JPH02289542A - ベンジリデンカンファー誘導体および医薬/化粧品組成物 - Google Patents

ベンジリデンカンファー誘導体および医薬/化粧品組成物

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JPH02289542A
JPH02289542A JP2084767A JP8476790A JPH02289542A JP H02289542 A JPH02289542 A JP H02289542A JP 2084767 A JP2084767 A JP 2084767A JP 8476790 A JP8476790 A JP 8476790A JP H02289542 A JPH02289542 A JP H02289542A
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formula
compound
benzylidene
butyl
campho
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JP2084767A
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Serge Forestier
スルジュ フォレスティエール
Alain Lagrange
アライン ラグランジュ
Gerard Lang
ジェラール ラング
Andre Deflandre
アンドレ デフランドレ
Bernadette Luppi
リュピ ベルナデット
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LOreal SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明の対象は、新規なベンジリデンカンファーの親木
性スルホン誘導体のようなベンジリデンカンファーの現
水性誘導体を含有する日常のまたは日焼は止めの用途の
化粧品組成物、および皮膚の炎症とアレルギーの治療の
ための医薬組成物である。
(従来の抜術および解決しようとする課題)よく知られ
ていることだが、皮膚は太陽の光線に敏感であって、そ
の光線は平凡な日焼りまたは紅斑をひき起し、その結果
強い焼けつくような痛みをもたらす。
しかし、太陽光線は同時に他の有害な作用、例えば皮膚
の弾力性の喪失および甲過ぎる老化に導く皺の出現、を
有する。またしばしばいろいろな皮膚病を生ずることも
あり得る。
また皮膚において色合いの変化、退色または機械的特性
の低下を避けるために光化学的分解に対する良好な保護
を確実にすることも望ましいことである。
なおまた化粧品の製造の際に混入されるいろいろな成分
は常に光に対して十分な安定性を有しないことおよび光
線の作用により分解することが知られている。
太陽光線の最も有害な部分は400ni以下の波長の紫
外線から成ることはよく知られている。また地球の大気
圏のオゾン層は太陽光線の一部を吸収するので、その存
在により地表に到達する紫外線の下限は約28On−に
あることも知られている。
したがって、280〜400nmの広い波長帯内の紫外
線を吸収できる化合物を所有していることは適当と思わ
れる。すなわち、280〜320rvの範囲内の波長の
UV−B線が日焼は紅斑の発生に支配的役割を果すと同
様に、320〜400 rvの範囲内の波長のUV−A
線は皮四の日焼けを、そしてまたその老化を起させ、ま
た紅斑の発生を促進したり、あるいはある人の場合には
この反応を増強し、または同様にそれは光毒性または光
アレルギーの原因となり得る。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、研究中に、次式を有するベンジリデンカン
ファーの親水性誘導体 1式中、 RとR3は、同一または異なり・水素原子・ヒドロキシ
ル基、C1−C8の線状または枝分れのアルキル基、ま
たはC1−08の線状または枝分れのアルコキシ基を表
わし、そして基R1とR3の少なくとも1つはヒドロキ
シル、アルキルまたはアルコキシを表わすことを要求さ
れ、R2とR4は、同一または異なり、水素原子または
ヒドロキシル基を表わし、そして基R2とR4の少なく
とも1つはヒドロキシル基を表わすことを要求される。
] は遊離の酸またはアルカリ金属またはアミンの塩の形で
、意外にも、280〜380 nmの波長の全範囲にお
ける良好な濾光性のほかに、多不飽和リピドの過酸化に
対して、また同様に熱または光に誘導された酸化反応を
受けやすい物質(例えば、タンパク質、糖、顔料、ビタ
ミン、ポリマーなど)に対して優れた酸化防止特性を示
すことを発見した。
さて、リビド類の過酸化は、とりわけリン脂質から成る
細胞膜に損傷を与える中間の遊離ラジカルの形成を含み
、そして特に皮膚の老化現象に前任を負うことが知られ
ている(A、 L、 TAPPEL” Federat
ion Proceedings” Vol、32 、
 騎8 、8月、1973)。
したがって、広い波長帯における濾光性と同時に濾光効
果を相乗的に強化する酸化防止特性を示ず化合物を所有
することは極めて有利である。そのような化合物は、例
えば皮膚のりビドの過酸化による皮膚の早過ぎる老化に
対するより良き闘いを可能にすることができる。
そのような化合物はまた脂肪質相を含むエマルシミンま
たは油−アルコール性O−シコンの形をした化粧品また
は医薬の組成物のより良き保存を確実にすることができ
るが、それはそこに含まれかつ動物から得られるもの、
例えばラノリン、セチン(鯨ろう)、密ろう、ベルヒド
ロスクアレン、電油、あるいは植物から得られるもの、
例えばオリーブ油、ヒマシ油、トウモロコシ油、t1ア
ーマンド油、アボガド油、カリテ油、ヒンワリ油、大(
i油、ラッカセイ油、コブラ油またはパーム核油、ビタ
ミンI:のような必須脂肪酸、およびレモン曲またはラ
ベンダー油のような香料の中に存在するある種の精油で
ある得る不飽和リピドの酸敗を防ぐからである。
それらはまた医薬組成物中に含まれる有効な化合物(ビ
タミンA1力Dチノイド・・・)の酸化分解を防ぐこと
ができる。
本発明者はまた極めて意外にも、前記の式(I)の化合
物が皮膚の炎症およびアレルギーの治療のために使用で
きることを発見した。
その良好な濾光性および酸化防止性のはかに、化合物(
I)は優れた親水性並びに極めて良好な熱的および光化
学的安定性を示す。
これらの化合物はまた両性または刺部性のないことおよ
び皮肉に対して完全に無害であるという利点も有する。
前記の式(I)の化合物のあるものは新規である。
次の式(I′ )のベンジリデンカンファーの新水性誘
導体 り式中、R1とR4は式CI)のために示された意味を
有する。ただし、R1とR4が水素原子を表わし、かつ
R2がヒドロキシル基を表わす場合には、R3はアルコ
キシ基を表わさないことを条件とする。] の遊離の酸あるいはアルカリまたはアミンの塩の形をし
たものが問題である。
式(I′ )においてR1とR3は、例えばメチル、エ
チル、n−プロピル、イソプ[1ビル、n−ブチル、イ
ソブチル、t−ブチルまたは1,163.3−テトラメ
チルブチルの8基を、あるいはメトキシ、エトキシ、ブ
[1ボキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シ、ヘプチルオキシまたはオクチルオキシの8基を表わ
すことができる。
式(1′ )の好ましい化合物の中で、次のものを挙げ
ることができる。
3’ 、5’ −ジ−t−ブチル−4′−ヒトOキシー
3−ベンジリデンーカンフオー10−スルホン酸、 3′−t−ブチル−2′−ヒドロ4シー5′メトキシ−
3−ペンジリデンーカンノオー10−スルホン酸、 一3’−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′メチル−
3−ペンジリデンーカンノ、t−10−スルボン酸、 の遊離の酸あるいはアルカリまたはアミンの塩の形をし
たものである。
したがって本発明は、遊離の酸あるいはアルカリまたは
アミンの塩の形をした前記の式(I′ )の化合物を対
象とする。
式(I)または(1′ )の化合物は合成のカンフオー
10−スルホン酸(d、1−カンフオー10−スルホン
酸)から出発するが、または天然のカンフオー10−ス
ルホンM(d−カン2オー10−スルホン酸)から出発
して、次の反応式に従って式(If)の芳香族アルデヒ
ドとの縮合により得られる。
式(II)において置換基R−R4が式(I)またはく
1′ )の化合物のため前記のように述べられた意味を
有する式(II)のアルデヒドは既知の化合物である。
カンフオー10−スルホン酸へのアルデヒドの縮合はア
ルカリ&属のアル」ラード(pAえば、ナ1〜リウムメ
チラートまたはカリウムt−ブチラード)の存在で、ト
ルエン、1,2−ジメトキシエタンまたは1.2−ジェ
トキシエタンのような溶媒中で一78℃と溶媒の沸点の
間の温度で行うことができる。その縮合はまた無1塩基
(例えば、アルカリ金属のアミドまたは水系化物)の存
在で、1.2−メトキシエタンのような溶媒の存在で、
またはアルカリ金属の水酸化物のトルエンまたはアルコ
ール中の存在で、0℃と反応混合物の沸点との間の温度
でも同様に行うことができる。
本発明の他の1つの対象は、化粧品に許容される基剤中
に、酸化防止剤および280〜380nmの範囲内の波
長の紫外線の濾光剤として前記の式(I′ )の少なく
とも1種のベンジリデンカンフ7−誘導体の有効量を含
有する化粧品組成物である。
本発明の化粧品組成物は人体の表皮または毛髪の保護組
成物として、あるいは酸化防+h剤として使用されるこ
とができる。
本発明・の対象はまた、化粧品に許容される基剤中に含
まれた、少なくとも1種の式(I′ )の化合物の有効
量を皮膚または毛髪の上に適用することから成る、皮膚
および自然の毛髪または日光に対して敏感にされた毛髪
を保護する方法である。
[敏感にされた毛髪1とはパーマネントウェーブ、染色
または脱色の処置を受けた毛髪のことである。
本発明の対象はまた少なくとも1種の、前記の式(I′
 )のベンジリデンカンフ?−ftJ’t1体の有効t
dを含有する、着色または不肴色の、光および/または
酸化に対して安定化された化粧品組成物である。
本発明の化粧品組成物は、人体の表皮を紫外線に対して
保′f!IJる目的の組成物あるいは日焼は止め組成物
として使用される場合に、この種の組成物のため慣用さ
れている最も広範な形態をとることができる。それは特
に、水性、水−アルコール性または油−アルコール性の
ローション、クリームまたは乳液のような1マルシヨン
、水性、水アルコール性または油アルコール性ゲルの形
をとることができ、あるいはムースまたはスプレーを作
るためにエヤゾールに[Jされることができる。
この化粧品組成物はこの種の組成物に慣用の化粧品補助
剤、例えば増粘剤、加湿剤、界面活性剤、保存剤、消泡
剤、香料、油、ろう、ラノリン、噴射剤、染料J3よび
/または顔料(組成物自身または皮膚を着色することを
機能とする)、またはJべてその伯の化粧品に慣用の成
分を含むことができる。
式(I′ )の化合物は、人体の表皮を保y11jる化
粧品組成物の全!1壜について0.1〜4%の重量比率
に存在する。
可溶化する溶媒として、水のほかに、低級のモノアルコ
ールまたはポリオールまたはそれらの温合物を使用する
ことができる。特に好まれるモノアルコールまたはポリ
オールはエタノール、イソプロパツール、プロピレング
リコール、グリセリンおよびソルビトールである。
本発明の一実施態様は、式(I′)の化合物のほかに脂
肪アルコール、脂肪酸のエステルそして特に脂肪酸のト
リグリセリド、脂肪酸、ラノリン、天然および合成の油
およびろう、および乳化剤を水の存在で含む保護用クリ
ームまたは乳液の形のエマルションである。
その他の一実施態様は、水性、水−アルコール性または
油−アルコール性のローションから構成されている。そ
れらの水−アルコール性または油−アルコール性のロー
ションは1タノールのような低級アルコールまたはプロ
ピレングリコールのようなグリコールおよび/またはグ
リセリンのようなポリオール、および水あるいは油、ろ
うおよび脂肪酸のトリグリセリドのような脂肪酸エステ
ルを含む。
本発明の化粧品組成物はまた水性、水−アルコール性ま
たは油−アルコール性のゲルであることもでき、そして
水、1種または数種の低級アルコールまたはポリオール
、例えばエタノール、プロピレングリコールまたはグリ
セリン、および増粘剤を含むことができる。油−アルロ
ール性ゲルはそのほかに天然または合成の油またはろう
を合む。
本発明はまた少なくとも1種の式(1′)の化合物を含
み、かつその他のUV−Bおよび/またはUV−A濾光
剤を含むことのある日焼は止め化粧品組成物を対象とす
る。
その場合に、式(I′ )の濾光剤の量は、日焼は止め
化粧品組成物の全重石につき0.2〜15重世%の範囲
内にあり、そして日焼G−J止め化粧品組成物中に存在
する濾光剤の全量(すなわち、式(1′)の化合物およ
び場合によりその伯の濾光剤)は0.5〜15重騒%の
範囲内にある。
本発明の化粧品組成物が自然のまたは敏感にされた毛髪
を紫外線から保護することを目的とする場合には、この
組成物はリンスのための、シャンプー洗いの前または後
に、染色または脱色の前または後に、パーマネントウエ
ーブの前または後に適用されるための、シャンプー剤、
ローラ1ン、ゲルまたはエマルション、整髪または装置
用のローションまたはゲル、ヘアブロー用のまたはセッ
ト用のローションまたはゲル、毛髪用ヘアスプレ、パー
マネントウェーブ用、毛髪の染色または脱色用組成物の
形をとることができる。この組成物は本発明の化合物の
ほかに、この種の組成物中に使用されるいろいろな補助
剤、例えば界面活性剤、増粘剤、ポリマー、軟化剤、保
存剤、整泡剤、電解質、有機溶媒、シリコーン誘導体、
油、ろう、制能剤、染料および/または顔料(組成物自
身または毛髪を着色することを機能とする)またはすべ
てその伯の毛髪の分野に使用される慣用の成分を含むこ
とができる。
この化粧品組成物は0.25〜4重恐%の式(I′ )
の化合物を含有する。
本発明はまた光および/または酸化に敏感な成分を含み
、また紫外線に対する保護剤かつ酸化防止剤として少な
くとも1種の式(I′ )の化合物を含む化粧品組成物
を対象とする。この組成物は毛髪用組成物(例えば、ヘ
アスプレー、セット用、場合により処置用またはもつれ
のときほぐし用のローション、シャンプー剤、ヘアダイ
、洗髪組成物)、メーキャップ用製品(例えば、マニキ
ュア液、皮膚の処置用クリームおよび油、ファウンデー
シ」ン、リップスティック)、肌の手入れ用組成物(例
えば、入浴用の油またはクリーム)、並びにそれらの成
分、貯蔵の間の光および/または酸化に対する安全性の
問題のために存在し得るすべてその他の化粧品組成物か
ら構成される。
このような組成物は0.1〜4重噛%の式(I′ )の
化合物を含有している。
本発明はまた、少なくとも1種の式(I′ )の化合物
の有効量をその組成物中に混入することから成る、紫外
線また【よ酸化に対して化粧品または医薬組成物を保護
する方法を対象とする。
本発明の他の1つの対象は少なくとも1種の式(I′)
の化合物を280〜380nmの波長範囲内の幅広い吸
収帯をfiJる日光濾光剤として使用することである。
本発明はまた少なくとも1種の式(I′ )の化合物を
化粧品製品として適用することを対象とザる。
本発明の他の1つの対象は式(I′)の化合物を酸化防
止剤して使用することである。
この化合物の酸化防止効果は細胞ホモシュネートの化学
ルミネッセンスにより明らかにされる。
この方法は過酸化リビドの分解生成物の放射失活を結果
として生ずる自然発光に基づくものである。
動力学的研究はラットの脳みその粉砕物をリン酸塩緩衝
液中で希釈したもので行われ、そして酸化防止剤を含ま
ない対照溶液と10−7〜10’Eルに変!!IJ 1
′るいろいろな@度に酸化防止剤を含む溶液により並行
して行われる。
対照液と比較して、X%の過酸化の禁示を可能にする酸
化防止剤の濃度Cxを測定することができる。
前)本のように、出願人はそのほかω1究中に、式(i
)の化合物が皮膚の炎症とアレルギーの治療の分野で有
利な薬効を示すことを発見した。
したがって本発明tよ式(I)の化合物をその医薬とし
ての使用のために対象とする。
本発明はまた、毒性のない基剤または賦形剤の中に有効
成分として少なくともIllの式(I>の化合物の有効
量を含有する医薬組成物を目的とする、 特に好ましい化合物として挙げることのできるものは、 一3’ 、5’ −ジ−t−アブルー41−ヒドロキシ
−3−ベンジリデン〜カンノオー10−スルホン酸、 3′−t−プヂルー2′−ヒドロキシー5′メトキシ−
3−ペンジリデンーカンノオー10スルホン酸、 一3’ −t−−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′メチ
ル−3−ベンジリデン−カンフォ−10スルホン酸、 のMllllの酸あるいはアルカリまたはアミンの塩の
形をしたものである。
本発明に合致する医薬組成物は経口または局所適用によ
り投与されることができる。
経口で投与されるために、この医薬組成物は錠剤、カプ
セル剤、糖へ錠、シロップ剤、懸濁剤、液剤、乳剤など
の形をとることができる。局所適用のために、本発明の
医薬組成物は軟膏、クリーム、ポマード、溶液、ローシ
ョン、ゲル、スブレ−1懸濁液などの形をとる。
この医薬組成物は不活性なまたは薬理的に有効な添加剤
、特に加湿剤、抗生剤、ステ[Iイド系または非ステ1
コイド系の抗炎症剤、カロチノイド、抗乾宙剤などを含
むことができる。
この組成物はまた味改良剤、保存剤、安定剤、湿度調節
剤、pHl1節剤、浸透圧修正剤、乳化剤、局所麻酔剤
、緩衝剤などを含むことができる。
この組成物はまたそれ自身周知の「動性または段階的放
出の形に調整されることができる。
本発明による式(I)の化合物は医薬組成物の中に、組
成物の全重層につき0.01〜80重番%の割合に、そ
して好ましくは0.1〜20重量%の割合に存在する。
治療に適用する際には、その処置は医師により決定され
、そして患者の年令、体噛および反応並びに症状の重さ
に従って変ることがあり得る。
式(I>の化合物が経口で投与される場合には、投4f
fiは一11&:0.1〜50jl!F/Nf/日17
)、好マL、<uo、2〜20ay/Ks/口のIl!
囲内である。
治療期間は症状の重さに従って変り得て、そして連続ま
たは不連続に、1〜25M間にわたって行われることが
できる。
局所適用の組成物は好ましくは0.25〜4重量%の式
(I>の化合物を含有する。
本発明の医薬組−成物の基剤または賦形剤として、非毒
性の従来慣用のすべての蜀剤または賦形剤を使用するこ
とができる。
次の実施例は本発明を説明するためのものであるが、そ
れだからといって制限する性質を有するものではない。
製造の例 3.49(0,015モル)のd、!−カンフオー10
−スルホン酸と5g(0,045モル)のカリウムt−
ブチラードの50cm3の1.2−ジェトキシエタン中
懸濁液を15分分間法下に加熱する。攪拌しながら3.
59 (0,015モル)の3.5−ジ−t−ブチル−
4−と・ドロキシベンズアルデヒドを加えてから、還流
を8時l!111MI持する。その反応混合物を2当量
の塩酸を含む塩化ナトリウム飽和水溶液中に注ぎ込む。
ジクロロメタンに抽出する。溶媒を蒸発させた後、残漬
を1時間、沸とうする水浴上で、6N塩酸溶液中に攪拌
する。その沈殿物を濾別し、次に熱水に再溶解する。そ
の水溶液を熱いまま濾過する。水相の濃縮により、次に
12NJ!!酸で処理してゴム状沈殿物を得て、それを
乾燥の後、イソプロピルエーテルにより洗うて精製する
。かくして得られた生成物は次の特性を有する。
一元素分析:C25H3605S、H20C%   8
%    0%   8%計算値 64.37  8.
15  20.60  6.87測定値 64,18 
 8.35  2G、82  6.64−スペクトルU
V(水) ・ λ     :325n− ax 壷ε  :19900 ax 8.89 (0,038モル)のd、1−カンフオー1
0−スルホン酸、6.19 (0,114モル)のナト
リウムメチラートおよび7.9g(0,038モル)の
3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メトキシベンズ
アルデヒドを130cII3の1.2−ジメトキシエタ
ン中に1時間遠流下に加熱する。冷却させた後、攪拌し
ながら、2当間の塩酸を加える。水相を塩化ナトリウム
で飽和させる。ジクロロメクンに抽出し、次に溶媒を蒸
発さける。かくして得られた黄色固体をシイツブ1〕ピ
ルエーテル中に加熱して分散させる。濾過し、次に真空
乾燥する。かくして得られたナトリウム塩を水に再び溶
解させ、その溶液をイオン交換MA脂Dowex 50
のカラムを通して減退する。減j玉Fに水を、周囲温度
で、蒸発ざVた後に、予期の生成物を、次の特性を有す
るオレンジ色の固体の形で得る。
一元素分析二022H3oO6S 0%  11%   0%  8% 51韓値 62.54  7.16  22.72  
7.59測定1 62.57  7.49  22.9
7  6.93−スペクトルUV(水中、ナトリウム塩
の形で)・λn+ax1:295n1m ・εl1lax1:、11150 ・λ  ’355ni laX2 ’ ・C1,1ax2ニアbOO 実施例3 10−スルホン酸の製造 3.4g(0,015モル)のdJ−ノjンフォー10
−スルホン酸と5g(0,045モル)のカリウムt−
ブチラードを50α3の1,2ジエトキシエタン中に懸
濁させ15分間遠流十に加熱する。攪拌しながら、3.
1g(0,015モル)の3−t−ブチル−2−ヒドロ
キシ−5−メチルベンズアルデヒドを加える。30分間
還流加熱して約30cm3の1.2−ジ1トキシエタン
を蒸留してから、次に還流を2時間30分維持づる。そ
の反応混合物を、2当吊の塩酸を含む塩化ナトリウム飽
和水溶液中に注ぎ込む。トルエンに抽出する。溶媒を蒸
発させた後に、残渣を250CI113の6N塩酸中に
懸濁させる。固化するまで、沸とうする水浴上で加熱す
る。濾別の後、水で次にエーテルで洗浄してから乾燥さ
せ、次の特性を有する1、49の鮮明な黄色の生成物を
得る。
元素分析:C2□H3oO5S 0%  8%   0%  8% 計算値 65.00  7.44  19.138  
7.89測定値 64,92  7.67  19.7
8  7.77スペクトルUV(水) ・λ  ’295nm max  ’ ・ε  : 12640 aX 化学ルミネッセンスの試験は、E、A、 LISSI、
 T。
CAC[RES & L、A、VIDEL八17)八人
7文r自11!]fl12化を受1プるラットの脳のホ
モジネートからの可視化学ルネッUンス、1.添加物お
よび生成物蓄積の効果」“Visible Che++
+1lu1nescence from rat br
ainhomogenates  undergoin
g  autoxidation、  IEHect 
 or  additives  and  prod
uctsaccumulation”   ”Jour
nal  of  Free  Radicalsin
  Biology  and  Medicine 
 ”  、  νo1.2.  on、  63−69
 (1986)の記載に従って行われる。この試験は照
(ト)の1時間後にチオバルビッール酸の蓄積を測るこ
となしに化学ルミネッセンスのみを測定したという意味
で簡略化された。しかし、文献によれば、化学ルミネッ
センスとバルビッール酸の蓄積の測定との間に良好な関
係が存在する。
ラットの脳みそを頚椎脱臼の後直らに採取覆る。
それを140IllHのNaCj!と40mHのリン酸
カリウムを含むam液により洗い、目立つ管と外側の躾
を取り除き、次にその体積の4倍の緩衝液と共に粉砕す
る。この粉砕物を緩衝液で3侶に希釈Jる(初めの器官
に関して合計12倍の希釈)。
10m1の希釈ホモジネートを、200111の試験用
酸化防止剤製品の、いろいろなi+11度にメタノール
またはジメチルスルホキシド中に溶解された溶液を入れ
たd1数フラスコの中に導入づる。攪拌後直ちに、それ
らの゛フラスコをシンチレーシコンカウンター(BEC
KHAN )の中に導入して、定III的に数える。
並行して、検査が酸化防止剤を含まない溶液について実
施される。
このようにして、各Il匪につき、時間の関数として化
学ルネツセンスの強度の曲線を作る。
いろいろな濃度の溶液およびml液により得られた曲線
の勾配を比較することにより、C5゜すなわち50%の
過酸化のM +Lを可能にする酸化防止剤の一度を決定
する。
実流例2の化合物:C30=0.70.10  M(ナ
トリウム塩の形で) 同じ条件で試験された、従来慣用の酸化防止剤であるジ
−t−ブチルヒドロキシトルエン(BH[)は3.20
.10’Mの05゜を有する。
適用の例 実施例A −FI  It tL 6/) tL  (
油中水型エマルション) 一実施例1の化合物          0.59−ベ
ンジリデンカンファ−2,0g −脂肪酸エステル、ポリグリセロール エステルおよびシリコーン界面活性剤 ゛°^BIL誓308″(GOLDSCII旧吋)の混
合物               5.0g−漂白ワ
セリン            5.Og−密ろう  
             5.Og−オ’) ’f−
)Lt トF h / −)Lt“EUTANOL G
 ”(HENKEL)              7
.09−ワセリン油            19.0
g−グリセリン              5.0g
・−香料                0.4g−
保存剤              0.29−脱塩水
          ト分量 100g実施例1の化合
物とベンジリデンカンファーを油脂と乳化剤の中に溶解
させてから、70−80℃に加熱する。水、塩化ナトリ
ウムおよびグリセリンから成る水相を101じ一度に加
熱する。徴しく攪拌しながら、水相を油脂相に加える。
次に緩やかに攪拌しながら冷iJ1させ、約40℃で香
料と保存剤を加える。
実施例B−日焼は止め乳液(水中油型エマルション) 一実施例1の化合物          1.59−p
−メトキシケイ皮R2−エチル ヘキシ/L/ ” PAR3OL HCX”     
  3.5g=2−ヒドロキシー4−メトキシ− ペンツフェノン“tlVINtlL 840”    
 1.0gセチルアルコール          1.
09=30モル叶を含むオレオセチル アルコール°“HERGIT^L 0C30”(IIE
NKEL)              5・Og−ス
テアリルアルコール       4,09−次式の合
成油 −2−エチルヘキサン酸セトステアリルとミリスチン酸
イソプロピルの90/ 10a1合物” CERAHO
LL”  (CREAllONSAROHATIQUE
S  )                 2.0g
ワセリン油            8.09−プ[1
ピレングリコール       4.09−保存剤  
            0.2g−香料      
         0.4g−脱塩水        
  十分量 ioog実施例1の化合物と濾光剤を油脂
に約70゜80℃で溶解する。同じ一度に水、プロピレ
ングリコールおよび乳化剤から成る水相を加熱してから
、激しく攪拌しなから水相に油相を加え、次に緩やかに
攪拌しながら冷却させてから、約40℃で保存剤と香料
を加える。
実施例C−え裏立j及皇11 一実施例1の化合物         0.19−商品
名” CARBOPOL  934 ”で取売されてい
る架橋された ポリアクリル酸(GQOoRICH)    0.89
(H^)−グリセロール           12.
09−無水1チルアルコール       159−保
存剤              0.2g−香料  
              0.2グ一20%ソーダ
 必′J!ffl      pH= 5.3−水  
    十分Fl!100g 実施例り一抗炎症クリーム −トリエタノールアミンにより中和された実施例1の化
合物          2.0’J−ドアシル硫酸ナ
トリウム       0.8!J−グリセロール  
         2.0g=ステアリルアルコール 
      20.09商品名”HIGLVOL 81
2 ” テDYNAHITNOBEL社より販売されて
いるカプ リン酸/カプリル酸トリグリセリド 20.0 (J−
保存剤         必飲憬 −滅菌脱塩水       十分量 100g水溶性化
合物と中和された実施例1の化合物を含む水相を約80
℃に加熱する。油脂相もまた80℃に加熱される。
激しく攪拌しながら、油脂相を水相に加え、そして緩や
かに攪拌しながら冷DJさせる。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) [式中、R^1とR^3は同一または異なり、水素原子
    、ヒドロキシル基、C_1−C_8の線状または枝分け
    のアルキル基またはC_1−C_8の線状または枝分れ
    のアルコキシ基を表わし、そして基R_1とR_3の少
    なくとも1つはヒドロキシル、アルキルまたはアルコキ
    シを表わすことを要求され、R_2とR_4は同一また
    は異なり、水素原子またはヒドロキシル基を表わし、そ
    して記号R_2とR_4の少なくとも1つはヒドロキシ
    ル基を表わすことを要求され、 R_1とR_4が水素原子を、そしてR_2はヒドロキ
    シル基を表わす場合には、R_3はアルコキシ基を表わ
    さないことを条件とする。] に相当することを特徴とするベンジリデンカンファー誘
    導体並びにそのアルカリまたはアミンの塩。
  2. (2)3′−5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシ
    −3−ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸、3
    ′−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メトキシ−
    3−ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸、3′
    −t−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メチル−3−
    ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸およびそれ
    らのアルカリまたはアミンの塩の中から選択される、請
    求項(1)記載の化合物。
  3. (3)化粧品に許容される基剤中に、酸化防止剤および
    280〜380nmの範囲内の波長の紫外線の濾光剤と
    して、請求項(1)または(2)に記載の式( I ′)
    の少なくとも1種の化合物の有効量を含むことを特徴と
    する、化粧品組成物。
  4. (4)化粧品組成物は化合物( I ′)として3′,5
    ′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシ−3−ベンジリ
    デン−カンフォ−10−スルホン酸、3′−t−ブチル
    −2′−ヒドロキシ−5′−メトキシ−3−ベンジリデ
    ン−カンフオ−10−スルホン酸、3′−t−ブチル−
    2′−ヒドロキシ−5′−メチル−3−ベンジリデン−
    カンフォ−10−スルホン酸およびそれらのアルカリま
    たはアミンの塩の中から選択される少なくとも1種の化
    合物を含む、請求項(3)記載の化粧品組成物。
  5. (5)化粧品組成物は水性、水−アルコール性または油
    −アルコール性ローション、エマルション、水性、油−
    アルコール性または水−アルコール性ゲル、あるいはエ
    アゾールの形をとる、請求項(3)または(4)に記載
    の化粧品組成物。
  6. (6)化粧品組成物はそのほか増粘剤、軟化剤、加湿剤
    、界面活性剤、保存剤、消泡剤、香料、油、ろう、ラノ
    リン、低級のモノアルコールおよびポリオール、噴射剤
    、染料および顔料の中から選択される化粧品補助剤を含
    む、請求項(5)記載の化粧品組成物。
  7. (7)化粧品組成物は人体の表皮の保護組成物となり、
    そして0.1〜4重量%の式( I ′)の化合物を含有
    する、請求項(5)または(6)に記載の化粧品組成物
  8. (8)化粧品組成物は0.2〜15重量%の式( I ′
    )の化合物を含有して、日焼け止め組成物の形をとる、
    請求項(5)または(6)に記載の化粧品組成物。
  9. (9)化粧品組成物はそのほかUV−Bおよび/または
    UV−A線の濾光剤を含有する、請求項(8)記載の日
    焼け止め化粧品組成物。
  10. (10)化粧品組成物は洗髪用のシャンプー剤、ローシ
    ョン、ゲルまたはエマルション、整髪またはトリートメ
    ント用のローションまたはゲル、ヘアブロー用のまたは
    セット用のローションまたはゲル、ヘアスプレー、パー
    マネントウェーブ用組成物、脱色剤または染色剤の形を
    とり、そして0.25〜4重量%の式( I ′)の化合
    物を含むことを特徴とする、毛髪に適用することを目的
    とする、請求項(3)または(4)に記載の化粧品組成
    物。
  11. (11)化粧品組成物は頭髪用組成物、メーキャップ用
    製品または肌の手入れまたはトリートメント用組成物に
    より構成され、そして0.1〜4重量%の式( I ′)
    の化合物を含むことを特徴とする、着色または不着色の
    、光および酸化に対して安定化された化粧品組成物の形
    をした請求項(3)または(4)に記載の化粧品組成物
  12. (12)少なくとも1種の式( I ′)の化合物の有効
    間をその組成物中に混入することから成ることを特徴と
    する、紫外線および酸化に対して化粧品用または医薬用
    の組成物を保護する方法。
  13. (13)少なくとも1種の請求項(1)または(2)に
    記載の式( I ′)の化合物の化粧品製品としての使用
  14. (14)少なくとも1種の請求項(1)または(2)に
    記載の式( I ′)の化合物の、280〜380nmの
    波長範囲内の幅広い吸収帯を有する日光の濾光剤として
    の使用。
  15. (15)少なくとも1種の次式の化合物の ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R_1とR_3は、同一または異なり、水素原
    子、ヒドロキシル基、C_1−C_8の線状または枝分
    れのアルキル基、またはC_1−C_8の線状または枝
    分れのアルコキシ基を表わし、そして基R_1とR_3
    の少なくとも1つはヒドロキシル、アルキルまたはアル
    コキシを表わすことを要求され、R_2とR_4は、同
    一または異なり、水素原子またはヒドロキシル基を表わ
    し、そして基R_2とR_4の少なくとも1つはヒドロ
    キシル基を表わすことを要求される。] 遊離の酸またはアルカリ金属のまたはアミンの塩の形で
    、酸化防止剤としての使用。
  16. (16)3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ
    シ−3−ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸、
    3′−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メトキシ
    −3−ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸、3
    ′−t−ブチル−2′−ヒドキロシ−5′−メチル−3
    −ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸およびそ
    れらのアルカリまたはアミンの塩の中から選択される、
    少なくとも1種の式( I )の化合物の酸化防止剤とし
    ての使用。
  17. (17)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 R_1とR_3は、同一または異なり、水素原子、ヒド
    ロキシル基、C_1−C_8の線状または枝分れのアル
    キル基、またはC_1−C_8の線状または枝分れのア
    ルコキシ基を表わし、そして基R_1とR_3の少なく
    とも1つはヒドロキシル、アルキルまたはアルコキシを
    表わすことを要求され、R_2とR_4は、同一または
    異なり、水素原子またはヒドロキシル基を表わし、そし
    てR_2とR_4の少なくとも1つはヒドロキシル基を
    表わすことを要求される。] の医薬として使用するための化合物。
  18. (18)3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ
    シ−3−ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸、
    3′−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メトキシ
    −3−ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸、3
    ′−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メチル−3
    −ベンジリデン−カンフォ−10−スルホン酸およびそ
    れらのアルカリまたはアミンの塩の中から選択される、
    請求項(18)記載の式( I )の化合物。
  19. (19)皮膚の炎症およびアレルギーの治療に使用する
    ための請求項(18)または(19)に記載の式( I
    )の化合物。
  20. (20)毒性のない基剤または賦形剤の中に少なくとも
    1種の、請求項(18)または(19)に記載の式(
    I )の化合物の有効量を含有することを特徴とする医薬
    組成物。
  21. (21)少なくとも1種の、請求項(18)または(1
    9)に記載の式( I )の化合物を含有することを特徴
    とする、クリーム、軟膏、ポマード、溶液、ゲル、ロー
    ション、スプレー、懸濁液の形をとり、局所適用により
    投与される予定の医薬組成物。
  22. (22)少なくとも1種の、請求項(18)または(1
    9)に記載の式( I )の化合物を含有することを特徴
    とする、錠剤、カプセル剤、糖衣錠、シロップ剤、懸濁
    剤、液剤、乳剤の形をとり経口で投与される予定の医薬
    組成物。
  23. (23)組成物の全重量につき0.25〜4重量%の割
    合に式( I )の有効な化合物を含有することを特徴と
    する請求項(22)記載の医薬組成物。
  24. (24)皮膚の炎症およびアレルギーの治療のため予定
    されている医薬の製造のための、請求項(18)記載の
    式( I )の化合物の使用。
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