JPH0225864Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0225864Y2 JPH0225864Y2 JP20438083U JP20438083U JPH0225864Y2 JP H0225864 Y2 JPH0225864 Y2 JP H0225864Y2 JP 20438083 U JP20438083 U JP 20438083U JP 20438083 U JP20438083 U JP 20438083U JP H0225864 Y2 JPH0225864 Y2 JP H0225864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami
- sheet
- tatami floor
- fiberboard
- vegetable fiberboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011094 fiberboard Substances 0.000 claims description 21
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 claims description 20
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 claims description 11
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 10
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000002984 plastic foam Substances 0.000 claims description 2
- 229920002457 flexible plastic Polymers 0.000 claims 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 15
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 5
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 4
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 3
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 2
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 2
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 2
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004795 extruded polystyrene foam Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 1
- 239000002651 laminated plastic film Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は畳床の改良に関する。
従来、硬質発泡プラスチツク板とその上部また
は上部および下部に植物性繊維板を配し組み合わ
せた畳床は、ワラを使用しないため衛生的であ
り、耐湿性にすぐれ、吸放湿性があり、さらに軽
量であるなど多くの利点があるので広く使用され
ている。しかし、次のような欠点が指摘されてい
る。すなわち、 (1) 植物性繊維板が衝撃によつて割れる、 (2) 植物繊維板と接触している畳表の裏面が摩擦
により損傷して畳の表替ができなくなる、 (3) 踏圧感が硬い。
は上部および下部に植物性繊維板を配し組み合わ
せた畳床は、ワラを使用しないため衛生的であ
り、耐湿性にすぐれ、吸放湿性があり、さらに軽
量であるなど多くの利点があるので広く使用され
ている。しかし、次のような欠点が指摘されてい
る。すなわち、 (1) 植物性繊維板が衝撃によつて割れる、 (2) 植物繊維板と接触している畳表の裏面が摩擦
により損傷して畳の表替ができなくなる、 (3) 踏圧感が硬い。
(2)の欠点を改良するため、保護材として不織布
(フエルト)や保護紙(ダンボールなど)を植物
性繊維板の上面に配している。しかし、フエルト
は使用中硬化する欠点があり、軟かいフエルトや
ダンボールなどを使用する方法もあるが、へたつ
たり、変形したりして耐久性に劣る。従つて、上
記(1)と(3)の欠点は依然として未解決の状態であつ
た。
(フエルト)や保護紙(ダンボールなど)を植物
性繊維板の上面に配している。しかし、フエルト
は使用中硬化する欠点があり、軟かいフエルトや
ダンボールなどを使用する方法もあるが、へたつ
たり、変形したりして耐久性に劣る。従つて、上
記(1)と(3)の欠点は依然として未解決の状態であつ
た。
本考案者らは、植物性繊維板の上面に保護材と
して有孔軟質発泡プラスチツクシートを使用する
ことにより、植物性繊維板の吸放湿性を失うこと
なくしかも上記(1)〜(3)の欠点をすべて克服できる
ことを見出した。
して有孔軟質発泡プラスチツクシートを使用する
ことにより、植物性繊維板の吸放湿性を失うこと
なくしかも上記(1)〜(3)の欠点をすべて克服できる
ことを見出した。
本考案の目的は、硬質発泡プラスチツク板の上
部または上部および下部に植物性繊維板を配し、
その底面に防湿シートを配した畳床の吸放湿性を
損うことなくして植物性繊維板の耐久性と踏圧感
とを改良した畳床を提供することにある。
部または上部および下部に植物性繊維板を配し、
その底面に防湿シートを配した畳床の吸放湿性を
損うことなくして植物性繊維板の耐久性と踏圧感
とを改良した畳床を提供することにある。
次に本考案の構成を説明する。第1図に示すよ
うに、硬質発泡プラスチツク板1の上部および下
部に植物性繊維板2,2を配し、底面に防湿シー
ト3を配し、上部の植物性繊維板2の上面に有孔
軟質発泡プラスチツクシート4からなる保護材を
張設する。あるいは第2図に示すように、硬質発
泡プラスチツク板1の上部に植物性繊維板2を配
し、底面に防湿シート3を配し、さらに硬質発泡
プラスチツク板1の上面に有孔軟質発泡プラスチ
ツクシート4を保護材として張設したものであ
る。
うに、硬質発泡プラスチツク板1の上部および下
部に植物性繊維板2,2を配し、底面に防湿シー
ト3を配し、上部の植物性繊維板2の上面に有孔
軟質発泡プラスチツクシート4からなる保護材を
張設する。あるいは第2図に示すように、硬質発
泡プラスチツク板1の上部に植物性繊維板2を配
し、底面に防湿シート3を配し、さらに硬質発泡
プラスチツク板1の上面に有孔軟質発泡プラスチ
ツクシート4を保護材として張設したものであ
る。
硬質発泡プラスチツク板1は、好ましくはポリ
スチレンの押出発泡または型内発泡による板状体
で、密度は25〜45Kg/m3、平均気泡径は0.1〜1.0
mm、圧縮強度は2.5Kg/cm2以上のものであり、よ
り好ましくは平均気泡径が0.3〜0.7mm、圧縮強度
が3Kg/cm2以上のものである。発泡板の肉厚は20
〜40mmの範囲である。
スチレンの押出発泡または型内発泡による板状体
で、密度は25〜45Kg/m3、平均気泡径は0.1〜1.0
mm、圧縮強度は2.5Kg/cm2以上のものであり、よ
り好ましくは平均気泡径が0.3〜0.7mm、圧縮強度
が3Kg/cm2以上のものである。発泡板の肉厚は20
〜40mmの範囲である。
さらに、他の硬質発泡プラスチツク板として、
ポリ塩化ビニル発泡板、高密度ポリエチレン発泡
板、硬質ポリウレタン発泡板も使用可能である。
ポリ塩化ビニル発泡板、高密度ポリエチレン発泡
板、硬質ポリウレタン発泡板も使用可能である。
植物性繊維板2は軟質または半硬質のものが好
ましく、とくにJISA5905に規定されるT級型
(畳グレード)が好ましい。厚さは第1図の場合
にはそれぞれ10〜15mm、第2図の場合には15〜20
mmの範囲から選ばれる。厚みが15mmあれば耐久性
は抜群である。
ましく、とくにJISA5905に規定されるT級型
(畳グレード)が好ましい。厚さは第1図の場合
にはそれぞれ10〜15mm、第2図の場合には15〜20
mmの範囲から選ばれる。厚みが15mmあれば耐久性
は抜群である。
防湿シート3は公知のものでよく、例えばポリ
エチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポ
リ塩化ビニルフイルムなどの合成樹脂フイルム、
あるいはポリエチレンクロスとクラフト紙を貼り
合わせたものなどが用いられる。
エチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポ
リ塩化ビニルフイルムなどの合成樹脂フイルム、
あるいはポリエチレンクロスとクラフト紙を貼り
合わせたものなどが用いられる。
保護材として用いられる有孔軟質発泡プラスチ
ツクシート4としては、クツシヨン性のある発泡
プラスチツクシート例えば厚み1〜4mmの高発泡
(30倍発泡)ポリエチレンシート、商品名ミナフ
オーム(酒井化学(株)製)ミラマツト(日本スチレ
ンペーパ(株)製)が用いられる。植物性繊維板の吸
放湿作用を損わないようにするために、第3図に
示すように孔5を多数設け、その孔面積は畳床表
面積の2〜20%とするのが好ましい。この孔の形
状はとわないが、強度の点からできるだけ第3図
に示すような真円とするのがよく、その直径は5
〜20mmとし、上記面積の範囲内でほぼ等間隔に設
けるのがよい。
ツクシート4としては、クツシヨン性のある発泡
プラスチツクシート例えば厚み1〜4mmの高発泡
(30倍発泡)ポリエチレンシート、商品名ミナフ
オーム(酒井化学(株)製)ミラマツト(日本スチレ
ンペーパ(株)製)が用いられる。植物性繊維板の吸
放湿作用を損わないようにするために、第3図に
示すように孔5を多数設け、その孔面積は畳床表
面積の2〜20%とするのが好ましい。この孔の形
状はとわないが、強度の点からできるだけ第3図
に示すような真円とするのがよく、その直径は5
〜20mmとし、上記面積の範囲内でほぼ等間隔に設
けるのがよい。
有孔軟質発泡プラスチツクシートとしては上記
した有孔軟質発泡ポリエチレンシートのほか、同
じく多数の孔を設けた軟質塩化ビニル発泡シー
ト、軟質ポリウレタン発泡シート、あるいはそれ
らシートの畳表に面する側に補強用として紙、同
位置に孔を設けたプラスチツクフイルムを積層し
たものも使用できる。プラスチツク発泡扁平糸を
あらく織つたシートも本考案にいう有孔軟質発泡
プラスチツクシートに含まれる。
した有孔軟質発泡ポリエチレンシートのほか、同
じく多数の孔を設けた軟質塩化ビニル発泡シー
ト、軟質ポリウレタン発泡シート、あるいはそれ
らシートの畳表に面する側に補強用として紙、同
位置に孔を設けたプラスチツクフイルムを積層し
たものも使用できる。プラスチツク発泡扁平糸を
あらく織つたシートも本考案にいう有孔軟質発泡
プラスチツクシートに含まれる。
本考案の畳床は上記のように構成されているの
で、植物性繊維板2と硬質発泡プラスチツク板1
とよりなる畳床の長所すなわち軽量、衛生的、断
熱性、吸放湿性にすぐれる。従つて、本考案の畳
床を用いて製畳した畳は、畳表の下部に有孔軟質
発泡プラスチツクシート4が張設されたことによ
り、植物性繊維板の吸放湿作用を阻害することな
く、上部の植物性繊維板2が衝撃によつて割れる
ことが軽減され、踏圧感の硬い点も解消され、さ
らには植物性繊維板2が畳表と擦れることなく、
畳表の表替えも可能となつた。
で、植物性繊維板2と硬質発泡プラスチツク板1
とよりなる畳床の長所すなわち軽量、衛生的、断
熱性、吸放湿性にすぐれる。従つて、本考案の畳
床を用いて製畳した畳は、畳表の下部に有孔軟質
発泡プラスチツクシート4が張設されたことによ
り、植物性繊維板の吸放湿作用を阻害することな
く、上部の植物性繊維板2が衝撃によつて割れる
ことが軽減され、踏圧感の硬い点も解消され、さ
らには植物性繊維板2が畳表と擦れることなく、
畳表の表替えも可能となつた。
第1図、第2図はいずれも本考案に係る畳床の
実施態様を示す部分断面図、第3図は本考案に用
いられる多数の孔を設けた有孔軟質発泡プラスチ
ツクシートの部分平面図である。 1…硬質発泡プラスチツク板、2…植物性繊維
板、3…防湿シート、4…有孔軟質発泡プラスチ
ツクシート、5…孔。
実施態様を示す部分断面図、第3図は本考案に用
いられる多数の孔を設けた有孔軟質発泡プラスチ
ツクシートの部分平面図である。 1…硬質発泡プラスチツク板、2…植物性繊維
板、3…防湿シート、4…有孔軟質発泡プラスチ
ツクシート、5…孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 硬質発泡プラスチツク板1の上部または上部
および下部に植物性繊維板2を配し、底面に防
湿シート3を配した畳床において、上部植物性
繊維板2の上面に保護材として有孔軟質発泡プ
ラスチツクシート4を張設してなる畳床。 2 有孔軟質発泡プラスチツクシート4の孔面積
が、畳床表面積の2〜20%である実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載の畳床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20438083U JPS60112532U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 畳床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20438083U JPS60112532U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 畳床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112532U JPS60112532U (ja) | 1985-07-30 |
JPH0225864Y2 true JPH0225864Y2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=30766778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20438083U Granted JPS60112532U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 畳床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112532U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017115562A (ja) * | 2015-12-26 | 2017-06-29 | 日本特殊畳株式会社 | 畳 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP20438083U patent/JPS60112532U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112532U (ja) | 1985-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050064172A1 (en) | Insulating composite materials and methods for producing and using same | |
JP2005527418A5 (ja) | ||
KR101342055B1 (ko) | 발코니용 매트의 제조방법 | |
JPH0225864Y2 (ja) | ||
KR20100138422A (ko) | 퍼즐매트 | |
CN203831899U (zh) | 一种发泡复合垫基材 | |
JPS60198231A (ja) | 吸水性積層体 | |
JPH0782871A (ja) | 仕上げ床構造および仕上げ床の施工方法 | |
JPH023864Y2 (ja) | ||
JPH03367Y2 (ja) | ||
JPH0254058A (ja) | 木質防音床材および床下地用部材 | |
JPH0525914A (ja) | 遮音性木質系床材 | |
JPH0849398A (ja) | 高衝撃吸収性床材 | |
JP2810110B2 (ja) | 合成畳 | |
JPH0536899Y2 (ja) | ||
JPH0363352A (ja) | 合成畳 | |
JPS623470Y2 (ja) | ||
JP2513776Y2 (ja) | 遮音性木質系床材 | |
JPS6125832Y2 (ja) | ||
JP2001227142A (ja) | 人工畳 | |
JPH0536027Y2 (ja) | ||
JPH0717702Y2 (ja) | 柔道場用畳 | |
JPH0213636Y2 (ja) | ||
JPS639725Y2 (ja) | ||
JPH07139132A (ja) | 畳 |