JPH07334089A - ラベル作成用媒体 - Google Patents
ラベル作成用媒体Info
- Publication number
- JPH07334089A JPH07334089A JP15278294A JP15278294A JPH07334089A JP H07334089 A JPH07334089 A JP H07334089A JP 15278294 A JP15278294 A JP 15278294A JP 15278294 A JP15278294 A JP 15278294A JP H07334089 A JPH07334089 A JP H07334089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- label
- adhesive layer
- producing medium
- label producing
- Prior art date
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な物品に確実かつ安定的に貼り付けるこ
とができるとともに、必要であればその後引き剥がすこ
とができる程度の強度で貼り付けを行なうことも可能な
実用性の高いラベル作成用媒体を提供するものである。 【構成】 その表面に画像の形成がなされる基材2と、
この基材2の裏面に設けられた接着剤層3とからなるラ
ベル作成用媒体であって、接着剤層3は更に常温では実
質的に接着性を有さない接着剤からなる第1の接着剤層
5と、常温で接着性を有する接着剤からなる第2の接着
剤層6とが基材2の裏面側からこの順序で積層された構
成となっている。
とができるとともに、必要であればその後引き剥がすこ
とができる程度の強度で貼り付けを行なうことも可能な
実用性の高いラベル作成用媒体を提供するものである。 【構成】 その表面に画像の形成がなされる基材2と、
この基材2の裏面に設けられた接着剤層3とからなるラ
ベル作成用媒体であって、接着剤層3は更に常温では実
質的に接着性を有さない接着剤からなる第1の接着剤層
5と、常温で接着性を有する接着剤からなる第2の接着
剤層6とが基材2の裏面側からこの順序で積層された構
成となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベル作成用媒体に関
し、特に作成したラベルを様々な物品に安定的にかつ確
実に貼り付けることができるラベル作成用媒体に関す
る。
し、特に作成したラベルを様々な物品に安定的にかつ確
実に貼り付けることができるラベル作成用媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラベル作成用プリンタ等によ
り所望の画情報を印画したラベルをファイルの背表紙や
オーディオ(ビデオ)カセットに貼り付けてインデック
スとして使用したり、自分の名前を印字したラベルを持
ち物に貼り付けてたりして使用することが行なわれてお
り、近年、更に多様な物品に対してラベルの貼り付けを
行ないたいという要望が高まっている。
り所望の画情報を印画したラベルをファイルの背表紙や
オーディオ(ビデオ)カセットに貼り付けてインデック
スとして使用したり、自分の名前を印字したラベルを持
ち物に貼り付けてたりして使用することが行なわれてお
り、近年、更に多様な物品に対してラベルの貼り付けを
行ないたいという要望が高まっている。
【0003】このようなラベルの作成に用いるラベル作
成用媒体11は、図5に示したように紙あるいはプラス
チック樹脂からなる基材12の印画がなされる面とは反
対側の面に接着剤からなる接着剤層13を設けた構成と
なっており、作成されたラベルはこの接着剤により物品
に貼り付けられて使用される。
成用媒体11は、図5に示したように紙あるいはプラス
チック樹脂からなる基材12の印画がなされる面とは反
対側の面に接着剤からなる接着剤層13を設けた構成と
なっており、作成されたラベルはこの接着剤により物品
に貼り付けられて使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラベル作成用媒体は比較的平滑な面を持つ物
品に対して貼り付けることしか考慮されていなかったの
で、接着剤層13を構成する接着剤としては通常の粘着
テープやシールに使用されているものが用いられてい
た。
うな従来のラベル作成用媒体は比較的平滑な面を持つ物
品に対して貼り付けることしか考慮されていなかったの
で、接着剤層13を構成する接着剤としては通常の粘着
テープやシールに使用されているものが用いられてい
た。
【0005】この接着剤は、常温で接着性を有するので
作成したラベルを簡単に貼り付けられるというメリット
はあるものの、接着強度がそれほど大きくないので表面
の平滑性が低い物品や曲率の大きな曲面を持つ物品には
安定的に貼り付けることができず、また一時的に貼り付
けることができたとしてもすぐに剥がれてしまうことに
なり、多様な物品に対してラベルの貼り付けを行ないた
いという要望には対応できていないのが実情であった。
作成したラベルを簡単に貼り付けられるというメリット
はあるものの、接着強度がそれほど大きくないので表面
の平滑性が低い物品や曲率の大きな曲面を持つ物品には
安定的に貼り付けることができず、また一時的に貼り付
けることができたとしてもすぐに剥がれてしまうことに
なり、多様な物品に対してラベルの貼り付けを行ないた
いという要望には対応できていないのが実情であった。
【0006】また、布地に対して安定的に貼り付けるこ
とも難しく、洗濯等を行なった場合には簡単に剥がれて
しまうという問題もあった。
とも難しく、洗濯等を行なった場合には簡単に剥がれて
しまうという問題もあった。
【0007】このような問題を解決するものとして、接
着剤そのものを接着強度の高いものにすることが考えら
れるが、このようなラベルでは高い接着強度が望まれる
一方でファイルやオーディオカセットのインデックスの
ように一度貼り付けたラベルを剥がして別のものに貼り
替えるというようなことも行なわれるので、あまり強固
に接着して剥がせなくなってしまうと逆に困ってしまう
という場合もあり、単に接着剤の接着強度を上げるとい
うだけでは根本的な解決にはなり得なかった。
着剤そのものを接着強度の高いものにすることが考えら
れるが、このようなラベルでは高い接着強度が望まれる
一方でファイルやオーディオカセットのインデックスの
ように一度貼り付けたラベルを剥がして別のものに貼り
替えるというようなことも行なわれるので、あまり強固
に接着して剥がせなくなってしまうと逆に困ってしまう
という場合もあり、単に接着剤の接着強度を上げるとい
うだけでは根本的な解決にはなり得なかった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、本発明の目的は様々な物品に確実かつ安
定的に貼り付けることができるとともに、必要であれば
その後引き剥がすことができる程度の強度で貼り付けを
行なうことも可能な実用性の高いラベル作成用媒体を提
供することにある。
たものであり、本発明の目的は様々な物品に確実かつ安
定的に貼り付けることができるとともに、必要であれば
その後引き剥がすことができる程度の強度で貼り付けを
行なうことも可能な実用性の高いラベル作成用媒体を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のラベル作成用媒体は、
画像の記録がなされる基材と、該基材の前記記録がなさ
れる面とは反対側の面に設けられた接着剤層とを持つラ
ベル作成用媒体であって、前記接着剤層が、常温にて実
質的に接着性を有さない接着剤からなる第1の接着剤層
と、常温にて接着性を有する接着剤からなる第2の接着
剤層とを有することを特徴とする。
めに、本発明の請求項1に記載のラベル作成用媒体は、
画像の記録がなされる基材と、該基材の前記記録がなさ
れる面とは反対側の面に設けられた接着剤層とを持つラ
ベル作成用媒体であって、前記接着剤層が、常温にて実
質的に接着性を有さない接着剤からなる第1の接着剤層
と、常温にて接着性を有する接着剤からなる第2の接着
剤層とを有することを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載のラベル作成用媒体
は、上記請求項1に記載のものにおいて、前記基材の材
質が布地であることを特徴とする。
は、上記請求項1に記載のものにおいて、前記基材の材
質が布地であることを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載のラベル作成用媒体
は、上記第1の接着剤層を構成する接着剤がホットメル
ト接着剤であることを特徴とする。
は、上記第1の接着剤層を構成する接着剤がホットメル
ト接着剤であることを特徴とする。
【0012】また、請求項4に記載のラベル作成用媒体
は、上記第2の接着剤層を構成する接着剤が水溶性接着
剤であることを特徴とする。
は、上記第2の接着剤層を構成する接着剤が水溶性接着
剤であることを特徴とする。
【0013】また、請求項5に記載のラベル作成用媒体
は、その形状がシート状であることを特徴とする。
は、その形状がシート状であることを特徴とする。
【0014】また、請求項6に記載のラベル作成用媒体
は、その形状がテープ状であることを特徴とする。
は、その形状がテープ状であることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載のラベル作成用媒体において
は、画像の記録がなされた基材は、第2の接着剤層によ
り物品に対する貼り付けが行なわれるが、更に強固に貼
り付ける必要がある場合には第1の接着剤層により物品
に対する貼り付けが行なわれる。
は、画像の記録がなされた基材は、第2の接着剤層によ
り物品に対する貼り付けが行なわれるが、更に強固に貼
り付ける必要がある場合には第1の接着剤層により物品
に対する貼り付けが行なわれる。
【0016】請求項2に記載のラベル作成用媒体におい
ては、画像の記録がなされる基材が布地であるため、ラ
ベル自体の柔軟性が大きく、表面に凹凸がある物品に対
しても安定的に貼り付けが行なえる。
ては、画像の記録がなされる基材が布地であるため、ラ
ベル自体の柔軟性が大きく、表面に凹凸がある物品に対
しても安定的に貼り付けが行なえる。
【0017】請求項3に記載のラベル作成用媒体におい
ては、第1の接着剤層がホットメルト接着剤からなって
いるので、作成したラベルを物品に貼り付けた後、更に
熱を加えることによりこの接着剤が溶融して、より強固
に貼り付けが行なえる。
ては、第1の接着剤層がホットメルト接着剤からなって
いるので、作成したラベルを物品に貼り付けた後、更に
熱を加えることによりこの接着剤が溶融して、より強固
に貼り付けが行なえる。
【0018】請求項4に記載のラベル作成用媒体におい
ては、第2の接着剤層が水溶性接着剤からなっているの
で、作成したラベルを簡単に貼り付けることができる。
ては、第2の接着剤層が水溶性接着剤からなっているの
で、作成したラベルを簡単に貼り付けることができる。
【0019】請求項5に記載のラベル作成用媒体におい
ては、その形状がシート状であるので、通常のプリンタ
によりたやすくラベルの作成を行なうことができる。
ては、その形状がシート状であるので、通常のプリンタ
によりたやすくラベルの作成を行なうことができる。
【0020】請求項6に記載のラベル作成用媒体におい
ては、その形状がテープ状であるので、ラベル作成用の
カセット内に収納して使用することができる。
ては、その形状がテープ状であるので、ラベル作成用の
カセット内に収納して使用することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0022】図1は、本発明のラベル作成用媒体の一実
施例を示す断面図であり、図2および図3はこの媒体を
用いて作成したラベルを物品に対して貼り付けた状態を
示す説明図である。
施例を示す断面図であり、図2および図3はこの媒体を
用いて作成したラベルを物品に対して貼り付けた状態を
示す説明図である。
【0023】図1に示すようにラベル作成用媒体1は、
その表面に画像の形成がなされる基材2と、この基材2
の裏面に設けられた接着剤層3と、作成したラベルの物
品への貼り付けがなされるまで接着剤層3の表面を保護
するために接着剤層3を覆う台紙4とから構成されてい
るとともに、接着剤層3は更に常温では実質的に接着性
を有さない接着剤からなる第1の接着剤層5と、常温で
接着性を有する接着剤からなる第2の接着剤層6とが基
材2の裏面側からこの順序で積層された構成となってい
る。
その表面に画像の形成がなされる基材2と、この基材2
の裏面に設けられた接着剤層3と、作成したラベルの物
品への貼り付けがなされるまで接着剤層3の表面を保護
するために接着剤層3を覆う台紙4とから構成されてい
るとともに、接着剤層3は更に常温では実質的に接着性
を有さない接着剤からなる第1の接着剤層5と、常温で
接着性を有する接着剤からなる第2の接着剤層6とが基
材2の裏面側からこの順序で積層された構成となってい
る。
【0024】本実施例においては、第1の接着剤層5
は、アイロン等により熱を加えることで溶融し、冷える
と再び固化することにより物品に対して強固な接着を行
なうことができるホットメルト接着剤からなっており、
また、第2の接着剤層6は常温で接着性を持つ、通常の
粘着テープやシール等に使用されている接着剤からなっ
ている。
は、アイロン等により熱を加えることで溶融し、冷える
と再び固化することにより物品に対して強固な接着を行
なうことができるホットメルト接着剤からなっており、
また、第2の接着剤層6は常温で接着性を持つ、通常の
粘着テープやシール等に使用されている接着剤からなっ
ている。
【0025】尚、本発明で使用することができるホット
メルト接着剤としては、ポリエステル樹脂、ポリエチレ
ン樹脂等からなるものを、また常温で接着性を持つ接着
剤としてはメチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース等からなる水溶性接着剤等を好適なものとして挙げ
ることができる。
メルト接着剤としては、ポリエステル樹脂、ポリエチレ
ン樹脂等からなるものを、また常温で接着性を持つ接着
剤としてはメチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース等からなる水溶性接着剤等を好適なものとして挙げ
ることができる。
【0026】また、本発明のラベル作成用媒体1の基材
2としては、紙、プラスチックフィルム、布等を適宜用
いることができるが、凹凸のある物品や曲率の大きな面
にラベルの貼り付けを行なうような場合には、柔軟性の
大きな紙やプラスチックフィルム、あるいは布地を用い
ることが特に好ましい。
2としては、紙、プラスチックフィルム、布等を適宜用
いることができるが、凹凸のある物品や曲率の大きな面
にラベルの貼り付けを行なうような場合には、柔軟性の
大きな紙やプラスチックフィルム、あるいは布地を用い
ることが特に好ましい。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。
【0028】まず、作成したラベルをファイルの背表紙
やオーディオカセット等に貼り付けるような、いわゆる
通常の貼り付けを行なう場合には、基材2上に所望の画
像を形成した後、台紙4を剥がして常温で接着性を有す
る第2の接着剤層6を露出させ、図2に示すように貼り
付け対象物となる物品7の表面に位置を決めて作成した
ラベル8を圧着することにより貼り付けを行なう。
やオーディオカセット等に貼り付けるような、いわゆる
通常の貼り付けを行なう場合には、基材2上に所望の画
像を形成した後、台紙4を剥がして常温で接着性を有す
る第2の接着剤層6を露出させ、図2に示すように貼り
付け対象物となる物品7の表面に位置を決めて作成した
ラベル8を圧着することにより貼り付けを行なう。
【0029】この場合、ラベル8の物品7への貼り付け
は第2の接着剤層6を構成する接着剤によって行なわれ
るので、比較的弱い接着状態となっており、必要に応じ
て引き剥がすことが可能な状態である。
は第2の接着剤層6を構成する接着剤によって行なわれ
るので、比較的弱い接着状態となっており、必要に応じ
て引き剥がすことが可能な状態である。
【0030】次に、作成したラベルを例えば衣服等の布
地に洗濯を行なっても剥がれないように強固に貼り付け
るような場合には、基材2上に所望の画像を形成した
後、台紙4を剥がして常温で接着性を有する第2の接着
剤層6を露出させ、まず図3(a)に示すように第2の
接着剤層6により物品7の表面に位置を決めて作成した
ラベル8を貼り付け、更にアイロン等により所定の熱を
加えながら圧力を加えることにより第1の接着剤層5の
ホットメルト接着剤を溶融させて貼り付けを行なう。
地に洗濯を行なっても剥がれないように強固に貼り付け
るような場合には、基材2上に所望の画像を形成した
後、台紙4を剥がして常温で接着性を有する第2の接着
剤層6を露出させ、まず図3(a)に示すように第2の
接着剤層6により物品7の表面に位置を決めて作成した
ラベル8を貼り付け、更にアイロン等により所定の熱を
加えながら圧力を加えることにより第1の接着剤層5の
ホットメルト接着剤を溶融させて貼り付けを行なう。
【0031】その際、第2の接着剤層6を構成する接着
剤は加えられた圧力により図3(b)に示すようにその
一部が押し出され、溶融した第1の接着剤層5を構成す
るホットメルト接着剤が物品7の表面に接触することに
より、ラベル8と物品7とはこのホットメルト接着剤に
よって接着されることになる。図3(c)は、このホッ
トメルト接着剤による貼り付けが完了した状態を示した
ものである。
剤は加えられた圧力により図3(b)に示すようにその
一部が押し出され、溶融した第1の接着剤層5を構成す
るホットメルト接着剤が物品7の表面に接触することに
より、ラベル8と物品7とはこのホットメルト接着剤に
よって接着されることになる。図3(c)は、このホッ
トメルト接着剤による貼り付けが完了した状態を示した
ものである。
【0032】この場合、溶融したホットメルト接着剤は
冷却されることにより再度固化するので、一旦貼り付け
られたラベル8はその後常温では強固な接着状態が保た
れることになり、洗濯を行なっても剥がれることはな
い。
冷却されることにより再度固化するので、一旦貼り付け
られたラベル8はその後常温では強固な接着状態が保た
れることになり、洗濯を行なっても剥がれることはな
い。
【0033】次に、図4は上記した本発明のラベル作成
用媒体1において、基材2の材質を布地としたものの貼
り付け状態を示した説明図であり、図4(a)は、貼り
付け面が平坦である物品7に貼り付けた場合を、また図
4(b)は貼り付け面が凹凸のある物品7に貼り付けた
場合をそれぞれ示したものである。
用媒体1において、基材2の材質を布地としたものの貼
り付け状態を示した説明図であり、図4(a)は、貼り
付け面が平坦である物品7に貼り付けた場合を、また図
4(b)は貼り付け面が凹凸のある物品7に貼り付けた
場合をそれぞれ示したものである。
【0034】図4(b)に示すように基材2の材質が布
地の場合には柔軟性が極めて大きいので、貼り付け面に
凹凸があってもこの凹凸に追従させて基材2を物品7の
貼り付け面に密着させることができ、ラベルの貼り付け
を確実に行なうことができる。
地の場合には柔軟性が極めて大きいので、貼り付け面に
凹凸があってもこの凹凸に追従させて基材2を物品7の
貼り付け面に密着させることができ、ラベルの貼り付け
を確実に行なうことができる。
【0035】本発明のラベル作成用媒体1の形状は、特
に限定されるものではないが、シート状のものであれば
通常のプリンタによってたやすくラベルの作成を行なう
ことができる、またテープ状のものであればインクリボ
ンとラベル作成用の媒体とが共に収納されるカセット内
に収納して使用することができる。
に限定されるものではないが、シート状のものであれば
通常のプリンタによってたやすくラベルの作成を行なう
ことができる、またテープ状のものであればインクリボ
ンとラベル作成用の媒体とが共に収納されるカセット内
に収納して使用することができる。
【0036】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であり、
例えば第1の接着剤層5に用いる接着剤としては、光を
照射することにより硬化するようなものを用いてもよ
く、また第2の接着剤層6に用いる接着剤としては非水
溶性のものを用いてもよい。
ものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であり、
例えば第1の接着剤層5に用いる接着剤としては、光を
照射することにより硬化するようなものを用いてもよ
く、また第2の接着剤層6に用いる接着剤としては非水
溶性のものを用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、様
々な物品に確実かつ安定的に貼り付けることができると
ともに、必要であればその後引き剥がすことができる程
度の強度で貼り付けを行なうことも可能なラベルを作成
することができる。
々な物品に確実かつ安定的に貼り付けることができると
ともに、必要であればその後引き剥がすことができる程
度の強度で貼り付けを行なうことも可能なラベルを作成
することができる。
【0038】また、基材を布地とすれば、表面の平滑性
が低い物品や曲率の大きな曲面を持つ物品に対して、更
に安定的かつ確実な貼り付けを行なうことができるラベ
ルを作成することができる。
が低い物品や曲率の大きな曲面を持つ物品に対して、更
に安定的かつ確実な貼り付けを行なうことができるラベ
ルを作成することができる。
【0039】また、第1の接着剤層を構成する接着剤と
してホットメルト接着剤を用いれば、アイロン等により
熱を加えることで衣服のような布地に対して簡単にかつ
強固に作成したラベルの貼り付けを行なうことができ
る。
してホットメルト接着剤を用いれば、アイロン等により
熱を加えることで衣服のような布地に対して簡単にかつ
強固に作成したラベルの貼り付けを行なうことができ
る。
【0040】また、第2の接着剤層を構成する接着剤と
して水溶性接着剤を用いれば、作成したラベルの貼り付
けを簡単に行なうことができる。
して水溶性接着剤を用いれば、作成したラベルの貼り付
けを簡単に行なうことができる。
【0041】また、ラベル作成用媒体の形状をシート状
としておけば、通常のプリンタにより簡単にラベルの作
成を行なうことができる。
としておけば、通常のプリンタにより簡単にラベルの作
成を行なうことができる。
【0042】また、ラベル作成用媒体の形状をテープ状
としておけば、ラベル作成用のカセット内に収納して使
用することができる。
としておけば、ラベル作成用のカセット内に収納して使
用することができる。
【図1】本発明のラベル作成用媒体の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示すラベル作成用媒体を用いて作成した
ラベルを物品に対して第2の接着剤層により貼り付けた
状態を示す説明図である。
ラベルを物品に対して第2の接着剤層により貼り付けた
状態を示す説明図である。
【図3】図1に示すラベル作成用媒体を用いて作成した
ラベルを物品に対して第1の接着剤層により貼り付けた
状態を示す説明図である。
ラベルを物品に対して第1の接着剤層により貼り付けた
状態を示す説明図である。
【図4】本発明のラベル作成用媒体において、基材の材
質を布地としたものの貼り付け状態を示した説明図であ
り、図4(a)は、貼り付け面が平坦である物品に貼り
付けた場合を、また図4(b)は貼り付け面が凹凸のあ
る物品に貼り付けた場合をそれぞれ示したものである。
質を布地としたものの貼り付け状態を示した説明図であ
り、図4(a)は、貼り付け面が平坦である物品に貼り
付けた場合を、また図4(b)は貼り付け面が凹凸のあ
る物品に貼り付けた場合をそれぞれ示したものである。
【図5】従来のラベル作成用媒体の構成を示す断面図で
ある。
ある。
1、11 ラベル作成用媒体 2、12 基材 3、13 接着剤層 4 台紙 5 第1の接着剤層 6 第2の接着剤層 7 物品 8 ラベル
Claims (6)
- 【請求項1】 画像の記録がなされる基材と、該基材の
前記記録がなされる面とは反対側の面に設けられた接着
剤層とを持つラベル作成用媒体であって、前記接着剤層
が、常温にて実質的に接着性を有さない接着剤からなる
第1の接着剤層と、常温にて接着性を有する接着剤から
なる第2の接着剤層とを有することを特徴とするラベル
作成用媒体。 - 【請求項2】 前記基材の材質が布地であることを特徴
とする請求項1に記載のラベル作成用媒体。 - 【請求項3】 前記第1の接着剤層を構成する接着剤が
ホットメルト接着剤であることを特徴とする請求項1に
記載のラベル作成用媒体。 - 【請求項4】 前記第2の接着剤層を構成する接着剤が
水溶性接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の
ラベル作成用媒体。 - 【請求項5】 前記ラベル作成用媒体の形状がシート状
であることを特徴とする請求項1に記載のラベル作成用
媒体。 - 【請求項6】 前記ラベル作成用媒体の形状がテープ状
であることを特徴とする請求項1に記載のラベル作成用
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15278294A JPH07334089A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | ラベル作成用媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15278294A JPH07334089A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | ラベル作成用媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334089A true JPH07334089A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15548037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15278294A Pending JPH07334089A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | ラベル作成用媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334089A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224425A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Brother Ind Ltd | テープカセット |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15278294A patent/JPH07334089A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224425A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Brother Ind Ltd | テープカセット |
JP4736457B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2011-07-27 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030213 |