JPH08222698A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH08222698A
JPH08222698A JP7025128A JP2512895A JPH08222698A JP H08222698 A JPH08222698 A JP H08222698A JP 7025128 A JP7025128 A JP 7025128A JP 2512895 A JP2512895 A JP 2512895A JP H08222698 A JPH08222698 A JP H08222698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
macro
test
test mode
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7025128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3119568B2 (ja
Inventor
Koji Shinohara
幸児 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP07025128A priority Critical patent/JP3119568B2/ja
Publication of JPH08222698A publication Critical patent/JPH08222698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3119568B2 publication Critical patent/JP3119568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタンダードセル方式による半導体集積回路
において行われるテストを簡略化できるようにすること
を目的とする。 【構成】 切り替え回路4〜7は、テストモード制御回
路14から制御信号線57に出力された制御信号によ
り、各出力端子およびテストモード端子との接続関係を
切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テスト回路を含み複
数のマクロ回路が相互に接続して構成しているスタンダ
ードセル方式の半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】相互接続した複数のマクロ回路より構成
されているスタンダードセル方式による半導体集積回路
において行われるテスト方法としては、以下に示すもの
がある。まず、半導体集積回路を構成する全回路を動作
させて外部端子から信号を入力し、このときの出力信号
を観測することにより、内蔵されている各マクロ回路間
の相互接続の状態をテストするシステムテストがある。
【0003】以下、上述したシステムテスト方法につい
て説明する。図4は、2つのマクロ回路から構成されて
いる半導体集積回路の構成を示すブロック図である。同
図において、半導体集積回路59は、マクロ回路60と
マクロ回路61より構成され、半導体集積回路59の外
部端子62〜65はマクロ回路60の入力端子66〜6
9にそれぞれ接続している。
【0004】また、マクロ回路60の出力端子70〜7
3は、マクロ回路61の入力端子74〜77にそれぞれ
内部接続している。そして、マクロ回路61の出力端子
78〜81は、半導体集積回路59の外部端子82〜8
5にそれぞれ接続している。この半導体集積回路59を
テストする場合、外部端子62〜65から所定のテスト
パターン信号を入力し、外部端子82〜85から出力さ
れる信号を観測することにより、外部から内部動作のテ
ストを行うことができる。
【0005】ここで、半導体集積回路におけるシステム
テストを行う場合、搭載してある複数のマクロ回路の機
能を十分にテストするために、それぞれのマクロ回路の
端子として外部接続する一部の端子のみを利用して、そ
れらマクロ回路の機能およびマクロ回路間の接続テスト
を行わなければないらない。そして、外部端子を介して
マクロ回路の入力端子に複雑なテストパターン(テスト
信号)を入力し、マクロ回路の出力端子の状態設定を行
わなくてはならない。
【0006】このため、半導体集積回路を構成するマク
ロ回路が大規模な場合、テストにおいて全ての出力状態
を取り出すためには、膨大なテストパターンが必要とな
る。これは、マクロ回路の規模が増大し、回路構成が複
雑になるにつれて顕著となる。その結果、膨大なテスト
パターンの作成に長時間を要し、製品の開発期間の増大
を招くという問題がある。
【0007】また、テストパターンが膨大な量となれ
ば、実際の半導体集積回路のテスト時間も増大すること
になり、これらの結果、製品コストも高くなるなどの問
題がある。そして、上述した方法では、マクロ回路6
0,61それぞれの単体としての機能をテストすること
はできない。ここで、マクロ回路60,61の端子を全
て外部に取り出して個別にテストをすることができれ
ば、マクロ回路60,61単体の機能を個別にテストす
ることが可能となる。
【0008】これを、マクロ分離テストといい、各マク
ロ回路の端子をそれぞれ半導体集積回路の外部端子に割
り当てるようにモード設定をして、外部端子より信号を
印加して直接外部端子より各マクロ回路単体の出力を観
測することにより、各マクロ回路毎に個別にテストする
ものである。以下、このマクロ分離テストに関して、図
5を用いて説明する。図5はマクロ分離テスト回路を内
蔵した、従来の半導体集積回路の構成を示すブロック図
である。
【0009】同図において、半導体集積回路86は、マ
クロ回路87,88、テストモード制御回路126より
構成されている。マクロ回路87の入力端子93〜96
は、半導体集積回路86の外部端子89〜92にそれそ
れ接続している。また、マクロ回路87の通常モード出
力端子101〜104は、マクロ回路88の通常モード
入力端子109〜112に内部接続している。そして、
マクロ回路88の出力端子113〜116は、半導体集
積回路86の外部端子117〜120にそれそれ接続し
ている。
【0010】一方、マクロ回路87のテストモード出力
端子97〜100は、外部端子121〜124に接続し
ている。また、マクロ回路88のテストモード入力端子
105〜108は外部端子130〜133に接続してい
る。ここで、テストモード制御回路126は、外部より
入力されるモード切り替え信号によりその制御信号を出
力する。そして、マクロ回路87はこの制御信号を制御
信号線125を介して受け取ることにより制御され、そ
の出力信号の出力先が切り替えられる。すなわち、通常
モード出力端子101〜104から出力するか、テスト
モード出力端子97〜100から出力するかが切り替え
られる。
【0011】同様に、マクロ回路88においては、テス
トモード制御回路126より制御信号線127を介して
出力される制御信号によりその切り替え動作が制御さ
れ、入力する信号が切り替えられる。すなわち、テスト
モード制御回路126からの制御信号により、通常モー
ド出力端子109〜112から入力するか、テストモー
ド出力端子105〜108から入力するかが切り替えら
れる。
【0012】次に、この半導体集積回路86の動作につ
いて説明する。通常動作モードにおいては、外部制御端
子128,129から通常動作モードとする制御信号が
入力されると、これにより通常動作にモード設定された
テストモード制御回路126から制御信号線125,1
27を介して出力される制御信号により、マクロ回路8
7,88はともに通常動作モードに設定される。
【0013】そして、マクロ回路87の出力信号は、通
常モード出力端子101〜104を介して、マクロ回路
88の通常モード入力端子109〜112にそれぞれ入
力される。さらに、マクロ回路87,マクロ回路88そ
れぞれのテストモード出力端子97〜100,105〜
108は遮断状態となっており、信号の入出力がなされ
ない状態となっている。
【0014】次に、それぞれのマクロ回路87,88の
分離テストモードの動作について説明する。まず、マク
ロ回路87の分離テストを行う場合、テストモード制御
回路126から制御信号線125,127を介して出力
される制御信号により、マクロ回路87の通常モード出
力端子101〜104、およびマクロ回路88の通常モ
ード入力端子109〜112は遮断状態となる。マクロ
回路87のテストモード出力端子97〜100、および
マクロ回路88のテストモード入力端子105〜108
は能動状態に設定される。
【0015】そして、外部端子89〜92よりテスト用
の信号を入力し、外部端子121〜124から出力され
る出力信号を観測することにより、マクロ回路87単体
のテストを行うことができる。同様に、外部端子130
〜133よりテスト用の信号を入力し、外部端子117
〜120から出力される信号を観測することにより、マ
クロ回路88単体のテストを行うことができる。
【0016】以上説明したように、各マクロ回路に通常
モード端子とテストモード端子とを設け、外部から入力
されるモード切り替え信号によりそれら半導体集積回路
内部の通常モード端子とテストモード端子との切り替え
を行うことにより、各マクロ回路単体を半導体集積回路
の外部端子よりテストすることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたので、以下に示すような問題点があった。
上述したように、従来の半導体集積回路における分離テ
ストでは、システムテストと異なり、各マクロ回路の機
能をそれぞれ単体としてテストを行うことができる。し
かし、マクロ回路間の結線状態のテストを行うために
は、前述したようなシステムテストを行う必要がある。
すなわち、従来では、マクロ回路間の結線状態をテスト
するためには、結局システムテストを行わなくてはなら
ないという問題があった。
【0018】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、スタンダードセル方式に
よる半導体集積回路において行われるテストを簡略化で
きるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路は、まず、機能を実現するための回路ブロックを有
し、加えて、これに接続するマクロ回路信号端子と、半
導体集積回路内の他のマクロ回路へ接続して通常の信号
が入出力される通常モード端子と、半導体集積回路の外
部に配置してテスト信号が入出力されるテストモード端
子とが接続し、これらの接続を切り替える切り替え回路
を備えたマクロ回路を有する。そして、外部からの制御
信号により動作してそのマクロ回路内の切り替え回路の
切り替え動作を制御するテストモード制御回路を有する
ことを特徴とする。
【0020】また、テストモード制御回路からのテスト
モード制御信号により、まず、第1のマクロ回路の切り
替え回路は、これに接続するテストモード端子と通常モ
ード端子とを接続するように切り替えられる。同様に、
通常モード端子に接続する第2のマクロ回路の切り替え
回路は、この切り替え回路に接続するマクロ回路信号端
子と通常モード端子とを接続するように切り替えられ
る。そして、第2のマクロ回路の回路ブロックは、この
回路ブロックのマクロ回路信号端子より入出力されるテ
スト信号で動作するテストモードとなることを特徴とす
る。また、テストモード制御回路からのテストモード制
御信号により、まず、第1のマクロ回路の切り替え回路
は、これに接続するテストモード端子と通常モード端子
とを接続するように切り替えられる。また、通常モード
端子に接続する第2のマクロ回路の回路ブロックは、こ
の回路ブロックのマクロ回路信号端子より入出力される
テスト信号で動作するテストモードとなる。そして、第
2のマクロ回路の切り替え回路は、これに接続するテス
トモード端子と回路ブロックに接続するマクロ回路信号
端子とを接続するように切り替えられることを特徴とす
る。
【0021】そして、テストモード制御回路からのテス
トモード制御信号により、第1のマクロ回路の切り替え
回路がテストモード端子と通常モード端子とを接続する
ように切り替えられたとき、通常モード端子と接続する
第2のマクロ回路の回路ブロックが、そのテストモード
制御信号を受けることで、この回路ブロックのマクロ回
路信号端子より入出力されるテスト信号で動作するテス
トモードとなることを特徴とする。
【0022】
【作用】通常モード端子,テストモード端子,マクロ回
路信号端子の接続状態を切り替え回路で切り替えるよう
にしたので、1つのマクロ回路のテストを行うことで、
マクロ回路間の接続状態のテストが行える。
【0023】
【実施例】以下この発明の1実施例を図を参照して説明
する。 実施例1.図1は、この発明の1実施例である半導体集
積回路の構成を示すブロック図である。同図において、
半導体集積回路1は、マクロ回路2,8、テストモード
制御回路14により構成されている。マクロ回路2は、
機能を実現するための回路ブロック3、切り替え回路4
〜7、マクロ回路信号入力端子19〜22、マクロ回路
信号出力端子23〜26、通常モード出力端子29〜3
2、テストモード端子49〜52から構成されている。
切り替え回路4〜7は、テストモード制御回路14から
制御信号線57に出力された制御信号により、上述の各
出力端子およびテストモード端子との接続関係を切り替
える(モード設定の変更)。
【0024】また、マクロ回路8は、同様に機能を実現
するための回路ブロック9、切り替え回路10〜13、
通常モード入力端子33〜36、マクロ回路信号入力端
子37〜40、マクロ回路信号出力端子41〜44、テ
ストモード端子53〜56から構成されている。そし
て、切り替え回路10〜13は、テストモード制御回路
14から制御信号線58に出力された制御信号により、
上述の各入力端子およびテストモード端子の接続関係を
切り替える。
【0025】また、マクロ回路2の通常モード出力端子
29〜32はマクロ回路8の通常モード入力端子33〜
36にそれぞれ内部接続している。そして、マクロ回路
2のマクロ回路信号入力端子19〜22はこの半導体集
積回路1の外部端子15〜18にそれぞれ接続し、マク
ロ回路8のマクロ回路信号出力端子41〜44は半導体
集積回路1の外部端子45〜48にそれぞれ接続してい
る。なお、制御回路14はテストモード制御端子27,
28から入力する制御信号により制御される。
【0026】次に、図1に示したこの実施例の半導体集
積回路1の動作について説明する。通常動作モードにお
いては、まず、テストモード制御端子27,28から入
力した通常動作状態とするための制御信号により、テス
トモード制御回路14が通常動作状態にモード設定され
る。このことによりテストモード制御回路14は、制御
信号線57,58に通常動作モードとする制御信号を出
力する。そして、この制御信号線57,58に出力され
た制御信号を受けることで、マクロ回路2,8を構成す
る回路ブロック3,9は共に通常動作モードに設定され
る。
【0027】さらに、この制御信号線57に出力された
制御信号を受けた切り替え回路4〜7においては、マク
ロ回路信号出力端子23〜26とマクロ回路2の通常モ
ード出力端子29〜32とを接続するように制御され
る。そして同様に、切り替え回路10〜13において
は、マクロ回路8の通常モード入力端子33〜36とマ
クロ回路信号入力端子37〜40とを接続するように制
御される。その結果、マクロ回路2のマクロ回路信号出
力端子23〜26が、切り替え回路4〜7,切り替え回
路10〜13を介してマクロ回路8のマクロ回路信号入
力端子37〜40にそれぞれ内部で相互接続することに
なる。そして、この状態で全体として通常動作モードと
して機能を行う。
【0028】次に、それぞれのマクロ回路2,8の分離
テストモードの動作について説明する。まず、マクロ回
路2の分離テストを行う場合、テストモード制御回路1
4から制御信号線57,58に出力されたこの分離テス
トモードとする制御信号により、マクロ回路2内部の切
り替え回路4〜7においては、通常動作モード時と同様
に、マクロ回路信号出力端子23〜26とマクロ回路2
の通常モード出力端子29〜32とを接続するように制
御される。一方、マクロ回路8内部の切り替え回路10
〜13においては、テストモード制御回路14から制御
信号線58に出力された制御信号により、マクロ回路8
の通常モード入力端子33〜36がテストモード端子5
3〜56にそれぞれ接続するように制御される。
【0029】以上のテストモードの状態で、外部端子1
5〜18にマクロ回路2のテストパターン信号を入力
し、テストモード端子53〜56からの出力信号を観察
することにより、外部よりマクロ回路2単体の機能をテ
ストすることができる。そして、このとき、マクロ回路
2の出力信号は、マクロ回路信号出力端子23〜26→
マクロ回路2の切り替え回路4〜7→マクロ回路2の通
常モード出力端子29〜32→マクロ回路8の通常モー
ド入力端子33〜36→マクロ回路8の切り替え回路1
0〜23の経路を介してテストモード端子53〜56か
ら出力される。このため、マクロ回路2の通常モード出
力端子29〜32とマクロ回路8の通常モード入力端子
33〜36との間の結線状態をテストすることにもな
る。
【0030】同様に、マクロ回路8の分離テストを行う
場合は、テストモード制御回路14から制御信号線57
に出力されたこの分離テストモードとする制御信号によ
り、マクロ回路2内部の切り替え回路4〜7が、テスト
モード端子49〜52とマクロ回路の通常モード出力端
子29〜32とが接続するように制御される。一方、マ
クロ回路8内部の切り替え回路10〜13においては、
通常動作モードと同様に、テストモード制御回路14か
らの制御信号線58に出力されたその制御信号により、
マクロ回路の通常モード入力端子33〜36がそれぞれ
マクロ回路信号入力端子37〜40に接続するように制
御される。
【0031】その結果、テストモード端子49〜52に
マクロ回路8のテストパターン信号を入力することによ
り、マクロ回路8にテストのための所望の動作をさせる
ことができ、この動作について、外部端子45〜48か
ら出力される信号を観測することで、外部よりマクロ回
路8単体の機能をテストすることができる。このとき、
テストパターン信号は、マクロ回路2の切り替え回路4
〜7→マクロ回路2の通常モード出力端子29〜32→
マクロ回路8の通常モード入力端子33〜36を介し
て、マクロ回路8のマクロ回路信号入力端子37〜40
にそれぞれ入力される。
【0032】このため、このマクロ回路8の分離テスト
においても、テストパターン信号は、マクロ回路2の通
常モード出力端子29〜32からマクロ回路8の通常モ
ード入力端子33〜36を通るので、マクロ回路2とマ
クロ回路8の間の結線状態をテストすることにもなる。
以上説明したように、この実施例によれば、内蔵してい
るマクロ回路それぞれの分離テストを行うときに、内部
マクロ回路相互間接続結線を介して信号を入出力してテ
ストを行うため、従来では内蔵しているマクロ回路間の
相互接続テストを行っていたシステムテストが不要とな
る。
【0033】実施例2.図2は、この発明の第2の実施
例である半導体集積回路の構成を示すブロック図であ
る。同図において、図1と同様の部分については同一の
符号を付し、以下詳細な説明は省略する。図2におい
て、半導体集積回路1は、マクロ回路2,8およびマク
ロ回路169より構成されている。
【0034】通常動作モードにおいては、テストモード
制御端子27,28からの制御信号により、テストモー
ド制御回路14はモード設定される。そして、これより
制御信号線57,58,164に出力される通常動作モ
ードとする制御信号により、マクロ回路2,8,169
を構成する回路ブロック3,9,170は共に通常動作
モードに設定される。さらに、切り替え回路4〜7,1
56,157においては、マクロ回路信号出力端子23
〜26,154,155と通常モード出力端子29〜3
2,160,161とを接続するように制御され、切り
替え回路10〜13においては、マクロ回路信号入力端
子37〜40と通常モード入力端子33〜36とを接続
するように制御される。
【0035】その結果、通常動作モードでは、まず、マ
クロ回路2のマクロ回路信号出力端子23〜26が、マ
クロ回路8のマクロ回路信号入力端子37〜40に、そ
れぞれ内部で相互接続する。そして、マクロ回路2のマ
クロ回路信号出力端子154,155が、マクロ回路1
69のマクロ回路信号入力端子167,168に、それ
ぞれ内部で相互接続することになり、全体として通常動
作モードとして機能する。
【0036】次に、それぞれのマクロ回路2,8、16
9の分離テストの動作について説明する。まず、マクロ
回路2の分離テストを行う場合、テストモード制御回路
14から制御信号線57,58,164に出力された、
この分離テストとする制御信号により、マクロ回路2内
部の切り替え回路4〜7,156,157においては、
通常動作モードのときと同様に、マクロ回路信号出力端
子23〜26,154,155とマクロ回路の通常モー
ド出力端子29〜32,160,161とを接続するよ
うに制御される。
【0037】そして、マクロ回路8内部の切り替え回路
10〜13においては、テストモード制御回路14から
制御信号線58に出力されたその制御信号により、マク
ロ回路の通常モード入力端子33〜36がそれぞれテス
トモード端子53〜56にそれぞれ接続するように制御
される。また、マクロ回路169内部の切り替え回路1
65,166は、テストモード制御回路14から制御信
号164に出力されたその制御信号により、マクロ回路
の通常モード入力端子162,163がそれぞれテスト
モード端子175,176に接続するように制御され
る。
【0038】この状態で、まず、外部端子15〜18,
150,151にマクロ回路2のテストのためのテスト
パターン信号を入力する。そして、このことにより得ら
れるマクロ回路2の出力信号を、以下に示す経路を介し
てテストモード端子53〜56,175,176から得
られる出力信号として観察することで、外部よりマクロ
回路2単体の機能をテストすることができる。
【0039】上述した経路とは、まず、マクロ回路信号
出力端子23〜26→マクロ回路2の切り替え回路4〜
7→マクロ回路2の通常モード出力端子29〜32→マ
クロ回路8の通常モード入力端子33〜36→マクロ回
路8の切り替え回路10〜13→テストモード端子53
〜56である。そして、マクロ回路信号出力端子15
4,155→マクロ回路2の切り替え回路156,15
7→マクロ回路2の通常モード出力端子160,161
→マクロ回路169の通常モード入力端子162,16
3→マクロ回路169の切り替え回路165,166→
テストモード端子175,176の経路である。
【0040】同様に、マクロ回路8の分離テストを行う
場合は、テストモード端子49〜52よりマクロ回路8
のテストパターン信号を入力して、マクロ回路8の動作
状態をマクロ回路外部端子45〜48から出力される信
号を観測することにより、外部よりマクロ回路8の単体
の機能をテストすることができる。さらに、マクロ回路
169の分離テストを行う場合についても同様に、テス
トモード端子158,159よりマクロ回路169のテ
ストパターン信号を入力して、マクロ回路169の動作
状態をマクロ回路外部端子173,174から出力され
る信号を観測することにより、外部よりマクロ回路16
9単体の機能をテストすることができる。
【0041】以上のように分離テストを行うことで、例
えば、マクロ回路2の分離テストを行うとき、テストパ
ターン信号の入力によりマクロ回路2を出力する信号
は、マクロ回路2の通常モード出力端子29〜32→マ
クロ回路8の通常モード入力端子33〜36およびマク
ロ回路2の通常モード出力端子160,161→マクロ
回路169の通常モード入力端子162,163を通る
ことになる。このため、分離テストを行うことにより、
マクロ回路間の結線状態をテストすることにもなり、シ
ステムテストを別途に行う必要がない。
【0042】実施例3.なお、上記実施例では、直列に
接続するのは2つのマクロ回路までの状態を説明した
が、これに限るものではなく、図3に示すように、3つ
以上直列に接続するようにしても良い。同図において、
マクロ回路181は回路ブロック182を有し、このマ
クロ回路181には外部端子15〜18からマクロ回路
信号入力端子183〜186を介して信号が入力する。
また、マクロ回路信号出力端子187〜190を介し
て、マクロ回路2のマクロ回路信号入力端子19〜22
に接続している。
【0043】そして、このマクロ回路181には、切り
替え回路を配置しておかなくても良い。なお、23a〜
26aはマクロ回路信号入力端子であり、他の符号は図
1と同様である。マクロ回路181の分離テストモード
のときは、マクロ回路2の切り替え回路4〜7を切り替
えて、マクロ回路信号入力端子19〜22とテストモー
ド端子49〜52とを接続するようにする。
【0044】このことにより、外部端子15〜18から
入力されたマクロ回路181のテストパターン信号は回
路ブロック182に入力され、この回路ブロック182
の出力信号はマクロ回路2の回路ブロック3に入力され
ることなく、テストモード端子49〜52より出力され
ることとなる。この結果、マクロ回路181の分離テス
トを行うとともに、マクロ回路181とマクロ回路2と
の間の結線状態をテストすることにもなり、上記実施例
と同様に、システムテストを別途に行う必要がない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のマクロ回路が内部で相互接続して構成した半
導体集積回路のテストにおいて、まず、それぞれのマク
ロ回路に通常モード端子とテストモード端子とを設ける
ようにした。そして、その回路ブロックへの接続を外部
から入力される制御信号により切り替えるようにした。
このことにより、一方のマクロ回路における機能の分離
テストを行うと、接続する他方のマクロ回路との相互接
続結線を介して外部端子から信号を入力することができ
るため、マクロ回路間の相互接続を同時にテストするこ
とができる。その結果、従来必要とされていたシステム
テスト(内蔵マクロ回路間の相互接続テスト)を、マク
ロ分離テストと同時に行うことができるため、このシス
テムテストが不要となる。
【0046】したがって、従来に比べてテスト時間を大
幅に低減することができ、さらに製品コストの低減を行
うことができる。また、システムテストが不要であるこ
とにより、従来のように複数のマクロ回路を相互接続し
た状態で、全ての状態設定を行うための複雑かつ膨大な
システムテストパターンが不要となり、テストのための
パターン作成の時間を大幅に低減でき、製品開発の期間
を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1実施例である半導体集積回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の第2の実施例である半導体集積回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の第3の実施例である半導体集積回
路の構成を示すブロック図である。
【図4】 2つのマクロ回路から構成されている半導体
集積回路の構成を示すブロック図である。
【図5】 マクロ分離テスト回路を内蔵した従来の半導
体集積回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…半導体集積回路、2,8…マクロ回路、3,9…回
路ブロック、4〜7,10〜13…切り替え回路、14
…テストモード制御回路、15〜18…外部端子、19
〜22,37〜40…マクロ回路信号入力端子、23〜
26,41〜44…マクロ回路信号出力端子、27,2
8…テストモード制御端子、29〜32…通常モード出
力端子、33〜36…通常モード入力端子、49〜56
…テストモード端子、57,58…制御信号線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマクロ回路が相互に接続して構成
    したスタンダードセル方式の半導体集積回路において、 機能を実現するための回路ブロック、および、前記半導
    体集積回路内の他のマクロ回路へ接続して通常の信号が
    入出力される通常モード端子,前記半導体集積回路の外
    部に配置してテスト信号が入出力されるテストモード端
    子,前記回路ブロックに接続するマクロ回路信号端子,
    が接続してこれらの接続を切り替える切り替え回路を備
    えるマクロ回路と、 外部からの制御信号により動作して前記切り替え回路の
    切り替え動作を制御するテストモード制御回路とを有す
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記テストモード制御回路からのテストモード制御信号
    により、 第1のマクロ回路の切り替え回路は、これに接続するテ
    ストモード端子と通常モード端子とを接続するように切
    り替えられ、 前記通常モード端子に接続する第2のマクロ回路の切り
    替え回路は、この切り替え回路に接続するマクロ回路信
    号端子と通常モード端子とを接続するように切り替えら
    れ、 前記第2のマクロ回路の回路ブロックは、この回路ブロ
    ックのマクロ回路信号端子より入出力されるテスト信号
    で動作するテストモードとなることを特徴とする半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記テストモード制御回路からのテストモード制御信号
    により、 第1のマクロ回路の切り替え回路は、これに接続するテ
    ストモード端子と通常モード端子とを接続するように切
    り替えられ、 前記通常モード端子に接続する第2のマクロ回路の回路
    ブロックは、この回路ブロックのマクロ回路信号端子よ
    り入出力されるテスト信号で動作するテストモードとな
    り、 前記第2のマクロ回路の切り替え回路は、これに接続す
    るテストモード端子と前記回路ブロックに接続するマク
    ロ回路信号端子とを接続するように切り替えられること
    を特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記テストモード制御回路からのテストモード制御信号
    により、前記マクロ回路の切り替え回路がこれに接続し
    ているテストモード端子と通常モード端子とを接続する
    ように切り替えられたとき、 前記通常モード端子と接続するマクロ回路の回路ブロッ
    クが、前記テストモード制御信号を受けることで、この
    回路ブロックのマクロ回路信号端子より入出力されるテ
    スト信号で動作するテストモードとなることを特徴とす
    る半導体集積回路。
JP07025128A 1995-02-14 1995-02-14 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP3119568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07025128A JP3119568B2 (ja) 1995-02-14 1995-02-14 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07025128A JP3119568B2 (ja) 1995-02-14 1995-02-14 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08222698A true JPH08222698A (ja) 1996-08-30
JP3119568B2 JP3119568B2 (ja) 2000-12-25

Family

ID=12157322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07025128A Expired - Fee Related JP3119568B2 (ja) 1995-02-14 1995-02-14 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3119568B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120350A (ja) * 1984-07-09 1986-01-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 集積回路及びその冗長切替方法
JPH01286462A (ja) * 1988-05-13 1989-11-17 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路
JPH0427883A (ja) * 1990-05-22 1992-01-30 Matsushita Electron Corp 集積回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120350A (ja) * 1984-07-09 1986-01-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 集積回路及びその冗長切替方法
JPH01286462A (ja) * 1988-05-13 1989-11-17 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路
JPH0427883A (ja) * 1990-05-22 1992-01-30 Matsushita Electron Corp 集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3119568B2 (ja) 2000-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63263480A (ja) 半導体集積論理回路
JPH0691140B2 (ja) 半導体集積回路
EP0494772B1 (en) Cell switch and network with simplified testing
JPH08222698A (ja) 半導体集積回路
JP2643585B2 (ja) 集積回路
JPH02245681A (ja) 複合型集積回路
US6140840A (en) Macro cell signal selector and semiconductor integrated circuit including these parts
JPH04128666A (ja) 半導体集積回路
JP2665083B2 (ja) 半導体集積回路のテスト回路
JPH1031055A (ja) 半導体装置
JPH03252574A (ja) 半導体集積回路
JPH10246755A (ja) 集積回路装置のテスト回路およびテスト方法
JPH07168735A (ja) スキャンテスト方法およびクロックスキュー補正装置およびクロック配線方法
JP3055639B2 (ja) 論理集積回路
JPH08286942A (ja) 半導体回路装置
JPH04326569A (ja) 半導体集積回路
JPH03209849A (ja) 半導体集積回路
JPH07117575B2 (ja) 半導体集積回路
JP2003337766A (ja) 入出力ポート部およびその試験方法
JPH03215762A (ja) 半導体集積回路
JPS60239834A (ja) 集積回路
JPH10115666A (ja) テスト回路を組み込んだ集積回路、テスト回路及びテストボードを有する集積回路装置、並びに集積回路の試験方法
JP2001066350A (ja) 集積回路のテスト方法
JPH0312570A (ja) 半導体集積回路
JPH0310172A (ja) 故障検出回路を含むlsi回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980818

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees