JP2006084186A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の現在位置から容易に辿り着くことができる施設を、ユーザに適切に報知することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】道路地図データ及びジャンル毎に分類された施設データを格納した地図データ格納手段と、現在位置からの到達容易な領域を検索範囲として道路地図上に設定するための検索範囲設定プログラムを、設定条件の異なる複数種類記憶している設定プログラム記憶手段と、施設ジャンル及び検索範囲設定プログラムを選択するための入力手段と、選択された検索範囲設定プログラムを用い、車両の現在位置を基準とした道路地図上の検索範囲を設定する検索範囲設定手段と、選択された施設ジャンルに属する施設のうち、検索範囲内に存在するものを検索する施設検索手段と、施設検索手段により検索された施設の位置及び車両の現在位置を含む広域地図を表示し、当該広域地図にて選択された施設について周辺の詳細地図をさらに表示する
【選択図】図1
【解決手段】道路地図データ及びジャンル毎に分類された施設データを格納した地図データ格納手段と、現在位置からの到達容易な領域を検索範囲として道路地図上に設定するための検索範囲設定プログラムを、設定条件の異なる複数種類記憶している設定プログラム記憶手段と、施設ジャンル及び検索範囲設定プログラムを選択するための入力手段と、選択された検索範囲設定プログラムを用い、車両の現在位置を基準とした道路地図上の検索範囲を設定する検索範囲設定手段と、選択された施設ジャンルに属する施設のうち、検索範囲内に存在するものを検索する施設検索手段と、施設検索手段により検索された施設の位置及び車両の現在位置を含む広域地図を表示し、当該広域地図にて選択された施設について周辺の詳細地図をさらに表示する
【選択図】図1
Description
本発明は、指定されたジャンルの施設を車両の現在位置周辺において検索してユーザに報知する周辺施設検索機能を有するナビゲーション装置に関する。
ナビゲーション装置における機能の一つとして周辺施設検索機能がある。この機能は、ユーザが所望の施設のジャンル(例えば、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、レストラン等)を指定すると、車両の現在位置周辺の該当する施設を地図データベースから検索し、表示装置の表示画面にそのリストを表示するものである。
車両の現在位置の周辺にある施設を検索する場合、検索された施設が、車両進行方向とは正反対に存在していたり、反対車線側に存在していたりすることによって、辿り着くのが困難であることが多い。
また、施設が多数検索された場合、ユーザは適切な候補がわからず、どれを選択すればよいか悩んでしまう場合がある。さらに、選択リストが出ても現在位置との関係が良く分からず、どれが最適なのかユーザに明確でないことが多い。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、車両の現在位置から容易に辿り着くことができる施設を、ユーザに適切に報知することが可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のナビゲーション装置では、
表示画面に表示された道路地図上に、車両の現在位置とともに、設定された目的地への案内経路を表示するナビゲーション装置において、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
道路地図データ及びジャンル毎に分類された施設データを格納した地図データ格納手段と、
現在位置からの到達容易な領域を検索範囲として道路地図上に設定するための検索範囲設定プログラムを、設定条件の異なる複数種類記憶している設定プログラム記憶手段と、
施設ジャンル及び検索範囲設定プログラムを選択するための入力手段と、
選択された検索範囲設定プログラムを用い、車両の現在位置を基準とした道路地図上の検索範囲を設定する検索範囲設定手段と、
選択された施設ジャンルに属する施設のうち、検索範囲内に存在するものを検索する施設検索手段と、
施設検索手段により検索された施設の位置及び車両の現在位置を含む広域地図を表示し、当該広域地図にて選択された施設について周辺の詳細地図をさらに表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
表示画面に表示された道路地図上に、車両の現在位置とともに、設定された目的地への案内経路を表示するナビゲーション装置において、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
道路地図データ及びジャンル毎に分類された施設データを格納した地図データ格納手段と、
現在位置からの到達容易な領域を検索範囲として道路地図上に設定するための検索範囲設定プログラムを、設定条件の異なる複数種類記憶している設定プログラム記憶手段と、
施設ジャンル及び検索範囲設定プログラムを選択するための入力手段と、
選択された検索範囲設定プログラムを用い、車両の現在位置を基準とした道路地図上の検索範囲を設定する検索範囲設定手段と、
選択された施設ジャンルに属する施設のうち、検索範囲内に存在するものを検索する施設検索手段と、
施設検索手段により検索された施設の位置及び車両の現在位置を含む広域地図を表示し、当該広域地図にて選択された施設について周辺の詳細地図をさらに表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
これによれば、複数の検索範囲設定プログラムの中からユーザにより選択された一のプログラムに基づいて、道路地図上における検索範囲が決定され、その検索範囲内にて施設検索が行われることで、ユーザの好みに応じて検索された容易に辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。また、検索された施設の位置及び車両の現在位置を含む広域地図が表示され、当該広域地図にて選択された候補施設について周辺の詳細地図がさらに表示されることで、ユーザは、広域地図にて車両と候補施設との相対方位・距離を容易に認識できるうえに、候補選択後に詳細地図により施設周辺の詳細を知ることができる。
請求項2に記載のナビゲーション装置では、設定プログラム記憶手段が、車両の現在位置から進行方向に沿った所定距離を軸としてその両側に広がる所定の領域を検索範囲とする検索範囲設定プログラムを記憶しているように構成されている。これによって、車両をUターンさせることなく辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。
請求項3に記載のナビゲーション装置では、設定プログラム記憶手段が、車両の現在位置からの案内経路に沿った領域を検索範囲とする検索範囲設定プログラムを記憶しているように構成されている。これによって、車両をUターンさせることなく、また案内経路から大幅に外れることなく辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。
請求項4に記載のナビゲーション装置では、設定プログラム記憶手段が、道路幅、道路種別及び道路名の少なくともいずれかの情報を含む道路情報において所定の条件を有する道路に沿った領域を検索範囲とする検索範囲設定プログラムを記憶しているように構成されている。これによって、例えば主要な国道沿い等にあり、駐車場に入ることが容易な候補施設を提供できる。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。まず、図1は、本実施例に係るナビゲーション装置1の全体の電気的構成を概略的に示している。
ここで、このナビゲーション装置1は、CPU,ROM,RAM,I/O等からなるマイコンを主体として構成された制御回路2に、車両の現在位置を検出するための位置検出器3、地図データ入力器4、操作スイッチ群5、外部メモリ6、例えばカラー液晶ディスプレイからなる表示装置7、音声出力装置8、リモコン9からの信号を検出するリモコンセンサ10等を接続して構成されている。
位置検出器(位置検出手段)3は、周知構成の地磁気センサ11、ジャイロスコープ12、距離センサ13、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機14を有している。制御回路2は、位置検出器3の各センサ11〜14が性質の異なる誤差を有しているため、各々補間しながら使用するように構成されており、これらセンサ11〜14からの入力に基づいて、車両の現在位置、進行方向、速度や走行距離等を高精度で検出するようになっている。尚、精度によっては、上記したセンサ11〜14のうちの一部から位置検出器を構成しても良く、また上記以外に、ステアリングの回転センサや、転動輪の車輪センサ等を採用することも可能である。
地図データ入力器(地図データ格納手段)4は、道路地図データやそれに付随する施設データなどの各種データを記憶した地図データ記録メディアからそれらデータを読出すためのドライブ装置からなり、その地図データ記録メディアとしては、例えばDVDあるいはCD−ROM、ハードディスク等の大容量記憶媒体が用いられる。道路地図データは、道路形状、道路幅、道路種別、道路名、信号、踏切、建造物、各種施設、地名、地形等のデータを含むと共に、その道路地図を表示装置5の画面上に再生するためのデータを含んでいる。
また、施設データは、駅等の交通機関、レジャー施設、宿泊施設、公共施設等の施設や、小売店、デパート、レストラン等の各種の店舗、住居やマンション、地名などに関する情報からなり、このデータにはそれらの電話番号や住所、緯度及び経度等のデータが含まれると共に、施設を示すランドマーク等を、表示装置5の画面上に道路地図に重ね合せて表示するためのデータを含んで構成されている。この場合、後述する周辺施設検索機能を実現するために、施設データは、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、レストラン、スーパーマーケット、銀行(ATMコーナー)等の複数のジャンル毎に分類されている。
操作スイッチ群5は、詳しく図示はしないが、表示装置7の画面の近傍に設けられたメカスイッチや、表示装置7の画面上に設けられるタッチパネルを含んでおり、ユーザ(ドライバ)は、それら操作スイッチ群5を用いて、各種機能の実行の指示や、目的地等の指定、表示装置7に表示される道路地図の縮尺の選択等の各種の入力を行うことができるようになっている。この場合、操作スイッチ群5の操作により後述する周辺施設検索のための条件等の選択も可能となっており、操作スイッチ群5が入力手段として機能するようになっている。リモコン9も、この操作スイッチ群5と同等の機能を有して構成されている。
表示装置7の画面には、通常時には、車両の現在位置周辺の地図が各種縮尺で表示されると共に、その表示に重ね合せて、車両の現在位置及び進行方向を示す現在地マークが表示されるようになっている。目的地までのルート案内の実行時には、表示装置7には、ルート案内用の画面が表示されるようになっている。また、表示装置7には、ユーザが目的地等の各種の入力,設定(選択)を行うための入力用の画面や、各種のメッセージ等も表示されるようになっている。
このとき、後述するように、周辺施設検索の機能を実行するにあたって、表示装置7の画面には、ユーザがジャンルを指定するための画面(図示せず)、施設検索のための条件をユーザが選択するための画面(図3参照)、検索された施設の位置を表示する画面(図5参照)などが表示され、また、地図上に検索された施設を示すランドマークが表示されるようになっている。
制御回路2は、そのソフトウエア的構成(プログラムの実行)により、車両の現在位置を知るロケーション機能を実現すると共に、指定された目的地までの経路を検索し、案内するルート案内機能を実現するようになっている。そして、それに加え、車両の現在位置周辺における指定されたジャンルの施設を検索してユーザに報知する周辺施設検索機能を実現するようになっている。
そのうちロケーション機能は、上述のように、地図データ入力器4からの地図データに基づいて表示装置7に道路地図を表示させると共に、位置検出器3の検出に基づいて車両の現在位置及び進行方向を示す現在地マークを表示させるものである。この場合、車両の走行に伴って現在地の表示は地図上を移動すると共に、地図は車両の位置に応じてスクロール表示されるようになる。このとき、車両の現在位置を道路上にのせるマップマッチングが行なわれる。
また、ルート案内機能は、車両の出発地(現在地)からユーザにより指定された目的地までの誘導経路(ルート)を、例えば周知のダイクストラ法を用いて自動的に計算し、求められた目的地までのルートを案内するものである。このルート案内においては、表示装置7の画面に、道路地図に重ね合せて、車両の現在位置(現在地マーク)と共に走行すべきルートが目立つ色で表示され、またこれと併せて、例えば交差点近くに来た時に、音声出力装置8により、「200m先の交差点を左です」といった合成音声による案内が行なわれるようになっている。
そして、制御回路2は、ユーザの操作スイッチ群5(あるいはリモコン9)の操作により、周辺施設検索の実行が指示されると、表示装置7にジャンル指定用の画面を表示させてユーザに検索すべき施設のジャンルを指定させ、その指定に基づいて、施設データから車両の現在位置周辺の所定範囲(詳細は後述)に存在する該当するジャンルの施設を検索(抽出)するようになっている。その後、検索された施設(一般に複数個が抽出される)を、道路地図上にランドマークを用いて表示装置7に所定の表示を行うようになっており、このようにして周辺施設検索機能が実現されるのである。
さて、本実施例では、制御回路2が、本発明にいう検索範囲設定手段及び施設検索手段として機能するようになっており、周辺施設検索を実行するにあたって、ユーザの辿り着きやすさ等を考慮して予め定められた複数の検索範囲設定プログラム(検索範囲設定テンプレートともいう)の中からユーザにより選択された一のプログラムに基づいて道路地図上における検索範囲を設定し、その検索範囲内にて施設検索を行う。これにより、ユーザの好みに応じて検索された、容易に辿り着くことができる候補施設が提供される。
また、制御回路2は、本発明にいう表示制御手段も兼ねており、検索された施設の位置及び車両の現在位置を含む広域地図を表示し、当該広域地図にて選択された施設について周辺の詳細地図をさらに表示することで、ユーザは、広域地図にて車両と候補施設との相対方位・距離を容易に認識できるうえに、候補選択後に詳細地図により施設周辺の詳細を知ることができる。
上記構成の作用について、図2ないし図5を参照して詳細に説明する。今、上記構成のナビゲーション装置1を搭載した車両の走行中(ドライブ中)に、ドライバ(ユーザ)が所定の施設(例えばガソリンスタンド、コンビニ、レストラン等)に立ち寄りたくなった場合には、操作スイッチ群5(あるいはリモコン9)を操作して周辺施設検索の実行を指示する。すると、制御回路2は、図2のフローチャートに示す手順で、周辺施設検索の処理を実行する。
周辺施設検索が開始されると、まず、ステップS1にて、検索すべき施設のジャンルをユーザにより指定させる処理が実行される。この処理は、表示装置7に施設のジャンルを指定するための画面(図示せず)を表示させ、ユーザが操作スイッチ群5の操作により所望のジャンル(例えばガソリンスタンド)を選択することにより行われる。
次のステップS2では、検索範囲の設定方法をユーザにより指定させる処理が実行される。この処理は、図3に示すように、道路地図上における検索範囲を設定するための検索範囲設定プログラムのリストを表示装置7の画面内のウィンドウ71に表示させ、ユーザが操作スイッチ群5の操作により当該リストの中から選択することによって行われる。
ここで、検索範囲設定プログラムとは、地図データ入力器4から読み出された道路地図上において、位置検出器3により得られる車両の現在位置からの到達容易な領域を検索範囲(座標範囲)として決定するためのプログラムである。ここで、到達容易とは、車両をUターンさせずに到達できること、経路から大幅に外れることなく到達できること、駐車場に入ることが容易なこと等の概念をいう。当該プログラムは、検索範囲の設定条件の異なる複数種類が予め用意されており、これらの中からユーザが好みにより選択することが可能となっている。なお、当該プログラムは外部メモリ6に記憶されており、この外部メモリ6が本発明にいう設定プログラム記憶手段として機能している。また、制御回路2中のROMや地図データ入力器4等を設定プログラム記憶手段として機能させることもできる。以下、検索範囲設定プログラムの具体的な態様について、図4を参照して説明する。
(デフォルト)
第一の検索範囲設定プログラムは、図4(a)に示すように、車両の現在位置22を中心とする同心円内(例えば半径10km以内)を検索範囲Sとするものである。これによって、ユーザは車両の現在位置周辺にある所望の施設の情報を得ることができる。しかしながら、この場合、車両進行方向とは反対側に位置する施設などが検索されると、辿り着くことが困難なことがある。そこで、他の検索範囲設定プログラムでは、ユーザの辿り着きやすさを考慮した検索範囲を設定することが可能となる重み付けが加えられている。
第一の検索範囲設定プログラムは、図4(a)に示すように、車両の現在位置22を中心とする同心円内(例えば半径10km以内)を検索範囲Sとするものである。これによって、ユーザは車両の現在位置周辺にある所望の施設の情報を得ることができる。しかしながら、この場合、車両進行方向とは反対側に位置する施設などが検索されると、辿り着くことが困難なことがある。そこで、他の検索範囲設定プログラムでは、ユーザの辿り着きやすさを考慮した検索範囲を設定することが可能となる重み付けが加えられている。
(車両方向優先)
第二の検索範囲設定プログラムは、車両の現在位置から進行方向に沿った所定距離を軸としてその両側に広がる所定の領域を検索範囲とするものである。具体的には、図4(b)に示すように、車両の現在位置から進行方向(図中の現在地マーク22参照)に沿った直径(図示せず)を有する円形状(例えば半径10km程度)の検索範囲とすることができる。または、円形状に限らず、矩形状や進行方向に向かって広がる台形状などの検索範囲とすることもできる。これによって、車両をUターンさせることなく辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。
第二の検索範囲設定プログラムは、車両の現在位置から進行方向に沿った所定距離を軸としてその両側に広がる所定の領域を検索範囲とするものである。具体的には、図4(b)に示すように、車両の現在位置から進行方向(図中の現在地マーク22参照)に沿った直径(図示せず)を有する円形状(例えば半径10km程度)の検索範囲とすることができる。または、円形状に限らず、矩形状や進行方向に向かって広がる台形状などの検索範囲とすることもできる。これによって、車両をUターンさせることなく辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。
(案内経路優先)
第三の検索範囲設定プログラムは、車両の現在位置からの案内経路に沿った領域を検索範囲とするものである。具体的には、図4(c)に示すように、案内経路24に沿った所定の幅(例えば400m程度)の領域を検索範囲とすることができる。また、案内経路24のうち、車両の現在位置から所定距離(例えば現在位置から10km)までの経路について検索範囲を定めることもできる。これによって、車両をUターンさせることなく、また案内経路から大幅に外れることなく辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。
第三の検索範囲設定プログラムは、車両の現在位置からの案内経路に沿った領域を検索範囲とするものである。具体的には、図4(c)に示すように、案内経路24に沿った所定の幅(例えば400m程度)の領域を検索範囲とすることができる。また、案内経路24のうち、車両の現在位置から所定距離(例えば現在位置から10km)までの経路について検索範囲を定めることもできる。これによって、車両をUターンさせることなく、また案内経路から大幅に外れることなく辿り着くことが可能な候補施設を提供できる。
(大通り優先)
第四の検索範囲設定プログラムは、道路幅、道路種別及び道路名の少なくともいずれかの情報を含む道路情報において所定の条件を有する道路に沿った領域を検索範囲とするものである。具体的には、図4(d)に示すように、所定の道路幅(例えば20m以上)を有する道路に沿った所定の幅(例えば400m程度)の領域を検索範囲とすることができる。または、道路幅に加え、所定の道路種別や道路名を有する道路(例えば国道など)について検索範囲を定めることもできる。ここで、道路情報(道路幅、道路種別、道路名)を構成するデータは、上述の通り、道路地図データ内に含まれている。これによって、例えば主要な国道沿い等にあり、駐車場に入ることが容易な候補施設を提供できる。
第四の検索範囲設定プログラムは、道路幅、道路種別及び道路名の少なくともいずれかの情報を含む道路情報において所定の条件を有する道路に沿った領域を検索範囲とするものである。具体的には、図4(d)に示すように、所定の道路幅(例えば20m以上)を有する道路に沿った所定の幅(例えば400m程度)の領域を検索範囲とすることができる。または、道路幅に加え、所定の道路種別や道路名を有する道路(例えば国道など)について検索範囲を定めることもできる。ここで、道路情報(道路幅、道路種別、道路名)を構成するデータは、上述の通り、道路地図データ内に含まれている。これによって、例えば主要な国道沿い等にあり、駐車場に入ることが容易な候補施設を提供できる。
なお、これらの検索範囲設定プログラムでは、より辿り着きやすい候補施設を提供する観点から、車両進行方向の左側のみを検索範囲とすることや、通行止め,一方通行,中央分離帯等を考慮してUターンせずに到着できる範囲を検索範囲とすることなどのさらなる種々の重み付けを加えることも可能である。
図2のフローチャートに戻り、ステップS3にて上述の検索範囲設定プログラムのいずれかがユーザの操作スイッチ群5の操作により選択されると、ステップS4で、選択されたプログラムを用いて車両の現在位置を基準とした道路地図上の検索範囲(図4参照)が決定される。また、ステップS3にて選択が行われなかった場合には、デフォルトの検索範囲設定プログラムを用いて道路地図上の検索範囲が決定される。その後、ステップS6にて、ステップS1で選択された施設ジャンルに属する施設のうち、決定された検索範囲内に存在するものが検索される。具体的には、当該施設ジャンルに属する施設の座標が、検索範囲とされた座標範囲内に存在するか否かの判別を行う。
施設の検索が完了すると、ステップS7にて、図5(a)に示すように、ランドマーク20により表される検索された候補施設の位置及び現在地マーク22により表される車両の現在位置を含む広域地図73が、表示装置7の画面に表示される。なお、図は、ステップS3で「案内経路優先」が選択された場合を表している。また、広域地図73に表示された候補施設のランドマーク20は、操作スイッチ群5により選択可能とされている(例えばカーソル55等により)。これによって、ユーザは、車両の現在位置から候補施設の位置までの相対方位・距離を容易に認識することができるので、候補施設の中から好みに応じた施設を選択することができる。
そして、ステップS8で上記広域地図73において候補施設の中から施設が選択されると、ステップS9に移り、選択された施設の周辺の詳細地図75がさらに表示される。これによって、ユーザは、選択した施設の周囲の詳細を知ることができ、その結果、当該施設に容易に立ち寄ることができる。
なお、図5に示すように表示装置7の表示画面の一部に広域地図73や詳細地図75を表示して、表示画面の残余の領域には他の情報、例えばルート案内画面を表示することができる。また、広域地図73及び詳細地図75は、一方から他方へ切り替えるように表示することもできるし、両方とも表示することもできる。
その他、周辺施設検索を行うにあたっては、ユーザが複数のジャンルを同時に指定してそれら複数のジャンルの施設を検索できる構成としても良く、また、ナビゲーション装置のハードウエア構成や、表示装置の画面の表示の形態についても、種々の変更が可能であるなど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものである。
1 ナビゲーション装置
2 制御回路(検索範囲設定手段、施設検索手段、表示制御手段)
3 位置検出器
4 地図データ入力器
5 操作スイッチ群(入力手段)
6 外部メモリ(設定プログラム記憶手段)
7 表示装置
2 制御回路(検索範囲設定手段、施設検索手段、表示制御手段)
3 位置検出器
4 地図データ入力器
5 操作スイッチ群(入力手段)
6 外部メモリ(設定プログラム記憶手段)
7 表示装置
Claims (4)
- 表示画面に表示された道路地図上に、車両の現在位置とともに、設定された目的地への案内経路を表示するナビゲーション装置において、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
道路地図データ及びジャンル毎に分類された施設データを格納した地図データ格納手段と、
現在位置からの到達容易な領域を検索範囲として道路地図上に設定するための検索範囲設定プログラムを、設定条件の異なる複数種類記憶している設定プログラム記憶手段と、
施設ジャンル及び前記検索範囲設定プログラムを選択するための入力手段と、
選択された検索範囲設定プログラムを用い、前記車両の現在位置を基準とした道路地図上の検索範囲を設定する検索範囲設定手段と、
選択された施設ジャンルに属する施設のうち、前記検索範囲内に存在するものを検索する施設検索手段と、
前記施設検索手段により検索された施設の位置及び前記車両の現在位置を含む広域地図を表示し、当該広域地図にて選択された施設について周辺の詳細地図をさらに表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記設定プログラム記憶手段は、前記車両の現在位置から進行方向に沿った所定距離を軸としてその両側に広がる所定の領域を前記検索範囲とする前記検索範囲設定プログラムを記憶していることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
- 前記設定プログラム記憶手段は、前記車両の現在位置からの案内経路に沿った領域を前記検索範囲とする前記検索範囲設定プログラムを記憶していることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
- 前記設定プログラム記憶手段は、道路幅、道路種別及び道路名の少なくともいずれかの情報を含む道路情報において所定の条件を有する道路に沿った領域を前記検索範囲とする前記検索範囲設定プログラムを記憶していることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061122 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081104 |