JP2002322019A - 化粧品組成物または皮膚科学組成物における抗刺激剤としてのポリアミド粒子の使用 - Google Patents

化粧品組成物または皮膚科学組成物における抗刺激剤としてのポリアミド粒子の使用

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JP2002322019A JP2002081960A JP2002081960A JP2002322019A JP 2002322019 A JP2002322019 A JP 2002322019A JP 2002081960 A JP2002081960 A JP 2002081960A JP 2002081960 A JP2002081960 A JP 2002081960A JP 2002322019 A JP2002322019 A JP 2002322019A
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irritating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺激性副作用を有する一以上の化合物の刺激
作用を低減する。 【解決手段】 化粧品組成物、特に刺激性副作用を有す
る一以上の化合物を含む化粧品組成物における抗刺激剤
として、ポリアミド粒子を用いる。前記ポリアミド粒子
は、特にナイロン(登録商標)-6、およびナイロン
(登録商標)-12、並びにこれらの混合物から選択さ
れ、1g/cm3から1.84g/cm3の範囲の密度を
有し、5μmから50μmの範囲の平均粒径を有する。
前記ポリアミド粒子は、組成物の全重量に対して0.0
01から30重量%、好ましくは0.01から20重量
%の範囲の量で含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局所的適用のため
の、並びに、化粧品組成物における刺激性副作用を有す
る一以上の化合物の刺激作用を低減するための、あるい
は、これらの化合物を含む皮膚科学的組成物の調製のた
めの、組成物における抗刺激剤としてのポリアミド粒子
の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明では、刺激性副作用とは、刺激性
皮膚作用(または皮膚刺激)であり、これは、通常、赤
み、痛み、または刺痛により反映される皮膚からの反応
であり、この反応は、皮膚に局所的に適用された天然ま
たは合成由来の化学化合物によって引き起こされる。こ
の刺激は、刺激性の化合物の作用に直接関連した、上皮
機能および/または構造の障害を伴う。
【0003】かくして、刺激性の化合物によって誘導さ
れた破壊の後に、壊れた恒常状態を回復、もしくは引き
起こされたダメージを修復するべく、皮膚から多かれ少
なかれ強い反応が起こる。刺激性の化合物が皮膚を攻撃
した場合、それが細胞および組織に存在していた一部の
物質と反応し、かつ/または、細胞内物質を放出し得
る。これらの放出された物資は、今度は、上皮または真
皮の別のターゲットに対して活性になりうる。かくし
て、これが、反応のカスケードが開始する機構であり、
血液細胞およびそれらが放出した物質を召集することに
より、主に皮膚の刺激により特徴付けられる刺激プロセ
スを引き起こす。このプロセスは、特に、主として適用
された化合物の量および/または質、および/またはそ
の化合物の使用者に依存して、種々の程度に、異常感覚
(熱、火傷感覚、かゆみまたはそう痒、刺痛感覚、緊張
等)、赤み、および/または浮腫により、反映される。
【0004】特に敏感肌の個人(使用者)にとって、刺
激性副作用を有する化合物、すなわち皮膚刺激を引き起
こしうる化合物は、明らかに別の作用のために、化粧品
または皮膚科学組成物中に存在する。
【0005】かくして、角質溶解活性剤を含む化粧品組
成物は、老化に対処するために用いられ、特に、落屑活
性剤または細胞再生を促進する活性剤、例えば、α-ヒ
ドロキシ酸(特に、乳酸、グリコール酸、またはクエン
酸)、β-ヒドロキシ酸(特にサリチル酸および5-n-
オクタノイルサリチル酸)、およびレチノイド(特にレ
チノールとそのエステル)が用いられる。不都合なこと
に、これらの活性剤が過剰に大量に用いられると、適用
後に刺痛、かゆみ、または緊張を引き起こし、大きな不
快感を引き起こしうるという欠点を有する。これらの化
合物の使用は、特に敏感肌の使用者には、制限されるべ
きである。
【0006】さらに、化粧品または皮膚科学組成物にお
いて不活性と考えられている一部の化合物、例えば、防
腐剤、界面活性剤、香料、溶剤、またはプロペラントで
さえ、ケラチン物質、特に頭皮を含む皮膚に適用された
場合に、刺激特性を有する場合があり、この刺激性は、
使用された化合物および使用者の皮膚の感受性に依存す
る。かくして、例えば、油中水型(W/O)または水中
油型(O/W)もしくは三重エマルションの形態の組成
物における乳化剤として、あるいは、例えば、ヒトの皮
膚をクレンジングするための組成物における洗浄剤とし
て、化粧品または皮膚科学組成物において界面活性剤、
乳化剤、または洗浄剤を用いることは一般的である。同
様に、組成物の良好な保存を確実にするために防腐剤を
添加すること、または、望ましい香りを製品に与えるた
めに香料を添加することも一般的である。
【0007】刺激性のある化合物は、一般に少量で用い
られる。これらの化合物を少量で用いることは、より活
性は劣るが、殆どまたは全く刺激がなく、そのために大
量に用いられる別の化合物を使用することに対して、あ
るいは、化合物の最終的な性質に対して、例えば、乳化
剤に関する場合であれば組成物の安定性、また、防腐剤
に関する場合であれば組成物の適当な保存という点で、
あまり利益がない場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かくして、化粧および
皮膚科学の分野では、使用者が欠点を見出しうる刺激特
性を有する手段を用いることなく、これらの化合物を用
いる手段を見出すこと、および、刺激性副作用を有する
化合物を含むが、快適かつ非刺激性である化粧品または
皮膚科学組成物を得ることが依然として必要性とされて
いる。
【0009】本願出願人は、ポリアミド粒子が、これら
の化合物の刺激性を制限または除去さえ可能にすること
を見出した。
【0010】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明の一つ
の主題は、化粧品組成物における抗刺激剤としてのポリ
アミド粒子の化粧的使用である。
【0011】また、本発明は、刺激性副作用を有する一
以上の化合物を含む化粧品組成物の刺激作用を低減する
ためのポリアミド粒子の化粧的使用にも関する。
【0012】また、本発明は、化粧品組成物に存在する
刺激性副作用を有する少なくとも一つの化合物の刺激作
用を低減または除去する化粧方法であって、ポリアミド
粒子を組成物に添加することを特徴とする化粧方法にも
関する。
【0013】本発明は、特に、刺激性副作用を有する化
合物が引き起こし得る刺激を除去するという利点、およ
び、前記化合物の効力を改善するために、通常用いられ
る量と比較した場合に、化粧品または皮膚科学組成物中
の刺激性副作用を備えた化合物の量を増加せしめること
を可能にするという利点を有する。かくして、界面活性
剤、防腐剤、または角質溶解活性剤、例えばヒドロキシ
酸またはレチノイドを、使用者に不快感を与えることな
く用いることができる。
【0014】本発明に従って用いられる組成物は、局所
的適用を意図したものであるので、生理学的に許容でき
る媒体、すなわち、全てのケラチン物質、例えば頭皮を
含む皮膚、爪、粘膜、目、および髪、あるいは身体の皮
膚の他のあらゆる部位に適合する媒体を含む。
【0015】好ましくは、ポリアミド粒子は、有効量、
すなわち、刺激量で存在する刺激性副作用を有する化合
物により引き起こされうる刺激性皮膚作用が低減、ある
いは消失するに十分な量とされる。
【0016】本発明にかかるポリアミド粒子の有効量
は、刺激性皮膚作用を低減または除去させるに十分なポ
リアミド粒子の量である。かくして、この量は、用いら
れる粒子、用いられる刺激性を有する化合物の量および
性質、および/またはこの化合物に対する使用者の感度
と相関して変化する。しかしながら、例示するならば、
本発明にかかる組成物は、一般に、組成物の全重量に対
して、0.001から30重量%、好ましくは0.01
から20重量%、さらに好ましくは0.1から10重量
%、そしてさらに好ましくは0.1から5重量%の範囲
の濃度で、ポリアミド粒子を含む。
【0017】一般的に、本発明に従って用いられるポリ
アミド粒子は、CTFA名称“ナイロン(Nylon)12”
または“ナイロン6”のもとに記載されている。粒子の
混合物、および例えば、ナイロン(登録商標)-6とナ
イロン(登録商標)-12の混合物を用いることができ
る。
【0018】本発明で用いられるポリアミド粒子は、特
に、Atochem社から“Orgasol”の名称で市販されている
ものとすることができる。これらの粒子を得るための方
法は、例えば、FR-A-2619385号公報またはEP-A-303530
号公報に記載されている方法である。これらのポリアミ
ド粒子は、さらに、名称“ポリアミド12”または“ポ
リアミド6”のもとに、その種々の物理化学的特性につ
いて知られている。
【0019】本発明で用いられる粒子は、TORAY社からS
P500の名称で市販されているものであってもよい。
【0020】本発明にかかる組成物では、前記粒子は、
一般的に、1g/cm3から1.84g/cm3、特に
1.0g/cm3から1.4g/cm3の範囲の密度を有
する。
【0021】本発明の粒子は、好ましくは実質的に球形
かつ固形であり、これらは特に5μmから50μmの範
囲、特に10μmから30μmの範囲の平均粒径を有す
る。
【0022】特に敏感肌の保有者にとって、皮膚刺激を
引き起こし易い、刺激性副作用を有する化合物は、特
に、活性剤、防腐剤、界面活性剤、香料、溶剤、または
プロペラント、並びにこれらの混合物である。
【0023】刺激性副作用を有しがちな活性剤は、例え
ば、 −角質溶解剤、例えば、α-ヒドロキシ酸、例えばグリ
コール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、および
マンデル酸、並びにこれらの誘導体;β-ヒドロキシ
酸、例えば、サリチル酸とその誘導体;α-ケト酸、例
えば、アスコルビン酸またはビタミンC、およびその誘
導体;β-ケト酸;レチノイド、例えばレチノールとそ
のエステル、レチナール、レチノイン酸、およびその誘
導体(例えば、FR-A-2570377、EP-A-199636、EP-A-3255
40、およびEP-A-402072号公報に記載されているも
の); −アントラリン(ジオキシアントラノール); −アントラノイド(例えば、EP-A-319028号公報に記載
されているもの); −過酸化物(特に過酸化ベンゾイル); −ミノキシジルとその誘導体; −リチウム塩; −毛髪染料または毛髪着色料、例えば、パラフェニレン
ジアミン(p-PDA)、およびその誘導体、例えばN-
フェニル-p-PDAおよびトルエン-2,5-ジアミンス
ルファート;メタ-フェニレンジアミン(m-PDA)お
よびその誘導体、例えばトルエン-3,4-ジアミン;オ
ルト-フェニレンジアミン(o-PDA); −芳香性アルコール溶液(香料、オード・トワレ、アフ
ターシェーブ、および脱臭剤); −発汗抑制剤(一部のアルミニウム塩); −除毛活性剤またはパーマネントウェーブ活性剤(チオ
ール、アンモニア水溶液); −脱色剤(ヒドロキノン); −カプサイシン; −抗シラミ活性剤(ピレトリン); −洗浄剤(イオン性および非イオン性);並びに −これらの混合物を挙げることができる。
【0024】サリチル酸誘導体のなかでも、5-n-オク
タノイルサリチル酸、および5-n-ドデカノイルサリチ
ル酸、並びにこれらのエステルを特に挙げることができ
る。
【0025】挙げることのできる防腐剤は、フェノキシ
エタノール、および殺菌剤、例えばオクトキシグリセロ
ールまたは1-(2-エチルヘキシル)グリセリルエーテル
(SEPPIC社から市販されているSensiva SC 50)、およ
びStraetmans社から市販されているカプリリル-グリコ
ール(または1,2-オクタンジオール)を含む。
【0026】挙げることができる界面活性剤は、特に、
アルキルスルファートおよびアルキルエーテルスルファ
ートのようなアニオン性界面活性剤、例えばラウリルス
ルファートおよびラウリルエーテルスルファート、およ
びこれらの塩、特にこれらのナトリウム塩を含む。
【0027】この組成物は、同じ活性または異なる活性
を有する、刺激性を有する一以上の化合物、例えば、界
面活性剤と活性剤と防腐剤、あるいは防腐剤と界面活性
剤を含んでもよい。
【0028】好ましくは、本発明の組成物における刺激
性副作用を有する化合物の量は、皮膚刺激を引き起こす
が、前記粒子が、この刺激を低減または除去するに十分
な量とすることができる。この量は、使用される化合
物、およびそれ(それら)を含む組成物の最終的な性質
に依存する。例えば、組成物の全重量に対して、0.0
001から50重量%、好ましくは0.01から30重
量%、さらに好ましくは0.1から15重量%の範囲と
することができる。
【0029】本発明かかる局所適用用組成物の生理学的
に許容できる媒体は、特に、水と、任意に、生理学的に
許容できる有機溶媒であって、例えば、1から8の炭素
原子、好ましくは1から6の炭素原子を含む低級アルコ
ール、例えばエタノール、イソプロパノール、プロパノ
ール、またはブタノール;6から80のエチレンオキシ
ドを含むポリエチレングリコール;ポリオール、例えば
プロピレングリコール、イソプレングリコール、ブチレ
ングリコール、グリセロール、またはソルビトールから
選択された有機溶媒からなるものとすることができる。
【0030】この媒体は、無水媒体であってもよく、特
に、油および/または油以外の脂肪物質を含む油性媒体
であってもよい。
【0031】生理学的に許容できる媒体が水性である場
合、皮膚に適合するpH、好ましくは3から8、さらに
好ましくは4.5から7の範囲のpHを有することが好
ましい。
【0032】組成物が、水性または水性−アルコール性
媒体を含む場合、この媒体に脂肪相(または油相)を添
加して、本発明の組成物をより柔軟かつより滋養分の多
い(nourishing)ものとすることができる。
【0033】油相は、通常、少なくとも一つの油を含
む。本発明の組成物で用いることができる油としては、
例えば、 −動物由来の炭化水素ベース油、例えばペルヒドロスク
アレン; −植物由来の炭化水素ベース油、例えば4から10の炭
素原子を有する脂肪酸の液状トリグリセリド、例えばヘ
プタン酸またはオクタン酸トリグリセリド、もしくは例
えば、ヒマワリ油、コーン油、ダイズ油、マロー油、グ
レープシード油、ゴマ油、ヘーゼルナッツ油、アプリコ
ット油、マカダミア油、アララ油、ヒマシ油、アボカド
油、カプリル/カプリン酸トリグリセリド、例えば、St
earineries Dubois社から市販されているもの、またはD
ynamit Nobel社からMiglyol 810、812および818の名称
で市販されているもの、ホホバ油、またはカリテバター
油; −特に脂肪酸の合成エステルおよび合成エーテル、例え
ば、式R1COOR2およびR1OR2の油(式中、R1
8から29の炭素原子を含む脂肪酸残基を示し、かつ、
2は3から30の炭素原子を含む分枝状または非分枝
状の炭化水素ベース鎖を示す)、例えば、パーセリン
油、イソノニルイソノナノアート、イソプロピルミリス
タート、2-エチルヘキシルパルミタート、2-オクチル
ドデシルステアラート、2-オクチルドデシルエルカー
ト、またはイソステアリルイソステアラート;ヒドロキ
シル化エステル、例えばイソステアリルラクタート、オ
クチルヒドロキシステアラート、オクチルドデシルヒド
ロキシステアラート、ジイソステアリルマラート、トリ
イソセチルシトラート、および脂肪アルキルヘプタノア
ート、オクタノアート、およびデカノアート;ポリオー
ルエステル、例えばプロピレングリコールジオクタノア
ート、ネオペンチルグリコールジヘプタノアート、およ
びジエチレングリコールジイソノナノアート;およびペ
ンタエリトリトールエステル、例えばペンタエリトリチ
ルテトライソステアラート; −鉱物または合成由来の直鎖または分枝鎖状炭化水素、
例えば、揮発性または不揮発性流動パラフィン、その誘
導体、ペトロレアムジェリー、ポリデセン、およびパー
ラーム油(parleam oil)のような水素化ポリイソブテ
ン; −8から26の炭素原子を有する脂肪アルコール、例え
ば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、および
これらの混合物(セチルステアリルアルコール)、オク
チルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシ
ルデカノール、2-ウンデシルペンタデカノール、オレ
イルアルコール、またはリノレイルアルコール; −アルコイル化(alkoylated)および特にエトキシル化脂
肪アルコール、例えばオレス(oleth)-12; −部分的に炭化水素をベースとした、および/またはシ
リコーンをベースとしたフルオロ油、例えば、JP-A-229
5912号公報に記載されているもの。挙げることのできる
フルオロ油の例は、BNFL Fluorochemicals社から“Flut
ec PC1(登録商標)”および“Flutec PC3(登録商標)”の
商品名で市販されている、ペルフルオロメチルシクロペ
ンタンおよびペルフルオロ-1,3-ジメチルシクロヘキ
サン;ペルフルオロ-1,2-ジメチルシクロブタン;3M
社から“PF 5050(登録商標)”および“PF 5060(登録商
標)”の商品名で市販されているドデカフルオロペンタ
ンおよびテトラデカフルオロヘキサン、もしくはAtoche
m社から“Foralkyl(登録商標)”の商品名で市販されて
いるブロモペルフルオロオクチルのようなペルフルオロ
アルカン;3M社から“MSX 4518(登録商標)”の商品名で
市販されているノナフルオロメトキシブタン、およびノ
ナフルオロエトキシイソブタン;ペルフルオロモルホリ
ン誘導体、例えば3M社から“PF 5052(登録商標)”の商
品名で市販されている4-トリフルオロメチルペルフル
オロモルホリン; −シリコーン油、例えば、直鎖または環状シリコーン鎖
を有する揮発性または不揮発性ポリメチルシロキサン
(PDMS)であって、室温で液状またはペースト状の
もの、特にシクロポリジメチルシロキサン(シクロメチ
コーン)、例えばシクロヘキサシロキサン;シリコーン
鎖のペンダントまたは末端に、2から24の炭素原子を
有するアルキル、アルコキシまたはフェニル基を含むポ
リジメチルシロキサン;フェニルシリコーン、例えばフ
ェニルトリメチコーン、フェニルジメチコーン、フェニ
ルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニ
ルジメチコーン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロ
キサン、2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリカ
ート、およびポリメチルフェニルシロキサン; −これらの混合物を挙げることができる。
【0034】上記油の中で、表現“炭化水素ベース油”
とは、主に炭素および水素原子を含み、かつ任意に、エ
ステル、エーテル、フルオロ、カルボン酸、および/ま
たはアルコール基を含むあらゆる油を意味する。
【0035】油相に存在することができる他の脂肪物質
は、例えば、8から30の炭素原子を有する脂肪酸、例
えば、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸および
オレイン酸;ロウ、例えば、ラノリン、ミツロウ、カル
ナウバロウまたはカンデリラロウ、パラフィンロウ、亜
炭ロウまたはマイクロクリスタリンロウ、セレシンまた
はオゾケライト、合成ロウ、例えばポリエチレンロウ、
フィッシャートロプシュロウ;ゴム、例えばシリコーン
ゴム(ジメチコノール);シリコーン樹脂、例えばトリ
フルオロメチル-C1-4-アルキルジメチコーンおよびト
リフルオロプロピルジメチコーン;およびシリコーンエ
ラストマー、例えばShin-Etsu社から“KSG”、Dow Corn
ing社から“Trefil”、“BY29”または“EPSX”、ある
いはGrantIndustries社から“Gransil”の商品名で市販
されている製品である。
【0036】これらの脂肪物質は、当業者が、例えば稠
性または質感に関して所望の特性を有する組成物を調製
するために、種々の方法で選択できる。
【0037】本発明にかかる組成物は、局所的適用に通
常用いられるあらゆる形態とすることができる。特に、
水性、水性-アルコール性、または油性溶液、水中油型
(O/W)または油中水型(W/O)または多重エマル
ション、水性または油性ゲル、液状、ペースト状または
固形状の無水製品、または小球体を利用した水相におけ
る脂肪相の分散物の形態であって、前記小球体はナノス
フェアおよびナノカプセルのようなポリマーナノ粒子と
することができ、あるいは、イオン性および/または非
イオン性の液状ベシクルとすることができる。これらの
組成物は、通常の方法に従って調製される。
【0038】さらに、本発明に従って用いられる化合物
は、多かれ少なかれ流動性とすることができ、白色また
は有色のクリーム、軟膏、乳液、ローション、セーラ
ム、ペースト、またはムースの外観を有することができ
る。これらは、任意に、エアゾールの形態で皮膚に適用
できる。また、固形形態、例えばスティック形態とする
こともできる。
【0039】本発明の特定の実施態様の一つによれば、
本発明の組成物は、油中水型(W/O)または水中油型
(O/W)エマルションである。エマルションの油相の
比率は、組成物の全重量に対して5から80重量%、好
ましくは5から50重量%の範囲とすることができる。
エマルション形態の組成物に用いられる油、乳化剤、お
よび共乳化剤は、化粧または皮膚科学に通常用いられる
ものから選択される。乳化剤および共乳化剤は、一般的
に、組成物中に、組成物の全重量に対して、0.3から
30重量%、好ましくは0.5から20重量%の範囲の
比率で存在する。エマルションは、脂質ベシクルを含ん
でもよい。
【0040】エマルションは、一般に、両性、アニオン
性、カチオン性、および非イオン性乳化剤から選択され
る少なくとも一つの乳化剤を含み、これらは単独または
混合物として用いられる。乳化剤は、得られるエマルシ
ョン(W/OまたはO/Wエマルション)に依存して適
切に選択される。
【0041】W/Oエマルションの調製に用いられる乳
化界面活性剤としては、例えば、ソルビタン、グリセロ
ール、または糖のアルキルエステルまたはエーテル;シ
リコーン界面活性剤、例えばジメチコーンコポリオー
ル、例えばDow Corning社から“DC 5225 C”の商品名で
市販されているシクロメチコーンとジメチコーンコポリ
オールとの混合物、および、アルキルジメチコーンコポ
リオール、例えばDowCorning社から“Dow Corning 5200
Formulation Aid”の商品名で市販されているラウリル
メチコーンコポリオール、およびGoldschmidt社からAbi
l EM 90(登録商標)のもとに市販されているセチルジメ
チコーンコポリオールを挙げることができる。
【0042】O/Wエマルションでは、挙げることので
きる乳化剤の例は、非イオン性乳化剤、例えばグリセロ
ールのオキシアルキレン化(特にポリオキシエチレン
化)脂肪酸エステル;ソルビタンのオキシアルキレン化
脂肪酸エステル;オキシアルキレン化(オキシエチレン
化および/またはオキシプロピレン化)脂肪酸エステ
ル;オキシアルキレン化(オキシエチレン化および/ま
たはオキシプロピレン化)脂肪アルキルエーテル;糖エ
ステル、例えばスクロースステアラートを含む。
【0043】本発明の特定の実施態様では、本発明に従
って用いられるポリアミド粒子は、他の抗刺激剤および
/または抗炎症剤から選択された一以上の鎮静(calman
t)活性剤と組み合わせられる。これらの鎮静剤は、ポリ
アミド粒子の抗刺激作用を補強する。
【0044】かくして、本発明の主題は、生理学的に許
容できる媒体に、ポリアミド粒子と少なくとも一つの鎮
静剤とを含む、局所適用用組成物でもある。
【0045】挙げることのできる鎮静剤は、例えば、 −アラントイン; −β-グリチルレチン酸、これを含む抽出物、例えば甘
草(Glycyrrhiza glabra)抽出物、およびそれを含む複合
物、例えばアラントイン/グリチルレチン酸複合物; −凍結乾燥または非凍結乾燥プランクトン、その抽出
物、およびその複合物; −エシン(escin)とそれを含む植物抽出物、例えば通常
のセイヨウトチノキの抽出物; −キサンチン誘導体、例えばジエチルアミノエチルセオ
フィリンヒドロクロリド; −花および植物の水および抽出物(例えば、水性、水性
-アルコール性、または水性-グリコール性抽出物)、例
えば、ヤグルマソウ水、カミルレ水、ミント水、ライム
水、バラ水、シャクヤクの抽出物、サンザシの抽出物、
ノコギリソウの抽出物、ゼニアオイの抽出物、キンセン
カの抽出物、スイートクローバーの抽出物、セージの抽
出物、ニワトコ水、二葉イチョウの抽出物、ウサギギク
属の抽出物、ハナハッカの抽出物、緑茶の抽出物、スイ
レン花の抽出物、アイリスの抽出物、および樺の樹皮の
抽出物; −アジア酸(asiatic acid)およびそれを含む植物抽出
物、例えば、センテラアジアチカ(Centella asiatic
a); −ビサボロール(bisabolol); −果実抽出物、例えばパイナップル抽出物またはパパイ
ヤ抽出物; −藻類、特にコンブ属(Laminaria)のようなタイプの藻
類(例えば、紅藻類または褐藻類); −ガンマ-オリザノール(orizanol); −ピロリドンカルボキシラート、特に亜鉛(Zn-PC
A)または銅(Cu-PCA)の塩; −植物由来の油、例えばキャノーラ種油およびカリテ
油; −精油、例えばコエンドロ、バルサム、ラベンダー、ミ
ント、およびカミルレの精油、並びにこれらの混合物; −アセキサム酸(acexamic acid)およびトランスエキサ
ム酸(transexamic acid)(トランス-4-アミノ-メチル
シクロヘキサンカルボン酸); −ウルソール酸、およびこれを含む抽出物、例えばロー
ズマリー葉抽出物; −フコースを含む多糖、例えば、Solabia社から市販さ
れているFucogel 1000(フコース、ガラクトース、およ
びガラクツロン酸を含む1%多糖固形分を含む水溶
液); −電解質、特に、30から35%の塩化マグネシウム、
20から28%の塩化カリウム、3から10%の塩化ナ
トリウム、0.2から1%の塩化カルシウム、0.1か
ら0.6%の臭化マグネシウム、および0.1から0.
5%の不溶物を含む水性混合物、前記混合物は、死海に
含まれる主な塩に相当することから、ここでは“死海浴
塩(Dead Sea bath salt)”と称する; −例えばオートムギから得られたガラクトリピド、例え
ば、ジガラクトシルジグリセリドまたはモノガラクトシ
ルジグリセリド; −アミノ酸、その誘導体、およびその塩、例えばSEPPIC
社からSepicalm Sの商品名で混合物の形態で市販されて
いるココイル鎖にグラフトしたアミノ酸のナトリウム
塩、SEPPIC社からLipacide C8Gの商品名で市販されてい
るカプリロイルグリシン、SEPPIC社からSepicontrol A5
の商品名で市販されているカプリロイルグリシン、シナ
モン、およびサルコシンの混合物; −TNF-アルファアンタゴニスト、例えば、リソフィ
リン(lisophylline)、A802715、スルファサラジン、CDP
-571(抗TNFアルファ抗体)、およびMDL-201112; −サブスタンスPアンタゴニスト、例えばセンダイド(s
endide)、スパンタイドII(spantide II)、EP-A-680749
号公報に記載されているペプチド、およびEP-A-761204
号公報に記載されている線維状細菌の抽出物; −およびこれらの混合物を含む。
【0046】鎮静剤の量は、組成物の全重量に対して、
例えば、0.001から20重量%、好ましくは0.0
1から15重量%の範囲とすることができる。
【0047】周知の通り、本発明の化粧品または皮膚科
学組成物は、化粧または皮膚科学で一般的なアジュバン
ト、例えば、親水性または親油性ゲル化剤、上記以外の
親水性または親油性活性剤、防腐剤、酸化防止剤、香
料、フィラー、親油性または親水性サンスクリーン剤、
殺菌剤、消臭剤、染料、塩、およびポリマー(例えば、
分散剤として、Shin-Etsu社からKP-561の商品名で市販
されているアクリラート/ジメチコーンコポリマー)も
含むことができる。これら種々のアジュバントの量は、
考慮下の分野で通常用いられている量であり、例えば、
組成物の全重量に対して0.01から20%とされる。
その性質に依存して、これらのアジュバントは、脂肪
相、水相、および/または脂質小球体に取り込まれる。
【0048】本発明の組成物で用いられるフィラーとし
て、例えば、顔料を除いて、シリカ粉末;タルク;ポリ
エチレン粉末;アクリルコポリマーをベースとするミク
ロスフェア、例えばPolytrapの商品名でDow Corning社
から市販されているエチレングリコールジメタクリラー
ト/ラウリルメタクリラートコポリマーをベースとする
ミクロスフェア;中空ミクロスフェアのような膨張粉
末、特にKemanord Plast社からExpancelの商品名で、あ
るいはMatsumoto社からMicropearl F 80 EDの商品名で
市販されているミクロスフェア;架橋または非架橋トウ
モロコシデンプン、小麦デンプン、または米デンプンの
ような天然有機物質の粉末、例えば、National Starch
社からDry-Floの商品名で市販されている、オクテニル
スクシナート無水物と架橋したデンプンの粉末;シリコ
ーン樹脂マイクロビーズ、例えばToshiba Silicone社か
らTospearlの商品名で市販されているもの;およびこれ
らの混合物を挙げることができる。これらのフィラー
は、組成物の全重量に対して0から20重量%、好まし
くは1から10重量%の範囲の量で存在することができ
る。
【0049】本発明に従って用いられる組成物は、化学
的スクリーニング剤、または物理的日光遮蔽剤、もしく
はかかるスクリーニング剤の混合物とすることができ
る、一以上のUVスクリーニング剤(またはサンスクリ
ーン剤)を含むことができる。
【0050】本発明の組成物に用いられる化学的サンス
クリーン剤として、本発明の組成物は、化粧品に用いる
ことができるあらゆるUVAおよびUVBスクリーニン
グ剤を含むことができる。
【0051】挙げることができるUVBスクリーニング
剤は、例えば、 (1)サリチル酸誘導体、特にホモメンチルサリチラー
トおよびオクチルサリチラート; (2)ケイ皮酸誘導体、特に、Parsol MCXの商品名でGi
vaudan社から市販されている2-エチルヘキシルp-メト
キシシンナマート; (3)液状β,β'-ジフェニルアクリラート誘導体、特
に、Uvinul N539の商品名でBASF社から市販されている
2-エチルヘキシルα-シアノ-α,β'-ジフェニルアクリ
ラートまたはオクトクリレン(octocrylene); (4)p-アミノ安息香酸誘導体; (5)Eusolex 6300の商品名でMerck社から市販されて
いる4-メチルベンジリデンカンファー; (6)Eusolex 232の商品名でMerck社から市販されてい
る2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸; (7)1,3,5-トリアジン誘導体、特に、−Uvinul T1
50の商品名でBASF社から市販されている2,4,6-トリ
ス[p-(2'-エチルヘキシル-1'-オキシカルボニル)ア
ニリノ]-1,3,5-トリアジン、および−UVAsorb HEB
の商品名でSigma 3V社から市販されているジオクチルブ
タミドトリアゾン; (8)上記スクリーニング剤の混合物 を含む。
【0052】挙げることのできるUVAスクリーニング
剤は、例えば、 (1)ジベンゾイルメタン誘導体、特にParsol 1789の
商品名でGivaudan社から市販されている4-(tert-ブチ
ル)-4'-メトキシジベンゾイルメタン; (2)Chimex社からMexoryl SXの商品名で市販されてい
る、任意に部分的または全体的に中和された形態のベン
ゼン-1,4-ビス(3-メチリデン-10-カンファースル
ホン酸); (3)ベンゾフェノン誘導体、例えば、 −2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン(ベンゾフェノン
-1)、 −2,2',4,4'-テトラヒドロキシベンゾフェノン(ベ
ンゾフェノン-2)、 −BASF社からUvinul M40の商品名で市販されている2-
ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン(ベンゾフェノ
ン-3)、 −BASF社からUvinul MS40の商品名で市販されている、
2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホ
ン酸(ベンゾフェノン-4)およびそのスルホナート形態
(ベンゾフェノン-5)、 −2,2'-ジヒドロキシ-4,4'-ジメトキシベンゾフェ
ノン(ベンゾフェノン-6)、 −5-クロロ-2-ヒドロキシベンゾフェノン(ベンゾフ
ェノン-7)、 −2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン
(ベンゾフェノン-8)、 −2,2'-ジヒドロキシ-4,4'-ジメトキシベンゾフェ
ノン-5,5'-ジスルホン二酸の二ナトリウム塩(ベンゾ
フェノン-9)、 −2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4'-メチルベンゾフェノ
ン(ベンゾフェノン-10)、 −ベンゾフェノン-11、 −2-ヒドロキシ-4-(オクチルオキシ)ベンゾフェノン
(ベンゾフェノン-12); (4)ベンゾフェノン基を含むシランまたはポリオルガ
ノシロキサン誘導体; (5)アントラニラート、特に、Neo Helipan MAの商品
名でHaarman & Reimer社から市販されているメンチルア
ントラニラート; (6)一分子当たり少なくとも2つのベンザゾリル基ま
たは少なくとも一つのベンゾジアゾリル基を含む化合
物、特にHaarman and Reimer社から市販されている1,
4-ビス(ベンズイミダゾリル)フェニレン-3,3',5,
5'-テトラスルホン酸とその塩; (7)N-置換ベンズイミダゾリルベンザゾールまたは
ベンゾフリルベンザゾールのケイ素誘導体、特に −2-[1-[3-[1,3,3,3-テトラメチル-1-[(トリメ
チルシリル)オキシ]ジシロキサニル]プロピル]-1H-ベ
ンズイミダゾール-2-イル]ベンズオキサゾール、 −2-[1-[3-[1,3,3,3-テトラメチル-1-[(トリメ
チルシリル)オキシ]ジシロキサニル]プロピル]-1H-ベ
ンズイミダゾール-2-イル]ベンゾチアゾール、 −2-[1-(3-トリメチルシラニルプロピル)-1H-ベン
ズイミダゾール-2-イル]ベンズオキサゾール、 −6-メトキシ-1,1'-ビス-(3-トリメチルシラニルプ
ロピル)-1H,1'H-[2,2']ジベンズイミダゾリルベ
ンズオキサゾール、 −2-[1-(3-トリメチルシラニルプロピル)-1H-ベン
ズイミダゾール-2-イル]-ベンゾチアゾール、(これら
については、EP-A-1028120号公報に記載されている); (8)トリアジン誘導体、特にTinosorb Sの商品名でCi
ba Geigy社から市販されている2,4-ビス{[4-(2-エ
チルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ]フェニル}-6-(4
-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン、およびTino
sorb Mの商品名でCiba Geigy社から市販されている2,
2'-メチレンビス[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イ
ル)-4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノー
ル];および (9)これらの混合物 を含む。
【0053】いくつかの上記スクリーニング剤の混合
物、およびUVBスクリーニング剤とUVAスクリーニ
ング剤との混合物も使用することができる。物理的日光
遮蔽スクリーニング剤との混合物も使用することができ
る。
【0054】挙げることができる物理的日光遮蔽スクリ
ーニング剤は、酸化チタン(非晶質形態の、またはルチ
ルおよび/またはアナターゼ形態に結晶化した二酸化チ
タン)、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、または
酸化セリウム、もしくはこれらの混合物を含む。これら
の金属酸化物は、マイクロメートルまたはナノメートル
サイズの粒子形態とすることができる(ナノ顔料)。ナ
ノ顔料の形態では、平均粒径は、例えば、5から100
nmの範囲である。ナノ顔料は、本発明の組成物に好適
に用いられる。
【0055】ポリアミド粒子と鎮静剤とを含む本発明に
かかる組成物は、そこに含まれる他の化合物に依存し
て、特に身体および髪の衛生、特にアクネ傾向のある皮
膚の処置、髪の再生、脱毛予防、皮膚または髪の脂っぽ
い外観の処置、日光の害からの保護、または生理学的乾
燥肌の処置、光誘導または年齢に伴う老化の予防および
/または対処、および皮膚、睫毛、および粘膜(唇)の
メイクアップに適している。かくして、抗老化活性剤を
含む場合には、皮膚の老化に対処すること、特に皮膚の
皺および/または細かい線に対処すること、並びに滑ら
かな肌とすることが企図される。界面活性剤および特に
洗浄界面活性剤を含む場合には、皮膚、髪、または他の
あらゆるケラチン物質のクレンジング、および/または
メイクアップ除去が企図される。
【0056】本発明の組成物は、皮膚(頭皮を含む)、
ケラチン繊維(髪、睫毛または眉毛)、爪または唇のケ
アまたは処置組成物、抗日光または人工日焼け組成物、
あるいは皮膚、髪、眉毛、または睫毛の洗浄またはメイ
クアップ除去用の製品、消臭製品、または芳香製品を構
成することができる。次いで、一般に無色または僅かに
着色され、任意に化粧または皮膚科学活性剤を含むこと
ができる。かくして、皮膚または唇のケアベース(唇を
寒さおよび/または日光および/または風から保護する
リップバーム)として、顔の肌および/または身体の肌
のためのデイケアまたはナイトケアクリームとして用い
ることができる。また、薬用または薬外用のカラーリン
グまたは非カラーリングシャンプーの形態、およびコン
ディショニング混合物の形態であってもよい。
【0057】本発明にかかる組成物は、有色の化粧組成
物、特に皮膚、ケラチン繊維(髪または睫毛)、および
/または粘膜のためのメイクアップ組成物、特に、ファ
ンデーション、ブラッシャー、フェイスパウダー、アイ
シャドウ、マスカラ、アイライナー、スティック形態の
コンシーラー化合物、ネイルバニッシュ、任意にケアま
たは処置特性を有するリップスティックまたはリップグ
ロス、またはボディタトゥーを構成することもできる。
【0058】以下の例は、本質を限定することなく、本
発明を例証するものである。場合により、名称は、化学
名またはCTFA名(国際化粧品成分辞典および便覧(Intern
ational Cosmetic Ingredient Dictionary and Handboo
k))であり、量は他に言及しない限り重量パーセントで
示されている。
【0059】
【実施例】 実施例:O/Wエマルション 相A1 −グリセロール 7% −EDTA(ナトリウム塩) 0.05% −フェノキシエタノール/パラベン(防腐剤) 1% −水 全体を100%とする量 相A2 −サリチル酸 2% −トリエタノールアミン 2.05% −水 7% 相B1 −セテアリルアルコール 1.2% −オレス-12(Oleth-12) 0.3% −ステアリルアルコール 1% −グリセリルステアラート/PEG100ステアラート (Arlacel 165) 2.5% −水素化ポリイソブテン 3% −オクチルメトキシシンナマート(Parsol MCX) 5% −アクリラート/ジメチコーンコポリマー(KP-561) (分散剤) 0.6% 相B2 −香料 0.5% −シクロペンタシロキサン 7% −オクトキシグリセロール(Sensiva SC50) 0.5% 相C −セピゲル(Sepigel)305(SEPPIC) 0.7% 相D −ナイロン(登録商標)12(Atochem社から市販されているOrgasol 2002 Extr a D Nat Cos) 8% 相E −変性デンプン(Dry Flo) 3%
【0060】製法:予め80℃に熱した相A1およびA
2を混合し、予め80℃に熱した相B1を、前記混合物
に攪拌しながら添加した。流動エマルションが得られ、
これを60℃まで冷却し、次いで、相B2を添加し、そ
の後相Dを添加し、40℃に冷却した後に、攪拌しなが
ら相Eを添加した。
【0061】脂っぽい皮膚を処置することができる非刺
激性の白色クリームが得られた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/09 A61K 7/09 7/135 7/135 7/32 7/32 7/40 7/40 7/48 7/48 7/50 7/50 Fターム(参考) 4C083 AC072 AC122 AC171 AC172 AC231 AC301 AC312 AC422 AC461 AC471 AC472 AC482 AC532 AC542 AC641 AC781 AC851 AD022 AD071 AD072 AD092 AD152 AD172 AD242 AD621 BB01 BB05 BB24 BB25 BB26 BB41 BB48 BB49 BB51 BB53 BB60 CC17 CC18 CC23 CC34 CC35 DD33

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品組成物における抗刺激剤としての
    ポリアミド粒子の化粧的使用。
  2. 【請求項2】 刺激性副作用を有する一以上の化合物を
    含む化粧品組成物の刺激作用を低減するためのポリアミ
    ド粒子の化粧的使用。
  3. 【請求項3】 ポリアミド粒子が、1g/cm3から
    1.84g/cm3の範囲の密度を有することを特徴と
    する、請求項1または2記載の使用。
  4. 【請求項4】 ポリアミド粒子が、5μmから50μm
    の範囲の平均粒径を有することを特徴とする、請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載の使用。
  5. 【請求項5】 ポリアミド粒子が、ナイロン(登録商
    標)-6、およびナイロン(登録商標)-12、並びにこ
    れらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項
    1ないし4のいずれか一項に記載の使用。
  6. 【請求項6】 ポリアミド粒子が、組成物の全重量に対
    して0.001から30重量%、好ましくは0.01か
    ら20重量%の範囲の量で存在することを特徴とする、
    請求項1ないし5のいずれか一項に記載の使用。
  7. 【請求項7】 刺激性副作用を有する化合物が、活性
    剤、防腐剤、界面活性剤、香料、溶剤、およびプロペラ
    ント、並びにこれらの混合物から選択されることを特徴
    とする、請求項2ないし6のいずれか一項に記載の使
    用。
  8. 【請求項8】 刺激性副作用を有する化合物が、α-ヒ
    ドロキシ酸、β-ヒドロキシ酸、α-ケト酸、β-ケト
    酸、レチノイド、アントラリン、アントラノイド、過酸
    化物、ミノキシジルとその誘導体、リチウム塩、毛髪染
    料または毛髪着色料、芳香性アルコール溶液、発汗抑制
    剤、除毛活性剤またはパーマネントウェーブ活性剤、脱
    色剤、カプサイシン、抗シラミ活性剤、洗浄剤、殺菌
    剤、およびアニオン性界面活性剤、並びにこれらの混合
    物から選択されることを特徴とする、請求項2ないし7
    のいずれか一項に記載の使用。
  9. 【請求項9】 刺激性副作用を有する化合物が、グリコ
    ール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、およびマ
    ンデル酸、並びにこれらの誘導体、サリチル酸とその誘
    導体、5-n-オクタノイルサリチル酸、および5-n-ド
    デカノイルサリチル酸、並びにこれらのエステル、レチ
    ノールとそのエステル、レチナール、レチノイン酸とそ
    の誘導体、フェノキシエタノール、オクトキシグリセロ
    ール、カプリリルグリコール、アルキルスルファート、
    およびアルキルエーテルスルファート、並びにこれらの
    塩、およびこれらの混合物から選択されることを特徴と
    する請求項2ないし8のいずれか一項に記載の使用。
  10. 【請求項10】 刺激性副作用を有する化合物の量が、
    組成物の全重量に対して、0.0001から50重量
    %、好ましくは0.01から30重量%の範囲であるこ
    とを特徴とする、請求項2ないし9のいずれか一項に記
    載の使用。
  11. 【請求項11】 組成物が生理学的に許容できる媒体も
    含むことを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか
    一項に記載の使用。
  12. 【請求項12】 化粧品組成物に存在する刺激性副作用
    を有する少なくとも一つの化合物の刺激作用を低減また
    は除去する化粧方法であって、ポリアミド粒子を組成物
    に添加することを特徴とする化粧方法。
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