JPH08145699A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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JPH08145699A
JPH08145699A JP28181294A JP28181294A JPH08145699A JP H08145699 A JPH08145699 A JP H08145699A JP 28181294 A JP28181294 A JP 28181294A JP 28181294 A JP28181294 A JP 28181294A JP H08145699 A JPH08145699 A JP H08145699A
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vehicle
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JP28181294A
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Inventor
Masatsugu Norimoto
政嗣 則本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示地図の縮尺変更が行われる際に、使用者
が違和感を持つことがない車載用ナビゲーション装置を
得る。 【構成】 地図記憶部13から縮尺の違う地図情報を読
み出して、地図表示制御部12において異なる縮尺の地
図を合成し、画像表示部14が画面に表示することによ
って、異なる縮尺の地図を混在させて表示することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に搭載
され、使用者に地図情報等の各種情報を提示する車載用
ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等の移動体に搭載され、
使用者に移動体の自車周辺の地図を表示することによっ
て自車位置情報を提供する移動体用ナビゲーション装置
が知られている。
【0003】図31は従来の車載用ナビゲーション装置
を示すブロック図、図32は地図情報内の地図を示す説
明図、図33は縮尺の異なる地図情報内の地図を示す説
明図、図34は地図画面表示を示す説明図である。これ
らの図において、1は車速センサ、2は地磁気センサ、
3はGPS受信機であり、これらで検出される自車の進
行速度、進行方位等の走行データ、あるいは人工衛星か
らの自車の絶対位置情報を基にして演算処理部4におい
て自車位置の算出を行なう。その後、地図情報記憶部6
に記憶されている地図情報の中から自車位置周辺の地図
情報をRAM4aに読みだし、この読み出された地図情
報と演算処理部4で算出された自車位置や走行データか
ら得られる走行軌跡との比較を行なって自車位置を地図
情報上で特定する。そして、地図情報から得られる自車
位置周辺の地図に地図上の自車位置を示す自車位置マー
クを付加した描画データを生成し、この描画データを表
示部5の表示画面上に表示する。
【0004】次に、図32を用いて地図情報記憶部6か
ら地図情報を読み出す様子を説明する。7aは地図情報
記憶部6に保存されている地図情報の一部を表す。これ
らの地図情報は図32に示すように一定の正方形の区画
で区切られており、演算処理部4からの要求に対してこ
の一定の区画(領域)毎に演算処理部4のRAM4aに
読み込まれる。7bはその区画の一つであり、この区画
7bの中の例えば7cで表される範囲の地図が切り出さ
れ、描画データに用いられ、表示部5の表示画面上に表
示される。
【0005】また、自車位置周辺の地図は一定の正方形
の区画毎に地図情報記憶部6から演算処理部4内のRA
Mに読み込まれるものであるが、一般的には、自車位置
の存在する区画(図32中7b)とこの区画に隣接する
区画との9個の区画(図32中7a)をRAMに読み込
んでおくものである。そして、自車位置の移動によっ
て、自車位置が演算処理部4のRAM内に現在保持され
ている自車位置の存在する区画(図32中7b)の範囲
を越えて、隣接する新たな区画に移動した場合にはこの
移動した区画が自車位置の存在する区画となり、同様に
周辺の区画を地図情報記憶部6から読み出すこととな
る。
【0006】次に、地図情報記憶部6に保持されている
地図情報について述べる。一般に、ナビゲーション装置
に用いられている地図情報は図33に示す様に縮尺毎に
階層的に分類され、保存されている。そのうち縮尺の大
きい、すなわち詳細(狭域)な階層(図中階層X)の地
図(例えば縮尺1/1.25万の地図)はデータ量が多
いので、一般的な車載用ナビゲーション装置では地図情
報記憶部6のデータ量が多くなり過ぎることを防ぐため
に一部の都市部とその周辺地域においてのみ用意してい
る。したがって、その他の地域においてはより縮尺の小
さい、すなわちより広域な階層(図中階層2)の地図
(例えば縮尺1/5万の地図)を用いる必要があった。
そこで、従来の車載用ナビゲーション装置では詳細な地
図を表示に使用しているとき、自車が走行によって詳細
な地図の存在する地域から外れると表示に用いている地
図を詳細な地図から広域な地図に自動的に切り換えて、
表示していた。
【0007】さらに、図34を用いて従来のナビゲーシ
ョン装置における地図画面表示の一例を説明する。この
図において、まず、自車が走行することにより詳細な地
図の存在する地域の端の部分を表示することになると図
34aのように詳細な地図がないので、地図が表示され
ない空白の部分ができてしまう。さらに、自車が走行す
ることにより空白の部分が広がり、図34bのように自
車の走行方向の道路が表示されない状態となる。そし
て、さらに自車が走行して詳細な地図の存在しない領域
にまで走行すると図34cのように広域な地図に切り替
わることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の車
載用ナビゲーション装置は、都市部で詳細な地図(例え
ば縮尺1/1.25万)を選択した状態で、自車の走行
に応じて地図をスクロール表示して行く場合に、自車位
置を中心とした表示領域が詳細地図の存在する地域から
逸脱していくと表示画面上で当該縮尺の地図データの領
域が描画されない空白の部分、いわゆる地図欠けが生じ
るような事態が起きる。このような事態を回避する方法
としては、従来、自車位置が詳細地図領域の一定の範囲
より外れると、すなわち、地図欠けができそうになる
と、自動的に地図の縮尺を変更して、表示可能な他の縮
尺(例えば縮尺1/5万)の地図表示を行なう処理が採
られていた。
【0009】しかし、一般にナビゲーション装置の使用
者は、通常、詳細地図の存在領域を意識することは少な
く、この方法ではその使用者の意志とは無関係に地図の
縮尺変更が行なわれることになり、使用者が自車位置を
表示地図上で把握することが難しくなり、困惑してしま
う恐れがあった。また、自車位置が移動して、画面上の
描画範囲に詳細地図のない領域が少しでもかかると地図
欠けを防ぐために縮尺変更が行われるので、実際には自
車位置が詳細地図領域にあるにも関わらず情報密度の高
い詳細地図を利用することができない場合があるという
問題もあった。
【0010】この発明は、使用者が違和感を持つことな
く、縮尺変更を行うことができ、また、地図情報を有効
利用することができるナビゲーション装置を得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車載用ナ
ビゲーション装置は、第1の地図情報及びこの第1の地
図情報とは異なる縮尺を持つ第2の地図情報とを記憶し
ている地図情報記憶手段と、第1の地図情報から第1の
画像情報を生成し、または、第2の地図情報から第2の
画像情報を生成し、もしくは、第1及び第2の地図情報
を合成して第3の画像情報を生成する画像情報生成手段
と、この画像情報生成手段からの画像情報に基づいて地
図を表示する画像表示手段とを設け、画像表示手段に入
力される画像情報が、第1の画像情報から第3の画像情
報を経て第2の画像情報に切り替わるものである。
【0012】また、第1の地図情報と、この第1の地図
情報と異なる縮尺を持つ第2の地図情報とを記憶してい
る地図情報記憶手段と、第1の地図情報上に現在位置を
特定する現在位置特定手段と、第1の地図情報から現在
位置特定手段により特定された現在位置を含む所定の範
囲の画像情報を生成する画像情報生成手段と、画像情報
生成手段で生成された画像情報を表示する画像表示手段
とを設け、現在位置を含む所定の範囲の画像情報中の第
1の地図情報の存在しない範囲に第2の地図情報を合成
するものである。
【0013】さらに、それぞれ異なる縮尺を持つ複数の
地図情報を記憶する地図情報記憶部と、複数の地図情報
の内の二つの地図情報を合成した画像情報を生成する画
像情報生成手段と、この画像情報を表示画面に表示する
画像表示手段とを設け、二つの地図情報の両者に含まれ
る一の地点が表示画面上で同じ位置に表示されるもので
ある。
【0014】また、所定の境界線により分割される第1
の地域と第2の地域との内の第1の地域の地図情報を持
つ第1の地図情報と、第2の地域の地図情報を持つ第2
の地図情報とを記憶している地図情報記憶部と、第1の
地図情報から画像情報を生成する画像情報生成部と、画
像情報を表示する表示部とを設け、画像情報中に所定の
境界線が存在する際には、画像情報生成手段は第1の地
図情報に第2の地図情報を合成して画像情報を生成する
ものである。
【0015】さらに、画像情報生成部は第1の地図情報
と第2の地図情報とを合成する際に所定の境界線上に存
在する一の地点を表示画面上で一致させるものである。
【0016】また、一の地点は現在自車が走行している
道路上にあるものである。
【0017】さらに、一の地点は現在自車が経路誘導さ
れている道路上にあるものである。
【0018】また、画像情報生成部が、所定の境界線を
含み、地図が表示されない空白領域を画像情報中に生成
するものである。
【0019】さらに、画像情報生成部が空白領域に道路
の接続状況を示す表示マークを生成するものである。
【0020】また、第1及び第2の地図情報を合成して
表示する際に第1の地図情報による表示と第2の地図情
報による表示とを画像表示手段に区別させる地図情報区
別手段を設けたものである。
【0021】さらに、第1及び第2の地図情報を合成し
て表示する際に画像情報生成部が合成中であることを示
す表示マークを生成するものである。
【0022】
【作用】この発明に係る車載用ナビゲーション装置は、
第1の地図情報及びこの第1の地図情報とは異なる縮尺
を持つ第2の地図情報とを記憶している地図情報記憶手
段と、第1の地図情報から第1の画像情報を生成し、ま
たは、第2の地図情報から第2の画像情報を生成し、も
しくは、第1及び第2の地図情報を合成して第3の画像
情報を生成する画像情報生成手段と、この画像情報生成
手段からの画像情報に基づいて地図を表示する画像表示
手段とを設け、画像表示手段に入力される画像情報が、
第1の画像情報から第3の画像情報を経て第2の画像情
報に切り替わるものである。
【0023】また、第1の地図情報と、この第1の地図
情報と異なる縮尺を持つ第2の地図情報とを記憶してい
る地図情報記憶手段と、第1の地図情報上に現在位置を
特定する現在位置特定手段と、第1の地図情報から現在
位置特定手段により特定された現在位置を含む所定の範
囲の画像情報を生成する画像情報生成手段と、画像情報
生成手段で生成された画像情報を表示する画像表示手段
とを設け、現在位置を含む所定の範囲の画像情報中の第
1の地図情報の存在しない範囲に第2の地図情報を合成
するものであるので、地図情報の存在しない範囲がない
画像情報が得られるものである。
【0024】さらに、それぞれ異なる縮尺を持つ複数の
地図情報を記憶する地図情報記憶部と、複数の地図情報
の内の二つの地図情報を合成した画像情報を生成する画
像情報生成手段と、この画像情報を表示画面に表示する
画像表示手段とを設け、二つの地図情報の両者に含まれ
る一の地点が表示画面上で同じ位置に表示されるもので
あるので、合成された表示画面上で二つの地図情報の両
者に含まれる一の地点が表示画面上で同じ位置に表示さ
れるものである。
【0025】また、所定の境界線により分割される第1
の地域と第2の地域との内の第1の地域の地図情報を持
つ第1の地図情報と、第2の地域の地図情報を持つ第2
の地図情報とを記憶している地図情報記憶部と、第1の
地図情報から画像情報を生成する画像情報生成部と、画
像情報を表示する表示部とを設け、画像情報中に所定の
境界線が存在する際には、画像情報生成手段は第1の地
図情報に第2の地図情報を合成して画像情報を生成する
ものであるので、画像情報中に所定の境界線が存在し、
第1の地図情報のみで画像情報を構成できないときに第
2の地図情報を合成した画像情報を生成し、表示するも
のである。
【0026】さらに、画像情報生成部は第1の地図情報
と第2の地図情報とを合成する際に所定の境界線上に存
在する一の地点を表示画面上で一致させるものであるの
で、第1の地図情報と第2の地図情報とが表示画面上の
境界線上で一の地点で一致し、この一の地点においてつ
ながりのある表示画面が得られる。
【0027】また、一の地点は現在自車が走行している
道路上にあるものであるので、現在自車が走行している
道路が表示画面上でつながりのあるものとなる。
【0028】さらに、一の地点は現在自車が経路誘導さ
れている経路上にあるものであるので、現在自車が経路
誘導されている道路が表示画面上でつながりのあるもの
となる。
【0029】また、画像情報生成部が、所定の境界線を
含み、地図が表示されない空白領域を画像情報中に生成
するものであるので、表示画面上に生成された空白領域
で第1の地図情報と第2の地図情報の境界を示すもので
ある。
【0030】さらに、画像情報生成部が空白領域に道路
の接続状況を示す表示マークを生成するものであるの
で、道路の接続状況を示す表示マークが第1の地図情報
と第2の地図情報の間の道路のつながりを示すものであ
る。
【0031】また、第1及び第2の地図情報を合成して
表示する際に第1の地図情報による表示と第2の地図情
報による表示とを画像表示手段に区別させる地図情報区
別手段を設けたものであるので、第1の地図情報と第2
の地図情報との表示画面上での区別がなされる。
【0032】さらに、第1及び第2の地図情報を合成し
て表示する際に画像情報生成部が合成中であることを示
す表示マークを生成するものであるので、表示画面上で
合成中であることを示すものである。
【0033】
【実施例】
実施例1.図1は本発明における実施例1を示すブロッ
ク図、図2は図1をより詳細に示したブロック図、図3
はこの実施例1を示すフローチャート、図4は詳細地図
と広域地図との表示画面上での描画範囲について比較の
ために同一縮尺上で示した説明図、図5は合成される前
の詳細地図を示す説明図、図6は合成される前の広域地
図を示す説明図、図7は合成された詳細・広域合成地図
を示す説明図である。
【0034】これらの図において、現在位置特定手段と
しての自車位置検出部11はGPS測位装置や地磁気セ
ンサ等による車両内外からの情報とCD−ROMやメモ
リ等の地図情報記憶手段としての地図記憶部13から得
られる地図情報により自車位置を検出し、地図情報上に
特定するものであって、地図表示制御部12に接続され
ている。画像情報生成手段としての地図表示制御部12
では、自車位置検出部11で特定された自車位置周辺の
地図情報を地図記憶部13から読みだし、自車位置検出
部11において特定された自車位置を中心とした地図描
画データを生成する。そして、画像表示手段としての画
像表示部14に地図表示制御部12で得られた地図描画
データを送り、表示画面上に表示する。
【0035】さらに、図2を用いてより詳しく説明する
と、自車位置検出部11は車速センサ15、ジャイロセ
ンサ16、GPS受信機17及び自車位置演算部18か
ら構成され、地図表示制御部12は表示制御部20、こ
の内部に設けられているRAM20a及びVRAM21
から構成され、地図記憶部13はCD−ROM30によ
って構成され、画像表示部14は液晶ディスプレイ40
により構成されている。また、車速センサ15、ジャイ
ロセンサ16でそれぞれ検出される車速および車体の回
転角度に関する情報、あるいはGPS受信機17からの
絶対自車位置情報を基にして自車位置演算部18では推
定自車位置を算出し、得られた推定自車位置とCD−R
OM30から読み出した地図情報と照合の上で自車位置
を特定する。次に表示制御部20では特定された自車位
置周辺の地図をCD−ROM30から読みだし、RAM
20aに記憶し、自車位置を表わす自車位置マークと共
にVRAM(ビデオRAM)21上に地図描画データを
構成する。ここで表示制御部20は、後述するような一
定の条件の下では異なった縮尺の地図をつなぎ合わせた
地図描画データを合成する。そして、VRAM21上に
構成された地図描画データは液晶ディスプレイ40に送
られて表示される。
【0036】また、CD−ROM30上の地図情報は、
従来例において図32及び図33を用いて説明された地
図情報記憶部6に記憶されている地図情報と同様にその
縮尺レベルに応じて幾層かの階層に分割されて記憶され
ている。
【0037】次に動作について図3を用いて説明する。
自車が走行開始すると、ステップ(図3中Sで示す)1
01では自車位置検出部11の車速センサ10、ジャイ
ロセンサ11でそれぞれ検出される走行速度、自車の回
転角度、或いはGPS受信機12からの位置情報より、
自車位置演算部13において自車位置を特定する。次
に、ステップ102では、この特定された自車位置を用
いて地図表示制御部12の表示制御部20が、自車位置
が存在する領域の詳細地図(縮尺1/1.25万)から
自車位置を中心とした地図を切り出して、VRAM21
上に描画する。ステップ103では液晶ディスプレイ4
0の画面上に描画される領域内で詳細地図の存在する領
域と存在しない領域の境界があるかどうか、すなわち地
図欠けがあるかを判定する。
【0038】ここで、図4を用いてステップ103を説
明する。図4はある縮尺の地図上で詳細地図(縮尺1/
1.25万)と広域地図(縮尺1/5万)との表示画面
上の地図の描画範囲を説明のために同一縮尺上で示した
説明図である。この図において、aは詳細地図(縮尺1
/1.25万)、bは広域地図(縮尺1/5万)におい
て表示される領域を示している。また図4中の一点鎖線
cは詳細地図の存在する領域と存在しない領域との境界
線であり、この境界線cから矢印d側の領域は詳細地図
の存在しない領域を示し、矢印e側は詳細地図の存在す
る領域を示している。従って、この図4上で示されてい
るような場合には、自車位置は詳細地図領域内にある
が、この自車位置を中心とした画面に描画される領域a
は一部詳細地図の存在しない領域を含むこと、すなわち
地図欠けが生じることとなり、ステップ103の判定条
件を満たしていることとなる。
【0039】ステップ103の判定の結果、表示地図画
面が詳細地図のみで構成可能なときはステップ105
へ、構成不可能なときはステップ104の過程に進む。
ステップ104では表示される地図画面が詳細地図のみ
では構成することができないので、VRAM21内の地
図描画データの内の詳細地図を描画することができない
領域に、広域地図(縮尺1/5万)の境界線cより矢印
d側の詳細領域外で境界線cに沿った部分を描画するこ
ととなる。図5は自車位置が図4で示した位置にある時
に、すなわち、詳細境界付近に存在する時に、描画され
る詳細地図(縮尺1/1.25万)であり、この図5中
の斜線部gは詳細地図の無い領域であることを表す。ま
た、この斜線部gの幅をfとする。図6は自車位置が図
4と同じ位置にある広域地図(縮尺1/5万)を表示し
た場合を示す。この図6中の一点鎖線c(図4中と同じ
詳細地図の有無の境界線)から幅fを持って切り取られ
る範囲hがステップ104での詳細地図の未描画領域に
広域地図を描画する場合に描画対象となる領域である。
このような操作の結果VRAM21内に構成された詳細
・広域混合の地図描画データがステップ105で液晶デ
ィスプレイ上に図7のように表示される。
【0040】このように、この実施例1では、詳細地図
の未描画領域に描画される広域地図の範囲は、詳細地図
の有無の境界線から詳細地図の未描画部分の幅と同じ幅
に切り取られた範囲となる。以上述べたように、実施例
1では簡単な処理によって、詳細地図に広域地図を合成
した詳細・広域混合地図を得ることができる。また、詳
細地図を急激に広域地図に切り換えることがないので、
使用者が戸惑うことがない。
【0041】実施例2.図8は実施例2を示すブロック
図、図9は実施例2を示すフローチャート、図10は地
図情報内のノードとリンクとを示す説明図、図11は合
成される前の詳細地図を示す説明図、図12は合成され
る前の広域地図を示す説明図、図13は合成された詳細
・広域地図を示す説明図、図14は緩衝領域の設けられ
た合成された詳細・広域地図を示す説明図である。これ
らの図において、自車位置中心表示制御部51では、自
車位置検出部11で特定された自車位置を中心として地
図を表示させるために地図記憶部13から自車位置周辺
の地図情報を読み出す。この時に、特定された自車位置
が詳細地図の存在する領域の境界付近であるときには、
図13のような詳細地図と広域地図を同一の画面内でそ
れぞれ自車位置中心で混在表示させるような地図描画デ
ータを後述する方法により構成する。道路接続判定部5
2では混在表示される詳細・広域の2種類の地図上の両
方に存在する道路のうち、図13上で詳細領域と広域領
域との境界線(図13中Pで示す)によって分断されて
いる道路(例えば図中13Qで示す道路)があれば、こ
の道路を抽出し、その道路の位置情報から詳細地図上と
広域地図上との接続について判定する。
【0042】ここで、図10を用いて地図情報内の道路
情報について説明する。まず、図10aはノードについ
て説明したもので、それぞれのノードの位置を示す経度
と緯度とそのノードに接続されているリンクについて記
憶されている。また、そのノードについて属性として、
例えばリンクの端点が境界点である等の情報も記憶され
ている。次に、図10bはリンクについて説明したもの
で、それぞれのリンクの始点ノードと終点ノードと一つ
ながりの道路に付けられた路線番号とについて記憶され
ている。また、リンクについても属性として、例えばリ
ンクの端点が境界点である等の情報が記憶されている。
このように、地図記憶部13に記憶されている地図情報
の内の詳細地図上の道路のノードには、詳細地図の存在
する領域の境界上にあるものがある。また、始点、もし
くは終点ノードが境界上にあるリンクも存在することと
なる。従って、図10aのようにノードのデータの内の
属性の欄に境界上にある旨を記憶してあったり、図10
bのようにリンクのデータ内の属性の欄に境界上にある
旨を記憶してあれば、この属性の情報を基にして、容易
に境界線によって分断されている道路を抽出、判定する
ことができる。
【0043】また、道路接続状況表示制御部53では、
境界線に沿って一定の幅(図14中jで示す)を持った
地図を描画しない緩衝帯(図14中Kで示す)を設け、
先に道路接続判定部52で判定された同一道路間の接続
状況を矢印(図14中m、nで示す)で緩衝領域に表示
する。そして、VRAM上に構成された地図描画データ
を画像表示部14で実施例1と同様に表示する。
【0044】次に、図9を用いて実施例2の動作につい
て説明する。ステップ(図中Sで示す)201では自車
位置検出部11によって自車位置を特定する。ステップ
202で先に特定された自車位置と地図記憶部13から
の情報により、自車位置が詳細地図の存在する領域上で
あるかどうか判定する。その結果、詳細地図上であれば
ステップ203へ、詳細地図上でなければステップ21
0へそれぞれ進む。ステップ203では自車位置中心表
示制御部51によって更に、現在の縮尺地図及び自車位
置により画面表示を行なう場合、表示画面領域内に詳細
地図の存在する領域と存在しない領域の境界線が含まれ
るか否かの判定を行なう。その結果、境界線が存在する
場合はステップ204へ、存在しない場合はステップ2
09へ移行する。ステップ209ではVRAM上に自車
位置を中心として詳細地図を描画した後、ステップ20
8の処理へ行く。
【0045】ステップ204においては自車位置中心時
の詳細地図を詳細地図の存在する領域の境界線(図11
中Pで示す)までVRAM上に図11のように描画す
る。次に、ステップ205ではステップ204で詳細地
図を描画した後、VRAM上の地図未描画の領域(図1
1中gで示す)に、自車位置を中心として広域地図を表
示したときに図11中の地図未描画の領域gに対応した
領域(図12中iで示す)を描画するものとする。この
ように詳細地図と広域地図が組み合わされて、図13の
ような詳細・広域混合地図がVRAM上に描画されるこ
ととなる。ステップ206では道路接続判定部52によ
り上記のステップ204、205で描画された詳細・広
域混合の地図上に存在する道路のうち、境界線によって
分断されている同一の路線の道路の組合せをそれぞれの
地図上で特定する。
【0046】そして、ステップ207ではVRAM上に
描画された地図上の境界線上に一定の幅(図14中jで
示す)の緩衝領域(図14中kで示す)を設け、その部
分にステップ206で抽出された異なった縮尺の地図上
にある同一路線の道路の接続関係を表現する矢印m、n
を描画する。ここで、ステップ210、211、21
2、213の処理はステップ202において自車位置が
広域地図上に存在すると判定された場合であるが、ステ
ップ210はステップ203と同一の処理を行い、ステ
ップ211、212、213はそれぞれステップ20
4、205、209の処理と同様の処理を詳細地図と広
域地図との関係を入れ替えて行うものである。このと
き、ステップ210の判定処理における地図表示画面内
とは広域地図表示の場合の地図表示画面内ではなく、詳
細地図表示の場合の地図表示画面内である。
【0047】ステップ208では一連の処理でVRAM
上に構成された描画データに自車位置を示すマークを加
えて液晶ディスプレイ40上に表示する。以上のよう
に、この実施例2では詳細地図の未描画部分に対応した
広域地図の部分を合成した図13のような広域・詳細合
成地図上に緩衝領域を設けた図14のような表示画面が
得られ、また、詳細地図上の道路と広域地図上の道路と
の接続関係を示す矢印等の表示を得ることができる。従
って、この実施例2では未描画の部分に合成される広域
地図の切り出し処理がとても容易となり、また、道路の
接続状況が解り易い表示画面を得ることができる。その
他、構成及び動作で実施例1と同様であるものは、説明
を省略する。
【0048】また、実施例2において、図15のように
道路の接続状況を示す矢印にその道路に関する情報を同
時に表示してもよい。この道路に関する情報は、図15
に示すように行き先等である。
【0049】さらに、図16のように詳細地図と広域地
図とを混在表示中であることを示す表示を付けてもよ
い。このとき、それぞれの縮尺を同時に表示してもよ
い。
【0050】実施例3.図17は実施例3を示すブロッ
ク図であり、図18は実施例3を示すフローチャートで
あり、図19、図20はそれぞれ詳細・広域混合地図を
示す説明図である。これらの図において、自車位置検出
部11、地図記憶部13及び画像表示部14は上記実施
例1と同様の構成及び動作を持つ。走行道路判定部61
は自車位置検出部11で特定された自車位置から、自車
位置が現在存在する道路を判定する。次に指定道路接続
表示制御部62では、自車位置検出部11で特定された
自車位置を中心とした地図情報を地図記憶部13から読
み出す。このとき、特定された自車位置が詳細地図の存
在する境界付近にあるときには、図19もしくは図20
のように走行道路判定部61によって判定された自車の
存在する道路が詳細・広域地図間の境界で接続される様
にそれぞれの縮尺の地図を配置する。ここで、自車の存
在する道路が詳細・広域地図間の境界を横切っていない
ときには実施例1もしくは実施例2における処理と同様
の処理を行うこととする。
【0051】次に、輝度変更表示制御部63では、指定
道路接続表示制御部62で構成された詳細・広域混在地
図において自車位置が存在しない側の縮尺の地図の輝度
を存在する側の縮尺の地図の輝度より小さくする。例え
ば、図19においては詳細地図上に自車位置があるの
で、広域地図の輝度が下げられていて、図20において
は広域地図上に自車位置があるので、詳細地図の輝度が
下げられている。これらの操作の結果得られた図19及
び図20は詳細・広域混在地図を画像表示部14で表示
する。
【0052】次に、動作について述べる。図18は実施
例3を示すフローチャートである。このフローチャート
において、ステップ301では実施例1、2と同様に各
種車両状態情報から自車位置検出部11で自車位置の検
出、特定を行なう。ステップ302では自車位置が詳細
地図の存在する領域上にあるかどうかを判定する。その
結果、自車位置が詳細領域上であればステップ303へ
進み、詳細領域外であればステップ311へ進む。ステ
ップ303では自車位置が詳細領域上にある場合に、更
に自車位置を中心とした表示画面領域内に詳細地図領域
の存在境界があるかどうか判定し、この結果、詳細地図
の存在境界が含まれていればステップ304へ進み、含
まれていなければステップ309でVRAM上に自車位
置中心で詳細地図を配置し、ステップ310へ移行す
る。ステップ304では詳細地図データを、自車位置中
心で詳細地図の存在する境界線まで描画するようにVR
AM上に配置する。
【0053】次にステップ305では自車位置がある道
路リンク上に存在し、かつ、その道路リンクと同一の路
線番号をもつリンクを自車の進行方向に辿っていったと
きに、その一連の道路リンクが詳細地図の境界線をまた
がる場合、ステップ306へ進み、そうでない場合、ス
テップ308へ進む。ステップ306においては、走行
している同一路線の道路同士が境界線上で接続されるよ
うに広域地図を切り取り、VRAM上の地図データ未描
画領域に配置する。またステップ308では実施例2の
ステップ205と同様の処理によって広域地図をVRA
M上に配置する。次にステップ307では上記ステップ
306もしくはステップ308で得られた描画データの
内、広域地図の部分について詳細地図の部分より輝度が
低下して見える様に、色コードを変更する。
【0054】ステップ310では各過程の処理を経て構
成されたVRAM上の地図データに自車位置を表すマー
クを重畳した上で、液晶ディスプレイ上に表示する。ス
テップ312〜318はステップ302で自車位置が詳
細地図領域外と判定されたときの処理である。ステップ
311、ステップ313はそれぞれステップ303、3
05と同一の判定処理を行い、その他のステップ31
2、314〜317はそれぞれステップ304、306
〜309と処理対象の広域地図と詳細地図を入れ替えた
場合の処理である。以上の処理によって、図19、図2
0のような表示地図画面が得られる。
【0055】ここで、図18中のステップ305とステ
ップ306について図21、図22、図23、図24を
用いて詳しく説明する。図21はステップ305とステ
ップ306を詳しく示すフローチャートであり、図22
は合成する前の詳細地図であり、図23は合成する前の
広域地図であり、図24は合成後の詳細・広域合成地図
である。これらの図において、ステップ402では現在
自車の存在するリンクを検出する。ステップ403では
自車の進行方向で、自車位置の存在するリンクの路線番
号と同じ番号を持つリンクを検索する。ステップ404
ではこの同じ路線番号を持つリンクの中で、端点が境界
ノードであるリンクがある場合にはステップ405へ進
み、なければステップ308へ進む。ステップ405で
は境界ノードの緯度と経度とからなる絶対座標U(図2
2中Uで示す)を読みだし、ステップ406で境界ノー
ドの表示画面上でのノード座標(図22中Tで示す)を
算出する。そして、ステップ407で広域地図上の絶対
座標Uの点が合成した際に表示画面上でノード座標Tの
位置に来るように、図23中rで示す領域を切り出す。
そして、図24のように合成されて詳細・広域合成地図
が描画される。
【0056】以上のように、この実施例3では、同じ路
線番号を持つ道路を接続するように、詳細地図と広域地
図とを合成するものであるので、使用者が詳細地図と広
域地図とを違和感なく同時に使用することができる。ま
た、自車位置マークのない方の表示地図の画面上の輝度
を下げるので、詳細・広域混合地図であることが解り易
く、自車位置マークの存在する方の表示地図がより見や
すくなる。
【0057】また、上記実施例3において、輝度を変化
させているが、例えば色合いや色調等のその他の画面表
示におけるパラメータを変化させてやればよい。
【0058】実施例4.図25は実施例4を示すブロッ
ク図であり、図26は実施例4を示すフローチャートで
あり、図27は自車位置が詳細地図内に存在する場合の
合成された詳細・広域合成地図を示す説明図であり、図
28は自車位置が広域地図内に存在する場合の合成され
た詳細・広域合成地図である。これらの図において、誘
導経路判定部71は、経路誘導が行なわれている状態で
異なる縮尺の地図に誘導経路がまたがっている場合に、
双方の縮尺の地図上における誘導経路を判定し、実施例
3における自車の走行中の道路を判定する走行道路判定
部61とは走行道路と誘導経路との違いがあるものであ
る。ここで、誘導経路とは、現在地からある目的地まで
の推奨経路(通常は最短経路)のことであり、この誘導
経路は予めリンク列として算出され、このリンク列に基
づいて地図上に誘導経路マークが表示される。
【0059】次に動作について、図26を用いて説明す
る。ステップ502では、現在の誘導経路であるリンク
列が読み出され、ステップ503ではその内の進行方向
のリンク列を検索、抽出する。その他の動作は実施例3
における図18及び図21に示される動作と同様である
ので、説明を省略する。そして、以上の動作によって、
図27に示すように進行方向の誘導経路が詳細地図と広
域地図との境界線上でつながるように表示画面上で表示
される。また、図27においては、自車位置が詳細地図
の存在する領域の角に当たる領域に存在するため、詳細
地図の表示領域が表示画面中の右隅に存在し、その他の
領域に広域地図が合成される。さらに、図27におい
て、表示画面上の自車位置マークが画面の中心位置より
下方に位置しているが、これは自車位置の進行方向から
先の道路を多く表示して使用者が誘導経路に沿って車両
を移動させ易いようにしたものである。
【0060】また、この実施例4においては自車の進行
方向の誘導経路上に境界線が存在する場合について述べ
たが、図28のように自車の進行方向の逆方向に境界線
が存在する場合にも走行経路(自車が走行してきた道
路)を表示画面上で一致させるように表示することも可
能である。
【0061】上記各実施例においては、詳細地図と広域
地図とを混合させた詳細・広域混合地図について述べた
が、図29に示すように縮尺1/5万の地図と、縮尺1
/2.5万の地図と、縮尺1/1.25万の地図との三
つの異なる縮尺の地図を混合させることも可能であり、
その他多数の縮尺の地図を混合させることも可能であ
る。
【0062】上記各実施例においては、異なる縮尺を持
つ地図を混合させることについて述べたが、図30のよ
うに詳細な情報を表示する詳細地図と簡略化された情報
を表示する簡略地図とを混合させて表示させることも可
能である。
【0063】上記各実施例では、縮尺が1.25万分の
1の詳細地図と5万分の1の広域地図とを用いて説明し
たが、その他の縮尺の地図を用いてもよいことは言うま
でもない。
【0064】上記各実施例では北を画面の上方向にする
地図に用いたが、自車の進行方向を画面の上方向にして
もよい。
【0065】上記各実施例では自車位置を表示画面上の
中心に固定して表示する場合について述べたが、自車位
置をその他の表示画面上の位置に固定して表示してもよ
い。また、自車位置以外の位置、例えば特定の施設の位
置等を中心に固定して表示してもよい。
【0066】上記各実施例では縮尺の違う地図を重ねて
いたが、例えば、同じ縮尺の地図でも道路や地図上のマ
ークの表示方法が違う場合には同様な方法により重ね合
わせることもできる。
【0067】上記各実施例において、全体地図(全体に
ついて地図情報を持つもの)と部分地図(部分的な地図
情報を持つもの)とにおいても同様な方法を用いること
ができる。
【0068】上記各実施例において、表示された地図の
上に新たな地図を重畳して、合成することも可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明の車載用ナビゲ
ーション装置によれば、異なる地図情報に基づいて、使
用者の違和感のない表示画面を容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1をより詳細に示すブロック
図である。
【図3】この発明の実施例1を示すフローチャートであ
る。
【図4】この発明の実施例1における詳細地図と広域地
図との表示画面上での描画範囲について示す説明図であ
る。
【図5】この発明の実施例1における合成される前の詳
細地図を示す説明図である。
【図6】この発明の実施例1における合成される前の広
域地図を示す説明図である。
【図7】この発明の実施例1における合成された詳細・
広域混合地図を示す説明図である。
【図8】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図9】この発明の実施例2を示すフローチャートであ
る。
【図10】この発明の実施例2における地図情報内のノ
ードとリンクとを示す説明図である。
【図11】この発明の実施例2における合成される前の
詳細地図を示す説明図である。
【図12】この発明の実施例2における合成される前の
広域地図を示す説明図である。
【図13】この発明の実施例2における合成された詳細
・広域合成地図を示す説明図である。
【図14】この発明の実施例2における緩衝領域の設け
られた詳細・広域混合地図を示す説明図である。
【図15】この発明の実施例2において道路の接続状況
を示す矢印にその道路に関する情報を同時に表示する状
態を示した説明図である。
【図16】この発明の実施例2において詳細地図と広域
地図との混在表示中であることを示す表示を付した状態
を示した説明図である。
【図17】この発明の実施例3を示すブロック図であ
る。
【図18】この発明の実施例3を示すフローチャートで
ある。
【図19】この発明の実施例3における合成された詳細
・広域合成地図を示す説明図である。
【図20】この発明の実施例3における合成された詳細
・広域合成地図を示す説明図である。
【図21】この発明の実施例3をより詳しく示すフロー
チャートである。
【図22】この発明の実施例3における合成される前の
詳細地図を示す説明図である。
【図23】この発明の実施例3における合成される前の
広域地図を示す説明図である。
【図24】この発明の実施例3における合成された詳細
・広域混合地図を示す説明図である。
【図25】この発明の実施例4を示すブロック図であ
る。
【図26】この発明の実施例4を示すフローチャートで
ある。
【図27】この発明の実施例4における合成された詳細
・広域合成地図を示す説明図である。
【図28】この発明の実施例4における合成された詳細
・広域合成地図を示す説明図である。
【図29】この発明の各実施例において三つの異なる縮
尺の地図を混合させた状態を示した説明図である。
【図30】この発明の各実施例において詳細地図と簡略
地図とを混在させて表示させる状態を示した説明図であ
る。
【図31】従来の車載用ナビゲーション装置を示すブロ
ック図である。
【図32】従来の車載用ナビゲーション装置における地
図情報内の地図を示す説明図である。
【図33】従来の車載用ナビゲーション装置における縮
尺の異なる地図情報内の地図を示す説明図である。
【図34】従来の車載用ナビゲーション装置における地
図画面表示を示す説明図である。
【符号の説明】
11…自車位置検出部、12…地図表示制御部、13…
地図記憶部、14…画像表示部、51…自車位置中心表
示制御部、52…道路接続判定部、53…道路接続状況
表示制御部、61…走行道路判定部、62…指定道路接
続表示制御部、63…輝度変更表示制御部、71…誘導
経路判定部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の地図情報及びこの第1の地図情報
    と異なる縮尺を持つ第2の地図情報を記憶している地図
    情報記憶手段と、 上記第1の地図情報から第1の画像情報を生成し、また
    は、上記第2の地図情報から第2の画像情報を生成し、
    もしくは、上記第1の地図情報と上記第2の地図情報と
    を合成して第3の画像情報を生成する画像情報生成手段
    と、 この画像情報生成手段からの画像情報に基づいて表示を
    行う画像表示手段とを備え、 上記画像表示手段に入力される画像情報が、上記第1の
    地図情報から生成される第1の画像情報から、上記第1
    の地図情報と上記第2の地図情報とを合成して生成され
    る第3の画像情報を経て、上記第2の地図情報から生成
    される第2の画像情報に切り替わることを特徴とする車
    載用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 第1の地図情報と、この第1の地図情報
    と異なる縮尺を持つ第2の地図情報とを記憶している地
    図情報記憶手段と、 上記第1の地図情報上に現在位置を特定する現在位置特
    定手段と、 上記第1の地図情報から上記現在位置特定手段により特
    定された現在位置を含む所定の範囲の画像情報を生成す
    る画像情報生成手段と、 上記画像情報生成手段で生成された画像情報を表示する
    画像表示手段とを備え、 上記現在位置を含む所定の範囲の画像情報中の上記第1
    の地図情報の存在しない範囲に上記第2の地図情報を合
    成することを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ異なる縮尺を持つ複数の地図情
    報を記憶する地図情報記憶部と、 上記複数の地図情報の内の二つの地図情報を合成した画
    像情報を生成する画像情報生成手段と、 この画像情報を表示画面に表示する画像表示手段とを備
    え、 上記二つの地図情報の両者に含まれる一の地点が上記表
    示画面上で同じ位置に表示されることを特徴とする車載
    用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 所定の境界線により分割される第1の地
    域と第2の地域との内の第1の地域の地図情報を持つ第
    1の地図情報と、上記第2の地域の地図情報を持つ第2
    の地図情報とを記憶している地図情報記憶部と、 上記第1の地図情報から画像情報を生成する画像情報生
    成部と、 上記画像情報を表示する表示部とを備え、 上記画像情報中に上記所定の境界線が存在する際には、
    上記画像情報生成手段は上記第1の地図情報に上記第2
    の地図情報を合成して画像情報を生成することを特徴と
    する車載用ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 画像情報生成部は第1の地図情報と第2
    の地図情報とを合成する際に所定の境界線上に存在する
    一の地点を表示画面上で一致させることを特徴とする請
    求項4記載の車載用ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 一の地点は現在自車が走行している道路
    上にあることを特徴とする請求項3または請求項5記載
    の車載用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 一の地点は現在自車が経路誘導されてい
    る経路上にあることを特徴とする請求項3または請求項
    5記載の車載用ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 画像情報生成部が、所定の境界線を含
    み、地図が表示されない空白領域を画像情報中に生成す
    ることを特徴とする請求項4ないし請求項7記載の車載
    用ナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 画像情報生成部が空白領域に道路の接続
    状況を示す表示マークを生成することを特徴とする請求
    項8記載の車載用ナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 第1及び第2の地図情報を合成して表
    示する際に上記第1の地図情報による表示と上記第2の
    地図情報による表示とを画像表示手段に区別させる地図
    情報区別手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項9記載の車載用ナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の地図情報を合成して表
    示する際に画像情報生成部が合成中であることを示す表
    示マークを生成することを特徴とする請求項1ないし請
    求項10記載の車載用ナビゲーション装置。
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