JP3641947B2 - 車両用ナビゲーション装置及びナビゲーション方法 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置及びナビゲーション方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、目的地や通過点等の地点を検索して現在位置や出発地から経路探索して経路案内を行う車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車に搭載される経路案内を行う車両用ナビゲーション装置において、地名又は都道府県ごとに分類された施設を検索できる機能を有するものがある。この地名検索又は施設名検索は、地名又は施設を一覧表式の項目リストで画面に表示させ、操作キーを操作することにより項目リストの中から地名又は施設を検索するものである。しかし、画面には項目リストが表示されるだけであるので、検索すべき項目とその地理的な位置との対応を同時に把握できない問題があった。
【0003】
そこで、この課題を解決するために特開平09−292831号公報では、項目リストを表示画面に表示すると共に、当該項目リストに含まれる項目が存在する地域に対応する地図を表示画面に表示し、ユーザーが項目リストの中から任意の項目を指定すると、その項目の存在する位置が地図上で強調表示されるものが提案されている。また、この装置では、都道府県リストの中から例えば千葉県が選択、決定されると、日本地図上の千葉県の位置が強調表示された後に千葉県の地図に切り替わることについても提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のよう従来の装置では、例えば日本全体の地図から千葉県の地図に切り替わる場合一度に切り替わってしまうため、切り替わる前の地図のどの位置に現在の地図が対応するかがわかりにくいという問題があった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのもので、例えば日本全体の地図からその一部である都道府県の地図に切り替わる際に、現在の都道府県の地図が日本のどの位置に対応するかを容易に確認することができる車両用ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された本発明は、地点を検索する機能を備え、検索された地点を設定してルート案内を行う車両用ナビゲーション装置において、少なくとも第1階層の地点名称及び該地点名称に対応する地図データと、第1階層の下位である第2階層の地点名称及び該地点名称に対応する地図データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された地点名称及び地図データを表示する表示手段と、第1階層の地図データを前記記憶手段から読み出し、第1階層の地図を前記表示手段に描画する第1地図描画手段と、第2階層の地点名称を前記記憶手段から読み出し、前記第1階層の地図と共に前記表示手段にリスト表示する地点名称表示手段と、リスト表示された第2階層の地点名称を選択する選択手段と、選択手段により選択された地点名称に対応する第2階層の地図データを前記記憶手段から読み出し、前記第1階層の地図に重ねて第2階層の地図を描画する第2地図描画手段と、リスト表示された第2階層の地点名称を決定する決定手段と、決定手段により決定された地点名称に対応する第2階層の地図を連続的に拡大する地図拡大手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載された本発明は、記憶手段から第1階層の地図データを読み出し、第1階層の地図を表示手段に描画するステップと、前記記憶手段から第2階層の地点名称を読み出し、第1階層の地図と共に前記表示手段にリスト表示するステップと、リスト表示された第2階層の地点名称が選択されたときに、前記記憶手段から該地点名称に対応する第2階層の地図データを読み出し、第1階層の地図に重ねて第2階層の地図を前記表示手段に描画するステップと、リスト表示された第2階層の地点名称が決定されたときに、前記表示手段に描画された該地点名称に対応する第2階層の地図を連続的に拡大するステップと、からなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図1は本発明の実施の形態における車両用ナビゲーション装置の構成例を示す図である。
【0010】
本発明の実施の形態における車両用ナビゲーション装置は、経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記憶されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理を行うと共に、システム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成されている。
【0011】
入力装置1は、目的地や通過点、或は誘導経路の探索条件を入力したり、または運転者の意志により画面に出力される情報を制御するための指示入力を行い、中央処理処理装置4にその入力された指示内容を送信する。その機能を実現するための手段として、表示画面上に配されたタッチスイッチやリモートコントローラ、或は音声認識装置を有する。これら入力装置により運転者は、目的地を電話番号や地図上の座標や住所などから選択して入力したり、経路案内の出力要求や表示装置に表示される地図情報の表示選択等、使用者が所望とする処理の指示を入力可能とする。
【0012】
出力装置2は、中央処理装置4で処理された情報、及び情報記憶装置3に格納された情報、或は情報送受信装置5から受信された各種情報を出力するものであり、地図情報や経路案内に関する情報を画面に表示出力するディスプレイ、またそれら情報を音声出力により出力するスピーカを備えている。
【0013】
ディスプレイは、カラーCRTやカラー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく登録地点名称入力画面、経路設定画面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面に経路案内の設定および経路誘導中の案内や画面の切り換え操作を行うためのタッチスイッチが表示される。特に、通過交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面に重畳してカラー表示され、また、登録地点名称入力画面では入力途中において、共通読み部分を有する全ての登録地点名称の残りリスト数や、登録地点名称の選択画面等が表示され、選択キーやリモートコンロール操作で登録地点名称を選択したとき、目的地の周辺の地図が表示されるようになっている。
【0014】
このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者は区間図を見ることにより自車両の現在地を確認し、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、ディスプレイには機能ボタンの表示に対応してタッチパネルが設けられており、ボタンをタッチすることにより入力される信号に基づいて上記の操作が実行されるように構成されている。このボタンとタッチスイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部を構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省略する。また、インストルメントパネル内に設けられたディスプレイと併用して、運転者の視線に合わせてフロントガラスの一部を利用して、或はダッシュボード上にヘッドアップディスプレイを設け、設定された経路において右左折等案内すべき交差点での進行方向等、経路案内を行うための必要最小限の情報を表示するようにしてもよい。
【0015】
現在位置検出装置2は、車両の現在位置に関する情報を検出、或は受信する装置であり、地磁気センサ等で構成される絶対方位センサ、ジャイロセンサ、ステアリングセンサ等で構成される相対方位センサ、車輪の回転数から走行距離を検出する距離センサ、衛星航法システム(GPS)を利用したGPS受信装置、その他現在位置に関する各種情報を車両外の装置から受信する現在位置情報通信装置を備えている。該現在位置情報通信装置は、交通情報受信装置やデータ送受信装置から構成され、交通情報受信装置は、VICS(道路交通情報システム)受信装置等からなり、該装置により電波ビーコンや光ビーコン等により送信される現在位置における位置情報を受信する。また、データ送受信装置は、GPSから送信される位置情報の誤差情報を送信するセンタからその情報を受信する(D(ディファレンシャル)−GPS)装置や情報センタに電話発信することにより発信された位置情報を得るための携帯電話等からなる。
【0016】
情報記憶装置3は、ナビゲーションプログラム及びデータをCD−ROM(以下、単にCDという)、DVD(ディジタル・ビデオディスク)−ROM、MD(ミニディスク)、光CD、ICカード等の外部記憶媒体に記憶した外部記憶装置である。プログラムは、地図描画部、経路探索部、経路案内部、現在位置計算部、目的地設定操作制御部等からなりナビゲーションを行うための信号処理を行うアプリケーション部及びOS部等で構成され、ここに、経路探索などの処理を行うためのプログラムや経路の表示案内に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには、経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納されている。また、データには、地図データ、交差点データ、道路データ、各種案内データ等、ナビゲーションを実行するために必要な全てのデータが格納されている。また、本発明の実施の形態においてはこのようなデータに加え、住所検索画面用の地図データを有している。この住所検索画面用地図データは、都道府県や市町村などの領域を表わすものであり、代表点及び領域を形成する座標が各領域毎に記憶されている。この情報記憶装置3が記憶手段に相当する。
【0017】
具体的には、現在位置検出装置2からの位置情報、入力装置1からの入力信号に基づき目的地や通過点を設定し、探索道路データを用いて経路探索を実行するプログラム、交通情報受信装置から取得された交通情報に基づき探索道路データを変換して再度経路探索を実行させるためのプログラム、探索された経路を立体的に描画するために変換するプログラム、或は地図描画やマップマッチング、経路に沿って音声出力タイミングや音声フレーズの内容を決定するためのプログラム、さらには画像撮影手段であるビデオカメラから取り込まれた画像から特徴物を認識して案内出力に利用するプログラム等が格納され、これら情報記憶装置3に格納されたプログラムを起動することにより、本発明の実施例の形態におけるナビゲーションの各機能が実行される。つまり、本発明の実施の形態においては、本発明の機能が実現されるためのプログラムが外部記憶媒体である情報記憶装置3に格納されている。
【0018】
また、本発明の機能が実現されるためのプログラムの全部又は一部、データの全部又は一部を情報センタや他の車両から後述する情報送受信装置5を介して受信し、ナビゲーション装置内の記録媒体であるフラッシュメモリやRAMに記憶させるようにしてもよい。また本発明の実施の形態における情報記憶装置は外部記憶装置3のみであってもよいし、外部記憶装置と中央処理装置内に装備されるROMやRAMやフラッシュメモリとの併用、或は中央処理装置内に装備されるRAMやフラッシュメモリのみであってもよい。
【0019】
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU、情報記憶装置3のCDからプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリを備えている。このフラッシュメモリは、CDのプログラムの変更があっても既存のプログラムを消去して書き換え可能にするものである。また、フラッシュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログラムを格納した第1ROM、設定された目的地の地点座標、道路コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAM、経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納された第2ROMを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。
【0020】
さらに、ディスプレイへの画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモリ、CPUからの表示出力制御信号に基づいて画像メモリから画像データを取り出し、画像処理を施してディスプレイに経路案内情報を表示したり、地図を描画する画像プロセッサ、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。ここで、経路案内は画面表示と音声出力で行うが、画面表示または音声出力どちらか一方のみによる経路案内も運転者が選択できるように構成されている。
【0021】
この中央処理装置4において、現在位置検出装置2の各センサにより取得されたデータをセンサ入力インターフェースより取り込むと、そのデータに基づきCPUは、一定時間毎に現在位置座標を算出し、一時的にRAMに書き込む。この現在位置座標は、各種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を行ったものである。また、各種センサによる出力値は、マップマッチング処理の結果を用いたり、センサ相互のデータを比較することにより、常に補正が行われる。
【0022】
ナビゲーションに必要なプログラムは、中央処理装置4のROMに予め格納するように構成してもよいし、情報記憶装置(記憶媒体)3に格納するように構成してもよい。なお、情報記憶装置3にプログラムを格納した場合には、例えば情報記憶装置3からプログラムを読み出してフラッシュメモリに記憶させるようにすると、情報記憶装置3を交換することにより、新たなプログラムを更新、実行することが可能となる。また、情報記憶装置3から読み出したプログラムを一時的にRAMに記憶させてナビゲーション機能を処理するようにすることもできる。
【0023】
情報送受信装置6は、情報センタや他の車両と通信することによりナビゲーションを実行するために必要な各種データを受信したり、送信するための装置であり、VICS受信装置や携帯電話、或はその他光通信を行うための装置である。VICS(道路交通情報システム)は、情報センタから道路交通情報をリアルタイムでFM多重放送、電波ビーコン、光ビーコンによって車両に伝送するもので、VICS受信装置は、それらの情報を受信することができるようになっている。VICS送信データは、各道路毎に付けられたリンク番号に対して、渋滞度(例えば、通行不可、渋滞、混雑、交通量)、渋滞先頭位置、渋滞長、通行規制(工事情報、通行止め等)、旅行時間(所定速度での所要時間)等のデータから構成されている。また、携帯電話や光通信により情報センタにアクセスして、運転者の要求により交通情報センタ(例えばATIS)との間で情報のやり取りを行う。また、電話回線や光通信等により他の車両と通信することにより、他の車両の位置情報や固有情報を送受信する。これら情報送受信装置6により送受信される情報は、交通情報の他、目的地を入力するための位置に関するデータ、地図データの全部又は追加、補正情報、交差点近傍や観光ポイントの風景のデジタル画像データ等である。また、ナビゲーションを実行するためのプログラムの全部又は一部であってもよい。
【0024】
その他、情報送受信装置6として、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。予め地図データや目的地データなどの運転者の固有データが記憶されているパソコンや電子化手帳などの情報源との間でデータのやり取りを行うようにしてもよい。
【0025】
情報記憶装置3に記憶される道路、交差点データ、或は情報送受信装置6から受信される道路、交差点データのデータ構成について説明する。道路データには、交差点から隣接する交差点単位、或は所定の2点のノード単位で表される各データについて、道路番号、長さ、幅、道路属性、形状、案内に関する情報が付与されている。道路データは、入力装置1により入力された目的地までの経路探索を実行し、探索された経路に基づき経路案内を行うためのデータと、表示装置上に地図表示を行うためのデータとを有する。また、交差点データには交差点の位置座標、名称、その交差点で接続する道路の接続情報等が格納される。これらの道路データ、交差点データは、経路探索、経路案内用のデータと地図表示用のデータとを別個のデータとして格納することもできるし、それらのデータを共有することもできる。また、交差点データに格納されている各データを道路データに格納することもできる。
【0026】
道路データは、方向(往路、復路)別に格納されている。道路の幅については、実際の数値でもよいし、簡易的に車線数を格納するようにしてもよい。道路属性については、その道路の道路種別(国道、県道等)の他、その道路が高架であるとか、地下道であるとか、有料道路である等の情報も格納するようにしてもよい。形状に関する情報については、道路の形状を表現するための座標列(ノードデータ)であり、東経、北緯で表される絶対座標、或は絶対座標をコード化して格納される。案内に関する情報については、車両が探索された経路を走行中に、経路上の現在走行中、或は現在位置から前方の道路データを検索し、進行方向や目印情報を出力するため、道路データに各種情報を付加したものである。具体的には、各道路データに接続する道路の接続状態として、右左折や道なりや直進、或は方面名称を格納し、該情報を用いて音声案内出力や画面表示出力を行う。また、各道路に面している目印となる建造物の名称や看板の画像情報、或は信号機や踏み切りやトンネル、ビーコン等の設置位置、その他カーブ位置やカーブ曲率、制限速度等の情報を格納し、現在走行中である道路、または車両現在位置から所定距離前方の道路における情報を取得して、音声出力または表示出力する。
【0027】
中央処理装置4は、CPUにおいて前記情報記憶装置3に記憶された道路データ、或は交差点データと、入力装置3により入力された目的地や通過点や有料道路の優先、非優先等の探索条件に関する情報とを使用して、現在位置或は出発地から目的地までの経路探索を実行する。経路探索処理では、各道路データにおける、長さ、幅、接続する道路の接続関係、道路の種別等の情報を数値化してパラメータとして、該パラメータを用いて最適となる道路データ列を求める。また、情報送受信装置6により取得される渋滞情報や規制情報等の交通情報、或はICカードやその他携帯情報記憶装置に記憶された個人的な情報(探索条件の好み等)を新たなパラメータとして付加して、或はそれらの情報を加味して探索することもできる。経路探索の具体的な方法は種々の技術が提案されているが、ここでは詳細な説明は割愛する。
【0028】
前記中央処理装置4内のCPUで求められた経路の情報を経路データとして中央処理装置4内のRAMに一時的に記憶する。この記憶内容は、新たに目的地が設定されて新たな経路を求めた場合に更新されるか、目的地に車両が到達したことを判断して消去される。一度探索された経路データをICカード等に記憶するようにしてもよい。そして、現在位置検出手段により検出された車両の現在位置が移動中の道路、及びその道路上の位置を特定し、その現在走行中の位置、或は所定距離前方における経路データをRAMから検索して、経路誘導に関する情報を音声出力又は表示出力により案内する。また、車両現在位置が探索された経路から外れた場合には、新たな経路を探索する。
【0029】
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置のシステム全体の流れを説明するための図である。中央処理装置4のCPUにより経路案内システムのプログラムが起動されると、現在位置検出装置2により現在位置を検出して現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する(ステップS1)。次に、地名や施設名称等の登録地点名称、電話番号や住所、登録地点名等を用いて目的地を設定し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経路探索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップS4)。本発明の実施の形態における地図拡大処理は図2の装置全体の処理の中で、ステップS2の目的地或いは通過点を設定するために住所検索を行う場合に行われる。
【0030】
以下に、実施の形態について説明する。図3乃至図7は住所検索における遷移を示す図である。まず、使用者から住所検索の指示がなされたときには図3が表示画面に表示される。図3は表示画面を左右に分割し向かって左側には都道府県名称がリストにより読み順で表示され、画面右側は日本全体の地図が表示される。ここで、画面左側の都道府県名称リストは使用者による入力装置の操作に応じてカーソルが上下に移動し、そのカーソルが位置する都道府県名称に対応して画面右側の日本全体の地図における都道府県の領域が着色される。図3ではリストにて「愛知県」が選択され、それに対応して右側の日本全体の地図にて愛知県の位置が着色されている。また、画面右側における地図は後述する図9の地図領域表示処理にて画面内で最大になるよう表示される。
【0031】
次に、使用者により「愛知県」が決定されると、図4が表示画面に表示される。ここで、画面左側には愛知県内に存在する市町村名がリストにより読み順で表示され、画面右側は愛知県全体の地図が表示されている。ここでも上記都道府県の選択、決定と同様に、画面左側の市町村名称リストは使用者の操作によりカーソルが上下に移動し、そのカーソルが位置する市町村名称に対応して画面右側の愛知全体の地図における市町村の領域が着色される。図4ではリストにて「岡崎市」が選択され、それに対応して右側の愛知県全体の地図にて岡崎市の位置が着色されている。
【0032】
以下同様にして図5、図6、図7のように階層的に選択、決定していき、最終的に使用者が所望する住所を番地のレベルまで検索することが可能である。なお、請求項で述べられている第1階層と第2階層の関係は、上記実施例のように、第1階層を例えば「愛知県」とすると、第1階層の下位である第2階層は愛知県内に存在する市町村である「岡崎市」である。また、第1階層と第2階層を「愛知県」と「岡崎市」とすると、第1地図描画手段とは愛知県の地図を描画するものであり、第2地図描画手段とは岡崎市の地図を描画するものである。
【0033】
次に画面右側における地図を画面内で最大に表示させる地図領域表示処理について図9のフローチャートを参照しながら「愛知県」の地図領域を最大に表示する場合を例にして説明する。
【0034】
まず「愛知県」の地図領域用データを情報記憶装置3から読み出す。次にステップS11にて愛知県の地図領域用データのうち例えば最も左上に位置する東経、北緯からなる座標(X,Y)を読み込む。ステップS12では読み込んだX座標をXmin及びXmaxに設定し、Y座標をYmin、Ymaxに設定する。ここでXmin,Ymin、Xmax,Ymaxは愛知県の地図領域を囲むことによりできる矩形(以下、座標枠)の左下隅と右上隅のそれぞれのX、Y座標を示す。つまり、最初に読み込んだ座標は座標枠における最小の座標でもあり、最大の座標である。
【0035】
次に、ステップS13に進み、次の座標(X’,Y’)を読み込み、この座標についてステップS14乃至ステップS21の処理を行う。ステップS14では読み込んだX’座標がステップS12で設定したXminより小さいか否かを判断する。判断の結果、Xminより小さい場合にはステップS15に進み、X’を新たにXminとして設定する。ステップS14の判断の結果、Xminより大きい場合にはステップS16に進み、読み込んだY’座標がステップS12で設定したYminより小さいか否かを判断する。判断の結果、Yminより小さい場合にはステップS17に進み、Y’を新たにYminとして設定する。ステップS16の判断の結果、Xminより大きい場合にはステップS18の処理に進む。
【0036】
上記と同様にステップS18ではステップS14では読み込んだX’座標がステップS12で設定したXmaxより大きいか否かを判断する。判断の結果、Xmaxより大きい場合にはステップS19に進み、X’を新たにXmaxとして設定する。ステップS18の判断の結果、Xmaxより小さい場合にはステップS20に進み、読み込んだY’座標がステップS12で設定したYmaxより大きいか否かを判断する。判断の結果、Ymaxより大きい場合にはステップS21に進み、Y’を新たにYmaxとして設定する。ステップS20の判断の結果、Xmaxより小さい場合にはステップS22の処理に進む。
そしてステップS22では全ての座標について処理したか否かを判断し、処理していない場合にはステップS13に戻りさらに次の座標を読み込む。
つまり、ステップS14乃至ステップS22の処理は、読み込んだ座標が新たに座標枠の座標になり得るか否かを順々に判断し、全ての座標について処理が終了したときに設定されているXmin、Xmax、Ymin、Ymaxから座標範囲を決定するものである。
【0037】
図9のフローチャートに戻って、ステップS23ではステップS22までの処理で決定された座標範囲(Xmin、Xmax、Ymin、Ymax)が地図領域を表示する画面範囲に収まるように縮尺率を決定する。具体的には、まずX方向に対する縮尺率ZとY方向に対する縮尺率Zを次の式により別々に演算する。
=(Xmax−Xmin/画面X方向の幅)
=(Ymax−Ymin/画面Y方向の幅)
ここで、Zは縮尺率である。そして、Z、Zのうち、縮尺率が小さい方を採用する。
【0038】
次にステップS24に進み、画面座標に変換する際の中心座標として座標範囲の基準点を設定する。ここでは座標範囲の左隅座標である(Xmin、Ymin)を中心座標として設定する。
最後にステップS25に進み、ステップS23で決定された縮尺率とステップS24で設定された中心座標とを用いて座標列を画面座標に変換する。具体的には次の式を用いる。
DXn=(X−Xmin)×Z
DYn=(Y−Ymin)×Z
ここで、DXは画面座標である。これらの変換式を用いて領域地図の座標を画面座標に変換して、画面範囲に領域地図を描画する。
【0039】
上述したように本発明の実施の形態は、住所を都道府県レベルから番地レベルまで階層的に選択、決定するものであり、それに対応してそれぞれの階層における地図領域を画面範囲内で最大に表示するものであるが、特に階層間で住所検索画面を切り替える際の地図の描画方法に特徴部分がある。具体的には、図4において「岡崎市」が選択、決定されると、図8(a)乃至(c)に図示するように画面左側のリストは愛知県岡崎市内に存在する地名がリスト表示され、画面右側では「愛知県」の地図領域はそのままで、決定された「岡崎市」の地図領域のみが後述する領域拡大処理によって徐々に拡大されていく。このように、「愛知県」の地図から「岡崎市」の地図に一度に切り替わるのではなく、「愛知県」の地図を背景にして「岡崎市」の地図を徐々に拡大していくため前の階層の地図領域における今回の階層の地図領域の位置が把握し易くなる。
【0040】
次に本発明の実施の形態における特徴部分である領域拡大処理について、都道府県レベルの階層である「愛知県」の地図から愛知県内に存在する市町村レベルの階層である「岡崎市」の地図に徐々に拡大する場合を例にして図10のフローチャートを参照しながら説明する。まず、ステップS31にて図9のフローチャートで説明した地図領域表示処理により愛知県領域の縮尺率Z1及び基準点座標(X1,Y1)を計算する。次にステップS32にて同様に岡崎市領域の縮尺率Z2及び基準点座標(X2,Y2)を計算する。
【0041】
次にステップS33に進み、拡大処理を何段階で行うか、即ち描画回数mを設定する。そしてステップS34乃至ステップS38にて最初の拡大処理を行う。これは、図8(a)に相当する。
まず、ステップS35にて今回の縮尺率Znを計算する。具体的には次のような比例式により計算される。
Zn={nZ+(m−n)Z}/m
図8のように3段階に描画する場合にはm=3、n=1であるため、
=(1×Z+2×Z)/3
のように計算される。
【0042】
次にステップS36にて、今回の基準点座標を計算する。これも次のような比例式により計算される。
Xn={nX+(m−n)X}/m
Yn={nY+(m−n)Y}/m
【0043】
ステップS37ではステップS35及びステップS36にて計算された今回の縮尺率及び基準点座標を用いて「岡崎市」の地図領域における座標列を画面座標に変換し、ステップS38にてこの変換座標を用いて画面表示を行う。
【0044】
最後にステップS39に進み、拡大処理が終了したか否か、即ち、n=mになったか否かを判断する。判断の結果NOであれば次の段階の拡大処理を行うためにステップS40にてnに1を加算してステップS35に戻る。判断の結果YESであれば領域拡大処理は終了する。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1階層の地図とその下位の階層である第2階層の地図を重ねて描画し、使用者により第2階層が決定されたときに、第2階層の地図を連続的に拡大する構成を有することにより、第1階層の地図と対応づけながら第2階層の地図を拡大表示することができるため、第1階層の地図と第2階層の地図との位置関係を容易に確認できるという効果を有することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両用ナビゲーション装置の構成例を示す図である。
【図2】 本発明の装置全体の流れを説明する図である。
【図3】 本発明の住所検索の遷移を説明する図である。
【図4】 本発明の住所検索の遷移を説明する図である。
【図5】 本発明の住所検索の遷移を説明する図である。
【図6】 本発明の住所検索の遷移を説明する図である。
【図7】 本発明の住所検索の遷移を説明する図である。
【図8】 本発明の領域拡大の遷移図である。
【図9】 本発明の地図領域表示処理を説明するフローチャートである。
【図10】 本発明の領域拡大処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…入出力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力装置。

Claims (2)

  1. 地点を検索する機能を備え、検索された地点を設定してルート案内を行う車両用ナビゲーション装置において、
    少なくとも第1階層の地点名称及び該地点名称に対応する地図データと、第1階層の下位である第2階層の地点名称及び該地点名称に対応する地図データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された地点名称及び地図データを表示する表示手段と、
    第1階層の地図データを前記記憶手段から読み出し、第1階層の地図を前記表示手段に描画する第1地図描画手段と、
    第2階層の地点名称を前記記憶手段から読み出し、前記第1階層の地図と共に前記表示手段にリスト表示する地点名称表示手段と、
    リスト表示された第2階層の地点名称を選択する選択手段と、
    選択手段により選択された地点名称に対応する第2階層の地図データを前記記憶手段から読み出し、前記第1階層の地図に重ねて第2階層の地図を描画する第2地図描画手段と、
    リスト表示された第2階層の地点名称を決定する決定手段と、
    決定手段により決定された地点名称に対応する第2階層の地図を連続的に拡大する地図拡大手段と、
    を備えることを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  2. 記憶手段から第1階層の地図データを読み出し、第1階層の地図を表示手段に描画するステップと、
    前記記憶手段から第2階層の地点名称を読み出し、第1階層の地図と共に前記表示手段にリスト表示するステップと、
    リスト表示された第2階層の地点名称が選択されたときに、前記記憶手段から該地点名称に対応する第2階層の地図データを読み出し、第1階層の地図に重ねて第2階層の地図を前記表示手段に描画するステップと、
    リスト表示された第2階層の地点名称が決定されたときに、前記表示手段に描画された該地点名称に対応する第2階層の地図を連続的に拡大するステップと、
    からなるナビゲーション方法。
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