JPH11202764A - 登録地点リスト表示方法及び車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

登録地点リスト表示方法及び車載用ナビゲーション装置

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JPH11202764A
JPH11202764A JP865598A JP865598A JPH11202764A JP H11202764 A JPH11202764 A JP H11202764A JP 865598 A JP865598 A JP 865598A JP 865598 A JP865598 A JP 865598A JP H11202764 A JPH11202764 A JP H11202764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単に登録地点名称のみをリスト表示するので
はなく、登録した地点がどこなのか、又は何のために登
録したのかなどを思い出すことが容易であり、登録され
た地点のデータをより有効に利用することができる登録
地点リスト表示方法及びその登録地点リスト表示方法を
実現する車載用ナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置は、複数の登録地点
をディスプレイ装置に表示するときに、地図描画部にお
いて各登録地点の周囲の地図画像を描画し、描画した地
図画像から所定の大きさのリスト表示用地図画像を切り
出す。そして、画像合成部において、ディスプレイ装置
の画面を複数の領域に分割し、且つ各領域にリスト表示
用地図画像と地点名称とを表示した画像を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、登録された複数の
地点をディスプレイ装置にリスト表示し、これらの登録
された地点のうちからユーザにより選択された地点を目
的地又は経由地として設定する機能を備えた車載用ナビ
ゲーション装置の登録地点リスト表示方法及びその登録
地点リスト表示方法を実現する車載用ナビゲーション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用ナビゲーション装置は、地図デー
タを記録したCD−ROM又はDVD−ROM等の地図
データ記憶装置と、ディスプレイ装置と、ジャイロ、G
PS(Global Positioning System )及び車速センサ等
の車両の現在位置及び現在方位を検出する自立航法セン
サ等を有し、車両の現在位置を含む地図データを地図デ
ータ記憶装置から読み出し、該地図データに基づいて車
両位置の周囲の地図画像をディスプレイ画面に描画する
と共に、車両位置マーク(ロケーション)をディスプレ
イ画面に重ね合わせて表示し、車両の移動に応じて地図
画像をスクロール表示したり、地図画像を画面に固定し
車両位置マークを移動させたりして、車両が現在どこを
走行しているのかを一目で判るようにしている。
【0003】また、通常、車載用ナビゲーション装置に
は、ユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことな
く容易に走行できるようにした経路誘導機能が搭載され
ている。この経路誘導機能によれば、地図データを用い
て出発地から目的地までを結ぶ最もコストが低い経路を
横型探索法又はダイクストラ法等のシミュレーション計
算を行って自動探索し、その探索した経路を誘導経路と
して記憶しておき、走行中、地図画像上に誘導経路を他
の道路とは色を変えて太く描画して画面表示したり、車
両が誘導経路上の進路を変更すべき交差点に一定距離内
に近づいたときに、地図画像上の進路を変更すべき交差
点に進路を示す矢印を描画して画面表示したりすること
で、ユーザを目的地まで案内する。
【0004】なお、コストとは、距離を基に、道路幅
員、道路種別(一般道か高速道かなど)、右折及び左折
等に応じた定数を乗じた値や車両の走行予測時間などで
あり、誘導経路としての適正の程度を数値化したもので
ある。距離が同一の2つの経路があったとしても、ユー
ザが例えば有料道路を使用するか否か、走行距離を優先
するか走行時間を優先するかなどを指定することによ
り、コストは異なったものとなる。
【0005】CD−ROM等の地図データ記憶装置に記
憶されている地図は、1/12500 、1/25000 、1/50000 及
び1/100000等の縮尺レベルに応じて適当な大きさの経度
幅及び緯度幅に区切られており、道路等は経度及び緯度
で表現された頂点(ノード)の座標集合として記憶され
ている。道路は2以上のノードの連結からなり、2つの
ノードを連結した部分はリンクといわれる。また、地図
データは、(1)道路リスト、ノードテーブル及び交差
点構成ノードリスト等からなる道路レイヤ、(2)地図
画面上に道路、建物、施設、公園及び河川等を表示する
ための背景レイヤ、(3)市町村名などの行政区画名、
道路名、交差点名及び建物の名前等の文字や地図記号等
を表示するための文字・記号レイヤなどから構成され
る。
【0006】ところで、車載用ナビゲーション装置で
は、一般的に、自宅やよく行く所などの地点を登録でき
るようになっている。例えば、ディスプレイ装置に表示
された地図上の所望の位置にカーソルを移動させて所定
の操作を行うと、ナビゲーション装置はその地点の経度
・緯度を記憶する。また、このとき、ナビゲーション装
置は、登録された地点(以下、登録地点という)の名称
として、カーソル位置の近傍に位置する文字列を地図デ
ータから取得し、登録地点と関連付けて記憶する。な
お、登録地点名称は、ユーザにより任意に変更すること
ができる。一般的な車載用ナビゲーション装置では、5
0〜100個所程度の地点を登録できる。
【0007】このようにしてユーザが登録した登録地点
は、目的地や経由地の設定に使用することができる。例
えば登録地点を目的地に設定する場合、図7に示すよう
に登録地点リストを表示させ、このリストから所望の登
録地点を選択して目的地に設定することができる。これ
により、地図画像を表示させてカーソルにより目的地を
指定する方法に比べて、目的地の設定が容易になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車載用ナビゲーション装置の登録地点リスト表
示方法では、図7に示すように単に登録地点名称を表示
するだけであるので、登録してから長時間経ってしまう
と、登録した地点がどこなのか、何のために登録したの
かなどがわからなくなって、せっかく登録した地点のデ
ータが有効に利用されないことがある。
【0009】以上から本発明の目的は、単に登録地点名
称のみをリスト表示するのではなく、登録した地点がど
こなのか、何のために登録したのかなどを思い出すこと
が容易であり、登録された地点のデータをより有効に利
用することができる登録地点リスト表示方法及びその登
録地点リスト表示方法を実現する車載用ナビゲーション
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、複数の
登録された地点をディスプレイ装置にリスト表示する車
載用ナビゲーション装置の登録地点リスト表示方法にお
いて、前記ディスプレイ装置の画面を複数の領域に分割
して、各領域に前記登録された地点の地図画像を表示す
ることを特徴とする登録地点リスト表示方法により解決
する。
【0011】上記した課題は、地図データを記憶した地
図データ記憶手段と、登録された地点の位置及び地点名
称を記憶する登録地点記憶手段と、前記登録地点記憶手
段に記憶された複数の地点の周囲の地図データを前記地
図データ記憶手段から読み出す制御手段と、前記制御手
段で読み出した地図データから所定の大きさのリスト表
示用地図画像を各地点毎に描画する画像描画手段と、前
記画像描画手段で描画されたリスト表示用地図画像のう
ちの複数のリスト表示用地図画像を1画面に合成して表
示する画像合成手段とを有することを特徴とする車載用
ナビゲーション装置により解決する。
【0012】以下、本発明の作用について説明する。本
発明の登録地点リスト表示方法においては、ディスプレ
イ装置の画面を複数の領域に分割し、各領域に、登録さ
れた地点の地図(又は、登録された地点の地図と登録さ
れた地点名称)を表示する。これにより、登録された地
点の周囲の道路や建物等が一目でわかり、登録した地点
がどこなのか、何のために登録したのかなどを思い出す
手助けとなる。例えば、知人宅の位置を登録した場合、
単に近傍の交差点名等を表示するだけでは何のために登
録した地点かを思い出すことが難しいが、本発明のよう
に登録された地点の周囲の地図が表示されれば、登録さ
れた地点がどこであるのか、又は何のために登録したの
かを思い出すことが容易になる。
【0013】但し、1画面に1つの地点の地図のみ表示
するようにすると、多数の地点が登録されている場合に
所望の地点を探すのに時間がかかってしまう。このた
め、1画面に複数の登録地点の地図を表示することが必
要である。また、本発明の車載用ナビゲーション装置に
おいては、画像描画手段により各登録地点のリスト表示
用地図画像を描画し、画像合成手段により複数のリスト
表示用画像を1画面に合成する。これにより、上記の登
録地点リスト表示方法を実現することができて、登録さ
れた地点のデータを有効に利用することができる。
【0014】この場合に、リスト表示用地図画像記憶手
段を設け、画像描画手段により作成されたリスト表示用
地図画像を記憶しておくと、次にリスト表示するときに
リスト表示用地図画像を作成する処理工程を省略するこ
とができて、リストを表示するまでの時間を短縮するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。図1は本発明の実
施の形態の車載用ナビゲーション装置を示すブロック図
である。1は地図データを記憶したCD−ROM(又
は、DVD−ROM:以下、同じ)であり、このCD−
ROM1には道路レイヤ、背景レイヤ及び文字・記号レ
イヤが記憶されている。2は後述するナビゲーション装
置本体10を操作するための各種操作ボタン(メニュー
ボタン及び決定ボタン等)及びジョイステック等が設け
られた操作部である。
【0016】3はGPS衛星から送られてくるGPS信
号を受信して車両の現在位置の経度及び緯度を検出する
GPS受信機である。4は自立航法センサであり、この
自立航法センサ4は、車両回転角度を検出するジャイロ
等の角度センサ4aと、一定の走行距離毎にパルスを発
生する走行距離センサ4bとにより構成されている。7
は液晶ディスプレイ装置であり、ナビゲーション装置本
体10は、このディスプレイ装置7に車両の現在位置の
周囲の地図を表示したり、出発地から目的地までの誘導
経路や車両位置マーク及びその他の案内情報を表示す
る。なお、ディスプレイ装置7には、後述するように操
作部2の一部として、6個のファンクションキーが画面
表示部の下方に横方向に並んで設けられている。
【0017】8はスピーカーであり、ナビゲーション装
置本体10はスピーカー8を介して各種案内情報を音声
で伝達する。ナビゲーション装置本体10は以下のもの
から構成されている。11はCD−ROM1から読み出
された地図データを一時的に記憶するバッファメモリで
ある。12は操作部2と接続されるインターフェース、
13はGPS受信機3と接続されるインターフェース、
14は自立航法センサ4に接続されるインターフェース
である。17は制御部であり、この制御部17は、イン
ターフェース13,14から入力される各種情報を基に
車両の現在位置を検出したり、CD−ROM1から所定
領域の地図データをバッファメモリ11に読み出した
り、設定された探索条件で出発地から目的地までの最適
な誘導経路を探索する。
【0018】18はバッファメモリ11に記憶された地
図データを用いて地図画像を生成する地図描画部であ
る。20は制御部17で探索した誘導経路を記憶する誘
導経路記憶部、21は誘導経路を描画する誘導経路描画
部である。誘導経路記憶部20には、制御部17によっ
て探索された誘導経路の全ノードが出発地から目的地ま
で記録される。誘導経路描画部21は、地図を表示する
際に、誘導経路記憶部20から誘導経路情報(ノード
列)を読み出して、誘導経路を他の道路とは異なる色及
び線幅で描画する。
【0019】19は動作状況に応じた各種メニュー画面
(操作画面)や車両位置マーク及びカーソル等の各種マ
ークを生成する操作画面・マーク発生部である。22は
音声信号発生部である。この音声信号発生部22には予
め複数の音声メッセージが記録されており、制御部17
からの信号に応じて所定の音声メッセージをスピーカー
8に出力する。
【0020】23は画像合成部であり、地図描画部18
で描画された地図画像に、操作画面・マーク発生部19
で生成した各種マークや操作画面、誘導経路描画部21
で描画した誘導経路などを重ね合わせてディスプレイ装
置7に表示させる。24は登録地点データが記憶される
登録地点記憶部である。ユーザがディスプレイ装置7に
表示された地図の所望の位置にカーソルを移動させ、操
作部2の所定のボタンを押すと、制御部17はカーソル
位置の経度・緯度を検出するとともに、カーソル位置の
周囲に位置する文字列を取得し、これらのデータを登録
地点データとして登録地点記憶部部24に記憶する。
【0021】このように構成された車載用ナビゲーショ
ン装置において、制御部17は、GPS受信機3で受信
したGPS信号と、自立航法センサ4から入力した信号
とから車両の現在位置を検出し、CD−ROM1から車
両の現在位置を含む領域の地図データをバッファメモリ
11に読み出す。地図描画部18は、バッファメモリ1
1に読み出された地図データを用いて地図画像を生成
し、ディスプレイ装置7に車両周囲の地図画像を表示す
る。
【0022】また、制御部17は、車両の移動に伴って
GPS受信機3及び自立航法センサ4から入力した信号
により検出した自車位置を、バッファメモリ11に読み
出した地図データを用いて、車両が道路上に位置するよ
うに補正(マップマッチング)する。そして、制御部1
7は、操作画面・マーク発生部19を制御して、ディス
プレイ装置7に表示された地図画像に車両位置マークを
重ね合わせて表示し、車両の移動に伴って車両位置マー
クを移動させたり、地図画像をスクロール表示する。
【0023】更に、ユーザが操作部2を操作して目的地
を設定すると、制御部17は車両の現在位置を出発地と
し、出発地から目的地までの誘導経路を探索して、探索
結果を誘導経路記憶部20に記憶し、誘導経路を地図画
像に重ね合わせて表示する。そして、車両の走行に伴っ
て適宜案内情報を出力し、車両を目的地まで誘導経路に
沿って案内する。
【0024】以下、本実施の形態の車載用ナビゲーショ
ン装置の地点登録時の動作について説明する。地点登録
する場合、図2に示すようにディスプレイ装置7の画面
上に地図画像を表示させる。そして、操作部2を操作し
て地点登録すべき位置にカーソル30を合わせ、操作部
2の「決定」ボタンを押す。そうすると、図3に示すよ
うに、画面上に「目的地」、「通過点」、「地点登録」
の各ボックスが表示される。ここで、ユーザが操作部2
のジョイステックを操作して「地点登録」ボックスを選
択し(選択されたボックスの色が変化する)、操作部2
の「決定」ボタンを押すと、制御部15は地図バッファ
11に読み出された地図データを使用しカーソル位置の
経度・緯度を検出して、その経度・緯度を登録地点デー
タとして登録地点記憶部16に記憶する。このとき、制
御部17は地図データからカーソル位置の近傍に位置す
る文字列を取得し、登録地点名称とする。この登録地点
名称は、ユーザにより変更することが可能である。ま
た、ユーザは、予め用意された複数のマークから、地点
登録した個所を地図表示する際に使用するマーク(たと
えば旗や家のマーク)を選択することができる。
【0025】図4は、登録地点記憶部24に記録される
登録地点データのデータ構造を示す模式図である。この
図4に示すように、登録地点記憶部24は、各登録地点
データ毎に、位置データ(経度・緯度)、登録地点名称
データ及びマークの種類を示すマークデータを記憶す
る。また、詳細情報として、コメントや電話番号等を付
加することもできる。
【0026】図5は本実施の形態のナビゲーション装置
によりディスプレイ装置7の画面に表示した登録地点リ
ストを示す模式図、図6はその登録地点リスト表示方法
を示すフローチャートである。ユーザにより操作部2の
「メニュー」ボタンが押されるとメニュー画面(図示せ
ず)が表示され、メニュー画面から「地点登録」を選択
すると、図6に示す処理が開始される。すなわち、ステ
ップS1において、制御部17は登録地点記憶部24に
記憶されている複数の登録地点データのうちから一つの
地点登録データを読み出す。そして、ステップS2に移
行し、CD−ROM1に記憶されている地図データのう
ち、登録地点の周囲の地図データ(例えば、1/12500 の
地図データ)をバッファメモリ11に読み出す。そし
て、地図描画部18は、バッファメモリ11に読み出さ
れた地図データを基に地図を描画し、描画した地図画像
から登録地点を中心とした所定の大きさ(1画面に8個
の地図画像が表示できる大きさ)の矩形状の領域を切り
出してリスト表示用地図画像を作成する。このとき、地
図画像描画部18は、より広い範囲を表示するために、
描画した地図画像を、例えば1/2に縮小してリスト表
示用地図画像としてもよい。そして、ステップS3に移
行し地図描画部18は、このリスト表示用地図画像に登
録地点名称及びアイコンを重ね合わせた後、ステップS
4に移行して、リスト表示用地図画像を画像合成部23
に出力する。
【0027】次に、ステップS5に移行し、制御部17
は登録地点記憶部24から全ての登録地点データを読み
出したか否かを調べる。全ての登録地点データを読み出
していない場合(NOの場合)は、ステップS1に戻
り、次の登録地点データを読み出して、S2〜S4の処
理を続行する。このようにして、全ての登録地点につい
てリスト表示用地図画像が作成されて画像合成部23に
出力されると、ステップ5からステップS6に移行す
る。ステップS6において、画面合成部23は、地図描
画部18から入力されたリスト表示用地図画像を合成
し、図5に示すように、ディスプレイ装置7の画面を8
つの領域に分割して各領域に登録地点のリスト表示用地
図画像が表示された登録地点リストを生成し、ディスプ
レイ装置7に表示する。
【0028】図5において、太枠(カーソル)で囲まれ
た登録地点は選択されていることを示す。ユーザは、操
作部2のジョイステックを操作することによりカーソル
を移動させることができる。また、画面の右端(又は、
左端)にカーソルを移動させ、更にジョイステックを右
(又は、左)に倒すことにより、画面が右(又は左)に
スクロールして、次の登録地点のリスト表示用地図画像
が表示される。
【0029】また、前述したように、ディスプレイ装置
7の画面表示部の下方には6個のファンクションキーが
横方向に並んで設けられており、図5の表示画面ではこ
れらのファンクションキーのうちの5つに、「戻り」、
「情報」、「消去」、「地図表示」、「目的地セット」
の機能が設定されている。例えば、ユーザが「戻り」の
キーを押すとメニュー画面に戻り、「情報」のキーを押
すとカーソルで選択された登録地点のデータに付加され
た詳細情報(コメント又は電話番号等)が表示される。
また、「消去」キーを押すとカーソルで選択されている
登録地点のデータが登録地点記憶部24から消去され
る。更に、「地図表示」キーを押すとカーソルで選択さ
れている登録地点の地図が全画面に表示され、「目的地
セット」キーを押すとカーソルで選択されている登録地
点を目的地とし、車両の現在位置から目的地までの誘導
経路の探索を開始する。
【0030】本実施の形態においては、上述の如く、登
録地点リストの表示が指示されると、登録地点のリスト
表示用地図画像がディスプレイ画面に表示されるので、
ユーザは登録地点の位置が一目でわかり、登録地点がど
こにあるのか、何のために登録したのかなどを容易に思
い出すことができる。これにより、登録地点のデータを
有効に利用することができて、車載用ナビゲーション装
置の使い勝手が大幅に向上するという効果が得られる。
【0031】本実施の形態においては、全ての登録地点
データについてリスト表示用地図画像を生成し、そのう
ちの8個分のリスト表示用地図画像を同時にディスプレ
イ装置に表示する。このように一度に表示されるリスト
表示用地図画像の数が多いので、多数の登録地点から所
望の登録地点を容易に探し出すことができる。なお、地
図描画図で成したリスト表示用地図画像は、登録地点記
憶部24等に記憶しておくことが好ましい。これによ
り、次に登録地点をリスト表示する際に、図6のステッ
プS1からステップS5までの処理を省略することがで
きて、リスト表示に要する時間が短縮される。
【0032】また、上述の実施の形態ではユーザにより
登録された地点をリスト表示する場合について説明した
が、本発明は、メーカーにより予め登録された地点をリ
スト表示する場合に適用することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の登録地点
リスト表示方法によれば、ディスプレイ装置の画面を複
数の領域に分割し、各領域に登録地点の地図を表示する
ので、登録地点の周囲の道路や建物が一目でわかり、登
録した地点がどこにあるのか、又は何のために登録した
のかなどを容易に思い出すことができる。これにより、
登録した地点のデータを有効に利用することができる。
【0034】また、本発明の車載用ナビゲーション装置
は、画像描画手段と画像合成手段とを有し、画像描画手
段は各登録地点のリスト表示用地図画像を描画し、画像
合成手段は、複数のリスト表示用地図画像を1画面に合
成するので、上記の登録地点リスト表示方法を実現する
ことができ、登録された地点のデータを有効に利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の車載用ナビゲーション装
置を示すブロック図である。
【図2】地点登録時の画面表示例(その1)を示す図で
ある。
【図3】地点登録時の画面表示例(その2)を示す図で
ある。
【図4】登録地点データのデータ構造を示す模式図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の車載用ナビゲーション装
置によりディスプレイ装置の画面に表示した登録地点リ
ストを示す模式図である。
【図6】登録地点リスト表示方法を示すフローチャート
である。
【図7】従来の車載用ナビゲーション装置による登録地
点リスト表示を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CD−ROM、 2 操作部、 3 GPS受信器、 4 自立航法センサ、 7 ディスプレイ装置、 8 スピーカー、 10 ナビゲーション装置本体、 11 バッファメモリ、 12〜14 インターフェース、 17 制御部、 18 地図描画部、 19 操作画面・マーク発生部、 20 誘導経路記憶部、 21 誘導経路描画部、 22 音声出力部、 23 画像合成部、 24 登録地点記憶部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の登録された地点をディスプレイ装
    置にリスト表示する車載用ナビゲーション装置の登録地
    点リスト表示方法において、 前記ディスプレイ装置の画面を複数の領域に分割して、
    各領域に前記登録された地点の地図画像を表示すること
    を特徴とする登録地点リスト表示方法。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイ装置の画面を分割した
    各領域毎に、前記登録された地点の地図画像に加えて、
    登録された地点名称を表示することを特徴とする請求項
    1に記載の登録地点リスト表示方法。
  3. 【請求項3】 地図データを記憶した地図データ記憶手
    段と、 登録された地点の位置及び地点名称を記憶する登録地点
    記憶手段と、 前記登録地点記憶手段に記憶された複数の地点の周囲の
    地図データを前記地図データ記憶手段から読み出す制御
    手段と、 前記制御手段で読み出した地図データから所定の大きさ
    のリスト表示用地図画像を各地点毎に描画する画像描画
    手段と、 前記画像描画手段で描画されたリスト表示用地図画像の
    うちの複数のリスト表示用地図画像を1画面に合成して
    表示する画像合成手段とを有することを特徴とする車載
    用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記地図描画手段で描画した各リスト表
    示用地図画像を記憶するリスト表示用地図画像記憶手段
    を有することを特徴とする請求項3に記載の車載用ナビ
    ゲーション装置。
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