JPH08240332A - 空気清浄システム - Google Patents
空気清浄システムInfo
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- JPH08240332A JPH08240332A JP7274592A JP27459295A JPH08240332A JP H08240332 A JPH08240332 A JP H08240332A JP 7274592 A JP7274592 A JP 7274592A JP 27459295 A JP27459295 A JP 27459295A JP H08240332 A JPH08240332 A JP H08240332A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/16—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by purification, e.g. by filtering; by sterilisation; by ozonisation
- F24F3/163—Clean air work stations, i.e. selected areas within a space which filtered air is passed
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G13/00—Operating tables; Auxiliary appliances therefor
- A61G13/10—Parts, details or accessories
- A61G13/108—Means providing sterile air at a surgical operation table or area
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/06—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract
(57)【要約】
【課題】空気を一様な速さで排出しつつ、ろ過されてい
ない空気によるクリーンエリアの汚染を防止する。 【解決手段】清浄空気流を生成して清浄空気を排出口１
９からクリーンエリアに向けて排出するための手段１
４，１８を含む空気清浄システム。コアンダ効果機構２
０は、空気清浄システムの周辺の一部あるいは全域に隣
接して配置されており、清浄空気流から離れるように空
気の移動を外向きに誘導する。したがって、汚染の可能
性のある空気がクリーンエリア１２に到達するために
は、外向きの空気流を克服しなければないないので、ク
リーンエリア１２が汚染される可能性を減少させること
ができる。
ない空気によるクリーンエリアの汚染を防止する。 【解決手段】清浄空気流を生成して清浄空気を排出口１
９からクリーンエリアに向けて排出するための手段１
４，１８を含む空気清浄システム。コアンダ効果機構２
０は、空気清浄システムの周辺の一部あるいは全域に隣
接して配置されており、清浄空気流から離れるように空
気の移動を外向きに誘導する。したがって、汚染の可能
性のある空気がクリーンエリア１２に到達するために
は、外向きの空気流を克服しなければないないので、ク
リーンエリア１２が汚染される可能性を減少させること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄システム
に関し、限定するという意味ではないが、詳しくは、手
術室、薬品の製造過程、半導体の製造過程などにおいて
使用される空気清浄システムに関する。
に関し、限定するという意味ではないが、詳しくは、手
術室、薬品の製造過程、半導体の製造過程などにおいて
使用される空気清浄システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】公知の空気清浄システムにおいては、空
気はフィルタを通って、汚染のないように保持すべき場
所（クリーンエリア）に導かれる。公知の空気清浄シス
テムにおいては、汚染された空気とフィルタを通った空
気とがクリーンエリア内で混ざり合わないことを確保す
る必要があった。このことは、たとえば、上記フィルタ
を通った空気を差のある速度プロファイル（ｄｉ−ｆｆ
ｅｒｅｎｔｉａｌ ｖｅｌｏｃｉｔｙ ｐｒｏｆｉｌ
ｅ）で排出することによって達成される。このことは、
当社の「エクスフロー（ＥＸＦＬＯＷ）」システムにお
いては、クリーンエリアから概して外向きの空気流を形
成することによって達成されており、フィルタを通った
空気を、周辺部よりも中央部の方が高速度になるように
排出し、これによって、汚染された空気がクリーンエリ
アに入り込む事をより困難にしている。
気はフィルタを通って、汚染のないように保持すべき場
所（クリーンエリア）に導かれる。公知の空気清浄シス
テムにおいては、汚染された空気とフィルタを通った空
気とがクリーンエリア内で混ざり合わないことを確保す
る必要があった。このことは、たとえば、上記フィルタ
を通った空気を差のある速度プロファイル（ｄｉ−ｆｆ
ｅｒｅｎｔｉａｌ ｖｅｌｏｃｉｔｙ ｐｒｏｆｉｌ
ｅ）で排出することによって達成される。このことは、
当社の「エクスフロー（ＥＸＦＬＯＷ）」システムにお
いては、クリーンエリアから概して外向きの空気流を形
成することによって達成されており、フィルタを通った
空気を、周辺部よりも中央部の方が高速度になるように
排出し、これによって、汚染された空気がクリーンエリ
アに入り込む事をより困難にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クリ
ーンエリアが、ろ過されていない空気によって汚染され
る可能性を防止または減少させ、しかもろ過された空気
を異なる速度で排出する必要の無い空気清浄システムを
提供することである。本発明のさらなる目的は、上記ク
リーンエリアのサイズを拡大することである。
ーンエリアが、ろ過されていない空気によって汚染され
る可能性を防止または減少させ、しかもろ過された空気
を異なる速度で排出する必要の無い空気清浄システムを
提供することである。本発明のさらなる目的は、上記ク
リーンエリアのサイズを拡大することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、空気清
浄システムは、清浄空気の流れを生成しクリーンエリア
へと向けて上記清浄空気を排出口から排出する空気清浄
手段と、上記空気清浄手段に隣接して配置され、清浄空
気の流れから遠ざかるような空気流動を誘導するための
コアンダ効果機構とを含む。
浄システムは、清浄空気の流れを生成しクリーンエリア
へと向けて上記清浄空気を排出口から排出する空気清浄
手段と、上記空気清浄手段に隣接して配置され、清浄空
気の流れから遠ざかるような空気流動を誘導するための
コアンダ効果機構とを含む。
【０００５】「コアンダ効果」は、接線方向噴射空気が
凸面を通り過ぎるときに生じる。空気噴流は、その表面
に強力に付着し、接線方向から逸れて曲面の表面を沿っ
て流れる。空気清浄システムにおいてコアンダ効果機構
を利用することによって、逸れた空気噴流は、清浄空気
の近辺の空気の一部を流れに乗せて運び、クリーンエリ
アから離れるように外部へ方向づけられた空気流を引き
起こす。汚染されている可能性のある空気は、クリーン
エリアに到達するためには、外向きの空気流を克服しな
ければならず、ろ過されていない空気によるクリーンエ
リアの汚染の可能性は、大きく減少され、あるいは取り
除かれる。コアンダ効果機構によって引き起こされる接
線方向噴射空気が清浄空気であれば、その場合の効果は
クリーンエリアを拡大することである。
凸面を通り過ぎるときに生じる。空気噴流は、その表面
に強力に付着し、接線方向から逸れて曲面の表面を沿っ
て流れる。空気清浄システムにおいてコアンダ効果機構
を利用することによって、逸れた空気噴流は、清浄空気
の近辺の空気の一部を流れに乗せて運び、クリーンエリ
アから離れるように外部へ方向づけられた空気流を引き
起こす。汚染されている可能性のある空気は、クリーン
エリアに到達するためには、外向きの空気流を克服しな
ければならず、ろ過されていない空気によるクリーンエ
リアの汚染の可能性は、大きく減少され、あるいは取り
除かれる。コアンダ効果機構によって引き起こされる接
線方向噴射空気が清浄空気であれば、その場合の効果は
クリーンエリアを拡大することである。
【０００６】好ましくは、少なくとも排出口の周辺の一
部にコアンダ効果機構が備えられている。一つの実施形
態では、排出口の周辺のほぼ全域にわたって、コアンダ
効果機構が備えられている。ある実施形態では、周辺仕
切りが、上記排出口の周辺から下方へ向かって延びてお
り、上記コアンダ効果機構は上記周辺仕切りの下方端に
位置している。
部にコアンダ効果機構が備えられている。一つの実施形
態では、排出口の周辺のほぼ全域にわたって、コアンダ
効果機構が備えられている。ある実施形態では、周辺仕
切りが、上記排出口の周辺から下方へ向かって延びてお
り、上記コアンダ効果機構は上記周辺仕切りの下方端に
位置している。
【０００７】上記コアンダ効果機構は、上記空気清浄手
段の外部に取り付けられている空気チャンバ（ａ ｐｌ
ｅｎｕｍ ｃｈａｍｂｅｒ）を含んでおり、空気圧をか
けることによって生じる噴流空気が通る隙間の分だけ間
隔をあけて上記空気清浄手段の外部から離されている、
側方視における形状が凸な面（ａ ｐｒｏｆｉｌｅｄｃ
ｏｎｖｅｘ ｓｕｒｆａｃｅ）を収容している。周辺仕
切りが上記排出口の周辺から下方へ向かって延びている
ならば、上記空気チャンバは上記仕切りに連結されてお
り、上記隙間は上記側方凸面と上記仕切りの間に区画さ
れている。上記側方凸面は、好ましくは、上記排出口よ
りも下まで、（あるいは上記仕切りがあれば、その最低
部よりも下まで）延びており、チューブあるいはパイプ
の形状を成して上記空気チャンバ内に固定されてもよ
い。
段の外部に取り付けられている空気チャンバ（ａ ｐｌ
ｅｎｕｍ ｃｈａｍｂｅｒ）を含んでおり、空気圧をか
けることによって生じる噴流空気が通る隙間の分だけ間
隔をあけて上記空気清浄手段の外部から離されている、
側方視における形状が凸な面（ａ ｐｒｏｆｉｌｅｄｃ
ｏｎｖｅｘ ｓｕｒｆａｃｅ）を収容している。周辺仕
切りが上記排出口の周辺から下方へ向かって延びている
ならば、上記空気チャンバは上記仕切りに連結されてお
り、上記隙間は上記側方凸面と上記仕切りの間に区画さ
れている。上記側方凸面は、好ましくは、上記排出口よ
りも下まで、（あるいは上記仕切りがあれば、その最低
部よりも下まで）延びており、チューブあるいはパイプ
の形状を成して上記空気チャンバ内に固定されてもよ
い。
【０００８】
【発明の実施の形態】まず図１ないし４を参照して、第
１実施形態の空気清浄システムは、天井に固定され、下
方にあるクリーンエリア１２に形状と大きさにおいてほ
ぼ対応する、概して長方形のハウジング１０を含む。こ
の実施形態においては、上記ハウジング１０には、空気
をフィルタアセンブリ１８に送るファン１４によって空
気が供給される。しかしながら、清浄空気を生成する装
置であればどのようなものであってもよい。清浄空気
は、有孔スクリーン１９で形成された長方形の排出口
（その一部を図２に示す）を通って、概して下方に方向
づけられた空気流として排出される。
１実施形態の空気清浄システムは、天井に固定され、下
方にあるクリーンエリア１２に形状と大きさにおいてほ
ぼ対応する、概して長方形のハウジング１０を含む。こ
の実施形態においては、上記ハウジング１０には、空気
をフィルタアセンブリ１８に送るファン１４によって空
気が供給される。しかしながら、清浄空気を生成する装
置であればどのようなものであってもよい。清浄空気
は、有孔スクリーン１９で形成された長方形の排出口
（その一部を図２に示す）を通って、概して下方に方向
づけられた空気流として排出される。
【０００９】ハウジング１０の両側の下方端に沿って配
置されているのは、コアンダ効果機構２０である。図３
において最もよく示されているように、いずれのコアン
ダ効果機構２０も、ボルト２３またはその他の適当な固
定手段によって上記ハウジング１０に固定されている概
して長方形状のプリーナムハウジング（ｐｌｅｎｕｍｈ
ｏｕｓｉｎｇ）２２によって形成された長い空気チャン
バ２１を含む。上記プリーナムハウジングは、下方へ開
かれており、そのプリーナム開口部は、たとえばファス
ナ（図示せず）等によって、上記プリーナムハウジング
２２の内表面に気密に固定されている直径１００ｍｍの
チューブ２４の形をしたコアンダ表面部材を受容してい
る。
置されているのは、コアンダ効果機構２０である。図３
において最もよく示されているように、いずれのコアン
ダ効果機構２０も、ボルト２３またはその他の適当な固
定手段によって上記ハウジング１０に固定されている概
して長方形状のプリーナムハウジング（ｐｌｅｎｕｍｈ
ｏｕｓｉｎｇ）２２によって形成された長い空気チャン
バ２１を含む。上記プリーナムハウジングは、下方へ開
かれており、そのプリーナム開口部は、たとえばファス
ナ（図示せず）等によって、上記プリーナムハウジング
２２の内表面に気密に固定されている直径１００ｍｍの
チューブ２４の形をしたコアンダ表面部材を受容してい
る。
【００１０】この実施形態においては、チューブ２４
は、その軸線が上記ハウジング１０の下方端の約１２ｍ
ｍ下に位置するように配置されているが、この距離は状
況に応じて調整可能である。上記チューブ２４はまた、
上記ハウジングから距離が約１．２５ｍｍ離されてお
り、上記ハウジング１０の各エッジに沿って縦方向の隙
間２８を作っている。上記隙間２８は、上記チューブ２
４の表面に１００ｍｍ毎に固定されている、厚さ１．２
５ｍｍ幅５ｍｍのシム３０（図４参照）によって、前も
って設定された間隔で保たれている。各プリーナムに
は、ブロワ３２からフィルタ１６を介して送られる加圧
空気が供給される。図においては、ブロワは１つだけ図
示されている。実際には、各コアンダ効果機構２０がそ
れぞれブロワ３２を有してもよいし、あるいは１つのブ
ロワ３２からすべてのコアンダ効果機構２０に空気を供
給してもよい。または、ファン１４が１つあるいは複数
のブロワ３２に置換され、フィルタ１６を介してコアン
ダ効果機構に空気を供給してもよい。コアンダ効果機構
に必ずしもフィルタにかけられた空気を供給する必要は
ないが、もしそうであれば、クリーンエリアのサイズは
増大する。
は、その軸線が上記ハウジング１０の下方端の約１２ｍ
ｍ下に位置するように配置されているが、この距離は状
況に応じて調整可能である。上記チューブ２４はまた、
上記ハウジングから距離が約１．２５ｍｍ離されてお
り、上記ハウジング１０の各エッジに沿って縦方向の隙
間２８を作っている。上記隙間２８は、上記チューブ２
４の表面に１００ｍｍ毎に固定されている、厚さ１．２
５ｍｍ幅５ｍｍのシム３０（図４参照）によって、前も
って設定された間隔で保たれている。各プリーナムに
は、ブロワ３２からフィルタ１６を介して送られる加圧
空気が供給される。図においては、ブロワは１つだけ図
示されている。実際には、各コアンダ効果機構２０がそ
れぞれブロワ３２を有してもよいし、あるいは１つのブ
ロワ３２からすべてのコアンダ効果機構２０に空気を供
給してもよい。または、ファン１４が１つあるいは複数
のブロワ３２に置換され、フィルタ１６を介してコアン
ダ効果機構に空気を供給してもよい。コアンダ効果機構
に必ずしもフィルタにかけられた空気を供給する必要は
ないが、もしそうであれば、クリーンエリアのサイズは
増大する。
【００１１】使用するに際しては、ファン１４がスウィ
ッチオンされると、実質的に一様な速度プロファイルの
概して下向きのフィルタされた空気流ができ、クリーン
エリア１２が生じる。上記１つまたは複数のブロワ３２
があれば、それらもスウィッチオンされる。上記コアン
ダ効果機構２０の構成は、上記チューブ２４の各曲凸表
面を通り過ぎる接線方向噴流空気を引き起こす。コアン
ダ効果によって、上記噴流は上記チューブ２４の表面に
強力に付着し、その側面に相当程度沿う。これは、上記
チューブ２４の表面における吸引を促し、また、周囲の
上方の空気を乗せて運ぶ。このように、上記空気清浄シ
ステムの周辺において、上記コアンダ効果機構は、上記
ハウジングの排出口１９から排出された清浄空気をいく
ぶん含んだ、外向きの空気流を引き起こす。
ッチオンされると、実質的に一様な速度プロファイルの
概して下向きのフィルタされた空気流ができ、クリーン
エリア１２が生じる。上記１つまたは複数のブロワ３２
があれば、それらもスウィッチオンされる。上記コアン
ダ効果機構２０の構成は、上記チューブ２４の各曲凸表
面を通り過ぎる接線方向噴流空気を引き起こす。コアン
ダ効果によって、上記噴流は上記チューブ２４の表面に
強力に付着し、その側面に相当程度沿う。これは、上記
チューブ２４の表面における吸引を促し、また、周囲の
上方の空気を乗せて運ぶ。このように、上記空気清浄シ
ステムの周辺において、上記コアンダ効果機構は、上記
ハウジングの排出口１９から排出された清浄空気をいく
ぶん含んだ、外向きの空気流を引き起こす。
【００１２】このように、上記空気清浄システムの周辺
においては、上記コアンダ効果機構２０によって起こる
相当量の外向きの空気流があり、この外向きの空気流
は、外部の空気がクリーンエリアに入り込むためには克
服しなければならない外向きに方向づけられた流れを引
き起こすので、外部のろ過されていない空気による清浄
空気の汚染をかなり減少させ、あるいは取り除くことが
できる。
においては、上記コアンダ効果機構２０によって起こる
相当量の外向きの空気流があり、この外向きの空気流
は、外部の空気がクリーンエリアに入り込むためには克
服しなければならない外向きに方向づけられた流れを引
き起こすので、外部のろ過されていない空気による清浄
空気の汚染をかなり減少させ、あるいは取り除くことが
できる。
【００１３】また、接線方向噴流空気を制御し方向づけ
ることによって、上記空気清浄システムからの外向きの
空気流もまた制御され方向づけられ、上記クーンエリア
を拡大することができる。図５は上記第１実施形態の変
形例である、第２実施形態を示す。ハウジング１０は、
上記第１実施形態におけるものと同じであるが、両側に
下方に突出する平面仕切り３４が付け加えられている。
したがって、コアンダ効果機構２０は、上記排出口１９
に隣接して取りつけられる代わりに、上記仕切り３４の
外表面に固定されている。上記下方向に突出する仕切り
は、好ましくは頭の高さ（たとえば２．００ｍ）で切れ
ており、この仕切りを設けることによって未清浄空気に
よる汚染の可能性が減少するとともに、上記コアンダ効
果をより下方で生じさせることができるようになる。
ることによって、上記空気清浄システムからの外向きの
空気流もまた制御され方向づけられ、上記クーンエリア
を拡大することができる。図５は上記第１実施形態の変
形例である、第２実施形態を示す。ハウジング１０は、
上記第１実施形態におけるものと同じであるが、両側に
下方に突出する平面仕切り３４が付け加えられている。
したがって、コアンダ効果機構２０は、上記排出口１９
に隣接して取りつけられる代わりに、上記仕切り３４の
外表面に固定されている。上記下方向に突出する仕切り
は、好ましくは頭の高さ（たとえば２．００ｍ）で切れ
ており、この仕切りを設けることによって未清浄空気に
よる汚染の可能性が減少するとともに、上記コアンダ効
果をより下方で生じさせることができるようになる。
【００１４】図６に示される実施形態は、上記ハウジン
グ１０の一つの側が壁Ｗに接している事を除いては、図
１に示された実施形態とかなり類似している。したがっ
て、壁Ｗの存在のために第４の側面に沿う外向きの空気
流を生じさせることは不可能なので、コアンダ効果機構
２０は残りの３側面にのみ備えられている。この実施形
態には、上記第２実施形態に示された変形例、すなわち
下方向突出仕切り３４を組込むこともできる。
グ１０の一つの側が壁Ｗに接している事を除いては、図
１に示された実施形態とかなり類似している。したがっ
て、壁Ｗの存在のために第４の側面に沿う外向きの空気
流を生じさせることは不可能なので、コアンダ効果機構
２０は残りの３側面にのみ備えられている。この実施形
態には、上記第２実施形態に示された変形例、すなわち
下方向突出仕切り３４を組込むこともできる。
【００１５】本発明は前述の実施形態の詳細に限定され
るわけではない。たとえば、フィルタを通った清浄な空
気をつくり出す装置は上述のものと同じである必要はな
く、フィルタを通った清浄な空気をつくり出す装置であ
ればなんでもよい。さらに、上述の実施形態では、排出
された清浄空気の速度は実質的に一定であるが、必要で
あれば、差のある速度プロファイル（ｄｉｆｆｅｒｅｎ
ｔｉａｌ ｖｅｌｏ−ｃｉｔｙ ｐｒｏｆｉｌｅ）（た
とえば当社の「エクスフロー」のような）を上記コアン
ダ効果機構と組み合わせて用いることも可能である。
るわけではない。たとえば、フィルタを通った清浄な空
気をつくり出す装置は上述のものと同じである必要はな
く、フィルタを通った清浄な空気をつくり出す装置であ
ればなんでもよい。さらに、上述の実施形態では、排出
された清浄空気の速度は実質的に一定であるが、必要で
あれば、差のある速度プロファイル（ｄｉｆｆｅｒｅｎ
ｔｉａｌ ｖｅｌｏ−ｃｉｔｙ ｐｒｏｆｉｌｅ）（た
とえば当社の「エクスフロー」のような）を上記コアン
ダ効果機構と組み合わせて用いることも可能である。
【００１６】また、上記曲面は、その表面の一部のみが
コアンダ効果に関係しているだけなので、チューブ２４
によって形成される必要はない。したがって、上記チュ
ーブ２４は、必要材料の数を減らすために、側面部材
（ｐｒｏｆｉｌｅｄ ｓｅｃ−ｔｉｏｎ）に取り替えら
れてもよい。
コアンダ効果に関係しているだけなので、チューブ２４
によって形成される必要はない。したがって、上記チュ
ーブ２４は、必要材料の数を減らすために、側面部材
（ｐｒｏｆｉｌｅｄ ｓｅｃ−ｔｉｏｎ）に取り替えら
れてもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、コアンダ効果を利用
し、クリーンエリアが汚染されていない空気で汚染され
る可能性を防止また減少させることができる。また、本
発明によれば、クリーンエリアのサイズを大きくでき
る。
し、クリーンエリアが汚染されていない空気で汚染され
る可能性を防止また減少させることができる。また、本
発明によれば、クリーンエリアのサイズを大きくでき
る。
【図１】本発明の第１実施形態の空気清浄システムの側
面の断面図である。
面の断面図である。
【図２】図１の上記空気清浄機の底面図である。
【図３】図１の上記空気清浄機の周辺部の側面の拡大断
面図である。
面図である。
【図４】図３に示された構成要素の一つを形成するチュ
ーブの断面図である。
ーブの断面図である。
【図５】本発明の第２実施形態の空気清浄機の側面の断
面図である。
面図である。
【図６】本発明の第３実施形態の空気清浄システムの斜
視図である。
視図である。
１４ ファン １８ フィルタアセンブリ １９ 有孔スクリーン ２０ コアンダ効果機構 ２１ 空気チャンバ ２４ チューブ ２８ 隙間 ３４ 平面仕切り
Claims (12)
- 【請求項１】清浄空気の流れを生成し、この清浄空気を
排出口（１９）からクリーンエリア（１２）に向けて排
出するための空気清浄手段（１４，１８）を含む空気清
浄システムであって、上記空気清浄手段に隣接して配置
され、上記清浄空気の流れから離反する空気流動を誘導
するためのコアンダ効果機構（２０）によって特徴付け
られる空気清浄システム。 - 【請求項２】排出口（１９）の周辺の少なくとも一部
に、コアンダ効果機構（２０）が備えられていることを
特徴とする請求項１記載の空気清浄システム。 - 【請求項３】排出口（１９）の周辺のほぼ全域にわたっ
て、コアンダ効果機構（２０）が備えられていることを
特徴とする請求項２記載の空気清浄システム。 - 【請求項４】上記空気清浄手段は、上記排出口の周辺よ
り下方へ延びる周辺仕切り（３４）を含んでおり、上記
コアンダ効果機構（２０）は上記周辺仕切りの下端部に
配置されていることを特徴とする請求項１ないし３のい
ずれかに記載の空気清浄システム。 - 【請求項５】上記コアンダ効果機構は、上記空気清浄手
段の外部に取付けられた空気チャンバ（２１）を含んで
おり、この空気チャンバは、当該空気チャンバに空気圧
をかけることによって生成される空気噴流が通る隙間
（２８）の分だけ上記空気清浄手段の外部から離隔して
配置された、側方視において凸な面（２４）を収容して
いることを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記
載の空気清浄システム。 - 【請求項６】上記排出口の周辺から下方へと延びる周辺
仕切り（３４）を含み、上記空気チャンバ（２１）はそ
の仕切りに連結しており、上記隙間（２８）は、上記側
方視において凸な面（２４）と上記仕切りとの間に区画
されていることを特徴とする請求項５記載の空気清浄シ
ステム。 - 【請求項７】上記側方視において凸な面（２４）は、排
出口（１９）のある位置よりも低いところまで、また
は、上記仕切り（３４）の最低部よりも低いところにま
で延びていることを特徴とする請求項５または６記載の
空気清浄システム。 - 【請求項８】上記凸面は上記空気チャンバに固定された
チューブまたはパイプ（２４）を含んでいることを特徴
とする請求項５ないし７のいずれかに記載の空気清浄シ
ステム。 - 【請求項９】共通の加圧空気源からの空気が、排出口
（１９）からクリーンエリアに向けて排出され、かつ、
上記コアンダ効果機構（２０）から排出されることを特
徴とする請求項１なし８のいずれかに記載の空気清浄シ
ステム。 - 【請求項１０】排出口（１９）から排出されるべき空気
のための第１加圧空気源と、上記コアンダ効果機構（２
０）から排出されるべき空気のための第２加圧空気源と
を含むことを特徴とする請求項１ないし８のいずれかに
記載の空気清浄システム。 - 【請求項１１】上記コアンダ効果機構は、上記排出口を
通って排出される清浄空気の一部を流れに乗せて運ぶ、
外側に方向づけられた空気噴流を生成するものであるこ
とを特徴とする請求項１ないし１０のいずれかに記載の
空気清浄システム。 - 【請求項１２】上記排出口の大きさおよび形状は、上記
クリーンエリアの大きさおよび形状にほぼ対応している
ことを特徴とする請求項１ないし１１のいずれかに記載
の空気清浄システム。
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