JP2004506929A - 走行区間の表示方法 - Google Patents
走行区間の表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004506929A JP2004506929A JP2002519874A JP2002519874A JP2004506929A JP 2004506929 A JP2004506929 A JP 2004506929A JP 2002519874 A JP2002519874 A JP 2002519874A JP 2002519874 A JP2002519874 A JP 2002519874A JP 2004506929 A JP2004506929 A JP 2004506929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partial
- image
- image unit
- display
- image units
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 3
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
- G01C21/34—Route searching; Route guidance
- G01C21/36—Input/output arrangements for on-board computers
- G01C21/3626—Details of the output of route guidance instructions
- G01C21/3635—Guidance using 3D or perspective road maps
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
- G01C21/34—Route searching; Route guidance
- G01C21/36—Input/output arrangements for on-board computers
- G01C21/3626—Details of the output of route guidance instructions
- G01C21/3632—Guidance using simplified or iconic instructions, e.g. using arrows
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
- G01C21/34—Route searching; Route guidance
- G01C21/36—Input/output arrangements for on-board computers
- G01C21/3626—Details of the output of route guidance instructions
- G01C21/3655—Timing of guidance instructions
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B29/00—Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
- G09B29/10—Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Educational Administration (AREA)
- Educational Technology (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Abstract
本発明は、ナビゲーションシステム用の走行区間の表示方法に関する。比較的少ないハードウェアコストで、正確かつドライバを不必要に惑わさない表示ができるように、自動車の現在位置から目的地までの走行区間を求め、この走行区間のうち現在位置から出発する部分走行区間を求め、走行シチュエーションを1つずつ有する個々の部分領域に部分走行区間を分割し、前もって定められた画像単位のセットの中から、部分領域の走行シチュエーションに相応する画像単位(1、2、3、4、5、6、11、12、13、21、22、23、31、32、33)を各部分領域に割り当て、部分走行区間の連続する部分領域が、互いに隣接する画像単位(1、2)として再生されるように、ディスプレイフィールド(7、15)内の画像単位を配置する。
Description
【0001】
本発明は走行区間の表示方法に関する。この種の方法は、自動車のナビゲーションシステム等に用いることができる。
【0002】
従来のナビゲーションシステムでは、交差点位置や分岐の局面などのシチュエーションが様々な手法で表示されている。一つには、モニタ等のディスプレイフィールドである出力ユニットから走行指示をそのつど出力することができる。この種の指示は例えば、「現在走行中の道路を道なりに進んでください」または「次の交差点で〜の方向へ進んでください(道を曲がってください)」等である。この種の指示は矢印表示、場合によっては説明文で表示されるのが通常である。このような分岐の推奨は非常に容易に理解され、これによりドライバはトラフィックイベントに注意をそらされずに迅速に次の行動を概観することができる。例えば出路およびロータリー等の複雑な状況を呈している交差点には、相応の複数の種々異なる表示が必要となる。
【0003】
しかし、このような直前のシチュエーションだけの表示は、ドライバにとってしばしば不満に感じられるものである。相次いで起こる複数の走行シチュエーション、例えば大きな交差点で複数の走行路が集中している場合には、次のようなときに誤解が生じやすくなってしまう。すなわちドライバが推奨された分岐を正しい分岐点または出口にそれぞれ当てはめられない場合である。このようなときにはドライバはたびたび瞬時に反応しなければならない。なぜならドライバは、次の走行シチュエーションに対して事前に準備しておくことができないからである。
【0004】
別の表示方法としては、個々の交差点局面および分岐局面をより大局的なマップに表示することができる。このようなマップには全体状況および車両の現在位置が示される。しかしこの様なマップ表示によって、たいていはひどくドライバの気がそらされてしまう。なぜならマップ表示にはディテール部分が多く示されており、これは走行判断の度に必要なのではなく、むしろ位置と目的地との全体的な概観を得るのに用いられる。通常、この種のマップ表示には相応のグラフィック処理部がグラフィックプロセッサによって、高分解能のモニタを使用してグラフィック命令を構築することが必要である。これによって装置に係わるコストは比較的高くなり、また不必要にドライバの気がそらされてしまう。このことは危険である。
【0005】
本発明の課題は従来技術に対して改善を行い、とりわけ簡易であり、しかも正確かつドライバにとって快適な走行区間の表示を低いハードウェアコストで実現することである。
【0006】
上述の課題は本発明の方法で次のように解決される。すなわち車両の現在位置から目的地までの走行区間を求め、この走行区間のうち現在位置から出発する部分走行区間を求め、この部分走行区間を走行シチュエーションを1つずつ有する個々の部分領域に分割し、各部分領域にその走行シチュエーションに相応する画像単位を所定の画像単位のセットの中から割り当て、部分走行区間の連続する部分領域が相互に隣接する画像単位として再生されるように、画像単位を出力ユニットのディスプレイフィールド内に配置することで解決される。
【0007】
それ故に本発明ではナビゲーションシステムによって求められた、走行区間計画のデータが使用されて車両の現在位置に続く部分走行区間のみが表示される。部分走行区間の表示は、所定の画像単位のセットの中から引き出される固定の画像単位を介して行われる。このようにして統一されかつ容易に識別することができる画像単位によって後続する部分走行区間を規格化して表示することが可能になる。
【0008】
すぐ後に続く部分走行区間は有利にはこのような連続する部分領域に分解され、各部分領域に相応する画像単位が設けられる。これによって例えば2つの分岐点が直接に連続し、その2つの分岐点の間に架道橋があるというような複雑なシチュエーションも、例えば分岐点または架道橋をそれぞれ1つ含む複数の画像単位に分けられることで、分解することができる。ここで実際は比較的短い部分走行区間が引き伸ばされてしまうことを考慮しなければならない。しかしシチュエーションは引き離されて表示されているので、ドライバにとって分かり易い。なぜならドライバは、画像単位に再生された架道橋等の付加的な目じるしによって自分の位置を確かめることができるからである。
【0009】
複数の画像単位は、有利にはシンボルによる表示でそれぞれ区別される。このシンボルによる表示は、各走行シチュエーションの簡易化された表示を再生する。これらは直進走行の他に、カーブ、直進区間における分岐点、高速道路交差地点、架道橋等である。種々異なる画像単位のセットは前もって定められ、制限されているので、ドライバは時間が経つとともに画像単位の意味を知るようになる。その結果、ドライバはディスプレイフィールドの内容を迅速に理解することができる。
【0010】
本発明では、交差点および個々の区間の合流部を有する複雑な部分走行区間等も再生することができる。すなわちツリー状の構造を有する道路計画だけでなく、網状の構造を有する道路計画も再生することができる。
【0011】
画像単位は有利には矩形、例えば正方形の画像単位から成るマトリックス状に表示される。
【0012】
一つには画像単位の後に続くシンボルをそれぞれ縮小することで、もう一つには画像単位のシンボルの上部を細くすることで、後続の部分走行区間をドライバに快適に遠近法に則って表示することができる。
【0013】
本発明の実施例を図示し、以下で詳細に説明する。
【0014】
図1には本発明による画像単位から選ばれた画像単位が、図2には複数の画像単位を有するディスプレイフィールドが、図3には複数の画像単位を有するディスプレイフィールドの複数の部分画像が、図4にはディスプレイフィールドからの別の部分画像が、図5には複雑な部分走行区間のディスプレイフィールドが示されている。
【0015】
図1のaには直進走行用の画像単位1が、図1のbには右折用の画像単位2が、図1のcには架道橋と交差している直進走行区間用の画像単位3が再生されている。
【0016】
この種類の、または他の種類の画像単位は、図2で1つのディスプレイフィールドを9個の画像単位から成る3×3のマトリックスで組み立てる。このディスプレイフィールド内でドライバは、ディスプレイフィールド7の下方中央の端に配置された、車両の現在位置に続く部分走行区間を認識する。その後でドライバは、まず画像単位1に従って特別な走行シチュエーションのない道路に沿って走行する。続いてドライバが走行する道路は、画像単位2によれば右への分岐点を有しており、ドライバは直進走行するという選択肢と、右に分岐している道路を曲がって現在走行している道路を離れるという選択肢とを有する。現時点の走行方向でさらに先へ続いている道路は架道橋を有しているが、これはそのまま進行した場合の目じるしをドライバが認識できるように画像単位3に示されている。ドライバには、画像単位2に合わせて道を曲がり、この時点で使用している道を画像単位6の矢印に従って離れ、画像単位5に応じて新たな道を続けて走行することが推奨される。画像単位3の架道橋の表示は、この時ドライバにとって有利である。なぜならドライバは、走行中に見える架道橋によって自分の位置を確認することができ、架道橋の前で右折しなければならないことを認識するからである。シンボルが空白であるかシンボルを有していない画像単位4が、重要な画像単位からドライバの気をそらしてしまうことはない。
【0017】
これらの画像単位は有利には固定の接続点を有しており、この接続点には、隣接する画像単位における走行路の相応する表示が直接的に接続される。図1のbではこれが分岐点の例に即して、下部の接続点17、上部の接続点18、右側の接続点19で示されている。有利にはこれらの接続点は画像単位の各辺の中央の位置に配置され、隣接する画像単位はその接続点で一貫して一致する。
【0018】
図3のaの部分画像には相互に隣接する画像単位13、23、33のシンボルが、図3のbの部分画像には相互に隣接する画像単位11、21、31のシンボルが、図3のcの部分画像には相互に隣接する画像単位12、22、32のシンボルがそれぞれ、連続する画像単位に縮小されて再生されている。この図でこれらのシンボルは、下から上へと先が細くなっている。ドライバが部分画像8、9、10を注視するときに、この部分画像は遠近法的に見える。なぜなら部分走行区間の後続する部分領域の部分画像の上部が細くされ、縮小されているからである。とりわけ図3のbおよび図3のcでわかるように、個々の画像単位におけるシンボルのつなぎ目に極めて小さいずれが、表示された道路の側辺並びに中央分離帯の部分に生じる可能性があるが、これはドライバの気をそらすものではない。走行区間の遠近法的な表示を識別するときにドライバは僅かな不整合を無意識に補足し、合理的かつ完全に識別することができる部分走行区間にする。それ故に拡大段階が比較的少ない、制限された画像単位のセットによって、ドライバに遠近法的に表示される多くの走行シチュエーションを再生することができる。
【0019】
図4には、走行区間の別の遠近法的な表示が示されている。この図でドライバはまず画像単位13に従って架道橋の下を通過し、画像単位21に合った道なりの走行部分の後、画像単位14に示された分岐点を分岐が推奨されることによって右に選択することができる。
【0020】
本発明の表示は、より大局的な部分走行区間を再生するためにも用いることができる。図5のように、高速道路の一部分等であるより大局的な領域も示すことができる。この大局的な領域はドライバに複数の高速道路合流点に関する情報を伝える。これによってドライバは、一方で彼の現在位置に接続している道路網のを概観を情報として得ることができ、他方で通過車両数が多い場合や渋滞が生じた場合には、迂回路を自発的に選択することもできる。市街への所望の入路および都市からの所望の出路を選択するためにドライバがこのような表示を選択することもできる。ここで図5によって道路網の構造を表示することもできる。
【0021】
このようにして本発明では、ドライバに対して現在の部分走行区間に関する付加的な情報を表示することができる。しかもドライバに不必要な周辺のディテールが伝達されることはない。この表示は、種々異なる画像単位を異なる走行シチュエーションに合わせて選択することで比較的少ないコストで実現される。必要があれば複数の段階で拡大して遠近法的に表示することもできる。
【0022】
種々異なる画像単位は、有利にはビットマップデータないしラスタグラフィックデータとしてメモリに格納される。このために有利には、このようなビットマップを持続的に記憶することができる不揮発性メモリが用いられる。走行区間を表示するために、ビットマップデータないしラスタグラフィックデータは、そのために設けられたコピー装置によってメモリからディスプレイ装置内のディスプレイメモリにコピーされ、データをディスプレイ装置で直接的に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像単位から選ばれた画像単位。
【図2】複数の画像単位を有するディスプレイフィールド。
【図3】複数の画像単位有するディスプレイフィールドの複数の部分画像。
【図4】ディスプレイフィールドの別の部分画像。
【図5】複雑な部分走行区間のディスプレイフィールド。
本発明は走行区間の表示方法に関する。この種の方法は、自動車のナビゲーションシステム等に用いることができる。
【0002】
従来のナビゲーションシステムでは、交差点位置や分岐の局面などのシチュエーションが様々な手法で表示されている。一つには、モニタ等のディスプレイフィールドである出力ユニットから走行指示をそのつど出力することができる。この種の指示は例えば、「現在走行中の道路を道なりに進んでください」または「次の交差点で〜の方向へ進んでください(道を曲がってください)」等である。この種の指示は矢印表示、場合によっては説明文で表示されるのが通常である。このような分岐の推奨は非常に容易に理解され、これによりドライバはトラフィックイベントに注意をそらされずに迅速に次の行動を概観することができる。例えば出路およびロータリー等の複雑な状況を呈している交差点には、相応の複数の種々異なる表示が必要となる。
【0003】
しかし、このような直前のシチュエーションだけの表示は、ドライバにとってしばしば不満に感じられるものである。相次いで起こる複数の走行シチュエーション、例えば大きな交差点で複数の走行路が集中している場合には、次のようなときに誤解が生じやすくなってしまう。すなわちドライバが推奨された分岐を正しい分岐点または出口にそれぞれ当てはめられない場合である。このようなときにはドライバはたびたび瞬時に反応しなければならない。なぜならドライバは、次の走行シチュエーションに対して事前に準備しておくことができないからである。
【0004】
別の表示方法としては、個々の交差点局面および分岐局面をより大局的なマップに表示することができる。このようなマップには全体状況および車両の現在位置が示される。しかしこの様なマップ表示によって、たいていはひどくドライバの気がそらされてしまう。なぜならマップ表示にはディテール部分が多く示されており、これは走行判断の度に必要なのではなく、むしろ位置と目的地との全体的な概観を得るのに用いられる。通常、この種のマップ表示には相応のグラフィック処理部がグラフィックプロセッサによって、高分解能のモニタを使用してグラフィック命令を構築することが必要である。これによって装置に係わるコストは比較的高くなり、また不必要にドライバの気がそらされてしまう。このことは危険である。
【0005】
本発明の課題は従来技術に対して改善を行い、とりわけ簡易であり、しかも正確かつドライバにとって快適な走行区間の表示を低いハードウェアコストで実現することである。
【0006】
上述の課題は本発明の方法で次のように解決される。すなわち車両の現在位置から目的地までの走行区間を求め、この走行区間のうち現在位置から出発する部分走行区間を求め、この部分走行区間を走行シチュエーションを1つずつ有する個々の部分領域に分割し、各部分領域にその走行シチュエーションに相応する画像単位を所定の画像単位のセットの中から割り当て、部分走行区間の連続する部分領域が相互に隣接する画像単位として再生されるように、画像単位を出力ユニットのディスプレイフィールド内に配置することで解決される。
【0007】
それ故に本発明ではナビゲーションシステムによって求められた、走行区間計画のデータが使用されて車両の現在位置に続く部分走行区間のみが表示される。部分走行区間の表示は、所定の画像単位のセットの中から引き出される固定の画像単位を介して行われる。このようにして統一されかつ容易に識別することができる画像単位によって後続する部分走行区間を規格化して表示することが可能になる。
【0008】
すぐ後に続く部分走行区間は有利にはこのような連続する部分領域に分解され、各部分領域に相応する画像単位が設けられる。これによって例えば2つの分岐点が直接に連続し、その2つの分岐点の間に架道橋があるというような複雑なシチュエーションも、例えば分岐点または架道橋をそれぞれ1つ含む複数の画像単位に分けられることで、分解することができる。ここで実際は比較的短い部分走行区間が引き伸ばされてしまうことを考慮しなければならない。しかしシチュエーションは引き離されて表示されているので、ドライバにとって分かり易い。なぜならドライバは、画像単位に再生された架道橋等の付加的な目じるしによって自分の位置を確かめることができるからである。
【0009】
複数の画像単位は、有利にはシンボルによる表示でそれぞれ区別される。このシンボルによる表示は、各走行シチュエーションの簡易化された表示を再生する。これらは直進走行の他に、カーブ、直進区間における分岐点、高速道路交差地点、架道橋等である。種々異なる画像単位のセットは前もって定められ、制限されているので、ドライバは時間が経つとともに画像単位の意味を知るようになる。その結果、ドライバはディスプレイフィールドの内容を迅速に理解することができる。
【0010】
本発明では、交差点および個々の区間の合流部を有する複雑な部分走行区間等も再生することができる。すなわちツリー状の構造を有する道路計画だけでなく、網状の構造を有する道路計画も再生することができる。
【0011】
画像単位は有利には矩形、例えば正方形の画像単位から成るマトリックス状に表示される。
【0012】
一つには画像単位の後に続くシンボルをそれぞれ縮小することで、もう一つには画像単位のシンボルの上部を細くすることで、後続の部分走行区間をドライバに快適に遠近法に則って表示することができる。
【0013】
本発明の実施例を図示し、以下で詳細に説明する。
【0014】
図1には本発明による画像単位から選ばれた画像単位が、図2には複数の画像単位を有するディスプレイフィールドが、図3には複数の画像単位を有するディスプレイフィールドの複数の部分画像が、図4にはディスプレイフィールドからの別の部分画像が、図5には複雑な部分走行区間のディスプレイフィールドが示されている。
【0015】
図1のaには直進走行用の画像単位1が、図1のbには右折用の画像単位2が、図1のcには架道橋と交差している直進走行区間用の画像単位3が再生されている。
【0016】
この種類の、または他の種類の画像単位は、図2で1つのディスプレイフィールドを9個の画像単位から成る3×3のマトリックスで組み立てる。このディスプレイフィールド内でドライバは、ディスプレイフィールド7の下方中央の端に配置された、車両の現在位置に続く部分走行区間を認識する。その後でドライバは、まず画像単位1に従って特別な走行シチュエーションのない道路に沿って走行する。続いてドライバが走行する道路は、画像単位2によれば右への分岐点を有しており、ドライバは直進走行するという選択肢と、右に分岐している道路を曲がって現在走行している道路を離れるという選択肢とを有する。現時点の走行方向でさらに先へ続いている道路は架道橋を有しているが、これはそのまま進行した場合の目じるしをドライバが認識できるように画像単位3に示されている。ドライバには、画像単位2に合わせて道を曲がり、この時点で使用している道を画像単位6の矢印に従って離れ、画像単位5に応じて新たな道を続けて走行することが推奨される。画像単位3の架道橋の表示は、この時ドライバにとって有利である。なぜならドライバは、走行中に見える架道橋によって自分の位置を確認することができ、架道橋の前で右折しなければならないことを認識するからである。シンボルが空白であるかシンボルを有していない画像単位4が、重要な画像単位からドライバの気をそらしてしまうことはない。
【0017】
これらの画像単位は有利には固定の接続点を有しており、この接続点には、隣接する画像単位における走行路の相応する表示が直接的に接続される。図1のbではこれが分岐点の例に即して、下部の接続点17、上部の接続点18、右側の接続点19で示されている。有利にはこれらの接続点は画像単位の各辺の中央の位置に配置され、隣接する画像単位はその接続点で一貫して一致する。
【0018】
図3のaの部分画像には相互に隣接する画像単位13、23、33のシンボルが、図3のbの部分画像には相互に隣接する画像単位11、21、31のシンボルが、図3のcの部分画像には相互に隣接する画像単位12、22、32のシンボルがそれぞれ、連続する画像単位に縮小されて再生されている。この図でこれらのシンボルは、下から上へと先が細くなっている。ドライバが部分画像8、9、10を注視するときに、この部分画像は遠近法的に見える。なぜなら部分走行区間の後続する部分領域の部分画像の上部が細くされ、縮小されているからである。とりわけ図3のbおよび図3のcでわかるように、個々の画像単位におけるシンボルのつなぎ目に極めて小さいずれが、表示された道路の側辺並びに中央分離帯の部分に生じる可能性があるが、これはドライバの気をそらすものではない。走行区間の遠近法的な表示を識別するときにドライバは僅かな不整合を無意識に補足し、合理的かつ完全に識別することができる部分走行区間にする。それ故に拡大段階が比較的少ない、制限された画像単位のセットによって、ドライバに遠近法的に表示される多くの走行シチュエーションを再生することができる。
【0019】
図4には、走行区間の別の遠近法的な表示が示されている。この図でドライバはまず画像単位13に従って架道橋の下を通過し、画像単位21に合った道なりの走行部分の後、画像単位14に示された分岐点を分岐が推奨されることによって右に選択することができる。
【0020】
本発明の表示は、より大局的な部分走行区間を再生するためにも用いることができる。図5のように、高速道路の一部分等であるより大局的な領域も示すことができる。この大局的な領域はドライバに複数の高速道路合流点に関する情報を伝える。これによってドライバは、一方で彼の現在位置に接続している道路網のを概観を情報として得ることができ、他方で通過車両数が多い場合や渋滞が生じた場合には、迂回路を自発的に選択することもできる。市街への所望の入路および都市からの所望の出路を選択するためにドライバがこのような表示を選択することもできる。ここで図5によって道路網の構造を表示することもできる。
【0021】
このようにして本発明では、ドライバに対して現在の部分走行区間に関する付加的な情報を表示することができる。しかもドライバに不必要な周辺のディテールが伝達されることはない。この表示は、種々異なる画像単位を異なる走行シチュエーションに合わせて選択することで比較的少ないコストで実現される。必要があれば複数の段階で拡大して遠近法的に表示することもできる。
【0022】
種々異なる画像単位は、有利にはビットマップデータないしラスタグラフィックデータとしてメモリに格納される。このために有利には、このようなビットマップを持続的に記憶することができる不揮発性メモリが用いられる。走行区間を表示するために、ビットマップデータないしラスタグラフィックデータは、そのために設けられたコピー装置によってメモリからディスプレイ装置内のディスプレイメモリにコピーされ、データをディスプレイ装置で直接的に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像単位から選ばれた画像単位。
【図2】複数の画像単位を有するディスプレイフィールド。
【図3】複数の画像単位有するディスプレイフィールドの複数の部分画像。
【図4】ディスプレイフィールドの別の部分画像。
【図5】複雑な部分走行区間のディスプレイフィールド。
Claims (11)
- 車両の現在位置から目的地までの走行区間を求め、
該走行区間のうち現在位置から出発する部分走行区間を求め、
該部分走行区間を走行シチュエーションを1つずつ有する個々の部分領域に分割し、
該部分領域にその走行シチュエーションに相応する画像単位(1、2、3、4、5、6、11、12、13、21、22、23、31、32、33)を前もって定められた画像単位のセットの中から割り当て、
前記部分走行区間の連続する部分領域が、互いに隣接する画像単位(1、2)として再生されるように出力ユニットのディスプレイフィールド(7、15)内に前記画像単位を配置することを特徴とする、
走行区間の表示方法。 - 前記部分走行区間を前記部分領域に分割するときには、各部分領域に対して相応する画像単位が画像単位のセット内に存在しているようにする、請求項1記載の方法。
- 全ての画像単位(1、2、3、4、5、6、11、12、13、14、21、22、23、31、32、33)を同じフォーマットにする、請求項1または2記載の方法。
- 各画像単位を正方形等の矩のフォーマットにする、請求項3記載の方法。
- 前記画像単位を前記ディスプレイフィールドに、行および列から成るマトリックスとして配置する、請求項3または4記載の方法。
- 車両の現在位置に続く第1の部分領域の画像単位(1、11、12、13)を前記ディスプレイフィールドの下の端に配置する、請求項1から5のうちの1項記載の方法。
- 少なくとも数個の画像単位、有利には車両に対する分岐指示を有する部分領域の画像単位等に方向表示、有利には矢印等を設ける、請求項1から6のうちの1項記載の方法。
- 分岐指示を有する部分領域の画像単位、または当該単位に隣接する画像単位に前記方向表示を再生する、請求項7記載の方法。
- 前記部分走行区間の後続する部分領域の画像単位(21、22、23)に、先行する部分領域の画像単位(11、12、13)のシンボルより小さいシンボルを割り当てる、請求項1から8のうちの1項記載の方法。
- 前記画像単位のセット内に直進走行用画像単位(1)、橋を有する直進走行用画像単位(3)、分岐点用画像単位(2)、高速道路交差地点用画像単位(16)があるようにする、請求項1から9のうちの1項記載の方法。
- 前記画像単位をビットマップデータないしラスタグラフィックデータとしてメモリ、有利には不揮発性メモリ等に格納し、
走行区間を表示するために、前記ビットマップデータないしラスタグラフィックデータをコピー装置を用いて前記メモリからディスプレイ装置のディスプレイ用メモリにコピーする、請求項1から10のうちの1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10039235A DE10039235C2 (de) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | Verfahren zur Darstellung einer Fahrstrecke |
PCT/DE2001/002713 WO2002014788A1 (de) | 2000-08-11 | 2001-07-19 | Verfahren zur darstellung einer fahrstrecke |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004506929A true JP2004506929A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=7652094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002519874A Pending JP2004506929A (ja) | 2000-08-11 | 2001-07-19 | 走行区間の表示方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030023373A1 (ja) |
EP (1) | EP1309836B1 (ja) |
JP (1) | JP2004506929A (ja) |
DE (2) | DE10039235C2 (ja) |
WO (1) | WO2002014788A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3481168B2 (ja) | 1999-08-27 | 2003-12-22 | 松下電器産業株式会社 | デジタル地図の位置情報伝達方法 |
JP5041638B2 (ja) | 2000-12-08 | 2012-10-03 | パナソニック株式会社 | デジタル地図の位置情報伝達方法とそれに使用する装置 |
JP4663136B2 (ja) | 2001-01-29 | 2011-03-30 | パナソニック株式会社 | デジタル地図の位置情報伝達方法と装置 |
JP4749594B2 (ja) | 2001-04-27 | 2011-08-17 | パナソニック株式会社 | デジタル地図の位置情報伝達方法 |
JP4230132B2 (ja) | 2001-05-01 | 2009-02-25 | パナソニック株式会社 | デジタル地図の形状ベクトルの符号化方法と位置情報伝達方法とそれを実施する装置 |
US8416300B2 (en) * | 2009-05-20 | 2013-04-09 | International Business Machines Corporation | Traffic system for enhancing driver visibility |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3837313A1 (de) * | 1987-11-05 | 1989-05-24 | Eric Cheng | Eine punkt-matrix-led-anzeigeeinheit und eine grosse aus solchen einheiten zusammengesetzte led-anzeige-vorrichtung |
JP3295892B2 (ja) * | 1991-06-13 | 2002-06-24 | 三菱電機株式会社 | 交通情報提示装置 |
DE69628091T2 (de) * | 1995-06-13 | 2004-04-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Fahrzeugnavigationsvorrichtung und Aufzeichnungsmedium zur Programmabspeicherung dafür |
JP2826086B2 (ja) * | 1995-12-28 | 1998-11-18 | アルパイン株式会社 | ナビゲーション装置 |
US5867404A (en) * | 1996-04-01 | 1999-02-02 | Cairo Systems, Inc. | Method and apparatus for monitoring railway defects |
US6006161A (en) * | 1996-08-02 | 1999-12-21 | Aisin Aw Co., Ltd. | Land vehicle navigation system with multi-screen mode selectivity |
KR100288284B1 (ko) * | 1996-09-30 | 2001-05-02 | 모리 하루오 | 차량용 네비게이션장치 |
DE19738745A1 (de) * | 1997-09-04 | 1999-03-11 | Bayerische Motoren Werke Ag | Navigationsanzeigevorrichtung für ein Straßenfahrzeug |
JP4141007B2 (ja) * | 1998-03-18 | 2008-08-27 | 俊雄 築城 | ナビゲーション装置 |
JPH11311523A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用ナビゲーション装置 |
US6285317B1 (en) * | 1998-05-01 | 2001-09-04 | Lucent Technologies Inc. | Navigation system with three-dimensional display |
US6405128B1 (en) * | 1999-12-20 | 2002-06-11 | Navigation Technologies Corp. | Method and system for providing an electronic horizon in an advanced driver assistance system architecture |
-
2000
- 2000-08-11 DE DE10039235A patent/DE10039235C2/de not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-07-19 US US10/110,515 patent/US20030023373A1/en not_active Abandoned
- 2001-07-19 DE DE50106403T patent/DE50106403D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-19 JP JP2002519874A patent/JP2004506929A/ja active Pending
- 2001-07-19 EP EP01962573A patent/EP1309836B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-19 WO PCT/DE2001/002713 patent/WO2002014788A1/de active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1309836B1 (de) | 2005-06-01 |
DE10039235A1 (de) | 2002-02-28 |
DE10039235C2 (de) | 2003-01-30 |
DE50106403D1 (de) | 2005-07-07 |
WO2002014788A1 (de) | 2002-02-21 |
EP1309836A1 (de) | 2003-05-14 |
US20030023373A1 (en) | 2003-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8630801B2 (en) | Navigation device and method for the graphic output of navigaton instructions | |
JP3053377B2 (ja) | 地図表示装置 | |
US8670922B2 (en) | Guiding route generation device and guiding route generation method | |
US20030078724A1 (en) | Image display | |
US20090043493A1 (en) | Navigation apparatus and navigation program | |
JPS61502989A (ja) | 交通用電子案内装置 | |
JP2003202232A (ja) | ナビゲーション装置及び地図表示装置 | |
EP1312893B1 (en) | Navigation apparatus | |
US20060178818A1 (en) | On-board navigation system with a route preview and guiding instructions | |
JPH06223296A (ja) | ナビゲーション表示における案内情報の選択方法 | |
JP2004506929A (ja) | 走行区間の表示方法 | |
US20090306884A1 (en) | Display device for displaying a travel route | |
JP3410028B2 (ja) | 走行計画作成装置 | |
JP2000003497A (ja) | 走行位置表示装置 | |
JP4473963B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPH08145699A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
JP2002372432A (ja) | ナビゲーション装置の表示装置 | |
JPH09288799A (ja) | 地図表示装置 | |
JP2000352516A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
JP3514734B2 (ja) | 車載用ナビゲーションシステムの経路探査方法 | |
JP7133628B2 (ja) | 地図表示システムおよび地図表示プログラム | |
JP2001356024A (ja) | ナビゲーション表示における案内情報の選択方法 | |
JP3604492B2 (ja) | 地図表示装置 | |
JP3634059B2 (ja) | 地図表示装置 | |
JP3233443B2 (ja) | 地図表示装置 |