JPH08232447A - 合成畳 - Google Patents
合成畳Info
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- JPH08232447A JPH08232447A JP3985995A JP3985995A JPH08232447A JP H08232447 A JPH08232447 A JP H08232447A JP 3985995 A JP3985995 A JP 3985995A JP 3985995 A JP3985995 A JP 3985995A JP H08232447 A JPH08232447 A JP H08232447A
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- Japan
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- tatami mat
- core
- synthetic
- carbon material
- core material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 芯材の表面側または裏面側の少なくとも一方
(両方でもよい)でカビが発生しにくい合成畳を提供す
る。 【構成】 発泡プラスチック製の芯材1と、芯材1の表
面側を被覆した畳表7と、芯材1の裏面側を被覆した裏
面材13とを有し、芯材1と裏面材13との間に炭素材
12を介在させた。
(両方でもよい)でカビが発生しにくい合成畳を提供す
る。 【構成】 発泡プラスチック製の芯材1と、芯材1の表
面側を被覆した畳表7と、芯材1の裏面側を被覆した裏
面材13とを有し、芯材1と裏面材13との間に炭素材
12を介在させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡プラスチック製の
芯材を用いて軽量化と取扱いの容易化とを実現した合成
畳に関する。
芯材を用いて軽量化と取扱いの容易化とを実現した合成
畳に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は高気密・高断熱住宅が多くなり、
建築材料には気密性・断熱性・防水性等の機能が要求さ
れている。この要求に応えるための畳としては、発泡プ
ラスチック製の芯材を用いた合成畳がある。この合成畳
は室温を逃がさず、しかも床下からの冷え込みを防ぐこ
とができるため、夏涼しく冬温かい快適な住まいを実現
できる利点がある。
建築材料には気密性・断熱性・防水性等の機能が要求さ
れている。この要求に応えるための畳としては、発泡プ
ラスチック製の芯材を用いた合成畳がある。この合成畳
は室温を逃がさず、しかも床下からの冷え込みを防ぐこ
とができるため、夏涼しく冬温かい快適な住まいを実現
できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の合成畳
においては室温と外気温との差により床と合成畳との間
で結露が発生した場合、裏面材に浸透した水分は芯材で
遮断されて裏面材付近に留まってカビが発生する可能性
があるとともに、カビの臭いが芯材の周囲の隙間から畳
表側に到達し、室内環境が汚染される可能性があった。
また、室内で生活する人が足裏に汗をかいたり、食物や
飲物をこぼしたりした場合、これらの水分が畳表に浸透
してカビ及び臭いが発生する可能性があった。
においては室温と外気温との差により床と合成畳との間
で結露が発生した場合、裏面材に浸透した水分は芯材で
遮断されて裏面材付近に留まってカビが発生する可能性
があるとともに、カビの臭いが芯材の周囲の隙間から畳
表側に到達し、室内環境が汚染される可能性があった。
また、室内で生活する人が足裏に汗をかいたり、食物や
飲物をこぼしたりした場合、これらの水分が畳表に浸透
してカビ及び臭いが発生する可能性があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、芯材の表面側または裏面側の少なくとも一方でカビ
が発生することを防止する効果、脱臭効果のある合成畳
を提供することを目的としている。
で、芯材の表面側または裏面側の少なくとも一方でカビ
が発生することを防止する効果、脱臭効果のある合成畳
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に係る発明は、発泡プラスチック製の芯材と、
この芯材の表面側を被覆した畳表と、前記芯材の裏面側
を被覆した裏面材とを有し、前記芯材と畳表との間、ま
たは前記芯材と裏面材との間のうち、少なくとも一方に
炭素材を介在させた。
請求項1に係る発明は、発泡プラスチック製の芯材と、
この芯材の表面側を被覆した畳表と、前記芯材の裏面側
を被覆した裏面材とを有し、前記芯材と畳表との間、ま
たは前記芯材と裏面材との間のうち、少なくとも一方に
炭素材を介在させた。
【0006】また、請求項2に係る発明は、前記炭素材
がシート状であり、かつ、この炭素材における前記芯材
側に凹部と凸部とを設けることにより、前記芯材と炭素
材との間に空間を形成した。
がシート状であり、かつ、この炭素材における前記芯材
側に凹部と凸部とを設けることにより、前記芯材と炭素
材との間に空間を形成した。
【0007】
【作用】請求項1に係る発明は、芯材と表面材との間、
または芯材と裏面材との間のうち、少なくとも一方に到
達した水分は炭素材により吸収される。また、万一、表
面材または裏面材のうち、少なくとも一方でカビが発生
した場合、その臭いは炭素材により吸着される。
または芯材と裏面材との間のうち、少なくとも一方に到
達した水分は炭素材により吸収される。また、万一、表
面材または裏面材のうち、少なくとも一方でカビが発生
した場合、その臭いは炭素材により吸着される。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明の作用と同様の作用がある他、芯材と炭素材との間に
形成された空間により通気性が向上する。
明の作用と同様の作用がある他、芯材と炭素材との間に
形成された空間により通気性が向上する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例である合成畳Aの部分
的な縦断面図であり、この合成畳Aは発泡プラスチック
を5〜60mm厚の板状に成形した芯材1を有する。発泡
プラスチックとしては、例えばポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、硬質ポリウレ
タン、フェノール樹脂等の熱可塑性プラスチックを適宜
の倍率で発泡させたものが挙げられる。
的な縦断面図であり、この合成畳Aは発泡プラスチック
を5〜60mm厚の板状に成形した芯材1を有する。発泡
プラスチックとしては、例えばポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、硬質ポリウレ
タン、フェノール樹脂等の熱可塑性プラスチックを適宜
の倍率で発泡させたものが挙げられる。
【0010】芯材1の表面側、つまり図中上側にはプラ
スチック製の中空積層板2を設けてある。プラスチック
としては、例えば塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ABS樹脂等の熱可塑性プラスチックが挙げら
れる。この中空積層板2は平坦な上板3と、有底円筒状
の突起を多数備えた中板4と、平坦な下板5とを熱融着
して空気室Bを形成したもので、厚さを1〜10mm、望
ましくは5〜7mm程度に設定してある。
スチック製の中空積層板2を設けてある。プラスチック
としては、例えば塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ABS樹脂等の熱可塑性プラスチックが挙げら
れる。この中空積層板2は平坦な上板3と、有底円筒状
の突起を多数備えた中板4と、平坦な下板5とを熱融着
して空気室Bを形成したもので、厚さを1〜10mm、望
ましくは5〜7mm程度に設定してある。
【0011】中空積層板2の上側にはシート状のクッシ
ョン材6を設けてある。このクッション材6は荷重を分
散できる軟質発泡樹脂、例えば塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリスチレン等により厚さ1〜3mm程度に設定して
ある。クッション材6の表面側はイグサよりなる畳表7
で被覆してある。
ョン材6を設けてある。このクッション材6は荷重を分
散できる軟質発泡樹脂、例えば塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリスチレン等により厚さ1〜3mm程度に設定して
ある。クッション材6の表面側はイグサよりなる畳表7
で被覆してある。
【0012】一方、芯材1の裏面側、つまり図中下側に
は中空積層板8を設けてある。プラスチックとしては、
例えば塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、A
BS樹脂等の熱可塑性プラスチックが挙げられる。この
中空積層板8は平坦な上板9と、有底円筒状の突起を多
数備えた中板10と、平坦な下板11とを熱融着して空
気室Cを形成したもので、厚さを1〜10mm、望ましく
は3〜5mm程度に設定してある。
は中空積層板8を設けてある。プラスチックとしては、
例えば塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、A
BS樹脂等の熱可塑性プラスチックが挙げられる。この
中空積層板8は平坦な上板9と、有底円筒状の突起を多
数備えた中板10と、平坦な下板11とを熱融着して空
気室Cを形成したもので、厚さを1〜10mm、望ましく
は3〜5mm程度に設定してある。
【0013】中空積層板8の下側にはシート状(80g
/m2または400g/m2程度)の炭素材12を設けてあ
る。この炭素材12は天然パルプから作られた二枚の保
持紙間に天然の木材を炭化した活性度の高い木炭の粉末
を分散させてある。この炭素材12は湿度を調節する機
能、悪臭(アンモニア、トリメチルアミン、メチルメル
カプタン、硫化水素等のガス)を吸着する機能、保温材
のような蓄熱調節機能を備えている。
/m2または400g/m2程度)の炭素材12を設けてあ
る。この炭素材12は天然パルプから作られた二枚の保
持紙間に天然の木材を炭化した活性度の高い木炭の粉末
を分散させてある。この炭素材12は湿度を調節する機
能、悪臭(アンモニア、トリメチルアミン、メチルメル
カプタン、硫化水素等のガス)を吸着する機能、保温材
のような蓄熱調節機能を備えている。
【0014】炭素材12の下側には裏面材13を設けて
ある。裏面材13はポリオレフィンクロス、不織布等で
構成してある。そして、畳表7、クッション材6、中空
積層板2、芯材1、中空積層板8、炭素材12、裏面材
13を図示しない縫糸で一括して縫合固定し、合成畳A
を構成している。
ある。裏面材13はポリオレフィンクロス、不織布等で
構成してある。そして、畳表7、クッション材6、中空
積層板2、芯材1、中空積層板8、炭素材12、裏面材
13を図示しない縫糸で一括して縫合固定し、合成畳A
を構成している。
【0015】上記構成の合成畳Aを床の上に敷いた場
合、床下と室内との温度差により床上に結露が発生して
水分が裏面材13に浸透しても炭素材12により吸収さ
れるから、芯材1の裏面側でカビが発生することを防止
する効果がある。万一、裏面材13にカビが発生しても
その臭いは炭素材12により吸着されるから、室内環境
を良好に維持することができる。
合、床下と室内との温度差により床上に結露が発生して
水分が裏面材13に浸透しても炭素材12により吸収さ
れるから、芯材1の裏面側でカビが発生することを防止
する効果がある。万一、裏面材13にカビが発生しても
その臭いは炭素材12により吸着されるから、室内環境
を良好に維持することができる。
【0016】また、合成畳Aに対して上側から荷重が加
わった場合、クッション材6及び空気室B,Cの圧縮空
気によりこの荷重が吸収されてヘタリを防止し、長期間
の使用に耐え得る。
わった場合、クッション材6及び空気室B,Cの圧縮空
気によりこの荷重が吸収されてヘタリを防止し、長期間
の使用に耐え得る。
【0017】図2は他の実施例である合成畳Dを示す部
分的な縦断面図である。この合成畳Dは、畳表7と中空
積層板2との間にも炭素材14を設けてある。この炭素
材14は炭素材12と同じものであり、その他の構成は
図1の合成畳Aと同様である。
分的な縦断面図である。この合成畳Dは、畳表7と中空
積層板2との間にも炭素材14を設けてある。この炭素
材14は炭素材12と同じものであり、その他の構成は
図1の合成畳Aと同様である。
【0018】この合成畳Dでも合成畳Aと同様の作用効
果を得られる他、人が足裏(図示せず)に汗をかいた
り、食物や飲物をこぼしたりしてその水分が畳表7に浸
透した場合でも、この水分が炭素材14により吸収され
るから、カビの発生を防止する効果がある。また、万
一、畳表7にカビが発生したとしても、その悪臭が炭素
材14により吸着されて室内環境を良好に維持できる。
果を得られる他、人が足裏(図示せず)に汗をかいた
り、食物や飲物をこぼしたりしてその水分が畳表7に浸
透した場合でも、この水分が炭素材14により吸収され
るから、カビの発生を防止する効果がある。また、万
一、畳表7にカビが発生したとしても、その悪臭が炭素
材14により吸着されて室内環境を良好に維持できる。
【0019】図3は他の実施例である合成畳Eを示す部
分的な縦断面図である。この合成畳Eは前記クッション
材7が存在しない他は合成畳Aと同様に構成してあり、
合成畳Aと同様の作用効果を得られる。
分的な縦断面図である。この合成畳Eは前記クッション
材7が存在しない他は合成畳Aと同様に構成してあり、
合成畳Aと同様の作用効果を得られる。
【0020】なお、この合成畳Eにおいても畳表7と中
空積層板2との間に炭素材を設けてもよいことは勿論で
ある。図4は他の実施例である合成畳Fを示す部分的な
縦断面図である。この合成畳Fでは中空積層板8と裏面
材13との間に設けたシート状の炭素材15が、上側に
直線状の凹部16と凸部17とを交互に多数設けること
により、中空積層板8と炭素材15との間に空間Gを形
成している。
空積層板2との間に炭素材を設けてもよいことは勿論で
ある。図4は他の実施例である合成畳Fを示す部分的な
縦断面図である。この合成畳Fでは中空積層板8と裏面
材13との間に設けたシート状の炭素材15が、上側に
直線状の凹部16と凸部17とを交互に多数設けること
により、中空積層板8と炭素材15との間に空間Gを形
成している。
【0021】その他の構成及び作用効果は合成畳Aと同
様である他、この合成畳Fでは空間Gにより通気性が向
上して水分が蒸発し易く、一層カビ防止効果が向上す
る。なお、この合成畳Fの畳表7とクッション材6との
間に炭素材を設けてもよい。また、クッション材6を取
り除いて炭素材を配置し、炭素材の上に不織布を設けて
もよい。
様である他、この合成畳Fでは空間Gにより通気性が向
上して水分が蒸発し易く、一層カビ防止効果が向上す
る。なお、この合成畳Fの畳表7とクッション材6との
間に炭素材を設けてもよい。また、クッション材6を取
り除いて炭素材を配置し、炭素材の上に不織布を設けて
もよい。
【0022】図5は他の実施例である合成畳Hを示して
いる。発泡プラスチック製の芯材1の上側には木質の単
板18を設けてあり、単板18の上側には藁層19を設
けてある。この藁層19は通常の畳と同じ構成であり、
藁層19の上側には畳表7を設けてある。
いる。発泡プラスチック製の芯材1の上側には木質の単
板18を設けてあり、単板18の上側には藁層19を設
けてある。この藁層19は通常の畳と同じ構成であり、
藁層19の上側には畳表7を設けてある。
【0023】芯材1の下側には藁層20を設けてあると
ともに、藁層20の下側には菰層21を設けてある。菰
層21の下側には炭素材12を設けてあり、炭素材12
の下側には裏面材13を設けてある。なお、この合成畳
Hも図示しない縫糸により縫着固定してある。
ともに、藁層20の下側には菰層21を設けてある。菰
層21の下側には炭素材12を設けてあり、炭素材12
の下側には裏面材13を設けてある。なお、この合成畳
Hも図示しない縫糸により縫着固定してある。
【0024】この合成畳Hでも炭素材12により合成畳
Aと同様の作用効果を得ることができる。図6は他の実
施例である合成畳Jを示している。芯材1の上側には板
状に成形した軟質繊維材22を設けてある。軟質繊維と
しては例えばJISA5905軟質繊維板が挙げられ
る。また、軟質繊維材22の上側には保護材23を設け
てある。保護材23としては例えば不織布が挙げられ
る。その他の構成は合成畳Aと同様であり、同様の作用
効果を得られる。なお、炭素材12の代わりに炭素材1
5を用いてもよいことは勿論である。
Aと同様の作用効果を得ることができる。図6は他の実
施例である合成畳Jを示している。芯材1の上側には板
状に成形した軟質繊維材22を設けてある。軟質繊維と
しては例えばJISA5905軟質繊維板が挙げられ
る。また、軟質繊維材22の上側には保護材23を設け
てある。保護材23としては例えば不織布が挙げられ
る。その他の構成は合成畳Aと同様であり、同様の作用
効果を得られる。なお、炭素材12の代わりに炭素材1
5を用いてもよいことは勿論である。
【0025】図7は他の実施例である合成畳Kを示して
いる。合成畳Kは芯材1の上側にベニヤ板24を設けて
あり、ベニヤ板24の上側にクッション材25を設けて
ある。クッション材25は図1のクッション材6と同様
の材質のもので、上側を畳表7で被覆してある。芯材1
の下側には保護材23を設けてあるとともに、保護材2
3の下側には炭素材12及び裏面材13を設けてある。
いる。合成畳Kは芯材1の上側にベニヤ板24を設けて
あり、ベニヤ板24の上側にクッション材25を設けて
ある。クッション材25は図1のクッション材6と同様
の材質のもので、上側を畳表7で被覆してある。芯材1
の下側には保護材23を設けてあるとともに、保護材2
3の下側には炭素材12及び裏面材13を設けてある。
【0026】この合成畳Kにおいても炭素材12により
合成畳Aと同様の作用効果を得られる。
合成畳Aと同様の作用効果を得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明は、人
が足裏に汗をかいたり、食物や飲物をこぼしたりしてそ
の水分が畳表に浸透した場合でも、この水分が炭素材に
より吸収される。一方、床下と室内との温度差により床
上に結露が発生して水分が裏面材に浸透しても炭素材に
より吸収される。従って、芯材の表面側または裏面側の
少なくとも一方においてカビが発生することを防止する
効果がある。なお、表面側及び裏面側の両方に炭素材を
設けておけば効果が更に向上する。万一、カビが発生し
たとしても、その悪臭を炭素材が吸着して脱臭効果を出
せる。また、二次的に調湿効果によりダニ等の発生条件
を除外でき、室内環境を良好に維持する効果がある。
が足裏に汗をかいたり、食物や飲物をこぼしたりしてそ
の水分が畳表に浸透した場合でも、この水分が炭素材に
より吸収される。一方、床下と室内との温度差により床
上に結露が発生して水分が裏面材に浸透しても炭素材に
より吸収される。従って、芯材の表面側または裏面側の
少なくとも一方においてカビが発生することを防止する
効果がある。なお、表面側及び裏面側の両方に炭素材を
設けておけば効果が更に向上する。万一、カビが発生し
たとしても、その悪臭を炭素材が吸着して脱臭効果を出
せる。また、二次的に調湿効果によりダニ等の発生条件
を除外でき、室内環境を良好に維持する効果がある。
【0028】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明と同様の効果がある他、芯材と炭素材との間に形成さ
れた空間により通気性が向上して水分が蒸発し易くな
り、一層カビ防止機能が向上する。
明と同様の効果がある他、芯材と炭素材との間に形成さ
れた空間により通気性が向上して水分が蒸発し易くな
り、一層カビ防止機能が向上する。
【図1】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
【図2】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
【図3】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
【図4】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
【図5】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
【図6】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
【図7】本発明の実施例である合成畳の部分的な縦断面
図。
図。
1 芯材 7 畳表 13 裏面材 12,14,15 炭素材 16 凹部 17 凸部 G 空間
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡プラスチック製の芯材と、この芯材
の表面側を被覆した畳表と、前記芯材の裏面側を被覆し
た裏面材とを有し、前記芯材と畳表との間、または前記
芯材と裏面材との間のうち、少なくとも一方に炭素材を
介在させたことを特徴とする合成畳。 - 【請求項2】 前記炭素材がシート状であり、かつ、こ
の炭素材における前記芯材側に凹部と凸部とを設けるこ
とにより、前記芯材と炭素材との間に空間を形成した請
求項1記載の合成畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3985995A JPH08232447A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 合成畳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3985995A JPH08232447A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 合成畳 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232447A true JPH08232447A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12564707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3985995A Pending JPH08232447A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 合成畳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08232447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10245966A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-14 | Kunieda:Kk | 畳及びその製造方法 |
JP2008115676A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Oda Tatami Shokai:Kk | 水洗い可能な畳 |
JP2012202098A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 畳 |
CN102926522A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-02-13 | 中国林业科学研究院木材工业研究所 | 一种净化空气式木地板 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP3985995A patent/JPH08232447A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10245966A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-14 | Kunieda:Kk | 畳及びその製造方法 |
JP2008115676A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Oda Tatami Shokai:Kk | 水洗い可能な畳 |
JP2012202098A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 畳 |
CN102926522A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-02-13 | 中国林业科学研究院木材工业研究所 | 一种净化空气式木地板 |
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