JPH08230175A - テープ状記録媒体及びインクジェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法 - Google Patents

テープ状記録媒体及びインクジェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法

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JPH08230175A
JPH08230175A JP7306187A JP30618795A JPH08230175A JP H08230175 A JPH08230175 A JP H08230175A JP 7306187 A JP7306187 A JP 7306187A JP 30618795 A JP30618795 A JP 30618795A JP H08230175 A JPH08230175 A JP H08230175A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッドを用いて、テープ状記
録媒体の両端、あるいは前後端に塗り残しが発生するこ
となく、当該テープ状記録媒体にべた塗り印刷を行うこ
とのできる方法を提案することにある。 【解決手段】 予め幅の決まっているテープ状記録媒体
Tの表面は、その幅よりも狭い幅の部分が実際の受像面
311とされ、その両側はダミー用受像面313a、3
14aとされている。べた塗り印刷の動作においては、
受像面311の端からその幅方向の外側のダミー用受像
面313a、314aに掛けてべた塗り印刷を行う。べ
た塗り印刷後に、剥離紙303から、左右の不要なダミ
ー部分313、314を残し、切り込み線315、31
6に沿って、中央の受像面の部分312のみをはぎ取
る。はぎ取られた受像部分312は、両端が隙間なく塗
り潰されたべた塗り印刷が施された印刷済のテープ状記
録媒体片として任意の場所に貼り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドヘッドを用いて、一定の幅のテープ状記録媒体の表
面をインクにより隙間なく塗りつぶすべた印刷を行う方
法に関するものである。
【0002】また、本発明は、このようなべた塗り印刷
に使用するのに適したテープ状記録媒体に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】インクジェットプリンタとしては各種の
ものが知られており、これらのうちには、各色のテープ
状記録媒体に対してカラー印刷するように構成された小
型プリンタが提案されている。この形式の小型のインク
ジェットプリンタは、インクジェットヘッドに対して、
シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の
各色のインクタンクからインクを供給することにより、
テープ状記録媒体上にカラー印刷を行うことができる。
【0004】テープ状記録媒体としては、裏面側に剥離
紙で覆われた粘着層が形成され、印刷後に切断して一定
の長さとし、剥離紙を剥がすことにより、希望する場所
にラベルとして貼り付けることができるものがある。こ
のようなテープ状記録媒体への印刷を行うプリンタは、
ラベルプリンタ、ラベルワープロ等と呼ばれ、近年市場
に出回っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このインクジェットプ
リンタを用いて、テープ状記録媒体の全面を隙間なく塗
り潰すようなべた塗り印刷を行う場合、次のような問題
点がある。
【0006】まず、テープの幅方向に向けて印刷ヘッド
を往復移動させてべた塗り印刷を行う場合には、テープ
の幅方向の端から端まで、目一杯に印刷を行うことにな
る。しかし、テープの幅方向の端に合わせて印刷ヘッド
を駆動して印刷を正確に行うことは困難である。このた
めに、例えば、印刷動作の開始が、印刷ヘッドがテープ
の端に位置した時点よりも遅れた場合には、テープの幅
方向の縁の部分に塗り残りが発生してしまう。逆に、印
刷動作の開始が、印刷ヘッドがテープの端に位置する時
点よりも早い場合には、印刷ヘッドから吐出したインク
滴が印刷ヘッドに対向配置されている紙案内に付着して
しまう。紙案内にインク滴が付着すると、そこを搬送さ
れるテープがインク滴で汚れるという弊害が発生する。
【0007】次に、テープ状記録媒体の長さ方向におい
ても、その前後端に隙間なくべた印刷を行うことは困難
である。すなわち、搬送されるテープ状記録媒体の前端
に合わせて印刷ヘッドによるべた塗り印刷を行うこと
は、上記のようにテープ幅一杯にべた塗り印刷を行う場
合と同様に困難であり、また、同様な問題が発生する。
さらに、テープ状記録媒体は印刷後に所定の長さに切断
されて使用される。このため、切断されたテープ状記録
媒体の後端にも目一杯の状態でべた塗り印刷を行なおう
とすれば、テープ状記録媒体の搬送、印刷ヘッドの駆動
を精度良く行う必要がある。さらには、切断位置も正確
に制御しなければならない。
【0008】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
テープ状記録媒体の左右の縁に塗り残しが発生すること
なく、しかも、吐出したインク滴が紙案内等に付着して
搬送される記録媒体を汚してしまうことなく、記録媒体
の両端を隙間無く塗りつぶすことのできるべた塗り印刷
方法を提案することにある。
【0009】また、本発明の課題は、印刷後に切断して
得られる所定の長さの印刷済のテープ状記録媒体片にお
いて、その前後端に塗り残しが発生することなくべた塗
り印刷を行うことのできるべた塗り印刷方法を提案する
ことある。
【0010】さらに、本発明の課題は、上記の課題を達
成するために適した構成のテープ状記録媒体を提案する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、予め幅の決まっているテープ状記録
媒体における受像面において、それよりも狭い幅の部分
を実際の受像面として用いると共にそれ以外の部分をダ
ミー用受像面として用いるようにしている。べた塗り印
刷の動作においては、この狭い受像面の端からその幅方
向の外側のダミー用受像面の部分にまで掛けてべた塗り
印刷を行うようにしている。そして、べた塗り印刷後
に、不要なダミー用受像面の部分を切り取り、端部が隙
間なく塗り潰されたべた塗り印刷が施された印刷済のテ
ープ状記録媒体片を得ている。
【0012】すなわち、本発明のテープ状記録媒体への
べた塗り印刷方法では、一定の幅の受像面と、この受像
面の少なくとも一方の側に形成された所定の幅のダミー
用受像面を備えたテープ状記録媒体を用意し、このテー
プ状記録媒体を、インクジェット式の印刷ヘッドによる
印刷位置を通る搬送経路に沿って搬送し、前記印刷位置
を通過するテープ状記録媒体に対して、その表面の前記
受像面における前記ダミー用受像面に隣接している縁端
部分を隙間なく塗りつぶすべた塗り印刷を行うために、
当該受像面の縁端部分から隣接する前記ダミー用受像面
に掛かるようにべた塗り印刷を行い、べた塗り印刷が行
われた後のテープ状記録媒体を、前記受像面と前記ダミ
ー用受像面の境界線に沿って長さ方向に切断することに
より、少なくとも前記ダミー用受像面の側の縁端部分が
隙間なくべた塗り印刷された受像面を備えた記録済のテ
ープ状記録媒体を得るようにしている。
【0013】本発明で使用するテープ状記録媒体として
は、表面が前記受像面および前記ダミー用受像面とされ
ている受像層と、この受像層の裏面に形成された粘着層
と、この粘着層を覆っている剥離紙とを備えた構成のも
のを採用することができる。一般的には、ダミー用受像
面は両側に形成される。
【0014】このテープ状記録媒体を使用すれば、印刷
後に、剥離紙を剥がすことにより、希望する場所に貼り
付けることができ、便利である。
【0015】ここで、前記テープ状記録媒体における前
記受像面と前記ダミー用受像面の境界には切り込みを形
成しておくことができる。このようにすれば、べた塗り
印刷後に、前記受像面が形成された受像層部分のみを、
その一方の側あるいは両側のダミー用受像面が形成され
ている部分から切り離なす操作を切り刃等を用いること
なく行うことができるので便利である。また、切り込み
の部分に指先等を引っかけて、簡単に、受像面が形成さ
れた受像層の部分のみを剥離紙の側から剥がすことがで
きる。
【0016】勿論、このような切り込みを形成しておく
代わりに、切刃を用いてテープ記録媒体を切断すること
により、ダミー用受像面の部分を受像面の部分から切り
離すようにしてもよい。例えば、インクジェットヘッド
による印刷位置よりも搬送方向の下流側に切刃を配置し
ておき、この切刃を用いてを用いて、印刷済のテープ状
記録媒体を切断してもよい。
【0017】また、前記ダミー用受像面に、テープ状記
録媒体の長さ方向に向けて所定の間隔で目盛りを形成し
ておくことが好ましい。このようにすれば、印刷後に、
使用者が目盛りに沿ってテープ状記録媒体を正確に切り
取ることができる。目盛りは、予めテープ状記録媒体に
印刷等しておいても良いし、インクジェットヘッドを用
いて、必要に応じて印刷してもよい。
【0018】テープ状記録媒体としては、上記にように
受像層自体が広幅のものを使用する代わりに、表面が前
記受像面とされている受像層と、この受像層の裏面に形
成された粘着層と、この粘着層を覆っている剥離紙とを
有し、当該剥離紙における前記粘着層に面する側の表面
には、前記受像層および前記粘着層が積層されていない
露出面が形成され、当該露出面が前記ダミー用受像面と
されている構成のものを使用することもできる。
【0019】次に、本発明は、テープ状記録媒体を印刷
して、所定の長さに切断して、印刷済の一定の長さのテ
ープ状記録媒体片を得る場合に、その前後端に対して塗
り残りが出来ることなくべた塗り印刷を行う方法に関す
るものである。このために、本発明の方法では、切断位
置よりも前の時点から、あるいは切断位置よりも後の時
点までべた塗り印刷を行い、しかる後に、前後の不要な
べた塗り部分を切断することにより、切断により形成さ
れた前後端に塗り残りのないべた塗り印刷が形成された
状態を形成するようにしている。
【0020】すなわち、本発明のテープ状記録媒体への
印刷方法では、一定の幅の受像面を備えたテープ状記録
媒体を用意し、このテープ状記録媒体を、インクジェッ
ト式の印刷ヘッドによる印刷位置を通る搬送経路に沿っ
て搬送し、前記印刷位置を通過するテープ状記録媒体に
対して所定の長さのべた塗り印刷を行い、印刷後のテー
プ状記録媒体を、べた塗り印刷の開始位置よりも搬送方
向上流側の位置、あるいはべた塗り印刷の終了位置より
も搬送方向下流側の位置において幅方向に切断して、前
記切断位置の部分に隙間の無い状態でべた塗り印刷が施
された一定の長さの印刷済のテープ状記録媒体片を得る
ようにしている。
【0021】ここで、印刷後にテープ状記録媒体を切断
するための機構は、一般に印刷位置よりも搬送方向の下
流側に配置される。この場合、印刷済のテープ状記録媒
体に担持されているべた塗り印刷の開始位置が前記切断
位置を通過した後に、当該テープ状記録媒体を一時的に
止め、しかる後にテープ状記録媒体を切断する。この切
断のためのテープ状記録媒体の停止時点を制御すれば、
得られたテープ状記録媒体片に担持されたべた塗り印刷
の開始端部分におけるテープ状記録媒体の長さ方向のべ
た塗り幅を調整できるという効果が得られる。
【0022】同様に、印刷済のテープ状記録媒体に担持
されているべた塗り印刷の終了位置が前記切断位置を通
過する時点よりも手前の時点で、当該テープ状記録媒体
を一時的に止めて切断すると共に、この切断のためのテ
ープ状記録媒体の搬送停止時点を制御すれば、得られた
テープ状記録媒体片に担持されたべた塗り印刷の終了端
部分におけるテープ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅
を調整できるという効果が得られる。
【0023】このように本発明の方法では、前後端のべ
た塗り部分を切り取って、得られた前後端において塗り
残りのないべた塗り印刷を得ている。したがって、前後
端のべた塗り部分を切り取る分だけ、テープ状記録媒体
の消費量が増える。特に、連続してべた塗り印刷を行う
場合には、無駄となるテープ状記録媒体の量が増える。
このような無駄となるテープ状記録媒体の量を減らすた
めには、第1回目のべた塗り印刷動作を終えた後に、テ
ープ状記録媒体を後退させて、当該テープ状記録媒体の
前端に残っている前回のべた塗り印刷によるべた塗り部
分の間に前記印刷位置が位置するように設定する。この
後に、第2回目のべた塗り印刷動作を開始する。この結
果、第1回目のべた塗り印刷の残り部分と、第2回目の
べた塗り印刷の部分が部分的にオーバーラップする。よ
って、その分だけ、テープ状記録媒体の無駄となる部分
を減らすことができる。
【0024】また、第1回目のべた塗り印刷の幅に応じ
て、第2回目のべた塗り印刷開始位置を調整すれば、更
に無駄となるテープ量を減らすことができる。
【0025】一方、本発明は、上記のテープ状記録媒体
への印刷方法に使用するのに適したテープ状記録媒体に
関するものである。
【0026】本発明のテープ状記録媒体の第1の形態
は、一定の幅の受像面と、この受像面の少なくとも一方
の側に形成された所定の幅のダミー用受像面とを有する
テープ状記録媒体であって、表面が前記受像面および前
記ダミー用受像面とされている受像層と、この受像層の
裏面に形成された粘着層と、この粘着層を覆っている剥
離紙とを有している。一般的には、前記受像面の両側に
それぞれ前記ダミー用受像面が形成される。
【0027】この構成のテープ状記録媒体においては、
その受像面の部分のみを簡単に切り離すことができるよ
うに、当該受像面と、前記ダミー用受像面の境界に、切
り込みが予め形成された構成を採用すればよい。
【0028】また、印刷後のテープ状記録媒体は、一定
の長さに切断される訳であるが、使用者が希望する長さ
に正確に切断することができるように、上記のダミー用
受像面には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定
の間隔で目盛りを形成しておくことが好ましい。
【0029】テープ状記録媒体の第2の形態は、一定の
幅の受像面と、この受像面の少なくとも一方の側に形成
された所定の幅のダミー用受像面とを有するテープ状記
録媒体であって、表面が前記受像面とされている受像層
と、この受像層の裏面に形成された粘着層と、この粘着
層を覆っている剥離紙とを有し、当該剥離紙における前
記粘着層に面する側の表面には、前記受像層および前記
粘着層が積層されていない露出面が形成され、当該露出
面が前記ダミー用受像面とされた構成となっている。こ
の場合にも、ダミー用受像面には、テープ状記録媒体の
長さ方向に向けて所定の間隔で目盛りを形成しておくこ
とが好ましい。
【0030】
【作用】テープ状記録媒体の両端に隙間の無いべた塗り
印刷を行う場合には、インクジェットヘッドによって、
テープ状記録媒体の表面の受像面と共にダミー用受像面
に対して連続してべた塗り印刷が行われる。このように
ダミー用受像面に無駄打ちを行なった後に、当該ダミー
用受像面の部分を切り取れば、左右の端に塗り残りが全
く無いべた塗り印刷が担持された受像面からなる記録済
のテープ状記録媒体を得ることができる。
【0031】また、テープ状記録媒体を印刷後に所定の
長さに切断して、印刷済の所定の長さのテープ状記録媒
体片を得る場合に、その前後端に塗り残しの無いべた塗
り印刷を行う場合には、べた塗り印刷の開始端が切断位
置を通過した後の時点でテープ状記録媒体を切断し、ま
た、べた塗り印刷の終了端が切断位置を通過する手前の
時点でテープ状記録媒体を切断する。この結果、隙間な
く塗り潰されているべた塗り印刷領域の途中位置が、得
られるテープ状記録媒体片の前後端となる。よって、前
後端に塗り残りの無いべた塗り印刷が担持されたテープ
状記録媒体片を得ることができる。
【0032】一方、本発明のテープ状記録媒体は、べた
塗りのために無駄打ちされる一方の側あるいは両側のダ
ミー用受像面の部分を、簡単に、中央の受像面の部分か
ら切り離すことができる。また、ダミー用受像面に目盛
りが形成されているものでは、目盛りに沿って、使用者
が正確に印刷済のテープ状記録媒体を切断できるので便
利である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0034】(第1の実施例)図1は本発明を適用した
インクジェットプリンタの外観斜視図であり、図2はそ
のII−II線で切断した部分の概略断面図である。本
例のインクジェットプリンタ1は、例えば、裏面側に剥
離紙に覆われた粘着層を備えたテープ状記録媒体(以
下、単に「テープ」と呼ぶものとする。)の表面に印刷
を行う「ラベルプリンタ」、「ラベルワープロ」等と呼
ばれている形式のものである。
【0035】図1および図2を参照して説明すると、イ
ンクジェットプリンタ1は、全体として薄い直方体形状
のケーシング101を有しており、その上面の前側半分
の部分が操作面102となっている。ここには、各種の
キーが配列されており、印刷動作を指示するための印刷
ボタン103、電源ボタン104等も含まれている。ケ
ーシング101の後側半分の部分には、開閉蓋105が
取付けられている。この開閉蓋105はその後端を中心
として開閉することができ、操作面102に配列された
蓋開閉ボタン106を操作することによりそのロックを
解除して開けることができる。
【0036】この蓋105を開けると、内部には後述す
るテープカートリッジ3の装着部23が形成されてい
る。したがって、この蓋を開くことにより、テープカー
トリッジ3の着脱を行うことができる。蓋105には透
明の窓105aが取付けられており、ここを介して、テ
ープカートリッジ3の装着の有無を確認することができ
る。この蓋105の隣接位置には、操作面102のキー
を介して入力した文字情報等を表示するための液晶表示
部107が配置されている。一方、ケーシング101の
裏側端面101aには、テープ排出口101bが形成さ
れており、印刷後のテープがここを介して外部に排出さ
れるようになっている。ここから排出されるテープは、
テープ排出用ガイド板108によって案内される。な
お、操作面102の裏面側におけるケーシング101の
内部には、電源ユニット112、ニッカド電池等の電池
113等が搭載されている。
【0037】次に、図3には、ケーシング101内に搭
載されているインクジェットプリンタ1の主要部分の概
略構成を示してある。図において、2は各部品を搭載す
るためのベースであり、ケーシング101の底面によっ
て形成されている。この上には、テープカートリッジ
3、3個のインクタンク4(4C、4M、4Y)、およ
びインクジェト式の印刷ヘッド5が配置されている。印
刷ヘッド5はヘッドキャリッジ6に担持されており、ヘ
ッドキャリッジ6は、ベース2の左右両側壁21、22
の間に架け渡したリードねじ7によって支持されてい
る。キャリッジ6は、リードねじ7と平行に配置された
ガイド軸(図示せず)によって回転不可の状態で左右
(リードねじの軸線方向)に移動自在に支持されてい
る。したがって、リードねじ7を回転することにより、
ヘッドキャリッジ6およびそこに担持されている印刷ヘ
ッド5を左右に往復移動させることができる。印刷ヘッ
ド5の移動範囲の中央には、印刷ヘッド5に対峙する状
態で紙案内8が配置されている。
【0038】この紙案内8に対して、側壁22の側の位
置には、ヘッドキャップ機構9が配置されており、不使
用状態において印刷ヘッド5はこのキャップ機構9のキ
ャップ面91によって封鎖された状態に保持される。テ
ープカートリッジ3の側面には、印刷開始前等におい
て、インクタンク4から印刷ヘッド5に対して手動によ
り強制的にインクを供給するためのインクポンプ11が
配置されている。
【0039】次に、図4には、図3のインクジェットプ
リンタ1の主要構成部分を上から見た場合の配置構成を
示してある。この図も参照して、本例のインクジェット
プリンタ1の主要部分の構成を詳しく説明する。
【0040】まず、テープカートリッジ3は、一定の厚
さのケース31と、この中に回転自在に収容されている
芯軸32と、この外周に巻き取られている一定の幅W1
のテープTを有している。ケース31の前端面の上半部
分は前方に突き出ており、この部分には、PETフィル
ムから形成されたテープガイド33と、この表面に一定
の弾性力で押しつけられたテープ押さえローラ34から
構成されるテープ繰り出し部が形成されている。テープ
Tの先端は、これらの間に挟まれた状態に初期設定され
る。テープ押さえローラ34の支持部材35は、コイル
ばね36を介して、テープガイド33に対して上下に移
動可能な状態でケース31の側に支持されている。ま
た、この支持部材35はレバー37に連結されている。
このレバー37は、ケース31の上面から外部に突き出
た先端面37aを有している。この先端面37aを押し
込むと、これに連動して、テープ押さえローラ34がテ
ープガイド33の側に押しつけられる。さらに、ケース
31の上面には、内蔵のテープTの幅寸法を表示するた
めの6個の表示部38が形成されている。
【0041】この構成のテープカートリッジ3が着脱可
能に装着されるインクジェットプリンタ本体の側には、
これを装着するための装着部23が形成されている。こ
の装着部23において、テープカートリッジ3のテープ
繰り出し部を規定しているテープガイド33の直下とな
る位置には、テープ送りローラ12が配置されている。
このローラ12は大径部分と小径部分とが交互に形成さ
れた形状をしている。また、テープカートリッジ3の直
上には、前述したように、この装着部23に対してテー
プカートリッジを着脱するための開閉蓋105が取付け
られている。
【0042】図2から分かるように、この開閉蓋105
には、これを閉じたときに、テープカートリッジの上面
から突き出ているレバー37の先端面37aを押し込み
可能な押し込み部105bが形成されている。また、テ
ープカートリッジ3のケース上面に形成されているテー
プ幅寸法を表示するための表示部38に対峙する開閉蓋
105には、これらを検知するための検知部105cが
形成されている。
【0043】次に、テープカートリッジ3から繰り出さ
れるテープTの搬送路を説明する。テープTはテープ送
りローラ12を回転することにより繰り出される。この
テープ送りローラ12における小径部分の外周に接した
状態で、PETフィルムからなる複数枚のテープガイド
片13が配置されている。これらのテープガイド片13
によって、テープTの先端が確実に搬送方向の前方側に
向けて案内される。これらのテープガイド片13の搬送
方向の前方側には、ステンレススチール製のテープガイ
ド14が配置されている。このガイド14と、これに対
峙させたガイド15によって、テープTは印刷位置に向
けて案内される。印刷位置は、印刷ヘッド5と、これに
対峙させた紙案内8によって規定される。この印刷位置
を通過したテープTは、テープ押さえローラ15によっ
て、テープガイド16の側に押さえ付けられながら、テ
ープ切断位置17を通過して、テープ排出口101bか
ら外部に搬出される。
【0044】上述したテープ送りローラ12、および印
刷ヘッド5を担持したヘッドキャリッジ6の駆動力伝達
系を説明する。図3および図4に示すように、ベース2
の側壁22の内側には、テープ送りモータ18が取付け
られている。このモータ出力軸18aは、歯車列181
を介して、テープ送りローラ12の回転軸121の端に
連結されている。本例では、この歯車列181は、動力
切り換え機能を備えており、ヘッドキャリッジ6が側壁
22の側に移動して、そこから内部に突出している突起
182を押すと、動力伝達経路が切り換わり、モータ1
8の動力がキャップ機構9の側に伝達されるように構成
されている。
【0045】一方、ベース上の他方の側壁21の内側に
は、ヘッド駆動モータ19が配置されている。このモー
タ出力軸19aは、歯車列から構成される減速機構19
1を介して、リードねじ7の端部に連結されている。
【0046】次に、インク供給系は、インクタンク4
と、ここからインクを印刷ヘッド5の側に供給するため
の3本のインクチューブ41(41Y,41M,41
C)と、インクの供給を手動によって強制的に行うため
のインクポンプ11から基本的に構成されている。3個
のインクタンク4C,4M,4Yには、それぞれシア
ン、マゼンタ、イエローの各色のインクが貯留されてお
り、これらを用いて、カラー印刷が可能となっている。
【0047】ここで、本例のインクジェットプリンタ1
においては、装着可能なテープTの最大幅は、図4に示
すようにW(max)に設定されている。そして、印刷
ヘッド5によるテープ幅方向(印刷ヘッド5の移動方
向)の印刷可能範囲W(p)は、この最大テープ幅W
(max)よりも左右に僅かに狭い範囲とされている。
したがって、図に示す例の場合には、装着されたテープ
幅がW1であるので、印刷ヘッド5による印刷可能範囲
はこれよりも僅かに狭い範囲W(p1)に設定されるこ
とになる。
【0048】装着されるテープカートリッジ3における
テープ幅は、そのケース31の上面に配置されている6
個の表示部38を読み取ることにより、検出することが
できる。例えば、各表示部38に孔を開けるか否かによ
り、テープ幅寸法を表示し、これらの表示部の孔の有無
を、インクジェットプリンタの側の検出部105cを構
成する機械的なセンサあるいは光学的なセンサによって
検出すればよい。
【0049】(テープTの構造)図5に示すように、本
例のテープカートリッジ3によって供給されるテープT
は、表面側に受像層301を有し、その裏面側に粘着層
302が形成され、この粘着層302が剥離紙303に
よって剥離可能な状態で覆われた三層構造となってい
る。表面側の受像層301は、その中央に、実際に印刷
が施される受像面311を備えた受像部分312と、こ
の左右両側に形成された同一幅のダミー用受像面313
a、314aを備えたダミー用部分313、314を備
えている。本例では、受像部分312と、左右のダミー
部分313、314の境界には、切り込み線315、3
16が予め形成されている。これらの切り込み線31
5、316は、ダミー部分の表面側から裏面側の粘着層
302まで至っている。したがって、受像部分312の
みを、左右のダミー部分から切り離して、はぎ取ること
が可能となっている。なお、図に示すように、受像部分
312の幅はWaであり、左右のダミー部分313、3
14の幅はWbに設定されている。一般的に使用されて
いるテープTの幅は、6、9、12、18、24mm等
の種類があり、受像面311の幅はこれらの値に設定さ
れる。この場合、ダミー受像面313a、314aとし
ては、一般的には約0.5から約5mmの幅にすればよ
い。
【0050】したがって、両側にダミー受像面313
a、314aが形成されており、それらの幅が同一の値
Wbである場合には、テープTの全幅W1は、受像面寸
法Wa(6、9、12、18、24mm等)+2×(ダ
ミー受像面寸法Wb)(約0.5から約5mm)とな
る。左右のダミー受像面寸法が異なる場合、一方のダミ
ー用受像面313aの幅をWbとして他方のダミー用受
像面314aの幅をWcとすると、テープTの全幅W1
は、Wa+Wb+Wcとなる。ここで、ダミー受像面は
受像面313の両側に形成する代わりに、一方の側にの
み形成してもよい。この場合には、テープTの全幅W1
は、Wa+WbあるいはWa+Wcのいずれかの値とな
る。
【0051】なお、受像層301としては、例えば、特
開平4−115984号公報、同4−115985号公
報に開示されている構成の記録用シートを採用すること
ができる。この記録用シートは、透明な基材の上に、主
としてアルミニウムアルコキシドの加水分解により生成
した擬ベーマイトからなる層を形成し、その上に、主と
して多孔性シリカからなる層を形成した構成となってい
る。この構成の記録用シートは、溶剤の多いインクを用
いて印刷を行なうインクジェットプリンタによる印刷に
適している。勿論、これ以外の構成の受像層を採用して
もよい。
【0052】(制御系の構成)図6には、本例のインク
ジェットプリンタ1の制御系の概略構成を示してある。
図において100はマイクロコンピュータから構成され
る制御回路であり、この入力側には、インクジェットプ
リンタ1の操作面102に配置されているキー群から構
成される入力部110が接続されている。また、テープ
幅を検出するための検出部105cが接続されている。
制御回路100の出力側には、各種の表示を行うための
液晶表示装置などの表示部107、印刷ヘッド5による
印刷動作を制御するためのプリンタコントローラ14
0、各モータ18、19を駆動制御するためのモータド
ライバ150、160が接続されている。制御回路10
0のROM内に予め格納された制御プログラムに基づ
き、この制御回路100の制御の下に、装着されたテー
プカートリッジ3に収納されているテープ幅に対応した
印刷可能範囲が設定され、以下に述べるベタ塗り印刷等
の動作が行われる。
【0053】(テープ幅方向のべた塗り印刷動作)この
ように構成した本例のインクジェットプリンタ1によ
り、テープTの全幅をインクで塗りつぶす印刷動作を説
明する。
【0054】図5(c)に示すように、この場合の印刷
範囲は、テープ印刷幅である受像部分312の受像面3
11の幅Waよりも広く、左右のダミー部分313、3
14のダミー用受像面313a、314aの幅を加えた
テープ全幅W1よりも狭い範囲W(p1)に設定され
る。
【0055】モータ18を駆動してテープ送りローラ1
2を回転することにより、テープTはテープカートリッ
ジ3から繰り出されてインクジェットヘッドによる印刷
位置に向けて搬送される。テープTの搬送動作に同期さ
せてモータ19によってリードねじ7を回転させて、キ
ャリッジ6によって印刷ヘッド5を移動させる。
【0056】図5(c)に示すように、印刷ヘッド5を
図の矢印Aで示す方向に移動させて、印刷位置に搬送さ
れたテープTの縁端T1を通過した後であって、そのダ
ミー用受像面313aを通過する手前の時点T2から印
刷を開始する。また、この往動による印刷の終了時点
は、テープTの他方の縁端T4を通過する手前であっ
て、ダミー用受像面314aを通過している間の時点T
3である。
【0057】印刷終了後は、テープTに担持されている
印刷画像の後端がテープ切断位置17に到るまでテープ
の搬送を継続する。この後は一時的にテープ搬送を止め
る。ここで、印刷ヘッド5を担持しているヘッドキャリ
ッジ6が矢印Bの方向に移動して、図4に示すように端
まで戻ると、キャリッジ6に搭載されているロータリカ
ッター61が駆動され、この状態でキャリッジ6が矢印
A方向に移動する。これにより、テープTは一定の長さ
に切断されたテープ片として外部に排出され、上記のよ
うに、そこから受像部分312のみをはぎ取り、希望す
る部分に貼り付けることができる。本例では、切り込み
線315、316が形成されているので、受像部分31
2を、切り込み線315、316の縁端に指先等を引っ
かけることにより、簡単に剥がすことができるという利
点もある。
【0058】このように、本例のインクジェットプリン
タ1においては、搬送されるテープTの受像面311の
両端部分から、その両側に連続しているダミー用受像面
313a、314aにもべた塗り印刷(無駄打ち)を行
っている。したがって、受像面311の両端部分は、塗
り残しの無いべた塗り印刷がなされた状態となる。よっ
て、印刷後にこの受像面311を備えた受像部分312
のみを剥がせば、両端に塗り残りの無いべた塗り印刷が
形成されたラベルを得ることができる。
【0059】この後は、モータ18によってローラ12
が逆回転して、テープTの先端が例えば印刷位置の直前
まで戻される。また、キャリッジ6が他方の側壁22ま
で移動して、その側面によって突起182を外側に押
す。これにより、モータ18とテープ送りローラ12と
の連結が切れ、ローラ12が停止する。代わりに、キャ
ップ機構9が駆動され、印刷ヘッド5にキャップがされ
た状態になる。
【0060】なお、テープカートリッジ3を交換するた
めに、この装着部23を覆っている開閉蓋105を開け
ると、印刷位置手前に先端が位置しているテープTが巻
き戻されて、その先端が、テープカートリッジのテープ
繰り出し部を規定している押さえローラ34とテープガ
イド33の間まで戻るようになっている。
【0061】(テープTの変形例)ここで、テープTと
しては上記の構造以外のものを使用することができる。
その代表例を以下に説明する。
【0062】図7に示すテープT10は、剥離紙323
は幅W1であるが、その上の受像層321、粘着層32
2はそれよりも狭い幅Waとなっている。したがって、
本例のテープT10では、上記の例におけるダミー用受
像面313a、314aに相当するダミー用受像面33
4、335が、剥離紙323の左右の露出表面部分に形
成されている。
【0063】このテープT10を使用する場合にも上記
と同様にして幅方向のべた塗り印刷が行われる。受像層
321の受像面321aの幅を越える部分での無駄打ち
により吐出したインク滴は、剥離紙323の両側のダミ
ー用受像面334、335で受け止められる。これらの
無駄打ちされたインク滴が周囲の部分に付着することが
無いように、左右のダミー用受像面334、335もイ
ンク滴を吸着可能な面としておくことが好ましい。
【0064】図8には、更に別の構成のテープT20を
示してある。この例のテープT20は、従来から使用さ
れているテープであり、同一幅の受像層341、粘着層
342および剥離紙343がこの順序でテープ表面側か
ら重ね合わされた三層構造となっている。この一般的な
テープT20を用いる場合には、中央の受像面353a
とされる受像部分353と、左右の無駄打ち用のダミー
用受像面354a、355aとされるダミー部分35
4、355を切断するための一対のカッター356、3
57を装着しておき、テープを幅方向に切断するための
カッタ61の配置位置よりもテープ搬送方向上流側の位
置で、受像層341に切り込み線345、346を付け
るようにすれば良い。
【0065】この場合においても、前述したように、ダ
ミー用受像面は受像面353aの一方の側にのみ形成し
た構成のテープを採用することができる。一方の側にの
みダミー用受像面が形成されているテープを使用する場
合には、図8に示す一対のカッター356、357の代
わりに、単一のカッター356あるいは357のいずれ
かを装着しておき、単一のカッターを用いてテープの一
方の側に形成されているターミ用受像面を切断すればよ
い。
【0066】(テープ長さ方向のべた塗り印刷動作)次
に、図9を参照して、本例のインクジェットプリンタ1
によるテープ長さ方向の前後端に対するべた塗り印刷動
作の概要を説明する。
【0067】本例では、テープ長さ方向のべた塗り印刷
が指定されると、テープ長さ方向の印刷範囲として、実
際のべた塗り印刷開始位置P1よりも搬送方向手上流側
の位置からべた塗り印刷を開始するように駆動制御され
る。すなわち、図の印刷開始位置P0から印刷を開始す
る。また、実際のべた塗り印刷終了位置P2よりも搬送
方向の下流側の位置までべた塗り印刷を継続するように
駆動制御される。すなわち、図の印刷終了位置P3まで
べた塗り印刷が継続される。
【0068】このようにべた塗り印刷が施されたテープ
Tの受像面311においては、図において網模様で示す
目標とするべた塗り印刷長さの領域Aに加えて、その前
後に所定の幅の印刷開始側べた塗り領域Bおよび印刷終
了側べた塗り領域Cが形成される。これらの領域を斜線
で示してある。勿論、本例では、前述したように、受像
面311の両側を越えた部分にもべた塗り印刷が施され
るので、この部分も斜線で示してある。
【0069】印刷後のテープTの搬送は、その印刷開始
位置P1がロータリカッタ61による切断位置17に到
ると一時的に停止される。そして、ロータリカッタ61
が駆動されて、テープTは、そのべた塗り印刷開始位置
P1で切断される。この部分は、実際にべた塗り印刷が
開始された位置P0よりも搬送方向下流側であるので、
べた塗りの途中位置で切断されることになる。よって、
その切断されたテープTの前縁部分は塗り残りのない完
全なべた塗り状態となっている。
【0070】切断後は、テープTの搬送が再開され、そ
の表面のべた塗り印刷終了位置P2が切断位置に到るま
で搬送が継続される。この位置P2が切断位置に到る
と、搬送が再度一時停止されてロータリカッタ61が駆
動されて、テープTが切断される。この切断位置も、上
記の前端と同様に、べた塗りの途中位置であるので、そ
の切断された縁端部分は塗り残りのない完全なべた塗り
状態となっている。
【0071】したがって、このように前後端が切断され
た後に得られた一定の長さのテープ片においては、その
受像面311の前後端は塗り残りの無いべた塗り状態と
なっている。
【0072】なお、上記の説明では、べた塗り印刷の終
了後に、テープTの搬送を停止して切断するようにして
いる。しかし、べた塗り長さが長く、テープ印刷位置と
切断位置の間の距離よりも、べた塗り長さが長い場合に
は、このようにする代わりに、べた塗り印刷の終了後
に、テープTを後退させて、その前端側を切断し、しか
る後に、テープを前進させて、その後端を切断するよう
に、搬送を制御すればよい。あるいは、べた塗り印刷開
始位置P1の時点が、切断位置を通過する時に印刷およ
び搬送を共に停止して、テープの切断を行い、次に、印
刷および搬送動作を再開して、印刷終了後にテープを前
進させて、後端を切断するようにしてもよい。
【0073】(テープ長さ方向におけるべた塗り幅の調
整動作)次に、本例のインクジェットプリンタ1におい
ては、次のようにして、テープ長さ方向における前後端
のべた塗り印刷幅(テープ長さ方向におけるべた塗り印
刷部分の長さ)を調整している。例えば、印刷形態とし
て、べた塗り印刷の枠を作り、その中に白抜きの文字を
形成する場合があり、このような場合には、そのべた塗
り印刷枠の幅を調整できることが好ましい。
【0074】この点に鑑みて、本例では、キー入力によ
って、テープ長さ方向の前端のべた塗り印刷幅が広い広
幅モード、普通の幅の普通幅モードおよび細い幅の細幅
モードの3種類を指定できるようになっている。
【0075】図10に示すように、本例における印刷ヘ
ッド5によるテープ搬送方向の印刷開始位置、すなわ
ち、印刷ヘッド5におけるテープ搬送方向に配列されて
いる複数のノズル5Aのうちの搬送方向の先頭に位置し
ているノズル5aから、ロータリカッタ61の切断位置
61aまでの距離をy1(m)とする。また、図11に
示すように、広幅モードM1が指定された場合には、べ
た塗り印刷の開始位置P0から搬送方向上流側に向けて
x1(m)の距離の位置が切断位置C1に指定される。
これに対して、普通幅モードM2が指定されると、べた
塗り印刷開始位置P0から搬送方向上流側に向けてx2
(>x1)の距離の位置が切断位置C2とされ、細幅モ
ードM3が指定されると、べた塗り印刷開始位置P0か
ら搬送方向上流側に向けてx3(>X2)の距離の位置
が切断位置C3とされる。なお、本例の場合には、当然
ながら、距離y1が、切断位置C3までの距離x3より
も充分に長い距離となるように設定されている。
【0076】実際上においては、上記の各切断位置まで
の距離は、印刷ヘッド5による印刷速度、すなわち、テ
ープTの搬送速度をv(m/s)として、印刷開始位置
5aからの印刷継続時間、あるいは搬送時間によって制
御される。すなわち、広幅モードM1が指定された場合
には、印刷開始時点から〔(y1+x1)/v〕秒後
に、テープ搬送が一時停止されて、ロータリカッタ61
によってテープTが切断される。同様に、普通幅モード
M2の場合には、〔(y1+x2)/v〕秒後、また、
細幅モードM3の場合には、〔(y1+x3)/v〕秒
後にそれぞれ、テープTが切断される。
【0077】この結果、図11に示すように、広幅モー
ドM1では、狭い幅のべた塗り印刷部分が切り取られ、
細幅モードM3では広い幅のべた塗り印刷部分が切り取
られ、普通幅モードM2ではその中間の幅の部分が切り
取られる。このように、広幅モードM1では切り取られ
る部分が少ないので、広い幅のべた塗り枠が前端に得ら
れる。同様に、普通幅モードM2では普通幅のべた塗り
枠が前端に得られ、細幅モードM3では細い幅のべた塗
り枠が前端に得られる。
【0078】以上のように、本例においては、べた塗り
印刷の開始位置が切断位置を通過した後にテープを切断
する切断時点を制御することにより、べた塗り印刷の前
端側のべた塗り印刷枠の幅を調整できる。
【0079】次に、上記のようにモード設定した場合
は、テープ長さ方向の後端のべた塗り印刷幅も以下に説
明するように同一の幅に設定されるようになっている。
【0080】図12に示すように、本例における印刷ヘ
ッド5によるテープ搬送方向の印刷開始位置、すなわ
ち、印刷ヘッド5におけるテープ搬送方向に配列されて
いる複数のノズルのうちの搬送方向の後端に位置してい
るノズル5bから、ロータリカッタ61の切断位置61
aまでの距離をy2(m)とする。また、図13に示す
ように、広幅モードM1が指定された場合には、べた塗
り印刷の終了位置P3から搬送方向下流側に向けてx1
(m)の距離の位置が切断位置C11に指定される。こ
れに対して、普通幅モードM2が指定されると、べた塗
り印刷終了位置P3から搬送方向下流側に向けてx2
(>x1)の距離の位置が切断位置C12とされ、細幅
モードM3が指定されると、べた塗り印刷終了位置P3
から搬送方向下流側に向けてx3(>x2)の距離の位
置が切断位置C13とされる。なお、本例の場合には、
当然ながら、距離y2が、切断位置C3までの距離x3
よりも充分に長い距離となるように設定されている。
【0081】この場合においても、上記の各切断位置ま
での距離は、印刷ヘッド5による印刷速度、すなわち、
テープTの搬送速度をv(m/s)として、印刷開始位
置5bからの印刷継続時間、あるいは搬送時間によって
制御される。すなわち、広幅モードM1が指定された場
合には、印刷開始時点から〔(y2−x1)/v〕秒後
に、テープ搬送が一時停止されて、ロータリカッタ61
によってテープTが切断される。同様に、普通幅モード
M2の場合には、〔(y2−x2)/v〕秒後、また、
細幅モードM3の場合には、〔(y2−x3)/v〕秒
後にそれぞれ、テープTが切断される。
【0082】この結果、図13に示すように、広幅モー
ドM1では、狭い幅のべた塗り印刷部分が切り取られ、
細幅モードM3では広い幅のべた塗り印刷部分が切り取
られ、普通幅モードM2ではその中間の幅の部分が切り
取られる。このように、広幅モードM1では切り取られ
る部分が少ないので、広い幅のべた塗り枠が後端に得ら
れる。同様に、普通幅モードM2では普通幅のべた塗り
枠が後端に得られ、細幅モードM3では細い幅のべた塗
り枠が後端に得られる。
【0083】以上のように、本例においては、べた塗り
印刷の終了位置が切断位置を通過する手前におけるテー
プ切断時点を制御することにより、べた塗り印刷の後端
側のべた塗り印刷枠の幅を調整できる。
【0084】(連続したべた塗り印刷動作)上記のよう
にして後端部分が切断された後のテープTの前端部分に
は、広幅モードM1ではx1の幅のべた塗り部分、普通
幅モードM2ではx2の幅のべた塗り部分、細幅モード
M3ではx3の幅のべた塗り部分が残った状態となる。
この後に、繰り返し、上記のようなべた塗り印刷動作を
行う場合には、テープTの後退量を次のように設定して
いる。まず、広幅モードM1で印刷が行われた後には、
後退量Lを次の式により設定する。
【0085】L=y1−x1+x0 ここで、x0はx1よりも僅かに短い長さである。ま
た、普通幅モードM2が指定されていた場合には次式に
よってテープ後退量を決める。
【0086】L=y1−x2+x0 同様にして、細幅モードM3が指定されていた場合には
次の式によってテープ後退量を決めている。
【0087】L=y1−x3+x0 図14に示すように、このようにテープ後退量を設定す
ると、x0の長さ分だけ、前回のべた塗り印刷部分にオ
ーバラップした状態で、次のべた塗り印刷動作が開始さ
れる。よって、前回のべた塗り終了端P4よりも後ろ側
から次回のべた塗り印刷を開始する場合に比べて、この
x0の長さ分だけ、次のべた塗り印刷動作において切り
取られて廃棄されるテープ量を少なくすることができ
る。
【0088】ここで、連続してべた塗り印刷動作を行う
場合に、前回のべた塗り印刷動作におけるモード設定に
応じて、テープ後退量を決定すれば、さらに、廃棄され
るテープ量を少なくすることができる。
【0089】図15には、前回のべた塗り印刷動作にお
けるモードに対して、どのようにテープ後退量を決定す
るのかを一覧にして示してある。この図において、x1
0はx1よりも僅かに短い長さであり、x20はx2よ
りも僅かに短い長さであり、x30はx3よりも僅かに
短い長さである。この図に示す後退量となるようにテー
プを後退させて、次回のべた塗り印刷動作を開始すれ
ば、その前端部分における切り取って廃棄されるテープ
量を極めて少なくすることができるという利点がある。
【0090】(テープの他の実施例)図16には、本例
で使用可能なテープTの更に別の例を示してある。この
テープT30は、基本的な構造は、図7に示すテープT
10と同様である。したがって、図7のテープT10の
各部分と対応する部分には同一の符号を付し、その説明
は省略する。本例のテープT30の特徴は、その両端の
ダミー用受像面334、335に、テープ長さ方向に向
けて一定の間隔の目盛り381、382が形成されてい
る点である。
【0091】このようなテープT30の利点は、前述の
ようにべた塗り印刷の前後端のべた塗り印刷枠の幅の設
定を誤った場合には、意図した幅とは異なる幅のべた塗
り枠が前後に形成された状態となる。この場合、使用者
は鋏などを用いて前後を切断すればよい。しかし、切断
を長さ方向に対して正確に直角となるように切断するこ
とは難しく、定規等を用いる必要がある。また、前後の
端のべた塗り印刷枠の幅が同一となるように切断するこ
とも、定規等で測って印を付けなければ難しい。
【0092】しかし、本例のテープT30では、その両
端に目盛り381、382が付いているので、これを目
安として鋏等を用いて切断すれば、定規等を用いなくと
も、正確に前後端を切断することができる。
【0093】なお、このような目盛りは、予めテープに
付けておいてもよいが、例えば、印刷ヘッド5を利用し
て、必要に応じて印刷するように構成してもよい。
【0094】この場合には、図17に示すように、べた
塗り印刷されている前後端の部分に、利用者が希望に応
じて、広幅、普通幅、および細幅のべた塗り印刷枠を選
べるように、これらに対応した切断位置を印刷すること
が好ましい。
【0095】(テープの更に他の例)なお、上記の説明
においては、テープとして、裏面に粘着層および剥離紙
の付いた所謂ラベル用のテープを用いた例を説明した。
しかし、本発明は、粘着層、剥離紙の無い通常のテープ
状の記録媒体を用いた場合においても同様に適用できる
ことは勿論である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、予め
幅の決まっているテープ状記録媒体の表面において、そ
の幅よりも狭い幅の部分を実際の受像面とすると共に、
その側方に連続した部分を無駄打ち印刷を行なうための
ダミー用用受像面としてある。べた塗り印刷の動作にお
いては、受像面の端からその幅方向の外側のダミー用用
受像面にまで掛けてべた塗り印刷を行うようにしてい
る。従って、べた塗り印刷後に、側方のダミー用受像面
の部分を切り取れば、側方の縁端に隙間なく塗り潰され
たべた塗り印刷が施された印刷済の記録媒体を簡単に得
ることができる。
【0097】次に、本発明は、テープ状記録媒体を印刷
して、所定の長さに切断して、印刷済の一定の長さのテ
ープ状記録媒体片を得る場合に、その前後端に対して塗
り残りが出来ることなくべた塗り印刷を行うために、切
断位置よりも前の時点から、あるいは切断位置よりも後
の時点までべた塗り印刷を行い、しかる後に、前後の不
要なべた塗り部分を切断することにより、切断により形
成された前後端に塗り残りのないべた塗り印刷が形成さ
れた状態を形成するようにしている。
【0098】この方法によれば、隙間なく塗り潰されて
いるべた塗り印刷領域の途中位置が、得られるテープ状
記録媒体片の前後端となる。よって、前後端に塗り残り
の無いべた塗り印刷が担持されたテープ状記録媒体片を
得ることができる。
【0099】ここで、本発明では、べた塗り印刷された
テープ状記録媒体の前後の切断位置を制御することによ
り、前後に形成されるべた塗り印刷枠の幅を変えること
ができるという利点もある。
【0100】さらには、本発明の方法では、前後端のべ
た塗り部分の切取り量が少なくなるようにしているの
で、無駄となるテープ量を少なくすることができる。
【0101】一方、本発明で使用するテープ状記録媒体
では、べた塗りのために無駄打ちされるダミー用用受像
面の部分を、簡単に、受像面の部分から切り離すことが
できる。また、ダミー用受像面に目盛りが形成されてい
るものでは、目盛りに沿って、使用者が正確に印刷済の
テープ状記録媒体片を切断できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】図1のプリンタをII−II線で切断した部分
の概略断面図である。
【図3】図1のプリンタの主要部分の構成を示す概略構
成図である。
【図4】図4に示すインクジェットプリタンの主要部分
を上側から見た状態の構成を示す概略構成図である。
【図5】テープ状記録媒体の一例を示す図であり、
(a)はその部分斜視図、(b)はその横断面図、
(c)はその部分平面図である。
【図6】図1のインクジェットプリンタの制御系を示す
概略構成図である。
【図7】テープ状記録媒体の別の例を示す図であり、
(a)はその部分斜視図、(b)はその横断面図であ
る。
【図8】テープ状記録媒体の両端を切断する機構を示す
説明図である。
【図9】テープ状記録媒体の長さ方向のべた塗り印刷動
作を説明するための説明図である。
【図10】べた塗り印刷の開始端部分のテープ状記録媒
体の長さ方向の幅を調整する動作を示すための説明図で
ある。
【図11】べた塗り印刷の開始端部分のテープ状記録媒
体の長さ方向の幅を調整する動作を示すための説明図で
ある。
【図12】べた塗り印刷の終了端部分のテープ状記録媒
体の長さ方向の幅を調整する動作を示すための説明図で
ある。
【図13】べた塗り印刷の終了端部分のテープ状記録媒
体の長さ方向の幅を調整する動作を示すための説明図で
ある。
【図14】連続したべた塗り印刷動作において切り取ら
れて廃棄されるテープ量を少なくするための動作を説明
するための説明図である。
【図15】連続したべた塗り印刷動作において、前回の
べた塗り印刷幅モードに対する次回のべた塗り幅の各モ
ード設定時におけるテープ状記録媒体の後退量を示す対
応図である。
【図16】テープ状記録媒体の更に別の例を示す部分斜
視図である。
【図17】テープ状記録媒体の両端に形成する目盛りの
例を説明するためのテープ状記録媒体片の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1・・・インクジェットプリンタ 2・・・ベース 3・・・テープカートリッジ 38・・・テープ幅の表示部 4・・・インクタンク 5・・・インクジェット式印刷ヘッド 6・・・ヘッドキャリッジ 7・・・リードねじ 8・・・紙案内 120・・・テープ幅の検出部 301・・・受像層 302・・・粘着層 303・・・剥離紙 311・・・受像面 313、314・・・ダミー部分 313a、314a・・・ダミー用受像面 315、316・・・切り込み線 T・・・テープ(テープ状記録媒体) W1・・・テープ幅 W(a)・・・受像面の幅 Wb・・・ダミー用受像面の幅 P0・・・べた塗り印刷開始位置 P1・・・べた塗り印刷画像の開始端 P2・・・べた塗り印刷画像の終了端 P3・・・べた塗り印刷終了位置 P4・・・前回べた塗り終了位置

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の幅の受像面と、この受像面の少な
    くとも一方の側に形成された所定の幅のダミー用受像面
    を備えたテープ状記録媒体を用意し、 このテープ状記録媒体を、インクジェット式の印刷ヘッ
    ドによる印刷位置を通る搬送経路に沿って搬送し、 前記印刷位置を通過するテープ状記録媒体に対して、そ
    の表面の前記受像面における前記ダミー用受像面に隣接
    している縁端部分を隙間なく塗りつぶすべた塗り印刷を
    行うために、当該受像面の縁端部分から隣接する前記ダ
    ミー用受像面に掛かるようにべた塗り印刷を行い、 べた塗り印刷が行われた後のテープ状記録媒体を、前記
    受像面と前記ダミー用受像面の境界線に沿って長さ方向
    に切断することにより、少なくとも前記ダミー用受像面
    の側の縁端部分が隙間なくべた塗り印刷された受像面を
    備えた記録済のテープ状記録媒体を得るインクジェット
    プリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記テープ状記録媒
    体は、表面が前記受像面および前記ダミー用受像面とさ
    れている受像層と、この受像層の裏面に形成された粘着
    層と、この粘着層を覆っている剥離紙とを備えているこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状
    記録媒体への印刷方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記テープ状記録媒
    体は、前記受像面の両側にそれぞれ前記ダミー用受像面
    が形成されていることを特徴とするインクジェットプリ
    ンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記テープ状記録媒
    体における前記受像面と前記ダミー用受像面の境界には
    切り込みが形成されており、 前記べた塗り印刷の後に、前記切り込みに沿って、前記
    受像面が形成されている受像層の部分のみを前記ダミー
    用受像面が形成されている受像層の部分から切り離し
    て、前記剥離紙から引き剥がすことが可能となっている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ
    状記録媒体への印刷方法。
  5. 【請求項5】 請求項2において、切刃を用いて、前記
    受像面と前記ダミー用受像面の境界線に沿って印刷済の
    テープ状記録媒体を切断することを特徴とするテープ状
    記録媒体へのべた塗り印刷方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記印刷位置よりも
    搬送方向の下流側に配置されている前記切刃を用いて、
    前記受像面と前記ダミー用受像面の境界線に沿って印刷
    済のテープ状記録媒体を切断することを特徴とするテー
    プ状記録媒体へのべた塗り印刷方法。
  7. 【請求項7】 請求項2において、前記ダミー用受像面
    には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の間隔
    で目盛りが形成されていることを特徴とするインクジェ
    ットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  8. 【請求項8】 請求項2において、前記ダミー用受像面
    に対して、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の
    間隔で目盛りを印刷することを特徴とするインクジェッ
    トプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記テープ状記録媒
    体は、表面が前記受像面とされている受像層と、この受
    像層の裏面に形成された粘着層と、この粘着層を覆って
    いる剥離紙とを有し、当該剥離紙における前記粘着層に
    面する側の表面には、前記受像層および前記粘着層が積
    層されていない露出面が形成され、当該露出面が前記ダ
    ミー用受像面とされていることを特徴とするインクジェ
    ットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記テープ状記録
    媒体は、前記剥離紙の両側にそれぞれ前記露出面が形成
    され、当該露出面が前記ダミー用受像面とされているこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状
    記録媒体への印刷方法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記ダミー用受像
    面には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の間
    隔で目盛りが形成されていることを特徴とするインクジ
    ェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記ダミー用受像
    面に対して、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定
    の間隔で目盛りを印刷することを特徴とするインクジェ
    ットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  13. 【請求項13】 一定の幅の受像面を備えたテープ状記
    録媒体を用意し、 このテープ状記録媒体を、インクジェット式の印刷ヘッ
    ドによる印刷位置を通る搬送経路に沿って搬送し、 前記印刷位置を通過するテープ状記録媒体に対して所定
    の長さのべた塗り印刷を行い、 印刷後のテープ状記録媒体を、べた塗り印刷の開始位置
    よりも搬送方向上流側の位置、あるいはべた塗り印刷の
    終了位置よりも搬送方向下流側の位置において幅方向に
    切断して、 前記切断位置の部分に隙間の無い状態でべた塗り印刷が
    施された一定の長さの印刷済のテープ状記録媒体片を得
    ることを特徴とするインクジェットプリンタによるテー
    プ状記録媒体への印刷方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記テープ状記
    録媒体の切断位置は前記印刷位置よりも当該テープ状記
    録媒体の搬送方向の下流側に配置され、 印刷済のテープ状記録媒体に担持されているべた塗り印
    刷の開始位置が前記切断位置を通過した後に、当該テー
    プ状記録媒体を一時的に止めて切断し、 この切断のためのテープ状記録媒体の停止時点を制御す
    ることにより、べた塗り印刷の開始端部分におけるテー
    プ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅を調整することを
    特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状記録
    媒体への印刷方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、印刷済のテープ
    状記録媒体に担持されているべた塗り印刷の終了位置が
    前記切断位置を通過する時点よりも手前の時点で、当該
    テープ状記録媒体を一時的に止めて切断し、 この切断のためのテープ状記録媒体の搬送停止時点を制
    御することにより、べた塗り印刷の終了端部分における
    テープ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅を調整するこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状
    記録媒体への印刷方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記テープ状記
    録媒体をそこに担持されているべた塗り印刷の終了端部
    分で切断した後に、当該テープ状記録媒体を後退させ
    て、前記インクジェットヘッドによる前記印刷位置を、
    当該テープ状記録媒体の前端に残っている前回のべた塗
    り印刷によるべた塗り部分の間に位置させ、 当該べた塗り部分に重ね合わせた状態で、新たなべた塗
    り印刷動作を開始することを特徴とするテープ状記録媒
    体へのべた塗り印刷方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記テープ状記
    録媒体の前端に残っている前回のべた塗り印刷の長さ方
    向のべた塗り幅に応じて、前記テープ状記録媒体の後退
    量を調整することを特徴とするテープ状記録媒体へのべ
    た塗り印刷方法。
  18. 【請求項18】 請求項13において、前記テープ状記
    録媒体の切断位置は前記印刷位置よりも当該テープ状記
    録媒体の搬送方向の下流側に配置され、 印刷済のテープ状記録媒体に担持されているべた塗り印
    刷の終了位置が前記切断位置を通過する時点よりも手前
    の時点で、当該テープ状記録媒体を一時的に止めて切断
    し、 この切断のためのテープ状記録媒体の搬送停止時点を制
    御することにより、べた塗り印刷の終了端部分における
    テープ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅を調整するこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状
    記録媒体への印刷方法。
  19. 【請求項19】 請求項13において、前記テープ状記
    録媒体は、一定の幅の受像面と、この受像面の少なくと
    も一方の側に形成された所定の幅のダミー用受像面とを
    備えており、当該ダミー用受像面に対して、テープ状記
    録媒体の長さ方向に向けて所定の間隔で目盛りを印刷す
    ることを特徴とするインクジェットプリンタによるテー
    プ状記録媒体への印刷方法。
  20. 【請求項20】 一定の幅の受像面と、この受像面の少
    なくとも一方の側に形成された所定の幅のダミー用受像
    面とを有するテープ状記録媒体であって、表面が前記受
    像面および前記ダミー用受像面とされている受像層と、
    この受像層の裏面に形成された粘着層と、この粘着層を
    覆っている剥離紙とを有することを特徴とするテープ状
    記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記受像面の両
    側にそれぞれ前記ダミー用受像面が形成されていること
    を特徴とするテープ状記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項20において、前記受像面と前
    記ダミー用受像面の境界には、切り込みが形成されてい
    ることを特徴とするテープ状記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項20において、前記ダミー用受
    像面には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の
    間隔で目盛りが形成されていることを特徴とするテープ
    状記録媒体。
  24. 【請求項24】 一定の幅の受像面と、この受像面の少
    なくとも一方の側に形成された所定の幅のダミー用受像
    面とを有するテープ状記録媒体であって、 表面が前記受像面とされている受像層と、この受像層の
    裏面に形成された粘着層と、この粘着層を覆っている剥
    離紙とを有し、当該剥離紙における前記粘着層に面する
    側の表面には、前記受像層および前記粘着層が積層され
    ていない露出面が形成され、当該露出面が前記ダミー用
    受像面とされていることを特徴とするテープ状記録媒
    体。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記剥離紙の両
    側にそれぞれ前記露出面が形成され、当該露出面が前記
    ダミー用受像面とされていることを特徴とするテープ状
    記録媒体。
  26. 【請求項26】 請求項24において、前記ダミー用受
    像面には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の
    間隔で目盛りが形成されていることを特徴とするテープ
    状記録媒体。
  27. 【請求項27】 請求項1において、前記印刷位置を通
    過するテープ状記録媒体に対して当該テープ状記録媒体
    の長さ方向に向けて所定の長さのべた塗り印刷を行い、 印刷後の前記テープ状記録媒体を、長さ方向への前記べ
    た塗り印刷の開始位置よりも搬送方向上流側の位置、あ
    るいは長さ方向への前記べた塗り印刷の終了位置よりも
    搬送方向下流側の位置において幅方向に切断して、 前記切断位置の部分に隙間の無い状態で長さ方向へのべ
    た塗り印刷が施された一定の長さの印刷済のテープ状記
    録媒体片を得ることを特徴とするインクジェットプリン
    タによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記テープ状記
    録媒体は、表面が前記受像面および前記ダミー用受像面
    とされている受像層と、この受像層の裏面に形成された
    粘着層と、この粘着層を覆っている剥離紙とを備えてい
    ることを特徴とするインクジェットプリンタによるテー
    プ状記録媒体への印刷方法。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記テープ状記
    録媒体は、前記受像面の両側にそれぞれ前記ダミー用受
    像面が形成されていることを特徴とするインクジェット
    プリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  30. 【請求項30】 請求項28において、前記テープ状記
    録媒体における前記受像面と前記ダミー用受像面の境界
    には切り込みが形成されており、 前記べた塗り印刷の後に、前記切り込みに沿って、前記
    受像面が形成されている受像層の部分のみを前記ダミー
    用受像面が形成されている受像層の部分から切り離し
    て、前記剥離紙から引き剥がすことが可能となっている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ
    状記録媒体への印刷方法。
  31. 【請求項31】 請求項28において、前記印刷位置よ
    りも搬送方向の下流側に配置されている一対の切刃を用
    いて、前記受像面と前記ダミー用受像面の境界線に沿っ
    て印刷済のテープ状記録媒体を切断することを特徴とす
    るテープ状記録媒体へのべた塗り印刷方法。
  32. 【請求項32】 請求項28において、前記ダミー用受
    像面には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の
    間隔で目盛りが形成されていることを特徴とするインク
    ジェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方
    法。
  33. 【請求項33】 請求項28において、前記ダミー用受
    像面に対して、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所
    定の間隔で目盛りを印刷することを特徴とするインクジ
    ェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  34. 【請求項34】 請求項27において、前記テープ状記
    録媒体は、表面が前記受像面とされている受像層と、こ
    の受像層の裏面に形成された粘着層と、この粘着層を覆
    っている剥離紙とを有し、当該剥離紙における前記粘着
    層に面する側の表面には、前記受像層および前記粘着層
    が積層されていない露出面が形成され、当該露出面が前
    記ダミー用受像面とされていることを特徴とするインク
    ジェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方
    法。
  35. 【請求項35】 請求項34において、前記テープ状記
    録媒体は、前記剥離紙の両側にそれぞれ前記露出面が形
    成され、当該露出面が前記ダミー用受像面とされている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ
    状記録媒体への印刷方法。
  36. 【請求項36】 請求項34において、前記ダミー用受
    像面には、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所定の
    間隔で目盛りが形成されていることを特徴とするインク
    ジェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方
    法。
  37. 【請求項37】 請求項34において、前記ダミー用受
    像面に対して、テープ状記録媒体の長さ方向に向けて所
    定の間隔で目盛りを印刷することを特徴とするインクジ
    ェットプリンタによるテープ状記録媒体への印刷方法。
  38. 【請求項38】 請求項28において、前記テープ状記
    録媒体の切断位置は前記印刷位置よりも当該テープ状記
    録媒体の搬送方向の下流側に配置され、 印刷済のテープ状記録媒体に担持されているべた塗り印
    刷の開始位置が前記切断位置を通過した後に、当該テー
    プ状記録媒体を一時的に止めて切断し、 この切断のためのテープ状記録媒体の停止時点を制御す
    ることにより、べた塗り印刷の開始端部分におけるテー
    プ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅を調整することを
    特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状記録
    媒体への印刷方法。
  39. 【請求項39】 請求項28において、印刷済のテープ
    状記録媒体に担持されているべた塗り印刷の終了位置が
    前記切断位置を通過する時点よりも手前の時点で、当該
    テープ状記録媒体を一時的に止めて切断し、 この切断のためのテープ状記録媒体の搬送停止時点を制
    御することにより、べた塗り印刷の終了端部分における
    テープ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅を調整するこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状
    記録媒体への印刷方法。
  40. 【請求項40】 請求項39において、前記テープ状記
    録媒体をそこに担持されているべた塗り印刷の終了端部
    分で切断した後に、当該テープ状記録媒体を後退させ
    て、前記インクジェットヘッドによる前記印刷位置を、
    当該テープ状記録媒体の前端に残っている前回のべた塗
    り印刷によるべた塗り部分の間に位置させ、 当該べた塗り部分に重ね合わせた状態で、新たなべた塗
    り印刷動作を開始することを特徴とするテープ状記録媒
    体へのべた塗り印刷方法。
  41. 【請求項41】 請求項40において、前記テープ状記
    録媒体の前端に残っている前回のべた塗り印刷の長さ方
    向のべた塗り幅に応じて、前記テープ状記録媒体の後退
    量を調整することを特徴とするテープ状記録媒体へのべ
    た塗り印刷方法。
  42. 【請求項42】 請求項28において、前記テープ状記
    録媒体の切断位置は前記印刷位置よりも当該テープ状記
    録媒体の搬送方向の下流側に配置され、 印刷済のテープ状記録媒体に担持されているべた塗り印
    刷の終了位置が前記切断位置を通過する時点よりも手前
    の時点で、当該テープ状記録媒体を一時的に止めて切断
    し、 この切断のためのテープ状記録媒体の搬送停止時点を制
    御することにより、べた塗り印刷の終了端部分における
    テープ状記録媒体の長さ方向のべた塗り幅を調整するこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタによるテープ状
    記録媒体への印刷方法。
  43. 【請求項43】 請求項28において、前記テープ状記
    録媒体は、一定の幅の受像面と、この受像面の少なくと
    も一方の側に形成された所定の幅のダミー用受像面とを
    備えており、当該ダミー用受像面に対して、テープ状記
    録媒体の長さ方向に向けて所定の間隔で目盛りを印刷す
    ることを特徴とするインクジェットプリンタによるテー
    プ状記録媒体への印刷方法。
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