JPH08242975A - 寝 具 - Google Patents

寝 具

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Publication number
JPH08242975A
JPH08242975A JP8325795A JP8325795A JPH08242975A JP H08242975 A JPH08242975 A JP H08242975A JP 8325795 A JP8325795 A JP 8325795A JP 8325795 A JP8325795 A JP 8325795A JP H08242975 A JPH08242975 A JP H08242975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cotton
bedding
fragrance
thereover
lumps
Prior art date
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Pending
Application number
JP8325795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kimura
坦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIMURA MENGIYOU KK
Original Assignee
KIMURA MENGIYOU KK
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Publication date
Application filed by KIMURA MENGIYOU KK filed Critical KIMURA MENGIYOU KK
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ヒノキ科の植物のように、木材自体が芳香性や
防虫防黴効果を備えていることが知られている木材を、
そのまま組み込んだ寝具を提供する。 【構成】板状固綿の表面にヒノキ科の植物のような芳香
性を備えた木質小塊体1を積層した固綿2間に並列接着
し、さらに適宜なクッション材を積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木質の具備している芳
香性並びに消臭性を利用した寝具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寝具の一つとして枕に、防虫効果や、睡
眠時の快適さを提供する芳香性を具備した材質の物を、
枕の芯材として利用することは広く知られている。例え
ば実開昭62−181279号公報には、炭にフィトン
チッド(樹木から放散して周囲の微生物を殺す働きをす
る物質)を含浸させたものを小袋に充填し、こま小袋を
並べて枕の内在物としている枕が示されており、また実
開平2−105769号公報には、植物性炭化物粒体を
袋詰めした枕が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記の炭化物
等を敷き布団のような寝具に使用せんとすると、炭化物
は直ぐにその使用によって破砕し粉体となってしまい、
敷き布団の材料として馴染まない。そこで本発明は、ヒ
ノキ科の植物のように、木材自体が芳香性や防虫防黴効
果を備えていることが知られている木材を、炭化物とせ
ずに寝具に組み込むことを提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る寝具は、板
状固綿の表面にヒノキ科の植物のような芳香性を備えた
木質小塊体を並列接着し、更にその上に固綿を重ねて木
質小塊体を挟持して芯材を形成し、芯材の上面に適宜な
クッション材を積層し、適宜な外被で被覆したことを特
徴とするものである。また特に前記寝具に於いて寝具収
納時の折畳み該当箇所の固綿に凹条部を設けてなること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】寝具内に木質小塊体を多数内蔵してなるので、
適宜な芳香性、消臭性、防黴効果等の木質の具備してい
る効用を有効に利用できる。しかも木質小塊体は、固綿
間に挟まれているので、使用時における木質小塊体の堅
さによる不快感は生じない。また固綿の所定箇所に凹条
部を設けているので、当該凹条部箇所で寝具の折畳みが
可能である。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。実施
例に示した寝具は、敷き布団であり、通常の扁平な大き
さであり、その内部構成は、多数の木質小塊体1と、固
綿2と、クッション板3と、綿4と、表布5からなり、
木質小塊体1は、ヒバの乾燥木を8mm立方のサイコロ
体や同程度の円柱体その他適宜形状にした塊であり、固
綿2aの表面に適宜な散在状態で並列接着したものであ
る。固綿2は、合成繊維(ポリエステル繊維が主として
使用されている)を綿状の嵩高とし、これに適度の加熱
を施しながら加圧して固い綿状としたもので、この固綿
2を上下二層とし、下側の固綿2aの表面に前記木質小
塊体1を接着し、その表面を上層の固綿2bで覆ってな
るものである。そして特に寝具収納時の折畳み該当箇所
の固綿2の上下外側面に、加熱プレスにより凹条部21
を形成してなる。クッション板3は、プロファイルと称
される表面を凹凸状にしたスポンジ体であり、上側固綿
2bの上方に積層する。更に前記積層状態の表裏に綿4
を積層し、全体を表布5で包み込んでなるものである。
しかして通常の敷き布団と同様に使用できるもので、特
に内蔵した木質小塊体1による芳香性、消臭性、防黴効
果を備えた寝具を得ることができたものである。
【0007】尚本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、少なくとも寝具の芯材として積層固綿間に木質
小塊体を介装したものであれば良いもので、木質小塊体
の植物種別並びにクッション体の具体的材質並びに構造
は任意に定めることができるものである。
【発明の効果】以上のように本発明は、上下板状固綿間
に木質小塊体を並列接着して寝具芯材としたものであ
り、また寝具収納時の折畳み該当箇所の固綿に凹条部を
設けてなるもので、木質小塊体の具備する芳香性、消臭
性、防黴効果等の効用を有する寝具の提供ができ、而も
小塊体が、固綿間に挟まれているので、使用時における
木質小塊体の堅さによる不快感は生じなく、更に固綿の
採用によって生ずる折畳み収納時の不都合も凹条部を設
けることで解決したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部裁断した斜視図。
【図2】同断面図。
【符号の説明】
1 木質小塊体 2 固綿 3 クッション板 4 綿 5 表布

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状固綿の表面に芳香性を備えた多数の
    木質小塊体を並列接着し、更にその上に固綿を重ねて木
    質小塊体を挟持して芯材を形成し、芯材の上面に適宜な
    クッション材を積層し、適宜な外被で被覆したことを特
    徴とする寝具。
  2. 【請求項2】 請求項1於いて、木質小塊体をヒノキ科
    の植物としたことを特徴とする寝具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の寝具に於いて、寝
    具収納時の折畳み該当箇所の固綿に凹条部を設けてなる
    ことを特徴とする寝具。
JP8325795A 1995-03-14 1995-03-14 寝 具 Pending JPH08242975A (ja)

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JP8325795A JPH08242975A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 寝 具

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JP8325795A JPH08242975A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 寝 具

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JPH08242975A true JPH08242975A (ja) 1996-09-24

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ID=13797295

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JP (1) JPH08242975A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143760A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Kao Corp 寝具用シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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