JPH0820511A - スルホン酸基を有する化合物を用いた老化防止剤およびその使用方法 - Google Patents

スルホン酸基を有する化合物を用いた老化防止剤およびその使用方法

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JPH0820511A JP7047611A JP4761195A JPH0820511A JP H0820511 A JPH0820511 A JP H0820511A JP 7047611 A JP7047611 A JP 7047611A JP 4761195 A JP4761195 A JP 4761195A JP H0820511 A JPH0820511 A JP H0820511A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が不快に感じる痛みや赤みといった副
作用を生じることのない、内的または生理学的な皮膚の
老化を処置するための化粧品のまたは皮膚病用の組成物
(老化防止剤)を提供する。 【構成】 内的な老化に抗する老化防止剤であって、少
なくとも部分的には中和されていないスルホン酸基を少
なくとも一つ有する化合物が、化粧品および/または皮
膚病用の組成物に少なくとも一種添加されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも部分的には
中和されていないスルホン酸基を少なくとも一つ有する
化合物を、内的な老化を処置するための化粧品組成物ま
たは皮膚病用組成物中に一種以上含有する老化防止剤に
関する。本発明は、皮膚の内的な老化に抗することを意
図した、新規な化粧品組成物および/または皮膚病用組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】内的あるいは外的な要因が皮膚に影響し
て生じる皮膚の老化の症状は、しわ(wrinkles)や小じわ
(fine lines)の発現、色素沈着による斑点(pigmentatio
n blemish)を伴ってしわだらけの外観を呈する皮膚の黄
ばみ、皮膚の厚さの変化(一般的には角質層および表皮
が厚くなり、真皮が薄くなる)、弾力性、柔軟性および
強さの欠如を引き起こすエラスチンとコラーゲン繊維の
乱れ、および毛細管拡張症の発現の形で現れる。
【0003】これらの症状のうちのあるものは、内的あ
るいは生理学的な老化、すなわち年齢に伴った“自然
な”老化に特に関係しているのに対し、それ以外の症状
は、外的要因による老化、すなわち一般に環境によって
引き起こされた老化に特に関連するものであり、このよ
うな老化は、特に、太陽、光あるいは他の放射線にさら
すことに起因する光老化(photo-ageing)である。
【0004】本発明は、もっぱら内的あるいは生理学的
な老化に関するものである。内的な老化が原因で起こる
皮膚の変化は、内因性の要因を含む遺伝的に組み込まれ
た老化遺伝子(senescence)が引き起こしたものである。
この内的な老化は、特に皮膚細胞の再生速度の低下を引
き起こし、このため、本質的に、皮下脂肪組織の減少の
ような臨床上の被害の発現および細かいしわや小さなし
わの発現に反映されたり、弾性繊維の数や太さにおける
増加、弾性組織膜からの垂直な繊維の減少、および弾性
繊維の細胞における非常に不規則な繊維芽細胞の存在と
いった組織病理学上の変化に反映される。
【0005】これとは対照的に、外的要因によって起こ
る老化は、深いしわのような臨床上の被害、および締ま
りのない風雨にさらされたような皮膚の形成を引き起こ
したり、上皮における弾性物質の過剰蓄積やコラーゲン
繊維の変質といった組織病理学上の変化を引き起こす。
【0006】皮膚の老化に抗するために意図された様々
な化粧品組成物が、従来より知られている。
【0007】レチノイン酸およびその誘導体が、化粧品
組成物中の老化防止剤として、特に米国特許第4603
146号に記載されている。
【0008】乳酸、グリコール酸またはクエン酸のよう
なα-ヒドロキシ酸も、これと同じ出願の中で知られて
おり、これらの酸は、多数の特許および文献(例えば欧
州特許公開第413528号参照)に記載されており、
市販される多くの化粧品組成物中に添加されている。
【0009】サリチル酸のような芳香族オルト-ヒドロ
キシ酸も提案されている(例えば、国際出願WO 93
/10756および国際出願WO 93/10755参
照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記組成物の全てが、
剥離、すなわち角質層の表層における死んだ細胞の解離
からなる皮膚の老化に抗する作用を有する。また、この
剥離は、表皮剥離性(keratolytic property)とも呼ばれ
る。しかしながら、これらの組成物は、使用者が不快を
感じる痛みや赤みといった副作用をも有している。
【0011】しかして、上記欠点を示すことなく、従来
の化合物と少なくとも同じような効果で作用する、特に
年齢に伴った老化に作用する老化防止剤が必要とされて
いた。
【0012】この必要性は、本発明によって満たされ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】出願人は、少なくとも部
分的には中和されていないスルホン酸基を一つ以上有す
る化合物を、皮膚の内的あるいは生理学的な老化に抗し
て作用する老化防止剤として、化粧品組成物中に使用す
ることができることを見いだした。
【0014】出願人は、完全な説明ができないが、上記
化合物が、全てカルボン酸類である従来の化合物と比較
して少なくとも同等の老化防止作用を有すること、さら
に上記化合物を含有する化粧品または皮膚病用の組成物
を皮膚に適用した場合に、刺激を感じず、赤みが観察さ
れないといった限りにおいて、この作用がより優しいも
のであることに気づいた。
【0015】上記スルホン酸のあるものは、紫外線に抗
して皮膚を守るため、すなわち280〜400nm、特
に280〜360nmの波長の光放射によって引き起こ
される紅斑およびやけどから皮膚を守るために、以前か
ら抗日光組成物中に使用されていた。このような組成物
は、特に次の文献、すなわち米国特許第4585597
号、仏国特許第2236515号、第2282426
号、第2645148号、第2430938号および第
2592380号に記載されている。太陽光線からの保
護により、皮膚が光老化から保護することは可能となる
が、内的な老化が処置されることを可能にするものでは
ない。
【0016】さらに、これらの文献は、前記スルホン酸
によって生理学的老化を処置することについては示唆し
ていない。
【0017】前記スルホン酸は、一般的には完全に中和
した形態で使用され、この形態は皮膚の内的な老化の処
置には不適当である。
【0018】本発明の主題は、内的な老化に抗する老化
防止剤であって、少なくとも部分的には中和されていな
いスルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物を、化粧
品および/または皮膚病用の組成物に少なくとも一種用
いること、並びに該組成物の製造に少なくとも一種用い
ることである。
【0019】本発明の他の主題は、少なくとも部分的に
は中和されていないスルホン酸基を少なくとも一つ有す
る化合物を、内的な老化によるしわおよび/または小じ
わに抗する化粧品および/または皮膚病用の組成物に少
なくとも一種用いること、並びに該組成物の製造に少な
くとも一種用いることである。
【0020】本発明のさらなる主題は、少なくとも部分
的には中和されていないスルホン酸基を少なくとも一つ
有する化合物を、皮膚から死んだ細胞を取り除く化粧品
および/または皮膚病用の組成物に少なくとも一種用い
ること、並びに該組成物の製造に少なくとも一種用いる
ことである。
【0021】本発明のさらに他の主題は、皮膚の内的な
老化に抗する非治療学的な方法であって、少なくとも部
分的には中和されていないスルホン酸基を少なくとも一
つ有する化合物を、少なくとも一種含有する化粧品およ
び/または皮膚病用の組成物を皮膚に適用することを特
徴とするものである。
【0022】本発明は、従来より日光遮断剤として使用
されるスルホン酸を中和した形態で添加したときに、非
常に特別な付加的利点を有する。確かに、この場合、こ
れらが酸の形態であっても、これらの特別なスルホン酸
の太陽の放射線を遮断する能力によって、皮膚が紫外線
の有害な影響からも保護される。
【0023】本発明で用いることのできるスルホン酸
は、以下の一般式(a)で表され、 R−SO3H (a) 上式において、Rは任意に置換された脂肪族または芳香
族の炭化水素残基を示している。
【0024】本発明の特定の実施態様では、Rは1〜3
0個の炭素原子を有するアルキル基および2〜30個の
炭素原子を有するアルケニル基からなる群から選択さ
れ、これらの基は直鎖状または側鎖を有するもので、一
つ以上のヒドロキシル基、アルコキシ基、アシルオキシ
基、アリール基、シクロアルキル基あるいはポリシクロ
アルキル基で任意に置換されている。
【0025】言及される上記化合物の例は、メタンスル
ホン酸CH3SO3H、エタンスルホン酸CH3CH2SO
3H、n-ブタン-1-スルホン酸CH3CH2CH2CH2
3H、n-ドデカン-1-スルホン酸CH3-(CH211-
SO3H、n-オクタデカン-1-スルホン酸CH3-(CH
217-SO3H、ビニルスルホン酸CH2=CHSO3H、
2-ヒドロキシエタン-1-スルホン酸HO-CH2CH2
3H、4-ヒドロブタン-1-スルホン酸HO-(CH2
4SO3H、10-ショウノウスルホン酸である。
【0026】他の本発明の特定の実施態様では、Rは6
〜10個の炭素原子を有するアリール残基であり、この
アリール残基は、一つ以上のヒドロキシル基、アルコキ
シ基、アルケニルオキシ基、アルキル基、アシルオキシ
基、アリール基、アリールオキシ基、アロイル基、アロ
イルオキシ基、カルボキシル基、ハロゲンまたはスルホ
ニル基で任意に置換されたものである。
【0027】言及される上記化合物の例は、以下に示す
ものがある。 ベンゼンスルホン酸:
【化13】 4-メチルベンゼンスルホン酸:
【化14】 ドデシルベンゼンスルホン酸(異性体の混合物):
【化15】 5-スルホサリチル酸:
【化16】 5-スルホイソフタル酸:
【化17】 4-メトキシベンゼンスルホン酸:
【化18】 キシレンスルホン酸(異性体の混合物):
【化19】 3,6-ジヒドロキシナフタレン-2,7-ジスルホン
酸:
【化20】 1,8-ジヒドロキシナフタレン-3,6-ジスルホン
酸:
【化21】 4-クロロベンゼンスルホン酸:
【化22】
【0028】他の本発明の特定の実施態様では、紫外線
を遮断する付加的な特徴を備えたスルホン酸誘導体が用
いられる。
【0029】言及されるこのような化合物の例は、以下
の一般式(b)を有するものである。
【化23】 上式において、BはHまたはSO3Hを示す。0≦p≦
1であって、p=0のときB=SO3H。0≦n≦4で
ある。Dは、直鎖または側鎖を有するアルキル基、アル
ケニル基、アルケニルオキシ基、アルコキシ基、ハロゲ
ン、ヒドロキシ基の一つ以上を示しており、n≧2のと
きには互いに同一であっても異なっていてもよく、アル
キル基、アルケニル基、アルケニルオキシ基またはアル
コキシ基は、1〜18個の炭素原子を含有する。 A(好ましくはメタ位またはパラ位)は、SO3H基、
以下の基
【化24】 (上式において、YはHまたはSO3Hを表す)また
は、以下の基
【化25】 (上式において、R11は水素原子、1〜6個の炭素原子
を有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基またはア
ルコキシ基、あるいはSO3H基を示し、B=Hのとき
11はSO3Hである、R12は水素原子、1〜6個の炭
素原子を有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基ま
たはアルコキシ基を示す、Xは酸素原子、硫黄原子ある
いは-NR-であって、このRは水素原子、または1〜6
個の炭素原子を有する直鎖状もしくは側鎖を有するアル
キル基である)を示す。
【0030】言及される式(b)の化合物の特定の例
は、以下に示す式(I)、(II)および(III)の誘導体
である。
【0031】式(I):
【化26】 上式において、 − Z(好ましくは、パラ位もしくはメタ位)は、次の
【化27】 (上式において、YはHまたはSO3Hを表す)を示
す。 − nは、0または1〜4までの整数である(0≦n≦
4) − R1は、一つ以上の直鎖状または側鎖を有するアル
キル基またはアルコキシ基で、これらは同一であっても
異なっていてもよく、1〜4個の炭素原子を有する。
【0032】式(I)の特に好ましい化合物は、n=
0、Zがパラ位、Y=SO3Hである化合物で、ベンゼ
ン-1,4-[ジ(3-メチリデン-10-ショウノウスル
ホン)]酸である。
【0033】式(II):
【化28】 上式において、 − R2は、水素原子またはSO3H基を示し、 − R3、R4、R5およびR6(これらは互いに同一であ
っても異なっていてもよい)は、ヒドロキシル基、1〜
4個の炭素原子を含有する直鎖状または側鎖を有するア
ルキル基、2〜4個の炭素原子を含有する直鎖状または
側鎖を有するアルケニル基、1〜4個の炭素原子を含有
する直鎖状または側鎖を有するアルコキシ基、2〜4個
の炭素原子を含有する直鎖状または側鎖を有するアルケ
ニルオキシ基またはハロゲンであり、さらにR3〜R6
一つだけがSO3Hであって、R2が水素原子であると
き、R3〜R6の少なくとも一つの基が-SO3H基であ
る。
【0034】言及してよい特定の例は、式(II)の形態
をとる以下の化合物である。 ・R4がベンジリデンショウノウのパラ位における-SO
3H基を示し、R2、R3、R5およびR6のそれぞれが水
素原子を示すもので、すなわち3-ベンジリデンショウ
ノウ-4'-スルホン酸である。 ・R3、R4、R5およびR6がそれぞれ水素原子を示し、
2がSO3H基を示すもので、すなわち3-ベンジリデ
ン-10-ショウノウスルホン酸である。 ・R4がベンジリデンショウノウのパラ位におけるメチ
ル基を示し、R5が-SO3H基を示し、R2、R3および
6が水素原子を示すもので、すなわち3-ベンジリデン
ショウノウ-4'-メチル-3'-スルホン酸である。 ・R4がベンジリデンショウノウのパラ位における塩素
原子を示し、R5が-SO3H基を示し、R2、R3および
6が水素原子を示すもので、すなわち3-ベンジリデン
ショウノウ-4'-クロロ-3'-スルホン酸である。 ・R4がベンジリデンショウノウのパラ位におけるメチ
ル基を示し、R3、R5およびR6が水素原子を示し、R2
が-SO3H基を示すもので、すなわち4'-メチル-3-ベ
ンジリデン-10-ショウノウスルホン酸である。 ・R2がSO3H基、R3がメチル基、R4が水素原子、R
5がtert-ブチル基そしてR6がヒドロキシル基を示
すもので、すなわち3-(3-t-ブチル-2-ヒドロキシ-
5-メチル)ベンジリデン-10-ショウノウスルホン酸
である。 ・R2がSO3H基、R3がメトキシ基、R4が水素原子、
5がtert-ブチル基そしてR6がヒドロキシル基を
示すもので、すなわち3-(3-t-ブチル-2-ヒドロキ
シ-5-メトキシ)ベンジリデン-10-ショウノウスルホ
ン酸である。 ・R2がSO3H基、R3およびR5がそれぞれtert-
ブチル基、R4がヒドロキシル基そしてR6が水素原子を
示すもので、すなわち3-(3,5-ジ-ter-ブチル-
4-ヒドロキシ)ベンジリデン-10-ショウノウスルホ
ン酸である。 ・R4がパラ-メトキシ基、R5がSO3H基、そして
2、R3およびR6がHを示すもので、すなわち3-ベン
ジリデンショウノウ-4'-メトキシ-3'-スルホン酸であ
る。 ・R2が-SO3H基、R3およびR6がH、そしてR4およ
びR5がメチレンジオキシ基を示すもので、すなわち3-
(4,5-メチレンジオキシ)ベンジリデン-10-ショ
ウノウスルホン酸である。 ・R2が-SO3H基、R4がメトキシ基、そしてR3、R5
およびR6がHを示すもので、すなわち3-(4-メトキ
シ)ベンジリデン-10-ショウノウスルホン酸である。 ・R2が-SO3H基、R4およびR5の両方がメトキシ
基、そしてR3およびR6がHを示すもので、すなわち3
-(4,5-ジメトキシ)ベンジリデン-10-ショウノウ
スルホン酸である。 ・R2が-SO3H基、R4がn-ブトキシ基、そしてR3
5およびR6が水素原子を示すもので、すなわち3-
(4-n-ブトキシ)ベンジリデン-10-ショウノウスル
ホン酸である。 ・R2が-SO3H基、R4がn-ブトキシ基、R5がメトキ
シ基、そしてR3およびR6の両方が水素原子を示すもの
で、すなわち3-(4-n-ブトキシ-5-メトキシ)ベン
ジリデン-10-ショウノウスルホン酸である。
【0035】式(III):
【化29】 上式において、 − R11は水素原子、1〜6個の炭素原子を含有する直
鎖状または側鎖を有するアルキル基またはアルコキシ
基、もしくは-SO3Hを示し、 − R12は水素原子もしくは1〜6個の炭素原子を含有
する直鎖状または側鎖を有するアルキル基またはアルコ
キシ基を示し、 − R13は水素原子もしくは-SO3H基を示し、 − R11およびR13の少なくとも一方が、-SO3H基を
示し、 − Xは酸素または硫黄原子、あるいは-NR-(Rは水
素原子または1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または
側鎖を有するアルキル基である)を示す。
【0036】言及してよい式(III)の特定の例は、X
が-NH-基、R11が-SO3H基、そしてR12およびR13
の両方が水素原子を示すもので、すなわち2-[4-(シ
ョウノウメチリデン)フェニル]ベンゾイミダゾール-
5-スルホン酸である。
【0037】式(I)、(II)および(III)の構造を有
する化合物は、米国特許第4585597号、仏国特許
第2236515号、第2282426号、第2645
148号、第2430938号および第2592380
号に記載されている。
【0038】紫外線を遮断する特性も備えた化合物の他
に言及される例としては、以下の一般式(c)の化合物
がある。
【化30】 上式において、 − R9は二価の基:-(CH2m-または-CH2-CHO
H-CH2-、mは1〜10の間の整数である(1≦m≦
10)、 − R10は、水素原子または1〜4個の炭素原子を含有
するアルコキシ基を示し、 − YおよびY'は水素原子または-SO3H基を示し、
これらのY基またはY'基の少なくとも一方が水素以外
である。
【0039】言及される特定の例は、YがSO3H、Y'
がH、R10がH、そしてR9が-CH2-CH2-を示す式
(c)の化合物であって、すなわちエチレンビス[3
(4'-オキシベンジリデン)-10-ショウノウスルホ
ン]酸である。
【0040】紫外線遮断剤の付加的な特性を有するスル
ホン酸誘導体の言及される例としては、以下の一般式
(d)の化合物がある。
【化31】 上式において、 − R14およびR15は、互いに同一であっても異なって
いてもよく、水素原子、あるいは1〜8個の炭素原子を
含有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基をそれぞ
れ示し、 − a、bおよびcは、互いに同一であっても異なって
いてもよく、0または1である。
【0041】言及される式(d)の化合物の特定の例と
しては、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5
-スルホン酸(a、bおよびcが0で、R15がメチル基
を示す式(d)の化合物)が挙げられ、この化合物は、
CTFA(辞書)にはbenzophenone-4として示されてい
る。
【0042】紫外線遮断の特性も備えたスルホン酸誘導
体の他の例は、以下の一般式(e)を有している。
【化32】 上式において、 − Xは酸素原子または-NH-基を示す。 − R16は水素原子、1〜8個の炭素原子を含有する直
鎖状または側鎖を有するアルキル基またはアルコキシ
基、もしくは次式の基
【化33】 (上式において、X'は酸素原子または-NH-基、Wは
HまたはSO3Hを示す)を示す。
【0043】言及される特定の例は、式(e)の化合物
であって、 − Xが-NH-基、R16が水素原子を示すもの、すなわ
ち2-フェニルベンゾイミダゾール-5-スルホン酸であ
り、CTFA(辞書)には“2-phenylbezimidazole 5-s
ulfonic acid”として示されている。 − Xが-NH-基、R16が式(IV)の基であって、Wが
SO3HかつX'が-NH-基であるもの、すなわちベンゼ
ン-1,4-ジ(ベンゾイミダゾール-2-イル-5-スルホ
ン)酸である。 − Xが酸素原子、R16が式(IV)の基であって、Wが
SO3HかつX'が酸素原子であるもの、すなわちベンゼ
ン-1,4-ジ(ベンゾオキサゾール-2-イル-5-スルホ
ン)酸である。
【0044】式(d)および式(e)の化合物は、従来
の一般的な方法で調製することができる既知の化合物で
ある。
【0045】本発明においては、好ましくは0.1〜1
0重量%、より好ましくは0.1〜5重量%の量でスル
ホン酸を使用する。
【0046】中和の度合いは、完全であるべきではな
い。この度合いが低ければ低いほど、組成物の実際の老
化防止作用は良好になる。
【0047】中和は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、アンモニア水溶液、モノエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン等
の無機塩基または有機塩基を用いた慣例的な方法で行わ
れる。
【0048】本発明の化粧品組成物は、本発明で使用し
た酸性かつ親水性の薬品はもちろん、それ以外にも、親
水性または親油性のUVA-および/またはUVB-活性
のサンスクリーン剤を一つ以上付加的に含有してもよ
い。
【0049】これらの付加的な遮断剤は、例えば2-エ
チルヘキシル=p-メトキシシンナマートのようなケイ
皮酸の誘導体、2-エチルヘキシル=サリチラートおよ
びホモメンチル=サリチラート(homomenthyl salicylat
e)のようなサリチル酸の誘導体、3-(4-メチルベンジ
リデン)ショウノウのようなショウノウの誘導体、2,
4,6-トリス[p-(2'-エチルヘキシル-1'-オキシ
カルボニル)アニリノ]-1,3,5-トリアジンのよう
なトリアジンの誘導体、2-ヒドロキシ-4-メトキシベ
ンゾフェノンのようなベンゾフェノンの誘導体、4-t
ert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタンのよう
なジベンゾイルメタンの誘導体、2-エチルヘキシル=
α-シアノ-β,β-ジフェニルアクリラート(オクチル
=2-シアノ-3,3-ジフェニル-2-プロペノアート)
のようなβ,β-ジフェニルアクリラートの誘導体、オ
クチル=パラ-ジメチルアミノベンゾアートのようなp-
アミノ安息香酸の誘導体、メンチルアントラニラート、
国際出願WO-93-04665に記載されているような
遮断シリコーンおよび遮断ポリマーである。
【0050】付加的な遮断剤としては、金属酸化物の微
小顔料(ナノピグメント)、酸化チタン、酸化鉄、酸化
亜鉛および酸化ジルコニウムのような無機物質を使用す
ることもできる。
【0051】本発明の組成物は、脂肪、有機溶媒、イオ
ン性または非イオン性の増粘剤、皮膚軟化剤、酸化防止
剤、乳白剤、安定剤、シリコーン類、発泡防止剤(anti-
foaming agent)、保湿剤、ビタミン類、香料、防腐殺菌
剤、イオン性または非イオン性の界面活性剤、充填剤、
金属イオン封止剤、着色剤もしくは化粧品一般に用いら
れる他の成分のような、慣例的に使用される化粧品アジ
ュバントを含有してもよい。
【0052】本発明の組成物は、この分野の当業者によ
く知られた技術で調製することができる。
【0053】本発明の組成物は、溶媒または脂肪中に溶
解または分散させた形態、小胞が分散した形態、もしく
はクリームまたはミルクのようなエマルションの形態、
軟膏、ゲル、固形スティック、エアゾールまたはスプレ
ーの形態で提供される。
【0054】以下の実施例は、本発明を例証するもので
あるが、本発明の範囲を制限するものではない。パーセ
ントは重量で与えられている。
【0055】
【実施例】実施例1 以下の組成物を有する保護クリームを調製した。 Span 65(登録商標、ICI社製) 1% グリセリルモノステアラート 3% Myrj 52(登録商標、ICI社製) 2% ケトステアリルアルコール(50−50) 4% ペルヒドロスクアレン(Perhydrosqualene) 15% 流動ワセリン 2% グリセロール 3% Sepigel 305(登録商標、SEPPIC社製) 1% 二ナトリウムEDTA(Disodium EDTA) 0.05% 防腐殺菌剤 0.1% ベンゼン-1,4-[ジ(3-メチリデン-10− ショウノウスルホン)]酸 0.7% 脱イオン水 全体を100%とする量 製剤のpH:2
【0056】実施例2 以下の組成物を有する保護クリームを調製した。 Span 65(登録商標、ICI社製) 1% グリセリルモノステアラート 3% Myrj 52(登録商標、ICI社製) 2% ケトステアリルアルコール(50−50) 4% ペルヒドロスクアレン 15% 流動ワセリン 2% グリセロール 3% Sepigel 305(登録商標、SEPPIC社製) 1% 二ナトリウムEDTA 0.05% 防腐殺菌剤 0.1% ベンゼン-1,4-[ジ(3-メチリデン-10- ショウノウスルホン)]酸 0.7% 脱イオン水 全体を100%とする量 トリエタノールアミン 0.4% 製剤のpH:4
【0057】実施例3 以下の組成物を有するゲルを調製した。 Carbomer 934 P (登録商標、GOODRICH社製) 1% グリセロール 3% プロピレングリコール 3% キサンタンガム 0.4% Eusolex 232(登録商標、MERCK社製) 1% トリエタノールアミン 0.1% 脱イオン水 全体を100%とする量 製剤のpH:4
【0058】実施例4 以下の組成物を有する漿液を調製した。 Miglyol 812 (登録商標、DYNAMIT NOBEL社製) 0.5% 二ナトリウムEDTA 0.05% 香料/防腐殺菌剤 0.5% Carbomer 940 (登録商標、GOODRICH社製) 0.3% キサンタンガム 0.15% グリセロール 3% セチルアルコール 0.1% コプラ(copra) ジエタノールアミン 0.1% グリセリルモノステアラート 0.3% PEG 100 ステアラート 0.3% ベンゼン-1,4-[ジ(3-メチリデン-10- ショウノウスルホン)]酸 1% 脱イオン水 全体を100%とする量 製剤のpH:3.8
【0059】実施例5 以下の組成物を有するクリームを調製した。 Myrj 52(登録商標、I.C.I.社製) 2% Span 65(登録商標、I.C.I.社製) 1% グリセリルモノステアラート 2.5% 流動ワセリン 2% シクロメチコーン(Cyclomethicone) 15% プロピレングリコール 3% グリセロール 3% セチルアルコール 3% ショウノウ-10-スルホン酸 1% トリエタノールアミン 0.3% 脱イオン水 全体を100%とする量
【0060】実施例6 以下の組成物を有するクリームを調製した。 Myrj 52(登録商標、I.C.I.社製) 1.5% Span 65(登録商標、I.C.I.社製) 1% グリセリルモノステアラート 2.5% 流動ワセリン 3% Parsol MCX (登録商標、Givaudan社製) 0.5% アプリコット核油(Apricot kernel oil) 13% プロピレングリコール 3% グリセロール 3% ケトステアリルアルコール 3% UVINUL MS 40(登録商標、B.A.S.F.社製) 1% 脱イオン水 全体を100%とする量
【0061】実施例7 以下の組成物を有するクリームを調製した。 Myrj 52(登録商標、I.C.I.社製) 2% Span 65(登録商標、I.C.I.社製) 1% グリセリルモノステアラート 3% セチルアルコール 2% 流動ワセリン 17% グリセロール 3% Sepigel 305(登録商標、SEPPIC社製) 1% 二ナトリウムEDTA 0.05% エタンスルホン酸 0.5% トリエタノールアミン 0.1% 脱イオン水 全体を100%とする量
【0062】実施例8 以下の組成物を有する液体を調製した。 水素化した大豆レシチン 0.5% Generol 122 E5(登録商標、HENKEL社製) 0.2% アプリコット核油 2.5% 二ナトリウムEDTA 0.05% Sepigel 305(登録商標、SEPPIC社製) 0.15% CARBOPOL 980 (登録商標、GOODRICH社製) 0.4% グリセロール 6% 脱イオン水 全体を100%とする量 EUSOLEX 232(登録商標、MERCK社製) 0.5% ベンゼン-1,4-[ジ(メチリデン-10- ショウノウスルホン)]酸 0.5% トリエタノールアミン 0.2%
【0063】実施例9 以下の組成物を有する保護クリームを調製した。 Myrj 52(登録商標、I.C.I.社製) 2% Span 65(登録商標、I.C.I.社製) 1% グリセリルモノステアラート 2% PARSOL MCX(登録商標、MERCK社製) 1% ベンゼン-1,4-[ジ(メチリデン-10- ショウノウスルホン)]酸 0.7% プロピレングリコール 3% グリセロール 3% セチルアルコール 3% 脱イオン水 全体を100%とする量 ヒマワリ油 18% トリエタノールアミン 0.1%
【0064】実施例10 以下の組成物を有するトニックローションを調製した。 ベンゼン-1,4-[ジ(メチリデン-10- ショウノウスルホン)]酸 0.5% UVINUL MS 40(登録商標、BASF社製) 0.5% メチル=パラ-オキシベンゾアート 0.1% トリエタノールアミン 0.1% 二ナトリウムEDTA 0.05% PEMULEN TR1(登録商標、GOODRICH社製) 0.15% グリセロール 3% プロピレングリコール 2% Dパンテノール 0.2% 脱イオン水 全体を100%とする量
【0065】実施例11 以下の組成物を有する保護クリームを調製した。 流動ワセリン 15% Demsconet 390(登録商標、Tensia社製) 7.0% Geleol Copeaux (登録商標、Gattefosse社製) 2.0% Lorol C16(登録商標、Henkel社製) 1.5% Silbione 70 047 V 300 (登録商標、Rhone-Poulenc社製) 1.5% ベンゼン-1,4-[ジ(メチリデン-10- ショウノウスルホン)]酸 2.0% Parsol MCX (登録商標、Givaudan Roure社製) 5.0% ブチルパラベン 0.2% ガーマル 115(Germal 115) 0.2% 水 全体を100%とする量 製剤のpH:1.3
【0066】実施例12:比較例 実施例1に記載した組成物について、皮膚の生理学的老
化の処置における治療研究を、TURNAROUNDの
商標で市販され、サリチル酸を1%、付形剤を全体が1
00%となるように含有する基準品との比較において実
施した。
【0067】30人の被験者に各々の製品を5日間にわ
たり相互に比較しながら使用させ、種別をふせた状態で
試験を行った。各製品は、顔の半分に等量ずつ適用され
た。
【0068】皮膚の生理学的老化の症状という基準で
は、双方の製品の作用にはたいした差がなかった。
【0069】安全性および耐性という観点では、30人
中1人の被験者が実施例1の製剤を用いた試験を中断し
たのに対して、基準のクリームでは7人の被験者が試験
を中断した。
【0070】しかして、本発明の主題である製剤は、従
来技術の調剤品の欠点を表すことなく、皮膚の生理学的
老化の処置において立証された効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/19 ADA 9455−4C 31/415 31/42 31/425 C07C 309/04 7419−4H 309/19 7419−4H 309/24 7419−4H 309/29 7419−4H 309/87 7419−4H 309/89 7419−4H C07D 235/18 263/56 277/66

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内的な老化に抗する老化防止剤であっ
    て、少なくとも部分的には中和されていないスルホン酸
    基を少なくとも一つ有する化合物が、化粧品および/ま
    たは皮膚病用の組成物に少なくとも一種添加されている
    ことを特徴とする老化防止剤。
  2. 【請求項2】 少なくとも部分的には中和されていない
    スルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物が、化粧品
    および/または皮膚病用の組成物に少なくとも一種添加
    された、内的な老化によるしわおよび/または小じわに
    抗する老化防止剤。
  3. 【請求項3】 少なくとも部分的には中和されていない
    スルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物が、化粧品
    および/または皮膚病用の組成物に少なくとも一種添加
    された、皮膚から死んだ細胞を取り除く老化防止剤。
  4. 【請求項4】 前記化合物が、一般式 RSO3H (a) (Rは任意に置換された脂肪族または芳香族の炭化水素
    基を表す)で表されることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の老化防止剤。
  5. 【請求項5】 Rが、直鎖状または側鎖を有し、一つ以
    上のヒドロキシル基、アルコキシ基、アシルオキシ基、
    アリール基、シクロアルキル基あるいはポリシクロアル
    キル基で任意に置換された、1〜30個の炭素原子を有
    するアルキル基および2〜30個の炭素原子を有するア
    ルケニル基からなる群から選択された脂肪族炭化水素残
    基であることを特徴とする請求項4記載の老化防止剤。
  6. 【請求項6】 Rが、CH3基またはCH3-(CH211
    基であることを特徴とする請求項4または5記載の老化
    防止剤。
  7. 【請求項7】 前記化合物が、ショウノウ-10-スルホ
    ン酸であることを特徴とする請求項4または5記載の老
    化防止剤。
  8. 【請求項8】 Rが、一つ以上のヒドロキシル基、アル
    コキシ基、アルケニルオキシ基、アルキル基、アシルオ
    キシ基、アリール基、アリールオキシ基、アロイル基、
    アロイルオキシ基、カルボキシル基、ハロゲン、または
    スルホニル基で任意に置換された、6〜10個の炭素原
    子を有する芳香族炭化水素残基であることを特徴とする
    請求項4記載の老化防止剤。
  9. 【請求項9】 Rが、C65基であることを特徴とする
    請求項8記載の老化防止剤。
  10. 【請求項10】 Rが、次の基 【化1】 であることを特徴とする請求項8記載の老化防止剤。
  11. 【請求項11】 前記化合物が、以下の一般式 【化2】 [上式において、BはHまたはSO3Hを示し、0≦p
    ≦1であって、p=0のときB=SO3Hであり、0≦
    n≦4であり、Dは、直鎖または側鎖を有するアルキル
    基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アルコキシ
    基、ハロゲン、ヒドロキシ基の一つ以上を示しており、
    Dはn≧2のときには同一であっても異なっていてもよ
    く、前記アルキル基、アルケニル基、アルケニルオキシ
    基またはアルコキシ基にあっては、1〜18個の炭素原
    子を含有し、Aは、好ましくはメタ位あるいはパラ位に
    配位しており、SO3H基あるいは以下の基 【化3】 (上式において、YはHまたはSO3Hを表す)、また
    は以下の基 【化4】 (上式において、R11は水素原子、1〜6個の炭素原子
    を有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基またはア
    ルコキシ基、あるいはSO3H基を示し、B=Hのとき
    11はSO3Hであり、R12は水素原子、1〜6個の炭
    素原子を有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基ま
    たはアルコキシ基を示し、Xは酸素原子、硫黄原子ある
    いは-NR-基であって、このRは水素原子、または1〜
    6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは側鎖を有するア
    ルキル基である)である]で表されることを特徴とする
    請求項4記載の老化防止剤。
  12. 【請求項12】 式(b)の化合物が、以下の式 【化5】 [上式において、Zは好ましくはパラ位もしくはメタ位
    に配向しており、次の基 【化6】 (上式において、YはHまたはSO3Hを表す)で表さ
    れ、nは0または1〜4までの整数であり(0≦n≦
    4)、R1は1〜4個の炭素原子を含有する一つ以上の
    直鎖状または側鎖を有するアルキル基またはアルコキシ
    基を示し、R1は互いに同一であっても異なっていても
    よい]で表されることを特徴とする請求項11記載の老
    化防止剤。
  13. 【請求項13】 式(I)の化合物が、ベンゼン-1,4
    -[ジ(3-メチリデン-10-ショウノウスルホン)]酸
    であることを特徴とする請求項12記載の老化防止剤。
  14. 【請求項14】 式(b)の化合物が、以下の式 【化7】 (上式において、R2は水素原子または-SO3H基を示
    し、R3、R4、R5およびR6は互いに同一であっても異
    なっていてもよく、ヒドロキシル基、1〜4個の炭素原
    子を含有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基、2
    〜4個の炭素原子を含有する直鎖状または側鎖を有する
    アルケニル基、1〜4個の炭素原子を含有する直鎖状ま
    たは側鎖を有するアルコキシ基、2〜4個の炭素原子を
    含有する直鎖状または側鎖を有するアルケニルオキシ基
    またはハロゲンであり、さらにR3〜R6の一つだけがS
    3H基であって、R2が水素原子であるときR3〜R6
    少なくとも一つの基が-SO3H基である)で表されるこ
    とを特徴とする請求項11記載の老化防止剤。
  15. 【請求項15】 式(II)の化合物が、3-ベンジリデ
    ンショウノウ-4'-スルホン酸、3-ベンジリデン-10-
    ショウノウスルホン酸、3-ベンジリデンショウノウ-
    4'-メチル-3'-スルホン酸、3-ベンジリデンショウノ
    ウ-4'-クロロ-3'-スルホン酸、4'-メチル-3-ベンジ
    リデン-10-ショウノウスルホン酸、3-(3-t-ブチ
    ル-2-ヒドロキシ-5-メチル)ベンジリデン-10-ショ
    ウノウスルホン酸、3-(3-t-ブチル-2-ヒドロキシ-
    5-メトキシ)ベンジリデン-10-ショウノウスルホン
    酸、3-(3,5-ジ-ter-ブチル-4-ヒドロキシ)ベ
    ンジリデン-10-ショウノウスルホン酸、3-ベンジリ
    デンショウノウ-4'-メトキシ-3'-スルホン酸、3-
    (4,5-メチレンジオキシ)ベンジリデン-10-ショ
    ウノウスルホン酸、3-(4-メトキシ)ベンジリデン-
    10-ショウノウスルホン酸、3-(4,5-ジメトキ
    シ)ベンジリデン-10-ショウノウスルホン酸、3-
    (4-n-ブトキシ)ベンジリデン-10-ショウノウスル
    ホン酸、および3-(4-n-ブトキシ-5-メトキシ)ベ
    ンジリデン-10-ショウノウスルホン酸からなる群から
    選択されることを特徴とする請求項14に記載の老化防
    止剤。
  16. 【請求項16】 式(b)の化合物が、以下の式 【化8】 [上式において、R11は水素原子、1〜6個の炭素原子
    を含有する直鎖状または側鎖を有するアルキル基または
    アルコキシ基、もしくは-SO3H基を示し、R12は水素
    原子もしくは1〜6個の炭素原子を含有する直鎖状また
    は側鎖を有するアルキル基またはアルコキシ基を示し、
    13は水素原子もしくは-SO3H基を示し、R11および
    13の少なくとも一方が-SO3H基を示し、Xは酸素原
    子、硫黄原子もしくは-NR-基(Rは水素原子または1
    〜6個の炭素原子を有する直鎖状または側鎖を有するア
    ルキル基)である]で表されることを特徴とする請求項
    11記載の老化防止剤。
  17. 【請求項17】 式(III)の化合物が、2-[4-(シ
    ョウノウメチリデン)フェニル]ベンゾイミダゾール-
    5-スルホン酸であることを特徴とする請求項16記載
    の老化防止剤。
  18. 【請求項18】 前記化合物が、以下の式 【化9】 (上式において、R9は-(CH2m-または-CH2-CH
    OH-CH2-で、mが1〜10の間の整数(1≦m≦1
    0)である二価の基を示し、R10は水素原子または1〜
    4個の炭素原子を含有するアルコキシ基を示し、Yおよ
    びY'は水素原子または-SO3H基を示し、Y基または
    Y'基の少なくとも一方が水素以外である)で表される
    ことを特徴とする請求項4記載の老化防止剤。
  19. 【請求項19】 式(c)の化合物が、エチレンビス
    [3(4'-オキシベンジリデン)-10-ショウノウスル
    ホン]酸であることを特徴とする請求項18記載の老化
    防止剤。
  20. 【請求項20】 前記化合物が、以下の式 【化10】 (上式において、R14およびR15は、互いに同一であっ
    ても異なっていてもよく、水素原子、あるいは1〜8個
    の炭素原子を含有する直鎖状または側鎖を有するアルキ
    ル基をそれぞれ示し、a、bおよびcは、互いに同一で
    あっても異なっていてもよく、0または1である)で表
    されることを特徴とする請求項4記載の老化防止剤。
  21. 【請求項21】 式(d)の化合物が、2-ヒドロキシ-
    4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸であること
    を特徴とする請求項20記載の老化防止剤。
  22. 【請求項22】 前記化合物が、以下の一般式 【化11】 [上式において、Xは酸素原子または-NH-基を示し、
    16は水素原子、1〜8個の炭素原子を含有する直鎖状
    または側鎖を有するアルキル基またはアルコキシ基、も
    しくは次式の基 【化12】 (上式において、X'は酸素原子または-NH-基を示
    し、WはHまたはSO3Hを示す)である]で表される
    ことを特徴とする請求項4記載の老化防止剤。
  23. 【請求項23】 式(e)の化合物が、2-フェニルベ
    ンゾイミダゾール-5-スルホン酸、ベンゼン-1,4-ジ
    (ベンゾイミダゾール-2-イル-5-スルホン)酸または
    ベンゼン-1,4-ジ(ベンゾオキサゾール-2-イル-5-
    スルホン)酸であることを特徴とする請求項22記載の
    老化防止剤。
  24. 【請求項24】 前記化合物が、組成物全体に対し0.
    1〜10重量%添加されていることを特徴とする請求項
    1ないし23のいずれか1項に記載の老化防止剤。
  25. 【請求項25】 前記化合物が、組成物全体に対し0.
    1〜5重量%添加されていることを特徴とする請求項2
    4に記載の老化防止剤。
  26. 【請求項26】 皮膚の内的な老化に抗する非治療学的
    な方法であって、少なくとも部分的には中和されていな
    いスルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物を、少な
    くとも一種含有する化粧品および/または皮膚病用の組
    成物を皮膚に適用することを特徴とする皮膚の老化防止
    方法。
  27. 【請求項27】 少なくとも部分的には中和されていな
    いスルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物を、化粧
    品および/または皮膚病用の組成物の製造に用いること
    からなる化合物の使用方法。
  28. 【請求項28】 少なくとも部分的には中和されていな
    いスルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物を、内的
    な老化によるしわおよび/または小じわに抗する化粧品
    および/または皮膚病用の組成物の製造に用いることか
    らなる化合物の使用方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも部分的には中和されていな
    いスルホン酸基を少なくとも一つ有する化合物を、皮膚
    から死んだ細胞を取り除く化粧品および/または皮膚病
    用の組成物の製造に用いることからなる化合物の使用方
    法。
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