JPH08190961A - 結合検知装置を備えたコネクタ - Google Patents
結合検知装置を備えたコネクタInfo
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- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ワイヤハーネスの接続等に用いら
れる一対のコネクタ相互の結合を検知する結合検知装置
を備えたコネクタに関し、結合検知の作動の信頼性が極
めて高い結合検知装置を備えたコネクタを提供すること
を目的とする。 【構成】 一方のコネクタハウジング1に短絡用接触子
3を装着し、他方のコネクタハウジング2に一対の結合
検知用端子9、9′を設けて成る結合検知装置を備えた
コネクタにおいて、短絡用接触子3に弾性片3c、3c
を相対向して設け、双方のコネクタハウジング1、2が
結合したときに、結合検知用端子9を弾性片3c、3c
間に挟持して接続を行うようにしている。
れる一対のコネクタ相互の結合を検知する結合検知装置
を備えたコネクタに関し、結合検知の作動の信頼性が極
めて高い結合検知装置を備えたコネクタを提供すること
を目的とする。 【構成】 一方のコネクタハウジング1に短絡用接触子
3を装着し、他方のコネクタハウジング2に一対の結合
検知用端子9、9′を設けて成る結合検知装置を備えた
コネクタにおいて、短絡用接触子3に弾性片3c、3c
を相対向して設け、双方のコネクタハウジング1、2が
結合したときに、結合検知用端子9を弾性片3c、3c
間に挟持して接続を行うようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のワイヤハーネ
スの接続等に用いられる一対のコネクタにおいて、双方
のコネクタが正常に結合されたか否かを検知する結合検
知装置を備えたコネクタに関する。
スの接続等に用いられる一対のコネクタにおいて、双方
のコネクタが正常に結合されたか否かを検知する結合検
知装置を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】結合検知装置を備えたコネクタとして
は、たとえば特開平3−272578号公報に、図8お
よび図9に示すような、コネクタの結合検知装置Kが開
示されている。コネクタの結合検知装置Kは、一方のコ
ネクタハウジングaに一対の結合検知接触子cを設け、
他方のコネクタハウジングbに短絡用接触子dを設けて
ある。
は、たとえば特開平3−272578号公報に、図8お
よび図9に示すような、コネクタの結合検知装置Kが開
示されている。コネクタの結合検知装置Kは、一方のコ
ネクタハウジングaに一対の結合検知接触子cを設け、
他方のコネクタハウジングbに短絡用接触子dを設けて
ある。
【0003】双方のコネクタハウジングa、bの嵌合時
において、結合が不完全な場合は、図10に示すよう
に、一方のコネクタハウジングaの可撓ロック腕eの自
由端部が下方に変位するので、短絡用接触子dと結合検
知接触子cとの接触が断たれており、検知用回路が作動
しない。コネクタハウジングa、bが完全に結合する
と、図11に示すように、可撓ロック腕eが復元して短
絡用接触子dと結合検知接触子cとが接触し、検知用回
路を作動させるようにしている。
において、結合が不完全な場合は、図10に示すよう
に、一方のコネクタハウジングaの可撓ロック腕eの自
由端部が下方に変位するので、短絡用接触子dと結合検
知接触子cとの接触が断たれており、検知用回路が作動
しない。コネクタハウジングa、bが完全に結合する
と、図11に示すように、可撓ロック腕eが復元して短
絡用接触子dと結合検知接触子cとが接触し、検知用回
路を作動させるようにしている。
【0004】しかし、短絡用接触子dと結合検知接触子
cとの接触は、結合検知接触子cの弾性接触部fと短絡
用接触子dの接触部gとの接離によって行われているた
め、接触面が汚れていたり腐食していると、導通不良を
起こして結合検知の作動が行われず障害が発生するなど
の問題点を有している。
cとの接触は、結合検知接触子cの弾性接触部fと短絡
用接触子dの接触部gとの接離によって行われているた
め、接触面が汚れていたり腐食していると、導通不良を
起こして結合検知の作動が行われず障害が発生するなど
の問題点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、結合検知装置を構成する
短絡用接触子と結合検知接触子との接続が確実に行わ
れ、導通不良による障害が防止され、結合検知の作動の
信頼性が極めて高い結合検知装置を備えたコネクタを提
供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、結合検知装置を構成する
短絡用接触子と結合検知接触子との接続が確実に行わ
れ、導通不良による障害が防止され、結合検知の作動の
信頼性が極めて高い結合検知装置を備えたコネクタを提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、可撓ロック腕を有する一方のコネクタハ
ウジングに短絡用接触子を装着し、該可撓ロック腕に対
する係合枠部を有する他方のコネクタハウジングに一対
の結合検知用端子を設けて成り、双方のコネクタハウジ
ングが結合したときに、該短絡用接触子と結合検知用端
子とを導通させるようにした結合検知装置を備えたコネ
クタにおいて、前記短絡用接触子に弾性片を相対向して
設け、コネクタハウジング相互の結合時に前記結合検知
用端子と該弾性片とが接触して導通するようにしたこと
を特徴とする。
め、本発明は、可撓ロック腕を有する一方のコネクタハ
ウジングに短絡用接触子を装着し、該可撓ロック腕に対
する係合枠部を有する他方のコネクタハウジングに一対
の結合検知用端子を設けて成り、双方のコネクタハウジ
ングが結合したときに、該短絡用接触子と結合検知用端
子とを導通させるようにした結合検知装置を備えたコネ
クタにおいて、前記短絡用接触子に弾性片を相対向して
設け、コネクタハウジング相互の結合時に前記結合検知
用端子と該弾性片とが接触して導通するようにしたこと
を特徴とする。
【0007】短絡用接触子が薄板金から形成され、基板
部を折り返して二又状に形成した弾性接触片の一方の自
由端部に、弾性片を対向して設けると共に可撓ロック腕
に対する被駆動部を有する起立片を立設し、他方の自由
端部に弾性片を対向して設けてなることが好ましい(請
求項2)。
部を折り返して二又状に形成した弾性接触片の一方の自
由端部に、弾性片を対向して設けると共に可撓ロック腕
に対する被駆動部を有する起立片を立設し、他方の自由
端部に弾性片を対向して設けてなることが好ましい(請
求項2)。
【0008】短絡用接触子が薄板金から形成され、基板
部を折り返して二又状に形成した弾性接触片の双方の自
由端部に、対向する弾性片と、可撓ロック腕に対する被
駆動部を有する起立片とを立設してなることが好適であ
る(請求項3)。
部を折り返して二又状に形成した弾性接触片の双方の自
由端部に、対向する弾性片と、可撓ロック腕に対する被
駆動部を有する起立片とを立設してなることが好適であ
る(請求項3)。
【0009】
【作用】本発明によれば、短絡用接触子に対向する弾性
片を設けてあるため、コネクタハウジング相互の嵌合の
進行に伴って、相手側の結合検知用端子との接続が行わ
れる際に、結合検知用端子が弾性片間において摺動しつ
つ所定の位置に到達する。したがって、結合検知用端子
または弾性片に汚れや腐食があっても相互の摺動による
摩擦によって除去されるので、接続の信頼性が著しく向
上する。
片を設けてあるため、コネクタハウジング相互の嵌合の
進行に伴って、相手側の結合検知用端子との接続が行わ
れる際に、結合検知用端子が弾性片間において摺動しつ
つ所定の位置に到達する。したがって、結合検知用端子
または弾性片に汚れや腐食があっても相互の摺動による
摩擦によって除去されるので、接続の信頼性が著しく向
上する。
【0010】請求項2に記載したように、短絡用接触子
の二又状に形成した弾性接触片の一方の自由端部に、弾
性片を対向して設けると共に可撓ロック腕に対する被駆
動部を有する起立片を立設し、他方の自由端部に弾性片
を対向して設けることにより、可撓ロック腕による押圧
を一方の弾性接触片に作用させ、他方の弾性片には可撓
ロック腕による変位を受けないようにして、他方の結合
検知用端子と他方の弾性片との接続を行うようにするこ
とができる。
の二又状に形成した弾性接触片の一方の自由端部に、弾
性片を対向して設けると共に可撓ロック腕に対する被駆
動部を有する起立片を立設し、他方の自由端部に弾性片
を対向して設けることにより、可撓ロック腕による押圧
を一方の弾性接触片に作用させ、他方の弾性片には可撓
ロック腕による変位を受けないようにして、他方の結合
検知用端子と他方の弾性片との接続を行うようにするこ
とができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係わる結合検知装
置を備えたコネクタを構成する一方のコネクタハウジン
グ1、および他方のコネクタハウジング2、およびコネ
クタハウジング1内に装着する短絡用接触子3を示す斜
視図である。一方のコネクタハウジング1および他方の
コネクタハウジング2は、互いに嵌合する一対のコネク
タハウジングであり、合成樹脂材の成形加工によりコネ
クタハウジング1は雄型に、コネクタハウジング2は雌
型に形成されている。
置を備えたコネクタを構成する一方のコネクタハウジン
グ1、および他方のコネクタハウジング2、およびコネ
クタハウジング1内に装着する短絡用接触子3を示す斜
視図である。一方のコネクタハウジング1および他方の
コネクタハウジング2は、互いに嵌合する一対のコネク
タハウジングであり、合成樹脂材の成形加工によりコネ
クタハウジング1は雄型に、コネクタハウジング2は雌
型に形成されている。
【0012】コネクタハウジング1の中央部には、図3
に示すように、短絡用接触子3を収容する接触子支持室
4が設けられており、接触子支持室4の下方および側方
に複数の端子収容室5が形成されている。コネクタハウ
ジング1の上部には、前端に立ち上がり基部6aを有す
る片持ちの可撓ロック腕6が設けられている。可撓ロッ
ク腕6の中間部の上側にはロック用突起6bが、自由端
部には押圧操作部6cが設けられている。可撓ロック腕
6の押圧を受けることによって、短絡用接触子3が上下
に弾性的に変位するようにしてある。端子収容室5内に
は、雌型端子7が収容されている。
に示すように、短絡用接触子3を収容する接触子支持室
4が設けられており、接触子支持室4の下方および側方
に複数の端子収容室5が形成されている。コネクタハウ
ジング1の上部には、前端に立ち上がり基部6aを有す
る片持ちの可撓ロック腕6が設けられている。可撓ロッ
ク腕6の中間部の上側にはロック用突起6bが、自由端
部には押圧操作部6cが設けられている。可撓ロック腕
6の押圧を受けることによって、短絡用接触子3が上下
に弾性的に変位するようにしてある。端子収容室5内に
は、雌型端子7が収容されている。
【0013】コネクタハウジング2には、コネクタハウ
ジング1の端子収容室5内に挿着された雌型端子7と嵌
合する複数の雄型端子8が後壁2aを貫通して設けられ
ている。コネクタハウジング2の上壁の前端中央部に
は、可撓ロック腕6に対する係合枠部2bが設けられる
と共に、ロック用突起6bに係合する係止孔2cが形成
されている。また、雄型端子8とは別に一対の結合検知
用端子9、9′が並設されており、嵌合時に短絡用接触
子3と導通するようにしている。雄型端子8と雌型端子
7との嵌合によって接続された回路は、雌型端子7に接
続された電線10によって外部回路に導出するようにし
ている。
ジング1の端子収容室5内に挿着された雌型端子7と嵌
合する複数の雄型端子8が後壁2aを貫通して設けられ
ている。コネクタハウジング2の上壁の前端中央部に
は、可撓ロック腕6に対する係合枠部2bが設けられる
と共に、ロック用突起6bに係合する係止孔2cが形成
されている。また、雄型端子8とは別に一対の結合検知
用端子9、9′が並設されており、嵌合時に短絡用接触
子3と導通するようにしている。雄型端子8と雌型端子
7との嵌合によって接続された回路は、雌型端子7に接
続された電線10によって外部回路に導出するようにし
ている。
【0014】結合検知用端子9、9′は、幅広の接触部
9a、9a′を有する平板状に形成され、一方の結合検
知用端子9は、短絡用接触子3の弾性接触片3bの変位
方向、すなわち、弾性ロック腕6の変位方向に対して、
接触部9aが平行となるようにコネクタハウジング2の
嵌合部2d内に突出させてある。他方の結合検知用端子
9′は、弾性ロック腕6の変位方向に対して、接触部9
a′が直交するように突設されている。
9a、9a′を有する平板状に形成され、一方の結合検
知用端子9は、短絡用接触子3の弾性接触片3bの変位
方向、すなわち、弾性ロック腕6の変位方向に対して、
接触部9aが平行となるようにコネクタハウジング2の
嵌合部2d内に突出させてある。他方の結合検知用端子
9′は、弾性ロック腕6の変位方向に対して、接触部9
a′が直交するように突設されている。
【0015】短絡用接触子3は、弾性金属板を折曲加工
して形成したもので、図2に示すように、基板部3aか
ら弧状に折り返して形成した二又状の弾性接触片3b、
3b′が片持梁として並設されている。一方の弾性接触
片3bの自由端部には、相対向する湾曲した弾性片3
c、3cと、起立片3dが立設されている。起立片3d
先端部には、起立片3dを折曲して形成した可撓ロック
腕6に対する被駆動部3eが設けられている。
して形成したもので、図2に示すように、基板部3aか
ら弧状に折り返して形成した二又状の弾性接触片3b、
3b′が片持梁として並設されている。一方の弾性接触
片3bの自由端部には、相対向する湾曲した弾性片3
c、3cと、起立片3dが立設されている。起立片3d
先端部には、起立片3dを折曲して形成した可撓ロック
腕6に対する被駆動部3eが設けられている。
【0016】他方の弾性接触片3b′の自由端部には、
弾性接触片3b′を折り返すと共に、弾性接触片3b′
を屈曲させることにより、相対向する湾曲した弾性片3
c′、3c′が横設されている。基板部3aの両側は、
折り曲げて弾性接触片3b、3b′上に覆板部3f、3
fが形成されている。覆板部3f、3fの側方には、接
触子支持室4に短絡用接触子3を係止するための係止突
起3gが設けられている。
弾性接触片3b′を折り返すと共に、弾性接触片3b′
を屈曲させることにより、相対向する湾曲した弾性片3
c′、3c′が横設されている。基板部3aの両側は、
折り曲げて弾性接触片3b、3b′上に覆板部3f、3
fが形成されている。覆板部3f、3fの側方には、接
触子支持室4に短絡用接触子3を係止するための係止突
起3gが設けられている。
【0017】次に、短絡用接触子3の作動について説明
する。コネクタハウジング2の嵌合部2d内にコネクタ
ハウジング1を嵌入すると、可撓ロック腕6のロック用
突起6bが、コネクタハウジング2の係合枠部2bに当
接し、コネクタハウジング1をさらに進入させると、図
4に示すように、可撓ロック腕6がコネクタハウジング
2の係合枠部2bの押圧を受けて下方に変位する。
する。コネクタハウジング2の嵌合部2d内にコネクタ
ハウジング1を嵌入すると、可撓ロック腕6のロック用
突起6bが、コネクタハウジング2の係合枠部2bに当
接し、コネクタハウジング1をさらに進入させると、図
4に示すように、可撓ロック腕6がコネクタハウジング
2の係合枠部2bの押圧を受けて下方に変位する。
【0018】このとき、可撓ロック腕6の押圧操作部6
cの下側に突設した押圧突起6dが、短絡用接触子3の
被駆動部3eを押圧するので、短絡用接触子3の弾性接
触片3bが下方に屈曲し、短絡用接触子3の弾性片3c
の上方に結合検知用端子9の進入を受け入れる空間が生
じる。さらに、コネクタハウジング1をコネクタハウジ
ング2内に進入させると、図5に示すように、可撓ロッ
ク腕6のロック用突起6bが、コネクタハウジング2の
係合枠部2bから外れて係止孔2c内に嵌入する。
cの下側に突設した押圧突起6dが、短絡用接触子3の
被駆動部3eを押圧するので、短絡用接触子3の弾性接
触片3bが下方に屈曲し、短絡用接触子3の弾性片3c
の上方に結合検知用端子9の進入を受け入れる空間が生
じる。さらに、コネクタハウジング1をコネクタハウジ
ング2内に進入させると、図5に示すように、可撓ロッ
ク腕6のロック用突起6bが、コネクタハウジング2の
係合枠部2bから外れて係止孔2c内に嵌入する。
【0019】このとき、可撓ロック腕6は、自身の弾性
により元の状態に復帰するので、短絡用接触子3の弾性
接触片3bも元の位置に復帰する。弾性接触片3bが復
帰する際に、短絡用接触子3の弾性片3c、3cの上方
に結合検知用端子9が位置しているので、弾性片3c、
3c間に結合検知用端子9が挿入され、短絡用接触子3
と結合検知用端子9が接続される。
により元の状態に復帰するので、短絡用接触子3の弾性
接触片3bも元の位置に復帰する。弾性接触片3bが復
帰する際に、短絡用接触子3の弾性片3c、3cの上方
に結合検知用端子9が位置しているので、弾性片3c、
3c間に結合検知用端子9が挿入され、短絡用接触子3
と結合検知用端子9が接続される。
【0020】図6および図7は、短絡用接触子3の他方
の弾性接触片3b′と、他方の結合検知用端子9′との
接続を示す説明図である。図6に示すように、コネクタ
ハウジング1がコネクタハウジング2内に進入すると、
他方の結合検知用端子9′が他方の弾性片3c′、3
c′間に接近し、コネクタハウジング1の嵌入に伴い、
結合検知用端子9′が弾性片3c′、3c′間に進入す
る。図7に示すように、コネクタハウジング1とコネク
タハウジング2との嵌合が完了した状態において、結合
検知用端子9′は弾性片3c′、3c′間に挟持され接
続される。
の弾性接触片3b′と、他方の結合検知用端子9′との
接続を示す説明図である。図6に示すように、コネクタ
ハウジング1がコネクタハウジング2内に進入すると、
他方の結合検知用端子9′が他方の弾性片3c′、3
c′間に接近し、コネクタハウジング1の嵌入に伴い、
結合検知用端子9′が弾性片3c′、3c′間に進入す
る。図7に示すように、コネクタハウジング1とコネク
タハウジング2との嵌合が完了した状態において、結合
検知用端子9′は弾性片3c′、3c′間に挟持され接
続される。
【0021】コネクタハウジング1とコネクタハウジン
グ2との嵌合工程において、前述のように可撓ロック腕
6の変位が行われるが、短絡用接触子3の弾性接触片3
b、3b′は、二又状に分離して形成されているため、
他方の弾性接触片3b′は、可撓ロック腕6の押圧によ
る影響を受けることが少なく、一方の弾性接触片3bが
変位しても、他方の弾性接触片3b′は略水平位置を保
持することができ、結合検知用端子9′の弾性片3
c′、3c′間への進入が妨げられることはない。
グ2との嵌合工程において、前述のように可撓ロック腕
6の変位が行われるが、短絡用接触子3の弾性接触片3
b、3b′は、二又状に分離して形成されているため、
他方の弾性接触片3b′は、可撓ロック腕6の押圧によ
る影響を受けることが少なく、一方の弾性接触片3bが
変位しても、他方の弾性接触片3b′は略水平位置を保
持することができ、結合検知用端子9′の弾性片3
c′、3c′間への進入が妨げられることはない。
【0022】上記の実施例においては、短絡用接触子3
の双方の弾性片3c、3c′は構造が異なるものを示し
たが、短絡用接触子3の双方の弾性接触片の自由端部に
前記の弾性片3c、3c、および起立片3d、ならびに
被駆動部3eを形成し、一対の結合検知用端子の双方と
も前記結合検知用端子9と同様の構造として接続を行う
ようにしてもよい。
の双方の弾性片3c、3c′は構造が異なるものを示し
たが、短絡用接触子3の双方の弾性接触片の自由端部に
前記の弾性片3c、3c、および起立片3d、ならびに
被駆動部3eを形成し、一対の結合検知用端子の双方と
も前記結合検知用端子9と同様の構造として接続を行う
ようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、短絡用接触子に弾性片
を設けてあるため、相手側の結合検知用端子との接続が
行われる際に、結合検知用端子と弾性片とが互いに摺動
しつつ接続される。したがって、結合検知用端子または
弾性片に汚れや腐食があっても相互の摺動による摩擦に
よって除去されるので、接続の信頼性が著しく向上し、
導通不良による障害が防止され、極めて信頼性の高い結
合検知が可能となるなどの利点がある。
を設けてあるため、相手側の結合検知用端子との接続が
行われる際に、結合検知用端子と弾性片とが互いに摺動
しつつ接続される。したがって、結合検知用端子または
弾性片に汚れや腐食があっても相互の摺動による摩擦に
よって除去されるので、接続の信頼性が著しく向上し、
導通不良による障害が防止され、極めて信頼性の高い結
合検知が可能となるなどの利点がある。
【図1】本発明の実施例を示す結合検知装置を備えたコ
ネクタの分解斜視図である。
ネクタの分解斜視図である。
【図2】図1の短絡用接触子の斜視図である。
【図3】図1の短絡用接触子の一方の弾性接触片の位置
における双方のコネクタハウジングの縦断面図である。
における双方のコネクタハウジングの縦断面図である。
【図4】図3の双方のコネクタハウジングの結合過程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】図4の双方のコネクタハウジングの結合が完了
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
【図6】図1の短絡用接触子の他方の弾性接触片の位置
における双方のコネクタハウジングの縦断面図である。
における双方のコネクタハウジングの縦断面図である。
【図7】図6の短絡用接触子の弾性片と結合検知接触子
との接続状態を示す説明図である。
との接続状態を示す説明図である。
【図8】従来の結合検知装置を備えたコネクタの分解斜
視図である。
視図である。
【図9】図8の双方のコネクタハウジングを示す縦断面
図である。
図である。
【図10】図9の双方のコネクタハウジングの結合が不
完全な状態を示す説明図である。
完全な状態を示す説明図である。
【図11】図10の双方のコネクタハウジングの結合が
完了した状態を示す説明図である。
完了した状態を示す説明図である。
1 一方のコネクタハウジング 2 他方のコネクタハウジング 3 短絡用接触子 3a 基板部 3b、3b′ 弾性接触片 3c、3c′ 弾性片 3d 起立片 3e 被駆動部 6 可撓ロック腕 9、9′ 結合検知用端子
Claims (3)
- 【請求項1】 可撓ロック腕を有する一方のコネクタハ
ウジングに短絡用接触子を装着し、該可撓ロック腕に対
する係合枠部を有する他方のコネクタハウジングに一対
の結合検知用端子を設けて成り、双方のコネクタハウジ
ングが結合したときに、該短絡用接触子と結合検知用端
子とを導通させるようにした結合検知装置を備えたコネ
クタにおいて、 前記短絡用接触子に弾性片を相対向して設け、コネクタ
ハウジング相互の結合時に前記結合検知用端子と該弾性
片とが接触して導通するようにしたことを特徴とする結
合検知装置を備えたコネクタ。 - 【請求項2】 短絡用接触子が薄板金から形成され、基
板部を折り返して二又状に形成した弾性接触片の一方の
自由端部に、弾性片を対向して設けると共に可撓ロック
腕に対する被駆動部を有する起立片を立設し、他方の自
由端部に弾性片を対向して設けてなることを特徴とする
請求項1記載の結合検知装置を備えたコネクタ。 - 【請求項3】 短絡用接触子が薄板金から形成され、基
板部を折り返して二又状に形成した弾性接触片の双方の
自由端部に、対向する弾性片と、可撓ロック腕に対する
被駆動部を有する起立片とを立設してなることを特徴と
する請求項1記載の結合検知装置を備えたコネクタ。
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