JPH03272578A

JPH03272578A - コネクタの結合検知装置

Info

Publication number: JPH03272578A
Application number: JP7206490A
Authority: JP
Inventors: Naoto Taguchi; 直人田口; Tetsuo Kato; 哲男加藤
Original assignee: Yazaki Corp
Current assignee: Yazaki Corp
Priority date: 1990-02-21
Filing date: 1990-03-23
Publication date: 1991-12-04
Anticipated expiration: 2010-07-31
Also published as: JPH0770339B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車用ワイヤハーネスの接続等に用いられ
る一対のコネクタにおいて、正常に結合されたか否かを
検知する手段を有するコネクタの結合検知装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

第９図及び第１０図において、一方のコネクタハウジン
グａには一対の電気接触子す、ｃを非接触姿勢で収容す
る接触子収容室ｄが設けられ、他方のコネクタハウジン
グｅには自由端ｆ、が該−対の電気接触子す、ｃを強制
接触させる弾性片持梁状の作動片ｆが設けてあり、また
電気接触子Ｃの前方には一対のコネクタハウジングが結
合不良のとき該作動片ｆの自由端ｆｉに当接してこれを
可撓変位させることにより電気接触子す、ｃの強制接触
を妨げる干渉凸部ｇが設けてあり、完全結合した際に干
渉凸部ｇが切欠部ｆ２内に収容されることにより作動片
ｆが第１０図山）の点線位置から実線位置へ移動して接
触子Ｃを接触子すに接触させて検知用電気回路を閉しる
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術にあっては、検知用電気接触子す。

Ｃ専用の収容室ｄが必要とされるので、コネクタハウジ
ングが複雑な形状となると共に樹脂成形がそれだけ面倒
となり、使用環境の高熱により樹脂材から威る作動片ｆ
が熱変形を起こして電気接触子Ｃに対する強制力が低下
し、電気接触子す、ｃの導通に信頼性がなくなる。

本発明はかかる点に着目して為されたものであり、検知
用電気接触子のための専用の収容室を設ける必要がなく
してコネクタハウジングの形状を簡略化し得られ、また
検知用電気接触子の導通の信頼性を保持し得るようにし
たものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明においては、可撓ロッ
ク腕を有する一方のコネクタハウジングと該可撓ロック
腕に対する係合部を有する他方のコネクタハウジングか
ら成り、該一方のコネクタハウジングにおいて一対の結
合検知用接触子を該可撓ロック腕の変位許容空間内に位
置して設けると共にその接触部を該可撓ロック腕の変位
動作に応じて変位させ、該他方のコネクタハウジングの
該係合部に短絡用接触子を設け、該一対のコネクタハウ
ジングの不完全結合時において可撓ロック腕が変位する
ことにより該接触部を変位させて該短絡用接触子との接
触を遮断することにより該弾性接触部を強制変位させて
該短絡用接触子との接触を遮断する構成を採用した。

〔実施例〕

第１図乃至第３図において、Ａは雄コネクタハウジング
、Ｂは雌コネクタハウジングであり、それぞれ合成樹脂
材により底形されている。

雄コネクタハウジングＡには、公知の如くに複数の端子
収容室１が形成されて雌端子金具Ｃが挿入、係止される
。雌コネクタハウジングＢにも同様に複数の端子収容室
が形成され（図示せず）、雄端子金具りが挿入、係止さ
れる。

雄コネクタハウジングＡの上面の凹部２内には前端に立
上り基部３ａを有する片持ちの可撓ロック腕３が後方に
延長して設けられ、該可撓口・７り腕３の中間部の上面
にはロック用突起３ｂ、自由端にはロック解除用押圧操
作部３ｃが設けられている。そして、雌コネクタハウジ
ングＢの上壁４の前端中央には可撓ロック腕３に対する
係合枠部５が設けられると共にロック用突起３ｂに対す
る係止孔５ａが形成されている。

上記構造は一般に知られているところであり、雌９Ｍ１
コネクタハウジングＡ、Ｂの嵌合時において雌、雄の端
子金具Ｃ，Ｄが接触し、この際に可撓ロック腕３はその
ロック用突起３ｂが係合枠部５に衝合することにより下
部の変位許容空間Ｒを介して下方へ可撓変位した後に該
ロック用突起３ｂが係止孔５ａに至って復元し、雌、８
ｆコネクタハウジングの完全結合状態をロンジする。

６は結合検知用接触子であり、主板部６ａの一端におい
て折り返し部６′を介して起立する弾性接触部６ｂを有
し、また主板部６ａの他端において弾性接触部６ｂと逆
方向の折り返し部６′を介して後方へ延長するタブ状雄
端子部６ｃを有する。

一対の結合検知用接触子６，６は、凹部２と該凹部２に
隣接する端子収容室１’、１’間の区画壁８の端部に折
り返し部６′を嵌着して固着され、これによって一対の
弾性接触部６ｂ、６ｂは前記変位許容空間Ｒ内において
可撓ロック腕３の自由端部に対向して起立し、タブ状雄
端子部６Ｃ９６Ｃは端子収容室１’、１’内において後
方へ向けて固定される。タブ状雄端子部５ｃ、５ｃには
、通常の前記雌端子金具Ｃが接続されて検知用回路を構
成する。

７は門型の弾性金属板より威る短絡用接触子であり、両
脚部７ａ、７ａにおいて外方への折り返し接触部７ｂ、
７ｂを有する。短絡用接触子７は、折り返し接触部７ｂ
、７ｂを前記係合棒部５の対向板部５ｂ、５ｂに嵌合し
た状態で接着剤等により固着される。なお、第４図に示
される如く、短絡用接触子７′を厚手の金属枠体状に形
威し、係合枠部５において接触部７ｂ’、７ｂ’を露出
した状態でインサート底形により一体化しても良いもの
であり、７ａ′はこの際の樹脂充填孔である。

上記構成において、雌、１１１コネクタハウジングＡ、
Ｈの結合が不完全な場合は、第２図（ｂ）及び第３図（
ｂ）に示される如くに、可撓ロック腕３の自由端部が下
方へ変位すると共に結合検知用接触子６゜６０弾性接触
部６ｂ、６ｂを下方へ強制変位させているので、短絡用
接触子７と弾性接触部６ｂ。

６ｂとの接触が断たれており、検知用電気回路が作動し
ない。

雌、ａコネクタハウジングＡ、Ｂが完全に結合すると、
第２図（Ｃ）及び第３図（Ｃ）に示される如くに、可撓
ロック腕３が復元して結合検知用接触子６゜６の弾性接
触部６ｂ、６ｂも復元し、短絡用接触子７と接触して検
知用電気回路を作動させる。

第５図は別の実施例としての一対の結合検知用接触子９
，９′を示すものであり、主板部９ａ。

９ａ／の一端において起立してコ字枠状の接触部９ｂ、
９ｂ’を有し、また主板部９ａ、９ａ’の他端において
弾性折り返し部９ｃ、９ｃ’を介して後方へ延長する連
結部９ｄ、９ｄ’を有し、該連結部９ｄ、９ｄ’の下方
、即ち主板部９ａ、９ａ′との対向側と反対側に折曲に
より突出する突出端子部９ｅ、９ｅ’を有する。

一対の結合検知用接触子９，９′は、第６図に示される
如く、コ字枠状の接触部９ｂ、９ｂ’をロック腕３の自
由端の側方に嵌合して接着等の手段により固着し、主板
部９ａ、９ａ’から弾性折り返し部９ｃ、９ｃ’を該ロ
ック腕３から立上り基部３ａの内面に沿わせて配設する
と共に折り返された連結部９ｄ、９ｄ’を凹部２の上面
２′に配設し、突出端子部９ｅ、９ｅ’を貫通孔２ａ′
から端子収容室１′内に突出させて雌端子金具Ｃに圧接
させ、電気接続を得る。

この構成において、雌、雄コネクタハウジングＡ’、Ｈ
の結合が不完全な場合は、第７図（ｂ）及び第８図（ｂ
）に示される如くに、可撓ロック腕３の自由端部が下方
へ変位するので、短絡用接触子７と接触部９ｂ、９ｂの
接触が断たれており、検知用電気回路が作動しない。

雌、雄コネクタハウジングＡ’、Ｂが完全に結合すると
、第７図（ｅ）及び第８図（Ｃ）に示される如くに、可
撓ロック腕３が復元して接触部９ｂ、９ｂ’が短絡用接
触子７と接触して検知用電気回路を作動させる。

〔発明の効果〕

本発明は上記した如くに、可撓ロック腕を有する一方の
コネクタハウジングと該可撓ロック腕に対する係合部を
有する他方のコネクタハウジングから成り、該一方のコ
ネクタハウジングにおいて一対の結合検知用接触子を該
可撓ロック腕の変位許容空間内に位置して設けると共に
その接触部を該可撓ロック腕の変位動作に応じて変位さ
せ、該他方のコネクタハウジングの該係合部に短絡用接
触子を設け、該一対のコネクタハウジングの不完全結合
時において可撓ロック腕が変位することにより該接触部
を変位させて該短絡用接触子との接触を遮断するように
して戒るものであるから、コネクタハウジングの構造を
特に複雑にすることなくして結合検知用接触子と短絡用
接触子を組み入れることができ、また再接触子の安定し
た接触力を保持して導通の信頼性を保持することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例についての分解斜視図、第２図は同上の縦断面図であり、（ａ）は一対のコネク
タを分離した状態、（ｂ）は不完全結合状態、（Ｃ）は
完全結合状態を示す、第３図は一方のコネクタハウジングの背面図であり、（
ａ）は単体を示し、伽）は他方のコネクタハウジングと
の不完全結合状態を示し、（Ｃ）は他方のコネクタハウ
ジングとの完全結合状態を示す、第４図は短絡用接触子の他の実施例を示す斜視図、第５図は結合検知用接触子の他の実施例を示す斜視図、第６図は同上の結合検知用接触子を用いた一方のコネク
タハウジングについて第２の実施例を示す斜視図、第７図は第２の実施例の使用状態を示す縦断面図であり
、（ａ）は一対のコネクタを分離した状態、（ｂ）は不
完全結合状態、（Ｃ１は完全結合状態を示す、第８図は第２の実施例における一方のコネクタハウジン
グの背面図であり、（ａ）は単体を示し、（ｂ）は他方
のコネクタハウジングとの不完全結合状態を示し、（Ｃ
）は他方のコネクタハウジングとの完全結合状態を示す
、第９図は従来例を一部破断して示す斜視図、第１Ｏ図は
同上の要部の断面図であり、（ａ）　８よ分離状態、伽
）は結合状態を示す。Ａ、Ａ’、Ｂ・・・コネクタハウジング、Ｃ，Ｄ・・・
端子金具、３・・・可撓ロンク腕、３ｂ・・・ロック用
突起、５・・・係合枠部、Ｒ・・・変位許容空間、６，
９・・・結合検知用接触子、６ｂ、９ｂ、９ｂ’・・・
接触部、６ｃ、９ｅ、９ｅ’・・・端子部、７・・・短
絡用接触子。（Ｃ） −４２２− 第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）可撓ロック腕を有する一方のコネクタハウジング
と該可撓ロック腕に対する係合部を有する他方のコネク
タハウジングから成り、該一方のコネクタハウジングに
おいて一対の結合検知用接触子を該可撓ロック腕の変位
許容空間内に位置して設けると共にその接触部を該可撓
ロック腕の変位動作に応じて変位させ、該他方のコネク
タハウジングの該係合部に短絡用接触子を設け、該一対
のコネクタハウジングの不完全結合時において可撓ロッ
ク腕が変位することにより該接触部を変位させて該短絡
用接触子との接触を遮断することを特徴とするコネクタ
の結合検知装置。
（２）結合検知用接触子の弾性接触部を可撓ロック腕の
変位許容空間内において該可撓ロック腕に対向して起立
させて成ることを特徴とする請求項（１）のコネクタの
結合検知装置。
（３）結合検知用接触子に端子部を連設し、該端子部を
該一方のコネクタハウジングにおける端子収容室内に位
置させて成ることを特徴とする請求項（２）のコネクタ
の結合検知装置。
（４）弾性折り返し部を有する結合検知用接触子を可撓
ロック腕の内側からコネクタハウジングの表面上に沿っ
て配設し、該結合検知用接触子の接触部を該可撓ロック
腕の自由端部に固着して成ることを特徴とする請求項（
１）のコネクタの結合検知装置。
（５）結合検知用接触子に突出端子部を設け、該突出端
子部をコネクタハウジングの貫通孔より端子収容室内へ
突出させて成る請求項（４）のコネクタ結合検知装置。
（６）端子部に対して該一方のコネクタハウジングの通
常の端子収容室に挿入、係止される端子金具と同じ端子
金具を接続して検知用回路を形成することを特徴とする
請求項（３）または（５）のコネクタの結合検知装置。