JP2509866Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2509866Y2 JP1990089992U JP8999290U JP2509866Y2 JP 2509866 Y2 JP2509866 Y2 JP 2509866Y2 JP 1990089992 U JP1990089992 U JP 1990089992U JP 8999290 U JP8999290 U JP 8999290U JP 2509866 Y2 JP2509866 Y2 JP 2509866Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は完全嵌合状態検出機能を有するコネクタに
関する。
(従来の技術) 従来のこの種のコネクタとしては、例えば第7図,第
8図に示すようなものがある(実開昭61−169974)。す
なわち、このコネクタは雄型コネクタ1と雌型コネクタ
3とからなり、雄型コネクタ1は雌型電気接続子5と雌
側検出電気接続子7とを有し、雌型コネクタ3は雄型電
気接続子9と雄側検出電気接続子11とを有し、両検出電
気接続子7,11はそれぞれ弾性を有する圧接型の検出電気
接続片部13,15を有している。また前記雄型コネクタ1
のハウジング17にはロック機構を構成する突起19を有し
たロックアーム21が設けられ、雌型コネクタ3のフード
23には同じくロック機構を構成する突起25が設けられて
いる。
そして、雌型コネクタ3のフード23に雄型コネクタ1
を差し込むと雌型電気接続子5と雄型電気接続子9とが
接続される。雄型コネクタ1と雌型コネクタ3との完全
嵌合状態では雄型コネクタ1のロックアーム21に突設さ
れた突起19が雌型コネクタ3の係止突起25に係止され、
この状態で雌側検出電気接続子7と雄側検出電気接続子
11との検出電気接続片部13,15は相互に圧接接続され、
電気導通状態となってチェック回路の検出手段が作動
し、完全嵌合状態が確認できるものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のように検出電気接続片部13,15
が弾性を利用した圧接による接続であるため、雄型コネ
クタ1と雌型コネクタ3とが完全嵌合状態であっても接
触不良を生じる恐れがある。また、接触していたとして
も、ハーネスを引張る等、何らかの衝撃が加わると一時
的に接触不良が起こる恐れがある。逆に両コネクタ1,3
が不完全嵌合状態であっても、検出電気接続片部13,15
が接触し、電気的導通が起こる恐れがある。従って、検
出電気接続子7,11の相互接触が極めて不安定なものとな
り、コネクタ1,3の完全嵌合状態における導通状態の確
認が不安定になる恐れがあった。
そこでこの考案はより正確に導通状態の確認を行なう
ことができるコネクタの提供を目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの考案は、ロック機構を
介して相互に結合離脱自在な雌雄ハウジングに、雌雄電
気接続子を各別に内装すると共に、前記雌雄ハウジング
の完全嵌合状態で重合接続可能に位置する検出電気接続
片部を有する少なくとも一対の検出電気接続子を各別に
内装し、 前記検出電気接続子の少なくとも一方の検出電気接続
片部を検出電気接続子に対し前記重合方向へ移動可能に
可動支持する支持部を該検出電気接続子の電気接続部に
設け、 前記雌雄ハウジングの一方に支持され一方の検出電気
接続片部に対向し外部から押し込めて前記一方の検出電
気接続片部を動かし両検出電気接続片部を押圧接続可能
な押圧部材を設け、 他方の両ハウジングの完全嵌合状態で前記押圧部材の
押し込めを可能にする通過穴を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 雌雄ハウジングの完全嵌合状態では、通過穴が押圧部
材に対向し、押圧部材の押し込めを可能にする。また両
ハウジングの完全嵌合状態では一対の検出電気接続片部
が重合接続可能に位置する。したがって、押圧部材を通
過穴を介して押し込めば検出電気接続片部の少なくとも
一方が押圧部材によって押されて動き、両検出電気接続
片部が押圧重合接続される。この状態では雌雄電気接続
子は正規の状態で電気的に接続されている。また雌雄ハ
ウジングが不完全嵌合状態では通過穴が押圧部材に対向
しないので、押圧部材を押し込めることができず、検出
電気接続片部の未接続によって不完全嵌合状態が確認で
きる。
(実施例) 以下この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係るコネクタの非嵌合
状態の断面図である。このコネクタは雄型コネクタ31と
雌型コネクタ33とからなっている。
雌型コネクタ33はフード35を一体に有した樹脂製の雌
型ハウジング37を有し、雌型ハウジング37には一対の端
子収容室39,41が設けられている。各端子収容室39,41に
はそれぞれ係止突起43,45を有した可撓係止片47,49が設
けられている。
一方の端子収容室39には電線51に結合された雄型電気
接続子53が収容され、この雄型電気接続子53は係止孔55
において前記可撓係止片47の係止突起43に係止されてい
る。また、雄型電気接続子53の雄型電気接続部57はフー
ド35内に突出している。
他方の端子収容室41内には電線59に結合された雄側検
出電気接続子61が内装されている。この雄側検出電気接
続子61は係止孔63において可撓係止片49の係止突起45に
係止され、この雄側検出電気接続子61が先端に有する検
出電気接続片部65は前記フード35内に突出している。
前記フード35には後述する外部から押し込めることが
可能な樹脂製の押圧部材67が支持され、一方の検出電気
接続片部65の側方に対向している。具体的には、フード
35の側壁に段部69を有した支持穴71が設けられ、この支
持穴71に押圧部材67が嵌合支持されている。
押圧部材67には、押し込め前において段部69に係合す
る仮係合爪73と、押し込め後に段部69に係合する本係合
爪75とが設けられている。更にフード35にはロック機構
を構成する係止部77が設けられている。
前記雄型コネクタ31は樹脂製の雄型ハウジング79を有
し、この雄型ハウジング79内に端子収容室81,83が形成
されている。一方の端子収容室81は連通孔85を介して雄
型ハウジング79に貫通形成され、他方の端子収容室83は
そのまま貫通形成されている。各端子収容室81,83には
係止突起87,89を有した可撓係止片91,93が設けられてい
る。
一方の端子収容室81には電線95に連結された雌型電気
接続子97が収容され、その係止孔99は可撓係止片91の係
止突起87に係止される。
他方の端子収容室83には電線101に連結された雌側検
出電気接続子103が収容され、その係止孔105は前記可撓
係止片93の係止突起89に係止されている。雌側検出電気
接続子103は先端に検出電気接続片部107を有し、この検
出電気接続片部107は端子収容室83の内壁に沿って端子
収容室83開口端まで伸びている。
前記雄型ハウジング79には端子収容室83内外に貫通し
て検出電気接続片部107に対向する通過穴109が設けら
れ、またロック機構を構成する突起111を有したロック
アーム112が設けられている。
両検出電気接続子61,103の電線59,101はチェック回路
に接続され、このチェック回路中の検出手段(例えば確
認ランプ)により電気的導通すなわち両ハウジング37,7
9の完全嵌合状態が検出できるようになっている。換言
すれば、検出手段の不作動により不完全嵌合を検出する
ことができるようになっている。
第2図は前記雄側検出電気接続子61の拡大斜視図を示
すものである。第3図は第2図のA矢視図を示すもので
ある。すなわち、雄側検出電気接続子61は電気接続部11
3と電線加締部115とからなっている。電気接続部113は
検出電気接続片部65を可動支持する支持部117を有して
いる。この支持部117の先端左右側壁にはガイド孔119が
設けられ、このガイド孔119に検出電気接続片部65の後
端左右に設けられた支持ピン121が支持されている。従
って、検出電気接続片部65は、検出電気接続子61に対し
て独立して可動すべく支持されている。
次に、両コネクタの接続について述べる。
先ず、雌型コネクタ33のフード35に雄型コネクタ31の
先端を対向させ、フード35内に雄型コネクタ31を挿入す
る。この過程でまず雄型コネクタ31の突起111がフード3
5の開口縁に当接し、更に雄型コネクタ31を押し込める
とロックアーム112が撓んで突起111が引っ込み、雄型ハ
ウジング79の先端が雌型ハウジング37の内端部に当接す
るとロックアーム112の弾撥力によって突起111が係止部
77に係合し、第4図のように完全嵌合状態となる。
この状態では、雄型電気接続子53の雄型電気接続部57
が連通孔85を貫通して雌型電気接続子97の雌型電気接続
部100に正規の状態で挿入接続される。また雄側検出電
気接続子61の検出電気接続片部65は端子収容室83内に入
り込み、雌側検出電気接続子103の検出電気接続片部107
に対し、重合接続可能に位置する。更に、雄型ハウジン
グ79の通過穴109は雌型ハウジング37側の押圧部材67に
対向し、押圧部材の押し込めを可能にする。従って、押
圧部材67を押し込めば、押圧部材67は通過穴109を通過
してまず可動の検出電気接続片部65に当接する。更に押
圧部材67を押し込めば検出電気接続片部65は支持ピン12
1がガイド孔119を移動することによって他方の検出電気
接続片部107側へ変位し、相互に重合接続する。押圧部
材67を更に押し込めて本係合爪75を段部69に第5図のよ
うに係止させると、両検出電気接続片部65,107は端子収
容室83内壁との間に挟まれ、押圧により重合接続され
る。
こうして、雌雄検出電気接続子61,103の検出電気接続
片部65,107は確実に接触し、電気的導通状態となってチ
ェック回路の検出手段が作動し、コネクタの完全嵌合状
態が確認できる。
しかも両検出電気接続片部65,107はばね力による圧接
接続ではなく、押圧部材67による押圧重合接続であるた
め、接触不良が抑制され、またこの押圧状態は押圧部材
67の本係合爪75による固定によって維持されるから、電
線を引っ張ったり、何らかの衝撃があっても一時的な接
触不良は防止される。
一方、雄型ハウジング79の突起111がフード35の開口
縁を乗り上げその内面に接触し、フード35の係止部77に
係合する直前の第6図のような状態ではコネクタ31,33
の挿入力が非常に大きくなり、作業者はここで完全嵌合
であると判断して挿入作業を終了してしまうことがあ
る。このような状態では、通過穴109は押圧部材67から
ずれたものとなっているため、押圧部材67を押し込める
ことができず、両コネクタ31,33が不完全嵌合であると
いうことが分る。このとき、両検出電気接続片部65,107
は互いに離反しており、電気的導通状態とならず、チェ
ック回路の検出手段は不作動のまま不完全嵌合状態が検
出できる。従って、高い精度で完全嵌合状態を必要とす
るものにおいても信頼性の高いコネクタを提供すること
ができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、多極のコネクタにも適用することができ、この場合
検出電気接続子は少なくとも一対あればよいものであ
る。
[考案の効果] 以上より明らかなようにこの考案の構成によれば、不
完全嵌合状態では通過穴が押圧部材に対向せず、押圧部
材の押し込めができなくなるから、作業者は不完全嵌合
を認識することができ、また両検出電気接続片部が接触
しないので、不完全嵌合を電気的にチェックすることが
できる。完全嵌合状態では通過穴が押圧部材に対向して
押圧部材の押し込めが可能となり、両検出電気接続片部
を押圧によって重合接続させることができ、接触不良を
防止することができる。
一対の検出電気接続子は、雌雄ハウジングに各別に内
装されているから、両検出電気接続子を一方のハウジン
グにまとめて設ける場合に比較してハウジングの小型化
を図ることができる。
検出電気接続片部は、押圧部材の押圧でのみ相互に接
続され両ハウジングの嵌合途中等においては接続せず、
ハウジングの嵌合挿入力に影響しないから、挿入力を低
くすることができ、嵌合作業が容易となる。
検出電気接続片部は、検出電気接続子に対して独立し
て可動すべく支持されているから押圧部材による押圧に
よっても永久変形を招くことがなく、再挿入時にも両ハ
ウジングの嵌合途中等において接続せず、低挿入力と、
確実な検出とを維持することができる。
押圧部材側に導電部を設ける必要がなく、押圧部材側
の導電管理が不要となり、製造が簡単であると共に、押
圧部材の押圧に起因する導電管理の箇所が少なく、操作
が簡単で、且つ信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るコネクタの離脱状態
の断面図、第2図は雄側検出電気接続子の拡大斜視図、
第3図は第2図A矢視図、第4図乃至第6図は作用説明
図、第7図,第8図は従来例の断面図である。 31…雄型コネクタ、33…雌型コネクタ 37…雌型ハウジング、53…雄型電気接続子 61…雄側検出電気接続子 65…検出電気接続片部 67…押圧部材、79…雄型ハウジング 97…雌型電気接続子 103…雌側検出電気接続子 107…検出電気接続片部、109…通過穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロック機構を介して相互に結合離脱自在な
    雌雄ハウジングに、雌雄電気接続子を各別に内装すると
    共に、前記雌雄ハウジングの完全嵌合状態で重合接続可
    能に位置する検出電気接片部を有する少なくとも一対の
    検出電気接続子を各別に内装し、 前記検出電気接続子の少なくとも一方の検出電気接続片
    部を検出電気接続子に対し前記重合方向へ移動可能に可
    動支持する支持部を該検出電気接続子の電気接続部に設
    け、 前記雌雄ハウジングの一方に支持され一方の検出電気接
    続片部に対向し外部から押し込めて前記一方の検出電気
    接続片部を動かし両検出電気接続片部を押圧接続可能な
    押圧部材を設け、 他方に両ハウジングの完全嵌合状態で前記押圧部材の押
    し込めを可能にする通過穴を設けたことを特徴とするコ
    ネクタ。
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