピンドル軸受(12)が、ドリルチャック側に、
    スピンドルケーシング(1)からのドリリングスピンド
    ル(2)の出口に配され、 前記スピンドル軸受(12)が、リング状空間(15)
    によって囲まれていて、あごシャフト(5)の、後方へ
    と案内受入部(6)から突き出る端部の間にあることを
    特徴とするドリリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載の装置におい
    て、 リング状空間(15)がドリルチャック(3)とスピン
    ドルケーシング(1)との間で外へ向かって閉じられて
    いることを特徴とするドリリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 スピンドルケーシング(1)がリング状空間(15)
    を、ドリリングスピンドル(2)から見て外に位置する
    前記空間の側面において覆い、 横断面が円形のケーシング縁部(17)でもってドリル
    チャック(3)に接するまで突出することを特徴とする
    ドリリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、スピン
    ドルケーシング(1)のケーシング縁部(17)がドリ
    ルチャック(3)と共に軸方向の重なり部(18)を形
    成することを特徴とするドリリング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、重なり
    部(18)がケーシング縁部(17)と、ドリルチャッ
    ク(3)の締付リング(11)との間に構成されている
    ことを特徴とするドリリング装置。
  7. 【請求項7】 請求項5もしくは6に記載の装置におい
    て、 チャック体(10)が軸方向においてスピンドルケーシ
    ング(1)中に突出し、 前記スピンドルケーシング(1)中に歯車リム(21)
    を有し、 前記歯車リムは、ドリリング駆動装置に属する駆動歯車
    (20)に係合していることを特徴とするドリリング装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかに記載の装置に
    おいて、 スピンドルケーシング(1)中に備えられた圧縮空気も
    しくは吸引空気経路(23)がリング状空間(15)中
    につながっており、 前記経路が圧縮空気または吸引空気送風装置に接続され
    ているかまたは接続可能であることを特徴とするドリリ
    ング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の装置に
    おいて、 ドリルチャック(10)の回転の際に前記ドリルチャッ
    ク上に衝撃機能を生成する側面リム(25)が、チャッ
    ク体(10)の後方端部とスピンドル軸受(12)との
    間に直接備えられているか、または、ドリリングスピン
    ドル(2)とリング状空間(15)との間にあるスピン
    ドルケーシング(1)の頸部(13)とチャック体(1
    0)の後方端部との間に直接備えられていることを特徴
    とするドリリング装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の装置
    において、ドリリングスピンドル(2)とチャック体
    (10)が互いに一体に作られていることを特徴とする
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかに記載の装置
    において、 ドリリングスピンドル(2)が正面側に軸方向の接続ジ
    ャーナル(29)を有し、 チャック体(10)がジャーナル受入部(30)を有
    し、 前記受入部中に接続ジャーナル(29)が回転拘束して
    係合することを特徴とするドリリング装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、 接続ジャーナル(29)とジャーナル受入部(30)
    が、丸くない、特に多角形の、横断面を有し、 周方向に配されている切欠及びバネ接続によって軸方向
    に互いに接して固定されていることを特徴とするドリリ
    ング装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、 切欠及びバネ接続の代わりに、接続ジャーナル(29)
    がリング状切欠中にチャック体(10)に当接する固定
    リング(33)を担持していることを特徴とするドリリ
    ング装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の装置において、 ジャーナル受入部(30)の壁部中の切欠及びバネ接続
    の代わりに、リング状切欠(31)が構成されていて、
    前記リング状切欠中に、材料(32)が接続ジャーナル
    (29)からの材料の変形形成によってビードをつけら
    れていることを特徴とするドリリング装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の装置において、 接続ジャーナル(29)とジャーナル受入部(30)
    が、軸方向に配される切欠及びバネ接続(34)によっ
    て相対回転を阻止されており、 チャック体(10)に当接するように接続ジャーナル
    (29)のリング状切欠中にはまっているストッパリン
    グ(33)によって軸方向移動を阻止されていることを
    特徴とするドリリング装置。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の装置において、 接続ジャーナル(29)とジャーナル受入部(30)が
    互いにネジ込まれており、 前記接続ジャーナル(29)が正面側が開かれた半径方
    向もしくは軸方向切欠(36)を備えており、 前記切欠中に、材料(37)が、ジャーナル受入部(3
    0)の壁部からの材料の変形形成によってビードをつけ
    られていることを特徴とするドリリング装置。
  17. 【請求項17】 請求項11〜16のいずれかに記載の
    装置において、 接続ジャーナル(29)が、チャック体(10)中で工
    具シャフトの受け入れのためにあるクリアランス(1
    6)中にまで突出し、 前記クリアランス中につかみあご(4)が突出している
    ことを特徴とするドリリング装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の装置において、 接続ジャーナル(29)が軸方向に制限されて移動可能
    に、ジャーナル受入部(30)中に保持されていること
    を特徴とするドリリング装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の装置において、 接続ジャーナル(29)が、工具シャフトのためのクリ
    アランス(16)中に突出する、前記接続ジャーナル
    (29)の端部において、工具シャフト端部の案内及び
    /又は回転駆動のための装置(39)を有していること
    を特徴とするドリリング装置。
  20. 【請求項20】 請求項3に記載の装置において、 スピンドルケーシング(1)がリング状空間(15)を
    外側にカラー(40)を用いて覆い、 前記カラーには、ほぼ半径方向に内側へと復帰バネ(4
    4,47)の力に抗して移動可能な係止部材(41)が
    配され、 前記係止部材が内側へと移動させられた状態において、
    チャック体(10)に備えられた係止クリアランス(4
    2)中に係合し、チャック体(10)の回転を阻止する
    ことを特徴とするドリリング装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置において、 係止クリアランス(42)が、チャック体(10)に構
    成された歯車リム(43)の歯のすき間によって形成さ
    れていることを特徴とするドリリング装置。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の装置において、 係止クリアランス(42)が、チャック体(10)の外
    周面に配された、あごシャフト(5)のための案内受入
    部(6)によって形成されていることを特徴とするドリ
    リング装置。
  23. 【請求項23】 請求項20〜22のいずれかに記載の
    装置において、 係止部材(41)が、カラー(40)の周方向に延びて
    いて復帰力を作るために付勢された板バネ(44)の端
    部によって形成され、カラー(40)に接して移動可能
    に案内された作動部材(45)によって移動可能である
    ことを特徴とするドリリング装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の装置において、 操作部材(45)がバネ端部を固定して半径方向に移動
    可能な操作部として構成されていることを特徴とするド
    リリング装置。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の装置において、 全ての係止部材(41)のために唯一の操作部材(4
    5)が備えられ、 前記操作部材がカラー(40)に接して移動可能な作動
    リングとして構成され、 前記リングが前記リングに当接する係止部材(41)の
    ための制御カム(46)を備えていることを特徴とする
    ドリリング装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の装置において、 作動リングが周方向に回転可能であり、 制御カム(46)が対応して周方向に配されていること
    を特徴とするドリリング装置。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の装置において、作
    動リングが軸方向に移動可能であり、制御カム(46)
    に対応して軸方向に配されていることを特徴とするドリ
    リング装置。
  28. 【請求項28】 請求項3に記載の装置において、 リング状空間(15)が、外側で、スピンドルケーシン
    グ(1)に接して移動可能に案内された作動スリーブ
    (48)で閉じられ、 前記作動スリーブが、スピンドルケーシング(1)中を
    軸方向に移動可能で回転不能な係止リング(49)に接
    続され、 前記係止リングが、チャック体(10)に押し出された
    係止位置においてチャック体(10)に係合するように
    なり、前記チャック体の回転を阻止することを特徴とす
    るドリリング装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の装置において、 作動スリーブ(48)が回転可能にかつ軸方向に移動不
    能にスピンドルケーシング(1)に接して案内され、 係止リング(49)との接続部材(50)が制御カム
    (52)として構成され、 前記制御カム中で、係止リング(49)が少なくとも1
    つの復帰バネ(53)の力を受けて軸方向に作動スリー
    ブ(48)に当接することを特徴とするドリリング装
    置。
  30. 【請求項30】 請求項28もしくは29に記載の装置
    において、 リング状空間(15)が係止リング(49)中に構成さ
    れ、 前記リングが、リング状空間(15)の半径方向内側に
    位置する縁部に、チャック体(10)に配された歯付リ
    ング(55)に係止係合するための歯付リング(54)
    を有していることを特徴とするドリリング装置。
  31. 【請求項31】 請求項3に記載の装置において、 ドリリングスピンドル(2)の回転モーメントを制限す
    る回転モーメント接続であって、外側でスピンドルケー
    シング(1)に接して回転可能に案内された調整リング
    (56)を用いて最大限に伝達されうる回転モーメント
    を調整可能であるという回転モーメント接続を伴う、ス
    ピンドルケーシング(2)において、 前記調整リング(56)がリング状空間(15)をスピ
    ンドルケーシング(1)からドリルチャック(3)に至
    るまで軸方向に覆い、外へ向かって閉じることを特徴と
    するドリリング装置。
JP03823496A 1995-02-25 1996-02-26 ドリリング装置 Expired - Fee Related JP3677589B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19506708A DE19506708C1 (de) 1995-02-25 1995-02-25 Bohrvorrichtung
DE95109792.2 1995-06-23
EP95109792A EP0728549B1 (de) 1995-02-25 1995-06-23 Bohrvorrichtung
DE19506708.8 1995-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08243818A true JPH08243818A (ja) 1996-09-24
JP3677589B2 JP3677589B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=7755095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03823496A Expired - Fee Related JP3677589B2 (ja) 1995-02-25 1996-02-26 ドリリング装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5882153A (ja)
EP (2) EP0728549B1 (ja)
JP (1) JP3677589B2 (ja)
DE (3) DE19506708C1 (ja)
ES (2) ES2230648T3 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052407A (ja) * 2000-08-14 2002-02-19 Roehm Gmbh 切り替え・調節用曲がり部を有する締付ケーシング筒を備えたドリルチャック
JP2007168072A (ja) * 2005-12-23 2007-07-05 Roehm Gmbh ドリリング装置
JP2009006475A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Techtronic Ind Co Ltd チャック組立体
JP2009006476A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Techtronic Ind Co Ltd 多速度ドリル及びチャック組立体
CN103537938A (zh) * 2012-07-11 2014-01-29 程继兴 不停车夹具
JP2014184554A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Roehm Gmbh ドリルチャック

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5741016A (en) * 1996-10-02 1998-04-21 Power Tool Holders Incorporated Chuck
US5816583A (en) * 1996-12-04 1998-10-06 Power Tool Holders, Inc. Integral locking sleeve chuck
DE19802080B4 (de) * 1998-01-21 2008-07-03 Röhm Gmbh Bohrfutter
DE19805019B4 (de) * 1998-02-07 2008-04-03 Röhm Gmbh Bohrfutter
US6196554B1 (en) 1998-12-15 2001-03-06 Power Tool Holders Incorporated Locking chuck
US6173972B1 (en) * 1999-06-16 2001-01-16 Power Tool Holders, Inc. Locking chuck
US6260856B1 (en) 1999-11-17 2001-07-17 Power Tool Holders Incorporated Locking chuck
US6729812B2 (en) * 1999-12-06 2004-05-04 Theodore G. Yaksich Power driver having geared tool holder
US6390481B1 (en) 2000-03-10 2002-05-21 Power Tool Holders Incorporated Locking chuck
US6540237B1 (en) 2000-06-23 2003-04-01 Power Tool Holders Incorporated Chuck
US6488286B2 (en) 2000-08-21 2002-12-03 Theodore G. Yaksich Chuck and power driver having improved interface assembly
US6572310B2 (en) * 2000-12-08 2003-06-03 Power Tool Holders Incorporated Self-cleaning drill chuck
DE10149959A1 (de) * 2001-10-10 2003-04-17 Roehm Gmbh Bohrvorrichtung
DE10207152B4 (de) * 2002-02-20 2015-04-16 Röhm Gmbh Bohrvorrichtung
DE10207153A1 (de) * 2002-02-20 2003-08-21 Roehm Gmbh Bohrvorrichtung
US6616149B1 (en) * 2002-03-19 2003-09-09 S-B Power Tool Corporation Quick-release chuck having compact collar
WO2004108331A2 (en) * 2003-06-11 2004-12-16 Cambridge Consultants Ltd Handwheel-operated device
US20050087937A1 (en) * 2003-10-22 2005-04-28 Wenhua Zhou Lock type manually tightened chuck
DE20317695U1 (de) * 2003-11-14 2004-02-19 Röhm Gmbh Bohrvorrichtung
US7451990B2 (en) 2004-04-29 2008-11-18 Jacobs Chuck Manufacturing Company Chuck with torque indicator
CN2715890Y (zh) * 2004-08-03 2005-08-10 山东威达机械股份有限公司 带响自锁式钻夹头
US7331584B2 (en) * 2004-09-17 2008-02-19 Black & Decker Inc. Chuck with nutating gear reduction
US20070063455A1 (en) * 2004-09-17 2007-03-22 Zhang Qiang J Fastener with nutating gear reduction
CN101432089B (zh) * 2004-09-27 2010-12-01 布莱克和戴克公司 具有套筒和夹紧机构的能消除操作者差异的工具卡盘
DE102004053783A1 (de) * 2004-11-08 2006-05-11 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine, insbesondere Bohrmaschine oder Schrauber
US7503734B2 (en) * 2005-02-18 2009-03-17 Black & Decker Inc. Drill chuck actuator
US20060232022A1 (en) * 2005-04-18 2006-10-19 Nickels Richard C Jr Tool chuck with sliding sleeve and chuck mechanism
US7708288B2 (en) 2005-05-18 2010-05-04 Jacobs Chuck Manufacturing Company Locking chuck
CN100406173C (zh) * 2005-05-29 2008-07-30 山东威达机械股份有限公司 柄类工具夹持结构
US7472913B2 (en) 2005-06-09 2009-01-06 Jacobs Chuck Manufacturing Company Drill chuck
US7527273B2 (en) 2005-09-02 2009-05-05 Jacobs Chuck Manufacturing Company Locking chuck
US7455303B2 (en) * 2005-09-02 2008-11-25 The Jacobs Chuck Manufacturing Company Chuck with internal nut
US7845651B2 (en) 2006-08-15 2010-12-07 Jacobs Chuck Manufacturing Company Locking chuck
US7900937B2 (en) 2007-08-17 2011-03-08 Jacobs Chuck Manufacturing Company Locking chuck
DE102008000470A1 (de) 2008-02-29 2009-09-03 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
US8403339B2 (en) 2008-06-18 2013-03-26 Jacobs Chuck Manufacturing Company Self tightening chuck with an axial lock
US8376371B2 (en) * 2008-09-17 2013-02-19 Jacobs Chuck Manufacturing Company Locking chuck jaws
DE202009005187U1 (de) * 2008-11-24 2009-10-29 Zhejiang Sanou Machinery Co. Ltd., Taizhou Schlüsselloses Bohrfutter mit Selbstverriegelung
EP2216114B1 (en) * 2009-02-05 2013-08-28 Techtronic Power Tools Technology Limited Power tool chuck assembly with hammer mechanism
US8777232B2 (en) 2009-07-29 2014-07-15 Jacobs Chuck Manufacturing Company Self-tightening chuck with a radial lock
WO2011056560A1 (en) * 2009-10-26 2011-05-12 Black & Decker Inc. Mechanism for connecting a chuck to a power tool
DE102009054923B4 (de) * 2009-12-18 2018-01-18 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
US8616561B2 (en) 2012-04-10 2013-12-31 Apex Brands, Inc. Locking chuck
DE102012211907A1 (de) * 2012-07-09 2014-01-09 Robert Bosch Gmbh Drehschlagschrauber mit einem Schlagwerk
DE102012110809A1 (de) 2012-11-12 2014-05-15 Röhm Gmbh Bohrfutter
US10882119B2 (en) 2013-03-14 2021-01-05 Black & Decker Inc. Chuck sleeve for power tool
US10011006B2 (en) 2013-08-08 2018-07-03 Black & Decker Inc. Fastener setting algorithm for drill driver
CN111521405B (zh) * 2020-04-28 2021-11-09 中国航发湖南动力机械研究所 叶轮定位结构及叶轮叶片疲劳试验装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US896051A (en) * 1906-01-06 1908-08-11 Frank M Ashley Drill-chuck.
US1038755A (en) * 1909-12-20 1912-09-17 Henry S Hubbell Chuck.
US1053530A (en) * 1912-05-10 1913-02-18 Skinner Chuck Company Drill-chuck.
US3000642A (en) * 1958-11-26 1961-09-19 Kawasaki Kiyoshi Drill chuck
FR1602481A (ja) * 1968-12-31 1970-11-30
DE3437792C1 (de) * 1984-10-16 1986-01-23 Günter Horst 7927 Sontheim Röhm Spannbackenfutter,insbesondere Bohrfutter
DE3624232A1 (de) * 1986-07-18 1988-01-28 Hilti Ag Spannfutter fuer werkzeuge
DE3727147A1 (de) * 1987-08-14 1989-02-23 Roehm Guenter H Nachspannendes bohrfutter
US4958840A (en) * 1988-05-27 1990-09-25 Milwaukee Electric Tool Corporation Self disengaging keyless chuck
DE3829683A1 (de) * 1988-09-01 1990-03-15 Black & Decker Inc Bohrhammer
ES2043213T3 (es) * 1989-12-08 1993-12-16 Roehm Guenter H Portabrocas.
DE4023303C1 (ja) * 1990-07-21 1991-09-26 Guenter Horst 7927 Sontheim De Roehm
DE4208460A1 (de) * 1992-03-17 1993-09-23 Bosch Gmbh Robert Bohrfutter fuer handwerkzeugmaschinen
US5232230A (en) * 1992-09-28 1993-08-03 Lin Pi Chu Chuck assembly for a drilling apparatus
DE4238465C1 (de) * 1992-11-16 1994-02-10 Roehm Guenter H Bohrfutter
DE4411523A1 (de) * 1994-04-02 1995-10-05 Roehm Guenter H Bohreinrichtung aus einer Bohrmaschine und einem Bohrfutter
DE4416224C1 (de) * 1994-05-07 1995-11-23 Metabowerke Kg Schlüsselloses Spannfutter
DE4445858B4 (de) * 1994-12-22 2008-05-08 Röhm Gmbh Bohrvorrichtung

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052407A (ja) * 2000-08-14 2002-02-19 Roehm Gmbh 切り替え・調節用曲がり部を有する締付ケーシング筒を備えたドリルチャック
JP2007168072A (ja) * 2005-12-23 2007-07-05 Roehm Gmbh ドリリング装置
JP2009006475A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Techtronic Ind Co Ltd チャック組立体
JP2009006476A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Techtronic Ind Co Ltd 多速度ドリル及びチャック組立体
CN103537938A (zh) * 2012-07-11 2014-01-29 程继兴 不停车夹具
JP2014184554A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Roehm Gmbh ドリルチャック

Also Published As

Publication number Publication date
EP0728549B1 (de) 1999-11-17
EP0728549A1 (de) 1996-08-28
JP3677589B2 (ja) 2005-08-03
US5882153A (en) 1999-03-16
DE59507246D1 (de) 1999-12-23
US5927914A (en) 1999-07-27
ES2230648T3 (es) 2005-05-01
EP0900613A1 (de) 1999-03-10
DE59510981D1 (de) 2005-01-27
EP0900613B1 (de) 2004-12-22
ES2138686T3 (es) 2000-01-16
DE19506708C1 (de) 1996-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08243818A (ja) ドリリング装置
US5603516A (en) Drilling and/or chipping tool
US6510903B2 (en) Combination electrical hand-held tool
US5711380A (en) Rotate percussion hammer/drill shift device
US6109364A (en) Rotary hammer
JP4012280B2 (ja) 手持ち工作機械における工具ホルダの交換装置
EP1759792B1 (en) Power driver with dead spindle chucking system with sliding sleve
US5379848A (en) Drill hammer
JP4778516B2 (ja) 手持ち式工作機械、特にドリル及び/又は打撃ハンマ
JP4536179B2 (ja) 手持ち電動工具機械
JP2625208B2 (ja) 手持ち式電動工具装置
EP0608083B1 (en) Power driven tool, in particular an electric tool
JPH046483B2 (ja)
MXPA06005836A (es) Taladro de mandril doble con un arbol motor.
US8490715B2 (en) Hand-held machine tool
US20030098168A1 (en) Hand power tool
JP2703637B2 (ja) ドリルハンマ
JPH029520A (ja) ドリルスピンドルへの接続のために装備されたドリルチャック
JPH09117837A (ja) 電動式の打撃穿孔機
JPH0620648B2 (ja) 衝撃ドリル装置
JPS59196175A (ja) 動力工具と駆動アタツチメントとの組合せ体
JPH07328818A (ja) 工具保持体を備えた手持ちドリル機械
JP2663972B2 (ja) 工具ホルダ
JP3695392B2 (ja) ハンマドリル
JPH0679509A (ja) ドリル・チゼル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050322

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050427

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees