JP2005308708A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】登録された所定地点に関する地点情報を内部記憶手段から映像記憶手段に読み込み、地図情報と共に表示するナビゲーション装置であって、外部記憶手段からの地点情報を入力する情報入力手段と、前記外部記憶手段からの地点情報を前記映像記憶手段に読み込んで地図情報と共に表示する表示制御手段を備えている。
【選択図】図2
Description
また、登録地情報は、上述のようにナビゲーションの内部メモリや内蔵されているハードディスクに記憶されているため、別のナビゲーションに登録地情報を移すことができなかった。したがって、登録地情報を外部記憶手段に書き出すこともできず、また外部記憶手段に書き出した登録地情報をパソコンや別のナビゲーションで編集することもできなかった。
そのため、ナビゲーション装置を買い換えた場合、はじめから登録地情報を入力し直すなどの煩雑な作業が必要であり、使い勝手が悪いという問題があった。
また、ユーザーがナビゲーションを買い換えた場合などにおいても、以前使用していたナビゲーションの登録地情報をそのまま利用することができるので、使い勝手をよいものにすることができる
このような場合、ナビゲーションへの取り込みと外部記憶手段への書き出しが頻繁に行われると、最後に編集した登録地情報がいずれかであるかを判別することができなくなる可能性がある。
また、同一の登録地情報が存在しないように構成したとしても、ナビゲーションへの取り込みと外部記憶手段への書き出しを行う課程で、編集したはずの情報が上書きにより誤って更新されてしまうという問題が生じる場合もある。
しかし、外部記憶手段に登録地情報の内容を書き出す機能が備わると、外部記憶手段を経由して、パソコン上や別のナビゲーション本体で登録地情報の編集が可能となるため、図16に示すような、従来技術の登録地情報の内容では更新情報などの管理ができなくなるおそれがある。
これによれば、外部記憶手段に記憶された地点情報バージョンが使用しているナビゲーション装置におけるバージョンと一致していない場合でも、所定のフォーマットに変換して出力することができる利点がある。
図1は、本発明によるナビゲーションシステムのハードウエア構成例を示しており、絶対位置・方位検出部1と、相対方位検出部2と、車速検出部3と、メインCPU及びその周辺回路4と、ROM5と、DRAM6と、SRAM7と、VRAM8と、ユーザーインターフェース部9と、表示部10と、入力部11と、ディスク制御部12と、FM多重受信及び処理部13と、外部記憶装置制御部(外部記憶制御部)14および音声認識制御部15を備えている。
外部記憶媒体としては、メモリースティック(登録商標)やメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などがある。
前記外部記憶装置制御部14は、登録地情報を編集した際のデータに日付/時間情報を同時に記憶するとともに、外部記憶手段に情報を書き出す時に、この日付時間データを比較することにより、更新の有無を判断をし、更新されているデータのみを更新する登録地情報編集機能をそなえている。
音声認識制御部15は、ユーザーからの発声を入力とし、音声を認識する認識部である。
ナビゲーション装置本体100のHDD,SRAM等を含む内部記憶手段101が外部記憶手段105とダイレクトに連絡される一方、フォーマット変換手段102を介して外部記憶手段105と連絡されており、内部記憶手段101とフォーマット変換手段102はそれぞれ映像記憶手段(地図情報バッファ)103を介して表示手段104に接続されている。
なお、ハードウエア的には内部記憶手段101のSRAM等が図1のSRAM7に対応し、フォーマット変換手段102、映像記憶手段103が図1のメインCPUやユーザーインターフェース9に対応し、表示手段104が図1の表示部10に対応している。
同じバージョンである場合には、外部記憶手段105から読み出した情報はそのまま映像記憶手段103に出力されるが、バージョンが異なる場合には、フォーマット変換手段102により所定のフォーマットに変換された上で映像記憶手段103に出力される。
また、登録地レコードは拡張されることを考慮して、実際の登録地レコード情報よりも大き目の領域を固定の大きさで確保し、使用されない領域は予備領域とする。すなわち登録地レコード情報の容量が大きい場合は予備領域の容量が小さくなり、登録地レコード情報の容量が小さい場合は予備領域の容量が大きくなる。
つまり、外部記憶手段に記憶する登録地情報のPOINT000.DATのように決め、POINTの後の3桁数字でグループ番号を指定するように設定すれば0〜999までの1000グループ作成でき、1グループ250件と仮定すると250,000件の登録地が外部記憶手段に記憶できることになる。
さらに、このグループは、登録地情報のファイル名称すなわち、上記3桁数字の前の名称を設定することによりいくつにも増やせるので、実用上登録地情報の上限の制御がなくなる利点がある。
外部記憶手段14(105)をナビゲーション本体に接続し、ユーザーが入力部11により外部記憶手段に記憶されているグループ番号を指定する(ステップ1001)。
次に、外部記憶手段に書き出しファイルが表示されている場合は、そのファイルを編集モードで開く。
一方、書き出しファイルが外部記憶手段に存在しない(表示されない)場合は、ユーザーは新規作成モードで書き出しファイルを作成し、作成されたファイルを編集モードで開く。
なお、ファイル名称作成に失敗した場合は、表示部にエラーを表示し、ユーザーに通知する(ステップ1011〜1012)。
この処理で登録地エリアが選択できない場合、すなわち全ての登録(有無)フラグが設定されている場合は、全ての登録地エリアに登録地情報が書き込まれているため、これ以上、指定のグループ(書き出し先ファイル名称)に登録地情報を記憶することができない。この場合は、表示部にエラーを表示し、ユーザーに通知する。
なお、外部記憶手段の当該書き込み先ファイルに登録地エリアがすべて書き込まれているグループに対し、ナビゲータの登録地情報を記憶したい場合は、図9に示すようなフローチャートで、外部記憶手段の登録地情報ファイルの削除したい登録地エリアを指定し、登録地レコード情報、登録地バージョンを除いて、登録有無フラグを解除し、未登録状態に変更する必要がある。
なお、外部記憶手段がプロテクト状態の場合や空き容量がない場合は書き込み失敗となり、表示部にその旨が表示され、ユーザーにエラー内容が通知される。
図7においてナビゲーション装置がバージョン(A)であり、外部記憶手段からバージョン(A)の情報が読み出された場合には、その情報はそのまま登録地情報変換に出力されてナビゲーション(A)に読み込まれる。
外部記憶手段をナビゲーション本体に接続すると、表示部が作動し、グループ番号が表示される。ここで、ユーザーは入力部を用いてグループ番号を選択する(ステップ2001)。表示部に、ナビゲーションへの読み出しファイルが存在した場合、入力部を用いてそのファイルを開き、ナビゲーションへの読み込みをする(ステップ2003)。
これに対し、ナビゲーションへの読み出しファイルが存在しなかった場合は、読み込みをせず、終了する(ステップ2002)。
次に、外部記憶手段からナビゲーションへのファイル読み込みが行われる。
このとき、外部記憶手段からナビゲーションのファイル読み込みが失敗した場合は、表示部にその旨が表示され、ユーザーにエラー内容が通知される(ステップ2004)。
ここで、外部記憶手段に指定された登録地情報エリアの登録バージョンと、読み込み先のナビゲーションの登録地バージョンが一致する場合は、登録地レコード情報のフォーマットが使用するナビゲーションと一致するため、図2の手段により外部記憶手段の登録地レコード情報の内容をそのままナビゲーションに読み込ませることができる。
しかし、両者のバージョンが一致しない場合は、ナビゲーションが保有対応しているフィールド情報を読み込ませる。この時、これ以外の読み込めなかったフィールド情報はあらかじめ設定されているデフォルトの値に設定する。
ここまでの処理が正常に行われた場合は、読み込んだ登録地情報を内部の登録地情報として記憶する。
ナビゲーションの内部の登録地が既に一杯の場合は、これ以上、内部の登録地情報に読み込むことができない。この場合は、ユーザーに画面表示などでエラー内容を通知する。
外部記憶手段から登録地情報を読み込む処理は、外部記憶手段からナビゲーションへの読み込み処理とほぼ同様であり、異なる箇所は以下の手順からである。
ステップ4007により読み込み処理が正常に行われた場合、読み込んだ情報を、ナビゲーションの内部記憶装置へ登録地情報として記憶するのではなく、地図表示情報として、ステップ4008によりバッファへ記憶し、その後で、地図表示用の情報を利用し地図表示処理を実行する。
なお、内部の登録地情報が既に一杯の場合でもこの機能は利用できる。
図11は、本発明の登録地情報編集のイメージ図であり、外部記憶手段に登録地情報の内容を書き出す機能が備わったために、外部記憶手段を経由して、パソコン上や別のナビゲーション本体で登録地情報が編集することが可能となった。
図12は、各フィールド名称に更新日時を追加した場合の登録地情報項目の例である。
登録地情報を新規登録する時に、GPSより受信した日時情報を登録地情報の各フィールド項目に追加して記録する。
例えば、「名称」に対しては「名称更新日時」という項目を追加し、新規登録の場合は、登録した日時を記録する。
従って編集していない段階では、各フィールド項目の更新日時は、登録地情報の登録日時と同じ日時が記録されるようになっている。
名称として「クラリオン株式会社」と記録する。
ふり仮名として「クラリオンカブシキガイシャ」と記録する。
アイコン番号として「ピン」と記録する。
この場合において、これらの項目の下にある各更新日時には、下記のように記録されていたとする。
クラリオン株式会社 040701090000
クラリオンカブシキガイシャ 040701090000
X,Y,1(アイコン番号) 040701090000,
040701090000,040701090000
この登録地情報を『編集前の登録地情報』と呼ぶ。
この状態で、ナビゲーション本体にある登録地情報を、登録地情報編集1の機能を用いて、アイコン番号を2(ここでは会杜アイコンに相当すると仮定する)に書き換える(更新した日時は、2004年7月2日9時0分0秒とする)。
クラリオン株式会社 040701090000
クラリオンカブシキガイシャ 040701090000
X,Y,2(アイコン番号) 040702090000,
040701090000,040702090000
この登録地情報を『編集1で更新した登録地情報』と呼ぶことにする。
外部記憶手段に書き出した編集前の登録地情報をパソコンや別のナビゲーション本体に取り込み、「登録地情報編集2」の機能を用いて、名称と、ふり仮名を以下の内容に書き換える(更新した日時は、2004年7月3日9時0分0秒とする)。
「クラリオン,040703090000、
クラリオン,040703090000、
X,Y,1(ピンアイコン),040702090000,
040701090000,040703090000」
なお、この登録地情報を『編集2で更新した登録地情報』と呼ぶことにする。
はじめに、外部記憶手段から取り込む登録地情報と同一の登録地情報がナビゲーション本体にあるかないかを判定する。
同一登録地情報と判断するための方法としては、一つ目として、座標が一致するものを同一登録地情報とする場合が考えられる。
二つ目には、登録地情報のフィールド項目に登録施設を識別するためのIDを付加し、取り込み時に一致するものが存在するかどうかを検索するなどの方法が考えられる。なお、登録施設を識別するためのIDは、登録地情報を一意に判定するものなので、登録時に重複しないように付加する必要がある。
同一登録地情報があると判定された場合には、登録地情報の更新日時を比較し、一致する場合は内容が変更されていないと判断しナビゲーション内部に取り込むことを行わない。この時、ユーザーに取り込まなかったことを画面表示して通知する。
登録地情報の更新日時が一致しなかった場合は、各フィールド項目の一部が変更されているので、各フィールド項目の更新日時を比較し更新日時の新しいもののみナビゲーション内部の登録地情報に反映させる。
すなわち、編集2で更新した登録地情報を外部記憶手段からナビゲーション本体に取り込む時には、編集1で更新した登録地情報と更新日時の比較を行い更新日時の新しいもののみ登録地情報に反映させる。
この時、登録地情報の更新日時は、比較した登録地情報の更新日時の新しい方を設定する。
また、登録地情報の更新時に、各項目ごとに更新日時を提示し、書き換えるかどうかをユーザーに判断させるように構成すれば、より安全に最新のフィールド項目のみが反映された登録地情報を構成することができる。
クラリオン,040703090000、
クラリオン,040703090000、
X,Y,2(会社アイコン),040702090000,
040701090000,040703090000
2 相対方位検出部
3 車速検出部
4 メインCPUおよび周辺回路
6 DRAM
7 SRAM
9 インターフェース部
10 表示部
12 ディスク制御部
14 外部記憶装置制御部
101 内部記憶手段
102 フォーマット変換部
103 映像記憶手段
104 表示手段
Claims (3)
- 登録された所定地点に関する地点情報を内部記憶手段から映像記憶手段に読み込み、地図情報と共に表示するナビゲーション装置であって、外部記憶手段からの地点情報を入力する情報入力手段と、前記外部記憶手段からの地点情報を前記映像記憶手段に読み込んで地図情報と共に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
- 前記外部記憶手段に記憶される地点情報は、記憶された装置の環境を示す識別データを含み、現在の環境と前記識別データの比較に基づき、外部記憶手段からの地点情報を所定情報に変換して映像記憶手段に出力するデータ変換手段をさらに備えている請求項1に記載のナビゲーション装置。
- 外部記憶手段が登録地情報の内容を書き出す機能を持ち、かつ登録地情報を編集した際のデータに日付/時間情報を同時に記憶するとともに、外部記憶手段に情報を書き出す時に、この日付時間データを比較することにより、更新の有無を判断し、更新されているデータのみを更新する登録地情報編集機能を備えている請求項1に記載のナビゲーション装置。
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JP2004281410A JP2005308708A (ja) | 2004-03-26 | 2004-09-28 | ナビゲーション装置 |
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