JP4458924B2 - ナビゲーション装置および施設ガイド表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置および施設ガイド表示方法に関し、特に、高速道路の工程ガイドや、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)内の詳細な拡大図ガイドをビットマップで表示する機能を有するナビゲーション装置に用いて好適なものである。
一般に、車載用のナビゲーション装置では、自立航法センサやGPS(Global Positioning System)受信機などを用いて車両の現在位置を検出し、その近傍の地図データを記録媒体から読み出して画面上に表示する。そして、画面上の所定箇所に自車位置を示す自車位置マークを重ね合わせて表示することにより、車両が現在どこを走行しているのかを一目で分かるようにしている。
また、車両が高速道路を走行中のときは、インターチェンジやジャンクションなどの分岐点、サービスエリアやパーキングエリアなどの施設を自車に近い方から順に表した高速工程ガイドの地図を表示する。図6に示すように、高速工程ガイドの地図を表示しているときに、SA/PA内にあるガソリンスタンドやレストランなどの施設をアイコン表示することにより、SA/PA内にどんな施設があるのかといった有用な情報を提供するようにした技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−304085号公報
さらに、図7に示すように、車両がSA/PA内に進入したときに、駐車スペースやレストランなどの位置が分かるように、当該進入したSA/PAの詳細地図を表示するようにした技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−235342号公報
ところで、SA/PAには、レストランやガソリンスタンド、トイレなどの施設が一箇所に集合していて、それらに対して1つの大きな駐車場が設けられている第1のタイプと、SA/PA内の施設がそれぞれ独立していて、駐車場もそれぞれの施設に対して個別に設けられている第2のタイプとが存在する。第2のタイプのSA/PAでは、通常、それぞれの施設は互いに離れており、歩いて移動するには大変な距離がある。そのため、行きたい施設には車で移動しなければならないという事情がある。
しかしながら、従来のナビゲーション装置では、これら2つのタイプは特に区別されず、図8のように、第1のタイプに沿ったSA/PAの詳細地図にしか対応していなかった。そのため、第2のタイプのSA/PAに進入したときにも図8のような詳細地図が表示される。図8の詳細地図は、第2のタイプのように分離した複数の駐車場に対応したものでなく、施設アイコンの表示順も実際の施設の並び順と必ずしも一致していない。そのため、第2のタイプのSA/PAに関する案内精度に欠けるという問題があった。
上述した特許文献2においても、第2のタイプに合わせたSA/PAの詳細地図を表示することは記載されていない。また、上述した特許文献1に記載の技術では、高速工程ガイドの地図表示中でもSA/PA内にどんな施設があるのかについてはアイコン表示から把握できるが、第1のタイプか第2のタイプかは全く分からない。ましてや、第2のタイプのSA/PAのときに、その中の施設がどのような並びで存在しているのかは全く分からない。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、第2のタイプのSA/PAに関する案内精度を向上させることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、高速工程ガイドの案内地図を表示するときに、SA/PA内で各施設が一箇所に集合している第1のタイプと、SA/PA内で各施設のうち少なくとも1つが独立した場所に存在している第2のタイプとを互いに区別可能な態様で案内地図を表示し、少なくとも第2のタイプに関しては、各施設のアイコンを車両の進行方向に対する各施設の実際の並び順に従って表示するようにしている。
本発明の他の態様では、各施設に付随して設けられている駐車場の単位で各施設をグループ化した態様にて高速工程ガイドを表示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、SA/PA内で各施設が一箇所に集合している第1のタイプと、SA/PA内で各施設のうち少なくとも1つが独立した場所に存在している第2のタイプとの区別を一目で認識することが可能となる。しかも、自車位置から見た場合の各施設の並び順も一目で認識することが可能となる。したがって、第1のタイプのSA/PAはもちろん、第2のタイプのSA/PAについても案内精度を向上させることができる。
本発明の他の特徴によれば、各施設が一箇所に集合していてそれらに対して1つの大きな駐車場が設けられている第1のタイプのSA/PAに関しては、各施設のアイコンが1つにグループ化して表示される。また、各施設がそれぞれ独立していて駐車場もそれぞれの施設に対して個別に設けられている第2のタイプのSA/PAに関しては、各施設のアイコンが個別に表示される。これにより、高速工程ガイドの簡単なアイコン表示を見るだけで、第1のタイプと第2のタイプとの区別を一目で認識することが可能となる。しかも、自車位置から見た場合の各施設の並び順も一目で認識することが可能となる。
さらに、第2のタイプについても、複数の施設で1つの駐車場を共用しているSA/PAがあれば、そのSA/PAに関しては当該複数の施設のアイコンがグループ化して表示される。したがって、各施設に対して変則的に駐車場が共用されているSA/PAであっても、高速工程ガイドの簡単なアイコン表示を見るだけで、所望の施設に行くときにどの駐車場に向かえば良いかを一目で認識することが可能となる。したがって、第2のタイプのSA/PAに関する案内精度を更に向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。図1において、1はDVD−ROM等の地図記録媒体であり、地図表示や経路探索等に必要な各種の地図データを記憶している。ここでは地図データを記憶する記録媒体としてDVD−ROM1を用いているが、CD−ROM、ハードディスク等の他の記録媒体を用いても良い。2はDVD−ROM制御部であり、DVD−ROM1からの地図データの読み取りを制御する。
DVD−ROM1に記録された地図データには、図2に示すような高速道路データ30が含まれている。この高速道路データ30は、東名高速道路や東北自動車道路といった複数の路線に関する路線データ31を含んでいる。1つの路線データ31の中には、その路線上に存在するサービスエリアやパーキングエリアに関する複数のSA/PAデータ32が含まれている。
SA/PAデータ32は、識別フラグデータ33、施設並び順データ34、駐車場データ35、アイコン画像レコード36および位置データ37を備えて構成されている。
識別フラグデータ33は、そのSA/PAが、レストランやガソリンスタンド、トイレなどの各施設がSA/PAの中で一箇所に集合していて、それらに対して1つの大きな共用駐車場が設けられている第1のタイプと、上述の各施設のうち少なくとも1つがSA/PAの中で独立した場所に存在していて、駐車場もそれぞれに対して個別に設けられている第2のタイプとのどちらであるかを識別するためのデータである。
施設並び順データ34は、SA/PA内に存在する上述の各施設が、車両の進行方向(SA/PA内では一方通行)に対してどのような並び順で位置しているかを表すデータである。駐車場データ35は、SA/PA内の各施設に対して駐車場がどのような態様で付随して設けられているかを表すデータである。SA/PAが第1のタイプの場合は、全ての施設に対して1つの駐車場が付随していることを表すデータが格納される。また、SA/PAが第2のタイプの場合は、どれとどれの施設に対して1つの駐車場が付随しているかを表すデータが格納される(各施設に対して個別に駐車場が付随する場合の他に、各施設のうち幾つかの施設に対して1つの駐車場が付随する場合もある)。
アイコン画像レコード36は、高速道路を走行中のときに表示する高速工程ガイドの案内地図、および、車両がSA/PA内に進入したときに表示する拡大図ガイドの案内地図上に合成して表示するためのアイコン画像の格納位置を示すデータである。また、位置データ37は、SA/PAの所在を表わすデータ(例えば、SA/PAの緯度データおよび経度データ)である。
このように構成された高速道路データ30とは別に、上述したアイコン画像のビットマップデータ40も地図データの中に含まれている。このビットマップデータ40は、施設アイコンの画像データ41と駐車場アイコンの画像データ42とを含んでいる。施設アイコンの画像データ41は、レストランやガソリンスタンド、トイレなどの各施設が一目で分かるように表した数種類の絵記号によるビットマップデータである。駐車場アイコンの画像データ42は、駐車場を分かりやすく表した絵記号によるビットマップデータである。駐車場アイコンの画像データ42は、SA/PA内の全施設に対して1つの駐車場が共用される場合、各施設に対して個別に駐車場が付随する場合、各施設のうち幾つかの施設に対して1つの駐車場が付随する場合などの様々なパターンに対応して、複数種類が用意されている。
図1に戻って説明する。3は車両の現在位置を測定する位置測定装置(本発明の位置検出手段に相当)であり、自立航法センサ、GPS受信機、位置計算用CPU等で構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度(移動方位)を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含んでいる。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車の相対的な位置および方位のデータに基づいて、絶対的な自車位置(推定車両位置)および車両方位を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置および方位を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
4は地図情報メモリ(本発明の記録媒体に相当)であり、DVD−ROM制御部2の制御によってDVD−ROM1から読み出された地図データを一時的に格納する。すなわち、DVD−ROM制御部2は、位置測定装置3から車両現在位置の情報を入力して、その車両現在位置を含む所定範囲の地図データの読み出し指示を出力することにより、地図表示や誘導経路の探索に必要な地図データをDVD−ROM1から読み出して地図情報メモリ4に格納する。
5はリモコン等の操作部であり、ユーザがナビゲーション装置に対して各種の情報(例えば、経路誘導の目的地や経由地)を設定したり、各種の操作(例えば、メニュー選択操作、拡大/縮小操作、手動地図スクロール、数値入力など)を行ったりするための各種操作子(ボタンやジョイスティック等)を備えている。6はリモコンインタフェースであり、リモコン5からその操作状態に応じた赤外線信号を受信する。
7はプロセッサ(CPU)であり、ナビゲーション装置の全体を制御する。8はROMであり、各種プログラム(誘導経路探索プログラム、施設ガイド表示プログラムなど)を記憶する。9はRAMであり、各種処理の過程で得られるデータや、各種処理の結果得られるデータを一時的に格納する。
上述のCPU7は、ROM8に記憶されている誘導経路探索プログラムに従って、地図情報メモリ4に格納された地図データを用いて、現在地から目的地までを結ぶ最もコストが小さな誘導経路を探索する処理を行う。また、このCPU7は、ROM8に記憶されている施設ガイド表示プログラムに従って、上述した高速工程ガイドや拡大図ガイドの表示制御も行う。この表示制御の詳細な内容については後述する。
10は誘導経路メモリであり、CPU7が探索した誘導経路のデータを記憶する。誘導経路のデータは、現在地から目的地まで至る各ノードに対応させて、各ノードの位置と、各ノードが交差点か否かを表す交差点識別フラグとを記憶したものである。
11はディスプレイコントローラであり、地図情報メモリ4に格納された地図データに基づいて、表示装置17への表示に必要な地図画像データや、高速工程ガイドや拡大図ガイドなどの案内画像データを生成する。12はビデオRAMであり、ディスプレイコントローラ11によって生成された画像データを一時的に格納する。すなわち、ディスプレイコントローラ11によって生成された画像データはビデオRAM12に一時的に格納され、1画面分の画像データが読み出されて画像合成部16に出力される。
13はメニュー発生部であり、リモコン5を用いて各種の操作を行う際に必要なメニュー画像を発生して出力する。14は誘導経路発生部であり、誘導経路メモリ10に記憶された経路探索処理の結果を使用して、誘導経路の描画データを発生する。すなわち、誘導経路メモリ10に記憶された誘導経路データの中から、その時点でビデオRAM12に描画された地図エリアに含まれるものを選択的に読み出し、地図画像に重ねて他の道路と異なる所定色で太く強調した誘導経路を描画する。
15はマーク発生部であり、マップマッチング処理された後の自車位置に表示する車両位置マークや、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア等を表示する各種ランドマーク等を発生して出力する。なお、マップマッチング処理とは、地図情報メモリ4に読み出されている地図データと、位置測定装置3によって測定されたGPS受信機による自車位置および車両方位のデータと、自立航法センサによる推定車両位置および車両方位のデータとを用いて、自車の走行位置を地図データの道路上に位置修正する処理のことを言う。
16は画像合成部であり、各種画像を合成して出力する。すなわち、ディスプレイコントローラ11により読み出された地図画像データや案内画像データに対して、メニュー発生部13、誘導経路発生部14、マーク発生部15のそれぞれから出力される各画像データを重ねて画像合成を行い、合成した画像データを表示装置17に出力する。
これにより、表示装置17の画面上には、自車周辺の地図情報が車両位置マークや各種ランドマーク等と共に表示される。また、この地図上に誘導経路が表示される。また、高速道路の走行中は、高速工程ガイドや拡大図ガイドなどの案内地図画像が表示装置17の画面上に表示される。
以上の構成において、CPU7は本発明のSA/PA検出手段を構成する。また、CPU7、ディスプレイコントローラ11、ビデオRAM12、画像合成部16および表示装置17は、本発明のガイド表示手段を構成する。
図3は、本実施形態による高速工程ガイドの案内地図画像の表示例を示す図である。図3(a)に示すように、SA/PAが第1のタイプの場合は、SA/PA内にある各施設のアイコン51を横に並べて表示する。このとき、各施設アイコン51は互いに隣接させて表示する。各施設アイコン51の並び順は任意である。ここで、図2に示した施設並び順データ34に基づいて、各施設の実際の並び順に沿った順番に各施設アイコン51を表示するようにしても良い。そして、これらの施設アイコン51の下にサービスエリアまたはパーキングエリアの名称52を表示する。
一方、SA/PAが第2のタイプの場合は、図3(b)に示すように、SA/PA内にある各施設のアイコン51を縦に並べて表示する。施設アイコン51の並び順は、自車位置を表す車両位置マーク53に近い方から順に、各施設の実際の並び順に沿った順番とする。すなわち、SA/PA内に存在する各施設のアイコン51を、車両の進行方向に対する各施設の実際の並び順に従って、縦方向に並べて表示する。
このとき、各施設のアイコン51は、当該各施設に付随して設けられている駐車場の単位毎にグループ化して表示する。すなわち、駐車場が共用されている施設のアイコン51は隣接して表示し、駐車場が別となっている施設のアイコン51は互いに離して表示する。そして、それぞれのアイコングループに対して取付道路54を1つずつ表示する。サービスエリアやパーキングエリアの名称52は、例えば、最も下のアイコンの下側に表示する。
図3(b)の例では、車両の進行方向に沿ってガソリンスタンド、レストラン、トイレがこの並び順で存在し、これらには全て駐車場が独立して設けられていることを表している。なお、例えばレストランとトイレとが1つの駐車場を共用している場合には、レストランおよびトイレの施設アイコン51は隣接して表示され、それに対して1つの取付道路54が表示される。
図4は、本実施形態による拡大図ガイドの案内地図画像の表示例を示す図である。図4(a)に示すように、SA/PAが第1のタイプの場合は、SA/PA内にある各施設のアイコン51を横に並べて表示する。各施設アイコン51の並び順は任意である。ここで、各施設の実際の並び順に沿った順番に各施設アイコン51を表示しても良い。そして、これらの施設アイコン51の下に、各施設で共用される1つの駐車場のアイコン55を表示する。
一方、SA/PAが第2のタイプの場合は、図4(b)に示すように、SA/PA内にある各施設のアイコン51を、車両の進行方向に対する各施設の実際の並び順に従って横方向に並べて表示する。そして、これらのアイコン51の下に、各施設毎に付随して設けられている1つ以上の駐車場のアイコン56を、実際のSA/PAに合わせて分離した態様で表示する。
図4(b)の例では、車両の進行方向に沿ってガソリンスタンド、レストラン、トイレがこの並び順で存在し、レストランとトイレには駐車場が独立して設けられていることを表している。ガソリンスタンドには駐車場がないことも表している。なお、例えばレストランとトイレとが1つの駐車場を共用している場合には、レストランおよびトイレのアイコン51の下に、1つの共用駐車場のアイコンが表示される。さらに、SA/PA内の施設が経由地に設定されているときは、図4(c)に示すように、設定施設まで案内する誘導経路57を表示する。
次に、上記のように構成した本実施形態によるナビゲーション装置の動作について説明する。図5は、本実施形態によるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。図5において、まずCPU7は、位置測定装置3により測定された車両の現在位置と、地図情報メモリ4に格納された地図データとに基づいて、現在車両が高速道路を走行中か否かを判定する(ステップS1)。高速道路を走行中でない場合は、通常の地図画面を表示して走行案内を行う(ステップS2)。
一方、車両が現在高速道路を走行中のとき、CPU7は、位置測定装置3により測定された車両の現在位置と、地図情報メモリ4に格納されている地図データとに基づいて、車両前方の経路上に存在するインターチェンジやジャンクションなどの分岐点およびSA/PAを検出する(ステップS3)。検出する分岐点およびSA/PAの数は、例えば、高速工程ガイドの案内地図上に表示する数としてあらかじめ決められた数である。
次に、CPU7は、検出したSA/PAに関する図2のような高速道路データ30から、そのSA/PAが第1のタイプと第2のタイプのどちらであるかを示す識別フラグデータ33、SA/PA内での各施設の並び順を示す施設並び順データ34、どれとどれの施設に1つの駐車場が付随しているかといった駐車場の付随状態を示す駐車場データ35、アイコン画像の格納場所を示すアイコン画像レコード36を取得する(ステップS4)。そして、取得したこれらの情報を、例えばRAM9あるいはCPU7内の図示しないレジスタなどに一時的に格納しておく。
その後、CPU7は、車両がSA/PA内に進入したか否かを判定する(ステップS5)。SA/PA内に進入したと判断したとき、CPU7はさらに、先ほどRAM9などに格納しておいた識別フラグデータ33に基づいて、SA/PAが第2のタイプかどうかを判定する(ステップS6)。
第2のタイプでない場合、つまりSA/PAが第1のタイプの場合は、CPU7は、RAM9などに格納しておいたアイコン画像レコード36に基づいて、図2に示すビットマップデータ40の中から該当するアイコン画像を読み出し、それをディスプレイコントローラ11に供給する。ディスプレイコントローラ11は、供給された施設アイコン画像を、例えばあらかじめ決められた順番に並べて描くとともに、それらの下に1つの駐車場アイコン画像を描いて、図4(a)のような第1のタイプの拡大図ガイドを表示する(ステップS7)。
一方、SA/PAが第2のタイプの場合は、CPU7は、RAM9などに格納しておいたアイコン画像レコード36に基づいて、図2に示すビットマップデータ40の中から該当するアイコン画像を読み出し、それをディスプレイコントローラ11に供給する。ディスプレイコントローラ11は、供給された施設アイコン画像を、RAM9などに格納しておいた施設並び順データ34に従った順番に並べて描くとともに、それらの施設アイコン画像の下に、同じくRAM9などに格納しておいた駐車場データ35に従った付随状態で駐車場アイコン画像を個々に描いて、図4(b)または図4(c)のような第2のタイプの拡大図ガイドを表示する(ステップS8)。
上記ステップS5で車両がSA/PA内に進入していないと判断したときは、CPU7は、以上のステップS6〜S8の処理は行わず、RAM9などに格納しておいた識別フラグデータ33に基づいて、SA/PAが第2のタイプかどうかを判定する(ステップS9)。第2のタイプでない場合、つまりSA/PAが第1のタイプの場合は、CPU7は、RAM9などに格納しておいたアイコン画像レコード36に基づいて、図2に示すビットマップデータ40の中から該当するアイコン画像を読み出し、それをディスプレイコントローラ11に供給する。ディスプレイコントローラ11は、供給された施設アイコン画像を、例えばあらかじめ決められた順番で横方向に並べて描くとともに、それらの下にSA/PA名を描いて、図3(a)のような第1のタイプの高速工程ガイドを表示する(ステップS10)。
一方、SA/PAが第2のタイプの場合は、CPU7は、RAM9などに格納しておいたアイコン画像レコード36に基づいて、図2に示すビットマップデータ40の中から該当するアイコン画像を読み出し、それをディスプレイコントローラ11に供給する。ディスプレイコントローラ11は、供給された施設アイコン画像を、RAM9などに格納しておいた施設並び順データ34に従った順番で縦方向に並べて描く。このとき、同じくRAM9などに格納しておいた駐車場データ35に従って、個々の施設アイコン画像を隣接させて描画するか離して描画するかを決定する。そして、これらの施設アイコン画像の下にSA/PA名を描いて、図3(b)のような第2のタイプの高速工程ガイドを表示する(ステップS11)。
ステップS10またはステップS11の処理の後は、ステップS1に戻って同様の処理を続ける。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、実物のSA/PAに合わせた状態で高速工程ガイドや拡大図ガイドを表示するようにしたので、SA/PAに関する案内精度を向上させることができる。特に、高速工程ガイドに関しては、SA/PA内に入る前から、それが第1のタイプと第2のタイプとのどちらであるかの区別を一目で認識することができる。しかも、第2のタイプの場合は、SA/PA内に存在する各施設の種類と並び順、それらの施設に対してどのような状態で駐車場が付随しているかについても一目で認識することができる。
また、SA/PA内に進入した後も、実物のSA/PAに合わせた形状で拡大図ガイドが表示されるので、そのSA/PAが第1のタイプと第2のタイプとのどちらであるかの区別を一目で認識することができる。しかも、第2のタイプの場合は、SA/PA内に存在する各施設の種類と並び順、それらの施設に対してどのような状態で駐車場が付随しているかについても一目で認識することができ、行きたい施設に対してどのように走行すれば良いかについて迷うことがない。
なお、上記実施形態では、SA/PA内の各施設や各種パターンの駐車場のアイコン画像を個別に用意しておき、これらを識別フラグデータ33、施設並び順データ34、駐車場データ35に基づいて適当に並べて描画することによって高速工程ガイドおよび拡大図ガイドの画像を生成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、個々のSA/PA毎にあらかじめ高速工程ガイドの画像および拡大図ガイドの画像を用意しておき、単にこれを読み出して表示するようにしても良い。
また、上記実施形態では、高速工程ガイドの案内地図上に各施設のアイコンを単に表示する例について説明したが、これらのアイコンをGUIによる操作ボタンとして機能させるようにし、何れかのアイコンが操作されたときに、そのアイコンに対応する施設を目的地または経由地に自動的に設定して経路探索を行うようにしても良い。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、高速道路の工程ガイドや、SA/PA内の詳細な拡大図ガイドをビットマップで表示する機能を有するナビゲーション装置に有用である。
本実施形態によるナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の地図データに含まれる高速道路データおよびビットマップデータの概要を示す図である。 本実施形態による高速工程ガイドの案内地図画像の表示例を示す図である。 本実施形態による拡大図ガイドの案内地図画像の表示例を示す図である。 本実施形態によるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 高速工程ガイドの案内地図画像の従来例を示す図である。 拡大図ガイドの案内地図画像の従来例を示す図である。 拡大図ガイドの案内地図画像の従来例を示す図である。
符号の説明
4 地図情報メモリ
7 CPU
11 ディスプレイコントローラ
12 ビデオRAM
16 画像合成部
17 表示装置

Claims (4)

  1. 経路を走行中の車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    上記位置検出手段により検出された現在位置よりも前方の経路上に位置するサービスエリアまたはパーキングエリアの情報を検出するSA/PA検出手段と、
    上記SA/PA検出手段により検出されたサービスエリアまたはパーキングエリアに関する案内図データを記録媒体から読み出して、各施設がサービスエリアまたはパーキングエリアの中で一箇所に集合している第1のタイプと、各施設のうち少なくとも1つがサービスエリアまたはパーキングエリアの中で独立した場所に存在している第2のタイプとを互いに区別可能な表示態様で案内地図を表示するガイド表示手段であって、上記位置検出手段により検出された現在位置よりも前方の経路上に位置するサービスエリアまたはパーキングエリアを上記現在位置に近い方から順に表した高速工程ガイドの案内地図上で、少なくとも上記第2のタイプのサービスエリアまたはパーキングエリアの中に存在する各施設のアイコンを、上記車両の進行方向に対する各施設の実際の並び順に従って表示するガイド表示手段とを備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 上記ガイド表示手段は、上記各施設に付随して設けられている駐車場の単位で上記各施設をグループ化した表示態様で上記高速工程ガイドを表示することを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
  3. 位置測定装置が、経路を走行中の車両の現在位置を検出する位置検出ステップと、
    ナビゲーション装置のSA/PA検出手段が、上記位置検出ステップで検出された現在位置よりも前方の経路上に位置するサービスエリアまたはパーキングエリアの情報を検出するSA/PA検出ステップと、
    上記ナビゲーション装置のガイド表示手段が、上記SA/PA検出ステップで検出されたサービスエリアまたはパーキングエリアに関する案内図データを記録媒体から読み出して、各施設がサービスエリアまたはパーキングエリアの中で一箇所に集合している第1のタイプと、各施設のうち少なくとも1つがサービスエリアまたはパーキングエリアの中で独立した場所に存在している第2のタイプとを互いに区別可能な表示態様で案内地図を表示するガイド表示ステップであって、上記サービスエリアまたはパーキングエリアを上記現在位置に近い方から順に表した高速工程ガイドの案内地図上で、少なくとも上記第2のタイプのサービスエリアまたはパーキングエリアの中に存在する各施設のアイコンを、上記車両の進行方向に対する各施設の実際の並び順に従って表示するガイド表示ステップとを有することを特徴とする施設ガイド表示方法。
  4. 上記ガイド表示ステップでは、上記各施設に付随して設けられている駐車場の単位で上記各施設をグループ化した表示態様で上記高速工程ガイドを表示することを特徴とする請求項に記載の施設ガイド表示方法。
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