JP2006195308A - 地図表示方法 - Google Patents

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正志 内藤
Kazuhiro Uchida
和宏 内田
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Abstract

【課題】地図型道路表示板において、幹線道路が入り組んでいる場合に幹線道路がどのような経路であるのかを容易に認識することができる表示板を提供する。
【解決手段】道路地図を表示する地図表示方法において、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線に明度差を設けて表示することにより各路線を明確に識別可能としたことを特徴とする地図表示方法である。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、自動車道や一般道路に立設され道路地図が描かれた地図型道路表示板において、路線が入り組んで表示されている場合に、各路線を容易に識別できるように表示した地図表示方法に関する。
従来における前記した地図型道路表示板にあっては、図5に示すような黒または濃色系の地色(本実施例では黒色)に、白色の縁線で道路地図を描いたものであった。
しかし、図示のような道路が入り組んでいる場合に、現在位置を示す三角印等の現在地マークから進入し、ルート番号を目安に走行しようとした場合に、進行しようとする路線の方向が容易に認識できないという問題があった。
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、路線を、各路線毎に明度を変えて表示することにより、各路線がどのような経路であるのかを容易に識別することが可能なようにした地図表示方法を提供せんとするにある。
本発明の地図表示方法は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、道路地図を表示する地図表示方法において、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線に明度差を設けて表示することにより各路線を明確に識別可能としたことを特徴とする。
請求項2の手段は、道路地図を表示する地図表示方法において、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線に縁線を形成し、かつ、該縁線に明度差を設けて表示することにより各路線を明確に識別可能としたことを特徴とする。
請求項3の手段は、前記した請求項1または2において、前記明度差を、路線や縁線をマンセル表色系で2以上離れた明度で表示したことを特徴とする。
請求項4の手段は、前記した請求項1または2において、前記路線または縁線の明度差を、路線または縁線に異なる模様を描いて表示したことを特徴とする。
請求項5の手段は、前記した請求項2において、前記縁線の明度差を、縁線の線幅を変えて表示したことを特徴とする。
本発明は前記したように、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線を路線毎に明度差を設けて表示したので、ルートマーク表示を増やすことによる煩雑な印象を生じることがなく,路線がどのような経路であるかを容易に識別することができる。
また、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線の縁線を路線毎に明度差を設けて表示したので、路線がどのような経路であるかを容易に識別できる。
さらに、明度差を、路線や縁線をマンセル表色系で2以上離れた明度で表示することで、近接あるいは交差している路線の識別を明確に行うことができ、また、路線や縁線を模様で表示することで、従来にない新規な表示方法となって、見る人に斬新性を与えることができ、さらに、縁線の明度差を、縁線の線幅を変えて表示することで、道路に対する色調が統一され、地名等とのバランスの良い地図表現が可能になるといった効果を有するものである。
本発明は、路線を路線毎に明度差を設けて表示することで、各路線を容易に識別できる。
以下、本発明に係る地図表示方法を道路地図が描かれた地図型道路表示板に採用した場合の第1の実施例を図1〜図4と共に説明する。
1は従来と同様に、黒または濃色系の地色に路線を示す道路地図を描き、かつ、幹線道路である8号線1a、17号線1b、352号線1cを示し、17号線1bと352号線1cと一部で近接し、かつ、T字路状に交差した地域の地図型道路表示板である。
そして、図1にあっては、8号線1aと17号線1bの路線を明度が一番高い白色で表し、該17号線1bと一部で近接し交差する352号線1cの路線を明度が一番低く、かつ、地色の黒色と判別可能な灰色に近い色で表したものである。また、その他の路線には最も低い明度の色を採用し、前記幹線道路との識別を可能としている。
なお、前記した路線は、夜間でも車両のヘッドライトの光を反射して見やすいように、反射テープを路線に貼着したり、蛍光塗料を塗布して路線を描くことが望ましい。
図2は、前記した実施例が幹線道路の路線自体に明度差を設けたものに対して本実施例は幹線道路と一般道路を縁線で示したものである。そして、幹線道路における縁線のうち各縁線の明度を8号線1aと17号線1bを同じにし、352号線1cの明度を前記した実施例と同様に灰色に近い色として明度差を設けたものである。
なお、この図2にあっても8号線1aと17号線1bを同じ明度としたのは、8号線1aと17号線1bは近接せず、かつ、交差することもないので明度差を同じにしても識別可能であるからである。しかし、8号線1aと17号線1bに明度差を付けてもよい。
図3は、前記した図2の実施例と同様に明度差を表す方法として、縁線に模様を描いたものである。すなわち、路線毎に白色部分に黒色部分の割合を変化させて明度差を付けたものである。この場合にも、前記した実施例と同様に、17号線1bと352号線1cとの明度差が大きくなるように描くことは当然なことである。
図4は、図2の実施例と同様に幹線道路に縁線を設けたものであるが、17号線1bを極太の白線で示し、8号線1aの縁線を中太の白線で示し、352号線1cの縁線を一般道路よりは太いが8号線1aよりも細い白線で示した。これにより、各路線に明度差が生じて幹線道路の区別が明瞭に把握できることとなる。この実施例においても、縁線を反射テープや蛍光塗料で表示することが望ましい。
なお、図4の縁線の線幅を変えることで明度差を付ける他の方法としては、線幅を複数の細線を近接して描く方法も考えられる。
ところで、前記した各実施例において、走行している車両の運転者が各路線を瞬間的に識別できるようにするためには、各路線間の明度差がどの程度あればよいかの説明を行う。
先ず、人の眼の見え方について説明するに、網膜の視細胞には錐体と稈体の2種類があり、それぞれの視細胞の分布を見ると、色彩反応を司る錐体は中心窩付近で最も密度が高い。一方、稈体は中心窩20°付近を最大に広く分布している。
これは人の眼が主に稈体で反応する明度(濃度)に対してより敏感に反応する特性を示すものであり、同時に色彩における反応域は中心窩付近の極限られた範囲内でなければ正確に判別できないことを示す。つまり、路線上に設置され、瞬時に正確に上方を判読する必要がある地図型道路表示板においては、人の視覚特性の面から考慮するならば、より反応しやすい明度(輝度)差に重点を置いた表現の展開を行うことが重要である。
そこで、本発明の地図表示方法の場合には、輝度を可変することが可能な自発光素子を組み込まない簡易方式のものであることから、夜間でも車両のヘッドライトを反射して見やすい反射シートや蛍光塗料を路線の縁線に貼着したり塗布し、かつ、明度差を持たせるために路線や縁線の色合いを変えたり、路線毎に模様を変えたりあるいは縁線の数を変えたり、路線や縁線の幅を変化させた。これにより、より容易な路線の識別が可能となった。
ところで、公知のマンセル表色系(円筒座標を用いて配列し、明度を縦軸に、色相を円周方向に、彩度を半径方向に配列したものであり、中心軸は無彩色の黒が下部で、上部に行くに従って明るいグレーになり一番上の上部に白が配列してある)によれば、明度差を2程度以上とすることが目で色を識別する上で望ましい条件とされている。
そこで、本発明者らは明度差を2以上とし、かつ、一定の値で推移させたところ、地図型道路表示板における路線の識別が容易に行えることが多数の被験者による実証実験から判ったので、各路線における縁線の明度差を2以上とした。
なお、前記した実施例では、白黒の明度差によって隣接する路線を識別する方法を提案したが、白黒に限らずカラーを用いる場合においても本発明は設立し、同色または異色のカラー表現を用いてもよく、この場合にも明度差を設けることで地の色とのコントラストを明確にすることができて,各路線を明瞭に区別することができる。
前記した実施例では地図型道路表示板として説明したが、本発明の地図表示方法の表現方式はカーナビゲーションで表示する道路地図にも応用することが可能である。
本発明に係る地図表示方法を地図型道路表示板に応用した場合の実施例における明度差を路線自体で持たせた場合の正面図である。 路線に縁線を形成し,縁線の幅を同じにして明度差を持たせた場合の正面図である。 縁線の模様を変えて明度差を持たせた場合の正面図である。 縁線の幅を変化させて明度差を持たせた場合の正面図である。 従来例における地図型道路表示板の正面図である。
符号の説明
1 地図型道路表示板
1a 8号線
1b 17号線
1c 352号線

Claims (5)

  1. 道路地図を表示する地図表示方法において、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線に明度差を設けて表示することにより各路線を明確に識別可能としたことを特徴とする地図表示方法。
  2. 道路地図を表示する地図表示方法において、少なくとも路線が近接あるいは交差している場合において、路線に縁線を形成し、かつ、該縁線に明度差を設けて表示することにより各路線を明確に識別可能としたことを特徴とする地図表示方法。
  3. 前記明度差を、路線や縁線をマンセル表色系で2以上離れた明度で表示したことを特徴とする請求項1または2記載の地図表示方法。
  4. 前記路線または縁線の明度差を、路線または縁線に異なる模様を描いて表示したことを特徴とする請求項1または2記載の地図表示方法。
  5. 前記縁線の明度差を、縁線の線幅を変えて表示したことを特徴とする請求項2記載の地図表示方法。
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