JP2008513714A - 繊維材料から成る衝撃吸収装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、自動車への側面衝突に対する保護用衝撃吸収装置に関し、この衝撃吸収装置が少なくとも第1、第2、第3及び第4の側面(106,110,116,118)を持つ断面輪郭(102)を有する繊維材料から成り、順次に続く2つの側面がそれぞれ逆の方向に延びている。
【選択図】図1

Description

本発明は、繊維材料から成る衝撃吸収装置、このような衝撃吸収装置を持つ自動車扉、及び衝撃吸収装置の製造方法に関する。
従来技術から、自動車への側面衝突に対して保護するための種々の衝撃吸収装置が公知である。このような衝撃吸収装置はエネルギ吸収体とも称される。通常エネルギ吸収体は、ポリウレタンフォーム(PU)、発泡ポリプロピレン(EPP)又はポリスチロール(PS)から成っている。
欧州特許出願公告第0683072号明細書から、安定な形状にプレスされた繊維材料から成る衝撃吸収装置が公知になっている。この衝撃吸収装置は段付き角錐の形状を持ち、個々の角錐段がそれぞれせん断区域を形成している。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4417835号明細書から、衝撃鉢の形に形成される衝撃吸収装置が公知であり、衝突の際時間的に順次に続く吸収材料の多数のせん断過程を介してエネルギ吸収が行われる。特に衝撃吸収装置は、この場合テラス又は段付き角錐の形をしている。
国際特許公開のドイツ語翻訳第69912789号から、天然樹脂材料又は合成樹脂材料又は複合材料から成る自動車バンパ及び自動車内張り用の吸収装置が公知である。この場合エネルギ吸収は、円形断面の薄壁構造を持つ多数のポケット状隔室によって行われる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10125987号明細書から、車両にある側面衝突保護手段を持つ側壁が公知である。ここには、車両縦方向に延びる少なくとも2つの段部を縦辺に持つ変形異形材を持つ変形素子が記載されている。
ドイツ連邦共和国実用新案第29607664号明細書から、装置担体を持つ車両扉が公知であり、この装置担体は、例えば窓昇降機、扉錠、拡声器及びケーブルのような機能素子と共に、こじんまり組立てられるモジュール状組込み単位体を形成している。この場合装置担体は、形状の安定な繊維複合材料から製造され、この複合材料が増大する内部摩擦及び大きい衝撃靭性を持ち、従って側面衝突の場合強められるエネルギ吸収を保証する。
本発明の基礎になっている課題は、乗客に対して改善された側面衝突保護を行う、特に自動車扉に組込むための繊維材料から成る衝撃吸収装置を提供することである。
この課題は、独立請求項1の特徴によって解決される。本発明の好ましい実施形態は従属請求項に示されている。
自動車への側面衝突に対して保護する衝撃吸収装置が提供される。衝撃吸収装置少なくとも第1、第2、第3及び第4の側面を有する断面輪郭を持ち、順次に続く2つの側面がそれぞれ逆の方向に延びている。この場合側面は基礎平面から25〜90°の角をなして出て、基礎平面に比較して小さい上部卓状面を形成している。この卓状面は、大体において基礎平面に達する少なくとも1つの凹所を持っている。
衝撃吸収装置のこの構造のため、例えば3000Nの荷重において初めて衝撃吸収装置を圧縮させる大きい側面衝突力を吸収することができる。
本発明の好ましい実施形態では、天然繊維成形材料なるべく木材繊維が、衝撃吸収装置の製造のために使用される。このため木材繊維マットが、プレス又は深絞りにより所望の形状にされる。木材繊維材料の使用は特に有利である。なぜならば側面衝突の場合衝撃吸収装置の変形及び圧縮の際にも、鋭い稜が形成されないからである。木材繊維材料の材料性質のため、衝撃吸収装置はカートンのように圧縮されかつ折り畳まれて、衝撃を吸収する。
本発明の実施形態によれば、衝撃吸収装置の第1の側面即ち外壁が、基礎平面に対して25〜90°なるべく30〜75°特に45°の傾斜角を持っている。
本発明の別の実施形態によれば、内側半径、特に互いに突き合わさる側面の内側半径ができるだけ大きく選ばれ、衝撃吸収装置に荷重がかかる際内側半径に応力ピークが生じるのを制限するため、少なくとも5mmなるべく少なくとも10mmである。
本発明の好ましい実施形態では、高温プレス又は深絞りにより所望の形状になった後、繊維材料が1〜3mmなるべく約1.8mmの厚さを持っている。
本発明の別の実施形態によれば、衝撃吸収装置が、20〜40cmの縁長を持つ基礎面、なるべく約30mの縁長を有する正方形面を持っている。
本発明の別の実施形態によれば、衝撃吸収装置が4〜10cmなるべく約6cmの高さを持っている。
本発明の別の実施形態によれば、衝撃吸収装置が少なくとも1つの凹所を持っている。凹所は、例えば実質的に円形、三角形、四角形、多角形又は他の輪郭形状のような種々の断面輪郭を持つことができる。
本発明の別の実施形態によれば、衝撃吸収装置が例えば2つ又は4つの凹所を持っている。隣接する2つの凹所の間に橋絡部が延びているのがよい。衝撃吸収装置の所望の剛性に応じて、橋絡部が衝撃吸収装置の基礎平面に対して実質的に平行に延びるか、又は湾曲して特に基礎平面に対して凹に延びることができる。この凹に湾曲する橋絡部は、エネルギ吸収体に対して、凹んだ橋絡部なしのエネルギ吸収体より一層小さい力レベルを与える。
本発明の別の実施形態によれば、凹所が基礎平面まで達している。これは、側面衝撃の際、凹所が例えば車両扉の内側に支持されるので、比較的大きい側面衝突力の場合に初めて衝撃吸収装置が非可逆的に変形する、という利点を持っている。
本発明の別の実施形態によれば、凹所に膨出部がある。膨出部はなるべく衝撃吸収装置の高さまで達しているので、側面衝突の際自動車扉の対向する内側での支持効果が生じる。
別の局面において本発明は外板及び内張りを持つ自動車扉に関する。外板と内張りとの間に、本発明による衝撃吸収装置がある。衝撃吸収装置は、その基礎平面が実質的に垂直方向に延びるように、なるべく設けられている。更に基礎平面がなるべく内張りに対向して設けられているので、凹所は車両内部の方へ延びている。
ここで提案されるエネルギ吸収体は、考えられるすべての範囲において乗客の保護のために使用可能である(腰、胸、腹、頭(内張り部分)、膝等)。
別の実施形態によれば、衝撃吸収装置が天然繊維マットから成っている。これは一層又は多層であってもよい。
衝撃吸収装置を製造するため、少なくとも第1、第2、第3及び第4の側面を有する断面輪郭を持つ工具へ繊維マットが挿入され、順次に続く2つの側面がそれぞれ逆の方向に延びている。工具の突き合せにより、高温プレス又は深絞りによって繊維マットが所望の形にされる。繊維マットは、なるべく混入物例えば繊維を接着する樹脂を含むポリプロピレン混入物をもっているので、繊維マットは接着のため安定な形状を保っている。
本発明の好ましい実施形態が、更に図面を参照して説明される。
図1は、繊維材料から成りかつ例えば断面102に沿って異なる方向に延びる壁を持つ衝撃吸収装置100を示している。
衝撃吸収装置100の基礎104から出て、矢印方向に断面102に従って、壁が上方へ高くなる側面を持つ外側壁範囲106内で延びている。壁の上部卓状面108に達した後、壁は内側壁範囲110に沿って、ほぼ円筒状の凹所112内で壁の底14まで下降する。
底114から出て、壁は、断面102に沿って、内側壁範囲110に対向する内側壁範囲116に沿って、再び上部卓状面108まで上昇する。そこから壁は、外側壁範囲106に対向する外側壁範囲118に沿って、再び基礎104まで下降する。
従って断面102に沿って順次に続く外側壁範囲106、内側壁範囲110、内側壁範囲116及び外側壁範囲118によって、順次に続く4つの側面が形成される。2つの順次に続く2つの側面はそれぞれ互いに逆の方向に延びている。
例えば外側壁範囲106は斜め上方へ延び、内側壁範囲110は垂直に下方へ延びている。外側壁範囲106と内側壁範囲110は、従って逆方向に延びている。内側壁範囲110と、ほぼ垂直に上方へ従って内側壁範囲110に対して逆向きに延びる内側壁範囲116について、事情はちょうど同じである。
内側壁範囲116及び斜め下方へ従って垂直に上昇する内側壁範囲116とは逆向きに延びる外側壁範囲118に関しても、事情は同じである。従って衝撃吸収装置100は、その断面102に沿って、ジグザグに延びる断面輪郭を持ち、上昇する側面と下降する側面が交互に生じる。
これは、衝撃吸収装置が比較的大きい機械的安定性を持っという利点を持っている。従って衝撃吸収装置に比較的小さい側面衝突力が作用すると、衝撃吸収装置100はまず弾性的にのみ変形する。大きい側面衝突力の場合に初めて、衝撃吸収装置100が非可逆的に圧縮されて、折り畳まれる。
底114が基礎104とほぼ同じ面にあると、特に有利である。これにより衝撃吸収装置100の接触面積、従って側面衝突力に抗する能力が増大する。
有利なように衝撃吸収装置100は木材繊維材料から成っている。これは、側面衝突力の作用を受けて衝撃吸収装置が折り畳まれる際にも、鋭いか又は突出する稜が形成されない、という利点を持っている。従って二次負傷の危険も少ない。
製造を改善するため、内側半径ができるだけ大きく、例えば5mmなるべく10mmより大きく選ばれる。
外側壁範囲106及び118の傾斜角は、広い範囲で変化することができる。例えば基礎104に対する外側壁範囲106の傾斜角を、25〜90°なるべく30〜75°の範囲特に約45°に選ぶことができる。ここで考えている図1の実施例では、外側壁範囲106により形成される側面の傾斜角は、衝撃吸収装置の基礎面に対して約60°である。
図2は衝撃吸収装置200の別の実施低を示す。衝撃吸収装置200は衝撃吸収装置100と同じように構成されている。衝撃吸収装置100と異なり、衝撃吸収装置200は、それぞれ三角形断面を有する2つの凹所212を持っている。凹所212も衝撃吸収装置200の基礎面まで延びているのがよい。
凹所212の間で、衝撃吸収装置200の上部卓状面に横橋絡部214がある。
図3は、図1及び2の衝撃吸収装置100及び200と同じように構成される衝撃吸収装置300の別の実施例を示している。衝撃吸収装置300はそれぞれ多角形断面を有する4つの凹所312を持っている。
図4は、図1、2又は3の衝撃吸収装置100,200又は300と同じように構成される衝撃吸収装置400の別の実施例を示している。衝撃吸収装置400は、ほぼ正方形断面を有する凹所412を持っている。凹所412の底414は、なるべく衝撃吸収装置400の基礎404の面まで達している。底414は、この底414からなるべく衝撃吸収装置400の頂点422の高さまで隆起する膨出部420を縁取りしている。
図5は、図1、2、3又は4の衝撃吸収装置100,200,300又は400と同じように構成される別の衝撃吸収装置500を示している。
衝撃吸収装置500は2つの角錐状凹所512を持ち、角錐状凹所512の先端は、衝撃吸収装置500の基礎504により形成される平面までなるべく達している。ここで考えられている実施例では、凹所512はそれぞれ四面体の形状を持っているが、異なる角錐形状も可能である。両方の凹所512の間に橋絡部514がある。この橋絡部は、なるべく頂点522の高さで、従って衝撃吸収装置500の基礎平面に対して平行に延びている。
衝撃吸収装置500の外側壁範囲506は、基礎504により形成される基礎平面に対して約45°の傾斜角をなしている。
図6は、図5の衝撃吸収装置500の平面図と、A−A線に沿う断面図とを示している。図6からわかるように、四面体状凹所512の角錐先端524は、衝撃吸収装置500の基礎504により形成される基礎平面526まで達している。
衝撃吸収装置500の基礎504は、なるべく20〜40cm特に約30cmの縁長を持っている。基礎平面526から頂点522までの高さはなるべく4〜10cm特に約6cmである。
図7は、図5及び6の衝撃吸収装置を斜視で示す。
図8は、図5、6及び7に示すような衝撃吸収装置500を製造するために使用できる工具600の一部を示す。このため工具600は、衝撃吸収装置500の形状のために望まれる内側輪郭を持っている。衝撃吸収装置500を製造するため、図9に示すように、繊維マット602が工具600上に置かれる。繊維マットは、なるべくポリプロピレンに混入された木材繊維から成っている。
繊維マット602は、工具600を使用して高温プレスにより所望の形状にされる。
プレス又は深絞り過程は、例えば200℃の工具温度、60barの押付け圧力及び20秒のプレス時間で行われる。
図10は、説明のため横橋絡部514に沿って切断されたプレスずみ繊維マット602を示している。
図11は衝撃吸収装置500の別の実施例の平面図を示している。図5、6、7及び10の実施例とは異なり、図11の衝撃吸収装置500は、基礎平面526に対して凹に湾曲された橋絡部514を示している。従って橋絡部514は、その中央で頂点522より間隔528だけ低い。
図6の実施例とは異なり、角錐の先端524は、基礎平面526まで完全には達していない。
図12は本発明による自動車扉730の実施例を概略的に示している。自動車扉730は窓732を持っている。扉の窓下辺734の下には、衝撃吸収装置例えば衝撃吸収装置500がある。衝撃吸収装置500の基礎506により形成される基礎平面は、自動車扉730の内張り部分736に対向しているので、基礎平面はほぼ垂直な方向に延びている。
衝撃吸収装置500の下に衝撃吸収装置738がある。衝撃吸収装置738は例えばポリウレタンフォームから成り、衝撃吸収装置500より大きい剛性を持っている。しかし衝撃吸収装置738は、本発明による衝撃吸収装置の適当に硬く設計される実施例であってもよい。
衝撃吸収装置738は、車両座席744にすわる人間742のほぼ骨盤742の高さに設けられている。これに反し衝撃吸収装置738の上に設けられる衝撃吸収装置500は、人間742のほぼ胸及び/又は腹746の高さにある。従って扉730の外板748と扉730の内張り部分736との間で、衝撃吸収装置500と738が上下に設けられている。
側面衝突の場合、これは、人間742が、まず衝撃吸収装置738により、変形する自動車扉730から離れて車両中央の方へ動かされるという利点を持っている。自動車扉730が引続いて変形すると、衝撃吸収装置500が特に人間742の胸及び腹746が重大な損傷から保護する。
円筒状凹所を持つ衝撃吸収装置の斜視図を示す。 2つの三角形凹所を持つ衝撃吸収装置の斜視図を示す。 多角形断面の4つの凹所を持つ衝撃吸収装置の斜視図を示す。 凹所に膨出部を持つ衝撃吸収装置の斜視図を示す。 2つの角錐状凹所を持つ衝撃吸収装置の斜視図を示す。 図5の衝撃吸収装置の平面図及び断面図を示す。 図5及び6の衝撃吸収装置の別の斜視図を示す。 図5、6及び7の衝撃吸収装置を製造するための繊維マットの高温プレス用工具の一部を示す。 プレス過程の前に繊維を載せられた図5の工具を示す。 プレス過程後衝撃吸収装置の橋絡部に沿って切断された繊維マットを示す。 湾曲した橋絡部を持つ図5〜7の衝撃吸収装置の別の実施例を示す。 自動車扉の概略図を示す。
符号の説明
100,200,300,400,500,738 衝撃吸収装置
102 断面
104,404,504 基礎
106,118,506 外側壁範囲
108 上部卓状面
110,116 内側壁範囲
112 円筒状凹所
114,414 底
212,312,412,512 凹所
214,514 横橋絡部
420 膨出部
422,522 頂点
524 角錐先端
526 基礎平面
528 間隔
600 工具
602 繊維マット
730 自動車扉
732 窓
734 窓下辺
736 内張り部分
740 骨盤
742 人間
744 車両座席
746 胸/腹
748 外板

Claims (20)

  1. 自動車への側面衝突に対する保護用衝撃吸収装置であって、基礎面から25〜90°の角をなして出る少なくとも第1、第2、第3及び第4の側面(106,110,116,118)を持つ断面輪郭(102)を有する繊維材料から成り、順次に続く2つの側面がそれぞれ逆の方向に延びているものにおいて、側面に、基礎平面まで達する少なくとも1つの凹所(112;212;312;412;512)を持ちかつ基礎平面より小さいただ1つの上部卓状面が続いていることを特徴とする、衝撃吸収装置。
  2. 繊維材料が木材繊維材料であることを特徴とする、請求項1に記載の衝撃吸収装置。
  3. 第1の側面と基礎平面との間の傾斜角が、特に30〜70°なるべく約45°であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の衝撃吸収装置。
  4. 内側半径が5mmより大きく、なるべく10mmより大きいことを特徴とする、請求項1又は2又は3に記載の衝撃吸収装置。
  5. 繊維材料が1〜3mmなるべく約1.8mmの厚さを持っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  6. 衝撃吸収装置が4〜10cmなるべく約6cmの高さを持っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  7. 基礎平面が20〜40cmなるべく約30cmの縁長を有する基礎面を持っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  8. 凹所が実質的に円形、三角形、四角形又は多角形の輪郭を持っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  9. 2つ又は4つの凹所が存在することを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  10. 2つの凹所の間に橋絡部(214;514)があることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  11. 橋絡部が衝撃吸収装置の基礎平面(526)に対して実質的に平行に延びていることを特徴とする、請求項10に記載の衝撃吸収装置。
  12. 橋絡部が湾曲して延びていることを特徴とする、請求項10に記載の衝撃吸収装置。
  13. 橋絡部が基礎平面に対して凹であることを特徴とする、請求項12に記載の衝撃吸収装置。
  14. 凹所が膨出部(420)を持っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  15. 繊維材料がただ1つの繊維マット(602)又は2つ以上の互いに重なる繊維マットから成っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  16. 繊維マットが天然繊維マットであることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の衝撃吸収装置。
  17. 外側境界(748)、内張り(736)、及び外側境界と内張りとの間に設けられる先行する請求項1〜16の1つに記載の衝撃吸収装置を持つ自動車扉。
  18. 基礎平面が垂直に延びるように、第1の衝撃吸収装置が設けられている、請求項17に記載の自動車扉。
  19. 基礎平面が内張りに対向するように、衝撃吸収装置が設けられている、請求項17又は18に記載の自動車扉。
  20. 第1の衝撃吸収装置の下に設けられる第2の衝撃吸収装置(738)を持ち、第2の衝撃吸収装置が第1の衝撃吸収装置より高い剛性を持っている、請求項17又は18又は19に記載の自動車扉。
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