JP3812200B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷ヘッドを搭載したキャリッジが主走査を行い、主走査方向と直交する副走査方向に記録媒体が副走査を行い、主走査と副走査を交互に行うことにより記録媒体上の領域に画像を記録するシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシリアルプリンタは図6に示すような構成をしている。紙、フィルム等の記録媒体1は、給紙トレイ15と給紙モーター19とピニオン歯車18とにより歯車17を介して駆動される給紙ローラー16とにより構成された給紙装置により給紙される。給紙された記録媒体は、副走査モーター2によりピニオン歯車3と歯車4を介して駆動される駆動ローラー5と押さえローラー6の間を副走査モーター2の回転により、副走査方向7に搬送される。キャリッジ8は、接続部9においてベルト10と固定されている。ベルト10は主走査モーター11と、主走査モーター11の回転を伝える駆動プーリー12と駆動プーリー12と連動して回転する従動プーリー13とによりキャリッジ駆動部を構成しており、主走査モーター11の回転により、キャリッジ8を主走査方向14へ移動させる。キャリッジ8には印刷ヘッドが搭載され、主走査と副走査を交互に行うことにより記録媒体上の領域に画像を記録する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなシリアルプリンタにおいては、図6に示すように、単票用紙の記録媒体を用いる場合の給紙及び排紙の時間や、キャリッジの加減速時間や、キャリッジの加減速時間の間に記録媒体の副走査方向への搬送が間に合わない場合の搬送時間など、印刷ヘッドが記録媒体上に記録を行うことが出来ない時間が有り、これらの時間が印刷のスループットを向上させる妨げとなるという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明においては、記録媒体の給紙装置を2組以上具備し、各給紙装置を主走査方向に並んで配置した。
【0005】
また、各給紙装置のうちの第1の給紙装置は、記録媒体の給紙動作を行い、その後、主走査と副走査を交互に行いながら記録媒体への記録動作を行い、各給紙装置のうちの第2の給紙装置は、前記記録動作が終了する以前に記録媒体の給紙動作を開始し、前記記録動作が終了した後に新たな記録動作を開始するようにした。
【0006】
また、キャリッジの待機位置が前記複数の記録媒体の給紙装置の間に有るようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1及び図2は本発明の第一の実施の形態のシリアルプリンタの構造である。本実施の形態は、図6に示した従来の技術と同じく、紙、フィルム等の記録媒体1は、給紙トレイ15と給紙モーター19とピニオン歯車18とにより歯車17を介して駆動される給紙ローラー16とにより構成された給紙装置により給紙される。給紙された記録媒体は、副走査モーター2によりピニオン歯車3と歯車4を介して駆動される駆動ローラー5と押さえローラー6の間を副走査モーター2の回転により、副走査方向7に搬送される。
【0008】
キャリッジ8は、接続部9においてベルト10と固定されている。ベルト10は主走査モーター11と、主走査モーター11の回転を伝える駆動プーリー12と駆動プーリー12と連動して回転する従動プーリー13とによりキャリッジ駆動部を構成しており、主走査モーター11の回転により、キャリッジ8を主走査方向14へ移動させる。キャリッジ8には印刷ヘッドが搭載され、主走査と副走査を交互に行うことにより記録媒体上の領域に画像を記録するという構造であるが、図6に示した従来の技術に対して、印字ヘッドの搭載されたキャリッジ8及び、キャリッジの駆動部は1組であるが、給紙装置及び記録媒体の副走査方向への搬送装置は2組あり、それらが主走査方向に並んで配置している点が異なる。また、2組の給紙装置の間にキャリッジの待機位置20を用意している。
【0009】
これらのインクジェット記録ヘッド、主走査モーター11、副走査モーター2、給紙モーター19、はCPU,RAM,ROM等により構成された制御手段23により制御され、コンピュータ等のホスト22から送られるデータに基づいて画像を出力する。また、各給紙装置には、それぞれ用紙検出手段24−1、24−2が接続され、各給紙装置内の記録媒体の有無を検出することが出来る。
【0010】
上記のような本発明の第一の実施の形態のシリアルプリンタにおいて、図3のタイミングチャートに示すようにまず、第一の給紙装置15−1で記録媒体1−1の給紙動作を行い、その後、キャリッジの主走査と、記録媒体の搬送による副走査を交互に繰り返すことで記録媒体1−1上に画像を記録する。
【0011】
図3のタイミングチャートにおいては、キャリッジを減速させ、再び反対方向に加速するまでの時間に記録媒体の副走査が終了しているので、印刷のスループットに影響しないため、タイミングチャート上には記録媒体の副走査方向への搬送時間は表示していない。第二の給紙装置15−2は記録媒体1−1への画像の記録が終了する以前に記録媒体1−2の給紙動作を開始し、記録媒体1−1への画像の記録が終了するまでに給紙動作を終了しているので印刷ヘッドの搭載されたキャリッジは記録媒体1−1への画像の記録が終了後、すぐに図3の矢印Aのタイミングで記録媒体1−2への印刷を開始することが出来る。このような動作を給紙装置15−1と給紙装置15−2の間で繰り返すことにより、記録媒体の給排紙時間に印刷が停止すること無く印刷できるので、装置としてのスループットを向上することが出来る。
【0012】
また、2組の給紙装置の間にキャリッジの待機位置を用意したので、どちらの給紙装置から印刷を開始する場合でも無駄なキャリッジの移動時間が発生することが無い。さらにインクジェットヘッドを用いたシリアルプリンタの場合、長時間吐出しないノズルの目詰まりを防止するための、全ノズル吐出動作を両方の給紙装置から等距離の位置にあるキャリッジの待機位置で行うことが出来るので無駄なキャリッジの移動時間が発生することが無い。
【0013】
また、1個所の給紙装置の記録媒体が無くなったことを用紙検出手段が検出した場合でも、記録媒体を補充している間に、残りの給紙装置を用いて印刷を続けることが出来る。
【0014】
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。
【0015】
図4は本発明の第二の実施の形態のシリアルプリンタを示す図である。第一の実施の形態は単票用紙の給紙装置を用いているが、本実施の形態は、ロール紙の記録媒体を用いている点が異なる。また、2組以上の給紙装置を用いる例として、3組のロール紙の給紙装置及び用紙の搬送装置を、主走査方向に並べて配置している。ロール紙の記録媒体を用いて連続して印刷を行う場合には、給紙は最初だけ、排紙は最後だけになるので、スループットへの影響は少なくなる。ここでさらにスループットの向上を実現するために、1回の主走査で図4の3枚の記録媒体1−1、1−2、1−3のすべてに記録を行うようにする。
【0016】
図5は本発明の第2の実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。キャリッジの加速の後、記録媒体1−1に記録を行い、その後、キャリッジの移動速度を保ったまま記録媒体1−2上まで移動し、記録媒体1−2に印刷を行う。同じく記録媒体1−3にも印刷を行い、キャリッジを減速させる。記録媒体の間を移動する非印刷の時間をキャリッジの加減速時間より短くすることで、全体としてスループットを向上することが出来る。
【0017】
また、本発明の第一の実施の形態と同様に、1つの給紙装置のロール紙の記録媒体が無くなったことを用紙検出手段が検出した場合においても、記録媒体の無くなった給紙装置にロール紙をセットしている間も残りの給紙装置の記録媒体を用いて印刷を続けることが出来る。
【0018】
本発明の第二の実施の形態においては、給紙装置を3組用いているが、2組以上の複数の給紙装置を用いることで、同様の効果が得られることは明らかである。
【0019】
また、本発明の第二の実施の形態においては、記録媒体にロール紙を用いているが、単票紙の記録媒体を用い、第一と第二の実施の形態を同時に実行することも可能である。この場合には、ある給紙装置が給排紙を行っている間は残りの給紙装置に対応する記録媒体に印刷を行い、それ以外の間は1回の主走査で全ての記録媒体に記録を行うというように、第一の実施の形態と第二の実施の形態の効果を合わせた効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、複数の給紙装置を具備することでキャリッジの加減速や、給排紙動作により記録ヘッドが記録できない時間を減少させるので、印刷のスループットが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のシリアルプリンタの機構を示す図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態のシリアルプリンタを示すブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第二の実施の形態のシリアルプリンタを示す図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】従来技術のシリアルプリンタプリンタを示す図である。
【図7】従来技術のシリアルプリンタプリンタの動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 記録媒体
2 副走査モーター
3 ピニオン歯車
4 歯車
5 駆動ローラー
6 押さえローラー
7 副走査方向
8 キャリッジ
9 接続部
10 ベルト
11 主走査モーター
12 駆動プーリー
13 従動プーリー
14 主走査方向
15 給紙トレイ
16 給紙ローラー
17 歯車
18 ピニオン歯車
19 給紙モーター
20 キャリッジ待機位置
21 ロール紙軸
22 ホスト
23 制御手段
24 用紙検出手段

Claims (2)

  1. 印刷ヘッドを搭載したキャリッジが主走査を行い、主走査方向と直交する副走査方向に記録媒体が副走査を行い、主走査と副走査を交互に行うことにより記録媒体上の領域に画像を記録するシリアルプリンタにおいて、
    記録媒体の給紙装置を2組以上具備し、
    各給紙装置を主走査方向に並んで配置し、
    前記各給紙装置のうちの第1の給紙装置は、記録媒体の給紙動作を行い、その後、前記主走査と前記副走査を交互に行いながら記録媒体への記録動作を行い、
    前記各給紙装置のうちの第2の給紙装置は、前記記録動作が終了する以前に記録媒体の給紙動作を開始し、前記記録動作が終了した後に新たな記録動作を開始する、
    ことを特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 請求項1記載のシリアルプリンタにおいて、
    前記キャリッジの待機位置が前記複数の記録媒体の給紙装置の間に有ることを特徴とする請求項1記載のシリアルプリンタ。
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