JP2000046566A - 地図表示装置及び記憶媒体 - Google Patents

地図表示装置及び記憶媒体

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JP2000046566A
JP2000046566A JP21461998A JP21461998A JP2000046566A JP 2000046566 A JP2000046566 A JP 2000046566A JP 21461998 A JP21461998 A JP 21461998A JP 21461998 A JP21461998 A JP 21461998A JP 2000046566 A JP2000046566 A JP 2000046566A
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Japan
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road
width
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JP21461998A
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Takanori Kachi
加地孝典
Yumi Shibata
柴田由美
Hiroyoshi Masuda
枡田浩義
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示された地図から走行する道路幅情報を得
られるようにし、必要とする道路を認識し易くし、違和
感のない走行を可能にする。 【解決手段】 表示縮尺ごとに、道路幅を表示する道路
種別、一定幅で表示する道路種別、表示しない道路種別
を規定したテーブルを格納し、該テーブルを参照して表
示縮尺に対応して道路幅を表示、一定幅で表示、表示を
消す道路種別をそれぞれ決定し、決定した道路種別に関
して道路幅表示、一定幅表示、表示抹消するようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路幅に関する表示
形態を縮尺に応じて変えるようにした地図表示装置及び
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置における地図
表示装置においては、表示される地図の道路を線分表示
し、詳細地図において道路幅が広い道路であっても1本
の線で表示するものや、道路に幅情報をもたせておき、
幅をもたせて道路表示するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】地図の道路を線分表示
するものとしては、例えば、図9(a)(縮尺1/1
万)、図9(b)(縮尺1/2万)、図9(c)(縮尺
1/4万)に示すように、幹線道路であっても線分で表
示される(高速は他の道路に比して2倍の太さで表現さ
れているが線分表示である)ため実際の道路との誤差が
大きく、運転者に違和感を与えてしまう。また、道路に
幅をもたせて表示するものにあっては、市街地図表示画
面では運転者に違和感を与えないものの、走行時に使用
頻度の高い1/5千、1/1万、1/2万、1/4万等
の縮尺表示において、実際の道路幅との誤差があまりに
も大きく、例えば幹線道路を走行している場合に多く使
用される広域地図では不要な細街路までも幅をもって表
示されるため、地図が煩雑となり使用者が必要とする道
路を認識しずらいという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、表示された地図から走行する道路幅情報を得られる
ようにし、必要とする道路を認識し易くし、違和感のな
い走行を可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路地図情報
を表示する表示手段と、幅情報を含む道路データを格納
した情報記憶手段と、設定された表示縮尺に基づいて、
案内道路地図を描画して前記表示手段に出力する制御手
段とを備え、前記制御手段は、表示縮尺に対応して道路
幅を表示する道路種別を決定し、決定した道路種別に関
して道路幅を描画することを特徴とする。また、本発明
は、前記情報記憶手段に、表示縮尺ごとに、道路幅を表
示する道路種別、一定幅で表示する道路種別、表示しな
い道路種別を規定したテーブルを格納し、前記制御手段
は、前記テーブルを参照し、設定された表示縮尺に応じ
て道路幅表示、一定幅表示、表示しない道路種別を決定
して道路を描画することを特徴とする。また、本発明
は、前記情報記憶手段に、表示縮尺ごとに、道路幅を表
示する道路種別に対する道路幅情報を格納し、前記制御
手段は、表示縮尺ごとに前記道路幅情報を参照し、該道
路幅情報に基づいて道路を描画することを特徴とする。
【0006】また、本発明の記憶媒体は、道路地図情報
を表示するステップと、幅情報を含む道路データを格納
するステップと、設定された表示縮尺に基づいて、案内
道路地図を描画表示するステップと、表示縮尺に対応し
て道路幅を表示する道路種別を決定し、決定した道路種
別に関して道路幅を描画するステップとからなるプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。また、本発明の記憶
媒体は、表示縮尺に対応して道路幅を表示する道路種別
を決定し、決定した道路種別に関して道路幅を表現して
地図描画を行わせるための道路データ構造として、表示
縮尺ごとに少なくとも道路幅を表示する道路種別、一定
幅で表示する道路種別を規定したテーブルを格納したこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明の記憶媒体は、表示縮尺に対
応して道路幅を表示する道路種別を決定し、決定した道
路種別に関して道路幅を表現して地図描画を行わせるた
めの道路データ構造として、表示縮尺ごとに、道路幅を
表示する道路種別に対する道路幅情報を格納したことを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明の地図表示装置が
搭載される車両用ナビゲーション装置の構成例を示す図
である。本発明の地図表示装置が搭載される車両用ナビ
ゲーション装置は、経路案内に関する情報を入力する入
力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現
在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション
用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データと
プログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記
録されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内
に必要な表示/音声案内処理を行うと共に、システム全
体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情
報である例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車
両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位
置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、
経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成さ
れている。
【0009】入力装置1は、目的地を入力したり、運転
者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に
指示する機能を備えている。その機能を実現するための
手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて
入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチス
イッチやリモートコントローラ等を用いることができ
る。また、音声入力を可能にするための音声認識装置や
ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取る
ための記録カード読み取り装置を付加することもでき
る。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運
転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報セ
ンターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造
物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等の
情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通
信装置を付加することもできる。
【0010】現在位置検出装置2は、衛星航法システム
(GPS)を利用して車両の現在位置情報を入手するも
の、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することに
より絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方
位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利
用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、
例えば車輪の回転数から車両の走行距離を検出する距離
センサ等から構成される。
【0011】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROM等からなっている。プログラムは、経路探
索などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載の
フローチャートに示される処理プログラムや経路案内に
必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を
行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらに
は経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納
されている。記憶されるデータとしては、地図データ、
探索データ、案内データ、マップマッチングデータ、目
的地データ、登録地点データ、幅情報を含む道路デー
タ、ジャンル別データ、ランドマークデータ等のファイ
ルからなり、ナビゲーション装置に必要なすべてのデー
タが記憶されている。なお、本発明は、CD−ROMに
はデータのみ格納し、プログラムは中央処理装置に格納
するタイプのものにも適用可能である。
【0012】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU40、情報記憶装置3のCD−ROMからプ
ログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ41、
フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理
を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納し
たROM42、設定された目的地の地点座標、道路名コ
ードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中の
データを一時的に格納するRAM43からなっている。
また、この他にも図示は省略するが、CPUからの音声
出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した
音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成し
てアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロ
セッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信
インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号
を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイ
アグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備え
ている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外
部記憶装置に格納しておいてもよい。本発明に係るプロ
グラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログ
ラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納され
てもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体
側のROM42に格納されていてもよい。
【0013】この外部記憶媒体に記憶されたデータやプ
ログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中
央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種
々のナビゲーション機能が実現される。
【0014】本発明の地図表示装置が搭載されるナビゲ
ーション装置は、上記のように外部記憶装置のCD−R
OMからプログラムを読み込むための比較的大容量のフ
ラッシュメモリ41、CDの立ち上げ処理を行うプログ
ラム(プログラム読み込み手段)を格納した小容量のR
OM42を内蔵する。フラッシュメモリ41は、電源が
切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記
憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理として、プ
ログラム読み込み手段であるROM42のプログラムを
起動してフラッシュメモリ41に格納したプログラムチ
ェックを行い、情報記憶装置3のCD−ROMのディス
ク管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処
理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリ41の
状態から判断して行われる。
【0015】情報送受信装置5は、衛星航法システム
(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、
FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して
情報を入手するためのVICS情報受信装置、携帯電
話、パソコン等を利用することにより、情報センター
(例えばATIS)や他車両と情報を双方向に通信する
ためのデータ送受信装置等から構成される。
【0016】出力装置6は、運転者が必要な時に案内情
報を音声および/または画面により出力したり、中央処
理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリ
ント出力する機能を備えている。そのための手段とし
て、入力データを画面表示したり、経路案内画面を表示
するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや
情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力する
プリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備
えている。
【0017】ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等に
より構成されており、中央処理装置4が処理する地図デ
ータや案内データに基づく交差点拡大図画面、目的地
名、時刻、距離、進行方向矢印等を表示する。ディスプ
レイへ送られてくる画像データは、2値画像データ(ビ
ットマップデータ)であるので、専用の画像信号線を介
してではなく、シリアル通信等で使用する通信線を使用
し、また、他の通信線を兼用することもできる。なお、
ディスプレイにはビットマップデータを一時的に保持す
るメモリが備えられている。
【0018】このディスプレイは、運転席近傍のインス
トルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを
見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれ
からの経路についての情報を得ることができる。また、
図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパ
ネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、
画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入
力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0019】図2は本発明の地図表示装置が搭載される
車両用ナビゲーション装置のシステム全体の流れを説明
するための図である。中央処理装置4のCPU40に情
報記憶装置3からプログラムが読み込まれて経路案内の
プログラムが起動されると、現在位置検出装置2により
現在位置を検出して現在位置を中心としてその周辺地図
を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する(ステ
ップS1)。次に、地名や施設名称等の目標名、電話番
号や住所、登録地点、道路名等を用いて目的地を設定し
(ステップS2)、現在位置から目的地までの経路探索
を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在位置検
出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到
着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップS
4)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力があった
場合には、探索エリアを設定してその探索エリアでの再
探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案内を繰
り返し行う。
【0020】図3は本発明に係る情報記憶装置3に格納
された主要なデータファイルの構成例を示している。図
3(A)は経路算出手段により経路を算出し経路案内を
行うために必要なデータが格納された案内道路データフ
ァイルを示し、道路数nのそれぞれに対して、道路番
号、長さ、道路属性データ、形状データのアドレス、サ
イズおよび案内データのアドレス、サイズの各データか
らなる。前記道路番号は、分岐点間の道路毎に方向(往
路、復路)別に設定されている。道路案内補助情報デー
としての前記道路属性データは、その道路が国道、県
道、一般道または細街路道かの道路種別、また、高架
か、高架の横か、地下道か、地下道の横か、車線数の情
報等を示すデータである。前記形状データは、図3
(B)に示すように、各道路を複数のノード(節)で分
割したとき、ノード数mのそれぞれに対して東経、北緯
からなる座標データと、各ノード間における道路幅デー
タを有している。なお、道路幅データとしては、実際の
道路形状に即したデータを記憶する他に、車線数により
道路幅を規定してもよい。
【0021】図4は図1の情報記憶装置3に格納されて
いる縮尺−道路表示幅テーブルを示す図である。縮尺−
道路表示幅テーブルは、経路案内用の道路地図を表示す
る場合に、縮尺に応じた道路幅表示とするか、一定幅と
するか、或いは特定道路を表示しないかを定めたもので
ある。すなわち、中央処理装置4において道路地図の描
画を行う場合、情報記憶装置3に格納されている縮尺−
道路表示幅テーブルを参照し、例えば、縮尺が、1/5
千あるいは1/1万のときは、細街路道を含めた全ての
道路を実道路幅で表示し、縮尺1/1万では図5(a)
に示すように表示される。縮尺1/2万では、細街路道
2ドット幅表示で、それ以外は実道路幅表示であり、図
5(b)のように表示される。縮尺1/4万では細街路
道1ドット幅表示、一般道2ドット幅表示でそれ以外は
実道路幅表示し、図5(c)に示すように表示される。
こうして、縮尺率が大きくなるに従って実道路幅で表示
される道路は県道以上、主要道以上、国道以上、最後は
高速・有料道のみとなり、一方、縮尺率が大きくなるに
従って細街路道、一般道、県道と順次表示が抹消され
る。また、縮尺1/32万より大きい縮尺率では、全て
実道路幅表示ではなく、所定ドット幅表示となる。な
お、道路幅は表示せず一定幅で表示する場合、上記では
1ドット、2ドット、3ドットのように複数段階とした
が、すべて一定幅としてもよく、また道路種別毎に色情
報を設け、視覚的に異ならせるようにしてもよい。
【0022】次に、図6、図7により表示縮尺に応じた
道路幅表示の処理フローについて説明する。図6は表示
縮尺変更処理を説明する図である。中央処理装置では、
使用者による入力データから表示縮尺を決定し(ステッ
プS11)、決定された縮尺において表示する道路種
別、即ち高速道・有料道、国道、主要道、一般道、細街
路道のいずれを表示するのかを選定する(ステップS1
2)。次いで、図4の縮尺−道路表示幅テーブルを参照
し、選定された道路種別のタイプ、即ち、実道路幅で表
示するのか、一定ドット幅で表示するのかを判別する
(ステップS13)。次いで、表示するためのデータを
読み出し(ステップS14)、地図全域を決定された縮
尺で表示する(ステップS15)。
【0023】図7は地図上での道路表示処理フローを説
明する図である。中央処理装置では、使用者による入力
データから表示縮尺を決定し(ステップS21)、決定
された縮尺において表示する道路種別、即ち高速道・有
料道、国道、主要道、一般道、細街路道のいずれを表示
するのかを選定する(ステップS22)。次いで、図4
の縮尺−道路表示幅テーブルを参照し、選定された道路
種別のタイプ、即ち、実道路幅で表示するのか、一定ド
ット幅で表示するのかを判別し(ステップS23)、道
路幅を表示する道路種別タイプのとき(ステップS24
Y)、図3に示したノード単位で設定されている道路幅
情報を読み出し(ステップS25)、道路幅情報に合わ
せた幅で各道路を描画する(ステップS26)。また、
道路幅を表示する道路種別タイプでないとき(ステップ
S24N)、種別タイプに合わせた一定の幅で道路を描
画する(ステップS27)。
【0024】なお、道路を描画する際、各道路種別によ
って色情報を持たせるようにしてもよく、また、走行車
線と対向車線の色を区別するようにしてもよい。
【0025】次に、道路幅を加味して道路を描画する描
画方法の具体例について図8により説明する。道路幅を
表示する道路種別タイプのものは、ノード単位で設定さ
れている道路幅情報に基づいて、ノード間を結ぶ線分の
片側に1/2幅ずつ幅をもたせて道路幅を描画し、道路
幅を表示する道路種別タイプでないものは一定ドット幅
で線を描画する。ノード間を結ぶ線分の片側に1/2幅
ずつ幅をもたせる方法としては、例えば、図8(a)に
示すように、各道路情報のノードデータから両側に仮想
のノードデータを設定し、図8(b)に示すように、設
定した仮想ノードデータ列を連結して幅をもった道路を
描画する。
【0026】なお、上記においては、縮尺−道路表示幅
テーブルをもつようにしたが、かかるテーブルを用いた
同一道路データベースを用いた方法(図3における道路
データを複数の縮尺の地図を描画するためのデータとし
て共有する方法)ではなく、各縮尺毎に道路幅を表示す
べき道路種別に道路幅情報を記憶しておき、この情報に
基づいて道路幅を表示するようにしてもよい。例えば、
1/8万縮尺において、高速・有料道路、国道及び主要
道は道路幅情報をもち、県道は2ドット、一般道は1ド
ット、細街路は道路データなしのようにする。このと
き、制御手段(図1の中央処理装置4)は、道路幅情報
をもっているか否かを判定し、道路幅情報をもっている
道路においては、例えば、図8に示した方法で描画処理
を行って道路幅を表示する。そうでない道路において
は、一定幅(1ドット、2ドット、3ドット等)でノー
ドを連結して道路を表示する。
【0027】また、上記ではノードに幅情報をもたせる
ようにしたが、ノード自身は幅情報をもたず、元々のノ
ードに道路の形状の情報をもたせるようにしてもよい。
例えば、ノードを道路の外縁に設定し、これを連結する
ことにより道路形状を表示できるようにしておく。した
がって、ノードを連結することで道路幅が表示されるこ
とになる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、縮尺に対
応して道路幅を表示する道路、一定幅で表示する道路、
表示しない道路の各種別を決定し、決定された道路の種
別において、道路幅表示、一定幅表示、表示消去するよ
うにしたので、詳細地図、広域地図いずれの地図に対し
ても煩雑となることなく、使用者に対し道路の認識を容
易にさせ、違和感のない走行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両用ナビゲーション装置の構成例
を示す図である。
【図2】 本発明のシステム全体の流れを説明するため
の図である。
【図3】 主要なデータファイルの構成例を示す図であ
る。
【図4】 縮尺−道路表示幅テーブルを示図である。
【図5】 本発明による地図表示の例を示す図である。
【図6】 表示縮尺変更処理を説明する図である。
【図7】 地図上での道路表示処理フローを説明する図
である。
【図8】 道路描画方法の具体例を示す図である。
【図9】 従来の道路地図表示を示す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装
置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力
装置。
フロントページの続き (72)発明者 枡田浩義 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB06 HB22 HC08 HC21 HC22 HC30 2F029 AA02 AB13 AC09 AC14 AC16 AD07 5H180 AA01 BB04 BB12 BB13 CC01 CC12 EE18 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 FF38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路地図情報を表示する表示手段と、 幅情報を含む道路データを格納した情報記憶手段と、 設定された表示縮尺に基づいて、案内道路地図を描画し
    て前記表示手段に出力する制御手段とを備え、 前記制御手段は、表示縮尺に対応して道路幅を表示する
    道路種別を決定し、決定した道路種別に関して道路幅を
    描画することを特徴とする地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶手段に、表示縮尺ごとに、
    少なくとも道路幅を表示する道路種別、一定幅で表示す
    る道路種別を規定したテーブルを格納し、前記制御手段
    は、前記テーブルを参照し、設定された表示縮尺に応じ
    て道路幅表示、一定幅表示する道路種別を決定して道路
    を描画することを特徴とする請求項1記載の地図表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記情報記憶手段に、表示縮尺ごとに、
    道路幅を表示する道路種別に対する道路幅情報を格納
    し、前記制御手段は、表示縮尺ごとに前記道路幅情報を
    参照し、該道路幅情報に基づいて道路を描画することを
    特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】 道路地図情報を表示するステップと、 幅情報を含む道路データを格納するステップと、 設定された表示縮尺に基づいて、案内道路地図を描画表
    示するステップと、 表示縮尺に対応して道路幅を表示する道路種別を決定
    し、決定した道路種別に関して道路幅を描画するステッ
    プ、 とからなるプログラムを記憶した記憶媒体。
  5. 【請求項5】 表示縮尺に対応して道路幅を表示する道
    路種別を決定し、決定した道路種別に関して道路幅を表
    現して地図描画を行わせるための道路データ構造とし
    て、表示縮尺ごとに、少なくとも道路幅を表示する道路
    種別、一定幅で表示する道路種別を規定したテーブルを
    格納した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 表示縮尺に対応して道路幅を表示する道
    路種別を決定し、決定した道路種別に関して道路幅を表
    現して地図描画を行わせるための道路データ構造とし
    て、表示縮尺ごとに、道路幅を表示する道路種別に対す
    る道路幅情報を格納した記憶媒体。
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