JPH0717702Y2 - 柔道場用畳 - Google Patents
柔道場用畳Info
- Publication number
- JPH0717702Y2 JPH0717702Y2 JP9803689U JP9803689U JPH0717702Y2 JP H0717702 Y2 JPH0717702 Y2 JP H0717702Y2 JP 9803689 U JP9803689 U JP 9803689U JP 9803689 U JP9803689 U JP 9803689U JP H0717702 Y2 JPH0717702 Y2 JP H0717702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami mat
- judo
- tatami
- foam sheet
- mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は柔道場用畳に関し、特に、衝撃緩衝性に優れ、
又、試合中畳の位置がずれず、固定性が良い柔道場用畳
に関する。
又、試合中畳の位置がずれず、固定性が良い柔道場用畳
に関する。
〈従来の技術〉 柔道場に使用される畳は、耐久性を有することは勿論で
あるが、受け身や立ち枝の投げなどの衝撃を安全に受け
とめる柔軟性,軽快に足運びができる適度の硬さ、競技
中の動作によっても位置が変わらない(いわゆる畳がず
れない)固定性等が要求される。
あるが、受け身や立ち枝の投げなどの衝撃を安全に受け
とめる柔軟性,軽快に足運びができる適度の硬さ、競技
中の動作によっても位置が変わらない(いわゆる畳がず
れない)固定性等が要求される。
従来、柔道場には、二種類の畳が使用されている。その
一つは、合成樹脂製畳表,藁製畳床,合成樹脂製畳裏と
よりなるもの、その二つはクッション畳といわれている
ものであり、畳表と畳裏は前者と同じであるが、畳床と
しては前者のように藁を使用しないで、例えば上から順
に特殊フォームラバー,合板,複数の合成樹脂フォーム
等が積層されたものが使用されている。
一つは、合成樹脂製畳表,藁製畳床,合成樹脂製畳裏と
よりなるもの、その二つはクッション畳といわれている
ものであり、畳表と畳裏は前者と同じであるが、畳床と
しては前者のように藁を使用しないで、例えば上から順
に特殊フォームラバー,合板,複数の合成樹脂フォーム
等が積層されたものが使用されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記従来より使用されていた畳は、クッション畳であっ
ても、コンクリート床上に敷いた場合は衝撃緩衝性が不
足し、又、コンクリート床上ではなく、木製又はプラス
チック製のタイル等を敷きつめた床上であっても初心者
の練習や試合には緩衝性が不十分であった。というのは
初心者は受け身や立ち技での投げ動作に十分対応できな
いので、畳からの衝撃を過剰に受けるからである。
ても、コンクリート床上に敷いた場合は衝撃緩衝性が不
足し、又、コンクリート床上ではなく、木製又はプラス
チック製のタイル等を敷きつめた床上であっても初心者
の練習や試合には緩衝性が不十分であった。というのは
初心者は受け身や立ち技での投げ動作に十分対応できな
いので、畳からの衝撃を過剰に受けるからである。
さらに又、前記何れの場合であっても練習や試合中の動
作により畳の位置が移動してずれてしまい隣接している
畳間に隙間ができ、危険性がまし捻挫や骨折をするおそ
れがあった。
作により畳の位置が移動してずれてしまい隣接している
畳間に隙間ができ、危険性がまし捻挫や骨折をするおそ
れがあった。
本考案は、前記従来の畳が有していた欠点を克服するこ
とを目的とするものである。
とを目的とするものである。
〈考案の構成〉 本考案は、前記目的を達成するために、第1図の模式的
要部断面に示すように、凸起(1)が多数形成されてい
る独立気泡体の高分子発泡体シート(2)が、畳(4)
の下面に固定されている柔道場用畳を第1の特徴とする
ものであり、第2図の模式的要部断面図に示すように、
前記高分子発泡体シート(2)は、繊維製網状体(3)
で補強されている柔道場用畳を第2の特徴とするもので
ある。高分子発泡体シート(2)はポリ塩化ビニル,ポ
リウレタン,ポリエチレンなどの合成樹脂,天然ゴム,
合成ゴム等よりなる。高分子発泡体シート(2)と畳又
はクッション畳との固着は、縫着又は接着によって行わ
れる。高分子発泡体シート(2)中に形成されている気
泡は独立発泡である。
要部断面に示すように、凸起(1)が多数形成されてい
る独立気泡体の高分子発泡体シート(2)が、畳(4)
の下面に固定されている柔道場用畳を第1の特徴とする
ものであり、第2図の模式的要部断面図に示すように、
前記高分子発泡体シート(2)は、繊維製網状体(3)
で補強されている柔道場用畳を第2の特徴とするもので
ある。高分子発泡体シート(2)はポリ塩化ビニル,ポ
リウレタン,ポリエチレンなどの合成樹脂,天然ゴム,
合成ゴム等よりなる。高分子発泡体シート(2)と畳又
はクッション畳との固着は、縫着又は接着によって行わ
れる。高分子発泡体シート(2)中に形成されている気
泡は独立発泡である。
〈作用〉 本考案の柔道場用畳は、従来使用されていた畳又はクッ
ション畳(4)の下面に、凸起(1)を有する高分子発
泡体シート(2)が固着されているので、練習中や試合
中に生じる受け身や立ち枝による投げで体が受ける床面
からの衝撃を、凸起(1)中の独立気泡体が空気バネと
同じような働きをすることによって、さらに衝撃圧力に
より発泡体が変形の際、自由空間への逃げにより緩和さ
れ、又高分子発泡体シート(2)自体の大きな摩擦係数
及び凸起(1)最下面の床面との強い密接との相乗効果
によって、練習中の柔道場用畳の位置のずれを確実に防
止しうる。
ション畳(4)の下面に、凸起(1)を有する高分子発
泡体シート(2)が固着されているので、練習中や試合
中に生じる受け身や立ち枝による投げで体が受ける床面
からの衝撃を、凸起(1)中の独立気泡体が空気バネと
同じような働きをすることによって、さらに衝撃圧力に
より発泡体が変形の際、自由空間への逃げにより緩和さ
れ、又高分子発泡体シート(2)自体の大きな摩擦係数
及び凸起(1)最下面の床面との強い密接との相乗効果
によって、練習中の柔道場用畳の位置のずれを確実に防
止しうる。
又、高分子発泡体シート(2)中の繊維製網状体(3)
により耐用命数を増すことができる。
により耐用命数を増すことができる。
〈実施例〉 軟質塩化ビニル製畳表,藁製畳床,ポリプロピレン製畳
裏からなる柔道用畳(厚み約5cm)を対照例とし、この
畳の下面に多数の凸起(長径約2cm,短径約1.5cmの断面
楕円形)を有するポリ塩化ビニル独立気泡発泡体シート
(発泡倍率1.5倍,厚み約1.2cm)を前記凸起が下向きに
なるように貼合わせて、これを本考案の柔道場用畳とし
た。前記2つの試料を用いて、下記の試験を行った。
裏からなる柔道用畳(厚み約5cm)を対照例とし、この
畳の下面に多数の凸起(長径約2cm,短径約1.5cmの断面
楕円形)を有するポリ塩化ビニル独立気泡発泡体シート
(発泡倍率1.5倍,厚み約1.2cm)を前記凸起が下向きに
なるように貼合わせて、これを本考案の柔道場用畳とし
た。前記2つの試料を用いて、下記の試験を行った。
〈効果〉 柔道の練習中や試合中の受け身や立ち技の投げによって
受ける衝撃を緩和でき、又、ずれをも可及的に防止する
ことができ、捻挫や骨折等の事故をなくすことができる
畳を提供することができた。
受ける衝撃を緩和でき、又、ずれをも可及的に防止する
ことができ、捻挫や骨折等の事故をなくすことができる
畳を提供することができた。
第1図は本考案の柔道場用畳の模式的要部断面図、第2
図は、他の例を示す本考案の柔道場用畳の模式的要部断
面図を示す。 1……凸起、2……高分子発泡体シート、3……繊維製
網状体、4……畳。
図は、他の例を示す本考案の柔道場用畳の模式的要部断
面図を示す。 1……凸起、2……高分子発泡体シート、3……繊維製
網状体、4……畳。
Claims (2)
- 【請求項1】凸起(1)が多数形成されている独立気泡
体の高分子発泡体シートが、畳(4)の下面に固定され
ている柔道場用畳。 - 【請求項2】前記高分子発泡体シート(2)は、繊維製
網状体(3)で補強されている第1請求項記載の柔道場
用畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9803689U JPH0717702Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 柔道場用畳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9803689U JPH0717702Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 柔道場用畳 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337129U JPH0337129U (ja) | 1991-04-10 |
JPH0717702Y2 true JPH0717702Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31647153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9803689U Expired - Lifetime JPH0717702Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 柔道場用畳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717702Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP9803689U patent/JPH0717702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337129U (ja) | 1991-04-10 |
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