JP2773181B2 - ピラノベンゾオキサジアゾールアミノ誘導体 - Google Patents

ピラノベンゾオキサジアゾールアミノ誘導体

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JP2773181B2
JP2773181B2 JP2006989A JP2006989A JP2773181B2 JP 2773181 B2 JP2773181 B2 JP 2773181B2 JP 2006989 A JP2006989 A JP 2006989A JP 2006989 A JP2006989 A JP 2006989A JP 2773181 B2 JP2773181 B2 JP 2773181B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、薬理学上の活性を有する新規なピラノベン
ズオキサジアゾール誘導体およびその製薬組成物、人間
を含む哺乳動物の高血圧症または喘息症の治療への用
途、及び製造法に関する。
(従来の技術と当該発明が解決しようとする課題) 特開昭58−67683号(文献1)の明細書には、式
(A) により表される化合物(開発コードBRL−34915)が自然
発症高血圧ラットに対して血圧低下作用を有することが
開示されている。
Br.J.Pharmac.(1986),88,103−111(文献2)には
BRL−34915がK+チャンネルを活性化し、膜の静止電位を
過分極側に移行させている可能性が示されている。
Br.J.Pharmac.(1986),89,395−405(文献3)には
BRL−34915がモルモット気管支筋(trachealis)を弛緩
させることが示されており、喘息(asthma)治療薬とし
ての有用性を暗示している。
脈管学(1987),27,425−431(文献4)には、K+
ャンネル活性化剤が不整脈や狭心症の治療に有効である
ことを示唆している。
Br.J.Pharmac.(1986),91,803−813(文献5)には
BRL−34915がラットの子宮筋(uterus)を弛緩させるこ
とが示されており、早産防止に有効であることが考えら
れる。
DLO News ROUND−UP No.312(1987)(文献6)には
失禁(incontinence)や痛み(pain)の治療にも有効で
あることが示されている。
しかしながら欧州特許公開公報EP−28449A(文献
7),EP−28064A(文献8)にはBRL−34915が属するベ
ンゾピラン誘導体には望ましくない心臓作用を有する場
合があることが示されている。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは新規な化合物を鋭意探索した結果 一般式(I) [式中、X1,X2は存在しないかまたは酸素原子を意味
し; AはOHまたはOC(O)R5〔R5はフェニル(このフェニ
ルは、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原
子、塩素原子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任
意に置換されていてもよい。)、塩素原子もしくは臭素
原子の0乃至2ヶによって任意に置換されたC1〜C4アル
キル、またはフェニル(このフェニルは、C1〜C4アルコ
キシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素原子もしくは
臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換されていても
よい。)を意味する。〕を意味するか、Bと一緒になっ
て単結合を意味し; Bは水素原子を意味するか、Aと一緒になって単結合
を意味し; Zは酸素原子またはイオウ原子を意味し; R1、R2はお互いに同一または相異なり、水素原子また
はC1〜C4アルキルを意味するか、R1R 2が一緒になっ
て、C1〜C4アルキルによって置換されていてもよい1,4
−ブチレンもしくは1,5−ペンチレンを意味し; R3は、水素原子、フェニル(このフェニルは、C1〜C4
アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換されて
いてもよい。)、塩素原子または臭素原子の1乃至2ヶ
によって任意に置換されていてもよいC1〜C4アルキルま
たはC3〜C6環状アルキル、またはC(O)R5〔R5はフェ
ニル(このフェニルは、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アル
キル、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子の1乃至
2ヶによって任意に置換されていてもよい。)、塩素原
子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換さ
れたC1〜C4アルキル、またはフェニル(このフェニル
は、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、
塩素原子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に
置換されていてもよい。)を意味する。〕を意味し; R4はN(R6)(R7)(R6,R7は同一若しくは異なり、R
3と同じ意味であるが、R6とR7が同時にC(O)R5でな
い。)またはOR8(R8はR5と同意味である。)を意味す
るか; R4はR3と一緒になって、N(R9)Q〔R9は水素原子ま
たはR5と同意味であり、Qはフェニル(このフェニル
は、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、
塩素原子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に
置換されていてもよい。)、またはC1〜C4アルコキシ、
C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子の1乃至2ヶによって任意に置換されていてもよい1,
2−エチレン、1,3−プロピレンまたは1,4−ブチレンを
意味する。〕を意味するか、OQを意味する。]により表
される化合物が強い血圧低下作用を有していることを見
い出し本発明を完成した。
一般式(I)で表わされるピラノベンズオキサジアソ
ール環は過去に合成された例がなく、本骨格をもつ誘導
体が強い血圧低下作用を有していることは全く予想し得
なかったことである。
一般式(I)であらわされる化合物は立体異性体、光
学異性体が存在する場合があるが、本発明はこれらの異
性体の全てを包含する。
次に、一般式(I)の各置換基を更に具体的に説明す
る。以下、n−はノルマルを、i−はイソを、sec−は
セカンダリーを、t−はターシャリー(tertiary−)
を、c−はシクロ(cyclo−)を意味する。
またMeはメチルを、Etはエチルを、Prはプロピルを、
Buはブチルを、Pentはペンチルを、Hexはヘキシルを、P
hはフェニルを、Acはアセチルを意味する。
R1,R2の例として水素原子、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、sec−ブ
チル、t−ブチルが挙げられる。
またR1とR2が一緒になって(CH24,(CH2として
スピロ環を形成する例もある。
Aの例としては、OH,OC(O)Me,OC(O)Et,OC
(O)−n−Pr,OC(O)−i−Pr,OC(O)−n−Bu,O
C(O)−i−Bu,OC(O)−sec−Bu,OC(O)−t−Bu
等が挙げられる。
また、AはBと一緒になって単結合を意味する場合も
ある。
R3の例としては水素原子、メチル、エチル、n−プロ
ピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブ
チル、t−ブチル、ベンジル若しくはフェネチルによっ
て例示されるフェニル低級アルキル、ベンゼン環がハゲ
ロン原子もしくは低級アルコキシによって置換された、
例えばハロゲノベンジル、アルコキシベンジル、ハロゲ
ノフェネチルまたはアルコキシフェネチルであるハロゲ
ノフェニル低級アルキルまたはアルコキシフェニル低級
アルキル、C(O)Me、C(O)Et、C(O)−n−P
r、C(O)−i−Pr、C(O)−n−Bu、C(O)−
i−Bu、C(O)−sec−Bu、C(O)−t−Bu、C
(O)CH2Cl、C(O)CF3、C(O)CH2CH2Cl、C
(O)CH2CH2CH2Cl、C(O)CH2CH2CH2CH2Cl,C(O)C
H2CH2CH2CH2Cl,ベイゾル、ハロゲノベンゾイル、アルコ
キシベンゾイル、c−Pr、c−ブチル、c−ペンチルお
よびc−ヘキシルが挙げられる。
R4の例としては、NH2,NHMe,NHEt,NH−n−Pr,NH−i
−Pr,NHC(O)CCl3,NHC(O)Me,NH−c−Pent,NHPh,N
Me2,OMe,OEt,O−n−Pr,O−i−PrおよびOPhが挙げられ
る。
R3とR4が一緒になって、N(R9)Qとなる例として
は、NHCH2CH2およびNHCH2CH2CH2が挙げられる。
またR3とR4が一緒になって、OQとなる例としてはOCH2
CH2およびOCH2CH2CH2が挙げられる。
次に、本発明化合物の製法を説明する。
一般式(I)により表される本発明化合物のうちR3
アシル基でないものは、下記の反応式によって示される
ように、 〔反応式中、YはN(R9)もしくは酸素原子を意味し、
Wは塩素原子、臭素原子、沃素原子、低級アルキルスル
ホネート、ベンゼンスルホネートまたはトルエンスルホ
ネートを意味する。〕 一般式(II)により表される化合物と一般式(III)
によって表される化合物を不活性溶媒中反応させると得
られる化合物(IV)にR5NCOもしくはClCO2R7を反応させ
て一般式(V)もしくは(VI)によって表される化合物
が得られる。
R3がアシル基の場合は、R3が水素原子でるあものに対
して通常のアシル化反応を行うことによって得られる。
R3とR4が一緒になって環を形成する化合物は、上記手
順に従って一般式(VII)で表される化合物を環化する
ことによって得られる。
本発明化合物の中間原料である一般式(II) 〔式中、R1、R2は一般式(I)の説明と同意味であ
る。〕により表される化合物は下記の方法によって得ら
れる。その全体の工程の関係を次頁のフローに示した。
一般式(IX) 〔式中、R1、R2は一般式(I)の説明と同意味であ
る。〕により表される化合物を、次亜塩素酸ソーダ(Na
OCl)で処理することによって一般式(II)により表わ
される化合物であって、X1が存在しなくてX2が酸素原子
である化合物(化合物II(X1=−,X2=O))にし、こ
の化合物にチッ化ナトリウム(NaN3)または亜燐酸トリ
エチル(P(OEt))等によって代表されるN−オキ
シド型の酸素を除く能力のある還元剤を作用させること
によって、一般式(II)で表わさる化合物であって、
X1,X2が共に存在しない化合物(化合物II(X1,X2
−))が得られる。また化合物II(X1,X2=−)を約1
当量の適当な過酸(例えば、m−クロロ過安息香酸、過
酸化水素、過酢酸によって示される。以下、同様であ
る。)で処理すると一般式(II)で表わされる化合物で
あってX1が酸素原子でありX2が存在しない化合物(化合
物II(X1=O,X2=−))が得られる。この場合1当量以
上の過酸を用いると一般式(II)で表わされる化合物で
あってX1,X2が共に酸素原子である化合物(化合物II(X
1,X2=O))が得られる。一般式(IX)で表わされる化
合物はすでに既知の方法(例えばJ.Med.Chem.,27,1127
(1984)(文献9)を参照)により得られる。化合物II
(X1=O,X2=−)は一般式(X) 〔式中、R1、R2は一般式(I)の説明と同意味であ
る。〕により表される化合物を次亜塩素酸ソーダで処理
することによっても得られる。一般式(X)で表わされ
る化合物は既知の方法(文献9を参照)によって得られ
る。
化合物(IV)と一般式Z=C=NR5もしくはClC(O)
OR7の反応に用いる溶媒として下記のものが挙げられ
る。
ジメチルスルホキシドによって代表されるスルホキシ
ド系溶媒、ジメチルホルムアミドまたはジメチルアセタ
ミドによって代表されるアミド系溶媒、エチルエーテ
ル、ジメトキシエタンまたはテトラヒドロフランによっ
て代表されるエーテル系溶媒、および塩化メチレン、ク
ロロホルムによって代表されるハロゲン系溶媒が挙げら
れる。中でもハロゲン系溶媒が好ましい。
反応温度は通常氷冷下から用いられる反応溶媒の還流
温度までであり、好ましくは使用する溶媒の還流温度で
ある。場合によっては加圧下で行なわれる。
反応原料のモル比は、化合物(IV)/Z=C=NR5また
はClC(O)OR8化合物(モル比)は0.5〜2.0の範囲であ
り、好ましくは1.0〜1.1の範囲である。
以下に、本発明に係わる化合物の例を示す。なお、表
中のNo.は実施例No.を示すものではない。また、X1,X2
の−は存在しないことを示す。
前述したように、本発明者は一般式(I)で表わされ
る本発明化合物は強い血管拡張作用と血圧降下作用を有
していることを見い出した。したがって本発明化合物
は、人間を含む哺乳動物の高血圧症、狭心症、不整脈、
脳循環障害、喘息などの治療における医薬品として有用
であることが考えられる。したがって本発明はこれらの
治療に本発明化合物の有効な量を含む医薬組成物を提供
する。
本発明化合物の投与形態としては、注射剤(皮下、静
脈内、筋肉内、腹腔内注射)、軟膏剤、坐薬、エアゾー
ル剤等による非経口投与または錠剤、カプセル剤、顆粒
剤、丸剤、シロップ剤、液剤、乳剤、懸濁液剤等による
経口投与をあげることができる。
本発明化合物を含有する上記の薬学的または獣医学的
組成物は、全組成物の重量に対して、本発明化合物を約
0.1〜99.5%、好ましくは約0.5〜95%を含有する。
本発明化合物にまたは本発明化合物を含有する組成物
に加えて、他の薬学的にまたは獣医学的に活性な化合物
を含ませることができる。また、これらの組成物は本発
明化合物の複数を含ませることができる。
本発明化合物の臨床的投与量は年令、体重、患者の感
受性、症状の程度等により異なるが、通常効果的な投与
量は、成人一日0.003〜1.5g好ましくは0.01〜0.6g程度
である。しかし必要により上記の範囲外の量を用いるこ
ともできる。
本発明化合物は製薬の慣用手段によって投与用に製剤
化される。
即ち、経口投与用の錠剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤
は賦形剤、例えば白糖、乳糖ブドウ糖、でんぷん、マン
ニット;結合剤、例えばシロップ、アラビアゴム、ゼラ
チン、ソルビット、トラガント、メチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン;崩壊剤、例えばでんぷん、カルボ
キシメチルセルロースまたはそのカルシウム塩、微結晶
セルロース、ポリエチレングリコール;滑沢剤、例えば
タルク、ステリン酸マグネシウムまたはカルシウム、シ
リカ;潤滑剤、例えば、ラウリル酸ナトリウム、グリセ
ロール等を使用して調製される。注射剤、液剤、乳剤、
懸濁剤、シロップ剤およびエアゾール剤は、活性成分の
溶剤、例えば水、エチルアルコール、イソプロピルアル
コール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール;界面活性剤、例えばソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、水素添加ヒマシ油のポリオキシエチレンエーテル、
レシチン;懸濁剤、例えばカルボキシメチルナトリウム
塩、メチルセルロース等のセルロース誘導体、トラガン
ト、アラビアゴム等の天然ゴム類;保存剤、例えばパラ
オキシ安息香酸のエステル、塩化ベンザルコニウム、ソ
ルビン酸塩等を使用して調製される。坐薬は例えばポリ
エチレングリコール、ラノリン、ココナット油等を使用
して調製される。
次に、本発明化合物が薬効を示した実施例を示す。
(試験例) 血圧低下作用 本発明化合物3mg/kgをPEG:H2O=3:1(v/v)液に懸濁
又は溶解させ、胃ゾンデを用いて雄性自然発症高血圧ラ
ット(11週令)3匹に強制的に経口投与した。
血圧の測定に先立ちラット50℃の温室で3〜5分予備
加熱したあと、37℃の拘束檻に移した。収縮期血圧を尾
動脈部において夏目KN−210−1型を用いて測定した。
経口投与1時間後の降圧率(%)を表に示した。値は3
匹の平均値である。
実施例(含参考例と製剤例) 以下、本発明を実施例にて詳述するが、本発明はこれ
らの実施例に何ら限定されるものではない。なお、参考
例、実施例あるいは表中の「NMR」、「MS」の各記号は
それぞれ「核磁気共鳴スペクトル」、および「質量分
析」を表わす。また、表の「MS」は親ピークもしくは代
表的なフラグメントピークのみを記載した。
参考例1 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベンゾ−2,1,3−オキサ
ジアゾール 7,8−ジヒトロ−6,6−ジメチル−7,8−エポキシ−6H
−ピラノ〔2,3−f〕ベンゾ−2,1,3−オキサジアゾール
0.82g(3.8mmole)を16.7%NH3−EtOH 25mlに溶解さ
せ、耐圧ガラスチューブ中で60℃で48時間反応させた。
反応溶液を留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒、酢酸エチル:メタノール=5:1)に
処し表題化合物(0.77g、収率:87%)を茶色固体として
得た。この一部をエタノールから再結晶して純粋な表題
化合物を無色結晶として得た。
mp 223−225℃ NMR(CDCl3+DMSO−d6)δ(ppm): 1.26(3H),1.49(3H),2.80〜3.30(5H), 3.33(1H),3.78(1H),6.82(1H),7.98(1H) MS:133(50%),163(100%),235(M+,3%) 実施例1 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
メチルウレイド−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベンゾ−2,1,3
−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール200mg(0.850mmole)、ジクロロメタン2
0mlを室温で撹拌し、この溶液中にメチルイソシアナー
ト55μ(0.935mmole)を加え、23時間撹拌した。析出
した結晶を濾過し、無色結晶の表題化合物(227mg、収
率:92%)を得た。
mp 213〜215℃ MS:44,202(30%),274(M+−H2O,6%) 実施例2 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
メチルチオウレイド−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベンゾ−
2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール200mg(0.850mmole)、ジクロロメタン2
0mlを室温で撹拌し、この溶液中にメチルイソチオシア
ナート68mg(0.935mmole)を加え、23時間撹拌した。析
出した結晶を濾過し、無色結晶の表題化合物(122mg、
収率:47%)を得た。
mp 213〜215℃ MS:91(62%),202(67%),290,308(M+,27%) 実施例3 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
フェニルウレイド−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベンゾ−2,
1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール200mg(0.850mmole)、ジクロロメタン2
0mlを室温で撹拌し、この溶液中にフェニルイソシアナ
ート102μ(0.935mmole)を加え、4時間撹拌した。
析出した結晶を濾過し、無色結晶の表題化合物(203m
g、収率:67%)を得た。
mp 215〜217℃ MS:93,163(56%),321(20%),354(M+,10%) 実施例4 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
トリクロロアセチルウレイド−6H−ピラノ〔2,3−f〕
ベンゾ−2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール200mg(0.850mmole)、ジクロロメタン2
0mlを室温で撹拌し、この溶液中にトリクロロアセチル
イソシアナート100μ(0.935mmole)を加え、5時間
撹拌した。析出した結晶を濾過し、無色結晶の表題化合
物(90mg、収率:25%)を得た。
mp 248〜250℃ MS:44,163(43%),422(M+,2%) 実施例5 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
(3−クロロプロピルウレイド)−6H−ピラノ〔2,3−
f〕ベンゾ−2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール400mg(1.70mmole)、ジクロロメタン40
mlを室温で撹拌し、この溶液中に3−クロロプロピルイ
ソシアナート192μ(1.87mmole)を加え、5時間撹拌
した。析出した結晶を濾過し、淡黄結晶の表題化合物
(250mg、収率:41%)を得た。
mp 83〜85℃ MS:41(53%),163,318(93%),354(M+,5%) 実施例6 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
(2−クロロエチルウレイド)−6H−ピラノ〔2,3−
f〕ベンゾ−2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール400mg(1.70mmole)、ジクロロメタン40
mlを室温で撹拌し、この溶液中に2−クロロエチルイソ
シアナート200μ(1.87mmole)を加え、6時間撹拌し
た。析出した結晶を濾過し、無色結晶の表題化合物(48
0mg、収率:83%)を得た。
mp 178〜180℃ MS:87(57%),163,304(78%),340(M+,8%) 実施例7 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
イソプロピルウレイド−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベンゾ
−2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール200mg(0.850mmole)、ジクロロメタン2
0mlを室温で撹拌し、この溶液にイソプロピルイソシア
ナート92μ(0.935mmole)を加え、6時間撹拌した。
析出した結晶を濾過し、無色結晶の表題化合物(120m
g、収率:44%)を得た。
mp 201〜203℃ MS:43(40%),202,302(20%),320(M+,12%) 実施例8 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
エトキシカルボニルアミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベ
ンゾ−2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール200mg(0.850mmole)、トリエチルアミ
ン166μ(1.19mmole)、CH2Cl220mgを室温で撹拌し、
この溶液にエチルクロロホルメート114μ(1.19mmol
e)を加え、21時間撹拌した。反応液を水で3回洗浄し
たのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
酢酸エチル:メタノール=20:1(v/v))に処し、黄色
の油状物の表題化合物(227mg、収率:87%)を得た。
MS:133(48%),235,307(M+,25%) 実施例9 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
(2−クロロエトキシカルボニルアミノ)−6H−ピラノ
〔2,3−f〕ベンゾ−2,1,3−オキサジアゾール 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8
−アミノ−6H−ピラノ〔2,3−f〕ベベンゾ−2,1,3−オ
キサジアゾール400mg(1.70mmole)、トリエチルアミン
260μ(1.87mmole)、CH2Cl240mgを室温で撹拌し、こ
の溶液に2−クロロエチルクロロホルメート193μ
(1.87mmole)を加え、21時間撹拌した。反応液を水で
3回洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去した残査をクロロホルムで再結晶し、淡黄結晶
の表題化合物(507mg、収率:87%)を得た。
mp 164〜166℃ MS:133(48%),235,307(M+,25%) 実施例10 7,8−ジヒドロ−6,6−ジメチル−7−ヒドロキシ−8−
(2−オキソ−3−オキサゾリン−1−イル)−6H−ピ
ラノ〔2,3−f〕ベンゾ−2,1,3−オキサジアゾール 実施例9で得られた化合物を400mg(1.17mmole)、炭
酸カリウム3.24g(23.4mmole)、ヨウ化カリウム388mg
(2.34mmole)、無水アセトン50mlをチッソ雰囲気下、
室温で26時間、加熱還流した。室温にもどした後、不溶
物を濾過し、濾液に酢酸エチルを加え、水で3回洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した残
査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒、
酢酸エチル:メタノール=10:1(v/v))に処し、茶色
油状物の表題化合物(339mg、収率:94%)を得た。この
一部を酢酸エチルより再結晶し、黄色の結晶を得た。
mp 177.5〜180℃ MS:43(25%),272,287(65%),305(M+,8%) 製剤例1および2 錠剤 実施例1の化合物(製剤例1)または 実施例10の化合物(製剤例2) 1g 乳糖 20g でんぷん 4g でんぷん(のり用) 1g ステアリン酸マグネシウム 100mg カルボキシメチル 7g セルロースカルシウム 全量 33.1g 上記成分を常法により混合したのち1錠中に5mgの活
性成分を含有する糖衣錠とした。
製剤例3および4 カプセル剤 実施例1の化合物(製剤例3)または 実施例10の化合物(製剤例4) 1g 乳糖 20g 微結晶セルロース 10g ステアリン酸マグネシウム 1g 全量 32g 上記成分を常法により混合したのちゼラチンカプセル
に充填し、1カプセル中に5mgの活性成分を含有するカ
プセル剤とした。
製剤例5および6 軟カプセル剤 実施例1の化合物(製剤例5)または 実施例10の化合物(製剤例6) 1g トウモロコシ油 35g 全量 36g 上記成分を混合したのち常法により1カプセル中に5m
gの活性成分を含有する軟カプセル剤とした。
製剤例7および8 軟膏 実施例1の化合物(製剤例7)または 実施例10の化合物(製剤例8) 1.0g オリーブ油 20g 白色ワセリン 79g 全量 100g 上記成分を常法により混合し、1%軟膏とした。
製剤例9および10 エアゾル懸濁液 (A) 実施例1の化合物(製剤例9)または 実施例10の化合物(製剤例10)0.25(%) ミリスチン酸イソプロピル 0.10 エタノール 26.40 (B) 1,2−ジクロルテトラフルオロエタンと1−クロル
ペンタフルオロエタンの60〜40%の混合物 73.25 上記組成物(A)を混合し、得られた混合液をバルブ
を備えた容器に仕込み、噴射剤(B)を20℃で約2.46〜
2.81mg/cm2ケージ圧までバルブノズルから圧入しエアゾ
ル懸濁剤とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 迫田 良三 千葉県船橋市坪井町722番地1 日産化 学工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 中山 今日子 千葉県船橋市坪井町722番地1 日産化 学工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 増田 幸則 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日 産化学工業株式会社生物科学研究所内 審査官 横尾 俊一 (56)参考文献 特開 昭62−246581(JP,A) 特開 昭56−122381(JP,A) 特開 昭61−47481(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 498/04 A61K 31/41 REGISTRY(STN) CA(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) [式中、X1,X2は存在しないかまたは酸素原子を意味
    し; AはOHまたはOC(O)R5〔R5はフェニル(このフェニル
    は、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、
    塩素原子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に
    置換されていてもよい。)、塩素原子もしくは臭素原子
    の0乃至2ヶによって任意に置換されたC1〜C4アルキ
    ル、またはフェニル(このフェニルは、C1〜C4アルコキ
    シ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素原子もしくは臭
    素原子の1乃至2ヶによって任意に置換されていてもよ
    い。)を意味する。〕を意味するか、Bと一緒になって
    単結合を意味し; Bは水素原子を意味するか、Aと一緒になって単結合を
    意味し; Zは酸素原子またはイオウ原子を意味し; R1、R2はお互いに同一または相異なり、水素原子または
    C1〜C4アルキルを意味するか、R1とR2が一緒になって、
    C1〜C4アルキルによって置換されていてもよい1,4−ブ
    チレンもしくは1,5−ペンチレンを意味し; R3は、水素原子、フェニル(このフェニルは、C1〜C4
    ルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素原子もし
    くは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換されてい
    てもよい。)、塩素原子または臭素原子の1乃至2ヶに
    よって任意に置換されていてもよいC1〜C4アルキルまた
    はC3〜C6環状アルキル、またはC(O)R5〔R5はフェニ
    ル(このフェニルは、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキ
    ル、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子の1乃至2
    ヶによって任意に置換されていてもよい。)、塩素原子
    もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換され
    たC1〜C4アルキル、またはフェニル(このフェニルは、
    C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素
    原子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換
    されていてもよい。)を意味する。〕を意味し; R4はN(R6)(R7)(R6,R7は同一若しくは異なり、R3
    と同じ意味であるが、R6とR7が同時にC(O)R5でな
    い。)またはOR8(R8はR5と同意味である。)を意味す
    るか; R4はR3と一緒になって、N(R9)Q〔R9は水素原子また
    はR5と同意味であり、Qはフェニル(このフェニルは、
    C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル、フッ素原子、塩素
    原子もしくは臭素原子の1乃至2ヶによって任意に置換
    されていてもよい。)、またはC1〜C4アルコキシ、C1
    C4アルキル、フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子の
    1乃至2ヶによって任意に置換されていてもよい1,2−
    エチレン、1,3−プロピレンまたは1,4−ブチレンを意味
    する。]を意味するか、OQを意味する。〕により表わさ
    れる化合物。
  2. 【請求項2】R1、R2がともにメチル基である請求項
    (1)に記載の化合物。
  3. 【請求項3】AがOHまたはOC(O)CH3である請求項
    (2)に記載の化合物。
  4. 【請求項4】R4がR3と一緒になって、OQである請求項
    (1)、(2)または(3)に記載の化合物。
  5. 【請求項5】R4がNHR6である請求項(1)、(2)また
    は(3)に記載の化合物。
  6. 【請求項6】R4がR3と一緒になってNHQである請求項
    (1)、(2)または(3)に記載の化合物。
  7. 【請求項7】請求項(1)、(2)、(3)、(4)、
    (5)または(6)に記載の化合物を含有することを特
    徴とする抗高血圧剤。
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