JP2002323341A - ナビゲーション装置及びプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置及びプログラム

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JP2002323341A
JP2002323341A JP2001127875A JP2001127875A JP2002323341A JP 2002323341 A JP2002323341 A JP 2002323341A JP 2001127875 A JP2001127875 A JP 2001127875A JP 2001127875 A JP2001127875 A JP 2001127875A JP 2002323341 A JP2002323341 A JP 2002323341A
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JP2001127875A
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Takao Taniguchi
谷口孝男
Koji Sumiya
角谷孝二
Yasunobu Ito
伊藤康伸
Kihachi Hayashida
林田機八
Atsushi Ishibashi
厚 石橋
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目印になりにくい施設ではなく、目印になり
やすい物件の名称がメモリ地点として自動的に登録され
るようにする。 【解決手段】 地図上で指定された地点をメモリ地点と
して登録する機能を備えたナビゲーション装置におい
て、物件の名称と種別を記憶した情報記憶手段(3)
と、指定された地点の座標および物件の種別に基づいて
登録すべき物件の名称を検索する検索手段(4)と、前
記検索手段により検索された物件の名称を指定された地
点の座標と対応させて登録する登録手段(4)とを備え
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地図上で指定された
地点をメモリ地点として登録する機能を備えたナビゲー
ション装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置において、よ
く行きたい地点を地図上で指定すると、その地点に近い
施設名称をメモリ地点として登録し、登録された地点を
呼び出して地点を選択すると、その周辺の地図を表示す
るものが知られている。例えば、地図とともに画面に表
示される地名、道路名、地図記号あるいはレストラン、
ホテル、駐車場の記号や名称等のシンボルを座標と共に
記憶しておき、指定された地点から最も近いシンボルを
検索し、指定された地点の座標と共にメモリ地点として
登録することが行われており、また指定された地点から
近い順にシンボルを表示し、マニュアルにより所望のシ
ンボルを登録したり、あるいは登録されるシンボルを文
字データに限定し、地図記号やレストランマーク等が選
択れさないようにすることが提案されている(特開平5
−303328号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案のような指定
された地点から最も近いシンボルを検索し、指定された
地点の座標と共に登録する方法では、シンボルの種別に
関係なく距離が最も近いシンボルが検索されて登録され
ることになる。例えば、指定された地点から100m離
れた地点に駅が存在し、90m離れた地点に喫茶店が存
在する場合、喫茶店のマークあるいは名称が指定された
地点の名称として登録される。しかし、10m離れた喫
茶店と駅の名称を比較した場合、喫茶店の名称に比し
て、駅の名称の方が指定された地点の大まかな位置を認
識できることは明らかであり、喫茶店名称を登録する上
記提案のものでは、指定された地点に最も適した名称を
付与したものとは言えない。また、指定された地点から
近い順にシンボルを表示して、マニュアルにより所望の
シンボルを登録する方法では指定された地点の名称とし
て適当なものから順番に表示することはできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのもので、物件に優先度を設定し、その優先度
に基づいて指定された地点の最寄り物件名称を登録する
ことにより、喫茶店等の目印になりにくい施設ではな
く、駅等の目印になりやすい施設の名称がメモリ地点と
して自動的に登録されるようにしたものである。
【0005】そのために本発明は、地図上で指定された
地点をメモリ地点として登録する機能を備えたナビゲー
ション装置において、物件の名称と種別を記憶した情報
記憶手段と、指定された地点の座標および物件の種別に
基づいて登録すべき物件の名称を検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された物件の名称を指定された
地点の座標と対応させて登録する登録手段とを備えたこ
とを特徴とする。また、本発明は、地図上で地点を指定
し、メモリ地点として登録するナビゲーションプログラ
ムにおいて、指定された地点の座標および物件の種別に
基づいて登録すべき物件の名称を検索し、検索された物
件の名称を指定された地点の座標と対応させて登録する
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する図1は本発明のナビゲーション装
置の構成例を示す図であり、検索する地点や経路案内に
関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に
関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出
に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表
示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション
及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、
経路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理、
さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両
の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報
を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出し
たり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする
情報送受信装置5、地点入力画面や経路案内に関する情
報を出力する出力装置6から構成されている。
【0007】入力装置1は、出発地や目的地を入力した
り、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理
装置4に指示する機能を備えている。その機能を実現す
るための手段として、目的地を住所や電話番号、地図上
の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストした
りするタッチスイッチやジョグダイアル等のリモートコ
ントローラ等を用いることができる。また、本発明では
音声入力による対話を行うための装置を備えており、音
声入力装置として機能する。また、ICカードや磁気カ
ードに記録されたデータを読み取るための記録カード読
み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーシ
ョンに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信
回線を介して情報提供する情報センターや、地図データ
や目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデー
タを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータ
のやりとりを行うためのデータ通信装置を付加すること
もできる。
【0008】現在位置検出装置2は、衛星航法システム
(GPS)を利用して車両の現在位置情報を入手するも
の、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することに
より絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方
位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利
用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、
例えば車輪の回転数から車両の走行距離を検出する距離
センサ等から構成される。
【0009】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROMやDVD−ROM等からなっている。プロ
グラムは、経路探索などの処理を行うためのプログラ
ム、本実施例記載のフローチャートに示される処理プロ
グラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声入力によ
り対話的に案内を行うためのプログラム及びそれに必要
なデータ、音声案内に必要な音声出力制御を行うための
プログラム及びそれに必要なデータが格納されている。
記憶されるデータとしては、経路探索に使用する探索デ
ータ(目的地データ、登録地点データ、道路データ、ジ
ャンル別データ等)、それ以外の案内・表示用のデータ
(経路案内をする際に使用する案内データ、地図を表示
する際に使用する表示データ、地点を検索する際に使用
する検索用データ、物件データや表示データの種別デー
タ、種別の優先度データ、現在位置を検出する際に使用
するマップマッチングデータ等)のファイルからなり、
ナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶され
ている。なお、本発明は、CD−ROMにはデータのみ
格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタイプの
ものにも適用可能である。
【0010】中央処理装置4は、地図上で指定された地
点の座標を算出する処理、および物件の種別に基づいて
登録すべき物件の名称を検索する処理、検索された物件
の名称を算出した座標と対応させて登録する処理、経路
探索処理、経路案内情報の出力制御、出力装置に出力す
る情報の制御の他、種々の演算処理を実行するCPU、
情報記憶装置3のCD−ROMからプログラムを読み込
んで格納するフラッシュメモリ、フラッシュメモリのプ
ログラムチェック、更新処理を行うプログラム(プログ
ラム読み込み手段)を格納したROM、設定された目的
地の地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路
案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRA
Mからなっている。また、この他にも図示は省略する
が、入力装置1からの音声入力による対話処理を行った
り、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶
装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまっ
た文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピー
カに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データ
のやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検
出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力イン
タフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入する
ための時計などを備えている。なお、前記した更新処理
を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよ
い。
【0011】本発明に係るプログラム、その他ナビゲー
ションを実行するためのプログラムは全て外部記憶媒体
であるCD−ROMに格納されてもよいし、それらプロ
グラムの一部または全てが本体側のROM42に格納さ
れていてもよい。この外部記憶媒体に記憶されたデータ
やプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体
の中央処理装置に入力されて演算処理されることによ
り、種々のナビゲーション機能が実現される。
【0012】また、本発明に係るプログラム、その他ナ
ビゲーションを実行するためのプログラム、地図データ
の一部または全ては情報センター(インターネットサー
バー、ナビゲーション用サーバー)から複数の基地局
(インターネットのプロバイダー端末や車両と通信で繋
がる通信局)に送信される。そして、端末側の中央処理
装置4は基地局から送られてくる情報を情報送受信装置
によって受信し、中央処理装置4内の読み書き可能なメ
モリ(例えばRAMやフラッシュメモリやハードディス
ク)にダウンロードしてプログラムを実行することによ
り、種々のナビゲーション機能を実現させるようにして
もよい。ここで、プログラムはフラッシュメモリに格納
し、地図データはRAMに格納する如くプログラムと地
図データを別の読み書き可能なメモリに格納するように
してもよいし、同じ読み書き可能なメモリに格納するよ
うにしてもよい。あるいは、家庭内のパソコンで情報セ
ンターからプログラム、地図データの一部または全てを
取り外し可能な記憶媒体(例えばメモリースティックや
フロッピー(登録商標)ディスク)へダウンロードし、
その記憶媒体を中央処理装置4につなげて、記憶媒体内
のプログラムを実行することにより、種々のナビゲーシ
ョン機能を実現させるようにしてもよい。
【0013】本発明のナビゲーション装置は、上記のよ
うに外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み
込んだり、情報センター等からダウンロードしたプログ
ラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュメモ
リ、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム
読み込み手段)を格納した小容量のROMを内蔵する。
フラッシュメモリは、電源が切断しても記憶情報が保持
される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、C
Dの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であ
るROMのプログラムを起動してフラッシュメモリに格
納したプログラムチェックを行い、情報記憶装置3のC
D−ROMのディスク管理情報等を読み込む。プログラ
ムのローディング処理(更新処理)は、この情報とフラ
ッシュメモリの状態から判断して行われる。
【0014】情報送受信装置5は、衛星航法システム
(GPS)を利用して現在位置や日付、時間情報等を入
手するGPS受信装置、FM多重放送、電波ビーコン、
光ビーコン等を利用して交通情報等を入手するためのV
ICS情報受信装置、携帯電話、パソコン等を利用する
ことにより、情報センター(例えばATIS)や他車両
と情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置等か
ら構成される。
【0015】出力装置6は、運転者が必要な時に案内情
報を音声および/または画面により出力したり、中央処
理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリ
ント出力する機能を備えている。そのための手段とし
て、入力データを画面表示したり、経路案内画面を表示
するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや
情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力する
プリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備
えている。
【0016】ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等に
より構成されており、中央処理装置4が処理する地図デ
ータや案内データに基づく交差点拡大図画面、分岐点拡
大図画面、走行中の現ルートや新たに探索したルート、
各ルートにおける目的地に関する情報、目的地名、時
刻、距離、進行方向矢印、擬人化したキャラクタの画像
等を表示する。ディスプレイへ送られてくる画像データ
は、2値画像データ(ビットマップデータ)であるの
で、専用の画像信号線を介してではなく、シリアル通信
等で使用する通信線を使用し、また、他の通信線を兼用
することもできる。なお、ディスプレイにはビットマッ
プデータを一時的に保持するメモリが備えられている。
【0017】このディスプレイは、運転席近傍のインス
トルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを
見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれ
からの経路についての情報を得ることができる。また、
ディスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリ
ーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或い
は画面をなぞることにより、地点入力、道路入力等を行
えるように構成してもよい。本実施例では、画面上に表
示された地図上で地点を指定すると、中央処理装置によ
りその地点の座標が算出され、物件の種別により登録す
べき物件の名称が検索されて算出された地点の座標とと
もに登録される。
【0018】本発明のナビゲーション装置のシステム全
体の流れを説明すると、中央処理装置4に情報記憶装置
3からプログラムが読み込まれて経路案内のプログラム
が起動されると、現在位置検出装置2により現在位置を
検出して現在位置を中心としてその周辺地図を表示する
と共に、現在位置の名称等を表示する。次に、地名や施
設名称等の目標名、電話番号や住所、登録地点、道路名
等を用いて目的地を設定し、出発位置から目的地までの
経路探索を行う。経路が決まると、現在位置検出装置2
による現在位置追跡を行いながら経路案内を行う。
【0019】図2は検索用の物件データのデータ構造を
説明する図である。物件とは、公共機関、交通機関、店
等の施設の他に、道路、交差点、川、池、公園等を含む
ものである。物件データは、データ数mの次にm個の物
件データが記憶される。そして、各物件データは、物件
のサイズ、名称、東経北緯座標、電話番号データ、郵便
番号データ、種別、詳細情報からなっている。サイズは
その物件が占める情報量であり、名称は、建造物であれ
ばその名前、施設であればその施設名、道路であれば
「中央通り」、「国道1号」のように通り名であり、東
経北緯座標はその物件の位置を示す東経北緯座標であ
り、電話番号データは、その物件に設置されている電話
の番号、郵便番号データはその物件の住所に対応する郵
便番号、種別は公共施設、交通機関、店等の物件情報で
あり、詳細情報は、その物件の写真、宣伝用の情報等で
ある。
【0020】図3は表示用の物件データのデータ構造を
説明する図である。物件データは、データ数nの次にn
個の文字・記号データが記憶される。そして、各データ
はサイズ、名称、東経北緯座標、種別からなっている。
サイズはその物件が占める情報量であり、名称、東経北
緯座標、種別は物件データの場合と基本的に同じであ
る。
【0021】物件データの種別は、図4に示すように、
大分類と細分類に分類されており、大分類では、公共施
設、交通機関、店、食べる、遊ぶ……等に分類されてい
る。また、細分類は、公共施設の細分類、交通機関の細
分類、店の細分類……のように大分類の各項目ごとに細
分類化され、公共施設の細分類は、役所、警察署、公園
……、交通機関の細分類は、駅、空港、港……、店の細
分類はデパート、スーパー、本……等である。この検索
用の物件データの種別情報は、物件のランドマークデー
タとリンクしており、また表示用の物件データの種別情
報は記号データとリンクしている。
【0022】図5は、種別に対して優先度を設定したデ
ータベースを説明する図である。例えば、公共施設の優
先度1、交通機関の優先度2……食べるの優先度nとい
うように、目印になり易い順に優先度を設定する。ここ
では、大分類に応じて優先度を決めているが、本発明は
これに限定されるものではなく、細分類だけ、あるいは
大分類と細分類を混合して優先度を決めても良い。さら
には、種別に係わらず、個々の物件の優先度が登録され
ても良い。例えば、種別が同じものでも大きなものと小
さなものがあり、中にはレストランが公共施設よりも大
きなものもある。従って、単に種別で優先度を決定する
より、さらに適切な優先度を物件に付与することで適切
な物件の名称を登録地点の名称として登録可能となる。
また、ユーザによって目印になり易いものが違う場合が
あるので、ユーザが物件の優先度を、例えば、公共施
設、交通機関、デパート、交差点……のように設
定してもよい。
【0023】次に、本発明のメモリ地点登録の実施例を
説明する。図6は本発明のナビゲーション処理フローの
第1実施例を説明する図である。まず、指定された地点
を基準に予め決められた範囲内の物件を検索する(ステ
ップS1)。最初に、物件の優先度i=1とし(ステッ
プS2)、優先度iの物件を検索して物件があるか否か
判断する(ステップS3)。優先度iの物件が1つだけ
検索された場合その物件を、同一範囲内で優先順位(同
一種別)の複数の物件が検索された場合には、その中か
ら指定された地点に最も近いものを選択し(ステップS
4)、選択された物件の名称を指定された地点の座標と
対応させて記憶する(ステップS5)。ステップS3に
おいて、優先度iの物件がない場合、優先度iをi+1
として優先度を1つ下げ(ステップS6)、ステップS
3に戻ってその優先度の物件を検索してあるか否か判断
する。その優先度の物件があればステップS4,ステッ
プS5の処理によりその物件を記憶する。なければ、さ
らに優先度を1つ下げてその優先度の物件を検索してあ
るか否か判断する。このような処理を優先度nまで行う
(ステップS7)。優先度nにおいても物件が検索され
ない場合、検索範囲を拡大し(ステップS8)、検索範
囲が予め決められた範囲(例えば、指定された地点から
500mのように設定)より広いか否か判断する(ステ
ップS9)。予め決められた範囲は指定された地点から
あまりに遠い物件ではその地点の目印としては不適当で
あるために設定される。そして、予め決められた範囲よ
り広い場合は、指定された地点の住所を検索し、これを
指定された地点の座標と対応させて登録地点として記憶
する(ステップS10)。ステップS9において、予め
決められた範囲より狭い場合には、さらに物件を検索し
(ステップS11)、ステップS2に戻り、上記と同様
の処理を繰り返す。このように、第1実施例では、優先
度の高い順に、かつ最も指定された地点に近いものから
選択され、所定の優先度まで検索して物件が検索されな
いときは、さらに、検索範囲を拡大して優先度の高い順
に検索して選択される。
【0024】なお、第1実施例では、ステップS4にお
いて、優先度iの物件がある場合には、指定された地点
から最も近い物件をシステムが自動的に登録地点として
選択するようにしているが、これに代えて、例えば物件
をリスト表示してユーザに選択させ、ユーザーが選択し
たものをメモリ地点名称として登録するようにしても良
い。
【0025】図7は本発明のナビゲーション処理フロー
の第2実施例を示す図である。指定された地点を基準に
予め決められた範囲内の物件を検索する(ステップS2
1)。次いで、最も優先度が高い物件を選択し(ステッ
プS22)、その物件の優先度は最上位であるか否か判
断する(ステップS23)。優先度が最上位であればス
テップS27にジャンプして物件の名称を指定された地
点の座標に対応させて記憶する。ステップS23におい
て、優先度が最上位でない場合、検索範囲を所定距離拡
大し(ステップS24)、さらに物件を検索する(ステ
ップS25)。次いで、検索範囲を拡大する前と後、そ
れぞれにおける最も種別の優先度が高い物件の優先度を
比較し、前回(検索範囲拡大前)の検索範囲の中で最も
優先度が高い物件の優先度よりも高い物件があるか否か
判断する(ステップS26)。前回の検索範囲のものよ
り優先度が高い物件があればその物件の名称を指定され
た地点の座標と対応させて記憶する(ステップS2
7)。前回の検索範囲のものより優先度が高い物件がな
ければ、前回の検索範囲の中で最も優先度が高い物件の
名称を指定された地点の座標と対応させて記憶する(ス
テップS28)。このように第2実施例では、優先度最
上位の物件は無条件で選択され、優先度最上位でない場
合は、検索範囲を拡大してでもなるべく優先度の高い物
件が選択される。
【0026】図8は本発明のナビゲーション処理フロー
の第3実施例を示す図である。指定された地点を基準に
所定範囲内の物件を検索する(ステップS31)。次い
で、物件までの距離と優先度係数(図5に示す優先度の
値)の積を計算する(ステップS32)。この積の最も
小さい値の物件を選択し(ステップS33)、選択され
た物件の名称を指定された地点の座標と対応させて記憶
する(ステップS34)。このように第3実施例では、
指定された地点からの距離と優先度の両方を加味して登
録地点が決定される。
【0027】なお、図8のステップS33では、指定さ
れた地点からの距離と優先度係数の積の最も小さい物件
をシステムが自動的に選択するようにしているが、これ
に代えて、上記積の値が小さいものから順番に所定物件
数リスト表示し、リストの中からユーザーに選択させて
その物件を記憶するようにしても良く、また、積の値が
小さい物件から順次表示していき、その中からユーザー
が選択するようにしても良い。
【0028】なお、上記各実施例において検索する物件
のデータベースとしては、地図上に表示される文字デー
タ等の表示用のデータベースと、最寄り検索や50音検
索等で用いる検索用データベースとがある。このうち、
表示用のデータベースは縮尺に応じて複数のレベルに分
けられ、それぞれのレベル毎に表示用データが記憶され
ていて、詳細な地図程文字数が多い。この複数のレベル
の中で予め設定されたレベルのデータを上記各実施例に
おける検索対象としてもよい。また、予め設定されたレ
ベルの中でも、例えば、名古屋市や安城市のような行政
区画名称は、名称のみが記憶され、名古屋駅のような施
設名称の場合は、駅の記号と名古屋駅の名称がセットで
記憶されており、この記号付き物件のみを対象に検索す
るようにしてもよい。
【0029】また、検索用のデータベースから物件を検
索するようにしても良い。上記のように種別ごとに優先
度情報を記憶したデータベースを使用する他に、予め登
録すべき種別の順番を決めておき、その順番に物件を検
索するようにしてもよい。また、予め優先度が設定され
ている他にユーザが優先順位を決定してもよく、この場
合には、予め設定された種別と優先度の対応表を優先度
が高い順にリスト表示し、ユーザが種別の入替えを行い
優先度を決定するようにする。もちろんこのような優先
度の決定は何度でも行うことが可能であり、優先度を修
正したい場合には、種別と優先度の対応表をリスト表示
する意思をユーザーが入力装置で入力すると、中央処理
装置が現在の種別と優先度の対応表を優先度が高い順に
リスト表示し、入力装置により種別の入替えを入力し、
さらに優先度を設定する意思を入力すると、中央処理装
置が種別と優先度の対応関係を書き込み可能な記憶装置
に記憶する。もちろん、前述したように種別と関係なく
優先度を決めてもよい。
【0030】図9は登録地点を用いた地図表示の例を示
す図である。図示しないメニュー画面で登録地点の一覧
の項目を選択すると、登録地点の名称が画面に表示さ
れ、ここで、例えば1番の渥美温泉を選択すると、渥美
温泉の名称と対応して登録されている座標を中心にして
地図が表示される。こうしてメモリ地点登録しておくこ
とにより、ごく簡便にユーザーが登録した地点周辺の地
図を表示させることが可能である。また、表示された地
図をスクロールして目的地を設定することも可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物件に優
先度を設定し、その優先度に基づいて指定された地点の
最寄り物件名称を選択し、登録可能としたことにより、
喫茶店等の目印になりにくい物件ではなく、駅等の目印
になりやすい物件の名称を登録地点名称として登録する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のナビゲーション装置の構成例を示す
図である。
【図2】 検索用の物件データの構造を説明する図であ
る。
【図3】 表示用の物件データの構造を説明する図であ
る。
【図4】 物件の種別を説明する図である。
【図5】 種別の優先度データベースを説明する図であ
る。
【図6】 ナビゲーション処理フローの第1実施例を説
明する図である。
【図7】 ナビゲーション処理フローの第2実施例を説
明する図である。
【図8】 ナビゲーション処理フローの第3実施例を説
明する図である。
【図9】 登録地点を用いた地図表示の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装
置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 Z 29/10 29/10 Z (72)発明者 伊藤康伸 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 林田機八 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 石橋 厚 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB02 HB08 HB22 HC16 HC27 HC31 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC18 5B075 ND02 NK02 PR08 5H180 AA01 BB13 CC01 CC12 EE18 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF33 FF38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上で指定された地点をメモリ地点と
    して登録する機能を備えたナビゲーション装置におい
    て、物件の名称と種別を記憶した情報記憶手段と、指定
    された地点の座標および物件の種別に基づいて登録すべ
    き物件の名称を検索する検索手段と、前記検索手段によ
    り検索された物件の名称を指定された地点の座標と対応
    させて登録する登録手段と、を備えたことを特徴とする
    ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶手段は種別ごとに登録すべ
    き優先度情報を記憶し、前記検索手段はその優先度情報
    に基づき登録すべき物件の名称を検索することを特徴と
    する請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記検索手段により所定の検索範囲内で
    検索された物件の名称を登録すべき順に表示する表示手
    段を備え、前記登録手段は表示された名称の中からユー
    ザーにより選択された物件の名称を指定された地点の座
    標と対応させて登録することを特徴とする請求項1記載
    のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 同一範囲内で同一種別の物件が複数検索
    されたとき、前記登録手段は指定された地点から最も近
    い物件を選択して登録することを特徴とする請求項1記
    載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記検索手段は、予め決められた範囲内
    で優先度が高い順に検索し、所定の優先度まで検索して
    物件が検索されない場合には検索範囲を拡大して物件を
    検索することを特徴とする請求項1記載のナビゲーショ
    ン装置。
  6. 【請求項6】 予め決められた範囲内に物件が検索され
    ない場合には、前記登録手段は指定した地点の住所を座
    標と対応させて登録することを特徴とする請求項5記載
    のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記検索手段は、検索した物件の中で最
    も優先度が高い物件の優先度が最上位でない時、検索範
    囲を所定距離拡大して物件を検索し、前記登録手段は、
    検索範囲を拡大する前と後のそれぞれにおいて最も優先
    度が高い物件の優先度を比較して優先度が高い物件の名
    称を指定された地点の座標と対応させて登録することを
    特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 前記検索手段は、指定した地点を基準に
    所定範囲内の物件を検索し、前記登録手段は物件までの
    距離と優先度係数の積を計算し、積の最も小さい値の物
    件を選択してその物件の名称を指定された地点の座標と
    対応させて登録することを特徴とする請求項1記載のナ
    ビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 地図上で地点を指定し、メモリ地点とし
    て登録するナビゲーションプログラムにおいて、指定さ
    れた地点の座標および物件の種別に基づいて登録すべき
    物件の名称を検索し、検索された物件の名称を指定され
    た地点の座標と対応させて登録することを特徴とするナ
    ビゲーションプログラム。
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