JPH08216810A - 搭乗者着座区域を有しかつエネルギ吸収ドアによって一側を画定された自動車車室 - Google Patents
搭乗者着座区域を有しかつエネルギ吸収ドアによって一側を画定された自動車車室Info
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- JPH08216810A JPH08216810A JP7279399A JP27939995A JPH08216810A JP H08216810 A JPH08216810 A JP H08216810A JP 7279399 A JP7279399 A JP 7279399A JP 27939995 A JP27939995 A JP 27939995A JP H08216810 A JPH08216810 A JP H08216810A
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- energy absorbing
- panel
- door
- bolster
- trim panel
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/0428—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the side doors or panels, e.g. displaced towards the occupants in case of a side collision
-
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24628—Nonplanar uniform thickness material
- Y10T428/24669—Aligned or parallel nonplanarities
- Y10T428/24694—Parallel corrugations
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部収容空間を減少することなく、また製造
経費をほとんど増加することなしに、側面衝突に対する
性能を改善したエネルギ吸収ドアトリム装置を得るこ
と。 【解決手段】 自動車車室を画定するエネルギ吸収車両
ドア10は、外側パネル20、該外側パネル20に側方
で接合された内側パネル22、トリムパネル34であっ
て内側パネル22の車室に面する側に着脱可能に取付け
られ、外側パネル20と内側パネル24に取付けられた
前記トリムパネル34との間に空間24を画定する前記
トリムパネル34、およびエネルギ吸収装置であって、
前記空間24内に取付けられ、外部で発生した負荷が全
体的にドア10に垂直に加えられたときトリムパネル3
4が車室内に拡張してエネルギ吸収装置をほぼ変形しな
い状態で搭乗者着座区域に出現させるように前記空間内
に取付けられたボルスタブロックの形式のエネルギ吸収
装置を有する。
経費をほとんど増加することなしに、側面衝突に対する
性能を改善したエネルギ吸収ドアトリム装置を得るこ
と。 【解決手段】 自動車車室を画定するエネルギ吸収車両
ドア10は、外側パネル20、該外側パネル20に側方
で接合された内側パネル22、トリムパネル34であっ
て内側パネル22の車室に面する側に着脱可能に取付け
られ、外側パネル20と内側パネル24に取付けられた
前記トリムパネル34との間に空間24を画定する前記
トリムパネル34、およびエネルギ吸収装置であって、
前記空間24内に取付けられ、外部で発生した負荷が全
体的にドア10に垂直に加えられたときトリムパネル3
4が車室内に拡張してエネルギ吸収装置をほぼ変形しな
い状態で搭乗者着座区域に出現させるように前記空間内
に取付けられたボルスタブロックの形式のエネルギ吸収
装置を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に車両用ドアお
よびサイドパネル、とくに拡張しうるトリムパネルを備
えた本体サイドパネルを有するエネルギ処理車両ドアに
関する。
よびサイドパネル、とくに拡張しうるトリムパネルを備
えた本体サイドパネルを有するエネルギ処理車両ドアに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドアは通常、各要素から車室をし
ゃ閉する外部または外側パネル、および支持構造を形成
する内側ドアパネルを含む、ドアフレームに取付けられ
た二つ以上のパネルによって形成される。通常、トリム
パネルは車室に向いた内側ドアパネルに固定され、窓、
窓調節装置およびドアロックのような内部ドア要素から
車両搭乗者をしゃ閉する。また、トリムパネルは、内部
車室に対する美的特性、ならびに、たとえば容易に届く
ドアハンドル、鏡および窓の制御装置などのような人間
工学的設備を備えている。また、ある種の車両ドア構造
は側面衝突の影響を小さくするため発泡材またはハニカ
ム構造のサイドボルスタ(側方補強材)を備える。トリ
ムパネルの車室側に取付けられたサイドボルスタは、搭
乗者が利用しうる側方空間を減少する。この問題は本発
明の出願人に譲渡された米国特許出願第08/2212
82号明細書に開示されており、ここに参照する。その
中には、サイドボルスタが内側パネルまたは外側パネル
のいずれかに隣接して取付けられ、側面衝突の際車室へ
拡張するためトリムパネルを通って突出することが記載
されている。
ゃ閉する外部または外側パネル、および支持構造を形成
する内側ドアパネルを含む、ドアフレームに取付けられ
た二つ以上のパネルによって形成される。通常、トリム
パネルは車室に向いた内側ドアパネルに固定され、窓、
窓調節装置およびドアロックのような内部ドア要素から
車両搭乗者をしゃ閉する。また、トリムパネルは、内部
車室に対する美的特性、ならびに、たとえば容易に届く
ドアハンドル、鏡および窓の制御装置などのような人間
工学的設備を備えている。また、ある種の車両ドア構造
は側面衝突の影響を小さくするため発泡材またはハニカ
ム構造のサイドボルスタ(側方補強材)を備える。トリ
ムパネルの車室側に取付けられたサイドボルスタは、搭
乗者が利用しうる側方空間を減少する。この問題は本発
明の出願人に譲渡された米国特許出願第08/2212
82号明細書に開示されており、ここに参照する。その
中には、サイドボルスタが内側パネルまたは外側パネル
のいずれかに隣接して取付けられ、側面衝突の際車室へ
拡張するためトリムパネルを通って突出することが記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボルス
タをうけ入れるようにトリムパネルを製造することは、
パネルからボルスタが貫通して拡張しないトリムパネル
を製造することより一層複雑でかつ経費がかかる。
タをうけ入れるようにトリムパネルを製造することは、
パネルからボルスタが貫通して拡張しないトリムパネル
を製造することより一層複雑でかつ経費がかかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部収容空間
を減少することなくまた製造経費をほとんど増加するこ
となしに側面衝突に対する性能を改善する、新規なかつ
進歩したエネルギ吸収ドアトリム装置を得るものであ
る。ドアは、外側パネル、該外側パネルに側方で接合さ
れた内側パネル、およびトリムパネルであって、内側パ
ネルの車室に面する側に着脱可能に取付けられ、外側パ
ネルと内側パネルに取付けられた前記トリムパネルとの
間に空間を画定する前記トリムパネルを含む。エネルギ
吸収装置は、前記空間内に、外部で発生した負荷が全体
的にドアに垂直に加えられたとき、トリムパネルが車室
内に拡張し、エネルギ吸収装置をほぼ変形しない状態で
搭乗者着座区域に出現させる。エネルギ吸収装置はドア
トリムパネル内部にまたはトリムパネルの内部ならびに
外側パネルの内部に収容された負荷制限フォームのよう
な、エネルギ吸収ボルスタを含むことができる。
を減少することなくまた製造経費をほとんど増加するこ
となしに側面衝突に対する性能を改善する、新規なかつ
進歩したエネルギ吸収ドアトリム装置を得るものであ
る。ドアは、外側パネル、該外側パネルに側方で接合さ
れた内側パネル、およびトリムパネルであって、内側パ
ネルの車室に面する側に着脱可能に取付けられ、外側パ
ネルと内側パネルに取付けられた前記トリムパネルとの
間に空間を画定する前記トリムパネルを含む。エネルギ
吸収装置は、前記空間内に、外部で発生した負荷が全体
的にドアに垂直に加えられたとき、トリムパネルが車室
内に拡張し、エネルギ吸収装置をほぼ変形しない状態で
搭乗者着座区域に出現させる。エネルギ吸収装置はドア
トリムパネル内部にまたはトリムパネルの内部ならびに
外側パネルの内部に収容された負荷制限フォームのよう
な、エネルギ吸収ボルスタを含むことができる。
【0005】側面衝突型衝撃の際、衝突する物体はドア
外側パネルに突入する。そこで、ボルスタにトリムパネ
ルを押圧させ、トリムパネルは所定の力が加えられた
後、その下方部分から搭乗者に向かって分離し、最後に
完全に変形する。ドアトリムをこのように拡張すること
により、発泡質ボルスタの有効性を完全に利用して搭乗
者に対する緩衝を助ける。拡張式ドアトリムパネルは搭
乗者に迅速に接触し、衝突事故の初期に搭乗者を突入す
る物体から離すべく加速を開始し、搭乗者に作用する負
荷を制限し、搭乗者に所要の対応をさせる。本発明の一
つの利点は、経費の掛かるトリムパネルの模様替えまた
は生産加工のための大規模の変更を必要としないことで
ある。本発明の別の利点は、公知の衝突対抗手段に比較
して軽量であることである。本発明のさらに別の利点
は、内外パネル間の空間を利用し車室内へのボルスタの
張出しを最少にしているため、車室の居住性が維持され
ることである。本発明の特徴は、拡張可能な車両ドアト
リムパネルが下方取付部分から分離してボルスタが側面
衝突の初期に搭乗者に接触しうることである。
外側パネルに突入する。そこで、ボルスタにトリムパネ
ルを押圧させ、トリムパネルは所定の力が加えられた
後、その下方部分から搭乗者に向かって分離し、最後に
完全に変形する。ドアトリムをこのように拡張すること
により、発泡質ボルスタの有効性を完全に利用して搭乗
者に対する緩衝を助ける。拡張式ドアトリムパネルは搭
乗者に迅速に接触し、衝突事故の初期に搭乗者を突入す
る物体から離すべく加速を開始し、搭乗者に作用する負
荷を制限し、搭乗者に所要の対応をさせる。本発明の一
つの利点は、経費の掛かるトリムパネルの模様替えまた
は生産加工のための大規模の変更を必要としないことで
ある。本発明の別の利点は、公知の衝突対抗手段に比較
して軽量であることである。本発明のさらに別の利点
は、内外パネル間の空間を利用し車室内へのボルスタの
張出しを最少にしているため、車室の居住性が維持され
ることである。本発明の特徴は、拡張可能な車両ドアト
リムパネルが下方取付部分から分離してボルスタが側面
衝突の初期に搭乗者に接触しうることである。
【0006】
【発明の実施の形態】図面、とくに図1を参照すると、
本発明によるエネルギ吸収車両ドア10は、(部分的に
示した)自動車のような、全体的に符号12で示した車
両に対して共働するように図示されている。とくに、エ
ネルギ吸収車両ドア10は、車両12のロッカーパネル
14および全体的に16で示した搭乗者着座区域に対し
て共働するように示されている。ロッカーパネル14は
不動で車両12の構造物に連結され、また車両ドア10
は可動でかつこの技術において公知のように、車両12
の他の構造に連結されていることが分かる。図2にもっ
ともよく示されたように、エネルギ吸収車両ドア10
は、通常の形式で一緒に接合されてそれらの間に空間2
4を形成する、外側パネル20および全体的に22で示
した内側パネルを有する。またドア10は窓28をうけ
入れるため上端に孔26を有し、窓28は空間24に出
入りすることができる。この技術において公知の(図示
しない)窓調節装置、ドアラッチおよび他の要素も空間
24内に収容されている。さらに、エネルギ吸収車両ド
ア10は、ヘムフランジングおよび/または溶接のよう
な適当な手段によって内外パネル20,22の間の縦方
向に固定された、突入またはドア防護ビーム30を有す
る。そうでなければ、突入ビーム30は同様の手段で外
側パネル20の外面32に固定することができる。
本発明によるエネルギ吸収車両ドア10は、(部分的に
示した)自動車のような、全体的に符号12で示した車
両に対して共働するように図示されている。とくに、エ
ネルギ吸収車両ドア10は、車両12のロッカーパネル
14および全体的に16で示した搭乗者着座区域に対し
て共働するように示されている。ロッカーパネル14は
不動で車両12の構造物に連結され、また車両ドア10
は可動でかつこの技術において公知のように、車両12
の他の構造に連結されていることが分かる。図2にもっ
ともよく示されたように、エネルギ吸収車両ドア10
は、通常の形式で一緒に接合されてそれらの間に空間2
4を形成する、外側パネル20および全体的に22で示
した内側パネルを有する。またドア10は窓28をうけ
入れるため上端に孔26を有し、窓28は空間24に出
入りすることができる。この技術において公知の(図示
しない)窓調節装置、ドアラッチおよび他の要素も空間
24内に収容されている。さらに、エネルギ吸収車両ド
ア10は、ヘムフランジングおよび/または溶接のよう
な適当な手段によって内外パネル20,22の間の縦方
向に固定された、突入またはドア防護ビーム30を有す
る。そうでなければ、突入ビーム30は同様の手段で外
側パネル20の外面32に固定することができる。
【0007】さらに図2を参照すると、ドアトリムパネ
ル14は内側パネル22に取付けられ、それらの間に空
間36を形成している。ドアトリムパネル34は、全体
的に搭乗者着座区域16に面するひじ掛け38を備えて
いる。トリムパネル14はねじのような固定具40によ
って全体的にひじ掛け38の範囲において内側パネル2
2に固定されるのが好ましく、トリムパネル14の下方
部分42は、下記にさらに説明するように、車両ドア1
0の側面衝撃型衝突の際、ひじ掛け38の周りで搭乗者
の着座区域16に向かって旋回する。ドアトリムパネル
14の下方部分42は、内側パネル22に、図3に示し
たような、ねじ43およびクリップ装置45のような下
方固定具44によって、着脱可能に固定されている。下
方固定具44の保持力は、トリムパネル34の下方部分
42が、たとえば、下記に説明するようにエネルギ吸収
ボルスタ46によって十分な力で押されるとき離れるよ
うに、選択される。クリスマスツリー型固定具、押しピ
ンまたはこの技術において公知でかつ本明細書によって
示唆される他の固定具のような、固定手段も使用するこ
とができる。外側パネル20および内側パネル22は、
金属材料または他の適当な材料から作るのが好ましい。
ドアトリムパネル34はプラスチック、カードボード、
木材繊維のような適当な材料またはそれらの組合わせか
ら作られ、かつ布、ビニール、革またはこの技術におい
て公知の内装技術によってカバーされる。
ル14は内側パネル22に取付けられ、それらの間に空
間36を形成している。ドアトリムパネル34は、全体
的に搭乗者着座区域16に面するひじ掛け38を備えて
いる。トリムパネル14はねじのような固定具40によ
って全体的にひじ掛け38の範囲において内側パネル2
2に固定されるのが好ましく、トリムパネル14の下方
部分42は、下記にさらに説明するように、車両ドア1
0の側面衝撃型衝突の際、ひじ掛け38の周りで搭乗者
の着座区域16に向かって旋回する。ドアトリムパネル
14の下方部分42は、内側パネル22に、図3に示し
たような、ねじ43およびクリップ装置45のような下
方固定具44によって、着脱可能に固定されている。下
方固定具44の保持力は、トリムパネル34の下方部分
42が、たとえば、下記に説明するようにエネルギ吸収
ボルスタ46によって十分な力で押されるとき離れるよ
うに、選択される。クリスマスツリー型固定具、押しピ
ンまたはこの技術において公知でかつ本明細書によって
示唆される他の固定具のような、固定手段も使用するこ
とができる。外側パネル20および内側パネル22は、
金属材料または他の適当な材料から作るのが好ましい。
ドアトリムパネル34はプラスチック、カードボード、
木材繊維のような適当な材料またはそれらの組合わせか
ら作られ、かつ布、ビニール、革またはこの技術におい
て公知の内装技術によってカバーされる。
【0008】エネルギ吸収車両ドア10は、さらに、図
4に示すように、少なくとも一つの好ましくは複数の、
エネルギ吸収ボルスタ46,47,48,49,50を
備えている。エネルギ吸収ボルスタ46,47,48,
49,50は、発泡ポリウレタンから作られた発泡材料
のブロックとするのが好ましいが、膨脹ビード、アルミ
ニウムまたは紙製ハニカムのような他の適当な材料から
作ってもよい。エネルギ吸収ボルスタ46,47は全体
的に長方形で、側方衝撃負荷に耐えかつそれをトリムパ
ネル34に伝達するのに十分大きい破壊強さを有し、下
端42における下方固定具44の保持力にうち勝ち、ほ
ぼ変形しない状態でボルスタ46,47によってトリム
パネル34を搭乗者の着座区域に拡張させる。エネルギ
吸収ボルスタ46,47は搭乗者18の骨盤および脚部
の保護のために必要な異なった破壊強さ、形状および厚
さを備えることができる。ボルスタ46,47の破壊強
さは1.4〜3.15kg/cm2 (20〜45psi )の範
囲が普通である。エネルギ吸収ボルスタ48,49,5
0は搭乗者18の胸部を保護するため異なった破壊強
さ、形状および厚さを備えるのが好ましい。ボルスタ4
8,49,50の破壊強さは0.35〜1.4kg/cm2
(5〜20psi )が普通である。図2および図5〜9の
エネルギ吸収ドアの実施例はボルスタ47,48を示し
ていないかまたはその一部しか示していないが、この技
術に通じた人々にはこれらのボルスタを含むことが分か
るであろう。
4に示すように、少なくとも一つの好ましくは複数の、
エネルギ吸収ボルスタ46,47,48,49,50を
備えている。エネルギ吸収ボルスタ46,47,48,
49,50は、発泡ポリウレタンから作られた発泡材料
のブロックとするのが好ましいが、膨脹ビード、アルミ
ニウムまたは紙製ハニカムのような他の適当な材料から
作ってもよい。エネルギ吸収ボルスタ46,47は全体
的に長方形で、側方衝撃負荷に耐えかつそれをトリムパ
ネル34に伝達するのに十分大きい破壊強さを有し、下
端42における下方固定具44の保持力にうち勝ち、ほ
ぼ変形しない状態でボルスタ46,47によってトリム
パネル34を搭乗者の着座区域に拡張させる。エネルギ
吸収ボルスタ46,47は搭乗者18の骨盤および脚部
の保護のために必要な異なった破壊強さ、形状および厚
さを備えることができる。ボルスタ46,47の破壊強
さは1.4〜3.15kg/cm2 (20〜45psi )の範
囲が普通である。エネルギ吸収ボルスタ48,49,5
0は搭乗者18の胸部を保護するため異なった破壊強
さ、形状および厚さを備えるのが好ましい。ボルスタ4
8,49,50の破壊強さは0.35〜1.4kg/cm2
(5〜20psi )が普通である。図2および図5〜9の
エネルギ吸収ドアの実施例はボルスタ47,48を示し
ていないかまたはその一部しか示していないが、この技
術に通じた人々にはこれらのボルスタを含むことが分か
るであろう。
【0009】図2に示した第1実施例において、エネル
ギ吸収ボルスタ46は搭乗者着座区域16付近の内側パ
ネル22の孔52を通って設置され、外側パネル20と
内側パネル22の間の空間24および内側パネル22と
トリムパネル34の間の空間36内に延びている。ボル
スタ46は、たとえばウレタン接着剤のような適当な手
段によって、トリムパネル34に固定される。上方エネ
ルギ吸収ボルスタ50は、内側パネル22とトリムパネ
ル34の間に、トリムパネル34の上端54付近に配置
されている。エネルギ吸収ボルスタ50は、前記接着剤
のような適当な手段によって内側パネル22またはドア
トリムパネル34のいずれかに取付けられるか、そうで
なければ、図示のように内側パネル22とドアトリムパ
ネル34の間に挿入することができる。
ギ吸収ボルスタ46は搭乗者着座区域16付近の内側パ
ネル22の孔52を通って設置され、外側パネル20と
内側パネル22の間の空間24および内側パネル22と
トリムパネル34の間の空間36内に延びている。ボル
スタ46は、たとえばウレタン接着剤のような適当な手
段によって、トリムパネル34に固定される。上方エネ
ルギ吸収ボルスタ50は、内側パネル22とトリムパネ
ル34の間に、トリムパネル34の上端54付近に配置
されている。エネルギ吸収ボルスタ50は、前記接着剤
のような適当な手段によって内側パネル22またはドア
トリムパネル34のいずれかに取付けられるか、そうで
なければ、図示のように内側パネル22とドアトリムパ
ネル34の間に挿入することができる。
【0010】作用において、エネルギ吸収車両ドア10
は、図5に示したように、側面衝突型衝撃をうける。こ
のとき、外側パネル20および突入ビーム30は変位し
て、下端42における下方固定具44の保持力にうち勝
つのに十分な力で内側パネル22の孔を通る吸収ボルス
タ46を押し、緩衝のためほとんど変形しない状態で即
時ボルスタ46とともに搭乗者着座区域にトリムパネル
34を拡張させる。図6に示すように、搭乗者18はド
ア10に向って移動する間に拡張したトリムパネル34
に接触し、事故の際圧縮されたボルスタ46によって緩
衝される。さらに、ひじ掛け38は一般に搭乗者着座区
域16から、かつとくに搭乗者着座区域16に接触した
際発生するひじ掛け38に対する負荷が加えられる際、
押潰され、そこでエネルギが吸収されることが分かる。
は、図5に示したように、側面衝突型衝撃をうける。こ
のとき、外側パネル20および突入ビーム30は変位し
て、下端42における下方固定具44の保持力にうち勝
つのに十分な力で内側パネル22の孔を通る吸収ボルス
タ46を押し、緩衝のためほとんど変形しない状態で即
時ボルスタ46とともに搭乗者着座区域にトリムパネル
34を拡張させる。図6に示すように、搭乗者18はド
ア10に向って移動する間に拡張したトリムパネル34
に接触し、事故の際圧縮されたボルスタ46によって緩
衝される。さらに、ひじ掛け38は一般に搭乗者着座区
域16から、かつとくに搭乗者着座区域16に接触した
際発生するひじ掛け38に対する負荷が加えられる際、
押潰され、そこでエネルギが吸収されることが分かる。
【0011】図7〜9には、エネルギ吸収車両ドアの第
2実施例110が図示されている。車両ドア10と同様
の部品は(100)を加えた同様の数字で示してある。
図7に示すように、ドア110はドア10と同様のトリ
ムパネル134を備え、ひじ掛け138は全体的に搭乗
者着座区域118に面し、かつひじ掛け138付近で内
側パネル122に固定され、また、上記のように、下方
部分142において内側パネル122に着脱可能に取付
けられている。さらに、エネルギ吸収車両ドア110に
は、外側パネル120と内側パネル122の間の空間1
24にエネルギ吸収押付けブロック160が設けられ、
ブロック160は外側パネル120の内面に固定される
のが好ましい。取付けは接着剤、保持クリップのような
機械的固定具、またはそれらの組合せによることができ
る。少なくとも一つのボルスタブロック146を含むエ
ネルギ吸収装置が、上記のように内側ドアパネル120
の孔152を通ってトリムパネルの内面に固定され、か
つ押圧ブロック160の横に隣接して配置される。
2実施例110が図示されている。車両ドア10と同様
の部品は(100)を加えた同様の数字で示してある。
図7に示すように、ドア110はドア10と同様のトリ
ムパネル134を備え、ひじ掛け138は全体的に搭乗
者着座区域118に面し、かつひじ掛け138付近で内
側パネル122に固定され、また、上記のように、下方
部分142において内側パネル122に着脱可能に取付
けられている。さらに、エネルギ吸収車両ドア110に
は、外側パネル120と内側パネル122の間の空間1
24にエネルギ吸収押付けブロック160が設けられ、
ブロック160は外側パネル120の内面に固定される
のが好ましい。取付けは接着剤、保持クリップのような
機械的固定具、またはそれらの組合せによることができ
る。少なくとも一つのボルスタブロック146を含むエ
ネルギ吸収装置が、上記のように内側ドアパネル120
の孔152を通ってトリムパネルの内面に固定され、か
つ押圧ブロック160の横に隣接して配置される。
【0012】図8に示したように、車両ドア110にほ
ぼ垂直に所定の負荷が加えられると外側パネル120は
変形し、押付けブロック160を移動させてボルスタブ
ロック146およびそれらの間の窓128の部分と接触
させ、トリムパネル134を搭乗者着座区域116に向
って拡張させる。ボルスタブロック146はほぼ変形し
ない状態のままであり、そこで上記の有利な結果が得ら
れる。上記のように、搭乗者118はドア110に向っ
て移動する間にトリムパネル134に接触し、事故の際
いずれも圧縮される、ボルスタブロック146ならびに
押付けブロック160によって緩衝される。さらに、ひ
じ掛け138は搭乗者118と接触して前記のように押
潰され、さらにエネルギが吸収される。この技術に通じ
た人々は、エネルギ吸収ドア10および110が可動窓
を廃止し、外側パネル120と内側パネル122の間の
空間に移動しない凹所内に固定された窓を設けてもよい
ことが分かるであろう。以上、本発明を説明的に記載し
た。使用した用語はむしろ限定の意味でなく本来の用語
の特性を意図しているものと理解すべきである。本発明
は同じ作用理論で自動車のドアおよび車体側面パネルに
適用されることを認識すべきである。本発明の好ましい
実施例を記載したが、種々の変形および変更が特許請求
の範囲の記載から離れることなく実施しうるものであ
る。
ぼ垂直に所定の負荷が加えられると外側パネル120は
変形し、押付けブロック160を移動させてボルスタブ
ロック146およびそれらの間の窓128の部分と接触
させ、トリムパネル134を搭乗者着座区域116に向
って拡張させる。ボルスタブロック146はほぼ変形し
ない状態のままであり、そこで上記の有利な結果が得ら
れる。上記のように、搭乗者118はドア110に向っ
て移動する間にトリムパネル134に接触し、事故の際
いずれも圧縮される、ボルスタブロック146ならびに
押付けブロック160によって緩衝される。さらに、ひ
じ掛け138は搭乗者118と接触して前記のように押
潰され、さらにエネルギが吸収される。この技術に通じ
た人々は、エネルギ吸収ドア10および110が可動窓
を廃止し、外側パネル120と内側パネル122の間の
空間に移動しない凹所内に固定された窓を設けてもよい
ことが分かるであろう。以上、本発明を説明的に記載し
た。使用した用語はむしろ限定の意味でなく本来の用語
の特性を意図しているものと理解すべきである。本発明
は同じ作用理論で自動車のドアおよび車体側面パネルに
適用されることを認識すべきである。本発明の好ましい
実施例を記載したが、種々の変形および変更が特許請求
の範囲の記載から離れることなく実施しうるものであ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、トリムパネルを内側パネルの
車室に面する側に着脱可能に取付け、エネルギ吸収ボル
スタを内外パネル間に取付け、事故の際、エネルギ吸収
ボルスタによりトリムパネルを車室に拡張させるように
したことにより、内部収容空間を減少することなくまた
製造経費をほとんど増加することなしに、側面衝突に対
する性能を改善したエネルギ吸収車両ドアを得ることが
できた。
車室に面する側に着脱可能に取付け、エネルギ吸収ボル
スタを内外パネル間に取付け、事故の際、エネルギ吸収
ボルスタによりトリムパネルを車室に拡張させるように
したことにより、内部収容空間を減少することなくまた
製造経費をほとんど増加することなしに、側面衝突に対
する性能を改善したエネルギ吸収車両ドアを得ることが
できた。
【図1】本発明による、エネルギ吸収車両ドアによって
画定された、車両車室の部分斜視図。
画定された、車両車室の部分斜視図。
【図2】搭乗者および車両が部分的に示された、本発明
の第1実施例によるエネルギ吸収装置およびトリム装置
を示す、車両のドアを通る断面図。
の第1実施例によるエネルギ吸収装置およびトリム装置
を示す、車両のドアを通る断面図。
【図3】本発明の一実施例による、内部ドアパネルにト
リムを取付けるクリップ型取付具の断面図。
リムを取付けるクリップ型取付具の断面図。
【図4】搭乗者に対する共働状態を示す、本発明によ
る、エネルギ吸収車両ドアの側面図。
る、エネルギ吸収車両ドアの側面図。
【図5】図2と同様であるが、側面衝撃型衝突の後、搭
乗者着座区域に、本発明によって、変形していない状態
で拡張されるエネルギ吸収装置を示す断面図。
乗者着座区域に、本発明によって、変形していない状態
で拡張されるエネルギ吸収装置を示す断面図。
【図6】図2および5と同様であるが、搭乗者に接触し
た後破壊された状態の、エネルギ吸収装置を示す断面
図。
た後破壊された状態の、エネルギ吸収装置を示す断面
図。
【図7】部分的に示された搭乗者および車両に対する共
働状態を示した、本発明の第2実施例を示す車両ドアを
通る断面図。
働状態を示した、本発明の第2実施例を示す車両ドアを
通る断面図。
【図8】図7と同様であるが、側面衝撃型衝突の後、搭
乗者着座区域に変形していない状態で展開された、本発
明によるエネルギ吸収装置を示す断面図。
乗者着座区域に変形していない状態で展開された、本発
明によるエネルギ吸収装置を示す断面図。
【図9】図7および8と同様であるが、搭乗者に接触し
た後破壊した状態のエネルギ吸収装置を示す断面図。
た後破壊した状態のエネルギ吸収装置を示す断面図。
10 エネルギ吸収車両ドア 12 車両 14 ロッカパネル 16 搭乗者着座区域 18 搭乗者 20 外側パネル 22 内側パネル 24 空間 26 孔 28 窓 30 突入ビーム 32 外面 34 トリムパネル 36 空間 38 ひじ掛け 40 固定具 42 下方部分 43 ねじ 44 固定具 45 クリップ 46 エネルギ吸収ボルスタ 47 エネルギ吸収ボルスタ 48 エネルギ吸収ボルスタ 49 エネルギ吸収ボルスタ 50 エネルギ吸収ボルスタ 52 孔 54 上端 110 エネルギ吸収ドア 116 搭乗者着座区域 118 ひじ掛け 120 外側パネル 122 内側パネル 124 空間 134 トリムパネル 138 ひじ掛け 142 下方部分 146 ボルスタブロック 152 孔 160 押圧ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョフリー ディー.フレッチャー アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト,リ バーフロント ドライブ 100,アパート メント 1911
Claims (2)
- 【請求項1】 搭乗者着座区域を有しかつエネルギ吸収
ドアによって一側を画定された自動車車室において、該
ドアが、 外側パネル、 該外側パネルに側方で接合された内側パネル、 トリムパネルであって、内側パネルの車室に面する側に
着脱可能に取付けられ、外側パネルと内側パネルに取付
けられた前記トリムパネルとの間に空間を画定する前記
トリムパネル、およびエネルギ吸収装置であって、前記
空間内に取付けられ、外部で発生した負荷が全体的にド
アに垂直に加えられたときトリムパネルが車室内に拡張
しエネルギ吸収装置がほぼ変形しない状態で車室に出現
するように前記空間内に取付けられた前記エネルギ吸収
装置を有する搭乗者着座区域を有しかつエネルギ吸収ド
アによって一側を画定された自動車車室。 - 【請求項2】 エネルギ吸収装置が、複数のエネルギ吸
収ボルスタを有し、少なくとも一つのエネルギ吸収ボル
スタが内側パネルと外側パネルとの間に設置され、少な
くとも一つのエネルギ吸収ボルスタが内側パネルとトリ
ムパネルとの間に隣接して設置された請求項1に記載の
車両搭乗者着座区域を有しかつエネルギ吸収ドアによっ
て一側を画定された自動車車室。
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US363056 | 1994-12-23 | ||
US08/363,056 US5482344A (en) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | Deployable vehicle door trim panel |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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A02 | Decision of refusal |
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