JPH09207695A - 自動車のサイドドア構造 - Google Patents
自動車のサイドドア構造Info
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- JPH09207695A JPH09207695A JP8037145A JP3714596A JPH09207695A JP H09207695 A JPH09207695 A JP H09207695A JP 8037145 A JP8037145 A JP 8037145A JP 3714596 A JP3714596 A JP 3714596A JP H09207695 A JPH09207695 A JP H09207695A
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Abstract
突時における衝撃吸収部材の衝撃吸収性が低下し、高剛
性部から乗員に作用する荷重も大きくなる。 【解決手段】 サイドドア1の内部にインパクトバー
6、衝撃吸収部材15(15a〜15c)、15dを設
け、アームレスト部10に剛性を低くした脆弱部を形成
し、アームレスト部10の下端のきめ込み部とアームレ
スト用凹部10aの上端のきめ込み部とに脆弱な複数の
スリット部31,32を夫々形成する。
Description
ア構造に関し、特にサイドドア内部に設けた衝撃吸収部
材の衝撃吸収作用を確保しつつも、アームレスト等の高
剛性部による衝撃吸収性低下を防止するようにしたもの
に関する。
側突時における乗員の保護を強化するため、サイドドア
内にインパクトバーを設けるとともに合成樹脂発泡体等
のパッド部材を設ける技術が採用されつつある。前記パ
ッド部材は、通常乗員の腰に対応する高さ位置に配設さ
れる。このパッド部材を設けない場合には、激しい側突
時にアウタパネルが潰れてドア内に配設される部品を介
してインナパネルに達し、次の瞬間にインナパネルがド
アトリムを介して車室内の乗員に衝突するため、乗員に
対する衝撃力は遅れて衝撃的に作用する。これに対し
て、パッド部材を設ける場合には、側突時に、アウタパ
ネルにより押圧されたパッドはインナパネルに開けられ
た開口部、そしてドアトリムを介して、前記のようにア
ウタパネルがドア内の部品を介してインナパネルに当接
する前の早期に乗員を押圧する。即ち、乗員への衝突荷
重伝達が早期に行われ、かつパッドによりその衝撃荷重
は十分に吸収されるので、乗員に作用する衝撃力が著し
く緩和されることになる。
レストが設けてあるが、アームレストは、その構造上、
他の部分に比較して高剛性に構成されている。実開平6
−74426号公報には、側突時にアームレストから乗
員に作用する荷重を緩和する為に、アームレスト芯材を
細い棒材で骨組状に構成したり、アームレストのベース
板に複数の開口やスリットを形成したりして、アームレ
ストの所定部位の剛性を低くして衝撃を緩和する技術が
提案されている。
ア内にパッド部材を設けたとしても、サイドドアの内面
部に高剛性のアームレストがあると、側突時に、アーム
レストが変形しにくいためドアトリムが変形しにくく、
パッド部材の衝撃吸収作用が著しく低下してしまうとい
う問題がある。本発明の目的は、パッド部材の衝撃吸収
作用を十分に発揮させ得るようにすること、アームレス
ト等の高剛性部で衝撃吸収作用が低下しないようにする
こと、である。
ドドア構造は、自動車のサイドドアにおいて、前記サイ
ドドアの所定個所に設けられ、少なくとも車幅方向に高
剛性の高剛性部と、前記高剛性部の付近でサイドドア内
部に設けられ、側突時にサイドドアから乗員に作用する
衝撃を吸収する衝撃吸収部材と、前記高剛性部又はその
近傍部に設けられ、側突時に高剛性部から乗員に作用す
る衝撃を緩和する衝撃緩和部とを備えたものである。側
突時に、サイドドアのアウタパネル、インナパネル、ド
アトリム等の変形を介して衝撃吸収部材が車室側へ早期
に移動して、軽い衝撃力を乗員に作用させつつ乗員を車
室内方へ移動させるため、乗員に作用する衝撃が吸収さ
れる。前記高剛性部又はその近傍部に設けられた衝撃緩
和部は、側突時に高剛性部から乗員に作用する衝撃を緩
和する。この衝撃緩和部を設けたことで、高剛性部の剛
性が低下しているため、側突時のドアトリム等の変形が
高剛性部で阻害されないから、衝撃吸収部材の襲撃吸収
作用を確保することができる。
求項1の発明において、前記衝撃緩和部が高剛性部の剛
性を小さくした脆弱部であることを特徴とするものであ
る。それ故、側突時における高剛性部の変形が促進され
るため、衝撃吸収部材の衝撃吸収作用が低下することが
ない。その他請求項1と同様の作用を奏する。請求項3
の自動車のサイドドア構造は、請求項1の発明におい
て、前記高剛性部がアームレスト部であることを特徴と
するものである。アームレスト部はサイドドア内面部に
棚状に形成されているため、剛性の高い高剛性部になっ
ている。その他請求項1と同様の作用を奏する。
求項2の発明において、前記脆弱部は、サイドドアのト
リム基材の棚状部に形成されたことを特徴とするもので
ある。サイドドアのトリム基材の棚状部(例えば、アー
ムレスト部など)は、水平な壁部を有するため車幅方向
に高剛性であるが、その棚状部に脆弱部を形成するた
め、棚状部の剛性が低くなるから、側突時に乗員に作用
する衝撃が緩和されることになる。その他請求項2と同
様の作用を奏する。
求項2の発明において、前記脆弱部は、サイドドアのト
リム基材の棚状部の上側近傍部と下側近傍部との少なく
とも一方に形成されたことを特徴とするものである。側
突時に、アウタパネル、インナパネル、ドアトリム等の
変形を介して衝撃吸収部材が車室側へ移動する時に、ト
リム基材の棚状部の上側近傍部と下側近傍部との少なく
とも一方に形成された脆弱部が破断したり変形したりし
て、衝撃吸収部材が車室内方へ移動しやすくなるため、
衝撃吸収部材の衝撃吸収作用を確保できる。その他請求
項2と同様の作用を奏する。
求項5の発明において、前記脆弱部は、サイドドアのド
アトリムのきめ込み部においてトリム基材に形成された
複数のスリット部であることを特徴とするものである。
それ故、側突時に、アウタパネル、インナパネル、ドア
トリム等の変形を介して衝撃吸収部材が車室側へ移動す
る時に、ドアトリムのきめ込み部においてドアトリムに
形成した複数のスリット部である脆弱部が簡単に破断す
る。その他請求項5と同様の作用を奏する。
求項3〜請求項6の何れか1項の発明において、前記衝
撃吸収部材は、アームレストよりも低い位置に設けられ
たパッド部材であることを特徴とするものである。前記
衝撃吸収部材であるパッド部材は例えば合成樹脂発泡体
で構成されるが、このパッド部材がアームレストよりも
低い位置に設けられているため、このパッド部材によ
り、側突時に乗員の腰部を十分に保護できることにな
る。その他請求項3〜請求項6の何れか1項と同様の作
用を奏する。
求項7の発明において、前記パッド部材は、アウタパネ
ルとサイドドアの内面部のトリム基材との間に、ドアガ
ラス昇降空間を空けた状態に設けられたことを特徴とす
るものである。それ故、側突時に、アウタパネルの変形
がパッド部材を介してサイドドアの内面部のトリム基材
に確実に伝達され、乗員に作用する衝撃が確実に吸収乃
至緩和される。その他請求項7と同様の作用を奏する。
求項8の発明において、前記パッド部材は、アウタパネ
ル内面側の第1パッド部材と、インナパネルのアウタパ
ネル側の第2パッド部材と、トリム基材のインナパネル
側の第3パッド部材を有することを特徴とするものであ
る。このように、パッド部材が第1〜第3パッド部材の
合計厚さだけの厚いものになるので、衝撃吸収性に優れ
るうえ、第1〜第3パッド部材の組付けも簡単になる。
て、図面を参照して説明する。本実施形態は、自動車の
フロントの左側のサイドドアに本発明を適用した場合の
一例であり、以下自動車の前後左右を前後左右として説
明する。図1、図2に示すように、自動車のフロントの
左側のサイドドア1のドア本体は、アウタパネル2と、
インナパネル3と、ドアトリム4等で構成され、ウイン
ドレギュレータ(図示略)で昇降されるドアガラス5も
設けられ、サイドドア1の内面部には棚状部であるアー
ムレスト部10が形成され、アームレスト部10の前部
には、ドア開閉の為に手を差し込む為の凹部11が形成
されている。
は、ウッドチップ製の基材12と、その内面の合成樹脂
発泡膜製の緩衝層13と、その表皮材14a,14bと
からなり、アームレスト部10より下側の表皮材14a
は例えば合成樹脂膜であり、アームレスト部10より上
側の表皮材14bは例えば皮革である。アームレスト部
10は、所定の幅のある略水平の棚状に形成されている
ため、少なくとも車幅方向に高い剛性の高剛性部になっ
ている。
イドドア1に衝突したりする側突に対する剛性アップの
為の管材からなるインパクトバー6が前後方向向きに配
設され、このインパクトバー6の前後両端部はドア本体
に固定されている。図2に示すように、着座している乗
員の腰部に対応する前後方向位置で且つアームレスト部
10よりも低い位置において、サイドドア1の内部に
は、側突時に乗員の腰部に作用する衝撃を緩和する為の
合成樹脂発泡体製の衝撃吸収部材15が、ドアガラス5
の昇降空間16を空けた状態に配設されている。
の内面に沿うブロック状の第1パッド部材15aと、イ
ンナパネル3の略外面側に位置しインナパネル3の開口
穴に挿入状に装着されたブロック状の第2パッド部材1
5bと、ドアトリム4の外面に接着にて固定されたブロ
ック状の第3パッド部材15cとからなる。また、着座
している乗員に対応する前後方向位置かつアームレスト
部10の上側においてインナパネル3とドアトリム4間
には、側突時に乗員の胸部の側部に作用する衝撃を緩和
する為の合成樹脂発泡体製の第4パッド部材15dが設
けられ、第4パッド部材15dは接着にてドアトリム4
の外面に固定されている。
15aをインパクトバー6に取付ける為の薄鋼板製の側
面視ほぼU形の保持部材17が設けられ、この保持部材
17の前後1対の取付け部17aがインパクトバー6に
溶接やビスにて固着され、第1パッド部材15aの外面
部に保持部材17の内周側の半幅部を埋め込んだ状態に
して第1パッド部材15aが保持されている。尚、保持
部材17は、側面視L形の2つの部品からなるものに構
成してもよくその他の形状に構成してもよい。
15bをインナパネル3に取付ける為に、上下1対の薄
鋼板製の保持部材18,19が設けられ、上側の保持部
材18の内周側の半幅部を、第2パッド部材15bの上
部の外面部に埋め込んだ状態にし、保持部材18の取付
け部18aをインナパネル3の内面にビスや溶接にて固
定するとともに、下側の保持部材19の内周側の半幅部
を、第2パッド部材15bの下部の外面部に埋め込んだ
状態にし、保持部材19の取付け部19aをインナパネ
ル3の内面にビスや溶接にて固定することにより、第2
パッド部材15bがインナパネル3に取付けられてい
る。そして、第1パッド部材15aと第2パッド部材1
5bの間にはドアガラス5の昇降空間16が空けられて
いる。
して側突時に高剛性部から乗員に作用する衝撃を緩和す
る為の衝撃緩和部について説明する。図2、図5〜図7
に示すように、アームレスト部10の剛性を低下させる
脆弱部である第1衝撃緩和部20として、アームレスト
部10のうちの凹部11の後側の部位には、ドアトリム
4の基材12に形成した矩形状の開口部21であって凹
部11とほぼ同長の開口部21が形成され、その開口部
21は薄鋼板製の蓋部材22で剛性を高めることなく塞
がれる。蓋部材22の外周部の3個所には下方へ切り起
した切り起し片22aが形成され、それら3つの切り起
し片22aを開口部21に嵌めることで蓋部材22が所
定位置に保持され、この蓋部材22の表面側は緩衝層1
3と表皮材14bとで覆われている。
スト部10の剛性を低下させる脆弱部である第2衝撃緩
和部30として、アームレスト部10の下端部において
ドアトリム4のきめ込み部において基材12に形成され
た5つのスリット部31と、アームレスト用凹部10a
の上端においてドアトリム4のきめ込み部において基材
12に形成された5つのスリット部32とが設けられて
いる。前記スリット部31は、基材12に開けた所定長
さのスリットであり、5つのスリット部31を前後に小
間隔おきに並ぶ1列状に形成することで脆弱部に構成さ
れ、側突時に側突荷重が衝撃吸収部材15を介してドア
トリム4に作用したときに、5つのスリット部31から
なる脆弱部が破断し易くなっている。また、前記スリッ
ト部32はスリット部31と同様の構造で、5つのスリ
ット部32を前後に小間隔おきに並ぶ1列状に形成する
ことで脆弱部に構成してある。
造の作用・効果について説明する。側突時に、相手側の
自動車のバンパーがサイドドア1のインパクトバー6及
び衝撃吸収部材15のレベルに衝突して来るが、側突荷
重が大きい場合にアウタパネル2とインパクトバー6が
内側へ変形すると、衝撃吸収部材15で衝撃を吸収しつ
つ衝撃吸収部材15とインナパネル3とドアトリム4と
が車室側へ変形し、乗員に緩衝された軽い側突荷重が早
期に作用するので、乗員の腰骨部に対する安全性が格段
に向上する。
スト部10の下端部の5つのスリット部31が破断して
アームレスト部10よりも下側のドアトリム4の部分が
車室側へ変位し易くなるため、衝撃吸収部材15で緩衝
された軽い側突荷重が乗員に早期に作用するようになる
ため、衝撃吸収部材15の衝撃吸収作用を十分に発揮さ
せることができ、衝撃吸収性が格段に向上する。同様
に、前記側突の際、高剛性のアームレスト部10の上側
の5つのスリット部32が破断して第4パッド部材15
dが車室側へ変位し易くなるため、第4パッド部材15
dの衝撃吸収作用を十分に発揮させることができる。
スト部10が車室側へ移動して乗員の脇腹付近に衝突し
たとしても、第1衝撃緩和部20が脆弱な低剛性部に構
成されているため、アームレスト部10から乗員に作用
する衝撃が著しく緩和されることになる。
明すると、アームレスト部10はドアトリムの内面部に
突出状に形成されるものでもよく、衝撃吸収部材15の
パッド部材15a〜15cの形状や材質や取付け構造は
前記実施形態のものに限定されず、側突荷重を吸収可能
に構成してあればよい。
幅方向に高剛性の高剛性部を備えたサイドドアに、衝撃
吸収部材と衝撃緩和部とを設けたので、側突時に、サイ
ドドアのアウタパネル、インナパネル、ドアトリム等の
変形を介して衝撃吸収部材が車室側へ早期に移動して、
軽い衝撃力を乗員に作用させつつ乗員を車室内方へ移動
させるため、乗員に作用する衝撃が吸収される。高剛性
部又はその近傍部に設けた衝撃緩和部により、側突時に
高剛性部から乗員に作用する衝撃を緩和できるが、この
衝撃緩和部により高剛性部の剛性が低下するため、側突
時のドアトリム等の変形が高剛性部で阻害されないか
ら、衝撃吸収部材の襲撃吸収作用を確保することができ
る。
の効果を奏するが、衝撃緩和部が高剛性部の剛性を小さ
くした脆弱部であるので、側突時における高剛性部の変
形が促進され、衝撃吸収部材の衝撃吸収作用が低下する
ことがない。請求項3の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、高剛性部がアームレスト部であり、
アームレスト部はサイドドア内面部に張り出す棚状に形
成されているため、剛性の高い高剛性部になっている。
の効果を奏するが、脆弱部は、サイドドアのトリム基材
の棚状部に形成され、サイドドアのトリム基材の棚状部
(例えば、アームレスト部など)は、水平な壁部を有す
るため車幅方向に高剛性であるが、その棚状部に脆弱部
を形成するため、棚状部の剛性が低くなるから、側突時
に乗員に作用する衝撃が緩和される。
の効果を奏するが、脆弱部は、サイドドアのトリム基材
の棚状部の上側近傍部と下側近傍部との少なくとも一方
に形成されたので、側突時に、アウタパネル、インナパ
ネル、ドアトリム等の変形を介して衝撃吸収部材が車室
側へ移動する時に、トリム基材の棚状部の上側近傍部と
下側近傍部との少なくとも一方に形成された脆弱部が破
断したり変形したりして、衝撃吸収部材が車室内方へ移
動しやすくなるため、衝撃吸収部材の衝撃吸収作用を確
保できる。
の効果を奏するが、前記脆弱部は、サイドドアのドアト
リムのきめ込み部においてトリム基材に形成された複数
のスリット部であるので、側突時に、アウタパネル、イ
ンナパネル、ドアトリム等の変形を介して衝撃吸収部材
が車室側へ移動する時に、ドアトリムのきめ込み部にお
いてトリム基材に形成された複数のスリット部からなる
脆弱部が簡単に破断する。
項6の何れか1項と同様の効果を奏するが、衝撃吸収部
材は、アームレストよりも低い位置に設けられたパッド
部材であるので、このパッド部材により、側突時に乗員
の腰部を十分に保護できることになる。
の効果を奏するが、前記パッド部材は、アウタパネルと
サイドドアの内面部のトリム基材との間に、ドアガラス
昇降空間を空けた状態に設けられているので、側突時
に、アウタパネルの変形がパッド部材を介してサイドド
アの内面部のトリム基材に確実に伝達され、乗員に作用
する衝撃が確実に吸収され緩和される。
の効果を奏するが、前記パッド部材は、アウタパネル内
面側の第1パッド部材と、インナパネルのアウタパネル
側の第2パッド部材と、トリム基材のインナパネル側の
第3パッド部材を有するので、パッド部材が第1〜第3
パッド部材の合計厚さだけの厚いものになるので、衝撃
吸収性に優れるうえ、第1〜第3パッド部材の組付けも
簡単になる。
斜視図である。
る。
視図である。
る。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 自動車のサイドドアにおいて、 前記サイドドアの所定個所に設けられ、少なくとも車幅
方向に高剛性の高剛性部と、 前記高剛性部の付近でサイドドア内部に設けられ、側突
時にサイドドアから乗員に作用する衝撃を吸収する衝撃
吸収部材と、 前記高剛性部又はその近傍部に設けられ、側突時にサイ
ドドアから乗員に作動する衝撃を緩和する衝撃緩和部
と、 を備えたことを特徴とする自動車のサイドドア構造。 - 【請求項2】 前記衝撃緩和部が高剛性部の剛性を小さ
くした脆弱部であることを特徴とする請求項1に記載の
自動車のサイドドア構造。 - 【請求項3】 前記高剛性部がアームレスト部であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の自動車のサイドドア構
造。 - 【請求項4】 前記脆弱部は、サイドドアのトリム基材
の棚状部に形成されたことを特徴とする請求項2に記載
の自動車のサイドドア構造。 - 【請求項5】 前記脆弱部は、サイドドアのトリム基材
の棚状部の上側近傍部と下側近傍部との少なくとも一方
に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動車
のサイドドア構造。 - 【請求項6】 前記脆弱部は、サイドドアのドアトリム
のきめ込み部においてトリム基材に形成された複数のス
リット部であることを特徴とする請求項5に記載の自動
車のサイドドア構造。 - 【請求項7】 前記衝撃吸収部材は、アームレストより
も低い位置に設けられたパッド部材であることを特徴と
する請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の自動車の
サイドドア構造。 - 【請求項8】 前記パッド部材は、アウタパネルとサイ
ドドアの内面部のトリム基材との間に、ドアガラス昇降
空間を空けた状態に設けられたことを特徴とする請求項
7に記載の自動車のサイドドア構造。 - 【請求項9】 前記パッド部材は、アウタパネル内面側
の第1パッド部材と、インナパネルのアウタパネル側の
第2パッド部材と、トリム基材のインナパネル側の第3
パッド部材を有することを特徴とする請求項8に記載の
自動車のサイドドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03714596A JP3767001B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動車のサイドドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03714596A JP3767001B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動車のサイドドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207695A true JPH09207695A (ja) | 1997-08-12 |
JP3767001B2 JP3767001B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=12489454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03714596A Expired - Lifetime JP3767001B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 自動車のサイドドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3767001B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11342815A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-14 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
JP2000085356A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-03-28 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用ドアの衝撃吸収構造 |
JP2019034695A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 積水化成品工業株式会社 | 衝撃吸収パッド、衝撃吸収パッド成形金型、および衝撃吸収パッドの製造方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP03714596A patent/JP3767001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11342815A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-14 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
JP2000085356A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-03-28 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用ドアの衝撃吸収構造 |
JP2019034695A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 積水化成品工業株式会社 | 衝撃吸収パッド、衝撃吸収パッド成形金型、および衝撃吸収パッドの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3767001B2 (ja) | 2006-04-19 |
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