JPH0820175A - バインドテープ供給装置及び製本装置 - Google Patents

バインドテープ供給装置及び製本装置

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JPH0820175A
JPH0820175A JP17941594A JP17941594A JPH0820175A JP H0820175 A JPH0820175 A JP H0820175A JP 17941594 A JP17941594 A JP 17941594A JP 17941594 A JP17941594 A JP 17941594A JP H0820175 A JPH0820175 A JP H0820175A
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sheet bundle
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JP17941594A
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Kozo Sakakibara
弘造 榊原
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Canon Inc
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】バインドテープのシート束に対する幅方向の位
置合わせを高精度にでき、高精度の製本作業を可能とす
るバインドテープ供給装置及び該バインドテープ供給装
置を備えた製本装置を提供する。 【構成】テープ搬送キャリッジCがバインドテープ77
を受け取った後に所定位置まで移動すると、バインドテ
ープ77の端部をテープ検知手段80が検知する。この
テープ検知手段80の検知信号が制御手段84に入力さ
れ、該制御手段84からの制御信号に基づいてテープ搬
送キャリッジCがその移動を停止する。これにより、テ
ープ加熱手段のテープガイド57に対するバインドテー
プ77の幅方向の位置合わせが自動的にかつ高精度で行
われる。そして、テープ搬送キャリッジCは、その停止
した位置でテープガイド57側にバインドテープ77を
搬送する(渡す)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート束に背表紙を糊
付けする製本装置内のバインドテープ供給装置及び該バ
インドテープ供給装置を備えた製本装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成したシートの複数枚
を糊付けして製本する動作を連続して自動的に行う場
合、これらに必要なジョブを行う複数の装置を連結した
オンライン装置が用いられている。
【0003】このようなオンライン装置は、シートに所
望の画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置
により画像形成されたシートを製本する製本装置と、こ
の製本装置により製本した完成品または単体のシートを
仕分け収納する仕分け収納装置等を順次接続してなって
いる。
【0004】この内、製本装置は、シート整合トレイ内
に整合されたシート束を、ホットメルトタイプの糊を塗
布したバインドテープで糊付けし、製本するようになっ
ている。尚、バインドテープは、シート整合トレイ内の
シート束に対して所定の位置に配置されたテープ加熱手
段に供給され、該テープ加熱手段によりホットメルトタ
イプの糊が溶融し、シート束を糊付けする。
【0005】図5は、このような製本装置に使用され
て、バインドテープを所定位置に供給する従来のバイン
ドテープ供給装置に関し、シングルテープリールの場合
におけるバインドテープ供給装置の断面図を示すもので
ある。
【0006】この図において、バインドテープ77は、
連続状のテープリール77Aの形でバインドテープ供給
装置内に装着され、不図示のテープ搬送手段により繰り
出される。続いて、このバインドテープ77は、カッタ
79で必要長さに切断され、前記テープ加熱手段のテー
プガイド57に送り込まれるようになっている。
【0007】尚、バインド(製本)されるシート束の厚
みに対応して複数種類の幅のバインドテープが要求され
たり、テープリールに交換時のロス・タイムを最小限に
おさえるために、テープリールが複数装着されるバイン
ドテープ供給装置も既に提案されている。
【0008】図6は、ダブルテープリールの場合におけ
る従来のバインドテープ供給装置の要部斜視図を示すも
のである。
【0009】この図において、テープリール77A1
ら繰り出されるバインドテープは、カッタ79で必要長
さに切断される。その際、上下方向に移動可能なテープ
搬送キャリッジCは、C1 の位置に待機して、カッタ7
9で切断されたバインドテープを受け入れる。続いて、
テープ搬送キャリッジCは、CT の位置まで移動して、
バインドテープ77をテープガイド57ヘ搬送する。
【0010】バインドテープがテープリール77A2
ら供給される場合、上記の場合と同様にテープ搬送キャ
リッジCは、C2 の位置に待機して、カッタ79で切断
されたバインドテープを受け入れ、CT へと移動し、バ
インドテープ77をテープガイド57へ搬送する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような、バインド
テープ供給装置は、シート整合トレイ内のシート束の所
定位置をバインドテープで正確に糊付けするため、シー
ト束に対するバインドテープの幅方向の位置精度を高く
しなければならない。そのため、バインドテープ供給装
置は、テープ加熱手段に連繋されるテープガイドとバイ
ンドテープの幅方向のクリアランスを小さくする必要が
ある。従って、テープ搬送キャリッジからテープガイド
にバインドテープを搬送する際に、テープガイドに対し
てバインドテープの幅方向の位置合わせを正確にするこ
とが望まれる。
【0012】しかしながら、従来のバインドテープ供給
装置においては、バインドテープのテープガイドに対す
る幅方向の位置合わせを高精度で行う手段を備えていな
かったため、バインドテープとテープガイドの幅方向の
クリアランスをある程度大きくしなければならず、バイ
ンドテープのシート束に対する幅方向の位置精度が十分
に満足できるものではなかった。
【0013】そこで、本発明は、バインドテープのシー
ト束に対する幅方向の位置合わせを高精度にでき、高精
度の製本作業を可能とするバインドテープ供給装置及び
該バインドテープ供給装置を備えた製本装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題に鑑みて案出されたものであり、所定位置間を移
動し、製本用のバインドテープ(77)の受け渡しをす
るテープ搬送キャリッジ(C)と、該テープ搬送キャリ
ッジ(C)からバインドテープ(77)を受け取り、該
バインドテープ(77)をテープ加熱手段(56)のシ
ート束に面する所定位置に案内するテープガイド(5
7)と、を備えたバインドテープ供給装置(K)であっ
て、前記テープ搬送キャリッジ(C)から前記テープガ
イド(57)へバインドテープ(77)を渡す位置に配
置され、前記テープ搬送キャリッジ(C)に保持された
バインドテープ(77)のテープガイド側端部を検知す
るテープ検知手段(80)と、該テープ検知手段(8
0)の検知信号に基づいて前記テープ搬送キャリッジ
(C)に制御信号を出力し、該テープ搬送キャリッジ
(C)を所望位置に停止させる制御手段(84)と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0015】又、本発明のバインドテープ供給装置
(K)は、前記テープ検知手段(80)をテープガイド
(57)のテープ搬送キャリッジ(C)側の端部に配置
したことを特徴とするものである。
【0016】更に、本発明の製本装置は、上記のバイン
ドテープ供給装置(K)と、該バインドテープ供給装置
(K)から供給されたバインドテープ(77)を加熱
し、該バインドテープ(77)に塗布された糊を溶融さ
せてシート束端部をバインドするテープ加熱手段(5
6)と、を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明は、上記特徴的構成を備える結果、テー
プ搬送キャリッジがバインドテープを受け取った後に所
定位置まで移動すると、バインドテープの端部をテープ
検知手段が検知する。このテープ検知手段の検知信号が
制御手段に入力され、該制御手段からの制御信号に基づ
いてテープ搬送キャリッジがその移動を停止する。そし
て、テープ搬送キャリッジは、その停止した位置でテー
プガイド側にバインドテープを搬送する(渡す)。
【0018】尚、上記括弧内の符号は、図面と対照する
ためのものであり、何等本発明の構成を限定するもので
はない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0020】図1は、本発明の一実施例であるバインド
テープ供給装置及び該バインドテープ供給装置を備えた
製本装置を構成の一部とするオンライン装置である。こ
の図1において、オンライン装置1は、読み取り給紙装
置201、画像形成装置202、製本装置203、及び
仕分け収納装置204を接続したものから構成されてい
る。
【0021】読み取り給紙装置201は、不図示の原稿
が設定される原稿設定部2とこれを読み取り走査する光
学系3を上部に有し、下部には異なるサイズのシートS
を積載した複数の給紙デッキ6,7と、シートSを給紙
する給紙部9,10とが配設されている。
【0022】給紙されたシートSは、シート搬送路11
を介して画像形成装置202のシート搬送路12へ搬送
される。13はレーザスキャナであり、このレーザスキ
ャナ13は、上記光学系3により読み取られた画像情報
に基づいてレーザ光を走査するようになっている。そし
て、画像形成部15には、レーザスキャナ13により走
査されてトナー像が形成される。画像形成部15によっ
て画像形成されたシートSは、搬送ベルト16及び搬送
ローラ対17により、後続の製本装置203のシート搬
送路19へ搬送される。
【0023】製本装置203は、シート搬送路19から
分岐して搬送されるシートSを収納して整合するシート
整合トレイ41と、シート先端が突き当てられる突き当
て部材59と、整合されたシート束及びバインドテープ
を加熱するテープ加熱装置56と、製本完成品を搬送す
る上下動自在のキャリッジ60と、製本完成品を収納す
るスタッカ71,72などを備えている。
【0024】仕分け収納装置204は、シート搬送路1
9側から搬送パス26側にシート材Sを伝達するエレベ
ータと、搬送パス26の複数の分岐部にそれぞれ配設さ
れた搬送ローラ対27と、該搬送ローラ対27から送ら
れるシート材Sを排出トレイ30に排出する排出ローラ
対29とを備えている。また、製本装置203から排出
される製本完成品は、エレベータ25及び搬送ローラ対
31を介して排出口32から機外に排出することができ
る。
【0025】なお、製本装置203は、仕分け収納装置
204が隣接配置されていない場合、第1の排出口19
b及び第2の排出口139にそれぞれ積載トレイ(図示
略)を接続して、第1の排出口19bに接続した積載ト
レイにより第1の排出口19bから排出されたシートを
積載し、第2の排出口139に接続した積載トレイによ
り第2の排出口139から排出された製本完成品を積載
する。
【0026】次に、製本装置203の詳細を図2に示
す。
【0027】同図において、製本装置203は、画像形
成装置202から搬送されるシート材Sのシート搬送路
19を有しており、両端部に第1の搬入口19aと第1
の排出口19bがそれぞれ形成されている。そして、シ
ート搬送路19には、シート搬送方向上流側から下流側
に向かって搬入ローラ20,複数の搬送ローラ対21,
排出ローラ22などがそれぞれ配設されている。
【0028】搬入ローラ20の下流側近傍には、フラッ
パ36(分岐手段)が配設されており、この分岐手段3
6によりシート搬送路19をガイド部33側に分岐でき
るようになっている。即ち、上記分岐手段36が作動し
てシート搬送路19を塞ぐ場合は、シート材Sがガイド
部33側に導かれる。一方、分岐手段36が作動せずに
ガイド部33が塞がれる場合は、シート材Sがそのまま
搬送路19内を搬送される。
【0029】ガイド部33の下流側には、上ガイド板4
3を有するシート整合トレイ41が配設されていて、そ
の先端部側にはシート材Sが突き当たる突き当て部材5
9が配設されている。搬送ローラ対39によりシート整
合トレイ41に搬入されるシート材Sは、一端部(図中
左上端部を揺動中心として回動自在のベルトからなる掃
き寄せ部材(掃き寄せ手段)49により、突き当て部材
59側へ寄せられて突き当て整合される。
【0030】また、シートの幅方向の整合は、幅寄せ手
段50によって、不図示の基準側に寄せられて行われ
る。上ガイド板43の上部に配設したファン(送風装
置)46は、整合トレイ41に搬入されるシート材Sを
エアーで押さえ付けて、折り畳まれたシート材Sの膨ら
みを防止するものである。53はクランプ部材であり、
該クランプ部材53は、指定枚数のシート束を挟持する
ようになっている。
【0031】また、42はシート束の補助ガイドブレー
ド、55はストップフィンガ(一冊分のシート束が収納
されると作動して、次のシート束の先頭の枚数を一次的
に貯留する)である。
【0032】整合トレイ41に一冊分の製本用シート束
(図示せず)が搬入されて整合されると、クランプ部材
53が作動し、該クランプ部材53がシート束をクラン
プする。複数部の製本を行う際には、このとき同時にス
トップフィンガ55が作動して、上記クランプ部材53
でクランプされたシート束が整合トレイ41から搬出さ
れるまで、次の冊束の先頭シートから数枚を一時的に貯
留しはじめる。
【0033】続いて、クランプ部材53は、シート束に
無理なストレスをかけないように、シート束をクランプ
して背面当接位置Hに向かって直線移動する。このと
き、クランプ部材53の移動に略連動して、補助ガイド
プレート42がシート束と平行にかつ略等速に整合トレ
イ41の下部から背面当接位置H近傍まで移動して、シ
ート束の下面をガイドしている。
【0034】クランプ部材53によってシート束が整合
トレイ41から搬出されると、突き当て部材59が突き
当て位置に復帰し、ストップフィンガ55が貯留位置か
ら退避位置に退避する。そして、該ストップフィンガ5
5が、その貯留していた数枚のシートを整合トレイ内に
位置させると共に、継続して整合トレイ41内に搬送さ
れてくるシートを整合する。
【0035】シート束は、クランプ部材53にクランプ
され、その下面を補助ガイドプレート42によってガイ
ドされて、直線的に(無理なストレスをかけられること
なく)移動され、背面当接位置Hに設定される。
【0036】なお、突き当て部材59とテープ加熱手段
(テープ加熱装置)56との距離は製本する束の大きさ
より長くなっている。
【0037】テープリール77Aから繰り出されるバイ
ンドテープは、カッタ79より切断され、不図示のテー
プ搬送キャリッジ内に送り込まれる。続いて、テープ搬
送キャリッジは、テープリール77Aの高さからテープ
加熱装置56の高さまで移動し、テープ加熱装置56内
の不図示のテープガイドに対するバインドテープの位置
合わせ(特に、幅方向の位置合わせ)が行われる。続い
て、テープ搬送キャリッジ内のバインドテープは、テー
プ加熱装置56内に搬送され、バインドテープ供給が完
了する。尚、上記テープ搬送キャリッジとテープガイド
は、後述するように(図3に示すように)、バインドテ
ープ供給装置の一部を構成する。
【0038】続いて、テープ加熱装置56がバインドテ
ープ側に移動し、該テープ加熱装置56がバインドテー
プ77の予熱を開始する。前記シート束は、このタイミ
ングで背面当接位置Hに設定され、背面のバインドが行
われる。
【0039】シート束の背面のバインドが完了すると、
サイドヒータ51,52は、不図示のテープガイドを退
避させながら、バインドテープ77の端部を持ち上げつ
つ側面のバインドを開始する。サイドヒータ51,52
は、バインドテープ77の折り曲げ部の仕上げを行うた
めに、シート束のサイドの加圧を行うが、バインドが完
了するとその加圧を解除する。
【0040】続いて、シート束搬送手段であるクランプ
部材53は、不図示の製本完成品を背面当接位置Hより
退避させ、その製品完成品をキャリッジ60への受渡し
位置へ移送する。
【0041】キャリッジ60は、背面当接位置Hでシー
ト束が製本されている間に、キャリッジ内のシート束支
持棒605とシート束後端支持板604とが回転軸を中
心に回動し、シート束支持棒605がシート束の下面を
補助ガイドプレート42と共に支持する(シート束支持
棒605が図2に示すD方向に動く)。
【0042】製本完成品後、製本されたシート束は、ク
ランプ部材53によってC方向(図2)に移動させら
れ、テープ加熱装置から離れる。その後、引き上げられ
たシート束端部とヒータとの間に、シート束後端支持板
604が移動する。
【0043】シート束支持棒605が、D方向(図2)
に更に動き、シート束の下面をシート束支持棒605の
みで支持する。その後、クランプ部材53と補助ガイド
プレート42が整合トレイ41の方に戻る。
【0044】クランプ部材53及び補助ガイドプレート
42は、シート束がシート束支持棒605によって補助
ガイドプレート42の移動する軌跡上よりもより上方に
上げられているため、シート束下面に擦ることなく、整
合トレイ41まで戻ることが可能である。
【0045】クランプ部材53及び補助ガイドプレート
42が整合トレイ41まで戻ったあと、シート束支持棒
605及びシート束後端支持板604がE方向(図2)
に回動してシート束を水平な位置にする。シート束は、
この水平な位置において、搬送ベルト61に接地する。
【0046】キャリッジ60上の不図示の製本完成品
は、搬送ベルト61と後押し部材602によってスタッ
カ71,72へ収納される。また、製本完成品は、スタ
ッカ71,72へ収納されない場合、第2の排出口13
9から機外に排出される。スタッカ71,72は、不図
示の取っ手を有しており、装置内の不図示のロック装置
に係合可能になっている。
【0047】尚、本製本装置は、スタッカを上記のよう
に2基設けて、一方に製本完成品が搬送されているとき
に他方のスタッカを手動で引き出せるようにしたので、
サンプルの点検や満杯になった方のスタッカ内の製本完
成品の取り出しを製本装置の製本作業を停止させること
なく行うことができる。
【0048】図3は、本発明におけるバインドテープ供
給装置Kをバインドテープの搬送方向に展開した斜視図
である。
【0049】テープリール77Aは、製本装置の使用条
件によりn本(nは自然数)配設可能である。又、カッ
タ79は、テープリール77Aから繰り出されるいずれ
のバインドテープ77も切断可能である。
【0050】テープ搬送キャリッジCは、テープリール
77A1 の高さの位置C1 からテープガイド57の高さ
の位置CT まで連続的に移動可能である。
【0051】続いてテープ供給の流れを以下に示す。
【0052】テープリール77A1 からバインドテープ
77が供給される場合、任意の位置に停止しているテー
プ搬送キャリッジCは、C1 の位置まで移動すると、不
図示の位置検知手段により位置を検知されて停止する。
その際、テープ搬送キャリッジCの停止位置精度は、そ
れ程必要とされない。続いて、テープリール77A1
ら繰り出されたバインドテープが、カッタ79で必要長
さに切断される。更に、テープ搬送キャリッジCは、こ
の切断されたバインドテープ77の端部(図3中右側端
部)が突出するように、そのバインドテープを内部に保
持し、その状態でCT の位置まで移動する。その際の停
止位置精度は、テープ搬送キャリッジC内のバインドテ
ープ77とテープガイド57の相対位置に大きく関係す
る。従って、テープ搬送キャリッジCをCT の位置に精
度良く停止させるため、テープ搬送キャリッジCの位置
検知が以下のように行われる。
【0053】まず、テープガイド57に対して正確に位
置決めされなければならないのはバインドテープ77な
ので、センサ(テープ検知手段)80によりバインドテ
ープ77の端部を検知する。これにより、バインドテー
プ77を保持するテープ搬送キャリッジCの位置もセン
サ80により間接的に検知されることとなり、テープ搬
送キャリッジCが所定位置に精度良く停止させられる。
尚、このセンサ80の検知信号は、制御手段としてのC
PU84に入力される。そして、テープ搬送キャリッジ
Cは、CPU84から出力される制御信号に基づいて作
動させられるようになっている。
【0054】また、センサ80は、バインドテープ77
をテープガイド57に対して誤差なく(精度良く)停止
させるために、テープガイド57を支持する不図示の支
持部材と同一の支持部材に支持される。即ち、センサ8
0は、テープガイド57のテープ搬送キャリッジC側の
端部に配置されることになる。このようにすれば、セン
サ80は、テープガイド57を基準として、容易かつ高
精度で所定位置に配置される。
【0055】したがって、上記したように、C1 の位置
から移動してきたテープ搬送キャリッジCは、該キャリ
ッジC内のバインドテープ77の端部がセンサ80で検
知されることにより、CT 位置に停止し、テープガイド
57に対してバインドテープ77の幅方向の位置合わせ
が精度良く自動的に行われる。
【0056】続いて、バインドテープ77は、図4に示
すように、テープ搬送キャリッジCに複数配置された搬
送手段としてのローラ83により、テープ搬送キャリッ
ジC内からテープガイド57に搬送される。
【0057】製本作業が連続して行われる場合には、テ
ープ搬送キャリッジCがC1 の位置まで移動し、上記動
作を繰り返す。
【0058】本実施例においては、上記のように、テー
プガイド57に対するバインドテープ77の幅方向の位
置合わせが、テープ搬送キャリッジCがCT 位置に停止
するときに自動的に精度良く行われるので、バインドテ
ープ77がカッタ79で切断されてテープ搬送キャリッ
ジCの出口まで搬送される際の斜行量、及びテープ搬送
キャリッジCがC1 の位置に停止する際の誤差は、ある
程度許容されるようになっている。
【0059】そのため、カッタ79からテープガイド5
7入口までのバインドテープ77の搬送パスは、サイド
ガイド(例えば、図3中に示す、テープ搬送キャリッジ
Cのバインドテープ77の上側部分)なしの搬送形態を
とることが可能になる。従って、本実施例によれば、バ
インドテープ供給装置の構成を簡略化することができ
る。
【0060】更に、上記のように、本実施例は、テープ
搬送キャリッジCにサイドガイドを設ける必要がないた
め、バインドテープ77のテープ幅の大小にかかわら
ず、同一構成の搬送形態でバインドテープ77を搬送す
ることが可能になる。
【0061】尚、本実施例のセンサ80は、バインドテ
ープ77の端部下端側を検知するようになっているが、
バインドテープ77の端部上端側を検知するようにして
もよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、テープ
搬送キャリッジがバインドテープを受け取った後に所定
位置まで移動すると、バインドテープの端部をテープ検
知手段で検知し、該テープ検知手段の検知信号が入力さ
れる制御手段によりテープ搬送キャリッジの作動が制御
され、テープガイドに対するバインドテープの幅方向の
位置合わせが自動的にかつ高精度で行われる。
【0063】又、本発明は、テープ検知手段がテープガ
イドのテープ搬送キャリッジ側端部に配置されるように
なっているため、テープ検知手段をテープガイドを基準
として高精度で所定位置に配置でき、バインドテープの
検知精度を向上できる。
【0064】更に、本発明は、バインドテープの端部を
テープ検知手段で検知し、テープ搬送キャリッジからテ
ープガイドにバインドテープを搬送する際に、テープガ
イドに対するバインドテープの幅方向に位置合わせを高
精度で自動的にできるため、テープ搬送キャリッジのサ
イドガイドがなくてもバインドテープを搬送でき、バイ
ンドテープ供給装置の全体構成の簡略化をも図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用されるオンライン装置の
操作側の側面図。
【図2】同装置を構成する製本装置の縦断側面図。
【図3】同装置に適用されるバインドテープ供給装置の
要部斜視図。
【図4】テープ搬送キャリッジの搬送手段の概略構成
図。
【図5】従来のバインドテープ(シングル)供給装置の
要部断面図。
【図6】従来のバインドテープ(ダブル)供給装置の要
部斜視図。
【符号の説明】
56 テープ加熱手段 57 テープガイド 77 バインドテープ 80 テープ検知手段 84 制御手段(CPU) C テープ搬送キャリッジ K バインドテープ供給装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定位置間を移動し、製本用のバインドテ
    ープの受け渡しをするテープ搬送キャリッジと、 該テープ搬送キャリッジからバインドテープを受け取
    り、該バインドテープをテープ加熱手段のシート束に面
    する所定位置に案内するテープガイドと、 を備えたバインドテープ供給装置において、 前記テープ搬送キャリッジから前記テープガイドへバイ
    ンドテープを渡す位置に配置され、前記テープ搬送キャ
    リッジに保持されたバインドテープのテープガイド側端
    部を検知するテープ検知手段と、 該テープ検知手段の検知信号に基づいて前記テープ搬送
    キャリッジに制御信号を出力し、該テープ搬送キャリッ
    ジを所望位置に停止させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするバインドテープ供給装置。
  2. 【請求項2】前記テープ検知手段をテープガイドのテー
    プ搬送キャリッジ側の端部に配置したことを特徴とする
    請求項1記載のバインドテープ供給装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1乃至請求項2のいずれか1項
    に記載のバインドテープ供給装置と、該バインドテープ
    供給装置から供給されたバインドテープを加熱し、該バ
    インドテープに塗布された糊を溶融させてシート束端部
    をバインドするテープ加熱手段と、を備えたことを特徴
    とする製本装置。
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