JPH0927371A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0927371A
JPH0927371A JP7173579A JP17357995A JPH0927371A JP H0927371 A JPH0927371 A JP H0927371A JP 7173579 A JP7173579 A JP 7173579A JP 17357995 A JP17357995 A JP 17357995A JP H0927371 A JPH0927371 A JP H0927371A
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JP7173579A
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Minoru Shinmyo
稔 新明
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を複雑にすることなくコネクタの嵌合を
検知することができるコネクタを提供すること。 【解決手段】 コネクタは,一方向に互いに嵌合するソ
ケットコネクタ1とピンコネクタ2とを備えている。ピ
ンコネクタ1は,嵌合の際に,ソケットコネクタ2内に
収容される第1及び第2の検知コンタクト11a,11
bを備えている。また,ソケットコネクタ2は,嵌合の
際に,第1及び第2の検知コンタクト11a,11bの
導通又は遮断を行うとともに,係合突起25a,25
b,ロックバー25c及び係合孔15a,15bを備え
たロック手段と連動した第1の開閉手段を備えている。
第1及び第2の検知コンタクト11a,11bの導通又
は遮断によって,完全嵌合状態であるか否かが電気的に
検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コネクタに関し,
詳しくは,自動車のエアバックに用いられ,電気式で完
全嵌合していることを検知する機構を備えたコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来,図11乃至図16で示される完全
嵌合状態検知コネクタが提案されている(米国特許第5
062806号明細書,参照)。図11は従来の完全嵌
合状態検知コネクタのソケットコネクタの一例を示す斜
視図,図12は,図11のソケットコネクタが装着され
るピンコネクタの一例を示す斜視図,図13は,図12
のピンコネクタの正面図である。図11,図12,及び
図13に示すように,この種のコネクタは,複数のソケ
ットコネクタ51,52,及び53と,複数のソケット
コネクタ51,52,及び53を夫々装着するための複
数の装着孔61,62,及び63を設けたピンコネクタ
60とを備えている。ピンコネクタ60は,ロックバー
64と,ロックバー64に設けられた第1の脚部65を
備えている。ソケットコネクタ51,52,53は,第
1の脚部65の先端部が挿入される凹部54,55,5
6を有している。このコネクタは,ソケットコネクタ5
1,52,53をピンコネクタ60に完全に嵌合したと
きに,ロックバー64をピンコネクタ内に第1の脚部6
5を下方に,夫々の窓69,69から眺められるように
押し込んで凹部54,55,56に挿入して係合する。
また,ケーブル付きコンタクト21は,コンタクト収容
孔57に収容される。
【0003】図14は,図11乃至図13に示したコネ
クタの嵌合状態を示す断面図である。また,図15は図
14の電気接点67を示す平面図,図16は図14のコ
ネクタの完全嵌合検出機構の回路図である。
【0004】図14に最も良く示されるように,第2の
脚部66は,ロックバー64の下方に第1の脚部65と
並列に設けられ,第1の脚部65の移動に伴って移動す
る。ピンコネクタ60には,第2の脚部66の先端部6
6aの移動によって開閉される図15によって示される
電気接点67が設けられている。
【0005】このコネクタは,ソケットコネクタ及びピ
ンコネクタが完全に嵌合された状態においては,図14
乃至図16に示すように,第2の脚部の先端部66aに
よる電気接点67の開放により表示手段72の電球68
が消えて,ピンコネクタのソケットコネクタへの完全嵌
合状態が検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
完全嵌合状態検出機構付コネクタは,ロックバー下端に
形成された第1の脚部及び第2の脚部を有する機構であ
り,その機構が複雑で製造コストも高く精度を要求され
るものであり,また,ロックの際に第1及び第2の脚部
を押し下げなければならず,操作が難しく,力を要する
ものであった。
【0007】さらに,ソケットコネクタ側においては,
導通状態が電気的には検出されずに,ロック機構の係合
音のみで,そのコンタクトの接触を判断しているため
に,ソケットコネクタ側からの完全嵌合状態の検出が困
難であった。
【0008】そこで,本発明の技術的課題は,構造を複
雑にすることなくコネクタの完全嵌合を検知することが
できるコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,一方向
に互いに嵌合するソケットコネクタとピンコネクタとを
備え,前記ソケットコネクタと前記ピンコネクタとの嵌
合の際に,前記ソケットコネクタと前記ピンコネクタの
離脱を防止するロック手段を備えたコネクタにおいて,
前記ピンコネクタは,一対の検知コンタクトを備え,前
記ソケットコネクタは,嵌合の際に,前記一対の検知コ
ンタクトの導通又は遮断を行うとともに,前記ロック手
段と連動した第1の開閉手段を備え,前記一対の検知コ
ンタクトの導通又は遮断によって,完全嵌合状態である
か否かが電気的に検出されることを特徴とするコネクタ
が得られる。
【0010】また,本発明によれば,前記コネクタにお
いて,前記ソケットコネクタは,嵌合の際に前記ピンコ
ネクタ内に設けられた第2の開閉手段によって,導通又
は遮断されるショートコンタクトを備えていることを特
徴とするコネクタが得られる。
【0011】また,本発明によれば,前記コネクタにお
いて,前記ロック手段は,前記ソケットコネクタに設け
られた係合片と,この係合片を係合又は離脱方向に移動
させるロックバーと,前記ピンコネクタに設けられ,前
記係合片と係合する係合孔とを備えていることを特徴と
するコネクタが得られる。
【0012】また,本発明によれば,前記いずれかのコ
ネクタにおいて,前記検知コンタクトの接触部は,前記
ピンコネクタの装着孔内に収容されていることを特徴と
するコネクタが得られる。
【0013】また,本発明によれば,前記いずれかのコ
ネクタにおいて,前記ショートコンタクトは,前記ソケ
ットコネクタのインシュレータ内に収容されていること
を特徴とするコネクタが得られる。
【0014】
【作用】本発明においては,ピンコネクタとソケットコ
ネクタからなるコネクタにおいて,不完全嵌合の際に,
一対の検知ピンコンタクトに接触するロックバーに連動
した接触片を変位させて,一対の検知コンタクトを接触
又は遮断することによって,構造を複雑にすることなく
コネクタの完全嵌合状態を電気的に検知する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明のコネクタの一実施の形態を
示す分解組立斜視図である。図1に示すように,コネク
タは,ピンコネクタ1と,これに一方向に移動して嵌合
されるソケットコネクタ2とを備えている。
【0017】ピンコネクタ1は,箱形のインシュレータ
10とこのインシュレータ10に装着されるL字状の第
1及び第2の検知ピンコンタクト11a,11b及び通
常のピンコンタクト11c,11d…(以下,まとめて
符号11で示す)とを備えている。ソケットコネクタ2
は,箱形のインシュレータ20と箱形のインシュレータ
20に設けられたコンタクト収容孔に装着されるケーブ
ル付きコンタクト21とを備えている。ケーブル付きコ
ンタクト21は,箱形コンタクト23と,箱形コンタク
ト23の一端に一端を保持され電気的に互いに接続され
たケーブル3とからなる。
【0018】図2は図1のピンコネクタ1を示す図であ
り,(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は側面図
である。また,図3は,図2のピンコネクタ1の側面断
面図である。
【0019】図2及び図3に示すように,ピンコネクタ
1のインシュレータ10は,正面が開口して,上壁部1
0a,底壁部10b,側壁部10c,10d,及び後壁
部10eによって,ソケットコネクタ2の装着孔12を
形成している。また,下面後端の両側には,脚部10
g,10hが夫々形成されている。インシュレータ10
の外周の前後方向中央部には,外周に沿って外側に突出
形成された突条部16が設けられている。
【0020】一方,装着孔12を形成する上壁部10a
の内側には,ソケットコネクタ2の外周の凸部に対応し
て凹部12a〜12hが形成されている。また,装着孔
12を形成する左右の側壁部10c,10dには,ソケ
ットコネクタ2の溝に挿入される凸部13a,及び13
bが夫々形成され,装着孔12内で後壁部10eの中央
から前面に向かって突出した作動板14が,後に説明す
る第1の開閉手段とは別の第2の開閉手段として形成さ
れている。そして,正面側の上面には,係合孔15a,
15bが夫々形成されている。
【0021】ピンコンタクト11,即ち,第1及び第2
の検知ピンコンタクト11a,11b,及び通常のピン
コンタクト11c,11dは,装着孔12の前後方向中
央部から,後方に延在してインシュレータ10の後壁部
10eを貫通し,更に後方に延在し,下方に屈曲して図
示しない基板に設けられた孔部に装着される基板装着部
11eを夫々形成してL字形状をなしている。後壁部1
0eの上方に設けられた第1及び第2の検知ピンコンタ
クト11a,11bは,接触することによって,嵌合状
態を検知する。
【0022】ここで,第1及び第2の検知ピンコンタク
ト11a,11bは,ピンコネクタ1の単独の状態では
互いに接触している。第1及び第2の検知ピンコンタク
ト11a,11bの接触及び離間によって,ピンコネク
タ1が相手側のソケットコネクタ2と完全嵌合している
か否かが検出される。第2の検知ピンコンタクト11b
は,インシュレータ内において,図3に最も良く示され
るように,第1の検知ピンコンタクト11aの下方にな
るように,水平方向に屈曲し,さらに鉛直方向に山形に
屈曲して接触部11fを形成し,さらに水平方向に屈曲
してガイド部11gを形成している。通常のピンコンタ
クト11c,11dは,通常のケーブル付きコンタクト
21と電気接続を行うピンコンタクトである。
【0023】図4は図1のソケットコネクタ2の外観を
示す斜視図である。図5は図4のソケットコネクタ2の
(a)平面図,(b)正面図,(c)側面図,(d)背
面図である。また,図6は図4及び図5のソケットコネ
クタの断面図である。
【0024】図4,図5,及び図6に示すように,ソケ
ットインシュレータ20の上面20aには,前端面から
後方に至る突条22a,22b,22eと上面上方に突
出した突出部22c,22dが設けられている。この突
条22a,22b,22e及び突出部22c,22d
は,図1及び図2(b)に示されるように,ピンコネク
タの凹部12a〜12fに夫々挿入される。また,イン
シュレータ20の下面20dには,突条22g,22h
が夫々設けられている。この突条22g,22hは,ピ
ンコネクタの凹部12g,12hに夫々挿入される(図
1,図2(b)参照)。また,左右の側壁部22c,2
2dには,溝24a,24bが設けられており,ピンコ
ネクタ1の凸部13a,13bと合わさる。さらに,ソ
ケットインシュレータ20の上面の突出部22c,22
dは,逆L字状に下面が凸部となるように後方に延在し
て,ガイド片29を形成しており,一方,このガイド片
29の上面には,係合突起25a,25bが設けられ,
また,後端部同士はロックバー25cによって互いに接
続されている。嵌合の際に,ピンインシュレータ10の
上面に並んで設けられた係合孔15a,15bと係合突
起25a,25bは係合する。また,離脱の際には,ロ
ックバー25cを押すと係合が外れる。尚,符号22
j,22iは,ソケットコネクタの装着の際の深入りを
防止するストッパーである。
【0025】図6に最も良く示されるように,ソケット
インシュレータ20の上面の突出部22cは,逆L字状
に後端に延在して,ガイド片29を形成しており,ロッ
クバー25cを下方に押すと,前端部を中心に下方に撓
む構成となっている。また,ガイド片29の一側部に
は,中央部分で下方にやや突出したガイド面29aが形
成されており,コネクタ装着の際のピンコネクタ1の第
2の検知ピンコンタクト11bのガイド部11gがこれ
に当接する。
【0026】また,ソケットインシュレータ20の後端
面から前端面の手前まで箱形コンタクト収容孔26及び
U字形コンタクト収容孔27が夫々形成されている。箱
形コンタクト収容孔26は,インシュレータ20の上半
分に14個,下半分は両側に3個づつ形成されている。
また,U字形コンタクト収容孔27は,下半分中央に4
個形成されている。
【0027】ケーブル付きコンタクトを収容する箱形コ
ンタクト収容孔26は,後端側上面が次第に,高さが高
く,即ち,広がるように,形成されており,前端部に
は,ピン挿入孔26aと開口部26bが鉛直方向に並ん
で形成されている。また,弾性ランス26cは,コンタ
クト収容孔26内に,片持ち梁状に前方に突出して形成
されている。この中に箱形コンタクト23が挿入され
る。
【0028】一方,コンタクト収容孔27は,2つの孔
部27a,27bが形成され,孔部27aには,隣合う
箱形コンタクト23を短絡させるショートコンタクトに
用いられるU字形コンタクト28の一端に設けられた圧
入部28aが圧入され,孔部27bには,U字形コンタ
クト28の他端が収容される。また,孔部27bは,上
部前端で開口27cを形成している。隣り合うU字形コ
ンタクト28の他端は,2本であるが,一端では,一端
同士が接続された一本のコンタクト,即ち,一端は隣り
合うU字形コンタクト28で共有されている。
【0029】次に,本発明のコネクタの一実施の形態の
完全嵌合状態の検出動作について,図7乃至図10を参
照して説明する。
【0030】図7は本発明の一実施の形態に係るコネク
タの完全不嵌合状態(未嵌合状態)を示す断面図,図8
は図7のコネクタの嵌合途中状態を示す断面図,図9は
図7のコネクタの半嵌合状態を示す断面図,図10は図
7のコネクタの完全嵌合状態を示す断面図である。
【0031】図7を参照して,コネクタを嵌合する以前
においては,ピンコネクタ1の検知ピンである第1及び
第2の検知ピンコンタクト11a,11bの内の第2の
検知ピンコンタクト11bは,山形をなすように上方に
屈曲しており,その頂上は,接触部11fとして他方の
第2の検知ピンコンタクト11aに接触している。ま
た,通常のピンコンタクト11c,11dは,他方のコ
ネクタ2の箱形コンタクト23には接触していない。ま
た,ソケットコネクタ2の箱形コンタクト23は非接触
の状態にある。更に,U字形コンタクト28の上部一端
は,山形に形成されて接触部28bを形成しており,箱
形コンタクト23の下面23aと接触状態にある。従っ
て,このような状態において,第1及び第2の検知ピン
コンタクト11a,11bの導通はオン,通常のピンコ
ンタクト11c,11dと箱形コンタクト23,23の
導通はオフ,及び箱形コンタクト23に接触するショー
トコンタクトとしてのU字形コンタクト28の導通はオ
ンの状態となっている。
【0032】図8を参照して,コネクタを嵌合する途中
においては,第2の検知ピンコンタクト11bのガイド
部11gが,第1の開閉手段をなすガイド片29のガイ
ド面29aに当接することによって,第1の検知ピンコ
ンタクト11aの接触部11fが下方に移動して,第2
の検知ピンコンタクト11bとは離間している。また,
通常のピンコンタクト11c,11dは,他方のコネク
タのコンタクト21には接触していない。更に,図7の
場合と同様に,U字形コンタクト28の接触部28b
は,箱形コンタクト23の下面23aと接触状態にあ
る。
【0033】従って,図8の状態において,第1及び第
2の検知ピンコンタクト11a,11bの導通はオン,
通常のピンコンタクト11c,11dの導通はオフ,及
び箱形コンタクト23及びU字形コンタクト28間の導
通はオンの状態となっている。
【0034】図9を参照して,コネクタの半嵌合状態に
おいては,第2の検知ピンコンタクト11bのガイド部
11gが,ガイド片29のガイド面29aに当接すると
ともに,係合突起25a(25b)がピンコンタクト上
内側面に接触して,下方にレバーとともに下げられるこ
とによって,第2の検知ピンコンタクト11bの接触部
11fが下方に移動している。また,通常のピンコンタ
クト11c,11dは,他方のコネクタ2の箱形コンタ
クト23に,接触し,導通状態にある。更に,ピンコン
タクト11cの進入に伴って,U字形コンタクト28の
接触部28bは,箱形コンタクト23の下面23aと接
触状態にある。
【0035】従って,図9の状態において,第1及び第
2の検知ピンコンタクト11a,11bの導通はオフ,
通常のピンコンタクト11c,11dの導通はオン,及
び箱形コンタクト23及びU字形コンタクト28(ショ
ートコンタクト)間の導通はオンの状態となっている。
【0036】図10を参照して,更に,ピンコネクタ1
内にソケットコネクタ2が進入したコネクタの完全嵌合
状態においては,係合孔15a(15b)に係合突起2
5a(25b)が挿入係止され,ロックバー25cが上
方の位置に復帰する。この時,第2の検知ピンコンタク
ト11bのガイド部11gが,ガイド片29のガイド面
29aを通りすぎてガイド面29aの後端に当接する
が,このガイド部11gが上方に移動することによっ
て,第2の検知ピンコンタクト11bの接触部11fが
上方に移動し,第1の検知ピンコンタクト11aと接触
した状態になる。また,通常のピンコンタクト11c,
11dは,他方のソケットコネクタ2の箱形コンタクト
23に,接触して導通状態にある。
【0037】また,U字形コンタクト28の接触部28
bは,ピンインシュレータ10の内部に形成された第2
の開閉手段である作動板14が,箱形コンタクト23の
下面23aとU字形コンタクト28の接触部28bとの
間に挿入されることによって,離間され接触を断たれた
状態にある。
【0038】従って,図10の状態において,第1及び
第2の検知ピンコンタクト11a,11bの導通はオ
ン,通常のピンコンタクト11c,11dと通常の箱形
コンタクト23との夫々の導通はオン,及び箱形コンタ
クト23及びU字形コンタクト28間の導通(ショート
コンタクトの導通)はオフの状態となっている。
【0039】従って,図10の状態,即ち,ピンコネク
タ1側からは,第1及び第2の検知ピンコンタクト11
a,11bの導通は「オン」,及び通常のピンコンタク
ト11c,11dと通常の箱形コンタクト23との各々
の導通は「オン」の状態となっているときにのみ,完全
嵌合していると判断できる。
【0040】
【発明の効果】以上,説明したように,本発明によれ
ば,構造を複雑にすることなくコネクタの嵌合を検知す
ることができるコネクタを提供することができるにあ
る。
【0041】また,本発明によれば,完全嵌合の電気検
知をピン側コネクタのみにて行う為,コスト的メリット
がある。
【0042】さらに,本発明によれば,電気的検知を行
うコンタクトを全てピンヘッダー内に設けている為,組
立作業時にハーネスを引き回されたりしても,影響され
ず,接触不良もしにくいコネクタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの一実施の形態を示す分解組
立斜視図である。
【図2】図1のピンコネクタ1を示す図であり,(a)
は平面図,(b)は正面図,(c)は側面図である。
【図3】図2のピンコネクタ1の側面断面図である。
【図4】図1のソケットコネクタ2の外観を示す斜視図
である。
【図5】図4のソケットコネクタ2の(a)平面図,
(b)正面図,(c)側面図,(d)背面図である。
【図6】図4及び図5のソケットコネクタの断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態に係るコネクタの未嵌合
状態を示す断面図である。
【図8】図7のコネクタの嵌合途中状態を示す断面図で
ある。
【図9】図7のコネクタの半嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図10】図7のコネクタの完全嵌合状態を示す断面図
である。
【図11】従来のソケットコネクタの一例を示す分解組
立斜視図である。
【図12】従来のピンコネクタの一例を示す分解組立斜
視図である。
【図13】図12のピンコネクタの正面図である。
【図14】図11及び図12のコネクタの結合状態を示
す側面断面図である。
【図15】図14のコネクタの電気接点を示す平面図で
ある。
【図16】図14のコネクタの完全嵌合状態検出機構の
回路図である。
【符号の説明】
1 ピンコネクタ 2 ソケットコネクタ 3 ケーブル 10 ピンインシュレータ 10a 上壁部 10b 底壁部 10c,10d 側壁部 10e 後壁部 11a 第1の検知ピンコンタクト 11b 第2の検知ピンコンタクト 11c,11d ピンコンタクト 11e 基板装着部 11f 接触部 11g ガイド部 12 装着孔 12a〜12h 凹部 13a,13b 凸部 14 作動板 15a,15b 係合孔 16 突条部 20 ソケットインシュレータ 20a 上面 20d 下面 21 ケーブル付きコンタクト 22a,22b,22e,22g,22h 突条 22c,22d 突出部 22i,22j ストッパー 23 箱形コンタクト 24a,24b 溝 25a,25b 係合突起 25c ロックバー 26 箱形コンタクト収容孔 26a ピン挿入孔 26b 開口部 26c 弾性ランス 27 U字形コンタクト収容孔 27a,27b 孔部 28 U字形コンタクト 28a 圧入部 28b 接触部 29 ガイド片 29a ガイド面 51,52,53 ソケットコネクタ 54,55,56 凹部 61,62,63 孔 60 ピンコネクタ 64 ロックバー 65 第1の脚部 66 第2の脚部 67 電気接点 68 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に互いに嵌合するソケットコネク
    タとピンコネクタとを備え,前記ソケットコネクタと前
    記ピンコネクタとの嵌合の際に,前記ソケットコネクタ
    と前記ピンコネクタの離脱を防止するロック手段を備え
    たコネクタにおいて,前記ピンコネクタは,一対の検知
    コンタクトを備え,前記ソケットコネクタは,嵌合の際
    に,前記一対の検知コンタクトの導通又は遮断を行うと
    ともに,前記ロック手段と連動した第1の開閉手段を備
    え,前記一対の検知コンタクトの導通又は遮断によっ
    て,完全嵌合状態であるか否かが電気的に検出されるこ
    とを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて,前記
    ソケットコネクタは,嵌合の際に前記ピンコネクタ内に
    設けられた第2の開閉手段によって,導通又は遮断され
    るショートコンタクトを備えていることを特徴とするコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコネクタにおいて,前記
    ロック手段は,前記ソケットコネクタに設けられた係合
    片と,この係合片を係合又は離脱方向に移動させるロッ
    クバーと,前記ピンコネクタに設けられ,前記係合片と
    係合する係合孔とを備えていることを特徴とするコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のコネクタにおい
    て,前記検知コンタクトの接触部は,前記ピンコネクタ
    の装着孔内に収容されていることを特徴とするコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の
    コネクタにおいて,前記ショートコンタクトは,前記ソ
    ケットコネクタのインシュレータ内に収容されているこ
    とを特徴とするコネクタ。
JP7173579A 1995-07-10 1995-07-10 コネクタ Withdrawn JPH0927371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007123232A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ

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JP2007123232A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ

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