JPH0821503B2 - 分解輸送変圧器 - Google Patents
分解輸送変圧器Info
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- JPH0821503B2 JPH0821503B2 JP9650990A JP9650990A JPH0821503B2 JP H0821503 B2 JPH0821503 B2 JP H0821503B2 JP 9650990 A JP9650990 A JP 9650990A JP 9650990 A JP9650990 A JP 9650990A JP H0821503 B2 JPH0821503 B2 JP H0821503B2
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- yoke
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- leg
- plate
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Description
と重量を大幅に低減可能とする変圧器鉄心に関するもの
である。
どと高電圧化すると共に、送変電用に使用される変圧器
も大容量化している。また、送電距離も長大化してお
り、前記変圧器も輸送条件が一段と厳しい山間地に据付
けることが多く、その輸送寸法と重量の大幅な低減が必
要となっている。
えば3相変圧器の場合、3台の単相変圧器として構成し
て分割輸送し、現地で3相一括タンク、あるいは共通ダ
クトにより各々の単相変圧器を接続結合して3相結線を
行うことにより3相変圧器として構成する分割輸送変圧
器がある。
ーク、巻線および分割タンク等各部分に分解細分化し、
現地でこれ等を再度組立てる細分分解輸送変圧器方式が
ある。
合現地据付スペースや変圧器の経済性等から3分割まで
が一般であり輸送重量を60トン程度に低減するのが限度
である。したがって鉄道または船輸送した後の現地トレ
ーラ輸送に対して大掛りな橋梁の補強を含めた道路補強
工事が必要となり莫大な輸送費が必要となる等の問題が
有る。
道路補強無しで現地へ輸送可能であるが、工場組立と同
様に現地においても鉄心脚を寝かせ下部ヨーク積みを行
った後で重量が100トンを超える鉄心を起立する等大掛
りな起立設備とこれを支持据付ける基礎工事が必要とな
る。
巻線絶縁物が吸湿し長時間にわたる乾燥工程が必要とな
り変圧器据付工期が増大すると共に異物混入による中身
品質の低下発生等の欠点が有る。
送する各ユニットの輸送サイズ、重量を大幅に低減する
と共に分解部分を極小化し現地における組立工期の大幅
な短縮と工場、現地組立設備の簡略化と組立部分極小化
による組立品質の向上を計った分解輸送変圧器を得るこ
とを目的とする。
略々中央部で分割し口字形2脚鉄心単位とし、この鉄心
単位を2個以上順次並べて構成すると共に工場組立時お
よび分解輸送時はコイルと上部鉄心ヨークを取外した状
態で鉄心を2個以上のU字形鉄心単位でハンドリングす
ることにより変圧器部品の内最大サイズ、重量である鉄
心の組立時および輸送時のサイズ、重量を大幅に低減す
る。
部ヨークを分解することにより鉄心単位での輸送が可能
となる。したがって、鉄心は脚、下部ヨークをU字形に
起立組立てたままで3相器鉄心では4個の鉄心単位とし
て輸送する。変圧器の部品中最大重量物である鉄心を約
1/4の小単位に分割輸送するため300MVA級変圧器でも輸
送重量が30トン以下となり一般低床トレーラでの輸送が
可能となる。さらに起立したままで輸送するため現地に
大掛りな鉄心起立装置を設置することも不要となる。
第8図を用いて説明する。第1図において鉄心1は額縁
状の4個の鉄心単位1A〜1Dに分割する。鉄心単位1Aを左
右の脚3a,3bと下部ヨーク4a、上部ヨーク4bにより構成
する。他の鉄心単位1B〜1Dも同様である。
て順次並べ互いに隣り合った2個の鉄心脚3aで構成され
る主脚部分に装着する。第2図から第8図までは鉄心構
成を示したもので各鉄心単位の鉄心脚3a,3bの両面にそ
の上下端部にネジを切り突出したスタッド6aを備えて脚
当板6を当てテープ9aにより脚抜板3a,3bと共に強固に
バインド一体化する。ここでスタッド6aは当板上下に突
出させずにスタッドの代りにネジ穴(図示せず)を備え
る構成としても良い。
しさらに反対側に突出したピン7aを有するヨーク当板7
を当てテープ9bにより下部ヨーク4aと共に強固にバイン
ド一体化する。
する鉄心締付金具8a,8bを脚当板6の上下に備えたスタ
ッド又はネジ穴6a部に取付け鉄心を上下から締付け固定
する。
心脚上部の両側に脚当板6の穴6cと嵌合するピンと吊耳
15aを有する吊上げ金具15を取付け固定しワイヤ16で吊
下げ下部タンク13a内にセットする。
部分を両側から支持し、かつ鉄心脚に挿入したコイル2
をその下面で支持する下部中身支持装置10を固着する。
と嵌合する芯出し座10aを備える。この芯出し座10aをガ
イドとし各鉄心単位1A〜1Dを下部中身支持装置10内部に
並べた後下部ヨーク当板ピン7a上面を締付金具10bで締
付け固定する。下部中身支持装置10の内面と下部ヨーク
当板7との間には間隔片を挿入し各鉄心単位1A〜1Dの下
部ヨーク側面を長さ方向わたり固定する。
5を確保する。隣り合った2個の鉄心脚3aで構成された
主脚部にコイル2を挿入する。コイル2は下部ヨーク面
とタンク底に固着した下部中身支持装置10とにより支持
する。
単位鉄心を一体に締付ける上部中身締付装置11を当て脚
間部分をテープ9cで外側両端を締付金具14で締付け固定
する。上部中身締付装置10の上面には脚両面に当てた当
板6の上端スタッド6aに固定した上部鉄心締付金具8bを
乗せ固定することにより鉄心および上下中身締付装置1
0,11を脚当板5を介して強度的に一体構造とし鉄心重量
の支持、コイル締付力を保持する。
支持装置10,11と上下ヨーク4a,4b面との間で行う。
器重量の内最大重量である鉄心を3相器の場合4個の約
1/4以下の重量とすることが可能となる。さらに鉄心を
輸送する場合は第7図に示すようにコイル2、上部ヨー
ク4b部分を取外して輸送するためさらに輸送重量を低減
することが可能となり300MVA級変圧器でも30トン以下と
することが可能となる。
た例を示したもので、下部タンク13aの底面を凹状に構
成しここに単位鉄心1A〜1Dを挿入固定すると共に上面で
コイル2を支持するようにしたものである。またその下
方に外部冷却器からの配管を接続しコイル2への冷却油
を取入れるダクト17を構成することにより構造の一層の
簡略化が可能となる。
送する場合の例で中小容量変圧器と適用するものであ
る。本方式によれば現地での再組立部分がさらに削減さ
れるので現地組立工期の短縮と輸送コストの低減が計れ
る。
例にとると鉄心を4個の鉄心単位で組立あるいは輸送す
ることが可能となるばかりで無く、鉄心強度あるいはコ
イル締付力強度を十分保持した信頼性の高い鉄心を得る
ことが出来る。
級以上の大容量変圧器では50トン程度が限度であった。
その為変圧器は工場より特殊貨車に積み変電所近くの駅
まで輸送しそこからさらに特殊トレーラに積み換え変電
所内に搬入する方式が採られた。重量物トレーラ輸送の
為橋や道路の補強工事が必要となり莫大な費用と調査・
検討時間を費す必要が有った。一方本発明によれば300M
VA級以上の大容量変圧器でその輸送最大重量物である鉄
心を30トン以下に低減可能となり、直接工場から現地変
電所までを道路補強無しで30トン低床トレーラで直接輸
送することが可能となる。したがって輸送コストを大幅
に低減出来、従来のコストの1/10以下とすることも可能
である。
台製作することになるが本発明では3相5脚鉄心をその
ままの構成で製作出来るので前記分割方式に比べ鉄心そ
のものも約2/3に低減出来、コンパクトで低コストの変
圧器を提供することが可能となる。
級大容量変圧器の場合輸送重量を50トン程度としても9
分割の単位本圧器で構成する必要があり変圧器据付スペ
ースも増大するが本発明によれば輸送重量を30トン程度
に低減可能であると共に現地で普通3相変圧器に構成す
るため据付スペースも1/2以下にすることが可能であ
る。水力発電所においても変圧器は発電機と同様地下建
屋の内に設置されるため変圧器据付スペースの削減は莫
大な発電所建設コストの低減を可能とする。
制限より単相器3台構成としているが、本発明によれば
最大輸送重量である鉄心の輸送時重量を約30トン程度に
低減可能となるため3相変圧器での構成が可能となり現
地据付スペースも約1/2に低減出来る。
スト低減と道路、橋梁の補強や、建物信号器移設等公共
物や一般交通への影響を全く無くすことが可能となるば
かりでなく発、変電所の据付スペースを極小化すること
による莫大な建設コストの低減を可能とするものであ
る。
を示す正面図、第2図は本発明の変圧器鉄心の一実施例
を示す正面図、第3図はその側断面図、第4図から第6
図までは本発明の構成要素の詳細図、第7図は本発明に
おける変圧器鉄心を単位鉄心に分割組立または分割輸送
する状態を示す正面図、第8図はその側面図、第9図は
本発明の他の実施例における鉄心、コイルの支持構成を
示す正面図、第10図は本発明の更に他の実施例における
単位鉄心組立および輸送状態を示す正面図である。 1……鉄心、1A〜1D……単位鉄心 2……コイル、3a,3b……脚 4a,4b……上、下部ヨーク板 6……脚当板 6a,6b……当板スタッド、嵌合穴 7,7a……ヨーク当板、ピン 8a,8b……鉄心締付金具 9a,9b,9c……バインドテープ 10……下部中身支持装置、11……上部中身支持装置 10a,10b……芯出し座、締付金具 12……間隔片 13a,13b……上、下タンク 14……締付金具 15,15a……吊り金具、吊耳 16……ワイヤロープ 17,17a……油ダクト、導油口
Claims (1)
- 【請求項1】2個以上の2脚鉄心単位を並設し、隣接す
る2脚を主脚としこの主脚にコイルを装着すると共に鉄
心脚両面に上下端にネジ切りし突出させたスタッドを備
えた当板を配置し、脚抜板と共にテープでバインドし、
鉄心上下ヨークの外側部でヨーク抜板に直交する鉄心締
付金物を当板上下端部に取付け各単位鉄心を(1)脚当
板の上下において締付け支持し、鉄心下部ヨーク両面に
左右の鉄心脚当板の穴およびタンク座に備えた中身支持
装置の芯出し座に嵌合する突起したピンを備えたヨーク
当板を配置し、下部ヨーク抜板と共にテープでバインド
固定し鉄心下部ヨーク部分を間に挟みヨーク当板ピンを
固定する締付金具を備えかつコイルを下部で支持する中
身支持装置をタンク底に固着し2個以上の鉄心単位と主
脚に装着したコイルを上部ヨーク部分においてその前後
で各単位を一体構成の上部中身締付装置で締付けると共
に上部鉄心締付金物を上部中身締付装置上面に配置固定
するようにしたことを特徴とする分解輸送変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9650990A JPH0821503B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 分解輸送変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9650990A JPH0821503B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 分解輸送変圧器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295209A JPH03295209A (ja) | 1991-12-26 |
JPH0821503B2 true JPH0821503B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=14167095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9650990A Expired - Lifetime JPH0821503B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 分解輸送変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821503B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9650990A patent/JPH0821503B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03295209A (ja) | 1991-12-26 |
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