JPH08184455A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH08184455A
JPH08184455A JP32913294A JP32913294A JPH08184455A JP H08184455 A JPH08184455 A JP H08184455A JP 32913294 A JP32913294 A JP 32913294A JP 32913294 A JP32913294 A JP 32913294A JP H08184455 A JPH08184455 A JP H08184455A
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Masahiro Suetsugu
正浩 末次
Yasumi Morimoto
恭巳 森本
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】目的地までの走行中に立ち寄りたい場所を優先
順位を付して表示することにより、希望に合致した目標
物を簡単かつ迅速に選択でき、運転上の安全性も損なわ
ないようにする。 【構成】使用者が、目標物のジャンル、検索する座標範
囲、その他の検索基準を音声入力することにより、使用
者の選択または自動的に設定された基準位置を中心とし
て指定された範囲内に存在する目標物が検索される。検
索された目標物について指定された検索基準に合致する
ものが選択され、指定された検索基準に応じて重み付け
が行われて、目標物に優先順位が決定される。検索され
た目標物は優先順位とともに表示される。使用者は、表
示された優先順位を参考として希望の目標物を登録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図画面に表示される
目標物の優先順位を表示するようにしたナビゲーション
装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のナビゲーション装置としては、例え
ば特開昭61−194473号に示される車載用ナビゲ
ーション装置がある。この車載用ナビゲーション装置
は、ディスプレイ装置に使用者が希望するエリアの地図
が表示され、使用者が希望する施設を選択すると、この
地図画面中に存在する施設の所在位置がマークで表示さ
れる。また、使用者の操作に応答して、この地図画面中
に表示された施設の説明が表示される。使用者は、地図
画面中の施設の表示や説明に基づいて目的地を設定する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、使用者が乗っ
た自動車が、ナビゲーション装置を利用して、予め設定
された目的地までの経路案内に従って走行しているとき
に、食事や買い物等の要求が発生し、使用者がナビゲー
ション装置を使って直ちに希望する施設を探そうとした
とする。上記従来のナビゲーション装置では、使用者が
希望した施設のジャンルをメニュー表示から選択する
と、そのときに表示されている地図中に存在する指定さ
れたジャンルの施設が地図画面中に表示される。
【0004】しかし、この施設が複数存在すると、上記
従来のナビゲーション装置では、地図画面中に使用者が
選択した施設のマークが複数表示されるのみであった。
このため、使用者は、表示された施設のうちのどの施設
が最も使用者の希望に合致したものであるかを迅速に判
別することが困難であり、希望に合致しなくても良いか
ら適当に1つの施設を選択するか、停車して各施設の説
明画面を呼び出して、その説明に基づいて希望に合致す
る施設を決定しなければならなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、目標物の検索の基準となる検索基準情報
に基づいて使用者が希望する目標物を検索し、さらに、
目標物の情報と基準位置情報との関係から各目標物の優
先順位を決定し、この決定した優先順位の情報を表示す
るように構成されている。
【0006】
【作用】距離や営業内容等の使用者の希望に対応した検
索基準情報に基づいて目標物の優先順位が表示されるこ
とによって、自動車が走行中であっても、使用者は、希
望に合致した目標物を短時間で選択することができる。
このため、運転の安全性を損なうことが無い。
【0007】
【実施例】1.実施例の要約 以下に説明する本発明に係る実施例は、複数の目標物に
つき、目標物を表す情報とこの目標物に関する情報とを
対応させて記憶する目標物記憶手段(外部記録媒体、R
AM4、目標物データファイルF16)と、この目標物
記憶手段に記憶された目標物を検索するにあたって基準
位置の情報を記憶する基準位置記憶手段(RAM4、ス
テップ104)と、上記目標物記憶手段に記憶された目
標物を検索するにあたって検索の基準となる検索基準情
報を発生する検索基準情報発生手段(RAM4、ステッ
プ102、182、186、192)と、この検索基準
情報から発生された検索基準情報に応じた目標物につい
て、上記目標物記憶手段より目標物を表す情報またはこ
の目標物に関する情報を読み出す目標物情報読み出し手
段(ステップ106)と、上記基準位置記憶手段より基
準位置情報を読み出す基準位置情報読み出し手段(ステ
ップ200、226)と、上記目標物情報読み出し手段
によって読み出された各目標物の情報と上記基準位置情
報読み出し手段によって読み出された基準位置情報との
関係から各目標物の優先順位を決定する優先順位決定手
段(ステップ108)と、この優先順位決定手段により
決定された優先順位の情報を表示させる表示手段(ステ
ップ110)とを備えたことを特徴とするナビゲーショ
ン装置である。
【0008】2.全体回路 図1は、ナビゲーション装置の全体回路を示す。中央処
理装置1は、CPU2によってナビゲーション装置の動
作制御や演算を行う。ROM3、5には、CPU2で実
行されるシステムプログラムや各種パラメータ等が記憶
されている。RAM4には、外部から入力されたデー
タ、及び演算のために用いられる各種パラメータや演算
結果等が記憶される。時計6は時間情報を発生する。セ
ンサ入力インタフェイス7は、現在位置検出装置20の
絶対方位センサ21、相対方位センサ22、距離センサ
23、及び加速度センサ24からの検出データを入力し
て、CPU2へ送る。通信インタフェイス8は、データ
バス28に接続された装置との間で各種データの送受を
行う。
【0009】画像プロセッサ9は、画像メモリ10に記
憶されている画像データを読み出して、CRTや液晶デ
ィスプレイ、プラズマディスプレイ等の画像表示が可能
なディスプレイ33に画像データを出力する。画像メモ
リ10は、ディスプレイ33の画面に表示される画像デ
ータを記憶し、画像プロセッサ9との間で画像データの
送受を行う。画像プロセッサ9は、CPU2からの指令
によって後述する目標物や道路等のデータを表示用デー
タに変換して、ディスプレイ33の画面に表示する画像
データを形成する。このとき、画面のスクロールのため
に、ディスプレイ33に表示される画面の周囲の画像も
形成して、画像メモリ10に保存する。音声プロセッサ
11は、CPU2によってROM3,5から読み出され
た合成音声波形データを入力してアナログ波形の音声波
形を形成し、スピーカ13へ送る。
【0010】現在位置検出装置20は、ナビゲーション
装置を搭載した自動車(以下、自車という)の現在位置
を検出するためのデータを得るための装置である。絶対
方位センサ21は、例えば地磁気を検出して絶対方位と
なる南北方向を示すデータを出力する地磁気センサであ
る。相対方位センサ22は、絶対方位センサ21により
検出される絶対方位に対する自車の進行方向の偏差を示
すデータを出力するものであり、例えば圧電振動ジャイ
ロ等のジャイロ装置や車輪の操舵角を検出する操舵角セ
ンサである。距離センサ23は、自車の走行距離を示す
データを出力するものであり、例えば走行距離メータに
連動したデジタルカウンタである。加速度センサ24
は、自車の加速度を検出するものであり、例えば半導体
加速度センサである。
【0011】GPS受信装置25は、GPS(Global P
ositioning System )の信号を受信して位置データを出
力する。ビーコン受信装置26は、GPSの補正データ
やVICS(道路交通情報通信システム)等の情報提供
システムからのビーコンを受信して、その受信データを
出力する。データ送受信装置27は、双方向式の現在位
置情報提供システムとの間で現在位置情報の送受信を行
う。
【0012】データ通信装置30は、VICSやATI
S(交通情報サービス)等の道路情報システムとの間で
信号の送受信を行う。データ送受信部31は、例えばV
ICSの送受信部であり、電話発信部32は、例えばA
TISの通信部である。
【0013】ディスプレイ33の画面上には、透明なタ
ッチパネル34が設けられている。このタッチパネル
は、透明タッチスイッチを平面マトリクス状に配置した
ものである。プリンタ35は、通信インタフェイス8を
介して出力される地図や施設ガイド等の各種情報を印刷
する。記録カード読取り装置36は、ICカード、RO
Mカード、メモリカード等のカード形の記録媒体の読取
り装置である。CD−ROMドライバ37は、CD(コ
ンパクトディスク)形の記憶媒体であるCD−ROMの
読取り装置である。
【0014】音声認識装置38は、マイク39で拾われ
た音声をデジタル信号に変換して、予め決められたコマ
ンドに一致する音声が入力されたか否かを判別し、コマ
ンドに一致する音声が入力された場合には、このコマン
ドデータをCPU2へ送る。この音声認識装置38は、
特定話者認識方式または不特定話者認識方式の何れであ
っても良い。
【0015】操作スイッチ40は、ワイヤードリモコン
スイッチ或いはワイヤレスリモコンスイッチ、またはデ
ィスプレイ33の周囲に配置された手動スイッチであ
り、メニュー表示や画質調整、目的地設定の開始等のタ
ッチパネル34上で操作する内容以外の操作を指示する
ためのスイッチである。
【0016】3.外部記憶媒体 上記カード形記憶媒体またはCD−ROM等の外部記憶
媒体には、図2に示すような各種データファイルが記憶
されている。地図データファイルF1には、全国道路地
図等の地図データが記憶されている。交差点データファ
イルF2には、交差点の位置や名称等の交差点に関する
データが記憶されている。ノードデータファイルF3に
は、道路上に設定されたノードのデータが記憶されてい
る。道路データファイルF4には、道路の位置と種類及
び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデー
タが記憶されている。写真データファイルF5には、各
種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が
要求される場所を写した写真の画像データが記憶されて
いる。
【0017】目的地データファイルF6は、主要観光地
や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的
地になる可能性の高い場所や施設等の位置と名称等のデ
ータが記憶されている。案内地点データファイルF7に
は、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の
案内等の案内が必要とされる地点の案内データが記憶さ
れている。詳細目的地データファイルF8には、上記目
的地データファイルF6に記憶されている目的地に関す
る詳細なデータが記憶されている。道路名称データファ
イルF10には、上記道路データファイルF4に記憶さ
れている道路の中で主要な道路の名称データが記憶され
ている。分岐点名称データファイルF11には、主要な
分岐点の名称データが記憶されている。住所データファ
イルF11には、上記目的地データファイルF6に記憶
されている目的地を住所から検索するためのリストデー
タが記憶されている。
【0018】市外・市内局番リストファイルF12に
は、上記目的地データファイルF6に記憶されている目
的地の市外・市内局番のみのリストデータが記憶されて
いる。登録電話番号ファイルF13には、使用者のマニ
ュアル操作によって登録された仕事上の取引先等の覚え
ておきたい電話番号データが記憶されている。目印デー
タファイルF14には、使用者がマニュアル操作によっ
て入力した走行上の目印になる地点や覚えておきたい場
所の位置と名称等のデータが記憶されている。地点デー
タファイルF15には、目印データファイルF14に記
憶されている目印地点の詳細なデータが記憶されてい
る。目標物データファイルF16には、ガソリンスタン
ドやコンビニエンスストア或いは駐車場等の目的地以外
に立ち寄りたい場所等の目標物の位置や説明等のデータ
が記憶されている。
【0019】4.目標物データファイル 図3は、上記目標物データファイルF16の記憶内容の
詳細を示す。目標物は複数のジャンルに分類されてお
り、この分類数が目標物ジャンル数データJNとして記
憶されている。ジャンルは、施設や場所等の種類に分け
られており、例えば、ガソリンスタンド、コンビニエン
スストア、駐車場、ホテル、レストラン、ファミリーレ
ストラン、そば屋、喫茶店、駅、地下鉄駅入口、病院、
公園、警察、郵便局、ゴルフ場、ゴルフ練習場、寺社、
化粧品店、薬局等、走行中に立ち寄る可能性のある施設
や場所等の種類である。そして、各ジャンルJ1〜Jn
には、各ジャンル毎に決められたジャンルコード番号デ
ータJCと目標物件数データmと目標物リストデータL
1〜Lmが記憶されている。
【0020】目標物リストデータL1〜Lmは、m件の
目標物の各件毎に、目標物の名称データMM、目標物の
電話番号データMT、目標物の地図上の座標データM
Z、目標物に関する情報データMDが記憶されている。
そして、目標物情報データMDには、その目標物に関す
る情報が複数の項目に分類されて記憶されている。この
項目は、例えば目標物の利用料金、施設の収容能力(駐
車台数や収容人員、収容可能な車両の幅、高さ、長さ
等)、銘柄(ガソリンスタンドの配給会社名、チェーン
店名等)、住所、サービス内容、駐車場の有無、営業時
間、レストランの料理の種類、飲食店の情報(高級か否
か、チェーン店であるか否か、有名な料理人がいるか
等)、コンビニエンスストアの店名等、走行中に立ち寄
る場合に選択の条件となる項目に関する情報が記憶され
ている。
【0021】5.データ群 図4は、RAM4内に記憶されるデータ群を示す。外部
データGDには、上記記録カード読取装置36またはC
D−ROMドライバ37によって読み出された外部記憶
媒体に記憶されているデータの全部または一部が複写さ
れる。現在位置データMPは、現在位置検出装置20に
よって検出された自車の現在位置データである。絶対方
位データZDは、絶対方位センサ21からのデータに基
づいて求められたデータである。相対方位角データθ1
は、相対方位センサ22からのデータに基づいて求めら
れた自車の進行方向が絶対方位に対してなす角度であ
る。走行距離データMLは、距離センサ23からのデー
タに基づいて求められた自車の走行距離である。加速度
データmaは、加速度センサ24によって検出された加
速度である。現在位置情報PIは、ビーコン受信装置2
6またはデータ送受信装置27から入力された現在位置
に関するデータである。VICSデータVDは、データ
送受信部31から入力されたVICSのデータである。
ATISデータADは、電話発信部32から入力された
ATISのデータである。登録目的地データTPは、使
用者が登録した目的地の位置や名称等の目的地に関する
データである。
【0022】登録目標物データSPは、使用者が設定し
た目標物の位置や名称等の目標物に関するデータであ
る。最適経路データMWは、後述する経路探索処理(ス
テップ52)で求められた最適経路のデータである。ジ
ャンルコード番号JCは、後述する目標物選択操作処理
で選択されたジャンルのジャンルコード番号である。エ
リア指定データASは、目標物選択操作処理で入力され
た検索エリアを指定するデータである。サブ基準データ
KSは、目標物選択操作処理で入力された目標物を検索
するためのデータである。このサブ基準データKSは複
数の場合がある。
【0023】基準位置データKPは、後述する基準位置
決定処理で決定された目標物の検索の基準位置である。
道路情報RDは、後述する自動設定処理で使用される走
行中の道路が高速道路であるか一般道路であるか等の情
報である。走行速度データVは、自車の走行速度であ
る。検索エリアデータKAは、後述する目標物検索処理
で求められた目標物の検索エリアの座標データである。
検索目標物データKMは、目標物検索処理で検索された
目標物に関するデータであり、外部データGDから拾い
出されて記憶される。
【0024】到達距離データTKは、後述する優先順位
決定処理で求められた検索目標物までの到達距離であ
る。優先順位データUNは、優先順位決定処理で決定さ
れた検索目標物の選択のために表示される優先順位であ
る。目標物相対方位角データθ2は、検索目標物が絶対
方向に対してなす角度である。目標物方向データθは、
自車の進行方向と検索目標物とのなす角度である。目的
地回避データMKは、目標物登録処理で目標物が登録さ
れる前に、保存される当初の目的地データである。図示
は省略するが、RAM4には、このほかの各種処理のた
めのデータや変数データ等が記憶される。
【0025】6.全体処理 図5は、CPU2によって実行される全体処理のフロー
チャートである。この処理は、電源投入によってスター
トし、電源オフによって終了する。スタート時にはCP
U2、RAM4、画像メモリ9等のイニシャライズ処理
が行われる。そして、現在位置取得処理(ステップ5
0)、目的地設定処理(ステップ51)、経路探索処理
(ステップ52)、案内表示処理(ステップ53)が繰
り返し実行される。
【0026】現在位置取得処理(ステップ50)では、
上記現在位置検出装置20から送られたデータに基づい
て自車の現在位置が演算される。この現在位置の演算処
理では、GPS受信装置25から入力されたデータから
緯度及び経度を算出して、この緯度及び経度は現在位置
データMPとしてRAM4に記憶される。この現在位置
データMPは、ビーコン受信装置26またはデータ送受
信装置27から入力された現在位置に関する情報によっ
て修正される。
【0027】また、絶対方位データZDと、相対方位デ
ータSDと、走行距離データMLとに基づいて、自車位
置を特定する演算処理が行われる。この演算処理によっ
て求められた自車位置は、外部データGD内の地図デー
タと照合され、地図画面上の現在位置が正確に表示され
るように補正が行われる。この補正処理によって、トン
ネル内等のGPS信号が受信できないときでも自車の現
在位置を正確に求めることができる。走行距離データM
Lは、タイヤのスリップ等による誤差を考慮するため
に、加速度データmaによって補正される。
【0028】目的地設定処理(ステップ51)では、目
的地の設定操作処理と、目標物選択操作処理とが実行さ
れる。目的地の設定操作処理では、使用者による目的地
の登録操作により、目的地設定入力画面がディスプレイ
33に表示される。使用者は、住所、電話番号、名称の
何れかから目的地を特定することができる。また、観光
地、各種施設等のジャンル別メニューから1つジャンル
を選択すると、選択されたジャンルに記憶されている複
数の目的地がリストの形でディスプレイ33に表示され
る。さらに、各目的地の詳細な案内を表示させることも
できる。目的地が決まったら、目的地の確定を指示する
操作を行うことにより、確定した目的地に関するデータ
が登録目的地データTPとしてRAM4に記憶される。
【0029】目標物選択操作処理は、目的地までの走行
途中で立ち寄りたい場所がある場合に、この立ち寄りた
い場所を目標物として設定する処理である。設定された
目標物に関するデータは、登録目標物データSPとして
RAM4に記憶される。この目標物選択操作処理の詳細
は後述する。
【0030】また、目的地の設定操作処理及び目標物選
択操作処理の操作は、タッチパネル34のタッチ操作、
操作スイッチ40のスイッチ操作による手動操作のほ
か、音声認識装置38によって音声入力による操作が可
能である。手動操作と音声入力操作の切り換えは、操作
スイッチ40に設けられている切り換えスイッチ41に
よって行われる。この目的地設定操作処理と目標物選択
操作処理の切り換え操作も、操作スイッチ40に設けら
れている切り換えスイッチ42によって行われる。な
お、この目的地設定処理(ステップ51)は、新たな目
的地設定操作または新たな目標物選択操作が行われない
場合には、ジャンプされる。
【0031】経路探索処理(ステップ52)では、登録
目的地データTPまたは登録目標物データSPと、現在
位置データMPと、地図データとに基づいて、目的地ま
たは目標物までの最適経路が探索され、この最適経路デ
ータMWはRAM4に記憶される。そして、この最適経
路は、ディスプレイ33に表示された地図画面中に赤色
太線で表示される。なお、この経路探索処理(ステップ
52)は、最適経路に変更がなければジャンプされる。
【0032】案内・表示処理(ステップ53)では、経
路検索処理(ステップ52)で求められた最適経路に従
って自車が走行できるように、案内がスピーカ13から
音声によって発音されたり、案内が地図画面中に表示さ
れる。
【0033】以上の処理が繰り返されることにより、デ
ィスプレイ33に表示された地図画面中に、使用者が登
録した目的地または目標物までの最適経路と、自車の現
在位置及び進行方向とが表示され、自車の進行に応じ
て、現在位置が修正され、交差点や分岐点等の案内が必
要な地点に近づくと、その案内が音声または表示によっ
て報知される。
【0034】7.目標物選択操作処理 図6は、上記目的地設定処理(ステップ51)内におい
て実行される目標物選択操作処理(ステップ100)の
フローチャートである。この処理は、目的地/目標物切
り換えスイッチ42の操作によって目標物選択操作の指
示があったときに開始される。また、目標物の選択操作
は走行中に行われるため、運転の安全性を考慮して、こ
の処理の開始が指令されたときには、自動的に音声入力
による操作が可能な状態に設定される。なお、使用者が
手動/音声切り換えスイッチ41を操作して手動操作に
切り換えたときには、操作スイッチ40の手動操作によ
って目標物の選択操作が可能になる。また、切り換えス
イッチの操作なしに、走行案内中に音声入力を行うこと
によって、この処理が実行されるようにしても良い。
【0035】また、この目標物選択操作処理(ステップ
100)は、現在位置取得処理(ステップ50)、経路
探索処理(ステップ52)及び案内・表示処理(ステッ
プ53)と同様に繰り返し実行される。なお、目標物の
選択操作中に交差点に近付いた場合等には、数秒の間だ
け割り込み処理により目標物の選択操作を中断して音声
と表示による案内が行われ、地図画面表示と最適経路及
び現在位置の表示が行われてもよい。
【0036】この目標物選択操作処理(ステップ10
0)では、目標物の検索基準を決定する処理(ステップ
102)、目標物を検索する範囲の基準位置を決定する
処理(ステップ104)、検索基準に従って目標物を検
索する処理(ステップ106)、検索された目標物が使
用者の希望に合致するものであるかに応じて優先順位を
決定する処理(ステップ108)、優先順位を付した目
標物を表示する処理(ステップ110)、使用者選択し
た1つの目標物を登録する処理(ステップ112)が順
次実行される。
【0037】8.検索基準決定処理 図7は、検索基準決定処理(ステップ102)のフロー
チャートである。ジャンル入力処理(ステップ120)
では、先ずCPU2から音声プロセッサ11へ指令信号
が送られ、スピーカ13から、例えば「ジャンルは何で
すか」という問いが発音される。なお、この問いの発音
の代わりに、使用者が音声入力用の所定のタッチパネル
34のキーにより入力しても良い。
【0038】そして、所定の待機時間の間に音声認識装
置38から音声入力があった場合には、CPU2は、入
力された音声データを所定の演算によってコードデータ
に変換する。そして、この入力されたコードデータと外
部データGD内の目標物データファイルF16のジャン
ルコード番号JCとが照合されて、一致するジャンルコ
ード番号が求められる。この音声入力と一致するジャン
ルコード番号データJCはRAM4に記憶される。例え
ば、使用者が目的地へ行く途中で、ガソリンスタンドへ
立ち寄ることを希望した場合には、「ガソリンスタン
ド」と発声することによって、ガソリンスタンドのジャ
ンルコード番号JCが記憶される。
【0039】エリア入力処理(ステップ122)では、
CPU2から音声プロセッサ11へコマンド信号が送ら
れ、スピーカ13から「検索エリアを指定して下さい」
という音声が発生される。なお、この音声発生の代わり
に、タッチパネル34のキー入力によっても良い。そし
て、所定の待機時間の間に音声認識装置38から音声入
力があった場合には、CPU2によって入力された音声
データがエリア指定データASに変換されてRAM4に
記憶される。なお、このようにエリアを指定せずに、全
てのデータから目標物を検索することもできるが、上述
のごとく検索された目標物に優先順位を付する場合、基
準位置から近いものが選定されることが多く、予めエリ
アを設定して検索するほうが処理速度が速い。
【0040】目的地までのナビゲーション動作中に表示
される地図画面の縮尺が「広域」と「詳細」の大小2種
類から選択できる場合には、例えば、使用者が「コウイ
キ」と発声することにより、広域表示画面内を検索エリ
アとするように、広域指定データがエリア指定データA
Sとして記憶される。また、使用者が「ショウサイ」と
発声することにより、詳細表示画面内を検索エリアとす
るとするように、詳細指定データがエリア指定データA
Sとして記憶される。
【0041】また、地図表示画面の縮尺値が3種類以上
選択できる場合には、それぞれの縮尺を選択する言葉を
決めておき、使用者がその言葉を発声したときに、該当
する縮尺サイズデータがエリア指定データASとして記
憶される。また、上記のように、予め決められた縮尺で
表示される地図画面全域を検索エリアとして指定するほ
かに、「半径10キロ」或いは「10キロ四方」のよう
な音声入力によって、後述する基準位置KPを中心とす
る所定半径または所定距離四方の範囲を検索エリアとす
ることができ、この場合には、音声入力された半径デー
タまたは辺の長さデータがエリア指定データASとして
記憶される。また、特定の「市町村名」を音声入力する
ことによって、その市町村の存在する範囲を検索エリア
とすることもできる。
【0042】以上の目標物のジャンルと検索エリアがメ
インの検索基準であり、さらに次のステップ124で
は、目標物のジャンル毎に特有のサブ基準が入力され
る。この処理では、CPU2から音声プロセッサ11へ
コマンド信号が送られ、スピーカ13から上記指定され
たジャンルコード番号JCに応じた内容のサブ基準を要
求する音声が発生される。例えば、指定ジャンルが「ガ
ソリンスタンド」であれば「銘柄は何ですか」という音
声、指定ジャンルが「レストラン」であれば「料理の種
類は何ですか」という音声が発音される。
【0043】そして、所定の待機時間の間に音声認識装
置38から音声入力があった場合には、CPU2によっ
て入力された音声データがサブ基準データKSに変換さ
れて、RAM4に記憶される。また、CPU2によっ
て、使用者の選択を要しない項目に関するサブ基準が自
動的に選択されてRAM4に記憶される。例えば、「方
向」、或いは指定ジャンルがパーキングの場合には「パ
ーキング」等を表すサブ基準データKSが記憶される。
このサブ基準は、目標物データファイルF16の目標物
情報データMDに記憶されている項目である。
【0044】9.基準位置決定処理 図8は、基準位置決定処理(ステップ104)のフロー
チャートである。先ず、CPU2から音声プロセッサ1
1へコマンド信号が送られて、スピーカ13から「基準
位置を指定して下さい」という音声が発音される。そし
て、所定の待機時間が経過するまでに、使用者は、現在
位置、走行開始前に設定した目的地、目的地までの最適
経路上に存在する交差点や建物等の通過点、ディスプレ
イ33に表示されている地図画面の中心、現在ディスプ
レイ33に表示されている最適経路表示上の交差点や建
物等のルート上の地点のうちから希望する地点を音声に
よって入力する。
【0045】使用者の音声入力があった場合には、CP
U2によって音声入力データの内容が解析されて、現在
位置から離れた位置が指定された場合には、指定された
地点が基準位置データKPとしてRAM4に記憶される
(ステップ148)。すなわち、目的地が指定された場
合(ステップ134)には、登録目的地データTPの地
図上の位置データが読み出されて基準地データKPとし
て記憶される。
【0046】通過点の指定またはルート上の地点の指定
(ステップ136、140)は、使用者によって交差点
や建物等の名称が音声によって入力されるから、CPU
2によって、交差点データファイルF2及び目的地デー
タファイルF6から音声入力された名称データと同一の
名称データを有する地点が検索される。そして、求めら
れた地点の位置データが基準位置データKPとして記憶
される。地図中心が指定された場合(ステップ138)
には、ディスプレイ33に表示されている地図画面の中
心座標の位置データが基準位置データKPとして記憶さ
れる。なお、以上の地点以外でも基準一として指定でき
るようにしても良い。
【0047】現在位置が指定された場合(ステップ13
2)または上記所定待機時間内に音声入力が無かった場
合(ステップ130)には、現在走行中の道路情報に基
づいて現在位置または現在位置から離れた位置を基準位
置とする自動設定処理(ステップ142)が行われる。
この自動設定処理によって現在位置が基準位置とされる
場合(ステップ144)には、この走行速度に応じて基
準位置を補正する処理(ステップ146)が実行され
る。なお、上記入力は音声でなく、タッチパネル等のキ
ー入力でも良い。
【0048】10.自動設定処理 図9は、上記基準位置の自動設定処理(ステップ14
2)のフローチャートである。CPU2によってRAM
4から現在位置データMPが読み出される(ステップ1
50)。そして、この現在位置データMPに基づいて道
路データファイルF4が検索され、走行中の道路情報が
求められる(ステップ152)。これは、RAM4に記
憶されている現在位置情報PIから求めても良い。求め
られた道路情報RDはRAM4に記憶される。この道路
情報RDには、走行中の道路が高速道路であれば“0
1”、高架道路またはトンネルであれば“10”、それ
以外であれば“00”がセットされる。
【0049】使用者によって現在位置が基準位置として
指定されても、現在走行中の道路が高速道路であれば、
サービスエリア以外の目標物へは、一般道路へ降りなけ
れば行くことができないので、一般道路へ降りた地点が
基準位置とされる。すなわち、目的地までの最適経路上
の降りる予定になっているインターチェンジが地図デー
タファイルF1から検索され、このインターチェンジの
位置が基準位置KPとしてRAM4に記憶される(ステ
ップ156)。
【0050】また、現在走行中の道路が高架道路または
トンネルであれば、現在位置から右折または左折するこ
とはできないから、次に現れる交差点が交差点データフ
ァイルF2から検索されて、この交差点の位置が基準位
置KPとして記憶される(ステップ160)。そして、
現在走行中の道路が一般道路で高架でもトンネルでも無
い場合には、現在位置MPが基準位置KPとされるので
あるが、この現在位置MPは、さらに、基準位置補正処
理(ステップ146)によって補正される。
【0051】11.基準位置補正処理 図10は、上記基準位置補正処理(ステップ146)の
フローチャートである。現在位置が基準位置として選択
された場合には、急な右左折は不可能であるから走行速
度Vに応じて、基準位置が現在位置よりも前方へ補正さ
れる。CPU2によって時計6からのクロック信号と距
離センサ23からの走行距離データMLとから現在の走
行速度Vが検出される(ステップ170)。これは、ス
ピードメータ(図示略)から出力される走行速度データ
でも良い。
【0052】そして、CPU2によってこの検出された
走行速度に応じた補正距離ALが求められる(ステップ
172)。この補正距離ALは、所定の演算を実行した
り、予め走行速度Vと補正距離ALを対応させて記憶さ
れたメモリテーブルから読み出すことによって決定され
る。次に、CPU2にRAM4から現在位置データMP
が読込まれ(ステップ174)、現在位置よりも前方へ
補正距離ALを加算した位置が基準位置とされる(ステ
ップ176)。この補正後の位置は、基準位置データK
PとしてRAM4に記憶される。
【0053】12.目標物検索処理 図11は、上記目標物検索処理(ステップ106)のフ
ローチャートである。上記検索基準決定処理(ステップ
102)で、使用者が検索エリアの半径または辺の長さ
を指定した場合には(ステップ180)、CPU2にR
AM4の基準位置データKP及びエリア指定データAS
が読み込まれ(ステップ182)、この基準位置を中心
とする使用者によって音声入力された半径の円、または
使用者によって音声入力された長さを一辺とする正方形
が検索エリアとして想定される(ステップ184)。こ
の想定された検索エリアKAは、基準位置KPを中心と
した円または正方形の地図座標データの形でRAM4に
記憶される。
【0054】また、上記検索基準決定処理(ステップ1
02)で使用者が「広域」または「詳細」、或いは縮尺
サイズを指定した場合には、CPU2によって、エリア
指定データASの内容が判別され(ステップ186)、
基準位置データKPが読み込まれる(ステップ18
8)。そして、使用者によって指定された縮尺の地図画
面の中心が基準位置KPに一致するように、地図画面の
範囲が想定され、この範囲の地図座標データが検索エリ
アKAとしてRAM4に記憶される(ステップ19
0)。
【0055】そして、CPU2にRAM4に記憶されて
いるジャンルコード番号データJCが読み込まれ(ステ
ップ192)、このジャンルコード番号JCに一致する
ジャンルが目標物データファイルF16から読み出され
て、さらに、この読み出されたジャンル内の目標物座標
データがサーチされることによって、上記検索エリアK
Aの地図座標内に存在する目標物が検索される(ステッ
プ194)。検索された各目標物の名称データMM、電
話番号データMT、座標データMZ、情報データMDが
読み出されて、検索目標物データKMとしてRAM4に
記憶される。
【0056】13.優先順位決定処理 図12は、上記優先順位決定処理(ステップ108)の
フローチャートである。先ず、CPU2によってRAM
4の現在位置データMPが読み込まれる(ステップ20
0)。また、検索目標物データKMの中から各検索目標
物の地図座標データMZが読み込まれる(ステップ20
2)。そして、現在位置から各検索目標物までの到達距
離TKが計算によって求められる(ステップ204)。
この到達距離TKは、ピタゴラスの定理によって求めら
れた直線距離、或いは、地図データファイルF1を用い
て求められた各検索目標物までの経路(最短経路でも良
いし、道路情報を考慮した最適経路でも良い)の全長で
ある。求められた各検索目標物までの到達距離データT
Kは、RAM4に記憶される。
【0057】さらに、CPU2にRAM4のサブ基準デ
ータKSが読み込まれ(ステップ206)、このサブ基
準データKSに応じて到達距離TKに重み付けが行われ
たり、不要な検索目標物データKMが消去される(ステ
ップ208)。そして、CPU2によって重み付けされ
た到達距離TKや残された検索目標物データKMに応じ
て優先順位が決定される(ステップ210)。この決定
された優先順位データUNはRAM4に記憶される。
【0058】14.到達距離変更処理 図13と14は、上記サブ基準データKSに応じて到達
距離TKを変更する処理(ステップ208)のフローチ
ャートである。この処理では、CPU2によってサブ基
準データKSの内が判別される(ステップ220、25
0、260、…)。サブ基準データKSに「方向」を表
すデータが記憶されていたときには、基準位置データK
Pが現在位置であるか否かが判別される(ステップ22
2)。現在位置が基準位置に設定されている場合には、
各検索目標物と自車との角度が計算され、この計算結果
から各検索目標物が自車の進行方向に対してどの方向に
存在するかが求められる(ステップ224)。
【0059】各検索目標物と自車との角度は、次のよう
にして計算される。先ず、CPU2によって、RAM4
から相対方位角データθ1が読み出される。この相対方
位角θ1は、自車の進行方向が北方向に対してなす角度
であり、北方向から反時計回りに0〜180度、時計回
りに0〜−180度の値で表されている。また、CPU
2によって、RAM4から現在位置データMPと各検索
目標物の座標データMZが読み出され、この座標データ
MZと現在位置データMPとからtanθ2が計算さ
れ、この計算されたtanθ2から各検索目標物の北方
向に対する相対方位角θ2が求められる。この検索目標
物の相対方位角θ2はRAM4に記憶される。
【0060】そして、CPU2によって、自車の進行方
向に対する検索目標物の方向θが θ=θ2−θ1 という計算によって求められ、この目標物方向データθ
はRAM4に記憶される。さらに、この目標物方向θに
は、 θ>180度の場合 … θ=θ−360度 θ<−180度の場合 … θ=360度+θ という演算処理が施される。
【0061】そして、この演算処理の結果から、各検索
目標物が自車に対してどの方向に存在するかが判別され
る。この方向の判別は、次の基準に従って行われる。
【0062】 0≦θ≦90 の場合には「左前方」 −90≦θ<0 の場合には「右前方」 90<θ≦180 の場合には「左後方」 −180≦θ<−90 の場合には「右後方」 この判別結果は、各検索目標物データKMにフラグの形
で付加される。例えば、「左前方」の場合には、“0
1”、「右前方」の場合には、“10”、「左後方」ま
たは「右後方」の場合には、“11”がフラグとして付
加される。
【0063】次に、CPU2によって、上記目標物の方
向が「左前方」であれば、この目標物の到達距離TKに
“1”が乗算され、新たな到達距離TKとしてRAM4
に更新記憶される(ステップ230)。また、目標物の
方向が「右前方」であれば、この目標物の到達距離TK
に“1.5”が乗算され、新たな到達距離TKとしてR
AM4に更新記憶される(ステップ234)。また、目
標物の方向が「左後方」若しくは「右後方」であれば、
この目標物の到達距離TKに“2”が乗算され、新たな
到達距離TKとしてRAM4に更新記憶される(ステッ
プ238)。このように、左通行の場合には、「左前
方」、「右前方」、「後方」の順に立ち寄り易いので、
最も立ち寄り易い目標物の到達距離が小さくなるように
重み付けが行われる。以上の方向の計算と重み付け処理
(ステップ222〜238)は、検索目標物KMの全て
について実行される(ステップ240)。
【0064】また、基準位置が現在位置では無い場合に
は、基準位置データKPが読み出されて、現在位置の代
わりにこの基準位置データKPを用いて上記の処理が実
行される。これによって、基準位置における自車の位置
に対する目標物の方向が求められ、この目標物の方向に
応じて到達距離TKに重み付けが行われる。基準位置に
おける自車の方位角θ1は、基準位置における最適経路
の進行方向が北方向に対してなす角度であり、道路デー
タファイルF3から計算によって求められる。
【0065】指定ジャンルが「パーキング」の場合に
は、サブ基準KSに「パーキング」に対応するデータが
記憶されている。CPU2によってサブ基準KSが順番
に読み出されたとき、この「パーキング」データが含ま
れていた場合には、図14に示されるように、VICS
データVDまたはATISデータAD等の道路情報が読
み込まれて、この読み込まれた情報の中から「満車情報
データ」が拾い出される(ステップ252)。この満車
情報データは、検索目標物データKMにフラグの形で付
加される。そして、CPU2によって、「満車情報デー
タ」付加された検索目標物データKMが消去される。こ
れによって満車のパーキングは目標物として表示されな
くなる。
【0066】次に、CPU2によって、残された各検索
目標物データKM中の収容台数データを読み出して、こ
の収容台数に応じて各検索目標物の到達距離TKに重み
付けを行う。例えば、収容台数が50台未満の場合には
“2”、50〜99台の場合には“1.5”、100台
以上の場合には“1”が到達距離TKに乗算される。こ
れによって、収容台数が多いほど到達距離TKが小さい
値となるように重み付けが行われる。
【0067】指定ジャンルが「ガソリンスタンド」や
「コンビニエンスストア」等の場合には、サブ基準KS
に配給会社、チェーン店名等の「銘柄」データが含まれ
ている。この場合には、CPU2によって、この指定さ
れた銘柄のコードデータと残された各検索目標物データ
KMの銘柄コードとが対照されて、指定銘柄とは異なる
銘柄の検索目標物データKMが消去される。すなわち、
指定銘柄の検索目標物データKMのみが選択抽出される
(ステップ262)。これより、使用者が指定した銘柄
以外の目標物は表示されなくなる。
【0068】さらに、図示及び説明は省略するが、上記
のサブ基準の他に、例えば方向、距離、料金等の「上限
と下限」、市内、市外、収容台数、営業時間帯等の「指
定範囲」、特定の目標物の「選択指定」、特定目標物の
「除外指定」、「料金」、池の近くや港等といった「位
置」、山の上や屋上といった「高度」、海の中や地下等
の「深度」、或いは「大きさ」、「属性」、「特性」、
「内容」、「性質」等をサブ基準KSとすることができ
る。このようなサブ基準KSがRAM4に記憶されてい
る場合には、このサブ基準KSに応じて到達距離TKの
重み付け、または不要な検索目標物データKMの消去等
が行われる。
【0069】また、道路情報のほかに、目標物が存在す
る地域の情報、工事や通行規制、急な坂道の存在等の目
標物までの進路情報に基づいて、到達距離TKに重み付
け、または不要な検索目標物データKMの消去等が行わ
れる。
【0070】15.優先順位決定処理 図15は、優先順位決定処理(ステップ210)のフロ
ーチャートである。CPU2によって残されている検索
目標物データKMが読み出され、この残された検索目標
物KMに対応する到達距離データTKが読み出される
(ステップ270)。そして、読み出された到達距離デ
ータTKは小さい順に並べられ(ステップ272)、到
達距離データTKが小さい順に優先順位が決定される
(ステップ274)。優先順位データUNは、各検索目
標物データKMに対応するようにRAM4に記憶され
る。
【0071】16.目標物表示処理 図16は、目標物表示処理(ステップ110)のフロー
チャートである。CPU2によってRAM4から残され
ている検索目標物データKMと優先順位データUNが読
み込まれる(ステップ280)。そして、CPU2から
画像プロセッサ9へ指令が送られて、画像メモリ10か
ら基準位置KPを中心として指定された縮尺の地図画面
が読み出される。
【0072】この画像メモリ10から読み出された画像
データには、検索目標物のマーク及び名称と優先順位が
付加されて、この画像データがディスプレイ33に地図
画面として表示される(ステップ282)。例えば、
「そば屋」が目標物のジャンルとして指定された場合に
は、図17に示すように、目標物のマーク60〜62と
ともに、その名称と優先順位を示す数字63〜65が地
図画面中に表示される。
【0073】なお、図17は、優先順位が1位から3位
までの目標物にのみ名称と優先順位が付される例であ
る。また、使用者が画面中の「リスト」の文字を指でさ
わることにより、図18に示すように、各検索目標物K
Mの名称、電話番号、店の質のランク等の内容が優先順
位とともにリストの形でディスプレイ33に表示される
(ステップ284、286)。画面中の「戻る」の文字
67を指でタッチすることにより、図17の地図画面表
示に戻る。また、このリストは、プリンタ35によって
印刷することもできる。
【0074】そして、使用者が図17中の目標物マーク
60〜62、または図18中の優先順位(図中左端の数
字)若しくは名称に指でタッチすることによって、タッ
チされた目標物の位置を画面中心とした地図画面(以
下、目的地設定画面という)がディスプレイ33に表示
される(ステップ288、290)。例えば、図17中
または図18中の「山本屋」が選択されたとすると、図
19に示すように、山本屋のマーク60が画面中心に移
動し、画面上部に屋号68が表示される。この状態で、
「戻る」の文字67を指でタッチすれば、図17の表示
画面に戻る。また、「セット」文字72をタッチすれ
ば、この山本屋が目的地として登録される(ステップ2
92、112)。
【0075】また、「位置変更」の文字71をタッチす
ると、画面中心を囲む小円で表示された中心カーソル6
9と、その周囲に8方向を示す矢印70が表示される
(ステップ294、296)。この画面は、使用者が画
面中央に表示された目標物を他の目標物を変更したい場
合に利用される。使用者が何れかの矢印70にタッチす
ることによって、タッチされた矢印70の方向へ画面が
スクロールされる(ステップ296)。
【0076】使用者は、画面のスクロールによって希望
する目標物のマークが中心カーソル69内に入るよう
に、矢印70のタッチ操作を行う。例えば、使用者が図
19中のマーク73を選択した場合には、図20に示さ
れるように、このマーク73が中心カーソル69内に入
るように画面のスクロール操作を行う。選択される新た
な目標物は、使用者が指定したジャンルに限定されず、
ディスプレイ33に表示されている場所や施設等から自
由に選択できる。図20には、レストランが選択された
場合を示す。
【0077】矢印70のタッチ入力が所定時間行われな
い場合には、矢印70の表示が消され、「位置変更」の
文字71と「セット」の文字72が表示された目的地設
定画面が表示される。この状態で「位置変更」の文字7
2がタッチされると、再び矢印70が表示されて、画面
のスクロールが可能となる。また、「セット」の文字7
2がタッチされると、中心カーソル69内の目標物が目
的地として登録される(ステップ292、112)。
【0078】17.目標物登録処理 図21は、目標物登録処理(ステップ112)のフロー
チャートである。上記目的地設定画面が表示されている
状態において、「セット」の文字72がタッチされた場
合には、CPU2によって、目的地設定操作処理におい
て設定された当初の登録目的地データTPがRAM4内
の所定の回避エリアMKに移転記憶される(ステップ3
00)。これによって、当初の目的地に関するデータが
保存される。
【0079】次に、CPU2によって画面中心の座標が
読み込まれ(ステップ302)、この座標を有する施設
等のデータがRAM4内の目標物データファイルF16
から検索されて、該当する目標物データが読み出される
(ステップ304)。そして、この目標物データが新た
な登録目的地データTPとしてRAM4に記憶される
(ステップ306)。
【0080】目標物の登録が終了すると、この目標物が
新たな目的地となり、ディスプレイ33の表示画面は自
車周辺の地図画面に戻って、目標物までの経路探索処理
(ステップ52)及び案内・表示処理(ステップ53)
が行われる。これにより、目標物までの最適経路表示や
交差点案内等によって、使用者が指定した目標物までの
ナビゲーションが行われる。そして、使用者が目標物に
立ち寄った後に、目的地復帰操作を行うことによって、
回避されていた当初の目的地データが再び目的地データ
TPにセットされ、当初の目的地までのナビゲーション
が再開される。
【0081】以上のように、この実施例のナビゲーショ
ン装置は、当初設定された目的地まで行く途中で、立ち
寄りたい場所が生じたときに、簡単な操作で目標物を選
択することができる。また、選択された目標物が複数あ
る場合には、使用者が指定した基準または自動設定され
た基準に基づいて、使用者の希望に合致する目標物から
順に優先順位が自動的に決定され、この優先順位が使用
者に分かり易いように表示されるので、使用者にとって
目標物を決定する時間が短縮され、目標物の選択操作中
の安全性が保たれる。
【0082】また、音声入力やタッチパネル或いはスイ
ッチ等の入力手段によって、上記基準位置または検索基
準の情報を入力するようにしたことにより、使用者の希
望する目標物を位置的または内容的に絞ることができ
る。これにより、処理を迅速化でき、使用者の希望によ
り適合した目標物を検索することができる。また、音声
入力による操作が可能であるから、運転中に目標物の選
択操作を行っても、運転の安全性を損なうことがない。
【0083】また、所定の条件により基準位置を変更す
るようにしたことによって(ステップ104、142、
146)、現在の走行状況に応じた基準位置の設定がで
きる。例えば自車の速度が速い時には基準位置をより前
方に設定することができ、また高速道路を走行中には下
りるインターチェンジを基準位置とすることができる。
また、基準位置が現在位置のほかに、現在位置から離れ
た位置に設定することができることにより(ステップ1
04)、位置的な条件に関する使用者の希望に合致した
目標物を検索することができる。
【0084】さらに、検索基準が固定されておらず、目
標物のジャンルによって可変としたり、使用者の好みに
応じて設定を変更することができる(ステップ10
2)。これによって、より使用者の希望に合致した目標
物の情報を提供できる。また、距離や方向等の地理的関
係に基づいて目標物に優先順位を付することによって
(ステップ208)、目標物までの到達の容易さを基準
とした目標物の情報を得ることが可能となる。また、目
標物に関する情報の内容により優先順位を付することに
より(ステップ250、260)、目標物のジャンルに
応じた基準による目標物の情報を得ることができる。
【0085】さらに、目標物の情報が多様な項目に関し
て記憶されていることにより(目標物データファイルF
16)、多様な検索基準を設定することができ、使用者
の多様な希望に対応して、その希望に最も適合する目標
物を検索して表示することができる。また、VICSや
ATIS等の外部情報を取り入れて目標物の優先順位を
決定することにより(ステップ208、252)、駐車
場の満車情報や道路の混雑状況、或いは店の情報等をオ
ンタイムで得ることができ、より使用者の希望に合致し
た目標物の情報を得ることが可能となる。また、検索し
た目標物に優先順位を付加して表示することにより(ス
テップ110)、使用者は、どの目標物が最も使用者の
希望に合致しているものなのかを即座に判断することが
できる。
【0086】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、図2に示される各種のデータファイルを記憶するた
めの外部記録媒体は、フロッピーディスク等の書き込み
が可能な記録媒体でも良い。
【0087】また、サブ基準データKSは、目標物デー
タファイルF16内の目標物情報データMDに記憶され
ている項目に限られず、使用者が予め自由に決めた項目
を登録できるようにして、この登録された項目を目標物
選択操作処理(ステップ100)においてサブ基準KS
として選択するようにしても良い。
【0088】さらに、目標物表示処理(ステップ11
0)において、検索目標物と優先順位を表示する場合
に、図17のような地図画面よりも先に図18のような
リスト画面が表示されるようにして、所定の操作によっ
て地図画面に切り換えられるようにしても良い。また、
図17のような地図画面表示中、または図18のような
リスト画面表示中における優先順位の表示は、使用者に
分かり易い表示であればどのような表示であっても良
い。例えば、目標物のマークや名称の表示の色、明度、
照度、大きさ、形を優先順位に応じて変えても良いし、
表示を点滅させても良い。これによって、使用者は視覚
的に情報を得易くなり、特に走行中に操作をする場合に
は便利である。勿論、音声によって優先順位を発音して
も良い。
【0089】また、上記基準位置KPは、現在位置或い
は目的地等の予め特定された1地点に固定され、使用者
によって選択され得ないようにしても良く、これによっ
て、処理量を削減して安価なナビゲーション装置を提供
することができる。さらに、本発明は、自動車以外の車
両や、船舶、航空機、ヘリコプタ等のナビゲーション装
置としても適用でき、ナビゲーションに用いられる地図
は、道路地図の他に、海図や海底地図等でも良い。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、目標物
の検索の基準となる検索基準情報に基づいて使用者が希
望する目標物を検索し、さらに、目標物の情報と基準位
置情報との関係から各目標物の優先順位を決定し、この
決定した優先順位の情報を表示する。これによって、自
動車が走行中であっても、使用者は、優先順位を参考に
して希望に合致した目標物を短時間で選択することがで
きる。このため、運転に専念することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ナビゲーション装置の全体回路図である。
【図2】 外部記憶媒体に記憶されているデータファイ
ルを示す図である。
【図3】 目標物データファイルF16の内容を示す図
である。
【図4】 RAM4に記憶されるデータを示す図であ
る。
【図5】 全体処理のフローチャートを示す図である。
【図6】 目標物選択操作処理のフローチャートを示す
図である。
【図7】 検索基準決定処理のフローチャートを示す図
である。
【図8】 基準位置決定処理のフローチャートを示す図
である。
【図9】 基準位置の自動設定処理のフローチャートを
示す図である。
【図10】基準位置補正処理のフローチャートを示す図
である。
【図11】目標物検索処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図12】優先順位決定処理のフローチャートを示す図
である。
【図13】到達距離変更処理のフローチャートの一部を
示す図である。
【図14】到達距離変更処理のフローチャートの残部を
示す図である。
【図15】優先順位決定処理のフローチャートを示す図
である。
【図16】目標物表示処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図17】目標物をディスプレイ33の地図画面に表示
した例を示す図である。
【図18】目標物のリストをディスプレイ33に表示し
た例を示す図である。
【図19】ディスプレイ33に表示された目的物設定画
面の例を示す図である。
【図20】位置変更操作時のディスプレイ33の画面の
例を示す図である。
【図21】目標物登録処理のフローチャートを示す図で
ある。
【符号の説明】
1…中央処理装置、2…CPU、3、5…ROM、4…
RAM、9…画像プロセッサ、10…画像メモリ、11
…音声プロセッサ、13…スピーカ、20…現在位置検
出装置、21…絶対方位センサ、22…相対方位セン
サ、23…距離センサ、25…GPS受信装置、26…
ビーコン受信装置、27…データ送受信装置、30…デ
ータ通信装置、31…データ送受信部、32…電話発信
部、33…ディスプレイ、34…タッチパネル、36…
記録カード読取り装置、37…CD−ROMドライバ、
38…音声認識装置、39…マイク、40…操作スイッ
チ、41…手動/音声切換スイッチ、42…目的地/目
標物切換スイッチ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の目標物につき、目標物を表す情報
    とこの目標物に関する情報とを対応させて記憶する目標
    物記憶手段と、 この目標物記憶手段に記憶された目標物を検索するにあ
    たって基準位置の情報を記憶する基準位置記憶手段と、 上記目標物記憶手段に記憶された目標物を検索するにあ
    たって検索の基準となる検索基準情報を発生する検索基
    準情報発生手段と、 この検索基準情報から発生された検索基準情報に応じた
    目標物について、上記目標物記憶手段より目標物を表す
    情報またはこの目標物に関する情報を読み出す目標物情
    報読み出し手段と、 上記基準位置記憶手段より基準位置情報を読み出す基準
    位置情報読み出し手段と、 上記目標物情報読み出し手段によって読み出された各目
    標物の情報と上記基準位置情報読み出し手段によって読
    み出された基準位置情報との関係から各目標物の優先順
    位を決定する優先順位決定手段と、 この優先順位決定手段により決定された優先順位の情報
    を表示させる表示手段とを備えたことを特徴とするナビ
    ゲーション装置。
  2. 【請求項2】 音声入力装置、または地図表示装置の表
    示面に装着されたタッチパネル、或いはスイッチ等の入
    力手段を備え、この入力手段によって使用者が行う操作
    に関する情報が入力され、またはこの入力手段によって
    上記基準位置の情報或いは検索基準情報が入力されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 上記基準位置情報読み出し手段により読
    み出された基準位置情報を、走行中の道路種別や走行速
    度や道路網情報等の所定条件に応じて変更する基準位置
    情報変更手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 上記検索基準情報は、上限と下限、また
    は指定された範囲、または特定の目標物の選択指定、ま
    たは特定目標物の除外指定、または目標物の種類、また
    は目標物の性質に関して、外部から入力されたデータ、
    または使用者がマニュアル操作によって入力したデー
    タ、または予め記憶されたデータであることを特徴とす
    る請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 上記基準位置は、現在位置、または現在
    位置から離れた位置であり、この基準位置は、固定され
    ているか、または修正変更可能であることを特徴とする
    請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 上記目標物の情報と基準位置情報との関
    係は、距離や方向等の地理的関係、または目標物に関す
    る情報の内容の関係であることを特徴とする請求項1記
    載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 上記目標物を表す情報とは、施設や建造
    物や地形の種類、または目標物の種類若しくは内容、ま
    たは、目標物の、位置、高度、深度、大きさ、属性、特
    性、性質等であることを特徴とする請求項1記載のナビ
    ゲーション装置。
  8. 【請求項8】 上記優先順位決定手段は、さらに通信媒
    体を介して外部から入力される道路情報や地域情報等の
    目標物までの進路情報に基づいて優先順位を決定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 上記表示手段は、地図表示装置の地図画
    面中に検索された目標物のマークとともに優先順位を表
    示したり、地図表示装置にリストの形で優先順位を表示
    したり、或いは地図表示装置の地図画面中に表示された
    目標物のマークの色を優先順位に応じて変えることによ
    り優先順位を表示することを特徴とする請求項1記載の
    ナビゲーション装置。
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