JP4736457B2 - テープカセット - Google Patents

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Description

本発明はテープカセットに関し、詳細には、リサイクル可能な印字テープを備えたテープカセットに関する。
従来、テーププリンタ等のテープカセットに収納される印字テープは、印字される印字面を有するテープ基材と、該テープ基材の一面に塗工される粘着剤と、該粘着剤を介して、前記テープ基材の一面に剥離可能に接着される剥離シートとから構成され、筐体であるテープカセットの内部に収納されている。そして、このような印字テープは、テープカセット内から引き出されると、テープ基材側の面にインクリボンが重ねられ、テーププリンタのサーマルヘッドやプラテン等の印字機構によって、テープ基材に印字がなされる。その後、印字済みの印字テープは所望の長さでカットされ、短冊状の印字ラベルとして、例えば、紙製のファイルやノート等の文具類に貼付されて使用に供される。
しかし、このような印字テープのテープ基材の材質は、一般的に防水性等を備えた樹脂フィルムが使われることが多く、印字テープのリサイクルができない。一方、剥離シートの材質は、樹脂フィルムの他に、例えば、樹脂フィルムがラミネートされた紙等が使われることがあるが、紙でありながら再生紙としてリサイクルできないため、剥離シートを廃棄する場合は分別しなければならなかった。また、テープ基材の一面に塗工される粘着剤は、一般的に、水にもアルカリにも溶けないものが多いため、そのような粘着剤を使用した印字テープはリサイクルできなかった。そのため、印字テープが貼付された紙ファイル等を廃棄する場合、その紙ファイルから印字ラベルをわざわざ剥がしてから廃棄しなければならず、非常に面倒であった。そこで、最近では、リサイクル関連の様々な印字テープが検討され、例えば、再生紙としてリサイクル可能な紙基材を剥離基材に使用し、かつ、紙基材の少なくとも片面に、剥離剤の紙基材への浸透を防ぐ目止め層と、剥離剤からなる剥離層とを順次設け、その目止め層をフェノール系、エポキシ系、アクリル系の何れかの樹脂を使用することにより、リサイクルが可能となった剥離基材(剥離シート)等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−27837号公報
しかしながら、特許文献1に記載の剥離基材(剥離シート)では、剥離基材(剥離シート)のみがリサイクル可能であり、耐溶剤性を有する粘着剤層が塗布されたラベル(テープ基材)についてはリサイクルすることができなかった。よって、印字テープ全体では廃棄できないため、印字テープの廃棄時には、リサイクル可能な剥離基材とその他できないもの(ラベルおよび粘着剤層)とで分別しなければならなかった。そこで、例えば、剥離基材(剥離シート)のみならず、ラベル(テープ基材)にリサイクル可能な紙を使用する方法が考えられる。しかし、紙のラベルは樹脂フィルムのラベル(テープ基材)よりもコシが強い(弾力性があって折れにくい)。そのため、テープカセット内の幾重にも曲がったテープ搬送経路を印字テープが走行するだけで、ラベル(テープ基材)と剥離基材(剥離シート)との間に微妙な隙間(所謂、「浮き」)を生じることがあった。さらに、粘着剤層と剥離基材(剥離シート)との接着が弱いと、印字テープの複数箇所で「浮き」を生じるため、印字がかすれたり、テープカセット内の搬送経路中でテープ詰まりを起こすこともあった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、リサイクル可能な印字テープを備えたテープカセットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係るテープカセットでは、長尺状の基材と、該基材の一面に塗布された粘着剤と、当該粘着剤を介して、前記基材の前記一面に剥離可能に接着された剥離シートとからなる印字テープを収納するテープカセットであって、前記基材は、紙を材質とし、前記粘着剤は、アルカリ可溶型および水溶性型の少なくとも何れかであって、前記基材の幅方向両端部において印字領域とは別の非印字領域には、前記印字テープがリサイクル可能であることを示す文字、図形又は記号がそれぞれ表示され、前記基材の幅方向一端部と他端部とにそれぞれ表示される前記文字、前記図形又は前記記号の表示位置は、前記一端部と前記他端部とで互いに前記基材の長手方向にずれていることを特徴とする。
請求項1に係るテープカセットでは、前記基材の材質を紙としているので、基材のリサイクルが可能である。さらに、粘着剤も、アルカリ可溶型および水溶性型のうち少なくとも何れかであるので、紙の再生工程によって除去することができる。よって、例えば、剥離シートを基材から剥がし、ラベルとして紙ファイル等の被貼着物に貼着した場合、印字テープをわざわざ剥がさなくても、被貼着物に付けた状態でそのまま廃棄することができる。これにより、被貼着物からラベルとしての印字テープを剥がすなどの分別の手間を省略できる。また、印字テープの基材には、その印字テープがリサイクル可能であることを示す文字、図形又は記号が表示されているので、使用者が印字テープの文字、図形又は記号を見ただけで、その印字テープがリサイクル可能であることをすぐに認知できる。また、それら文字、図形又は記号は、基材の幅方向両端部にそれぞれ表示されているので、基材の幅方向中央部にかからず、幅方向中央部に印字された文字等と重複するのを防止できる。また、リサイクル可能であることを示す文字、図形又は記号は、基材の印字領域とは別の非印字領域に表示されている。これにより、印字領域に印字された文字等と、非印字領域に表示され、リサイクル可能であることを示す文字等とが重複するのを防止できる。また、基材の幅方向一端部と他端部とにそれぞれ表示される文字、図形又は記号の表示位置は、一端部と他端部とで互いに基材の長手方向にずれている。これにより、例えば、印字テープが、自身の幅方向に沿って切断され、その切断端において、基材の幅方向一端部に表示された文字、図形又は記号が切断された場合でも、その一端部とは反対の他端部では、その一端部で切断された文字、図形又は記号と同じ文字、図形又は記号は切断されない。これにより、印字テープが所望の長さに切断されても、基材の幅方向一端部に表示された文字、図形又は記号と、他端部に表示された文字、図形又は記号とを併せて認識することによって、その印字テープの非印字領域に表示された文字、図形又は記号の意味を理解することができる。
以下、本発明の一実施形態であるテープカセット1について、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のテープカセット1の斜視図であり、図2は、上ケース3を取り外した下ケース2の平面図であり、図3は、印字テープ30の部分断面斜視図であり、図4は、剥離力測定方法を示す説明図であり、図5は、印字確認試験(1)の結果を示す表であり、図6は、印字確認試験(2)の結果を示す表であり、図7は、印字テープ30の平面図(テープ基材32側から見た場合)である。また、図1において、右下側をテープカセット1の前側とし、左上側をテープカセット1の後側とする。
なお、本実施形態であるテープカセット1は、テーププリンタ(図示外)に着脱可能に装着されるものであり、図2に示すように、リサイクル可能な印字テープ30を収納するものである。そして、印字テープ30は、可燃物である被貼着物とともにそのまま廃棄することができ、リサイクル可能である点に特徴を有するものである。
はじめに、テープカセット1の概略構成について説明する。図1に示すテープカセット1は、テーププリンタ(図示外)に着脱可能に装着され、下ケース2と、該下ケース2の上側に固定される上ケース3とを筐体に備える。
図1に示すように、テープカセット1の上ケース3には、印字テープ30の剥離紙35(図3参照)側を外側に向けて巻回したテープスプール18(図2参照)を回動可能に支持する支持孔4と、テーププリンタのサーマルヘッド(図示外)によって、印字テープ30のテープ基材32(図3参照)上に文字、記号および図形等を印字する際、リボンスプール20(図2参照)からインクリボン19を引き出し、さらに、使用済みのインクリボン19を巻き取るリボン巻取スプール21(図2参照)を支持する支持孔5とが形成されている。なお、図2に示すように、下ケース2についても同様に、図1に示す上ケース3の各支持孔4,5に対向して連続する支持孔4a,5aが各々形成されている。
また、図1に示すように、テープカセット1の前側(図1中右下側)の側面には、テープスプール18(図2参照)から引き出された印字テープ30を、リボンスプール20(図2参照)から引き出されたインクリボン19とともに、開口8aから後述するヘッド装着部9に送出させるアーム部8が設けられている。さらに、このアーム部8の開口8aの近傍には、アーム部8と、該アーム部8に対向する壁部9aとに囲まれて形成され、テーププリンタのサーマルヘッド(図示外)や、プラテン(図示外)等が装着されるために開口するヘッド装着部9が設けられている。そして、このヘッド装着部9を形成する壁部9aには、テープカセット1の後方に向かって凹状に湾曲し、上下方向に延設された第1嵌合部10が形成されている。また、ヘッド装着部9の左側(図2中左側)の側壁には、その第1嵌合部10と直交する方向(壁部9aに沿った方向)に凹状に湾曲する第2嵌合部11が形成されている。そして、これら各第1嵌合部10、第2嵌合部11は、テーププリンタのサーマルヘッドを支持するヘッドホルダ(図示外)に形成された2つの各突起部に嵌合されるものである。これにより、ヘッド装着部9に対するサーマルヘッドの装着を、印字テープ30およびインクリボン19に対して干渉することなく確実に行うことができる。
さらに、図1に示すように、印字テープ30およびインクリボン19の走行方向において、ヘッド装着部9の下流側には、上下方向に貫通する支持孔13が設けられ、該支持孔13の内側には、テープ送りローラ12が回転可能に支持されている。このテープ送りローラ12は、該テープ送りローラ12に対向して配置されるテーププリンタの圧接ローラ(図示外)との協働により、テープスプール18(図2参照)から印字テープ30を引き出すものである。また、テープ送りローラ12の近傍であって、印字テープの走行方向の上流側には、上下一対の規制部材14、15が設けられている。これら各規制部材14、15は、サーマルヘッド(図示外)の下流側にて文字等が印字された印字テープ30を幅方向に規制して、テープ排出口24に向かって印字テープ30を案内するものである。また、図2に示すように、これら各規制部材14、15の内側には、ヘッド装着部9を経由して搬送された使用済みのインクリボン19を、印字テープ30から離間させて、リボン巻取スプール21に向かって案内するための案内部25が設けられている。そして、その案内部25に沿って、使用済みのインクリボン19を通過させるための案内孔25aが設けられている。
一方、図1,図2に示すように、テープカセット1の右後縁位置(図1,図2の右上側)には、カセット検出部16が形成されている。このカセット検出部16には、テープカセット1の種類(例えば、各印字テープ30の幅、インクリボン19に塗布されたインクの色等により、テープカセット1の種類が特定される)を検出するために、所定のパターンをもって複数個のスイッチ孔16aが穿設されている。このスイッチ孔16aの形成パターンは、各テープカセット1の種類にしたがって異なるパターンとされている。そして、これら各スイッチ孔16aは、テーププリンタ(図示外)側に配設された複数個の検出スイッチ(図示外)のオン・オフの組合せに基づいて検出されるものである。
次に、テープカセット1の内部構造について説明する。図2に示すように、下ケース2内の後部(図2中上部)左側には、本発明の特徴である印字テープ30を巻回したテープスプール18が、前記支持孔4(図1参照)を介して回動可能に配置されている。また、下ケース2の前部(図2中下部)右側には、インクリボン19を巻回したリボンスプール20が回動可能に配置されている。さらに、テープスプール18とリボンスプール20との挟まれた間には、リボンスプール20からインクリボン19を引き出すとともに、文字等の印字にて使用されたインクリボン19を巻き取るリボン巻取スプール21が、前記支持孔5(図1参照)を介して回動可能に配置されている。なお、図示しないが、リボン巻取スプール21の下部には、クラッチバネが取り付けられている。このクラッチバネは、リボン巻取スプール21が逆転して巻き取ったインクリボン19が緩んでしまうことを防止するものである。
また、案内孔25aを通過して、リボン巻取スプール21に向かって巻き取られる使用済みのインクリボン19と、テープスプール18に巻回して支持された印字テープ30との間には、インクリボン19と印字テープ30とが互いに接触しないように所定の隙間が設けられ、その隙間には分離壁27が起立して設けられている。
次に、本発明の特徴である印字テープ30について説明する。図3に示すように、この印字テープ30は、長尺状のテープ基材32と、該テープ基材32の一面に塗布形成された粘着剤層33と、該粘着剤層33を介して、テープ基材32の前記一面に剥離可能に接着された長尺状の剥離紙35とから構成されている。
テープ基材32について説明する。図3に示すテープ基材32は、チップと古紙を原料にした紙で形成されている。なお、チップとは、木材を細かく砕き、小片にしたものである。そして、この古紙を含有した紙の再生工程は、以下に説明する一般的な紙の再生処理工程である。はじめに、チップを薬品と一緒に煮て木材中の繊維を取り出して木材パルプを作る。一方、古紙を繊維状に分解するとともに、その分解された古紙中に含まれるインクや塵等を除去する除去処理や、該除去処理でインク等が除去された繊維状の古紙を漂白するための漂白処理等を行うことにより、古紙パルプを作る。なお、上記の除去処理では、例えば、温水、苛性ソーダ、脱墨剤などを古紙と一緒に混ぜ、繊維状にすることによって、その紙繊維からインクを分離することができる。そして、木材パルプの分量と古紙パルプの分量とを、テープ基材32に要求される「強度」、「白色度」に応じて調整することにより、テープ基材32の古紙含有率を調整することができる。なお、本実施形態において、テープ基材32の古紙含有率については特に限定されない。こうして、紙を原料とするテープ基材32は、上記再生工程によってリサイクル可能である。
粘着剤層33について説明する。図3に示す粘着剤層33は、水溶性、アルカリ可溶型のうち少なくとも何れかの性質を有する粘着剤で形成されるものである。これは、上記したように、紙の再生工程の除去処理では、温水および苛性ソーダで古紙を処理するため、印字テープ30が再生工程で処理される際に、この除去処理によって粘着剤層33の粘着剤もインクとともに紙繊維から分離させるためである。なお、これら粘着剤の一例としては、水溶性粘着剤としては、商品名「セビアンA−866」(ダイセル化学工業株式会社製)、アルカリ可溶型粘着剤としては、商品名「コーポニールN−2584」(日本合成化学株式会社製)が挙げられる。こうして、各溶剤に溶解される粘着剤から形成される粘着剤層33は、上記再生工程によって紙から容易に分離して除去できるので、テープ基材32に粘着剤層33が塗工された状態で、印字テープ30を廃棄することができる。
剥離紙35について説明する。図3に示す剥離紙35は、リサイクル可能な紙を材質とする剥離基材36と、該剥離基材36の片面(テープ基材32に接着される面)に設けられた剥離層37とが積層して構成されている。この剥離基材36は、リサイクル可能な紙を使用したものであり、例えば、グラシン紙、上質紙、クラフト紙等が挙げられる。一方、剥離層37は、剥離基材36の片面(粘着剤層33に接着される面)に剥離剤が塗工されることによって設けられている。そして、本実施形態で使用される剥離剤はシリコンである。シリコンは、酸又はアルカリによって解重合する材質を有するため、紙の再生工程によって容易に解重合する。なお、上質紙、クラフト紙等のような剥離基材36では、シリコンなどの剥離剤を直接塗工すると、剥離剤が剥離基材36中に浸透してしまうので、例えば、剥離基材36上に目止め剤として、水系樹脂等を塗工してもよい。一方、グラシン紙を用いた剥離基材36であれば、このような目止め剤を設ける必要はないので、直接シリコンを塗工することによって、剥離層37を塗膜形成することができる。また、剥離層37は、剥離基材36の表面に、剥離剤を約1g/m2以下の微量なレベルで塗膜形成するだけである。よって、酸又はアルカリの存在下では変化しない剥離剤が使用されても、紙のリサイクル処理にはほとんど影響を及ぼさないと推測される。こうして、紙を原料とする剥離基材36は、上記再生工程によってリサイクル可能であり、剥離剤から形成される剥離層37は紙の再生工程によって容易に除去することができる。
次に、上記構成からなる印字テープ30の剥離力について説明する。上記説明したように、図3に示す印字テープ30は、紙を材質とするテープ基材32を用いているため、テープ基材にフィルムを用いた一般的な印字テープに比べてコシが強い。さらに、剥離紙35の剥離基材36も紙であるので、印字テープ30全体のコシはより一層強くなる。このような印字テープ30が、図2に示すテープカセット1内の搬送経路に沿って走行すると、テープ基材32のコシと、剥離紙35の剥離基材36のコシとが互いに異なることから、そのコシの強さのズレが粘着剤層33におけるひずみとなって現れる。このとき、粘着剤層33にける粘着力が弱いと、そのひずみに対して、粘着剤層33の接着力が耐えられなくなる。すると、テープ基材32に設けられた粘着剤層33と剥離紙35との間に複数の隙間が生じ、所謂「浮き」が所々に発生する。そして、このような「浮き」が、印字テープ30に生じると、印字テープ30の厚さが不均一となる。さらに、特に「浮き」を生じた部分では、テーププリンタの印字機構(図示外)によって綺麗に印字がなされず、文字等のかすれなどを生じることがある。
そこで、本実施形態の印字テープ30では、粘着剤層33における接着力を、剥離紙35に対するテープ基材32の180度方向剥離力を以下のように規定した。例えば、50mm幅の印字テープ30では、0.18(N)以上とし、24mm幅の印字テープ30では、0.086(N)以上となるように粘着剤層33における接着力を調整した。これにより、粘着剤層33の有する接着力が、テープ基材32と剥離紙35とのコシの違いによって生じるひずみに耐えることができる。よって、テープ基材32に設けられた粘着剤層33と剥離紙35との間に浮きが生じるのを防止できる。なお、印字テープ30における180度方向剥離力の数値限定の根拠は、剥離力の異なる印字テープの印字確認試験(1)によって導き出されるものである。この印字確認試験(1)の結果については、後に詳細に説明する。
次に、上記構成からなる印字テープ30の厚さついて説明する。上記説明したように、図3に示す印字テープ30は、紙を材質とするテープ基材32を用いているため、テープ基材にフィルムを用いた一般的な印字テープに比べてコシが強い。さらに、剥離紙35の剥離基材36も紙であるので、印字テープ30全体のコシはより一層強くなり、より強いコシを有することになる。このような印字テープ30が、図1に示すアーム部8の開口8aからヘッド装着部9に送出され、テーププリンタ(図示外)の印字機構(即ち、サーマルヘッドとプラテンとの間)に向かって供給されると、印字テープ30のテープ基材32が、インクリボン19を介してサーマルヘッドに接触して、サーマルヘッドを過度に押し上げてしまう。すると、印字テープ30のテープ基材32に文字等がうまく熱転写されないため、印字された文字等にかすれを生じることがある。
そこで、本実施形態の印字テープ30では、印字テープ30の厚さ(テープ基材32、粘着剤層33および剥離紙35の積層方向における厚さ)が200μm以下となるように、テープ基材32、粘着剤層33および剥離紙35の各厚さを規定した。これにより、印字テープ30全体のコシを所定のレベルより抑えることができるため、サーマルヘッドを過度に押し上げるのを防止できる。よって、テープ基材32に印字される文字等がかすれたりするのを防止できる。なお、印字テープ30の厚さの数値限定の根拠は、厚さの異なる印字テープの印字確認試験(2)によって導き出されるものである。この印字確認試験(2)の結果については、後に詳細に説明する。
次に、印字確認試験(1)について説明する。この印字確認試験(1)は、印字テープ30の剥離力と印字状態との関係について確認するためのものである。ここで、「印字テープ30の剥離力」とは、テープ基材32の一面に設けられた粘着剤層33に対する剥離紙35の剥離力を意味する。
次に、試験方法について説明する。まず、互いに剥離力の異なる複数の印字テープ30を用意した。ここでは、剥離力のわからない24mm幅の印字テープ30を多数用意し、それぞれの剥離力を測定することにより、0.022(N)から0.667(N)までの範囲の剥離力を有する11本の印字テープ30をサンプル(図5参照)として用意した。なお、これら11本の印字テープ30の剥離力は全て異なっている(図5参照)。さらに、作成された互いに剥離力の異なる複数の印字テープ30を、図1に示すテープカセット1にそれぞれセットし、テーププリンタ(図示外)による印字テープ30の連続印字を行った。そして、そのときの印字テープ30に生じた「浮き」と、テープ基材32に印字された文字等の印字具合とを総合的に評価した。なお、評価方法としては、「浮きは全く発生せず、印字具合も良好」は「◎」、「数カ所に浮きが発生したが、印字具合に影響なし」は「○」、「浮きが多数発生し、印字具合も悪い」は「×」とした。そして、「◎」、「○」を合格とし、「×」を不合格とした。
なお、本実施例で行った印字テープ30の剥離力測定方法は、以下の記載通りである。
・用意したもの・・・幅24mm、長さ160mmにカットされた複数の印字テープ30。なお、印字テープ30の剥離紙35の剥離基材36にはグラシン紙を用いた。
・測定手順・・・図4に示すように、印字テープ30の剥離紙35側を、両面テープ40でステンレス板50に貼着して固定する。次いで、テープ基材32の一端を、300mm/minの引っ張り速さで180度方向剥離を行い、その時の抵抗力を測定した。なお、この抵抗力の測定は、剥離力測定装置(ストログラフM−50:東洋精機製作所株式会社製)を用いて行った。
次に、印字確認試験(1)の結果について説明する。図5に示すように、24mm幅の印字テープ30である11本のサンプルにおいて、180度方向剥離力が0.245〜0.667(N)のサンプルについては、浮きは全く発生せず、印字具合も良好だったため、「◎」であった。また、180度方向剥離力が0.086〜0.163(N)のサンプルについては、数カ所に浮きが発生したが、印字具合に影響が見られなかったため、「○」であった。一方、0.022〜0.048(N)のサンプルについては、浮きが多数発生し、印字具合も悪く、かすれが生じたため、「×」であった。
以上の結果により、24mm幅の印字テープ30の180度方向剥離力を、「○」以上の合格レベルである0.086(N)以上にすることで、コシの強い24mm幅の印字テープ30でも印字具合を良好に保つことができることがわかった。なお、この印字テープ30の180度方向剥離力は、その幅の長さに応じて比例することがわかっている。そこで、図5に示すように、上記結果である24mm幅の印字テープの180度方向剥離力を、50mm幅の印字テープ30での180度方向剥離力に換算した。すると、180度方向剥離力が0.51〜1.39(N)のサンプルについては「◎」、180度方向剥離力が0.18〜0.34(N)のサンプルについては「○」、0.045〜0.1(N)のサンプルについては「×」となった。よって、50mm幅の印字テープ30の場合、180度方向剥離力を「○」以上の合格レベルである0.18(N)以上にすることで、コシの強い50mm幅の印字テープ30でも、印字具合を良好に保つことができる。なお、本実施例では、24mm幅の印字テープ30についてのみ検討を行ったが、印字テープ30の幅の長さに比例して換算することにより、種々の幅(12mm。18mm等)を有する印字テープ30の180度方向剥離力と、印字具合との関係を得ることができる。
次に、印字確認試験(2)について説明する。この印字確認試験(2)は、印字テープ30の厚さと印字状態との関係について確認するためのものである。ここで、「印字テープ30の厚さ」とは、テープ基材32、粘着剤層33および剥離紙35の積層方向における厚さをいうものとする。
次に、試験方法について説明する。まず、互いに厚さの異なる複数の印字テープ30を用意した。次いで、用意された印字テープ30を18mm幅にカットし、それぞれの厚さを測定した。そして、110〜240μmまでの厚さをそれぞれ有する印字テープ30のサンプル8本(図6参照)を用意した。なお、これら8本の印字テープ30の厚さは全て異なっている(図6参照)。また、これら8本の印字テープ30の180方向剥離力は全て同じになるように調整した。次いで、互いに厚さの異なる8本の印字テープ30のサンプルを、テープカセット1にそれぞれセットし、テーププリンタ(図示外)による印字テープ30の連続印字を行った。なお、このときに使用されたテーププリンタ(図示外)の印字機構の条件は、ヘッド印字密度が360dpi、プラテン圧3.5〜4.3kgfとした。そして、そのときの印字テープ30に生じた「浮き」と、テープ基材32に印字された文字等の印字具合とを総合的に評価した。なお、評価方法としては、「浮きは全く発生せず、印字具合も良好」は「◎」、「数カ所に浮きが発生したが、印字具合に影響なし」は「○」、「浮きが多数発生し、印字具合も悪い」は「×」とした。そして、「◎」、「○」を合格とし、「×」を不合格とした。
次に、印字確認試験(2)の結果について説明する。図6に示すように、印字テープ30の8本のサンプルにおいて、厚さが110〜140μmのサンプルについては、浮きは全く発生せず、印字具合も良好だったため、「◎」であった。また、厚さが160〜200μmのサンプルについては、数カ所に浮きが発生したが、印字具合に影響が見られなかったため、「○」であった。一方、厚さが210、240μmのサンプルについては、浮きが多数発生し、印字具合も悪く、かすれが生じたため、「×」であった。
以上の結果により、印字テープ30の厚さを、「○」以上の合格レベルである200μm以下にすることで、印字テープ30のコシ(弾力)をサーマルヘッドを過度に押し上げない程度まで抑えることができる。これにより、コシの強い印字テープ30でも、厚さを200μm以下に調整することで、印字テープ30の印字具合を良好に保つことができる。なお、テープ基材32および剥離紙35は何れも紙を材質としたコシの強いシートであるので、何れの厚さを調整したとしても印字具合には影響しない。よって、印字テープ30の厚さの調整は、テープ基材32の厚さ、剥離紙35の厚さ、若しくは双方の厚さを調整して、印字テープ30の総厚を調整すればよいのである。
次に、印字テープ30に表示されるリサイクル可能であることを表示する文字等について説明する。図7に示すように、印字テープ30のテープ基材32の印字面には、テーププリンタ(図示外)の印字機構(サーマルヘッド、プラテン等)によって、文字、図形および記号が印字される。そして、このテープ基材32の印字面には、テープ基材32の幅方向中央部であって、テープ基材32の長さ方向に沿って設けられた印字領域と、当該印字領域を幅方向の両側から挟み込むようにして設けられ、テープ基材32の幅方向両側部分に設けられた一対の非印字領域とに区分けされている。
さらに、図7に示すように、テーププリンタの印字機構によって印字されるテープ基材32の印字領域には、例えば、「○○△△××」のような文字等が印字される。一方、印字機構によって印字されない非印字領域には、この印字テープ30がリサイクル可能であることを使用者に知らしめるための文字、図形および記号が表示される。これにより、使用者は、この印字テープ30の非印字領域に表示された文字等を見ただけで、この印字テープ30がリサイクル可能であることをすぐに認知することができる。なお、リサイクル可能であることを知らしめるの文字、図形および記号とは、例えば、「このラベルは貼ったまま捨てられます。」のような文字(図7参照)や、エコマークのような図形等が挙げられる。なお、この非印字領域に表示される文字等は、印刷に限らず、刻印、若しくは貼付のようなものでも変更可能である。このように、リサイクル可能であることを使用者に知らしめるための文字、図形および記号が、印字領域とは別の非印字領域に表示されていることから、印字領域に印字される文字等と重複することがない。
次に、一対の非印字領域に表示される文字等の各表示位置について説明する。図7に示すように、テープ基材32の印字面において、テープ基材32の幅方向一端部(以下、上端部とする)と、該一端部とは反対の他端部(以下、下端部とする)とにそれぞれ表示されている文字等の表示位置は、上端部側と下端部側とで互いにテープ基材32の長さ方向にずれている。例えば、図7に示すように、テープ基材32の一対の非印字領域には、「このラベルは貼ったまま捨てられます。」の文字がそれぞれ表示されている。そして、「この〜」で始まる文の開始位置は、テープ基材32の上端部側の非印字領域と、下端部側の非印字領域とで、テープ基材32の長さ方向でずれている。
次に、テープ基材32の上端部側の非印字領域と、下端部側の非印字領域とで、文の開始位置をずらしたことによる効果について説明する。例えば、印字テープ30が、図7に示すA−A線とB−B線とで所望の長さで切断された場合、印字テープ30の上端部側の非印字領域に表示された「このラベルは〜」の文頭部分が切断されてしまっている。そのため、上端部側の非印字領域に表示された文字を見ただけでは、文字が有する本来の意味が不明確になってしまい、この印字テープ30がリサイクル可能であることを使用者に十分に示せない。しかし、もう一方の下端部側の非印字領域には、「このラベルは〜」の文頭部分が切断されずに残っているため、上端部側の非印字領域に表示されている文字等と、下端部側に表示されている文字等とを併せて認識することにより、一対の非印字領域に表示されている文字等の意味を確実に使用者に知らしめることができる。この効果は、例えば、エコマークなどの図形にも同じ効果が期待できる。
以上説明したように、本実施形態であるテープカセット1は、リサイクル可能な印字テープ30を備えるものである。この印字テープ30は、紙を材質とするテープ基材32と、水やアルカリなどの溶液に溶解する粘着剤層33と、紙を材質とする剥離基材36を有する剥離紙35とから構成されている。これにより、印字テープ30全体でリサイクル可能である。例えば、ファイル等の被貼着物に印字テープ30を貼付したまま廃棄することが可能であり、分別の手間を省くことができる。また、テープ基材32と剥離紙35とがともに紙を材質としているので、印字テープ30全体のコシが強い。そのため、テープ基材32の片面に設けられた粘着剤層33と剥離紙35との間に「浮き」が発生する恐れがある。しかし、この印字テープ30における180度方向剥離力を規定することにより、「浮き」の発生を抑えることができるので、テープ基材32に印字される印字具合を良好に保つことができる。また、印字テープ30の厚さを200μm以下に規定することで、印字テープ30全体のコシを所定レベルよりも抑えることができるため、サーマルヘッドを過度に押し上げて印字具合が悪化するのを防止できる。
さらに、テープ基材32の幅方向両側部分にそれぞれ設けられた一対の非印字領域には、この印字テープ30がリサイクル可能であることを使用者に知らしめるための文字、図形および記号が表示される。そして、テープ基材32の幅方向一端部と、該一端部とは反対の他端部とにそれぞれ表示されている文字等の表示位置は、一端部側と他端部側とで互いにテープ基材32の長さ方向にずれている。これにより、印字テープ30が、自身の幅方向に沿って所望の長さで切断された場合、一端部側の非印字領域に表示されている文字等と、他端部側に表示されている文字等とを併せて認識することにより、一対の非印字領域に表示されている文字等の意味を確実に使用者に知らしめることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、印字テープ30の180度方向剥離力は24mm幅で検討したが、この他にも12mm、18mm幅の印字テープ30を用いた場合は、24mm幅の上記結果の数値から換算することにより導き出せばよい。
また、テープ基材32には、古紙が含有されているが、剥離紙35の剥離基材36に古紙を含有してもよい。
本実施形態のテープカセット1の斜視図である。 上ケース3を取り外した下ケース2の平面図である。 印字テープ30の部分断面斜視図である。 剥離力測定方法を示す説明図である。 印字確認試験(1)の結果を示す表である。 印字確認試験(2)の結果を示す表である。 印字テープ30の平面図(テープ基材32側から見た場合)である。
1 テープカセット
30 印字テープ
32 テープ基材
33 粘着剤層
35 剥離紙
36 剥離基材
37 剥離層

Claims (1)

  1. 長尺状の基材と、該基材の一面に塗布された粘着剤と、当該粘着剤を介して、前記基材の前記一面に剥離可能に接着された剥離シートとからなる印字テープを収納するテープカセットであって、
    前記基材は、紙を材質とし、
    前記粘着剤は、アルカリ可溶型および水溶性型の少なくとも何れかであって、
    前記基材の幅方向両端部において印字領域とは別の非印字領域には、前記印字テープがリサイクル可能であることを示す文字、図形又は記号がそれぞれ表示され、
    前記基材の幅方向一端部と他端部とにそれぞれ表示される前記文字、前記図形又は前記記号の表示位置は、前記一端部と前記他端部とで互いに前記基材の長手方向にずれていることを特徴とするテープカセット。
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