JPH10122890A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

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JPH10122890A
JPH10122890A JP9231968A JP23196897A JPH10122890A JP H10122890 A JPH10122890 A JP H10122890A JP 9231968 A JP9231968 A JP 9231968A JP 23196897 A JP23196897 A JP 23196897A JP H10122890 A JPH10122890 A JP H10122890A
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JP
Japan
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intersection
information
guidance
route
road
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JP9231968A
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Inventor
Kazuyuki Watanabe
和行 渡邉
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差点図の視認性を向上させ、案内交差点で
の進路を容易に認識できるようにする。 【解決手段】 経路案内を行うための交差点図その他の
データを記憶する記憶手段3と、交差点図に表示する場
合には記憶手段3に記憶されたデータのうち経路案内の
ために必要な情報を判断し該必要な情報以外の情報を制
限して描画する表示制御手段1、4とを備え、目的地ま
での経路を探索し経路案内を行う車両用ナビゲーション
装置であり、表示制御手段は、交差点拡大の指示を検出
して交差点図を表示する。また、現在位置を検出する現
在位置検出手段2を備え、表示制御手段1、4は、現在
位置検出手段2により検出された現在位置が案内交差点
の所定距離手前に近づいたことを条件に交差点拡大の指
示を検出して交差点図を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目的地までの経路
を探索し経路案内を行う車両用ナビゲーション装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図10
は道路地図を用いた案内画面の例を示す図、図11は交
差点図による案内画面の例を示す図である。車両用ナビ
ゲーション装置において、通過点や目的地等の地点入力
に基づいて目的地までの経路探索を行い、探索された案
内経路に基づき画面や音声を使って経路案内を行う場
合、案内交差点では交差点図による経路案内が行われ
る。地図による経路案内では、図10に示すように自車
の現在位置を中心とする周辺の道路地図を沿道の特徴物
と共に表示し、その地図上に案内経路(太い破線)と現
在位置マーク(破線の丸と三角のマーク)を重ね表示す
るが、現在位置が次に曲がるべき交差点(案内交差点)
の所定距離手前、例えば300m手前になると、図11
に示すように交差点図に画面をクローズアップして交差
点の目印になるポイント、例えばガソリンスタンドGS
やコンビニエンスストア、銀行、公共施設等をロゴマー
クやランドマークにより併せて表示する。
【0003】しかし、交差点図を表示する場合、図11
に示すように全ての道路を表示しているため、表示する
交差点付近に複数の道路が存在するときには、表示画面
が複雑になり、画面の視認性が悪くなってしまい、経路
(進行方向)をすぐに認識できないという問題が生じて
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、交差点図の視認性を向上させ、案
内交差点での進路を容易に認識できるようにするもので
ある。
【0005】そのために本発明は、現在位置を追跡し、
探索した経路に従って目的地まで案内を行うと共に、案
内の必要な交差点に関して詳細図にて表示・案内を行う
車両用ナビゲーション装置において、前記案内の必要な
交差点に関して詳細図を描画する時に、描画する道路を
制限して案内に必要な情報以外の情報を表示しないこと
を特徴とするものであり、また、目的地までの経路及び
経路案内のデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶されたデータに基づき経路上で案内が必要である
と判断された交差点付近の詳細を交差点図として描画す
る交差点図描画手段と、前記交差点図描画手段で描画す
る情報に制限を加えて、必要な情報以外の情報を表示し
ないように制限して交差点図を表示する制御手段とを有
することを特徴とするものである。
【0006】さらに、前記制御手段は、予め設定された
条件を満たしているか否かを判断し、該条件を満たして
いない情報を制限し、その情報としては、案内交差点に
接続している道路であるか否か、案内中の経路に接続し
ている道路であるか否か、通行可能な道路であるか否か
を判断して描画する情報に制限を加えることを特徴と
し、また、前記制御手段は、制限を加える情報に背景色
と同じ色を用い、或いは制限を加える情報を描画しない
ことを特徴とし、交差点図の表示指示を検出したとき、
或いは現在位置を検出する現在位置検出手段を備え、前
記制御手段は、前記現在位置検出手段により検出された
現在位置が案内交差点の所定距離手前に近づいたことを
条件に交差点拡大の表示指示を検出して交差点図を表示
することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る車両用ナビ
ゲーション装置の実施の形態を示す図であり、経路案内
に関する情報を入出力する入出力装置1、自車両の現在
位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路
の算出に必要なナビゲーション用データおよび案内に必
要な表示案内データ等が記憶されている情報記憶装置
3、経路探索処理や経路案内に必要な表示案内処理を行
うと共にシステム全体の制御を行う中央処理装置4から
構成したものである。まず、それぞれの構成について説
明する。
【0008】入出力装置1は、目的地を入力したり、運
転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面に
より出力できるように、運転者の意志によりナビゲーシ
ョン処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後の
データなどをプリント出力する機能を備えている。その
機能を実現するための手段として、入力部には、目的地
を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案
内をリクエストしたりするタッチスイッチ11や操作ス
イッチを有する。勿論、リモートコントローラ等の入力
装置でもよい。また、出力部には、入力データを画面表
示したり、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内
を画面で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で
処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータを
プリント出力するプリンタ13および経路案内を音声で
出力するスピーカ16などを備えている。
【0009】ここで、音声入力を可能にするための音声
認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータ
を読み取るための記録カード読み取り装置を付加するこ
ともできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄
積し、運転者の要求により通信回線を介して提供される
情報センターや、予め地図データや目的地データなどの
運転者固有のデータが記憶されている電子手帳などの情
報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信
装置を付加することもできる。
【0010】ディスプレイ12は、カラーCRTやカラ
ー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が
処理する地図データや案内データに基づく経路設定画
面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必
要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面
に経路案内の設定および経路案内中の案内や画面の切り
換え操作を行うためのボタンが表示される。特に、通過
交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面に
ポップアップでカラー表示される。
【0011】このディスプレイ12は、運転席近傍のイ
ンストルメントパネル内に設けられており、運転者は区
間図を見ることにより自車両の現在位置を確認し、また
これからの経路についての情報を得ることができる。ま
た、ディスプレイ12には機能ボタンの表示に対応して
タッチスイッチ11が設けられており、ボタンをタッチ
することにより入力される信号に基づいて上記の操作が
実行されるように構成されている。このボタンとタッチ
スイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部
を構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省
略する。
【0012】現在位置検出装置2は、車両の現在位置衛
星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するG
PS受信装置21と、FM多重放送、電波ビーコン、光
ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS情
報受信装置22と、携帯電話、パソコン等を利用するこ
とにより、情報センタ(例えばATIS)や他車両と情
報を双方向に通信するためのデータ送受信装置23と、
車両の進行方位を例えばステアリングセンサやジャイロ
センサを利用することにより相対方位で検出する相対方
位センサ25と、例えば車輪の回転数から車両の走行距
離を検出する距離センサ26とから構成され、車両の走
行に関する情報である例えば道路情報、交通情報を送受
信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、
さらに現在位置に関する情報を送受信したりする装置で
ある。
【0013】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROMである。プログラムは、地図描画部、経路
探索部、経路案内部、現在位置計算部、目的地設定操作
制御部等からなりナビゲーションの信号出力処理を行う
アプリケーション部及びOS部等で構成され、ここに、
経路探索などの処理を行うためのプログラムや経路案内
に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御
を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さら
には経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格
納されている。また、データは、経路案内に必要な地図
データ(道路地図、住宅地図、建造物形状地図等)、交
差点データ、ノードデータ、道路データ、写真データ、
登録地点データ、目的地点データ、案内道路データ、詳
細目的地データ、目的地読みデータ、電話番号データ、
住所データ、その他のデータのファイルからなりナビゲ
ーション装置に必要なすべてのデータが記憶されてい
る。
【0014】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU40、情報記憶装置3のCD−ROMからプ
ログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ41、
フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理
を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納し
たROM42、設定された目的地の地点座標、道路名コ
ードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中の
データを一時的に格納するRAM43、ディスプレイへ
の画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモ
リ44、CPU40からの表示出力制御信号に基づいて
画像メモリ44から画像データを取り出し、画像処理を
施してディスプレイに出力する画像プロセッサ45、C
PUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3
から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文
章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカ1
6に出力する音声プロセッサ46、通信による入出力デ
ータのやり取りを行う通信インタフェース47および現
在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ
入力インタフェース48、内部ダイアグ情報に日付や時
間を記入するための時計49などを備えている。この中
央処理装置4において、現在位置検出装置2の各センサ
により取得されたデータをセンサ入力インタフェース4
8より取り込むと、そのデータに基づきCPU40は、
一定時間毎に現在位置座標を算出し、一時的にRAM4
2に書き込む。この現在位置座標は、各種データの検出
誤差を考慮してマップマッチング処理を行ったものであ
る。また、各種センサによる出力値は、常に補正が行わ
れる。ここで、経路案内は運転者が画面表示、音声出力
のいずれでも選択できるように構成されている。
【0015】図2は道路案内データ等の構成例を示す
図、図3は道路属性データ等の構成例を示す図、図4は
注意点データ等の構成例を示す図である。図2乃至図4
は情報記憶装置に格納された主要なデータファイルの構
成例を示し、案内道路データファイルは、図2(A)に
示すように、道路数nのそれぞれに対して、道路番号、
長さ、道路属性データ、形状データのアドレス、サイズ
および案内データのアドレス、サイズの各データからな
り、経路探索により求められ経路案内を行うために必要
なデータとして格納される。
【0016】道路番号は、分岐点間の道路毎に方向(往
路、復路)別に設定されている。道路属性データは、道
路案内補助情報データであり、図3(A)に示すよう
に、その道路が高架か、高架の横か、地下道か、地下道
の横かからなる高架・地下道の情報および車線数の情報
を示すデータである。形状データは、図2(B)に示す
ように、各道路の複数のノード(節)で分割したとき、
ノード数mのそれぞれに対して東経、北緯からなる座標
データを有している。案内データは、図2(C)に示す
ように、交差点(または分岐点)名称、注意点データ、
道路名称データ、道路名称音声データのアドレス、サイ
ズおよび行き先データのアドレス、サイズの各データか
らなる。
【0017】案内データのうち、注意点データは、図4
(A)に示すように、踏切か、トンネル入口か、トンネ
ル出口か、幅員減少点か、無しか等の情報を示すデータ
であり、分岐点以外の踏切、トンネル等において運転者
に注意を促すためのデータである。道路名称データは、
図3(B)に示すように、高速道路、都市高速道路、有
料道路、一般道(国道、県道、その他)の道路種別の情
報と高速道路、都市高速道路、有料道路について本線か
取付道かを示す情報のデータであり、道路種別データと
さらに各道路種別毎での個別番号データである種別内番
号から構成される。行き先データは、図2(D)に示す
ように、行き先道路番号、行き先名称、行き先名称音声
データのアドレス、サイズおよび行き先方向データ、走
行案内データからなる。
【0018】行き先データのうち、行き先方向データ
は、図2(E)に示すように、無効(行き先方向データ
を使用しない)、不要(案内しない)、直進、右方向、
斜め右方向、右に戻る方向、左方向、斜め左方向、左に
戻る方向の情報を示すデータである。走行案内データ
は、図4(B)に示すように、車線が複数ある場合にど
の車線を走行すべきかを案内するためのデータを格納し
たもので、右寄りか、左寄りか、中央寄りか、無しかの
情報を示すデータである。
【0019】次に、動作を説明する。図5は本発明に係
る車両用ナビゲーション装置の全体の動作を説明するた
めの図、図6は交差点図の表示処理を説明するための
図、図8は交差点図の表示例を示す図である。
【0020】中央処理装置4のCPU51により経路案
内システムのプログラムが起動されると、図5に示すよ
うにまず現在位置検出装置2により現在位置を検出し現
在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現
在位置の名称等を表示する(ステップS1)。次に、電
話番号や住所、施設名称、登録地点等を用いて目的地を
設定し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経
路探索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在
位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的
地に到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステ
ップS4)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力が
あった場合には、探索エリアを設定してその探索エリア
での再探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案
内を繰り返し行う。
【0021】上記の経路案内・表示の処理では、図6に
示すように現在位置から案内交差点(ロータリーや分岐
点を含む)までの距離を演算して(ステップS11)、
案内交差点までの距離が300m以内になったか否かを
判断する(ステップS12)。そして、案内交差点まで
の距離が300m以内になっていない場合には、自車の
現在位置を中心とする周辺の道路地図を沿道の特徴物と
共に表示して、その地図上に案内経路(太い破線)と現
在位置マーク(破線の丸と三角のマーク)を重ね表示す
る(ステップS13)。また、案内交差点までの距離が
300m以内になった場合には、経路案内に必要な道路
や特徴物等の情報のみを交差点図に表示する(ステップ
S14)。以上の処理を目的地に到着するまで切り返し
実行する(ステップS15)。
【0022】交差点図の描画処理は、図7に示すように
交差点図の描画データを取り込むと(ステップS2
1)、その描画データが案内経路上の道路や交差点、ロ
ータリー等のものか否か(ステップS22)、案内経路
上の交差点に接続する道路か否かを判断し(ステップS
23)、それらのいずれでもない場合には描画を制限し
(ステップS24)、それらのいずれかである場合には
その道路、交差点、ロータリーを描画する(ステップS
25)。以上の処理を全描画データについて繰り返し実
行する(ステップS26)。
【0023】このような処理を行うことにより、交差点
図では、図8(A)、(B)に示すように案内交差点や
ロータリー、通過する交差点に接続する道路案内経路以
外の道路や特徴物は、次の交差点(ロータリー、分岐点
も含む)まで描画され、その先の点線で示す交差点やそ
れに接続する道路は描画が制限される。この描画の制限
は、例えば経路案内に必要ない道路や交差点等を描画し
ないようにすることによって交差点図から消去してもよ
いし、経路案内に必要ない道路や交差点等を背景の色と
同じ色により描画することによって交差点図から見掛け
上で消去してもよい。
【0024】なお、図8(A)において、101のエリ
アには案内交差点から走行する新たな通りの名称「To
ALBANSTR.」を表示し、102のエリアには
案内交差点までの距離「To Junction 0.
1km」を表示し、103のエリアには目的地の方向
「→」と残距離「0.7km」、アナログ時計による目
的地への到着予定時間、目的地までの所要時間「00h
02m」を表示し、104のエリアには現在時刻「0
9:28」を表示している。また、105が現在位置マ
ークであり、106が案内経路である。ロータリーの場
合には、図8(B)に示すようにロータリー17に接続
する全ての道路を描画する。このように案内経路に直接
接続する道路のみが交差点図に表示され、案内経路に直
接接続しない案内経路から外れている道路は交差点図か
ら消去されるので、案内交差点図で案内経路が認識しや
すくなり、案内交差点で間違わずに進行方向に曲がるこ
とができる。
【0025】図9は交差点図の他の描画処理の例を説明
するための図である。交差点図の描画方法としては、図
9に示すように描画処理がスタートすると、まず、描画
範囲内の経路上の道路を描画道路として登録し(ステッ
プS31)、次に描画範囲内の道路のうち、経路以外で
描画条件を満たしている道路を描画道路として登録する
(ステップS32)。このときの描画する道路の条件と
しては、案内交差点に接続する道路であること、経
路上の道路に接続する道路であること、通行可能であ
ること(例えば一方通行で進入できない道路や、VIC
S等の交通情報で入手した進入できない道路を通行不可
能として描画しないようにしてもよい)等である。そし
て、描画道路としてステップS31、S32で登録され
た道路を交差点図に描画する(ステップS33)。
【0026】上記図7や図9により説明した交差点図の
描画処理は、図6で説明した経路案内・表示処理におけ
るステップS14の交差点図による経路案内の時に行っ
てもよいが、描画処理が高速に実行できず時間がかかる
場合には、V−RAMに予め交差点図の描画処理を実行
して、交差点の所定距離手前で表示を切り換えるように
してもよい。これらの処理実行プログラムは、先に説明
したCD−ROMに格納しておき、フラッシュメモリに
読み込むようにしてもよい。また、上記のような交差点
図の描画処理を軽減するために、各交差点毎に案内経路
に応じた交差点図のデータを予め記憶しておくようにし
てもよい。さらに、交差点図を表示するに際し、条件に
応じて描画する情報を制限しているが、予め描画する情
報を格納してもよい。この場合、描画する情報は、各交
差点への進入路毎に格納することもできる。
【0027】また、予め交差点図の描画処理を実行する
場合には、例えば交差点の500m、600m手前で交
差点図の描画処理を実行すると、交差点の300m手前
で直ちに交差点図に切り換えて表示することができる。
このような交差点図の描画処理の開始タイミングは、交
差点図の描画処理に要する時間に応じて決めることがで
きるので、上記のように交差点の所定距離手前であって
もよいが、交差点図の切り換え表示に間に合うタイミン
グとして車速に応じ決定してもよいし、情報量の多い市
街地等の地域に応じて描画処理の開始タイミングの決定
方法を使い分けるようにしてもよい。勿論、交差点を曲
がった時に次の案内交差点に関する交差点図の描画処理
を実行し、運転者の要求に応じて適宜表示できるように
してもよい。
【0028】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、現在位置が案内交差点の所定距離手
前に近づいたことを条件に交差点図を表示したが、スイ
ッチその他の交差点拡大の指示を検出して交差点図を表
示してもよい。また、案内経路の交差点、ロータリー及
びそれに接続する道路のみを描画し、それ以外の道路を
描画しないように処理したり、案内経路の交差点、ロー
タリーに接続する道路以外の道路を背景の色と同色にし
てすべての道路について描画処理を行うようにしたが、
背景色に近い色や案内経路の交差点、ロータリー及びそ
れに接続する道路と異なる目立たない色、点線等の目立
たない表示態様で描画処理を行うようにしてもよい。さ
らに、経路案内に必要な情報として、案内経路から進入
禁止となる道路を除いた通行可能な道路、道路幅を比較
・判断し、所定幅以上の道路だけに制限してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、案内交差点の所定距離手前で交差点図を表示
すると共に、その交差点に対して全ての情報を表示する
のではなく、経路案内に必要な道路や情報を判断して表
示し、経路案内に必要ない、関係ないと判断された道路
や情報を非表示にするので、交差点図を簡潔・明瞭に表
示することができる。したがって、交差点図の視認性を
向上し、その交差点での進路(進行方向)を容易かつ的
確に認識することができる。また、交差点図として経路
案内に必要な情報のみを描画して表示することにより、
描画処理のためのシステムの負担を軽減し、表示までの
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用ナビゲーション装置の実
施の形態を示す図である。
【図2】 道路案内データ等の構成例を示す図である。
【図3】 道路属性データ等の構成例を示す図である。
【図4】 注意点データ等の構成例を示す図である。
【図5】 本発明に係る車両用ナビゲーション装置の全
体の動作を説明するための図である。
【図6】 経路案内・表示処理を説明するための図であ
る。
【図7】 交差点図の描画処理を説明するための図であ
る。
【図8】 交差点図の表示例を示す図である。
【図9】 交差点図の他の描画処理の例を説明するため
の図である。
【図10】 道路地図を用いた案内画面の例を示す図で
ある。
【図11】 交差点図による案内画面の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…入出力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶
装置、4…中央処理装置、11…タッチスイッチ、12
…ディスプレイ、13…プリンタ、16…スピーカ、2
1…GPS受信装置、22…VICS情報受信装置、2
3…データ送受信装置、24…絶対方位センサ、25…
相対方位センサ、25は距離センサ、40…CPU、4
1…フラッシュメモリ、42…ROM、43…RAM、
44…画像メモリ、45…画像プロセッサ、46…音声
プロセッサ、47…通信インターフェース、48…入力
インターフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を追跡し、探索した経路に従っ
    て目的地まで案内を行うと共に、案内の必要な交差点に
    関して詳細図にて表示・案内を行う車両用ナビゲーショ
    ン装置において、前記案内の必要な交差点に関して詳細
    図を描画する時に、描画する道路を制限して案内に必要
    な情報以外の情報を表示しないことを特徴とする車両用
    ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 目的地までの経路及び経路案内のデータ
    を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデー
    タに基づき経路上で案内が必要であると判断された交差
    点付近の詳細を交差点図として描画する交差点図描画手
    段と、前記交差点図描画手段で描画する情報に制限を加
    えて、必要な情報以外の情報を表示しないように制限し
    て交差点図を表示する制御手段とを有することを特徴と
    する車両用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、予め設定された条件を
    満たしているか否かを判断し、該条件を満たしていない
    情報に制限を加えることを特徴とする請求項2記載の車
    両用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、案内交差点に接続して
    いる道路であるか否かを判断して描画する情報に制限を
    加えることを特徴とする請求項3記載の車両用ナビゲー
    ション装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、案内中の経路に接続し
    ている道路であるか否かを判断して描画する情報に制限
    を加えることを特徴とする請求項3記載の車両用ナビゲ
    ーション装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、通行可能な道路である
    か否かを判断して描画する情報に制限を加えることを特
    徴とする請求項3記載の車両用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、制限を加える情報に背
    景色と同じ色を用いることを特徴とする請求項2記載の
    車両用ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、制限を加える情報を描
    画しないことを特徴とする請求項2記載の車両用ナビゲ
    ーション装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、交差点図の表示指示を
    検出したとき交差点図を表示することを特徴とする請求
    項2記載の車両用ナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    を備え、前記制御手段は、前記現在位置検出手段により
    検出された現在位置が案内交差点の所定距離手前に近づ
    いたことを条件に交差点拡大の表示指示を検出して交差
    点図を表示することを特徴とする請求項2記載の車両用
    ナビゲーション装置。
JP9231968A 1996-08-30 1997-08-28 車両用ナビゲーション装置 Pending JPH10122890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9231968A JPH10122890A (ja) 1996-08-30 1997-08-28 車両用ナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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