JPH0749738Y2 - 多端子型電気コネクタ - Google Patents
多端子型電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0749738Y2 JPH0749738Y2 JP1987119315U JP11931587U JPH0749738Y2 JP H0749738 Y2 JPH0749738 Y2 JP H0749738Y2 JP 1987119315 U JP1987119315 U JP 1987119315U JP 11931587 U JP11931587 U JP 11931587U JP H0749738 Y2 JPH0749738 Y2 JP H0749738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- cavity
- housing
- electric
- flap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/428—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、接合面およびこれと反対の端子受入れ面を有
して両前記面を対向する端壁および対向する側壁により
連結し、前記接合および端子受入れ両面に各が開口する
一列の端子受入れ用平行貫通キャビティを画成する絶縁
性のハウジングと、各キャビティに一つずつ受入れられ
る長形の電気端子とを包含し、前記側壁の一つには前記
端子受入れ面の近くに各々がそれぞれの前記キャビティ
に連通する複数の凹所が形成され、各端子はワイヤ接続
部分、接合部分および前記凹所に受入れられる釈放可能
なラッチ舌片を有する前記ワイヤ接続部分と接合部分間
との中間部分を包含し、各キャビティ内には前記凹所と
前記接合端との中間に端子保持面がある、多端子型電気
コネクタに関する。
して両前記面を対向する端壁および対向する側壁により
連結し、前記接合および端子受入れ両面に各が開口する
一列の端子受入れ用平行貫通キャビティを画成する絶縁
性のハウジングと、各キャビティに一つずつ受入れられ
る長形の電気端子とを包含し、前記側壁の一つには前記
端子受入れ面の近くに各々がそれぞれの前記キャビティ
に連通する複数の凹所が形成され、各端子はワイヤ接続
部分、接合部分および前記凹所に受入れられる釈放可能
なラッチ舌片を有する前記ワイヤ接続部分と接合部分間
との中間部分を包含し、各キャビティ内には前記凹所と
前記接合端との中間に端子保持面がある、多端子型電気
コネクタに関する。
各端子のラッチ舌片がそれぞれの凹所に係合するとき、
該端子のワイヤ接続部分は前記ワイヤ受入れ面から突出
していてすべてのワイヤ接続部分を、例えば同時的圧着
またはワイヤ挿入操作業により、同時にワイヤに接続す
ることができ、その後これらの端子はハウジング内に充
分に押込まれるが、端子のこのような動きはラッチ舌片
を前記凹所から離脱させ、最終的にはこれらの舌片が前
記接合面に近い前記一側壁の穴に係合して端子をそれぞ
れのキャビティ内にロックし、ハウジングの前記端子受
入れ端を通して端子がキャビティから引出されることを
阻止する。
該端子のワイヤ接続部分は前記ワイヤ受入れ面から突出
していてすべてのワイヤ接続部分を、例えば同時的圧着
またはワイヤ挿入操作業により、同時にワイヤに接続す
ることができ、その後これらの端子はハウジング内に充
分に押込まれるが、端子のこのような動きはラッチ舌片
を前記凹所から離脱させ、最終的にはこれらの舌片が前
記接合面に近い前記一側壁の穴に係合して端子をそれぞ
れのキャビティ内にロックし、ハウジングの前記端子受
入れ端を通して端子がキャビティから引出されることを
阻止する。
この考案の目的は各端子がそのキャビティ内に仮に保持
された状態で各ワイヤがその各端子に接続され、しかる
後各端子がキャビティに挿入された際完全に挿入された
かどうかについて視覚的指示を供することにある。
された状態で各ワイヤがその各端子に接続され、しかる
後各端子がキャビティに挿入された際完全に挿入された
かどうかについて視覚的指示を供することにある。
本考案の多端子型電気コネクタは、コネクタハウジング
と複数の電気端子とから成る多端子型電気コネクタであ
って、前記複数の電気端子の各々はワイヤ接続部分を有
し、前記コネクタハウジングは前記複数の電気端子を挿
入保持する複数の端子受入れキャビティを有する、前記
多端子型電気コネクタにおいて、 前記ハウジングの端子受入れ面の近傍に、前記端子受入
れキャビティに連通する凹所を設け、前記ハウジングに
は、前記端子受入れ面から離れた位置で前記キャビティ
の内方に突出する端子保持当たりを具え、前記ハウジン
グの側壁と略面一のフラップを設け、前記電気端子に
は、該電気端子の挿入により前記凹所に係合して前記接
続部分をワイヤ受容位置に位置決めすると共に、該電気
端子を更に挿入することにより前記端子保持当たりを押
圧して前記フラップを前記側壁の外方に突出させるラッ
チ舌片を設け、該ラッチ舌片の後端近傍に、前記端子保
持当たりと係合して前記電気端子を所定の挿入位置にて
前記キャビティ内に保持するロック肩を設ける、ことを
特徴とする。
と複数の電気端子とから成る多端子型電気コネクタであ
って、前記複数の電気端子の各々はワイヤ接続部分を有
し、前記コネクタハウジングは前記複数の電気端子を挿
入保持する複数の端子受入れキャビティを有する、前記
多端子型電気コネクタにおいて、 前記ハウジングの端子受入れ面の近傍に、前記端子受入
れキャビティに連通する凹所を設け、前記ハウジングに
は、前記端子受入れ面から離れた位置で前記キャビティ
の内方に突出する端子保持当たりを具え、前記ハウジン
グの側壁と略面一のフラップを設け、前記電気端子に
は、該電気端子の挿入により前記凹所に係合して前記接
続部分をワイヤ受容位置に位置決めすると共に、該電気
端子を更に挿入することにより前記端子保持当たりを押
圧して前記フラップを前記側壁の外方に突出させるラッ
チ舌片を設け、該ラッチ舌片の後端近傍に、前記端子保
持当たりと係合して前記電気端子を所定の挿入位置にて
前記キャビティ内に保持するロック肩を設ける、ことを
特徴とする。
各端子がそのキャビティに完全に挿入される際は、釈放
可能なラッチ舌片のそれぞれの凹所からの離脱に続いて
各端子の中間部分が前記端子保持当りに係合し、これに
よりフラップをハウジングの前記一方の側壁の外方に弾
力的に排動してハウジングから斜めに突出させる。従っ
て保持当りはキャビティへの端子の完全挿入を許容する
程度にキャビティから押出され、肩が当りを通過すると
きフラップは弾力的に復元してフラップ上の当りが端子
保持肩に正面し、これによりハウジングの端子受入れ面
を通しての端子の抜出しを阻止する。
可能なラッチ舌片のそれぞれの凹所からの離脱に続いて
各端子の中間部分が前記端子保持当りに係合し、これに
よりフラップをハウジングの前記一方の側壁の外方に弾
力的に排動してハウジングから斜めに突出させる。従っ
て保持当りはキャビティへの端子の完全挿入を許容する
程度にキャビティから押出され、肩が当りを通過すると
きフラップは弾力的に復元してフラップ上の当りが端子
保持肩に正面し、これによりハウジングの端子受入れ面
を通しての端子の抜出しを阻止する。
端子の一つがハウジングに完全に挿入されないで、端子
の中間部分がフラップに係合した後の半挿入位置にとど
まるようなことがあれば、フラップが前記側壁から突出
したままでいて、端子がそのキャビティに完全に挿入さ
れていないことを視覚的に指示する。
の中間部分がフラップに係合した後の半挿入位置にとど
まるようなことがあれば、フラップが前記側壁から突出
したままでいて、端子がそのキャビティに完全に挿入さ
れていないことを視覚的に指示する。
実施例 本考案をさらによく理解するためと、どのように実施し
うるかを示すために、以下に図面を参照して本考案を実
施例について説明する。
うるかを示すために、以下に図面を参照して本考案を実
施例について説明する。
電気コネクタが接合面(4)およびこれと反対の端子受
入れ面(6)を有する絶縁性のハウジング(2)を包含
する。両面(4),(6)は対向する端壁(8)および
対向する側壁(10),(12)によって連結されている。
ハウジング(2)は、各々が接合面(4)および端子受
入れ面(6)に開口する一列の端子受入れ用平行貫通キ
ャビティ(14)を画成する。一方の側壁(12)には貫通
穴の形の凹所(16)が形成され、各凹所は端子受入れ面
(6)に近くそれぞれ対応するキャビティ(14)と連通
している。
入れ面(6)を有する絶縁性のハウジング(2)を包含
する。両面(4),(6)は対向する端壁(8)および
対向する側壁(10),(12)によって連結されている。
ハウジング(2)は、各々が接合面(4)および端子受
入れ面(6)に開口する一列の端子受入れ用平行貫通キ
ャビティ(14)を画成する。一方の側壁(12)には貫通
穴の形の凹所(16)が形成され、各凹所は端子受入れ面
(6)に近くそれぞれ対応するキャビティ(14)と連通
している。
長形の電気端子(18)(一つだけ図示)は端子受入れ面
(6)を通して各キャビティ(14)に一つずつ受入れら
れる。各端子(18)はワイヤ接続部分(20)、接合部分
(22)および両部分間の中間部分(24)を包含する。中
間部分(24)には両外部ロック肩(26)が対向して設け
られるが、両ロック肩は接合部分(22)とロック肩(2
6)との間で中間部分(24)から延出するラッチ舌片(2
8)の両側に一つずつ設けられる。ラッチ舌片(28)は
対応するキャビティ(14)内で凹所(16)に釈放可能に
受入れられる。各キャビティ(14)内では、側壁(12)
に端子保持当り(30)が形成されるが、この当り(30)
は側壁(12)にこの側壁(12)と略面一に形成された弾
力的に撓みうる端子ロック兼視覚指示用片持ばり形フラ
ップ(32)上に設けられ、各フラップ(32)はキャビテ
ィ(14)の一つと整合して関連の接合面(4)と凹所
(16)との中間に位置する。
(6)を通して各キャビティ(14)に一つずつ受入れら
れる。各端子(18)はワイヤ接続部分(20)、接合部分
(22)および両部分間の中間部分(24)を包含する。中
間部分(24)には両外部ロック肩(26)が対向して設け
られるが、両ロック肩は接合部分(22)とロック肩(2
6)との間で中間部分(24)から延出するラッチ舌片(2
8)の両側に一つずつ設けられる。ラッチ舌片(28)は
対応するキャビティ(14)内で凹所(16)に釈放可能に
受入れられる。各キャビティ(14)内では、側壁(12)
に端子保持当り(30)が形成されるが、この当り(30)
は側壁(12)にこの側壁(12)と略面一に形成された弾
力的に撓みうる端子ロック兼視覚指示用片持ばり形フラ
ップ(32)上に設けられ、各フラップ(32)はキャビテ
ィ(14)の一つと整合して関連の接合面(4)と凹所
(16)との中間に位置する。
ハウジング(2)に端子(18)を装填するには、電気絶
縁リードLにそれぞれ接続される各端子(18)を、第3
図に示すように、接続位置において対応するキャビティ
(14)内に留置する。この位置では端子のラッチ舌片
(28)がそのキャビティの凹所(16)に釈放可能に係合
し、リードLに接続さるべき各端子のワイヤ接続部分
(20)はハウジング(2)の面(6)を超えてその外側
に出ている。複数個の端子(18)をこのようにラッチ止
めされたハウジング(2)は次にリード接続ステーショ
ン(図示せず)に移され、そこで各端子の部分(20)に
絶縁リードLが接続される。この接続操作は一斉に行わ
れて各リードLの電導芯体Cがそれぞれの端子(18)に
接続される。次に、第4図に示すように、各端子(18)
はそれぞれのキャビティ(4)内にさらに第4図矢印B
の方向に挿入されて舌片(28)がその凹所(16)から釈
放され、その端子が、第5図に示すように、キャビティ
(14)内の所定位置まで完全に挿入されるに至る。各端
子(18)のキャビティ(14)内所定位置まで挿入中に、
端子の中間部分(24)は対応キャビティ内の当り(30)
に当接してフラップ(32)を(第5図で見て)反時計回
りに側壁(12)の外方に振出し、第5図に破線で示すよ
うにフラップ(32)がハウジング(2)の側壁(12)か
ら突出する。その際舌片(28)は当り(30)に沿って摺
動し、部分(24)の肩(26)は端子(18)がキャビティ
(14)内所定位置に達すると同時に当り(30)を通過す
るので、フラップ(32)は側壁(12)の残余部と整合す
る実線位置に弾力的に復元し、これにより当り(30)が
肩(26)と干渉関係に入るので、端子(18)はそのキャ
ビティ(14)から面(6)を通してキャビティ(14)か
ら引出すことができず、またキャビティ(14)外に戻る
こともできない。
縁リードLにそれぞれ接続される各端子(18)を、第3
図に示すように、接続位置において対応するキャビティ
(14)内に留置する。この位置では端子のラッチ舌片
(28)がそのキャビティの凹所(16)に釈放可能に係合
し、リードLに接続さるべき各端子のワイヤ接続部分
(20)はハウジング(2)の面(6)を超えてその外側
に出ている。複数個の端子(18)をこのようにラッチ止
めされたハウジング(2)は次にリード接続ステーショ
ン(図示せず)に移され、そこで各端子の部分(20)に
絶縁リードLが接続される。この接続操作は一斉に行わ
れて各リードLの電導芯体Cがそれぞれの端子(18)に
接続される。次に、第4図に示すように、各端子(18)
はそれぞれのキャビティ(4)内にさらに第4図矢印B
の方向に挿入されて舌片(28)がその凹所(16)から釈
放され、その端子が、第5図に示すように、キャビティ
(14)内の所定位置まで完全に挿入されるに至る。各端
子(18)のキャビティ(14)内所定位置まで挿入中に、
端子の中間部分(24)は対応キャビティ内の当り(30)
に当接してフラップ(32)を(第5図で見て)反時計回
りに側壁(12)の外方に振出し、第5図に破線で示すよ
うにフラップ(32)がハウジング(2)の側壁(12)か
ら突出する。その際舌片(28)は当り(30)に沿って摺
動し、部分(24)の肩(26)は端子(18)がキャビティ
(14)内所定位置に達すると同時に当り(30)を通過す
るので、フラップ(32)は側壁(12)の残余部と整合す
る実線位置に弾力的に復元し、これにより当り(30)が
肩(26)と干渉関係に入るので、端子(18)はそのキャ
ビティ(14)から面(6)を通してキャビティ(14)か
ら引出すことができず、またキャビティ(14)外に戻る
こともできない。
各端子(18)のワイヤ接続部分(20)は、端子(18)の
縦方向に延びる互いに平行な側板(33)を包含する。側
板(33)間には一対の平行なワイヤ受入れプレート(4
2),(44)がありベースプレート(46)から側板(3
3)に直角に延びている。ベースプレート(46)は両側
板(33)を連結して両側板(33)下方に突出している
(第1図および第3〜5図参照)。肩(26)とプレート
(42)の間では両側板(33)が第1図に見るように自由
下縁(48)を有する。各プレート(42),(44)には、
(プレート(44)について)第6図に示すように、ワイ
ヤスロット(50)が設けられ、これにはリードLを第3
図の矢印A方向に押込むことができるが、その際スロッ
ト(50)の縁はワイヤ接続部分(20)に挿入されるリー
ドLの絶縁層を突き抜いてリードLの芯体Cと電気的接
続を成す。部分(20)はまた、第1図、第4図および第
5図に示すように、リードLの絶縁周りを同時圧着する
ためのU形断面絶縁バレル(51)を包含する。これらの
挿入および圧着操作は上に挙げた接続操作を構成する。
端子(18)のベースプレート(46)と反対の側では、両
側板(33)から相互に対向して延出する案内突耳(52)
が形成される。各端子(18)の接合部分(22)は、中間
部分(24)の、第1図に見るように、上壁(58)および
下壁(60)から突出した四つの接触ばね(56)を包含す
る。各端子(18)のこれらのばね(56)は、端子が第5
図の所定位置にあるときは、キャビティ(14)内面の案
内リブ(40)に案内されてハウジング(2)の面(4)
の開口(62)と整合しており、電気ピンの形のおす型接
触素子用のレセプタクルとなる。ハウジング(2)は、
前記の接合部分(22)と接合すべきおす型接触素子を担
持する相手はハウジング(図示せず)に、ハウジング
(2)をラッチ止めするためのラッチアーム(複数)
(63)を有する。
縦方向に延びる互いに平行な側板(33)を包含する。側
板(33)間には一対の平行なワイヤ受入れプレート(4
2),(44)がありベースプレート(46)から側板(3
3)に直角に延びている。ベースプレート(46)は両側
板(33)を連結して両側板(33)下方に突出している
(第1図および第3〜5図参照)。肩(26)とプレート
(42)の間では両側板(33)が第1図に見るように自由
下縁(48)を有する。各プレート(42),(44)には、
(プレート(44)について)第6図に示すように、ワイ
ヤスロット(50)が設けられ、これにはリードLを第3
図の矢印A方向に押込むことができるが、その際スロッ
ト(50)の縁はワイヤ接続部分(20)に挿入されるリー
ドLの絶縁層を突き抜いてリードLの芯体Cと電気的接
続を成す。部分(20)はまた、第1図、第4図および第
5図に示すように、リードLの絶縁周りを同時圧着する
ためのU形断面絶縁バレル(51)を包含する。これらの
挿入および圧着操作は上に挙げた接続操作を構成する。
端子(18)のベースプレート(46)と反対の側では、両
側板(33)から相互に対向して延出する案内突耳(52)
が形成される。各端子(18)の接合部分(22)は、中間
部分(24)の、第1図に見るように、上壁(58)および
下壁(60)から突出した四つの接触ばね(56)を包含す
る。各端子(18)のこれらのばね(56)は、端子が第5
図の所定位置にあるときは、キャビティ(14)内面の案
内リブ(40)に案内されてハウジング(2)の面(4)
の開口(62)と整合しており、電気ピンの形のおす型接
触素子用のレセプタクルとなる。ハウジング(2)は、
前記の接合部分(22)と接合すべきおす型接触素子を担
持する相手はハウジング(図示せず)に、ハウジング
(2)をラッチ止めするためのラッチアーム(複数)
(63)を有する。
各当り(30)は概ねハウジング(2)の面(6)の方に
向かった斜面カム従動面(64)およびこの面と反対に接
合面(4)の方に向かって関連キャビティ(14)の縦軸
線に直角な当り面(66)を有する。ハウジング(2)の
端子保持当り(30)と反対の壁(10)の内面には面
(4)に向かってキャビティ(14)の内方に傾斜する斜
道(68)が形成されている。各端子(18)のそのキャビ
ティ(14)への挿入時には、斜道(68)にはまず、第4
図に示すように部分(24)の上壁(58)が係合して、部
分(24)が側壁(12)の内面(70)に係合する舌片(2
8)の作用に抗して面(64)の方に排動される。
向かった斜面カム従動面(64)およびこの面と反対に接
合面(4)の方に向かって関連キャビティ(14)の縦軸
線に直角な当り面(66)を有する。ハウジング(2)の
端子保持当り(30)と反対の壁(10)の内面には面
(4)に向かってキャビティ(14)の内方に傾斜する斜
道(68)が形成されている。各端子(18)のそのキャビ
ティ(14)への挿入時には、斜道(68)にはまず、第4
図に示すように部分(24)の上壁(58)が係合して、部
分(24)が側壁(12)の内面(70)に係合する舌片(2
8)の作用に抗して面(64)の方に排動される。
各フラップ(32)にはその根元近くに凹み(72)が形成
されて弾力的に撓みうる頚部(74)を画成しており、フ
ラップ(32)は頚部(74)と壁(12)との継目近くをキ
ャビティ(14)の縦軸線と直角に通る軸線Xを中心に振
動して第5図における実線位置から破線位置に移動する
ことができる。各フラップ(32)の当り(30)はフラッ
プ(32)の軸線Xと自由端(31)とのほぼ中途に位置す
る。
されて弾力的に撓みうる頚部(74)を画成しており、フ
ラップ(32)は頚部(74)と壁(12)との継目近くをキ
ャビティ(14)の縦軸線と直角に通る軸線Xを中心に振
動して第5図における実線位置から破線位置に移動する
ことができる。各フラップ(32)の当り(30)はフラッ
プ(32)の軸線Xと自由端(31)とのほぼ中途に位置す
る。
突耳(52)と舌片(28)はそれぞれ壁(10),(12)と
協力して、第3図の位置から第4図の位置に移動する端
子(18)を案内し、突耳(52)が斜道(68)に係合しこ
れに沿って移動するにつれて端子が内面(70)側に排動
され、第5図に示すように、ベースプレート(46)が面
(70)に係合する。各端子(18)が前記所定位置にある
とき、その突耳(52)は最終的に、第5図に示すよう
に、斜道(68)に押付けられて端子のそれ以上のキャビ
ティ(14)内挿入を制限する。端子(18)が第5図の位
置にあるときは、その肩(26)が当り(30)の面(66)
に対向する位置にあるので、例えばリードLが引張られ
た場合肩(26)は当り(30)の面(66)に係合し、これ
によってフラップ(32)をその実線位置に圧迫する。
協力して、第3図の位置から第4図の位置に移動する端
子(18)を案内し、突耳(52)が斜道(68)に係合しこ
れに沿って移動するにつれて端子が内面(70)側に排動
され、第5図に示すように、ベースプレート(46)が面
(70)に係合する。各端子(18)が前記所定位置にある
とき、その突耳(52)は最終的に、第5図に示すよう
に、斜道(68)に押付けられて端子のそれ以上のキャビ
ティ(14)内挿入を制限する。端子(18)が第5図の位
置にあるときは、その肩(26)が当り(30)の面(66)
に対向する位置にあるので、例えばリードLが引張られ
た場合肩(26)は当り(30)の面(66)に係合し、これ
によってフラップ(32)をその実線位置に圧迫する。
リード(複数)Lを端子(複数)(18)のワイヤ接続部
分(20)に接続するには、半自動機械のワイヤ挿入圧着
ステーションに手でハウジング(2)を挿置して端子を
作業者が手で第3図の位置から第5図の位置に充分に押
込むかあるいは、例えば、端子を第3図の位置にもつ一
連のハウジング(2)を接着テープに載せて全自動機械
のワイヤ挿入ステーションに給送し、リードLをワイヤ
接続部分(20)に一斉に接続すると共に続いて各端子を
その第5図位置に挿入することができる。
分(20)に接続するには、半自動機械のワイヤ挿入圧着
ステーションに手でハウジング(2)を挿置して端子を
作業者が手で第3図の位置から第5図の位置に充分に押
込むかあるいは、例えば、端子を第3図の位置にもつ一
連のハウジング(2)を接着テープに載せて全自動機械
のワイヤ挿入ステーションに給送し、リードLをワイヤ
接続部分(20)に一斉に接続すると共に続いて各端子を
その第5図位置に挿入することができる。
どの端子(18)でもそれがキャビティ(14)に半端にし
か挿入されないで、端子の中間部分(24)がすでにフラ
ップ(32)を壁(12)の外方に排動してはいるがまだ肩
(26)が当り(30)を通過し終っていない場合は、排動
されたフラップの変位状態が、キャビティ(14)に端子
が完全挿入されていないことを作業者に示す視覚指示と
して役立つので、作業者はここで端子の完全挿入に取り
かかることになる。
か挿入されないで、端子の中間部分(24)がすでにフラ
ップ(32)を壁(12)の外方に排動してはいるがまだ肩
(26)が当り(30)を通過し終っていない場合は、排動
されたフラップの変位状態が、キャビティ(14)に端子
が完全挿入されていないことを作業者に示す視覚指示と
して役立つので、作業者はここで端子の完全挿入に取り
かかることになる。
半自動機械にせよ自動機械にせよ、まだ実線位置に弾性
復元していないフラップ(32)の存在に応答して対応す
る端子が正しく挿入されていないという視覚的指示を表
示するか、機械を不作動化するか、あるいはこれら双方
を行う手段を機械に施すことができる。
復元していないフラップ(32)の存在に応答して対応す
る端子が正しく挿入されていないという視覚的指示を表
示するか、機械を不作動化するか、あるいはこれら双方
を行う手段を機械に施すことができる。
考案の効果 以上詳述した如く、本考案の多端子型電気コネクタは、
電気端子のラッチ舌片とキャビティの凹所とが係合して
コネクタの端子受入れ面近傍に電気端子が仮係止され、
その状態でワイヤが接続され、その後内方に挿入されて
キャビティ内方のフラップに突設した端子保持当りとラ
ッチ舌片の後端近傍にロック肩とが係合して電気端子が
キャビティ内に保持されるように構成されているので以
下の効果を奏する。
電気端子のラッチ舌片とキャビティの凹所とが係合して
コネクタの端子受入れ面近傍に電気端子が仮係止され、
その状態でワイヤが接続され、その後内方に挿入されて
キャビティ内方のフラップに突設した端子保持当りとラ
ッチ舌片の後端近傍にロック肩とが係合して電気端子が
キャビティ内に保持されるように構成されているので以
下の効果を奏する。
即ち、コネクタとワイヤとを接続するのに電気端子を接
続したワイヤを引きまわす必要がなく極めて効率的に組
立てることができる。電気端子が最終的にキャビティ内
に挿入される前はフラップが電気端子に押圧されて外方
へ突出し目視で不完全挿入の検知ができる。特に完全挿
入の直前ではラッチ舌片が端子保持当りを押圧するので
フラップの突出量が多くなり顕著に不完全挿入を識別す
ることができる。
続したワイヤを引きまわす必要がなく極めて効率的に組
立てることができる。電気端子が最終的にキャビティ内
に挿入される前はフラップが電気端子に押圧されて外方
へ突出し目視で不完全挿入の検知ができる。特に完全挿
入の直前ではラッチ舌片が端子保持当りを押圧するので
フラップの突出量が多くなり顕著に不完全挿入を識別す
ることができる。
第1図はワイヤ接続部分がすでに電気リードに圧着され
ている電気端子の斜視図、第2図は一列のキャビティを
画成しそれぞれに第1図による電気端子を受入れる、絶
縁性の電気コネクタハウジングの斜視図、第3図は前記
キャビティの一つを通る軸断面図であって、キャビティ
に半挿入の状態にありリードに圧着される前の第1図の
端子を示し、第4図はすでにリードに圧着され一段とキ
ャビティ内に挿入された端子を示す第3図同様の図、第
5図はハウジング内に完全に挿入された端子を示す第3
図同様の図、第6図は第3図の線6−6によるプレート
の断面図である。 2……コネクタハウジング 6……端子受入れ面 14……端子受入れキャビティ 12……側壁 16……凹所 18……電気端子 20……ワイヤ接続部分 26……ロック肩 28……ラッチ舌片 30……端子保持当り 32……フラップ
ている電気端子の斜視図、第2図は一列のキャビティを
画成しそれぞれに第1図による電気端子を受入れる、絶
縁性の電気コネクタハウジングの斜視図、第3図は前記
キャビティの一つを通る軸断面図であって、キャビティ
に半挿入の状態にありリードに圧着される前の第1図の
端子を示し、第4図はすでにリードに圧着され一段とキ
ャビティ内に挿入された端子を示す第3図同様の図、第
5図はハウジング内に完全に挿入された端子を示す第3
図同様の図、第6図は第3図の線6−6によるプレート
の断面図である。 2……コネクタハウジング 6……端子受入れ面 14……端子受入れキャビティ 12……側壁 16……凹所 18……電気端子 20……ワイヤ接続部分 26……ロック肩 28……ラッチ舌片 30……端子保持当り 32……フラップ
Claims (1)
- 【請求項1】コネクタハウジングと複数の電気端子とか
ら成る多端子型電気コネクタであって、前記複数の電気
端子の各々はワイヤ接続部分を有し、前記コネクタハウ
ジングは前記複数の電気端子を挿入保持する複数の端子
受入れキャビティを有する、前記多端子型電気コネクタ
において、 前記ハウジングの端子受入れ面の近傍に、前記端子受入
れキャビティに連通する凹所を設け、 前記ハウジングには、前記端子受入れ面から離れた位置
で前記キャビティの内方に突出する端子保持当たりを具
え、前記ハウジングの側壁と略面一のフラップを設け、 前記電気端子には、該電気端子の挿入により前記凹所に
係合して前記接続部分をワイヤ受容位置に位置決めする
と共に、該電気端子を更に挿入することにより前記端子
保持当たりを押圧して前記フラップを前記側壁の外方に
突出させるラッチ舌片を設け、 該ラッチ舌片の後端近傍に、前記端子保持当たりと係合
して前記電気端子を所定の挿入位置にて前記キャビティ
内に保持するロック肩を設ける、ことを特徴とする前記
電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE862115.0 | 1986-08-07 | ||
DE19868621150 DE8621150U1 (de) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | Elektrischer Vielfachanschluß-Verbinder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187280U JPS63187280U (ja) | 1988-11-30 |
JPH0749738Y2 true JPH0749738Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=6797227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987119315U Expired - Lifetime JPH0749738Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1987-08-05 | 多端子型電気コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749738Y2 (ja) |
DE (1) | DE8621150U1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017191659A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 日本圧着端子製造株式会社 | 端子、コネクタ、及び電気的接続装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989007847A1 (en) * | 1988-02-10 | 1989-08-24 | Standex International Corporation | Cluster assembly with locking tabs |
JP2567958Y2 (ja) * | 1993-12-07 | 1998-04-08 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
DE102009047513B4 (de) | 2009-12-04 | 2024-03-28 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung zum Anschließen eines Sensorelements |
CN106877047B (zh) * | 2017-04-10 | 2022-10-21 | 东莞市乔业电子有限公司 | 一种连接器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936862U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-08 | 日本ピ−・シ−・エス株式会社 | 自動塗装機におけるスプレ−ガンの駆動装置 |
-
1986
- 1986-08-07 DE DE19868621150 patent/DE8621150U1/de not_active Expired
-
1987
- 1987-08-05 JP JP1987119315U patent/JPH0749738Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017191659A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 日本圧着端子製造株式会社 | 端子、コネクタ、及び電気的接続装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE8621150U1 (de) | 1986-10-02 |
JPS63187280U (ja) | 1988-11-30 |
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