JPH08231545A - 2,9−ジ置換プリン−6−オン類 - Google Patents

2,9−ジ置換プリン−6−オン類

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JPH08231545A
JPH08231545A JP8023473A JP2347396A JPH08231545A JP H08231545 A JPH08231545 A JP H08231545A JP 8023473 A JP8023473 A JP 8023473A JP 2347396 A JP2347396 A JP 2347396A JP H08231545 A JPH08231545 A JP H08231545A
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JP
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carbon atoms
chain
phenyl
substituted
formula
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JP8023473A
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English (en)
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Ulrich Niewoehner
ウルリヒ・ニーベーナー
Erwin Bischoff
エルビン・ビシヨフ
Helmuth Dr Schuetz
ヘルムート・シユツツ
Elisabeth Dr Perzborn
エリザベート・ペルツボルン
Matthias Schramm
マテイアス・シユラム
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスホジエステラーゼを阻害して薬理学的作
用を示す、特に炎症、血栓塞栓症及び心臓血管病、なら
びに尿生殖器系の疾患の処置のための薬剤における活性
化合物として有用な化合物を提供すること。 【解決手段】 本発明は、一般式 【化1】 [式中、R1は場合により置換されていることができる
アルキルを示し、R2は水素、ヒドロキシル、アジド、
アルキル又は式−O−SO25の基を示し、R3は水素
を示すか、あるいはR2及びR3は一緒になって式=Oの
基を形成し、R4は水素又はアルキルを示し、Aは式 【化2】 の基、アルキル、シクロアルキル又は場合により置換さ
れていることができるフェニルを示す]の2,9−ジ置
換プリン−6−オン類を提供する。この化合物は対応し
て置換されたアミノイミダゾール類を第1段階でアシル
化し、次いで生成物をプリンに環化することにより製造
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は2,9−ジ置換プリン−6−オン
類、それらの製造法及び、特に炎症、血栓塞栓症及び心
臓血管病、ならびに尿生殖器系の疾患の処置のための薬
剤におけるそれらの利用に関する。
【0002】いくつかの2−フェニル−置換6H−プリ
ン−6−オン類は公開文献から既知である。J.Pha
rm.Sci.,74(10),1082−85,19
85及びJ.Hetero.Chem.19(1),3
3−40,1982。
【0003】さらに1H−9−メチル−置換プリン類及
びオキサゾロピリミジン類は記載されている[これに関
し、Khim.−Farm.Zh.8(4),26−
8,1974及びBull.Chem.Soc.Ja
p.43(12),3509−13(1970)を参
照]。
【0004】さらに9−置換ヒポキサンチン類はJP
47 021 434から既知である。
【0005】さらに、植物成長への調節作用を有するプ
リン誘導体及び抗−ライノウィルス作用を有する2−置
換9−(4−メチルベンジル)−9H−プリン類は既知
である[Egypt.J.Chem.,Vol.Dat
a 1990,33(3),243−53,1991及
びJ.Med.Chem.32(1),218−24,
1989を参照]。
【0006】ホスホジエステラーゼ類(PDEs)は、
分子内cGMP及びcAMP量の調節において必須の役
割を果す。今日までに記載されているホスホジエステラ
ーゼアイソエンザイム群PDE IからPDE Vの中
で[Beavo and Reifsnyderに従う
命名法(Beavo,J.A.and Reifsny
der,D.H.:Trends in Pharma
col.Sci 11,150−155(1990)を
参照)]、Ca−カルモジュリン−活性化PDE I、
cGMP−刺激可能PDE II及びcGMP−特異的
PDE VがcGMPの代謝を本質的に担う。これらの
cGMP−代謝PDE類の組織における分布が異なるの
で、対応するアイソエンザイムの組織分布に依存して選
択的阻害剤が対応する組織におけるcGMP量を上げな
ければならない。これは特異的抗凝集(antiagg
regatory)、抗痙攣、血管拡張、抗不整脈及び
/又は抗炎症作用に導き得る。
【0007】かくして本発明は一般式(I)
【0008】
【化5】
【0009】[式中、R1は、場合により、さらにハロ
ゲン、ニトロ、シアノにより、又は炭素数が最高6の直
鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより置換されているこ
とができるフェニルにより置換されていることができる
炭素数が2〜10の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを
示し、R2は水素、ヒドロキシル又はアジドを示すか、
あるいは炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キルを示すか、あるいは式−O−SO25の基を示し、
ここでR5は炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状
アルキル又はフェニルを示し、R3は水素を示すか、あ
るいはR2及びR3は一緒になって式=Oの基を形成し、
4は水素を示すか、あるいは炭素数が最高4の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルを示し、Aは式
【0010】
【化6】
【0011】の基を示すか、あるいは炭素数が最高20
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは
炭素数が3〜7のシクロアルキルを示すか、あるいは場
合によりハロゲン、カルボキシル、トリフルオロメチ
ル、ニトロ、シアノにより、又はさらにフェニルにより
置換されていることができるそれぞれの場合に炭素数が
最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシ
カルボニル又はアルコキシにより同一又は異なって最高
2回置換されていることができるフェニルを示し、及び
/又は環が場合により、さらに炭素数が最高5の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルコキシにより置換されていること
ができるフェニルにより置換されていることができる]
の2,9−ジ置換プリン−6−オン類、ならびにそれら
の互変異性体類及び塩類に関する。
【0012】本発明の物質は塩類の形態であることもで
きる。本発明に関して、生理学的に許容し得る塩類が好
ましい。
【0013】生理学的に許容し得る塩類は、無機又は有
機酸類との本発明の化合物の塩類であることができる。
好ましい塩類は無機酸類、例えば塩酸、臭化水素酸、リ
ン酸又は硫酸との塩類、あるいは有機カルボン酸類又は
スルホン酸類、例えば酢酸、マレイン酸、フマル酸、リ
ンゴ酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、安息香酸、あるいは
メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、フェニルスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸又はナフタレンジスルホン酸
との塩類である。
【0014】本発明の一般式(I)の化合物は、鏡像と
して挙動する(エナンチオマー類)又は鏡像として挙動
しない(ジアステレオマー類)種々の立体化学的形態で
存在することができる。本発明は鏡像体及びラセミ体の
両方、ならびにジアステレオマー混合物に関する。ラセ
ミ体は、ジアステレオマー類と同様に、既知の方法で立
体異性体的に均質な成分に分離することができる。
【0015】好ましい化合物は式中、R1が、場合によ
り、さらにフッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノによ
り、又は炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キルにより置換されていることができるフェニルにより
置換されていることができる炭素数が2〜8の直鎖状も
しくは分枝鎖状アルキルを示し、R2が水素、ヒドロキ
シル又はアジドを示すか、あるいは炭素数が最高4の直
鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは式−
O−SO25の基を示し、ここでR5は炭素数が最高3
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル又はフェニルを示
し、R3が水素を示すか、あるいはR2及びR3が一緒に
なって式=Oの基を形成し、R4が水素を示すか、ある
いは炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル
を示し、Aが式
【0016】
【化7】
【0017】の基を示すか、あるいは炭素数が最高19
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは
シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル又は
シクロヘプチルを示すか、あるいは場合によりフッ素、
塩素、臭素、カルボキシル、ニトロ、ヒドロキシルによ
り、又はさらにフェニルにより置換されていることがで
きるそれぞれの場合に炭素数が最高4の直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキル、アルコキシカルボニル又はアルコキ
シにより同一又は異なって最高2回置換されていること
ができるフェニルを示し、及び/又は環が場合により、
それ自身が炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルコキシにより置換されていることができるフェニルに
より置換されていることができる一般式(I)の化合
物、ならびにそれらの互変異性体類及び塩類である。
【0018】特に好ましい化合物は式中、R1が、場合
により、さらにフッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノに
より、又は炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルキルにより置換されていることができるフェニルによ
り置換されていることができる炭素数が2〜7の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルを示し、R2が水素、ヒドロ
キシル又はアジドを示すか、あるいは炭素数が最高3の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは式
−O−SO25の基を示し、ここでR5は炭素数が最高
3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル又はフェニルを示
し、R3が水素を示すか、あるいはR2及びR3が一緒に
なって式=Oの基を形成し、R4が水素を示すか、ある
いは炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル
を示し、Aが式
【0019】
【化8】
【0020】の基を示すか、あるいは炭素数が最高18
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは
シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シ
クロヘプチルを示すか、あるいは場合によりフッ素、塩
素、臭素、カルボキシル、ニトロ、ヒドロキシルによ
り、又はさらにフェニルにより置換されていることがで
きるそれぞれの場合に炭素数が最高3の直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキル、アルコキシカルボニル又はアルコキ
シにより同一又は異なって最高2回置換されていること
ができるフェニルを示し、及び/又は環が場合により、
それ自身が炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状ア
ルコキシにより置換されていることができるフェニルに
より置換されていることができる一般式(I)の化合
物、ならびにそれらの互変異性体類及び塩類である。
【0021】さらに、一般式(II)
【0022】
【化9】
【0023】[式中、R1、R2、R3及びR4は上記の意
味を有する]の化合物を最初に、塩基の存在下に、不活
性溶媒中で一般式(III) A−CO−Cl (III) [式中、Aは上記の意味を有する]の化合物との反応に
より一般式(IV)
【0024】
【化10】
【0025】[式中、A、R1、R2、R3及びR4は上記
の意味を有する]の化合物に変換し、第2段階で塩基の
存在下に、不活性溶媒中でこれらを環化し、そして置換
基R1、R2、R3及びR4をアシル化、酸化及び/又はア
ジド交換により導入又は誘導することを特徴とする本発
明の一般式(I)の化合物の製造法が見いだされた。
【0026】本発明の方法は例えば次式により示すこと
ができる:
【0027】
【化11】
【0028】反応条件下で変化しない不活性有機溶媒類
が方法の第1段階に適している。好ましくはこれらには
エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン又はグリコールモノ−もしくはジメチ
ルエーテル、ハロゲン化炭化水素類、例えばメチレンク
ロリド、クロロホルム又は四塩化炭素、ジクロロエチレ
ン又はトリクロロエチレン、酢酸エチル、トルエン、ア
セトニトリル、ヘキサメチルリン酸トリアミド、ピリジ
ン及びアセトンが含まれる。もちろんこれらの溶媒類の
混合物を用いることができる。テトラヒドロフラン、ト
ルエン又はピリジンが特に好ましい。
【0029】適した塩基類は一般にアルカリ金属水素化
物類又はアルコレート類、例えば水素化ナトリウム又は
カリウムtert−ブチレート、あるいは環状アミン
類、例えばピペリジン、ピリジン又はジメチルアミノピ
リジン、あるいはC1−C4−アルキルアミン類、例えば
トリエチルアミンである。水素化ナトリウム、ピリジン
又はジメチルアミノピリジンが好ましい。
【0030】一般に塩基は、それぞれ一般式(II)の
化合物の1モル当たり1モル〜4モル、好ましくは1.
2モル〜3モルの量で用いられる。
【0031】反応温度は一般に、比較的広範囲内で変え
ることができる。一般に反応は−20℃〜200℃、好
ましくは0℃〜25℃の範囲で行われる。
【0032】1つの変法の場合、反応はピリジン中で行
われ、それに触媒量のDMAPが加えられる。適宜、ト
ルエンを加えることもできる。
【0033】環化に適した溶媒類は、通常の有機溶媒類
である。これらには好ましくはアルコール類、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル又はブタノール、あるいはエーテル類、例えばテトラ
ヒドロフラン又はジオキサン、あるいはジメチルホルム
アミド又はジメチルスルホキシドが含まれる。メタノー
ル、エタノール、プロパノール又はイソプロパノールな
どのアルコール類の使用が特に好ましい。上記の溶媒類
の混合物を用いることもできる。
【0034】環化のための適した塩基類は、通常の無機
塩基類である。好ましくはこれらにはアルカリ金属水酸
化物類又はアルカリ土類金属水酸化物類、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化バリウム、ある
いはアルカリ金属炭酸塩類、例えば炭酸ナトリウム又は
炭酸カリウム又は重炭酸ナトリウム、あるいはアルカリ
金属アルコレート類、例えばナトリウムメタノレート、
ナトリウムエタノレート、カリウムメタノレート、カリ
ウムエタノレート又はカリウムtert−ブタノレート
が含まれる。炭酸カリウム及び水酸化ナトリウムが特に
好ましい。
【0035】環化を行う場合、一般に塩基は式(IV)
の化合物の1モル当たり2〜6モル、好ましくは3〜5
モルの量で用いられる。
【0036】一般に環化は0℃〜160℃、好ましくは
特定の溶媒の沸点において行われる。
【0037】一般に環化は常圧下で行われる。しかし高
圧下又は減圧下で反応を行うこともできる(例えば0.
5〜5バールの範囲において)。
【0038】対応する遊離のヒドロキシ化合物から出発
するアルキルスルホン酸クロリドとの反応は、上記の溶
媒類の1つ及び塩基の1つにおいて、好ましくはメチレ
ンクロリド及びトリエチルアミンを用いて、−20℃〜
+20℃の温度範囲、好ましくは0℃において、常圧下
で行われる。
【0039】一般にアジド基は、上記の溶媒の1つ、好
ましくはジメチルホルムアミド中で、50℃〜+120
℃の温度範囲、好ましくは100℃において対応するア
ルキルスルホニルオキシ−置換化合物をナトリウムアジ
ドと反応させることにより導入される。
【0040】ケトン類は、対応するヒドロキシ化合物か
ら出発して既知の方法(Swern酸化)により製造さ
れる。
【0041】エナンチオマー的純粋化合物は通常の方法
により、例えばキラル相上における一般式(I)のラセ
ミ化合物のクロマトグラフィーにより得られる。
【0042】一般式(III)の化合物は既知である。
【0043】一般式(IV)の化合物はほとんどの場合
に新規であり、例えば上記の通りにして製造することが
できる。
【0044】一般式(II)の化合物はほとんどの場合
に新規であり、例えば式(V)
【0045】
【化12】
【0046】の2−アミノ−2−シアノアセトアミドを
一般式(VI)
【0047】
【化13】
【0048】[式中、R1、R2、R3及びR4は上記の意
味を有する]の化合物と、トリエチルオルトホルメート
の存在下に、不活性溶媒中で反応させる方法により製造
することができる。
【0049】方法の各段階に適した溶媒は、反応条件下
で変化しない通常の有機溶媒類である。好ましくはこれ
らにはエーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン又はグリコールジメチルエーテ
ル、あるいは炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は石油留分、あ
るいはハロゲン化炭化水素類、例えばメチレンクロリ
ド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエチレン、ト
リクロロエチレン又はクロロベンゼン、あるいは酢酸エ
チル、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリ
アミド、アセトニトリル、アセトン又はジメトキシエタ
ンが含まれる。上記の溶媒類の混合物を用いることもで
きる。アセトニトリルが特に好ましい。
【0050】本発明の方法は一般に0℃〜+180℃、
好ましくは+30℃〜+150℃の温度で行われる。
【0051】本発明のこれらのプロセス段階は一般に常
圧下で行われる。しかし高圧下又は減圧下で方法を行う
こともできる(例えば0.5〜5バールの範囲で)。
【0052】式(V)の化合物は既知である[Loge
mann,G.Shaw,Chemistry and
Industry,1980(13),541−54
2を参照]。
【0053】一般式(VI)のアミン類はいくつかの場
合には既知であるか、又は新規であり、その場合は既知
の方法により製造することができる[L.R.Krep
sdi et al.,Synthesis,198
6,301−303を参照]。
【0054】本発明の一般式(I)の化合物は予期せぬ
有用な薬理学的作用範囲を示す。
【0055】それらは1つ又はそれ以上のcGMP−代
謝ホスホジエステラーゼ類(PDEI、PDE II及
びPDE V)を阻害する。これはcGMPにおける区
別された増加(differentiated inc
rease)を生ずる。cGMP量における増加は抗血
栓、血管拡張及び/又は抗不整脈作用を生ずることがで
きる。組織におけるアイソエンザイムの分布により、選
択性も決定される。本発明の化合物はさらに、例えばc
GMP量を増加させるEDRF(内皮−誘導弛緩因子)
及びANP(動脈ナトリウム排泄増加性ペプチド)など
の物質の作用を強化する。
【0056】従ってそれらは炎症性疾患、例えば喘息、
炎症性皮膚病の処置のため、高血圧、安定及び不安定狭
心症、末梢及び心臓血管病及び不整脈の処置のため、血
栓塞栓症及び虚血、例えば心筋梗塞、脳卒中、一過性及
び虚血性発作、狭心症、末梢循環系障害の処置のため、
例えば血栓処置、経皮経管動脈形成(PTA)及びバイ
パス、経皮経管大動脈血管形成(PTCA)、バイパス
の後の再狭窄、敗血症性ショックならびに尿生殖器系の
疾患、例えば前立腺肥大、不能症及び失禁症の予防のた
めの薬剤において用いることができる。
【0057】
【ホスホジエステラーゼ類(PDEs)の活性】cGM
P−刺激可能PDE II、cGMP−阻害可能PDE
III及びcAMP−特異的PDE IVはブタ又は
ウシ心筋から単離した。Ca−カルモジュリン−刺激可
能PDE−Iはブタ大動脈又はブタ脳から単離した。c
GMP−特異的PDE Vはブタ小腸、ブタ大動脈及び
/又はヒト血小板から得た。精製は、本質的にM.Ho
ey and Miles D.Houslay,Bi
ochemical Pharmacology,Vo
l.40,193−202(1990)の方法により、
MonoQR Pharmacia上のアニオン交換ク
ロマトグラフィーにより行った。
【0058】酵素活性は、5mMのMgCl2、0.1
mg/mlのウシ血清アルブミン及び800Bqの3
cAMP又は3HcGMPを含む、pHが7.5の20
mMTris/HCl緩衝液中で、100μlの試験バ
ッチにおいて決定する。対応するヌクレオチド類の最終
的濃度は10-6モル/lである。酵素の添加により反応
を開始し、基質の約50%が30分のインキュベーショ
ン時間の間に反応するように酵素の量を選ぶ。cGMP
−刺激可能PDE IIの試験のために、3HcAMP
を基質として用い、10-6モル/lの非標識cGMPを
バッチに加える。Ca−カルモジュリン−依存性PDE
Iの試験のために、1μMのCaCl2及び0.1μ
Mのカルモジュリンも反応バッチに加える。1mMのc
AMP及び1mMのAMPを含む100μlのアセトニ
トリルの添加により反応を停止する。100μlの反応
バッチをHPLCカラム上で分離し、フロー−スルー
(flow−through)シンチレーションカウン
ターを用いて切断生成物を「オンライン」で定量的に決
定する。反応の速度が50%低下する物質濃度を測定す
る。
【0059】試験管内におけるホスホジエステラーゼ類
の阻害
【0060】
【表1】
【0061】化合物を麻酔されたブタにおける抗高血圧
活性に関して調べた。
【0062】抗高血圧活性をSHRラットへの静脈内投
与の後に測定した。
【0063】環状ヌクレオチド類を決定するために、心
臓及び大動脈組織を取り出し、直後に深冷凍結した。試
料を液体N2下で粉末とし、70%エタノールで抽出
し、市販のラジオイムノアッセイ(Amersham)
を用いてcGMP及びcAMPの含有量を決定した。
【0064】麻酔されたウサギにつき、勃起−誘導作用
を測定した(C,G.Stiefet al.Worl
d Journal Urology 1990,pa
ges233−236)。
【0065】物質は0.1〜10mg/kgの投薬量で
海綿中に直接、又は十二指腸内、直腸内、経口的、経皮
的又は静脈内に投与した。
【0066】新規な活性化合物は既知の方法で、不活
性、無毒性な製薬学的に適した担体類又は溶媒類を用
い、通常の調剤、例えば錠剤、コーティング錠、丸薬、
顆粒、エアゾール、シロップ、乳液、懸濁液及び溶液に
変換することができる。この場合、治療的活性化合物
は、それぞれの場合に混合物全体の約0.5〜90重量
%の濃度で、すなわち述べられている投薬量範囲を達成
するのに十分な量で存在しなければならない。
【0067】調剤は、例えば活性化合物を溶媒類及び/
又は担体類で、適宜、乳化剤及び/又は分散剤を用いて
伸展することにより調製することができ、例えば希釈剤
として水が用いられる場合、適宜、補助溶媒類として有
機溶媒類を用いることができる。
【0068】調剤は通常の方法で、好ましくは経口的、
非経口的、経皮的、経舌的又は静脈内に投与される。
【0069】一般に静脈内投与の場合、有効な結果を達
成するために体重1kg当たり約0.01〜10mg、
好ましくは約0.1〜10mgの量を投与するのが有利
であることが証明された。
【0070】それにかかわらず、特に体重及び投与経路
の性質、薬剤に対する患者の挙動、その調剤の性質、な
らびに投与が行われる時間又は間隔の関数として、上記
の量から変動させることが必要であり得る。かくしてい
くつかの場合には上記の最少量より少量で処置するのが
十分であり得るが、他の場合には上記の上限が越えられ
ねばならない。比較的大量の投与の場合、これらを1日
の経過をかけた数回の個別の投薬量に分けるのが良い。
【0071】
【実施例】出発化合物 1−置換5−アシルアミノ−イミダゾール−4−カルボ
キシアミド類(式IV)の合成に関する一般的作業指示方法A :10ミリモルの1−置換5−アミノ−イミダゾ
ール−4−カルボキシアミド及び15ミリモル(鉱油中
の60%濃度の分散液)のNaH(又はR2がヒドロキ
シル基を示す場合、30ミリモルのNaH)を50ml
の無水テトラヒドロフラン中で、20℃において3時間
撹拌する(ほとんど可溶性でないイミダゾール類は最高
3時間還流する)。2.5mlの無水テトラヒドロフラ
ン中の10ミリモルの酸クロリド(又はヒドロキシル基
が存在する場合は20ミリモル)を20℃において滴下
し、混合物を室温で終夜撹拌する。溶媒を真空において
回転蒸発器上で除去し、残留物を50mlの酢酸エチル
に取り上げ、混合物を50mlの水と共に振る。有機相
を分離し、Na2SO4で乾燥し、溶媒を真空中で蒸発さ
せる。残留物を再結晶又はフラッシュクロマドクラフィ
ーにより精製する。
【0072】方法B:10ミリモルの1−置換5−アミ
ノ−イミダゾール−4−カルボキシアミドを20mlの
乾燥ピリジンに溶解する。50mgの4−ジメチルアミ
ノピリジン(DMAP)の添加の後、11ミリモルの酸
クロリド(又はR2がヒドロキシル基を示す場合は22
ミリモル)を20℃において滴下する(固体酸クロリド
は少量の無水トルエンに溶解する)。混合物を20℃で
1時間撹拌し、いくつかの場合には50℃における1〜
2時間の加熱も必要である(TLCによる監視)。バッ
チを100mlの氷−水に注ぎ、各回50mlの酢酸エ
チルと共に3回振ることにより抽出する。合わせた酢酸
エチル相を1N HClで2回、及び飽和NaCl溶液
で1回洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、真空中で蒸発さ
せる。残留物をフラッシュクロマトグラフィー又は再結
晶により精製する。
【0073】表Iに挙げる1−置換5−アシルアミノ−
イミダゾール−4−カルボキシアミド類をこれらの2つ
の方法により製造する:
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】製造実施例 2,9−ジ置換プリン−6−オン類(式I)の合成に関
する一般的作業指示方法A :1ミリモルの1−置換5−アシルアミノ−イミ
ダゾール−4−カルボキシアミド及び5ミリモルの炭酸
カリウムを20mlのエタノール及び10mlの水中で
終夜、還流下で煮沸する。溶媒を真空中で蒸発させ、残
留物を20mlの酢酸エチルに取り上げ、混合物を飽和
NaCl溶液と共に振ることにより抽出する。有機相を
分離し、Na2SO4上で乾燥し、真空中で蒸発させる。
残留物を再結晶又はフラッシュクロマトグラフィーによ
り精製する。
【0078】方法B:(EP 0526 004に類
似) 1ミリモルの1−置換5−アシルアミノ−イミダゾール
−4−カルボキシアミド、5ミリモルの炭酸カリウム及
び1mlの30%H22溶液を、10mlの水及び10
mlのエタノール中で終夜、還流下で煮沸する(TLC
により監視)。指示Aと同様にしてさらに仕上げを行
う。
【0079】表1に挙げる2,9−ジ置換プリン−6−
オン類をこれらの2つの指示に従って製造する:
【0080】
【表5】
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】
【表8】
【0084】
【表9】
【0085】
【表10】
【0086】実施例29 9−(2−メタンスルホニルオキシ−3−ノニル)−2
−シクロヘキシル−プリン−6−オン
【0087】
【化14】
【0088】0.36g(1ミリモル)の9−(2−ヒ
ドロキシ−3−ノニル)−2−シクロヘキシル−プリン
−6−オン(実施例6)及び0.3mlのトリエチルア
ミンを5mlの無水CH2Cl2中で0℃において撹拌す
る。次いで2.5mlの無水CH2Cl2に溶解した0.
1mlのメタンスルホニルクロリドを滴下する。0℃に
おいて30分後、混合物を10mlの飽和NaHCO3
溶液、10mlの2NHCl溶液及び10mlの飽和N
aHCO3溶液と共に振ることにより抽出する。有機相
をNa2SO4上で乾燥し、溶媒を真空中で蒸発させ、残
留物を、酢酸エチル/CH2Cl2/CH3OH 10:
1を溶離剤として用いたフラッシュクロマトグラフィー
により精製する。
【0089】収量:0.198g(45.2%) Rf=0.52(CH2Cl2/CH3OH 10:1)。
【0090】実施例30 9−(2−メタンスルホニル−6−フェニル−3−ヘキ
シル)−2−シクロヘキシル−プリン−6−オン
【0091】
【化15】
【0092】9−(2−ヒドロキシ−6−フェニル−3
−ヘキシル)−2−シクロヘキシル−プリン−6−オン
(実施例8)から出発し、実施例29の指示と同様にし
て標題化合物を製造する。
【0093】収率:89.7% Rf=0.5(CH2Cl2/CH3OH 10:1)。
【0094】実施例31 9−(2−アジド−3−ノニル)−2−シクロヘキシル
−プリン−6−オン
【0095】
【化16】
【0096】0.381g(0.87ミリモル)の9−
(2−メタンスルホニルオキシ−3−ノニル)−2−シ
クロヘキシル−プリン−6−オン(実施例29)及び
0.113g(1.74ミリル)のナトリウムアジドを
5mlの無水DMF中で、100℃において終夜撹拌す
る。混合物を20℃に冷却し、30mlの酢酸エチルを
加え、混合物を各回50mlの水で2回、及び50ml
の飽和NaCl溶液で1回洗浄する。Na2SO4上で乾
燥した後、溶媒を真空中で蒸発させ、残留物をフラッシ
ュクロマトグラフィーにより精製する(溶離剤:CH2
Cl2/CH3OH30:1)。
【0097】 Rf=0.55(CH2Cl2/CH3OH 10:1) 収量:0.311g(92.8%)実施例32 9−(2−アジド−6−フェニル−3−ヘキシル)−2
−シクロヘキシル−プリン−6−オン
【0098】
【化17】
【0099】9−(2−メタンスルホニルオキシ−6−
フェニル−3−ヘキシル)−2−シクロヘキシル−プリ
ン−6−オン(実施例30)から出発し、実施例31の
指示と同様にして標題化合物を製造する。
【0100】収量:0.372g(78.2%) Rf=0.54(CH2Cl2/CH3OH 10:1)実施例33 9−(2−オキソ−3−ノニル)−2−シクロヘキシル
−プリン−6−オン
【0101】
【化18】
【0102】3mlの無水CH2Cl2中の0.2mlの
無水DMSOを、5mlの無水CH2Cl2中の0.15
mlのオキザリルクロリドに−60℃で滴下し、続いて
混合物を−60℃で20分間撹拌する。次いで3mlの
CH2Cl2中の540mg(1.5ミリモル)の9−
(2−ヒドロキシ−3−ノニル)−2−シクロヘキシル
−プリン−6−オン(実施例6)をゆっくり滴下し、続
いて混合物を−60℃で1時間撹拌する。3mlのCH
2Cl2中の1mlのトリエチルアミンをこの溶液に滴下
する。混合物を室温とさせ、7mlの水を加え、有機相
を分離する。有機相を10mlの2N HCl及び10
mlの飽和NaCl溶液で洗浄し、Na2SO4上で乾燥
し、真空中で蒸発させる。残留物をフラッシュクロマト
グラフィーにより精製する(溶離剤:CH2Cl2/CH
3OH 40:1)。
【0103】収量:0.416g(77.4%) Rf=0.47(CH2Cl2/CH3OH 10:1)実施例34 9−(2−オキソ−6−フェニル−3−ヘキシル)−2
−シクロヘキシル−プリン−6−オン
【0104】
【化19】
【0105】9−(2−ヒドロキシ−6−フェニル−3
−ノニル)−2−シクロヘキシル−プリン−6−オン
(実施例8)から出発し、実施例33の指示と同様にし
て標題化合物を製造する。
【0106】 Rf=0.48(CH2Cl2/CH3OH 10:1) 収率:48.8% 本発明の主たる特徴及び態様は以下の通りである。
【0107】1.一般式(I)
【0108】
【化20】
【0109】[式中、R1は、場合により、さらにハロ
ゲン、ニトロ、シアノにより、又は炭素数が最高6の直
鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより置換されているこ
とができるフェニルにより置換されていることができる
炭素数が2〜10の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを
示し、R2は水素、ヒドロキシル又はアジドを示すか、
あるいは炭素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アル
キルを示すか、あるいは式−O−SO25の基を示し、
ここでR5は炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状
アルキル又はフェニルを示し、R3は水素を示すか、あ
るいはR2及びR3は一緒になって式=Oの基を形成し、
4は水素を示すか、あるいは炭素数が最高4の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルキルを示し、Aは式
【0110】
【化21】
【0111】の基を示すか、あるいは炭素数が最高20
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは
炭素数が3〜7のシクロアルキルを示すか、あるいは場
合によりハロゲン、トリフルオロメチル、カルボキシ
ル、ニトロ、シアノにより、又はさらにフェニルにより
置換されていることができるそれぞれの場合に炭素数が
最高5の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシ
カルボニル又はアルコキシにより同一又は異なって最高
2回置換されていることができるフェニルを示し、及び
/又は環が場合により、さらに炭素数が最高5の直鎖状
もしくは分枝鎖状アルコキシにより置換されていること
ができるフェニルにより置換されていることができる]
の2,9−ジ置換プリン−6−オン類、ならびにそれら
の互変異性体類及び塩類。
【0112】2.R1が、場合により、さらにフッ素、
塩素、臭素、ニトロ、シアノにより、又は炭素数が最高
4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより置換されて
いることができるフェニルにより置換されていることが
できる炭素数が2〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ルを示し、R2が水素、ヒドロキシル又はアジドを示す
か、あるいは炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状
アルキルを示すか、あるいは式−O−SO25の基を示
し、ここでR5は炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、R3が水素を示す
か、あるいはR2及びR3が一緒になって式=Oの基を形
成し、R4が水素を示すか、あるいは炭素数が最高3の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、Aが式
【0113】
【化22】
【0114】の基を示すか、あるいは炭素数が最高19
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは
シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル又は
シクロヘプチルを示すか、あるいは場合によりフッ素、
塩素、臭素、ニトロ、カルボキシル、ヒドロキシルによ
り、又はさらにフェニルにより置換されていることがで
きるそれぞれの場合に炭素数が最高4の直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキル、アルコキシカルボニル又はアルコキ
シにより同一又は異なって最高2回置換されていること
ができるフェニルを示し、及び/又は環が場合により、
さらに炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコ
キシにより置換されていることができるフェニルにより
置換されていることができる上記1項に記載の式の2,
9−ジ置換プリン−6−オン類、ならびにそれらの互変
異性体類及び塩類。
【0115】3.R1が、場合により、さらにフッ素、
塩素、臭素、ニトロ、シアノにより、又は炭素数が最高
3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより置換されて
いることができるフェニルにより置換されていることが
できる炭素数が2〜7の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキ
ルを示し、R2が水素、ヒドロキシル又はアジドを示す
か、あるいは炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状
アルキルを示すか、あるいは式−O−SO25の基を示
し、ここでR5は炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝
鎖状アルキル又はフェニルを示し、R3が水素を示す
か、あるいはR2及びR3が一緒になって式=Oの基を形
成し、R4が水素を示すか、あるいは炭素数が最高3の
直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、Aが式
【0116】
【化23】
【0117】の基を示すか、あるいは炭素数が最高18
の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは
シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シ
クロヘプチルを示すか、あるいは場合によりフッ素、塩
素、臭素、ヒドロキシル、カルボキシル、ニトロによ
り、又はさらにフェニルにより置換されていることがで
きるそれぞれの場合に炭素数が最高3の直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキル、アルコキシカルボニル又はアルコキ
シにより同一又は異なって最高2回置換されていること
ができるフェニルを示し、及び/又は環が場合により、
さらに炭素数が最高3の直鎖状もしくは分枝鎖状アルコ
キシにより置換されていることができるフェニルにより
置換されていることができる上記1項に記載の式の2,
9−ジ置換プリン−6−オン類、ならびにそれらの互変
異性体類及び塩類。
【0118】4.治療的利用のための上記1〜3項に記
載の2,9−ジ置換プリン−6−オン類。
【0119】5.一般式(II)
【0120】
【化24】
【0121】[式中、R1、R2、R3及びR4は上記の意
味を有する]の化合物を最初に、塩基の存在下に、不活
性溶媒中で一般式(III) A−CO−Cl (III) [式中、Aは上記の意味を有する]の化合物との反応に
より一般式(IV)
【0122】
【化25】
【0123】[式中、A、R1、R2、R3及びR4は上記
の意味を有する]の化合物に変換し、第2段階で塩基の
存在下に、不活性溶媒中でこれらを環化し、そして置換
基R1、R2、R3及びR4をアシル化、酸化及び/又はア
ジド交換により導入又は誘導することを特徴とする上記
1〜3項に記載の2,9−ジ置換プリン−6−オン類の
製造法。
【0124】6.上記1〜3項に記載の2,9−ジ置換
プリン−6−オン類を含む薬剤。
【0125】7.炎症、血栓塞栓症及び心臓血管病の処
置のための上記6項に記載の薬剤。
【0126】8.薬剤の製造のための上記1〜3項に記
載の2,9−ジ置換プリン−6−オン類の利用。
【0127】9.炎症、血栓塞栓症及び心臓血管病の処
置のための薬剤の製造のための上記8項に記載の利用。
【0128】10.不能症の処置のための上記6〜7項
に記載の薬剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/52 AED A61K 31/52 AED // C07D 233/90 C07D 233/90 A (72)発明者 ヘルムート・シユツツ ドイツ42115ブツペルタール・クラウデイ ウスベーク3 (72)発明者 エリザベート・ペルツボルン ドイツ42327ブツペルタール・アムテシヤ ーブツシユ13 (72)発明者 マテイアス・シユラム ドイツ51375レーフエルクーゼン・フンペ ルデインクシユトラーセ15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、場合により、さらにハロゲン、ニト
    ロ、シアノにより、又は炭素数が最高6の直鎖状もしく
    は分枝鎖状アルキルにより置換されていることができる
    フェニルにより置換されていることができる炭素数が2
    〜10の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、R2
    は水素、ヒドロキシル又はアジドを示すか、あるいは炭
    素数が最高6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示す
    か、あるいは式−O−SO25の基を示し、ここでR5
    は炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル又
    はフェニルを示し、R3は水素を示すか、あるいはR2
    びR3は一緒になって式=Oの基を形成し、R4は水素を
    示すか、あるいは炭素数が最高4の直鎖状もしくは分枝
    鎖状アルキルを示し、Aは式 【化2】 の基を示すか、あるいは炭素数が最高20の直鎖状もし
    くは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは炭素数が3〜
    7のシクロアルキルを示すか、あるいは場合によりハロ
    ゲン、トリフルオロメチル、カルボキシル、ニトロ、シ
    アノにより、又はさらにフェニルにより置換されている
    ことができるそれぞれの場合に炭素数が最高5の直鎖状
    もしくは分枝鎖状アルキル、アルコキシカルボニル又は
    アルコキシにより同一又は異なって最高2回置換されて
    いることができるフェニルを示し、及び/又は環が場合
    により、さらに炭素数が最高5の直鎖状もしくは分枝鎖
    状アルコキシにより置換されていることができるフェニ
    ルにより置換されていることができる]の2,9−ジ置
    換プリン−6−オン類、ならびにそれらの互変異性体類
    及び塩類。
  2. 【請求項2】 一般式(II) 【化3】 [式中、R1、R2、R3及びR4は上記の意味を有する]
    の化合物を最初に、塩基の存在下に、不活性溶媒中で一
    般式(III) A−CO−Cl (III) [式中、Aは上記の意味を有する]の化合物との反応に
    より一般式(IV) 【化4】 [式中、A、R1、R2、R3及びR4は上記の意味を有す
    る]の化合物に変換し、第2段階で塩基の存在下に、不
    活性溶媒中でこれらを環化し、そして置換基R1、R2
    3及びR4をアシル化、酸化及び/又はアジド交換によ
    り導入又は誘導することを特徴とする請求項1に記載の
    2,9−ジ置換プリン−6−オン類の製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の2,9−ジ置換プリン
    −6−オン類を含む薬剤。
  4. 【請求項4】 薬剤の製造のための請求項1に記載の
    2,9−ジ置換プリン−6−オン類の利用。
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