JP4778516B2 - 手持ち式工作機械、特にドリル及び/又は打撃ハンマ - Google Patents

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Description

背景技術
本発明は、手持ち式工作機械、特にドリル及び/又は打撃ハンマであって、ケーシングに回転可能に支承された、工具取付け部を回転駆動するためのハンマ管と、該ハンマ管を回転駆動するための、モータ駆動可能な駆動歯車と、限界トルクの超過時に工具取付け部に対する回転結合を遮断するカップリングとが設けられており、該カップリングが、トルクを伝達する伝達部材を介して係合する2つのカップリング部材を有しており、これらのカップリング部材の内の一方のカップリング部材が、ハンマ管であるか又はハンマ管に結合された部材である形式のものに関する。
このような形式の公知の手持ち式工作機械には、駆動される工具が衝撃的に停止した場合、例えばドリル工具がロックした場合に、(反対方向に作用する)極端に高い反トルクからオペレータを保護すべき安全カップリングが設けられている。
公知の手持ち式工作機械の場合、係止カップリングとして形成された安全カップリングは、2つの部分から構成されたハンマ管に配置されており且つ外側のハンマ管部分と、工具ホルダを有利には一体に支持する内側のハンマ管部分との間で働く。この内側のハンマ管部分は、一方の端部区分で以て外側のハンマ管部分に滑り込むように挿入されている。係止カップリングは、ハンマ管の全周にわたって等間隔で配置された複数の係止ボールを有しており、これらの係止ボールは外側のハンマ管部分の孔に半径方向で摺動可能且つ形状接続的に嵌り込み、一方では内側のハンマ管部分の端部区分に形成された軸方向凹部に接線方向で形状接続的に侵入し且つ他方では外側のハンマ管の全周にわたって半径方向で突出している。外側のハンマ管部分に軸方向で摺動可能に配置されたカップリングリングが、圧縮ばねとして形成されたカップリングばねによりインナテーパで以て係止ボールの突出領域に押し当てられ、これにより、係止ボールを半径方向で負荷する力成分が生ぜしめられ、この力成分が、係止カップリングの限界トルクを規定する。この限界トルクを超過すると、係止ボールはカップリングリングに作用するカップリングばねの力に抗して半径方向外側に向かって押圧され、カップリングリングをカップリングばねの力に抗して押しずらし且つ内側のハンマ管部分の軸方向凹部から脱出する。これにより、外側のハンマ管部分と内側のハンマ管部分との結合部が分離され、外側のハンマ管部分は、例えば工具を介して工作物内で固持される内側のハンマ管部分に沿って自由に回転可能である。ハンマ管の回転駆動は、外側のハンマ管部分に相対回動不能に設けられた駆動歯車を介して行われ、この駆動歯車は傘歯車として形成されており且つ減速伝動装置を介して電動モータにより駆動される。
冒頭で述べた形式のやはり公知の手持ち式工作機械では、ハンマ管が一体に構成されており且つ前方の端部で以て有利には一体に工具取付け部を支持している。ハンマ管にはやはり傘歯車として形成された駆動歯車が設けられており、この駆動歯車は減速伝動装置を介して電動モータにより駆動可能である。軸方向でハンマ管に沿って摺動可能な切換リングによって、ハンマ管は選択的に駆動歯車と相対回動不能に結合可能である(作動形式:打撃穿孔又は穿孔)か、又はケーシングに回動不能に固定可能(作動形式:破つり)である。係止カップリングは、減速伝動装置の所定の伝動段に配置されている。
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の構成、即ち、他方のカップリング部材が、ハンマ管に沿って滑動するように設けられたカップリングスリーブであり、該カップリングスリーブが、相対回動不能な回転結合部を得るために駆動歯車と結合可能である構成を有する本発明による手持ち式工作機械は、新形式の係止カップリングがコンパクト且つ頑丈であり、廉価な構成部材によって実現され得るという利点を有している。この手持ち式工作機械は、係止カップリングの構造上の変更無しで、ケーシングに対して相対的に軸方向で摺動不能なハンマ管も、ケーシングに対して相対的に軸方向で摺動可能なハンマ管も備えられる。このハンマ管は、一体に又は複数部分から構成可能である。係止カップリングは、一体のハンマ管の場合もこのハンマ管自体に配置されており、一体のハンマ管を備えた公知の手持ち式工作機械の場合のように減速伝動装置に配置されてはいないので、当該の係止カップリングは低いハンマ管回転数で作動し、これにより、一定のトルクにおける係止カップリングの著しく長い耐用年数が得られる。カップリングの拘束部も、比較的低い回転数に基づき、伝動装置に配置された係止カップリングを備えた公知の手持ち式工作機械におけるよりも摩耗度が著しく小さい。
新形式の係止カップリングのカップリングスリーブは、該カップリングスリーブに本来のカップリング機能のみならず、更にハンマ管のための支承機能、打撃機構のための制御機能、並びに作動形式「穿孔」又は「打撃穿孔」、「破つり」及び「ニュートラル位置」の切換用の切換リングのための支持体機能が割り当てられることによって、簡単に多機能部材へと大幅に拡張され得る。
請求項1に記載された手持ち式工作機械の有利な改良は、従属請求項に記載の構成手段によって可能である。
本発明の有利な構成では、ハンマ管に沿って滑動するように設けられたカップリングスリーブが、ケーシングに固定された滑り軸受けに収容されているので、カップリングスリーブはハンマ管のための支承機能も引き受けている。この場合、滑り軸受けは、以下で説明する本発明の実施例では、打撃機構を制御するために利用することができる。
本発明の別の有利な構成では、カップリングスリーブと駆動歯車との間のカップリングが、カップリングスリーブに設けられた、軸方向歯列を有する切換リングを介して形成されている。前記軸方向歯列は、カップリングスリーブの、有利にはカップリングリングとは反対の側の後方のスリーブ区分に形成された軸方向歯列と噛み合っている。切換リングは軸方向で摺動することにより、選択的に駆動歯車又はケーシングと相対回動不能に連結可能である。当該の切換リングによって、手持ち式工作機械の異なる作動形式、即ち「穿孔/打撃穿孔」、「破つり」、並びにカップリングスリーブが駆動歯車と連結されてもケーシングに固定されてもいないニュートラル又はゼロ位置が調節可能である。本発明のこの構成では、カップリングスリーブが同時に、手持ち式工作機械の作動形式を切り換えるための切換リングのための支持体機能を引き受けている。
本発明の更に別の有利な構成では、ハンマ管がケーシング内で戻しばねの力に抗して軸方向で摺動可能に支承されており、この軸方向摺動は、ケーシングに形成された2つのストッパと、ハンマ管に形成された1つの対応ストッパとによって制限されている。前方のストッパは、ハンマ管が軸方向で負荷されていない状態で空転位置を規定し且つ後方のストッパは、ハンマ管が軸方向で負荷された状態で打撃機構のための作業位置を規定する。これにより、例えば手持ち式工作機械を工作物から持ち上げるか又は外すことによって、工具の圧着力を除去することにより、打撃機構の空転が簡単に生ぜしめられる。
本発明の更に別の有利な構成では、打撃機構がエアクッション打撃機構として形成されており且つハンマ管内をガイドされる、並進駆動されるピストンと、このピストンから間隔をおいてハンマ管内を軸方向で摺動可能にガイドされる、工具に作用する打撃ピンとを有しており、この場合、ハンマ管内にはピストンと打撃ピンとによってエアクッションが封入されている。エアクッション領域には、ハンマ管とカップリングスリーブとにおいて一致する複数の半径方向孔が設けられており、これらの半径方向孔の配置形式は、当該半径方向孔がハンマ管の作動位置では滑り軸受けによって被覆されており且つハンマ管の空転位置では滑り軸受けからずれ出て延いては開放されているように、ハンマ管の摺動距離に合わされている。当該の半径方向孔と滑り軸受けとによって、打撃機構のためのスリーブ制御が実現される。ハンマ管の大きな質量と軸方向距離とに基づき、前記半径方向孔の開放と協働して、打撃体及びアンビルのエネルギは、ハンマ管が空転に移行する際に迅速に低下される。このことは構成部材を保護し、打撃ピン拘束装置を節約し且つ手持ち式工作機械のより長い耐用年数を可能にする。更に、打撃ピンと工具との間でハンマ管内を軸方向で摺動可能なアンビルの短い摺動距離が可能になる。アンビルのこの短い摺動距離は、アンビルシールの少ない摩耗と同時に良好なシールもやはり可能にする。
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1に概略的な側面図で、注目する範囲は縦断面図でも示した手持ち式工作機械は、コンビハンマとも呼ばれるドリル及び/又は打撃ハンマとして形成されている。当該の手持ち式工作機械はケーシング11を有しており、このケーシング11は特に電気的な駆動モータ12を有しており、この駆動モータ12は伝動装置13を介して、後置されたドリル及び/又は打撃機構に作用する。このためには、伝動装置13が駆動歯車14と噛み合っており、この駆動歯車14は、ハンマ管15を回転駆動するためにこのハンマ管15と結合されている。駆動歯車14は、有利には傘歯車として形成されている。駆動モータ12と伝動装置13とにより駆動歯車14を介して、ハンマ管15を回転駆動することができ且つこのハンマ管15を介して、工具17を相対回動不能に且つ軸方向で摺動可能に保持する工具取付け部16を回転駆動することができる。更に、駆動モータ12から伝動装置13を介して、打撃機構18を前置されたクランク機構19で以て並進駆動することができる。ハンマ管15内に配置された、いわゆるエアクッション打撃機構として構成された打撃機構18は、特に図2及び図3で見られるように、クランク機構19によって往復駆動されるピストン20と、このピストン20から間隔をあけて、該ピストン20と共にエアクッション22を封入する打撃体又は打撃ピン21と、この打撃ピン21にハンマ管15内で後置されたアンビル23とを有しており、このアンビル23は、工具取付け部16に保持された工具17に直接に作用する。ピストン20、打撃ピン21及びアンビル23は、ハンマ管15内で軸方向に摺動可能にガイドされており且つハンマ管15の内壁に対して気密にシールされている。駆動歯車14とハンマ管15との間には係止カップリング24が設けられており、この係止カップリング24は、限界トルクを超過した場合に、駆動歯車14とハンマ管15との間の駆動結合を分離させる。
カップリング24は、例えば係止カップリングとして構成されている。この係止カップリング24は、図2及び図3に上半分の断面のみが示されているに過ぎない。係止カップリング24は、トルクを伝達する伝達部材を介して係合している2つのカップリング部材を有しており、これらのカップリング部材は、規定された限界トルクを超過すると、所定の力に抗して係止可能である。一方のカップリング部材は、ハンマ管15又はこのハンマ管15に結合された部材によって形成されており且つ他方のカップリング部材は、ハンマ管15に沿って滑動するように設けられたカップリングスリーブ25によって形成されている。前記伝達部材は複数の係止ボール26によって形成されており、これらの係止ボール26は同一円周角だけ互いにずらされて、カップリングスリーブ25に設けられた複数の半径方向孔27内で半径方向で摺動可能にガイドされている。半径方向孔27は、係止ボール26のボール直径よりもやや大きな孔直径を有している。係止ボール26はそれぞれ、一方ではカップリングスリーブ25に設けられた半径方向孔27と同様に同一円周角だけ互いにずらされてハンマ管15に配置された截頭円錐形の係止凹部28に侵入し、他方ではカップリングスリーブ25のスリーブ外壁を越えて半径方向に突出している。円錐形の係止凹部28は、この係止凹部28の底部に向かって減径する内法横断面を有しており、この場合、カップリングスリーブ25に面した開口の横断面は、カップリングスリーブ25に設けられた半径方向孔27の孔横断面に等しい。軸方向で摺動可能にカップリングスリーブ25に設けられたカップリングリング29はインナテーパ291を有しており、このインナテーパ291で以てカップリングリング29はカップリングばね30の作用下で、係止ボール26の突出領域に圧着される。カップリングばね30は、例えば圧縮ばねとして形成されており、この圧縮ばねは、ハンマ管15を同心的に取り囲んでおり、一方ではカップリングリング29に支持され且つ他方ではハンマ管15に支持されており、しかも、インナテーパ291を介して係止ボール26に、これらの係止ボール26を係止凹部28に押し込む半径方向の力成分を供給するので、これにより、カップリングスリーブ25とハンマ管15とは相対回動不能に互いに結合されている。前記の半径方向の力成分は、係止カップリング24が解離する限界トルクの値を規定する。同時にカップリングばね30は、カップリングリング29と係止ボール26とを介して、カップリングスリーブ25をハンマ管15に形成された半径方向ショルダ31に圧着させ、且つ他方ではハンマ管15に被せ嵌められたばね皿32を、ハンマ管15に設けられた環状溝33に挿入されたスナップリング34に当接させる。
ハンマ管15は、このハンマ管15の工具取付け部に近い側の前方領域では、ケーシング11に固定されたピボット軸受け35を介して、且つハンマ管15の後方領域では係止カップリング24の近くに配置された、やはりケーシング11に固定されてカップリングスリーブ25を収容する滑り軸受け36を介して、ケーシング11に回転可能に支承されている。カップリングスリーブ25の、カップリングリング29とは反対の側の後方のスリーブ区分には軸方向歯列37が設けられており(図4)、この軸方向歯列37は、中間リング46の同一形式の軸方向歯列38と噛み合っている。中間リング46は、駆動歯車14に形成された軸方向歯列47に対する半径方向間隔を形成している。中間リング46の軸方向歯列38に同一形式の軸方向歯列で以て噛み合う切換リング39は、軸方向で摺動することにより選択的に一方では駆動歯車14と、その軸方向歯列47を介して相対回動不能に結合可能であり且つ他方ではケーシング11に、このケーシング11に形成された歯列を介して相対回動不能に固定可能である。この場合、前記の両摺動位置において、カップリングスリーブ25の軸方向歯列37と中間リング46の軸方向歯列38、並びに中間リング46の軸方向歯列38と切換リング39の軸方向歯列とは、互いに噛み合ったままである。切換リング39が図2で見て左側に摺動されると、カップリングスリーブ25はケーシング11に固定され、切換リング39が図2で見て右側に摺動されると、カップリングスリーブ25は駆動歯車14と相対回動不能に結合される。ハンマ管15はケーシング11内で、戻しばね40の力に抗して軸方向で摺動可能にピボット軸受け35及び滑り軸受け36に収容されており、この場合、ハンマ管15の軸方向摺動は、ケーシング11に形成された2つのストッパ及びハンマ管15に形成された1つの対応ストッパとによって制限されている。図2及び図3で見て左側の、ピボット軸受け35により形成された前方のストッパは、ハンマ管15が軸方向で負荷されていない場合に空転位置を規定し且つ図2及び図3で見て右側の、ケーシング11に形成された環状ショルダ41により形成された後方のストッパは、ハンマ管15が軸方向で負荷された場合に打撃機構18の作業位置を規定する。ハンマ管15の軸方向負荷は、工作物に対する工具17の軸方向での圧着によって行われる。ハンマ管15に配置された対応ストッパはばね皿32によって形成され、このばね皿32の、ケーシング11の内壁にまで達する皿縁部には、圧縮ばねとして形成され且つハンマ管15及びカップリングばね30に対して同心的に配置された戻しばね40が支持されている。この戻しばね40の対応受けは、ケーシング11に形成された半径方向ショルダ42によって形成される。
ピストン20と打撃ピン21との間のハンマ管15のエアクッション領域では、ハンマ管15に複数の半径方向孔43が設けられており且つカップリングスリーブ25に複数の半径方向孔44が設けられている。これらの半径方向孔43,44は整合している。有利には、これらの半径方向孔43,44は同一円周角だけ互いにずらされて配置されている。この場合、半径方向孔43,44はそれぞれハンマ管15の摺動距離に合わせて、当該半径方向孔43,44がハンマ管15の作業位置(図2)において、滑り軸受け36によって被覆されているように、つまりエアクッション22が気密に閉鎖されているように配置されている。これに対してハンマ管15の空転位置では、半径方向孔43,44は滑り軸受け36からずれ出ており(図3)、従って開放状態にある。エアクッション22は、ケーシング11の内部と空気交換接続している。エアクッション22を封入しているピストン20と打撃ピン21との間の空間を、半径方向孔43,44を介して開放することにより、手持ち式工作機械の空転への移行時に、打撃ピン21及びアンビル23のエネルギが迅速に低下され、これにより手持ち式工作機械は良好に空転に移行する。このことは構成部材を保護し、打撃ピン21のための拘束装置も省き且つ短いアンビル距離を可能にする。このこともやはり、アンビルシール45の良好なシールと僅かな摩耗を保証する。
作動形式「打撃穿孔」及び打撃機構が遮断された状態での作動形式「穿孔」では、工具取付け部16に保持された工具17を工作物に当て付けて、手持ち式工作機械を軸方向で圧着することにより、ハンマ管15が工具17によって、アンビル23を介して戻しばね40の力に抗して、図2に示した作業位置へ押しずらされる。図2では切換リング39がニュートラル位置又はゼロ位置で示されている。切換リング39が図2で見て右側に摺動された状態では、カップリングスリーブ25が駆動歯車14に相対回動不能に結合される。今、駆動モータ12が接続されると、回転する駆動歯車14と係止カップリング24とを介してハンマ管15が回転させられ、このハンマ管15自体は、該ハンマ管15と相対回動不能に結合された工具取付け部16を介して工具17を回転駆動する。例えば回転する工具17が工作物に嵌り込んで動かなくなることによって、カップリングばね30により規定された限界トルクが超過されると、カップリングリング29の軸方向摺動に基づいて、係止ボール26がカップリングばね30に抗して円錐状の係止凹部28から半径方向外側に向かって、当該係止ボール26がハンマ管15の係止凹部28から脱出するまで押し出される(図4)ので、今やカップリングスリーブ25はハンマ管15に対して相対回動することができる。
手持ち式工作機械が工作物から持ち上げられると、工具17によりアンビル23を介してハンマ管15に加えられる軸方向圧力がなくなるので、戻しばね40はばね皿32を介して、ハンマ管15を図3に示した空転位置へ押しずらす。これにより、半径方向孔43,44が滑り軸受け36から滑り出るので、ピストン20と打撃ピン21との間のエアクッション22を有する空間は外部に対して開放されている。このエアクッション室の開放に基づいて、ピストン20は最早打撃ピン21を吸い込むことはできない。打撃ピン21及びアンビル23は空転位置に位置している。
説明した一体のハンマ管15の代わりに、2つの又は複数の部分から成るハンマ管が、ケーシング11に回転可能に且つ軸方向で固定されて、又は軸方向で摺動可能に支承されていてもよい。この場合は、冒頭で説明した公知の手持ち式工作機械の場合と同様に、例えば2つのハンマ管部分(これらのハンマ管部分の内、前方のハンマ管部分が工具支持体を一体に支持している)が互いに差し嵌め合わされて、今や互いに固着されている。2つの部分から成るハンマ管を備えた公知の手持ち式工作機械に比べて、今製作しようとするハンマ管は著しく廉価である。それというのも、2つのハンマ管部分が互いに内外で回動しないので、ハンマ管部分の接触面も摩耗されずに済むからである。
説明した手持ち式工作機械では、ハンマ管15は軸方向で固定的に配置され且つ1体に、又は複数部分から構成されてもよい。但しこの場合は、打撃機構の空転への移行時にエアクッション室を開放するための上で説明した簡単な「スリーブ制御」は省かれる。
手持ち式工作機械を部分的に断面した概略側面図である。 作業位置に位置するハンマ管を備えた、図1に示した手持ち式工作機械の部分縦断面図である。 空転位置に位置するハンマ管を備えた、図2に示した手持ち式工作機械の部分縦断面図である。 図2の符号IVで示した範囲を拡大した、係止カップリングの応答時を示した図である。

Claims (11)

  1. 手持ち式工作機械であって、ケーシング(11)に回転可能に支承された、工具取付け部(16)を回転駆動するためのハンマ管(15)と、該ハンマ管(15)を回転駆動するための、モータ駆動可能な駆動歯車(14)と、限界トルクの超過時に工具取付け部(16)に対する回転結合を遮断するカップリング(24)とが設けられており、該カップリングが、トルクを伝達する伝達部材を介して係合する2つのカップリング部材を有しており、これらのカップリング部材の内の一方のカップリング部材が、ハンマ管(15)であるか又はハンマ管(15)に結合された部材である形式のものにおいて、
    他方のカップリング部材が、ハンマ管(15)に沿って滑動するように設けられたカップリングスリーブ(25)であり、該カップリングスリーブが、相対回動不能な回転結合部を得るために駆動歯車(14)と結合可能であり、
    カップリングスリーブ(25)と駆動歯車(14)との間の結合が、切換リング(39)を介して行われており、該切換リングが、軸方向歯列(38)を備えた中間リング(46)を介して、カップリングスリーブ(25)に形成された軸方向歯列(37)と噛み合っており、切換リング(39)が、軸方向で摺動することにより選択的に駆動歯車(14)又はケーシング(11)と相対回動不能に結合可能であることを特徴とする、手持ち式工作機械。
  2. カップリングスリーブ(25)が、所定の円周角だけ互いにずらされて配置された複数のガイドを有しており、ハンマ管(15)が、前記ガイドに一致するように配置された複数の係止凹部(28)を有しており、伝達部材が、それぞれ前記ガイド内で半径方向摺動可能に保持されていて、一方では形状接続的に係止凹部(28)に侵入しており且つ他方ではカップリングスリーブ(25)の外周面を越えて突出しており、カップリングリング(29)がカップリングばね(30)によって、ハンマ管(15)に対して半径方向内側に向けられた力成分が伝達部材に作用するように伝達部材の突出領域に圧着されている、請求項1記載の手持ち式工作機械。
  3. カップリングリング(29)が、カップリングスリーブ(25)に沿って滑動するように設けられており且つ伝達部材に接触するインナテーパ(291)を有しており、カップリングばね(30)が、ハンマ管(15)を同心的に取り囲む圧縮ばねとして形成されており、該圧縮ばねが、一方ではカップリングリング(29)の、インナテーパ(291)とは反対の側の端面に支持されており且つ他方ではハンマ管(15)に支持されている、請求項2記載の手持ち式工作機械。
  4. カップリングスリーブ(25)が、カップリングばね(30)によりカップリングリング(29)と伝達部材とを介して、ハンマ管(15)に形成された半径方向ショルダ(31)に対して緊締されている、請求項3記載の手持ち式工作機械。
  5. 伝達部材が係止ボール(26)であり、これらの係止ボールが、それぞれ同一円周角だけ互いにずらされてカップリングスリーブ(25)に設けられた半径方向孔(27)に収容されており、これらの半径方向孔の孔直径が、ボール直径よりも僅かに大であり、ハンマ管(15)の係止凹部(28)が、これらの係止凹部の底部に向かって減径する内法横断面を備えて截頭円錐形に形成されている、請求項2から4までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
  6. カップリングスリーブ(25)が、ケーシング(11)に固定された滑り軸受け(36)に収容されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
  7. ハンマ管(15)が、戻しばね(40)の力に抗してケーシング(11)に軸方向で摺動可能に支承されており、該軸方向摺動が、ケーシング(11)に形成された2つのストッパと、ハンマ管(15)に形成された1つの対応ストッパとによって制限されており、これらのストッパの内の前方のストッパが、ハンマ管(15)が軸方向で負荷されていない状態で空転位置を規定し且つ後方のストッパが、ハンマ管(15)が軸方向で負荷された状態で、ハンマ管(15)に配置された打撃機構(18)の作業位置を規定する、請求項1から6までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
  8. 前方のストッパが、ハンマ管(15)の工具取付け部(16)に近い前方領域を収容する、ケーシング(11)に固定されたピボット軸受け(35)により形成されており、後方のストッパが、ケーシング(11)に形成された環状ショルダ(41)により形成されている、請求項7記載の手持ち式工作機械。
  9. 対応ストッパがばね皿(32)により形成されており、該ばね皿が、ハンマ管(15)に配置されており且つカップリングばね(30)によって、ハンマ管(15)に形成された半径方向ショルダに設けられた環状溝(33)に収容されたスナップリング(34)に圧着されている、請求項7又は8記載の手持ち式工作機械。
  10. 戻しばね(40)が、ハンマ管(15)を同心的に取り囲み、一方ではばね皿(32)に支持され且つ他方ではケーシング(11)に形成された半径方向ショルダ(42)に支持される圧縮ばねとして形成されている、請求項7から9までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
  11. 打撃機構(18)が、エアクッション打撃機構として形成されており且つハンマ管(15)内をガイドされる、並進駆動されるピストン(20)と、該ピストン(20)から間隔をあけてハンマ管(15)内を軸方向摺動可能にガイドされる、工具に作用する打撃ピン(21)とを有しており、ピストンと打撃ピンとの間にエアクッション(22)が封入されており、エアクッション領域内で、ハンマ管(15)とカップリングスリーブ(25)とにそれぞれ一致する複数の半径方向孔(43,44)が設けられており、これらの半径方向孔が、ハンマ管(15)が作業位置に位置している場合は滑り軸受け(36)により被覆されており且つハンマ管(15)が空転位置に位置している場合は滑り軸受け(36)からずれ出ることにより開放されているように、ハンマ管(15)の摺動距離に合わせて配置されている、請求項7から10までのいずれか1項記載の手持ち式工作機械。
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