JP3864543B2 - 連続紙の切断方法および装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続紙の切断方法および装置に関し、特に印字後の連続紙を複数枚に切断する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ロール紙等の連続紙に印字を行い、印字後のロール紙から印字済の印字紙を切断する紙切断機能を備えたプリンタが知られている。
【0003】
上記の紙切断機能を備えた従来のプリンタにおいては、ロール紙を搬送し、このロール紙に印字し、さらに印字後のロール紙を搬送した後、印字後のロール紙から印字済の印字紙を切断するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のプリンタにおいては、切断後の印字紙が紙搬送方向の先端部に印字前の余白箇所を有しているので、以下のような問題があった。
【0005】
(1) 切断後の印字紙の余白箇所の面積が大きい場合、ロール紙の使用量が増大し、印刷コストが増大する。
【0006】
(2) 写真画像を印刷する場合、切断後の印字紙の余白箇所は不必要であるが、しかし、切断後の印字紙から上記の余白箇所を切断するのは手間がかかり、印刷工数が増大する。
【0007】
本発明は、上記の(1) および(2) の問題を解決するためになされたものであり、ロール紙の使用量を増大することなく、余白のない印字紙を得ることが可能な連続紙の切断方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、ロール紙の使用量を増大することなく、印刷速度あるいは印刷画質を向上することが可能な連続紙の切断方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によると、連続紙を搬送し、この連続紙に印字し、印字を一時中断し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断し、境界部を切断した連続紙をさらに搬送し、一時中断した印字を再開して境界部を切断した連続紙にさらに印字し、さらに印字を一時中断し、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断する。したがって、印字後の連続紙から印字前の余白紙を切断することができるので、余白のない印字紙を得ることができる。さらに、印字を一時中断して印字後の連続紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断するので、連続紙の搬送方向は順方向のみである。したがって、ロール紙の使用量を増大することなく、印刷速度を向上することができる。
【0010】
本発明の第2の態様によると、ケースと、このケース内に連続紙を搬送する紙搬送部と、ケース内に搬送された連続紙に印字を行う印字部と、印字後の連続紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断する切断部とを備える。このため、印字後の連続紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断する紙切断機能を損なうことなく、プリンタ本体の体格を小型化することができる。したがって、あらゆる用途に手軽に利便性よく適用することが可能である。
【0011】
本発明の第3の態様によると、連続紙を搬送し、この連続紙に印字し、最初の印字分を印字した後、最初の印字分を印字した連続紙を逆送し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断し、境界部を切断した連続紙を順送し、境界部を切断した連続紙にさらに次の印字分を印字し、次の印字分を印字した後、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断する。したがって、印字後の連続紙から印字前の余白紙を切断することができるので、余白のない印字紙を得ることができる。さらに、最初の印字分を印字した連続紙を逆送してこの連続紙から印字前の余白紙を切断するので、印字工程を中断しない。したがって、ロール紙の使用量を増大することなく、印刷画質を向上することができる。
【0012】
本発明の第4の態様によると、連続紙を搬送し、この連続紙に印字し、印刷画質よりも印刷速度を優先して切断する速度優先方式と、印刷速度よりも印刷画質を優先して切断する画質優先方式とを選択する。
【0013】
速度優先方式を選択した場合、印字を一時中断し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断し、境界部を切断した連続紙をさらに搬送し、境界部を切断した連続紙にさらに印字し、さらに印字を一時中断し、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断する。このため、速度優先方式においては、印字後のロール紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断するとき印字を一時中断するので、印刷画質は連続性の点で比較的劣る。しかし、印刷速度を向上することができ、印刷工数を低減することができる。
【0014】
また、画質優先方式を選択した場合、最初の印字分を印字した後、最初の印字分を印字した連続紙を逆送し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断し、境界部を切断した連続紙を順送し、境界部を切断した連続紙にさらに印字し、次の印字分を印字した後、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断する。このため、画像優先方式においては、印字後のロール紙から印字前の余白紙を切断する前に印字後のロール紙を逆送するので、印刷速度は比較的劣る。しかし、印字の途中で切断を行わないので、印刷画像を向上することができ、高品位画像の印字紙を得ることができる。
【0015】
したがって、目的や用途に応じて速度優先方式と画質優先方式とを選択することにより、ロール紙の使用量を増大することなく、あらゆる用途に適合した印字紙を得ることができる。
【0016】
本発明の第5の態様によると、印刷画質よりも印刷速度を優先して切断する速度優先方式と、印刷速度よりも印刷画質を優先して切断する画質優先方式とを選択可能な選択手段を備えるので、目的や用途に応じて、印字後の連続紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断することができる。したがって、あらゆる用途にさらに利便性よく適用することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】
(第1実施例)
本発明をL判あるいはパノラマサイズ等の写真画像を印刷するインクジェットプリンタに適用した一実施例を図2に示す。
【0019】
図2に示すように、本実施例によるインクジェットプリンタ100においては、例えば樹脂等からなるケースとしての上ケース1および下ケース2の外部の後方に連続紙としてのロール紙10が配置される。上ケース1の後端部1bと下ケース2の後端部2bとで、ロール紙10を上ケース1ならびに下ケース2の内部に供給するための給紙口3が形成される。また、上ケース1の前端部1aと下ケース2の前端部2aとで、開口部が形成され、前端部1aと前端部2aと後述する余白紙受箱50の前端部50aとで、上ケース1ならびに下ケース2の外部に後述する切断後の印字紙を排出するための排出口4が形成される。前端部1aは排出口4の上端を構成しており、前端部2aは前端部1aと水平方向にほぼ同位置に位置している。
【0020】
下ケース2の内部の給紙口3の近傍には、ロール紙10を上ケース1ならびに下ケース2の内部に搬送するための紙搬送部20が設けられる。紙搬送部20は、図示しない駆動モータにより駆動される搬送ローラ21と、搬送ローラ21に接触して摩擦によりロール紙10を搬送する従動ローラ22とを有している。搬送ローラ21と従動ローラ22とは、ゴム等の滑り難い材料からなる。搬送ローラ21と従動ローラ22とが回転することにより、ロール紙10を図2に示す矢印X方向に搬送することが可能である。
【0021】
一方、紙搬送部20の前方側には、ロール紙10に印字等を行い、写真画像を形成するためのインクジェット方式による印字部30が紙搬送部20に隣接して配置される。この印字部30は上ケース1により覆われている。印字部30は、公知のインクジェット方式により印字を行うものであり、図示しないステップモータにより駆動されるキャリッジ31を有している。キャリッジ31には、紙搬送部20から搬送されたロール紙10と対向するようにインクジェットヘッド32が配置される。インクジェットヘッド32は、キャリッジ31により図2の紙面と直行する方向に移動され、印字部30に搬送されてきたロール紙10にインク液を噴射して印字を行うことが可能である。
【0022】
また、印字部30の前方側には、印字部30で印字されたロール紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断する切断部40が設けられる。切断部40は固定刃41と可動刃42とを有しており、固定刃41は印字後のロール紙よりも下方側、すなわち下ケース2側に配置され、可動刃42は印字後のロール紙よりも上方側、すなわち上ケース1側に配置される。可動刃42の図示しない駆動装置は、紙搬送部20の駆動モータおよび印字部30のステップモータと同調しており、印字部30がロール紙に印字を行っていないロール紙の停止時、あるいは印字部30がロール紙に印字を行う印字間のいずれかに作動可能である。可動刃42が図2に示す状態から下方に駆動されると、固定刃41と可動刃42とが印字後のロール紙を挟込むことにより、印字後のロール紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断することが可能である。
【0023】
さらに、切断部40の前方側には、下ケース2の前端部2aに近接して余白紙受箱50が設置される。余白紙受箱50は、切断部40により印字後のロール紙から切断された余白紙を収容するためのものであって、透明樹脂等の透明材料からなる。余白紙受箱50の前端部50aは、上ケース1の前端部1aと水平方向にほぼ同位置に位置しており、排出口4の下端を構成している。また、余白紙受箱50の前端部50aと対向する後端部50bは、固定刃41の前方側に位置している。余白紙受箱50は透明であるので、外部から排出口4を通じて余白紙受箱50の内部を視認することが可能である。
【0024】
さらにまた、排出口4の近傍であって、余白紙受箱50の図2に示す矢印Z方向上方、すなわち重力鉛直方向上方には紙排出部60が配置される。紙排出部60は、図示しない駆動モータにより駆動される排出ローラ61と、排出ローラ61に接触して摩擦により切断後の余白紙および切断後の印字紙を排出する拍車ローラ62とを有している。排出ローラ61はゴム等の滑り難い材料からなり、拍車ローラ62は手裏剣形の薄ステンレス鋼を樹脂モールド形成した材料からなる。排出ローラ61と拍車ローラ62とは、図2の紙面と直行する方向に複数個設けられている。
【0025】
上記の構成のインクジェットプリンタ100においては、印刷画質よりも印刷速度を優先して切断する速度優先方式と、印刷速度よりも印刷画質を優先して切断する画質優先方式とを選択可能な選択手段を備えている。この選択手段は、上ケース1あるいは下ケース2の外部に設けられる図示しない選択スイッチを有している。
【0026】
次に、速度優先方式を選択した場合のインクジェットプリンタ100の作動について、図1(A)、および図3〜図7を用いて説明する。
【0027】
(1) 図3に示すように、紙搬送部20により矢印X方向にロール紙10が搬送され、ロール紙10が印字部30のインクジェットヘッド32を通過すると、インクジェットヘッド32がキャリッジ31により図3に示す矢印Y方向に移動され、ロール紙10の表面にインク液を噴射して印字を行う。このとき、インクジェットヘッド32がロール紙10の矢印Y方向の幅よりも大きく移動されてロール紙10の両側に空打ちすることにより、ロール紙10の矢印Y方向の幅いっぱいに印字を行うことができる。一方、印字後のロール紙は先端部に印字前の余白箇所が形成される。以上により、図4に示すように、印字後のロール紙10aは、印字前の余白紙11と印字済の印字紙12とを有する。
【0028】
(2) 図5に示すように、印字後のロール紙10aがさらに矢印X方向に搬送され、印字前の余白紙11と印字済の印字紙12との境界部が切断部40に達すると、図1(A)に示すa部分において、印字部30がロール紙10aに印字を行うのを一時中断し、可動刃42が駆動され、固定刃41と可動刃42とがロール紙10aを挟込むことにより、ロール紙10aから印字前の余白紙11を切断する。
【0029】
(3) 図6に示すように、印字前の余白紙が切断されたロール紙10bがさらに矢印X方向に搬送されると、印字前の余白紙は、図2に示す余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容される。このときロール紙10bは、印字済の印字紙12と次の印字前の余白紙13と次の印字済の印字紙14とを有する。
【0030】
(4) 図7に示すように、ロール紙10bがさらに矢印X方向に搬送され、印字済の印字紙12と次の印字前の余白紙11bとの境界部が切断部40に達すると、図1(A)に示すb部分において印字を一時中断し、切断部40によりロール紙10bから印字済の印字紙12が切断される。
【0031】
(5) 印字済の印字紙は、図2に示すように、排出口4から上ケース1ならびに下ケース2の外部に排出される。また、印字済の印字紙が切断されたロール紙は、さらに搬送されると、印字が一時中断され、次の印字前の余白紙と次の印字済の印字紙との境界部で切断され、切断された余白紙は図1に示す余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容される。
【0032】
(6) 以上のように、印字を一時中断して印字後のロール紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙が切断され、切断後の余白紙は図2に示す余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容され、切断後の印字紙は図2に示す排出口4から上ケース1ならびに下ケース2の外部に排出される。
【0033】
(7) 最後の印字が終了したとき、印字後のロール紙は搬送され、最後に印字された印字紙が印字後のロールから切断され、切断された印字紙が排出口から外部に排出されて印刷が終了する。
【0034】
上記の速度優先方式においては、印字後のロール紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断するとき、印字を一時中断するので、印刷画質は連続性の点で比較的劣る。しかし、印刷速度を向上することができ、印刷工数を低減することができる。
【0035】
次に、画質優先方式を選択した場合のインクジェットプリンタ100の作動について、図1(B)、および図3〜図7を用いて説明する。
【0036】
(1) 図3に示すように、紙搬送部20により矢印X方向にロール紙10が搬送され、ロール紙10が印字部30のインクジェットヘッド32を通過すると、インクジェットヘッド32がキャリッジ31により図3に示す矢印Y方向に移動され、ロール紙10の表面にインク液を噴射して印字を行う。このとき、インクジェットヘッド32がロール紙10の矢印Y方向の幅よりも大きく移動されてロール紙10の両側に空打ちすることにより、ロール紙10の矢印Y方向の幅いっぱいに印字を行うことができる。一方、印字後のロール紙は先端部に印字前の余白箇所が形成される。以上により、図4に示すように、印字後のロール紙10aは、印字前の余白紙11と印字済の印字紙12とを有する。
【0037】
(2) 図4に示すロール紙10aがさらに矢印X方向に搬送され、最初の印字分が印字されて印字が完了すると、ロール紙10aは図5に示す反矢印X方向に逆送され、図1(B)に示すa部分において、図5に示すように、印字前の余白紙11と印字済の印字紙12との境界部が切断部40に達したとき、可動刃42が駆動され、固定刃41と可動刃42とがロール紙10aを挟込むことにより、ロール紙10aから印字前の余白紙11を切断する。
【0038】
(3) 図6に示すように、印字前の余白紙が切断されたロール紙10bが矢印X方向に順送されると、印字前の余白紙は、図2に示す余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容される。このときロール紙10bは、印字済の印字紙12と次の印字前の余白紙13と次の印字済の印字紙14とを有する。
【0039】
(4) 図7に示すように、ロール紙10bが矢印X方向に順送され、印字済の印字紙12と次の印字前の余白紙11bとの境界部が切断部40に達すると、図1(B)に示すb部分において、切断部40によりロール紙10bから印字済の印字紙12が切断される。
【0040】
(5) 印字済の印字紙は、図2に示すように、排出口4から上ケース1ならびに下ケース2の外部に排出される。また、印字済の印字紙が切断されたロール紙は、順送されて次の印字分が印字されて印字が完了すると逆送され、次の印字前の余白紙と次の印字済の印字紙との境界部で切断され、切断された余白紙は図1に示す余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容される。
【0041】
(6) 以上のように、印字後のロール紙は順送と逆送とを繰返し、印字後のロール紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙が切断され、切断後の余白紙は図2に示す余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容され、切断後の印字紙は図2に示す排出口4から上ケース1ならびに下ケース2の外部に排出される。
【0042】
(7) 最後の印字が終了したとき、印字後のロール紙は順送され、最後に印字された印字紙が印字後のロールから切断され、切断された印字紙が排出口から外部に排出されて印刷が終了する。
【0043】
上記の画像優先方式においては、印字後のロール紙から印字前の余白紙を切断する前に印字後のロール紙を逆送するので、印刷速度は比較的劣る。しかし、印字の途中で切断を行わないので、印刷画像を向上することができ、高品位画像の印字紙を得ることができる。
【0044】
本実施例においては、切断後の余白紙は余白紙受箱50の上に落下して余白紙受箱50の内部に収容され、切断後の印字紙は排出口4から上ケース1ならびに下ケース2の外部に排出される。このため、余白のない印字紙を得ることができる。さらに、切断後の印字紙と切断後の余白紙とを分別する手間を省くことができるので、印刷工数を低減することができる。さらにまた、目的や用途に応じて速度優先方式と画質優先方式とを選択することにより、ロール紙の使用量を増大することなく、あらゆる用途に適合した印字紙を得ることができる。
【0045】
本実施例では、速度優先方式と画質優先方式とを選択可能な選択手段を備えたインクジェットプリンタ100について説明したが、本発明においては、速度優先方式と画質優先方式とのいずれか一方のみを備えたインクジェットプリンタに適用してもよい。
【0046】
また本実施例では、インクジェットヘッドを用いた写真画像を印刷するインクジェットプリンタに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られることなく、写真画像以外の図形や文字を印刷するプリンタに適用することは可能であり、また、ドットインパクト方式等の種々の印字ヘッドを用いたプリンタに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインクジェットプリンタの作動を説明するためのものであって、(A)は速度優先方式のタイムチャートであり、(B)は画質優先方式のタイムチャートである。
【図2】本発明をインクジェットプリンタに適用した一実施例を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の一実施例によるインクジェットプリンタの作動を説明するためのものであって、(A)はロール紙の模式的平面図であり、(B)はインクジェットプリンタの模式的断面図である。
【図4】本発明の一実施例によるインクジェットプリンタの作動を説明するためのものであって、(A)はロール紙の模式的平面図であり、(B)はインクジェットプリンタの模式的断面図である。
【図5】本発明の一実施例によるインクジェットプリンタの作動を説明するためのものであって、(A)はロール紙の模式的平面図であり、(B)はインクジェットプリンタの模式的断面図である。
【図6】本発明の一実施例によるインクジェットプリンタの作動を説明するためのものであって、(A)はロール紙の模式的平面図であり、(B)はインクジェットプリンタの模式的断面図である。
【図7】本発明の一実施例によるインクジェットプリンタの作動を説明するためのものであって、(A)はロール紙の模式的平面図であり、(B)はインクジェットプリンタの模式的断面図である。
【符号の説明】
1 上ケース(ケース)
1a 前端部
2 下ケース(ケース)
2a 前端部
3 給紙口
4 排出口
10 ロール紙(連続紙)
11 余白紙
12 印字紙
13 余白紙
14 印字紙
20 紙搬送部
30 印字部
31 キャリッジ
32 インクジェットヘッド
40 切断部
50 余白紙受箱
60 紙排出部

Claims (5)

  1. 印字後の連続紙を複数枚に切断する方法であって、
    連続紙を搬送し、前記連続紙に印字する工程と、
    最初の印字分を印字した後、最初の印字分を印字した連続紙を逆送し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断する工程と、
    前記境界部を切断した連続紙を順送し、前記境界部を切断した連続紙にさらに次の印字分を印字する工程と、
    次の印字分を印字した後、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断する工程と、を含むことを特徴とする連続紙の切断方法。
  2. 請求項1に記載の連続紙の切断方法を実施するための装置であって、
    ケースと、
    前記ケース内に連続紙を搬送する紙搬送部と、
    前記ケース内に搬送された連続紙に印字を行う印字部と、
    印字後の連続紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断する切断部と、
    を備えることを特徴とする連続紙の切断装置。
  3. 印字後の連続紙を複数枚に切断する方法であって、
    連続紙を搬送し、前記連続紙に印字する工程と、
    印刷画質よりも印刷速度を優先して切断する速度優先方式と、印刷速度よりも印刷画質を優先して切断する画質優先方式とを選択する工程とを含み、
    前記速度優先方式を選択した場合、前記印字する工程を一時中断し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断し、前記境界部を切断した連続紙をさらに搬送し、前記境界部を切断した連続紙にさらに印字し、さらに印字を一時中断し、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断し、
    前記画質優先方式を選択した場合、最初の印字分を印字した後、最初の印字分を印字した連続紙を逆送し、印字前の余白紙と印字済の印字紙との境界部を切断し、前記境界部を切断した連続紙を順送し、前記境界部を切断した連続紙にさらに印字し、次の印字分を印字した後、さらに印字した連続紙から印字済の印字紙を切断することを特徴とする連続紙の切断方法。
  4. 請求項3に記載の連続紙の切断方法を実施するための装置であって、
    ケースと、
    前記ケース内に連続紙を搬送する紙搬送部と、
    前記ケース内に搬送された連続紙に印字を行う印字部と、
    印字後の連続紙から印字前の余白紙ならびに印字済の印字紙を切断する切断部と、
    を備えることを特徴とする連続紙の切断装置。
  5. 印刷画質よりも印刷速度を優先して切断する速度優先方式と、印刷速度よりも印刷画質を優先して切断する画質優先方式とを選択可能な選択手段を備えることを特徴とする請求項4記載の連続紙の切断装置。
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