JP5699330B2 - 配送伝票 - Google Patents
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Description
し、特にワンパート形式の配送伝票に関する。
1パート配送伝票は、控え票、配達票、貼付票のそれぞれに同時にプリンター印字して使用される。代表的な1パート配送伝票は、剥離紙、粘着剤層、タック基紙が順に積層されてなる所謂タック紙の前記粘着剤層の形成された面(タック基紙裏面)に対して反対側の面(タック基紙表面)に、接着剤層を介して控え票と配達票と貼付票とを面状に形成した伝票用紙が設けられ、該伝票用紙のうちの少なくとも控え票と配達票はタック基紙表面から剥離可能な剥離構造を介して積層されている。
特に、前記帳票が巻き取りタイプの場合は、そのままプリンター印字とラベラー処理を行うと、帳票の搬送パスがジグザグに曲がっていたりするために、上記の浮き上がり、或いは、捲れは一層顕著になり、意図せずに伝票が剥離してしまう場合がある。
図1(a)は本発明の配送伝票の実施形態の一例を示す斜視図である。同図(b)はその平面図である。図2(a)は図1(b)のA−A線断面図、図2(b)は控え票又は配達票の部分拡大断面図、図2(c)は貼付票の部分拡大断面図である。
第1用紙としては、用紙坪量が73.3グラム/平方メートルの上質紙を使用した。
接着剤層を形成するための接着剤としては、EVA(EthyleneVinyl Acetate)系樹脂を主成分とするエマルジョン系接着剤を使用した。
剥離剤層を形成するための剥離インキとしては、シリコーン含有紫外線硬化型オフセットインキを使用した。
配送伝票の形態としては、図3(a)の実施形態において、アンカット部60を5箇所設けた。なお、剥離開始部51、52に対する抜き加工や接着力を弱くする処理を施さない形態とした。
d1 ・・・ 1ミリメートル
d2 ・・・25ミリメートル
d3 ・・・26ミリメートル
d4 ・・・26ミリメートル
d5 ・・・25ミリメートル
d6 ・・・ 1ミリメートル
上記位置関係にある各アンカット部に対してアンカット部の幅(分離線方向の長さ)が0.3ミリメートル、0.4ミリメートル、0.5ミリメートルとなる単位帳票が多数長尺状に配列され、ロール状に巻き取られた形態の配送伝票をそれぞれ作成した。
上記の各配送伝票を感熱プリンターに装填して搬送試験を行った。
剥離適性を調べた結果、0.3ミリメートル、0.4ミリメートル、0.5ミリメートル何れの幅においても控え票を剥離する際に意図せずに配達票が剥離することはなかった。
なお、上記剥離適性は控え票11の剥離開始部51を摘んで対角線方向に上方45度方向に剥ぎ取るようにして行った。
実施例1において、アンカット部60を2箇所のみとした点以外は、実施例1と同じ条件とした。形成したアンカット部60は、d1とd6の位置にあるアンカット部のみである。
その結果、実施例1と略同じ結果が得られた。
配送伝票の形態としては、図3(b)の実施形態において、アンカット部60を4箇所設けた点以外は、実施例1と同じ条件とした。
図3(b)に示したd10〜d14は各分離線上に形成したアンカット部の位置関係を示すものである。d10、d14は帳票端部からアンカット部の中心までの距離を示している。d11〜d13はアンカット部の中心から中心までの距離を示している。
d10 ・・・ 1ミリメートル
d11 ・・・30ミリメートル
d12 ・・・30ミリメートル
d13 ・・・30ミリメートル
d14 ・・・13ミリメートル
上記位置関係にある各アンカット部に対してアンカット部の幅(分離線方向の長さ)が0.3ミリメートル、0.4ミリメートル、0.5ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
上記の各配送伝票を感熱プリンターに装填して搬送試験を行った。
その結果、実施例1と略同じ結果が得られた。
上記図3(b)の実施形態の配送伝票において、アンカット部を2箇所に設けた点以外は、実施例1と同じ条件とした。形成したアンカット部60は、d10とd14の位置にあるアンカット部のみである。
その結果、実施例1と略同じ結果が得られた。
図3(a)の形態の配送伝票において、剥離開始部51、52に対する抜き加工を施し、アンカット部60をd1とd6の位置の2箇所のみとし、かつ、アンカット部の幅が0.4ミリメートル、0.5ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
上記以外は、実施例1と同じ条件とした。
その結果、実施例1と略同じ結果が得られた。
図3(a)の形態の配送伝票において、剥離開始部51、52に対する接着力を弱くする処理を施し、アンカット部60をd1とd6の位置の2箇所のみとし、かつ、アンカット部の幅が0.4ミリメートル、0.5ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
上記接着力を弱くする処理は、剥離開始部51、52に対向する接着剤層の表面にオフセット印刷で網点面積率40%のメジウムインキを形成する方式とした。
上記以外は、実施例1と同じ条件とした。
その結果、実施例1と略同じ結果が得られた。
アンカット部の幅以外は上記実施例1の配送伝票と同じ条件とした。
アンカット部60の幅が0.2ミリメートル、0.6ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
その結果、アンカット部60の幅が0.2ミリメートルのものは大多数のアンカット部が切れた状態となった。
アンカット部の幅が0.6ミリメートルのものは全て繋がった状態が維持された。
剥離適性を調べた結果、0.6ミリメートルのものは控え票を剥離する際にアンカット部が切れずに配達票も一緒に剥離した。また剥離した際にアンカット部から破れてしまう傾向があった。
アンカット部60の幅以外は上記実施例2の配送伝票と同様と同じ条件とした。
アンカット部60の幅が幅が0.2ミリメートル、0.6ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
その結果、比較例1と略同様の結果が得られた。
アンカット部の幅以外は上記実施例3の配送伝票と同じ条件とした。
アンカット部60の幅が0.2ミリメートル、0.6ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
その結果、比較例1と略同様の結果が得られた。
アンカット部の幅以外は上記実施例4の配送伝票と同じ条件とした。
アンカット部60の幅が0.2ミリメートル、0.6ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成した。
その結果、比較例1と略同様の結果が得られた。
実施例5において配送伝票の形態を図3(b)に代えて、アンカット部60をd10とd14の位置の2箇所のみとし、かつ、アンカット部の幅が0.4ミリメートル、0.5ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成し同様の試験を行った。
その結果、大多数の配送伝票の剥離開始部に折れ曲りや捲れが生じた。さらに配送伝票の剥離開始部側のアンカット部の幅が0.4ミリメートルの配送伝票のアンカット部が切れた状態となったものも僅かに存在した。
実施例6において配送伝票の形態を図3(b)に代えて、アンカット部60をd10とd14の位置の2箇所のみとし、かつ、アンカット部の幅が0.4ミリメートル、0.5ミリメートルとなる配送伝票をそれぞれ作成し同様の試験を行った。
その結果、半数近くの配送伝票の剥離開始部に折れ曲りや捲れが生じた。何れの幅のアンカット部においても切れた状態となったものは存在しなかった。
10・・・単位帳票
11・・・控え票
12・・・配達票
13・・・貼付票
40・・・分離線
51、52・・・剥離開始部
60・・・アンカット部
70・・・タック紙
100・・・第一用紙
200・・・第二用紙
300・・・第三用紙
101、303・・・剥離剤層
110・・・接着剤層
210・・・粘着剤層
Claims (6)
- タック紙を構成する粘着剤層を介して配送伝票を配送物に貼付して使用するワンパート形式の配送伝票において、前記タック紙をなす長尺状の第二用紙であって前記第二用紙の粘着剤層形成面と反対側の面に対して、少なくとも控え票、配達票、貼付票をなす単位配送伝票を搬送方向に沿って多数配列してなる長尺状の第一用紙が接着剤層を介して積層され、かつ前記帳票のうちの控え票ならびに配達票は前記接着剤層と剥離可能に接着され、前記帳票のうちの貼付票は前記接着剤層と強固に接着され、前記控え票、前記配達票、前記貼付票のそれぞれを分離する分離線が前記第二用紙に達しないハーフカットとして前記第一用紙の短手方向に設けられ、前記分離線のそれぞれに当該分離線方向の長さとして0.3〜0.5ミリメートルのブリッジ状のアンカット部を少なくとも2箇所設け、さらに、前記単位配送伝票は前記タック紙を構成する剥離紙上にアイランド状となるように処理したことを特徴とする配送伝票。
- 前記アンカット部の少なくとも一つを分離線の端部近傍に設けたことを特徴とする請求項1記載の配送伝票。
- 前記控え票の配達票側コーナー部、ならびに前記配達票の貼付票側コーナー部に剥離開始部が設けられ、前記アンカット部を前記剥離開始部内の分離線に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の配送伝票。
- 前記剥離開始部に対向する領域は抜き加工により接着剤層を設けないようにしたことを特徴とする請求項3記載の配送伝票。
- 前記剥離開始部に対向する領域の接着剤層は、他の領域より弱い接着力にしたことを特徴とする請求項3記載の配送伝票。
- 前記アンカット部を3箇所から5箇所設けたことを特徴とする請求項1〜5何れか一項記載の配送伝票。
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