JP2002356045A - 画像形成装置及び画像形成方法並びに記録媒体 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法並びに記録媒体

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JP2002356045A
JP2002356045A JP2001164999A JP2001164999A JP2002356045A JP 2002356045 A JP2002356045 A JP 2002356045A JP 2001164999 A JP2001164999 A JP 2001164999A JP 2001164999 A JP2001164999 A JP 2001164999A JP 2002356045 A JP2002356045 A JP 2002356045A
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JP2001164999A
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Hidekazu Kito
英一 鬼頭
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙のロスを低減する。 【解決手段】 インクジェットプリンタには、余白面積
算出部と画像記録方向制御部とが設けられている。余白
面積算出部は、記録する複数の画像36を図示のように
横向きに記録する場合と縦向きに記録する場合とで、記
録紙25の搬送方向(矢印A方向)に形成される余白3
7の面積A1 をそれぞれ算出する。画像記録方向制御部
は、余白面積算出部によって算出された余白37の面積
1 が小さくなる画像記録方向に画像36を配置して記
録する。これにより、廃棄される余白37部分の記録紙
が少なくなる。また、少なくとも1つの画像を記録する
ことができる長さ以上の余白38は、余白集積ボックス
に集積しておき再利用する。こうして、記録紙のロスを
低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
画像形成方法並びに記録媒体に関し、更に詳しくは、長
手方向に搬送される帯状の記録媒体に複数の画像を並べ
て記録し、画像記録後に各画像毎に記録媒体を切断して
画像プリントを作成する画像形成装置及び画像形成方法
並びに記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の1つとして、インクジェ
ットプリンタがよく知られている。インクジェットプリ
ンタには、複数のノズルを並べたプリントヘッドが設け
られており、各ノズルからインクを吐出して記録媒体に
画像を記録する。このプリントヘッドを記録媒体の搬送
方向と直交する向きに走査して画像を記録するインクジ
ェットプリンタでは、プリントヘッドの走査範囲を大き
くすることによって大きなサイズの画像を記録すること
ができる。そこで、特開2000−127550号公報
や特開2000−168066号公報に記載されている
ように、記録媒体として幅広な帯状記録紙をロール状に
巻き取った記録紙ロールを用い、標準サイズ、ハイビジ
ョンサイズ、パノラマサイズなど通常写真サイズのプリ
ントと、これらより大きいラージサイズのプリントとが
記録可能なインクジェットプリンタが提案されている。
【0003】このようなインクジェットプリンタを用い
て、例えば通常写真サイズのプリントを作成する際に
は、まず、複数の画像を記録紙の幅方向に所定の間隔で
並べて1列に記録する。1列分の画像の記録が完了する
と、第1カッタによって記録紙を幅方向に切断して短冊
状にする。このとき、記録紙の幅方向に形成されていた
余白が切り落とされる。次に、短冊状に切断された記録
紙を帯状記録紙の幅方向に搬送して、第2カッタによっ
て記録紙を帯状記録紙の搬送方向に切断する。このと
き、帯状記録紙の搬送方向に形成されていた余白が切り
落とされる。こうして、各画像毎に記録紙を切断すると
ともに帯状記録紙の搬送方向及び幅方向に形成されてい
た余白が切り落とされて通常写真サイズのプリントが得
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像形成装置及び画像形成方法並びに記録媒体で
は、通常写真サイズのプリントを作成する際に記録媒体
の搬送方向に形成された余白は切り落としたあと廃棄す
る。このため、多量の画像を記録する場合には切り落と
されて廃棄される余白も多量になり、記録媒体のロスが
多くなることによるコストアップという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、複数の画像を所定の間隔で並べて記録
し、画像記録後に各画像毎に記録媒体を切断して画像プ
リントを作成する際に、記録媒体の搬送方向に形成され
る余白の面積を小さくして記録媒体のロスを低減するこ
とのできる画像形成装置及び画像形成方法並びにその記
録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載されている本発明の画像形成装置
は、長手方向に搬送される帯状の記録媒体に複数の画像
を並べて記録し、画像記録後に各画像毎に記録媒体を切
断して画像プリントを作成する画像形成装置において、
複数の画像を縦向きに記録する場合と横向きに記録する
場合とで記録媒体の長手方向に形成される余白の面積を
それぞれ算出する余白面積算出手段と、この余白面積算
出手段によって算出された余白の面積が小さくなる方向
に各画像を配置して記録する画像記録方向制御手段とを
備えたものである。
【0007】余白面積算出手段は、複数の画像の中に異
なるプリントサイズの画像が混在している際には各画像
を同一プリントサイズ毎にまとめ、各プリントサイズ毎
に画像を縦向きに記録する場合と横向きに記録する場合
とで記録媒体の長手方向に形成される余白の面積をそれ
ぞれ算出することが好ましい。記録媒体の幅方向に形成
され、少なくとも1つの画像を記録可能な所定長さ以上
の余白を集積する余白集積手段を備えることが好まし
い。記録媒体の幅方向に形成された所定長さ以上の余白
を、画像記録前の記録媒体を搬送する記録媒体搬送経路
に供給する余白挿入口を備えることが好ましい。少なく
とも2つの幅寸法が異なる帯状の記録媒体がセット可能
であり、複数の画像を記録する場合に記録媒体の長手方
向に形成される余白の面積が小さくなる方の記録媒体を
供給する記録媒体供給手段を備えることが好ましい。
【0008】また、請求項6に記載の画像形成方法は、
長手方向に搬送される帯状の記録媒体に複数の画像を並
べて記録し、画像記録後に各画像の周囲に形成されてい
る記録媒体の長手方向又は幅方向の余白を切り落として
各画像毎の画像プリントを作成する画像形成方法におい
て、複数の画像を縦方向に記録する場合と横方向に記録
する場合とで記録媒体の長手方向に形成される余白の面
積をそれぞれ算出し、記録媒体の長手方向に形成される
余白の面積が小さくなる方向に各画像を配置して記録す
るものである。
【0009】さらに、請求項7記載の記録媒体は、複数
の画像が並べて記録される帯状の記録媒体において、特
定サイズの画像が記録される場合に、その長手方向に余
白が形成されることがない幅とされているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図2は、本発明に係る
インクジェットプリンタの概略図である。インクジェッ
トプリンタ10は、給紙部11、第1搬送部12、第2
搬送部13、余白挿入部14、プリントヘッド15、第
1カッタ16、第2カッタ17、余白集積ボックス1
8、ソータ19、コントローラ20等から構成されてい
る。給紙部11には、幅広の帯状記録紙25をロール状
に巻き取った記録紙ロール25aが配置されている。記
録紙25は、図示しない給紙機構によって記録紙ロール
25aから引き出されて第1搬送部12に供給される。
【0011】第1搬送部12は、第1、第2、第3搬送
ローラ対26,27,28等から構成されている。第1
搬送ローラ対26と第2搬送ローラ対27との間には余
白挿入部14が配置されており、後述する所定長さ以上
の余白となったシート状の記録紙25cを記録紙搬送経
路に供給する。
【0012】各搬送ローラ対26〜28は、キャプスタ
ンローラ26a〜28aとピンチローラ26b〜28b
とからなり、搬送モータ29によって各キャプスタンロ
ーラ26a〜28aが回転駆動される。搬送モータ29
は、ドライバ30を介してコントローラ20に接続され
ており、コントローラ20によって搬送モータ29の回
転が制御される。
【0013】各ピンチローラ26b〜28bは、各キャ
プスタンローラ26a〜28aにそれぞれ圧接する圧接
位置と、各キャプスタンローラ26a〜28aと離間す
る退避位置との間で移動自在とされている。各ピンチロ
ーラ26b〜28bは、図示しないシフト機構によって
圧接位置と退避位置との間で選択的にセットされる。記
録紙25又は記録紙25cを搬送する際には、シフト機
構によって各ピンチローラ26b〜28bが圧接位置に
セットされ、各キャプスタンローラ26a〜28aとの
間に記録紙25又は記録紙25cを挟持する。搬送モー
タ29が回転して各キャプスタンローラ26a〜28a
が回転駆動されると、記録紙25又は記録紙25cは矢
印A方向に搬送される。
【0014】なお、図示しないが、記録紙搬送経路に
は、各記録紙25,25c側辺の一方をガイドする固定
ガイド部材と、各記録紙25,25cの幅寸法に応じて
移動可能とされ他方の側辺をガイドする可動ガイド部材
とが配置されており、余白挿入部14から供給されたシ
−ト状の記録紙25cを搬送する際にもスキュー等が発
生することが無いようにされている。
【0015】第2搬送ローラ対27と第3搬送ローラ対
28との間には、プリントヘッド15が設けられてい
る。プリントヘッド15の記録紙側には、図示しないイ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラッ
ク(K)の各色画像記録用ノズルが並べて設けられてい
る。これらのノズル近傍に形成されたインク流路にはピ
エゾ素子が配置されており、ヘッドドライバ33を介し
てコントローラ20に接続されている。
【0016】コントローラ20内には、余白面積算出部
34と画像記録方向制御部35とが設けられている。余
白面積算出部34は、記録する複数の画像36を横向き
に記録する場合(図3参照)と、縦向きに記録する場合
(図4参照)とで記録紙25の搬送方向(矢印A方向)
に形成される各余白37,39の面積A1 ,A2 を下記
(1)式及び(2)式によってそれぞれ算出する。な
お、記録する画像が無くなった場合に、記録紙幅方向に
少なくとも1つの画像が記録することができる長さ以上
の余白38,40が形成されることもあるが、これらは
面積A1 ,A2 には含まない。
【0017】図3に示すように、各画像36を横向きに
記録する場合の余白37の面積A1は、 A1 =(W−int(W/X)×X)×int(N/int(W/X))×Y ……(1) となる。ここで、式中の「int」は、( )内の計算
結果を整数化する関数を示し、Wは記録紙25の幅寸
法、Xは画像36の周囲に形成される幅tの縁41を含
む画像36の長手寸法、Yは画像36の周囲に形成され
る幅tの縁41を含む画像36の短手寸法、Nは記録す
る1ロットの各画像のうち同一サイズの画像数である。
【0018】一方、図4に示すように、各画像36を縦
向きに記録する場合の余白39の面積A2 は、 A2 =(W−int(W/Y)×Y)×int(N/int(W/Y))×X ……(2) となる。
【0019】図1ないし図2において、画像記録方向制
御部35は、余白面積算出部34によって算出された各
余白37,39の面積A1 ,A2 を比較して、余白面積
が小さくなる画像記録方向に画像36を配置した画像デ
ータを作成する。コントローラ20は、プリントヘッド
15の記録紙幅方向への走査に同期して、各ピエゾ素子
にヘッドドライバ33を介してこの画像データに応じた
駆動信号を与える。これにより、画像データに応じたサ
イズ及び数量のインク液滴が記録紙25に向けて放たれ
インクが付着する。こうして、記録紙25にY,M,
C,Kの各色インク付着による1ライン分の画像が記録
される。
【0020】プリントヘッド15による1ライン分の画
像の記録が完了すると、記録紙25が1ライン分搬送さ
れる。そして、再びプリントヘッド15の走査に同期し
て各ノズルから画像データに応じたサイズ及び数量のイ
ンク液滴が記録紙25に向けて放たれ、次のラインの画
像が記録される。記録紙25の搬送とプリントヘッド1
5の走査及び各ノズルからの各色インクの吐出とが繰り
返されて、記録紙25にフルカラーの画像36が記録さ
れる。
【0021】第3搬送ローラ対28の下流には、記録紙
幅方向に第1カッタ16が配置されている。第1カッタ
16は上刃16aと下刃16bとからなり、ドライバ4
3を介してコントローラ20に接続されている。第1カ
ッタ16に記録紙25が搬送されてくると、図示しない
検出センサが記録紙25に記録されている各画像36の
側縁36aを検出する(図3及び図4参照)。各画像3
6の側縁36aから幅tだけ離れた切断位置CL1 が第
1カッタ16の切断位置に達すると、コントローラ20
がドライバ43を介して第1カッタ16を駆動させ記録
紙25を短冊状に切断する。なお、各画像36間の所定
位置に位置検出用のマークを記録しておき、このマーク
を検出することによって各画像36の端部36aの位置
を特定するようにしてもよい。
【0022】第2搬送部13は、第4、第5、第6、第
7搬送ローラ対44,45,46,47、第2カッタ1
7等から構成されている。各搬送ローラ対44〜47
は、キャプスタンローラ44a,45a,46a,47
aとピンチローラ44b,45b,46b,47bとか
らなり、搬送モータ48によってキャプスタンローラ4
4aが、搬送モータ49によって各キャプスタンローラ
45a〜47aが回転駆動される。各搬送モータ48,
49は、各ドライバ50,51を介してコントローラ2
0に接続されており、コントローラ20によって各搬送
モータ48,49の回転が制御される。
【0023】各ピンチローラ44b〜47bは、各キャ
プスタンローラ44a〜47aにそれぞれ圧接する圧接
位置と、各キャプスタンローラ44a〜47aと離間す
る退避位置との間で移動自在とされている。ピンチロー
ラ44b及びピンチローラ45b〜47bは、図示しな
いシフト機構によって、それぞれ圧接位置と退避位置と
の間で選択的にセットされる。
【0024】短冊状に切断された記録紙25aを搬送す
る際には、まずシフト機構によってピンチローラ44b
が圧接位置にセットされ、キャプスタンローラ44aと
の間に記録紙25aを挟持する。搬送モータ48が回転
してキャプスタンローラ44aが回転駆動されると、第
1カッタ16で切断された短冊状の記録紙25aが第2
搬送部13に移動される(図1参照)。そして、ピンチ
ローラ44bが退避位置に、ピンチローラ45b〜47
bが圧接位置にセットされた後、搬送モータ49が回転
して各キャプスタンローラ45a〜47aを回転駆動
し、記録紙25aを矢印B方向(帯状記録紙の幅方向)
に搬送する。
【0025】第2カッタ17は、第1カッタ16と同様
に上刃17aと下刃17bとからなり、矢印A方向(帯
状記録紙の長手方向)に配置されている。第2カッタ1
7は、ドライバ55を介してコントローラ20に接続さ
れ、コントローラ20はドライバ55を介して第2カッ
タ17の動作を制御する。第2カッタ17に記録紙25
aが搬送されてくると、図示しない検出センサが各画像
36の側縁36bを検出する。なお、第1カッタ16と
同様に各画像36間の所定位置に位置検出用のマークを
記録しておき、このマークを検出することによって各画
像36の端部36bの位置を特定するようにしてもよ
い。
【0026】各画像36の側縁36bから幅tだけ離れ
た切断位置CL2 が第2カッタ17の切断位置に達する
と、コントローラ20がドライバ55を介して第2カッ
タ17を動作させて記録紙25aを切断する。これによ
り、各画像毎に記録紙25aが切り離されて各画像36
の周囲に幅tの縁41が形成されているプリント56が
得られる。切り落とされた余白37a〜37n又は余白
39a〜39nは、第2カッタ17の下方に配置された
屑受け57に収納される。
【0027】第7搬送ローラ対47の下流には、実線で
示す排紙位置と2点鎖線で示す集積位置との間で回動す
る搬送路切り換え板60が配置されている。搬送路切り
換え板60は、プリント56が搬送される場合には排紙
位置に回動する。プリント56は、排紙ローラ対61に
挟持されて移動しソータ19に向かって排出される。
【0028】また、余白38又は余白40であったシー
ト状の記録紙25cが搬送される場合には、搬送路切り
換え板60が集積位置に回動する。これにより、記録紙
25cが搬送路切り換え板60の下方に配置された余白
集積ボックス18に向かってガイドされて集積される。
【0029】次に、上記構成の作用について説明する。
インクジェットプリンタ10には、パーソナルコンピュ
ータやビデオプレーヤ、あるいは画像データを記録した
メモリカード等の記録メディアから画像データが入力さ
れる。図示しないプリント開始ボタンが操作されると、
給紙機構によって記録紙ロール25aから記録紙25が
引き出されて第1搬送部12に供給される。
【0030】図1に示すように、記録紙25は各搬送ロ
ーラ対26〜28に適宜挟持され、矢印A方向に搬送さ
れる。記録紙25の先端から幅tだけ離れた記録開始位
置がプリントヘッド15の記録位置に達すると、記録紙
25の搬送が一旦停止する。余白面積算出部34は、記
録する複数の画像36を横向きに記録する場合(図3参
照)及び縦向きに記録する場合(図4参照)の余白3
7,39の面積A1 ,A 2 をそれぞれ算出する。本実施
形態では、図4に示すように各画像36を縦向きに記録
すると記録紙搬送方向に形成される余白の面積が小さく
なるので、画像記録方向制御部35は各画像36を縦向
きに配置した画像データを作成する。
【0031】コントローラ20は、プリントヘッド15
の記録紙幅方向への走査に同期して、各ピエゾ素子にヘ
ッドドライバ33を介してこの画像データに応じた駆動
信号を与えて記録紙25に1ライン分の画像を記録す
る。1ライン分の画像の記録が完了すると、記録紙25
が1ライン分搬送される。そして、再びプリントヘッド
15の記録紙幅方向への走査に同期して、次のラインの
画像が記録される。こうして、記録紙25の搬送とプリ
ントヘッド15による画像の記録とが繰り返されてフル
カラーの各画像36を記録する。
【0032】第1カッタ16の切断位置に記録紙25の
切断位置CL1 が達すると、コントローラ20がドライ
バ43を介して第1カッタ16を駆動させ記録紙25を
短冊状に切断する。短冊状に切断された記録紙25a
は、第4搬送ローラ対44により第2搬送部に移動され
る。そして、図2に示すように、第5〜第7搬送ローラ
対45〜47に適宜挟持され、矢印B方向に搬送され
る。
【0033】第2カッタ17の切断位置に記録紙25a
の切断位置CL2 が達すると、コントローラ20がドラ
イバ55を介して第2カッタ17を動作させて記録紙2
5aを切断する。これにより、各画像毎に記録紙25a
が切り離されて、画像36の周囲に幅tの縁41が形成
されたプリント56となる。プリント56は、排紙ロー
ラ対61によってソータ19に排出される。
【0034】また、余白40であったシート状の記録紙
25cが搬送される場合には、搬送路切り換え板60が
集積位置に回動し、記録紙25cを余白集積ボックス1
8に向かってガイドして集積する。
【0035】なお、上記実施形態では、縁有りのプリン
トを作成する例について説明したが、図5ないし図6に
示すように、縁無しのプリントを作成する場合にも前記
と同様にして各余白65,67の面積A3 ,A4 を算出
し、余白面積が小さくなる向きに各画像36を配置して
記録する。この場合には、記録紙25の切断位置が各画
像36の側縁36a,36bとなるので、各画像間に適
当な幅Tの切断代69を設ける。
【0036】上記実施形態では、記録する画像が同一の
プリントサイズであったが、異なるプリントサイズの画
像が混在していてもよい。この場合には、同一のプリン
トサイズ毎に画像をまとめ、各プリントサイズ毎に記録
紙搬送方向に形成される余白の面積を算出して画像記録
方向を決定する。
【0037】上記実施形態では、1種類の幅の記録紙の
みを用いているが、画像の主要なプリントサイズ、例え
ば「Lサイズ」、「Kgサイズ」等の画像を記録する際
には記録紙搬送方向に余白が形成されないような幅の記
録紙をそれぞれ用いるようにしてもよい。この場合に
は、図7に示すように、給紙部70に2種類以上の幅寸
法が異なる記録紙71,72をロール状に巻き取った記
録紙ロール71a,72を配置し、記録する画像のプリ
ントサイズに応じて適宜の記録紙が選択的に第1搬送部
12に供給されるようにする。
【0038】上記実施形態では、画像記録用ノズルを並
べたプリントヘッドを記録媒体の幅方向に走査して画像
を記録するシリアルプリントタイプのインクジェットプ
リンタについて説明しているが、画像記録用ノズルを記
録媒体の幅方向にライン状に並べたプリントヘッドを用
いたラインプリントタイプのインクジェットプリンタで
もよい。また、上記実施形態では、インクジェットプリ
ンタを用いているが、本発明はこれに限られず、感熱プ
リンタ、熱転写プリンタ、レーザープリンタ等にも適用
できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像形成装置及
び画像形成方法並びに記録媒体によれば、複数の画像を
縦方向に記録する場合と横方向に記録する場合とで記録
媒体の長手方向に形成される余白の面積をそれぞれ算出
する余白面積算出手段と、この余白面積算出手段によっ
て算出された余白の面積が小さくなる方向に各画像を配
置して記録する画像記録方向制御手段とを備えているの
で、画像記録の際に記録媒体の長手方向に形成される余
白を小さくするから記録媒体のロスを低減することがで
きる。また、記録媒体の幅方向に形成され、少なくとも
1つの画像を記録可能な所定長さ以上の余白を集積する
余白集積手段を備えるとともに、この余白を画像記録前
の記録媒体を搬送する記録媒体搬送経路に供給する余白
挿入口を備えているので、切断された記録媒体の再利用
が可能となり記録媒体のロスを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したインクジェットプリンタを側
面から見た概略図である。
【図2】図1に示すインクジェットプリンタを正面から
見た概略図である。
【図3】縁有りのプリントを作成する際に各画像を横向
きに配置して記録紙に記録する状態を示す平面図であ
る。
【図4】縁有りのプリントを作成する際に各画像を縦向
きに配置して記録紙に記録する状態を示す平面図であ
る。
【図5】縁無しのプリントを作成する際に各画像を横向
きに配置して記録紙に記録する状態を示す平面図であ
る。
【図6】縁無しのプリントを作成する際に各画像を縦向
きに配置して記録紙に記録する状態を示す平面図であ
る。
【図7】第2実施形態のインクジェットプリンタを側面
から見た概略図である。
【符号の説明】
10 インクジェットプリンタ 12 第1搬送部 13 第2搬送部 14 余白挿入部 16 第1カッタ 17 第2カッタ 18 余白集積ボックス 25 記録紙 34 余白面積算出部 35 画像記録方向制御部 36 画像 37,38,39,40 余白 41 縁 56 プリント 60 搬送路切り換え板 CL1 ,CL2 記録紙切断位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に搬送される帯状の記録媒体に
    複数の画像を並べて記録し、画像記録後に各画像毎に記
    録媒体を切断して画像プリントを作成する画像形成装置
    において、 前記複数の画像を縦向きに記録する場合と横向きに記録
    する場合とで記録媒体の長手方向に形成される余白の面
    積をそれぞれ算出する余白面積算出手段と、 この余白面積算出手段によって算出された余白の面積が
    小さくなる方向に各画像を配置して記録する画像記録方
    向制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記余白面積算出手段は、前記複数の画
    像の中に異なるプリントサイズの画像が混在している際
    には各画像を同一プリントサイズ毎にまとめ、各プリン
    トサイズ毎に画像を縦向きに記録する場合と横向きに記
    録する場合とで記録媒体の長手方向に形成される余白の
    面積をそれぞれ算出することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体の幅方向に形成され、少な
    くとも1つの画像を記録可能な所定長さ以上の余白を集
    積する余白集積手段を備えたことを特徴とする請求項1
    又は2いずれか記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体の幅方向に形成された所定長さ
    以上の前記余白を、画像記録前の記録媒体を搬送する記
    録媒体搬送経路に供給する余白挿入口を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの幅寸法が異なる帯状の
    記録媒体がセット可能であり、前記複数の画像を記録す
    る場合に記録媒体の長手方向に形成される余白の面積が
    小さくなる方の記録媒体を選択的に供給する記録媒体供
    給手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いず
    れか1つ記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 長手方向に搬送される帯状の記録媒体に
    複数の画像を並べて記録し、画像記録後に各画像の周囲
    に形成されている記録媒体の長手方向又は幅方向の余白
    を切り落として各画像毎の画像プリントを作成する画像
    形成方法において、 前記複数の画像を縦方向に記録する場合と横方向に記録
    する場合とで記録媒体の長手方向に形成される余白の面
    積をそれぞれ算出し、記録媒体の長手方向に形成される
    余白の面積が小さくなる方向に各画像を配置して記録す
    ることを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 複数の画像が並べて記録される帯状の記
    録媒体において、 特定サイズの画像が記録される場合に、その長手方向に
    余白が形成されることがない幅とされていることを特徴
    とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009080791A (ja) * 2007-09-03 2009-04-16 Seiko Epson Corp 印刷方法、印刷装置、及び、印刷物製造方法
JP2013506612A (ja) * 2009-10-06 2013-02-28 ケルン エージー 巻取紙を裁断するための装置

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