JP3801467B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示している地図上に行政区画名を表示するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置の案内地図画面上に走行している道路の進行方向あるいは走行道路に交差する道路の左右方向、さらには進行する道路の後方に地域名をおおよその方角に対応させて表示するものが知られている(特開2000ー305449号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
表示している地図上に表示される地域名は、その方面のおおよその地域の名称を表示するものであるが、運転者が必要とする地域名としての情報は一定ではなく、例えば地域名として都道府県名を表示したとしても、運転者は〜丁目などのようなもっと狭い地域名を必要としている場合がある。このような場合に、単に地域名として都道府県名を表示したのでは、必要な情報を運転者に対して提供したことにならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、ナビゲーション画面に行政区画名を表示する際、より運転者が必要としている行政区画名の情報を表示できるようにすることを目的とする。
そのために本発明は、自車位置を検出する現在位置検出手段と、自車の車速を検出する車速検出手段と、地図データを記憶する記憶手段と、車速に応じて定められた自車位置からの距離にあり、車速に応じて定められた表示する行政区画単位の行政区画名を前記記憶手段に記憶された地図データから検索する制御手段と、前記制御手段により検索された行政区画名を、その行政区画の存在する方向に対応させて表示する表示手段とを備え、前記制御手段は、検索された行政区画名が自車位置が属する行政区画名と同一の場合は、検索された行政区画単位よりも狭い行政区画単位を再検索することを特徴とする。
また、本発明は、自車位置を検出する現在位置検出手段と、道路属性を含む地図データを記憶する記憶手段と、自車が走行中の道路属性により定められた自車位置からの距離にあり、自車が走行中の道路属性により定められた表示する行政区画単位の行政区画名を前記記憶手段に記憶された地図データから検索する制御手段と、前記制御手段により検索された行政区画名を、その行政区画の存在する方向に対応させて表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図であり、出発地や目的地等の経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、地図データ、経路の探索に必要なナビゲーション用データ、経路案内に必要な表示/音声の案内データ、さらに地図の表示、経路探索、音声案内等の案内を行うためのプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、ナビゲータ処理手段として地図の表示処理、経路探索処理、経路案内に必要な表示/音声案内処理、さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力するディスプレイやスピーカその他の出力装置6から構成されている。
【0006】
入力装置1は、地図を選択して目的地を入力したり、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチスイッチやジョグダイアル等のリモートコントローラ等を用いることができる。また、本発明では音声入力による対話を行うための装置を備えており、音声入力装置として機能する。また、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0007】
現在位置検出装置2は、衛星航法システム(GPS)を利用して高さ情報を含む車両の現在位置情報を入手するもの、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することにより絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、例えば車輪の回転数から車両の走行速度及び走行距離を検出する速度・距離センサ、車両の加速度を検出して高さ情報を含む現在位置情報を検出するセンサ等から構成される。
【0008】
情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えばCD−ROM、DVD−ROM等の光ディスク、フロッピィディスク等の磁気ディスク、MO等の光磁気ディスク等からなっている。プログラムは、経路探索などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載のフローチャートに示される処理プログラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声入力により対話的に案内を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータが格納されている。記憶されるデータとしては、地図データ、道路の種類・幅・車線数などの道路属性データ、行政区画名や地域の名称を含む地名データ、探索データ、探索したルートのデータ、案内データ、マップマッチングデータ、目的地データ、登録地点データ、施設データ、交差点等分岐点の画像データ、ジャンル別データ、ランドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。なお、本発明は情報記憶装置にはデータのみ格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタイプのものにも適用可能である。
【0009】
中央処理装置4は、車速や道路属性に応じて出力する行政区画名を制御する行政区画名出力制御部11を備えるものであり、種々の演算処理を実行するCPU、情報記憶装置3からプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ、フラッシュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM、設定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAMからなっている。また、この他にもディスプレイ等の出力装置に表示するためのデータを格納するフレームメモリ、入力装置1からの音声入力による対話処理を行ったり、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。
【0010】
本発明に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラムは全て外部記憶装置に格納されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体側のROMに格納されていてもよい。この外部記憶装置に記憶されたデータやプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種々のナビゲーション機能が実現される。
【0011】
また、本発明に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラム、地図データの一部または全ては情報センター(インターネットサーバー、ナビゲーション用サーバー)から複数の基地局(インターネットのプロバイダー端末や車両と通信で繋がる通信局)に送信され、端末側の中央処理装置4は基地局から送られてくる情報を情報送受信装置によって受信し、中央処理装置4内の読み書き可能なメモリ(例えばRAMやフラッシュメモリやハードディスク)にダウンロードしてプログラムを実行することにより、種々のナビゲーション機能を実現させるようにしてもよい。ここで、プログラムはフラッシュメモリに格納し、地図データはRAMに格納する如くプログラムと地図データを別の読み書き可能なメモリに格納するようにしてもよいし、同じ読み書き可能なメモリに格納するようにしてもよい。あるいは、家庭内のパソコンで情報センターからプログラム、地図データの一部または全てを取り外し可能な記憶媒体(例えばメモリースティックやフロッピーディスク)へダウンロードし、その記憶媒体を中央処理装置4につなげて、記憶媒体内のプログラムを実行することにより、種々のナビゲーション機能を実現させるようにしてもよい。
【0012】
本発明のナビゲーション装置は、上記のように外部記憶装置からプログラムを読み込んだり、情報センター等からダウンロードしたプログラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納した小容量のROMを内蔵する。フラッシュメモリは、電源が切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であるROMのプログラムを起動してフラッシュメモリに格納したプログラムチェックを行い、情報記憶装置3に格納されているディスク管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリの状態から判断して行われる。
【0013】
情報送受信装置5は、衛星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS(道路交通情報通信システム)受信装置、携帯電話、パソコン等を利用することにより、情報センターや他車両と情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置等から構成される。
【0014】
出力装置6は、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力したり、中央処理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリント出力する機能を備えている。そのための手段として、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータを画面表示するために展開、描画するメモリ、メモリに描画したイメージデータを表示するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備えている。
【0015】
ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等により構成されており、中央処理装置4が処理する地図の表示データや案内データに基づき展開、描画された交差点拡大図画面、目的地名、時刻、距離、進行方向矢印等を表示する。ディスプレイに表示する画像データは、2値画像データ(ビットマップデータ)であり、中央処理装置4が処理する地図の表示データや案内データをシリアル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通信線を兼用して受信し、出力装置6内でメモリに展開、描画した後、指示された表示範囲をディスプレイの画面に表示する。
【0016】
このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、ディスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0017】
図2は本発明の行政区画名表示処理フローの例を示す図である。この例においては、車速に応じて表示する行政区画名が表す地域の広さを変えるようにしたもので、高速の場合には目的地は遠いと考えられるので広い行政区画名を検索して表示し、低速の場合には目的地が近いと考えられるので狭い行政区画名を検索して表示する。なお、車速の変化が多い場合に画面表示が次々と変化することを防ぐため、例えば60秒間の車速の平均をとる、あるいはヒステリシスを設定して車速が変化してもすぐには表示が変化しないようにする等の対策を行う。
車速が80km/h以上か否か判断し(ステップS1)、80km/h以上であれば都道府県名を検索して表示し(ステップS2)、80km/h以上でない場合、車速が40km/h以上か否か判断する(ステップS3)。40km/h以上であれば市区郡名を検索して表示する(ステップS4)。車速が40km/h以上でない場合、車速が20km/h以上か否か判断し(ステップS5)、20km/h以上であれば町村名を検索して表示する(ステップS6)。車速が20km/hに満たない場合には、大字名を検索して表示する(ステップS7)。
【0018】
図3は本発明の行政区画名表示処理フローの他の例を示す図である。この例においては走行している道路属性に応じて表示する行政区画名が表す地域の広さを変えるようにしたもので、本実施例では道路属性として高速道路、幹線道路、一般道、細街路があり、走行している道路が高速道路や幹線道路のような場合には、目的地は遠いと考えられるので広い行政区画名を検索して表示し、一般道や細街路の場合には、目的地が近いと考えられるので狭い行政区画名を検索して表示する。
【0019】
走行している道路属性が高速道路か否か判断し(ステップS11)、高速道路であれば都道府県名を検索して表示する(ステップS12)。高速道路でない場合、幹線道路か否か判断し(ステップS13)、幹線道路であれば市区郡名を検索して表示する(ステップS14)。幹線道路でない場合、一般道か否か判断し(ステップS15)、一般道であれば町村名を検索して表示する(ステップS16)。また、一般道でもない場合には大字名を検索して表示する(ステップS17)。
【0020】
なお、上記実施例においては、走行している道路の種別に応じて表示する行政区画名が表す地域の広さを変えるようにしたが、走行している道路の種別の他に、走行中の道路の道幅、或いは車線数等を含む道路属性によって表示する行政区画名を変更してもよい。
【0021】
図4は車両の走行速度によって表示する行政区画名が表す広さを変化させる例を示した画面の表示例を示す図である。図の上側は高速側、図の下側は低速側で、図4(a)〜(c)は地図表示と共に、現在地の周囲4方向に行政区画名を表示した例を示し、図4(d)〜(f)は地図表示なしで画面中心に現在地名、周囲4方向に行政区画名を表示した例を示し、方位を示すマークが同時に表示される。
高速側である図4(a)、図4(d)では、現在地がC県で、周囲4方向に行政区画名としてA県、B県、E県、D県の県名が検索されて表示されている。これより低速側である図4(b)、図4(e)では、現在地がC県H市で、周囲4方向に行政区画名としてF市、G市、J市、I市の市名が検索されて表示されている。さらに低速側である図4(c)、図4(f)では、現在地がH市M町で、周囲4方向に行政区画名としてK町、L町、O町、N町の町名が検索されて表示されている。
【0022】
図5は、車速に応じて表示する行政区画名が表す地域の広さを変えた時の処理フローを示している。図2の場合と同様、車速は停車時を除いた過去60秒間の平均車速としている。
車速が80km/h以上か否か判断し(ステップS21)、80km/h以上であれば20km先の都道府県名を行政区画名として検索して表示する(ステップS22)。車速が80km/h以上でないとき、車速が40km/h以上か否か判断し(ステップS23)、40km/h以上であれば10km先の市区郡名を行政区画名として検索して表示する(ステップS24)。車速が40km/h以上でない場合、車速が20km/h以上か否か判断し(ステップS25)、20km/h以上であれば5km先の町村名を検索して表示する(ステップS26)。車速が20km/h未満であれば2km先の大字名を検索して表示する(ステップS27)。
【0023】
図6は現在地がH市にあり、その10km先四方がF市、G市、J市、I市の場合を示し、このときの行政区画名の表示例を示したものが図7である。
この場合の表示は図5の処理フローで説明したように、10km先の市区郡名を検索して表示するので、図7に示すように、H市に対してF市、G市、J市、I市が行政区画名として検索され、方位マークとともに表示される。
【0024】
次に、表示する行政区画名、例えば都道府県名を検索した結果、現在走行中の行政区画と同じ行政区画名が検索された場合には、同じ都道府県名を表示しても意味のある情報ではないので、より狭い行政区画名、例えば市区郡名を再検索して表示する例について図8、図9により説明する。
図8は周囲4方向の行政区画名を県名から市名に変える例を示す図である。
図8(a)では、現在地がC県H市であり、周囲4方向の行政区画名を検索した結果、前方と左方向が現在地と同じC県、後方がE県、右方向がD県であり、これが方位マークとともに表示される。しかしこの表示では、前方と左方向のC県は意味のある行政区画名の情報ではないので、より狭い行政区画名を検索する。その結果、図8(b)に示すように、F市、G市が検索されたとすると、これを行政区画名として表示する。
【0025】
図9はより狭い行政区画名を検索する場合の処理フローを示す図である。
車速が80km/h以上または高速道路か否か判断し(ステップS31)、80km/h以上または高速道路であれば、20km先の都道府県名を検索し(ステップS32)、検索結果と走行中の都道府県名が同一か否か判断し(ステップS33)、同一でなければ検索した都道府県名を表示する(ステップS34)。ステップS31において、車速が80km/h以上でない、または高速道路でない場合、車速が40km/h以上または幹線道路か否か判断する(ステップS35)。車速が40km/h以上または幹線道路である場合、あるいはステップS33において検索結果と走行中の都道府県名が同一である場合には、10km先の市区郡名を検索する(ステップS36)。次いで、検索結果と走行中の市区郡名が同一か否か判断し(ステップS37)、同一でなければ検索した市区郡名を表示する(ステップS38)。ステップS35において、車速が40km/h以上でない、または幹線道路でない場合、車速が20km/h以上または一般道か否か判断する(ステップS39)。車速が20km/h以上または一般道であり、ステップS37において検索結果と走行中の市区郡名が同一である場合には、5km先の町村名を検索する(ステップS40)。次いで、検索結果と走行中の町村名が同一が否か判断し(ステップS41)、同一でなければ検索した町村名を表示する(ステップS42)。ステップS39において車速が20km/h以上でない、または一般道でない場合、あるいはステップS41において検索結果と走行中の町村名が同一である場合には、2.5km先の大字名を検索し(ステップS43)、検索した大字名を表示する(ステップS44)。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、車速あるいは走行している道路属性によって表示する行政区画単位を変更し、表示する行政区画名が示す地域の広さを変化させるようにしたので、より運転者が必要とする行政区画情報を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明の行政区画名表示処理フローの例を示す図である。
【図3】 本発明の行政区画名表示処理フローの他の例を示す図である。
【図4】 車両の走行速度によって表示する行政区画名が表す広さを変化させる例を示す図である。
【図5】 車速に応じて表示する行政区画名が示す地域の広さを変えた時の処理フローを示す図である。
【図6】 現在地と四方の行政区画の位置関係を説明する図である。
【図7】 図6の場合における行政区画名の表示例を示す図である。
【図8】 周囲四方向行政区画名を県名から市名に変える例を示す図である。
【図9】 狭い行政区画名を検索していく場合の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力装置、11…行政区画名出力制御部。
Claims (3)
- 自車位置を検出する現在位置検出手段と、
自車の車速を検出する車速検出手段と、
地図データを記憶する記憶手段と、
車速に応じて定められた自車位置からの距離にあり、車速に応じて定められた表示する行政区画単位の行政区画名を前記記憶手段に記憶された地図データから検索する制御手段と、
前記制御手段により検索された行政区画名を、その行政区画の存在する方向に対応させて表示する表示手段と、
を備え、前記制御手段は、検索された行政区画名が自車位置が属する行政区画名と同一の場合は、検索された行政区画単位よりも狭い行政区画単位を再検索することを特徴とするナビゲーション装置。 - 自車位置を検出する現在位置検出手段と、
道路属性を含む地図データを記憶する記憶手段と、
自車が走行中の道路属性により定められた自車位置からの距離にあり、自車が走行中の道路属性により定められた表示する行政区画単位の行政区画名を前記記憶手段に記憶された地図データから検索する制御手段と、
前記制御手段により検索された行政区画名を、その行政区画の存在する方向に対応させて表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記制御手段は、検索された行政区画名が自車位置が属する行政区画名と同一の場合は、検索された行政区画単位よりも狭い行政区画を再検索することを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
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