JP2001317955A - 地図表示装置及び経路案内装置 - Google Patents

地図表示装置及び経路案内装置

Info

Publication number
JP2001317955A
JP2001317955A JP2000135557A JP2000135557A JP2001317955A JP 2001317955 A JP2001317955 A JP 2001317955A JP 2000135557 A JP2000135557 A JP 2000135557A JP 2000135557 A JP2000135557 A JP 2000135557A JP 2001317955 A JP2001317955 A JP 2001317955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
priority
displayed
intersection
landmark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000135557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4449162B2 (ja
Inventor
Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Hiroki Ishikawa
裕記 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP2000135557A priority Critical patent/JP4449162B2/ja
Publication of JP2001317955A publication Critical patent/JP2001317955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4449162B2 publication Critical patent/JP4449162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置に表示される表示対象物の対象物画
像同士が重なる場合でも、各表示対象物画像の認識を容
易に行うことが可能な経路案内装置を提供する。 【解決手段】 地図上にランドマーク等の施設を示すア
イコンを表示する場合に、アイコンを重ねて表示しなく
てはならないとき、複数のアイコンが同じ位置、もしく
は一部が重なる位置に表示される複数のアイコンについ
て、全体が表示される最前面のアイコンを所定時間毎に
順次切り替えて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地図表示装置及び経
路案内装置に係り、例えば、表示装置に地図情報と共に
ランドマークを表示する地図表示装置及び経路案内装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】目的地までの走行経路を経路探索や情報
提供局との通信により取得し、取得した走行経路を案内
する車両用のナビゲーション装置が広く普及している。
このナビゲーション装置では、車両の現在位置をGPS
等を使用して認識し、車両の現在位置を含む所定領域の
道路地図を表示装置に表示すると共に、取得した走行経
路や車両の現在位置を表示することで、走行経路の案内
を行うようになっている。そして、従来のナビゲーショ
ン装置では、車両が走行経路中に存在する交差点等の進
路変更地点に近づくと、進路変更すべき方向を確実に認
識できるようにするために、進路変更地点の形状を拡大
して表示する拡大図(交差点拡大図)を表示中の道路地
図に代えて(又は、道路地図と共に)表示装置に表示し
ている。そして、表示した交差点周辺に存在し、進路変
更の目印となる施設情報としてガソリンスタンド等のラ
ンドマーク(対象物画像)を交差点拡大図中に表示する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のナビゲ
ーション装置では、交差点拡大図を表示する際に、拡大
図の縮尺の関係やランドマークのデータ数などで、交差
点付近にランドマーク表示が集中すると、ランドマーク
同士が重なって見にくくなってしまっていた。また道路
形状やルートを覆い隠すような形にもなり、経路案内目
印の意味をなさなくなっていた。以上の課題は、交差点
拡大図を表示する場合に特に問題となるが、通常の道路
地図を表示する場合においても、道路の縮尺や地図と共
に表示する施設の数によっては同様に問題になる。
【0004】そこで、本発明は、道路地図上に特定の施
設の存在を画像表示する場合に、各施設の認識を容易に
行うことが可能な地図表示装置を提供することを第1の
目的とする。また、本発明は、表示装置に施設表示され
る画像が重なる場合でも、各施設の認識を容易に行うこ
とが可能な経路案内装置を提供することを第2の目的と
する。また本発明は、交差点を拡大して表示すると共
に、施設表示される画像が重なる場合でも各施設の認識
を容易にし、進路変更方向をより確実に認識することが
可能な経路案内装置を提供することを第3の目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、道路地図を表示するためのデータを記憶する地図画
像記憶手段と、前記地図画像記憶手段に記憶された道路
地図上に特定の施設の存在を画像表示するためのデータ
を記憶する対象物情報記憶手段と、表示装置と、前記対
象物情報記憶手段に記憶されたデータに基づく画像表示
を実行する場合、所定の時間ごとに画像表示形態を変え
て施設表示を行う時分割表示制御装置と、を地図表示装
置に具備させて前記第1の目的を達成する。請求項2記
載の発明では、請求項1に記載の地図表示装置におい
て、前記時分割表示制御手段は、一定の時間ごとに自動
的に異なる種別の施設を表示することを特徴とする。請
求項3に記載の発明では、請求項1に記載の地図表示装
置において、現在位置検出手段を備え、前記時分割表示
制御装置は、施設表示を検出された現在位置からの距離
に応じて行うことを特徴とする。請求項に記載の発明で
は、道路地図を表示するためのデータを記憶する地図画
像記憶手段と、前記地図画像記憶手段に記憶された道路
地図上に特定の施設の存在を画像表示するためのデータ
を記憶する対象物情報記憶手段と、表示装置と、前記表
示装置に所定領域の前記道路地図を表示すると共に、前
記所定領域に存在する特定の施設の施設表示をする表示
制御手段と、前記表示装置に施設表示される画像が重な
るか否かを判断する判断手段と、を経路案内装置に具備
させ、前記表示制御手段は、前記判断手段により画像が
重なると判断された場合、前記重なる複数の画像につい
て、全体が表示される画像を順次切り替えて表示させる
ことにより、前記第2の目的を達成する。請求項5に記
載の発明では、請求項4に記載の経路案内装置におい
て、前記地図画像記憶手段は、交差点を拡大して表示す
るための情報を記憶し、前記表示制御手段は、前記表示
装置に前記交差点を拡大して表示する、ことにより前記
第3の目的を達成する。請求項に記載の発明では、請求
項4又は請求項5に記載の経路案内装置において、前記
重なる複数の画像の優先順位を決定する優先順位決定手
段と、この優先順位決定手段で決定された優先順位を所
定間隔毎に変更する優先順位変更手段とを備え、前記表
示制御手段は、前記優先順位が低い画像の上に優先順位
が高い画像が重なるように、施設表示を行うことを特徴
とする。請求項7に記載の発明では、請求項4又は請求
項5に記載の経路案内装置において、前記重なる複数の
画像の優先順位を決定する優先順位決定手段と、前記表
示制御手段は、前記優先順位決定手段で決定された優先
順位の順に画像の全体を、所定間隔毎に切り替えて表示
させることを特徴とする。請求項8に記載の発明では、
請求項6又は請求項7に記載の経路案内装置において、
前記所定間隔毎は、所定時間が経過する毎、又は所定距
離を走行する毎であることを特徴とする。請求項9に記
載の発明では、請求項6、請求項7、又は請求項8に記
載の経路案内装置において、前記所定間隔毎は、前記優
先順位決定手段で決定された優先順位に応じて決定され
ることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の地図表示装置及び
経路案内装置における好適な実施の形態について、図1
から図7を参照して詳細に説明する。 (1)実施形態の概要 地図上にランドマーク等の施設を示すアイコンを表示す
ることで施設表示する場合で、アイコンを重ねて表示し
なくてはならないとき、複数のアイコンが同じ位置、も
しくは一部が重なる位置に表示される複数のアイコンに
ついて、全体が表示される最前面のアイコンを所定時間
毎に順次切り替えて表示する。
【0007】(2)実施形態の詳細 図1は、本実施形態における地図表示装置を使用したナ
ビゲーション装置、及び経路案内装置であるナビゲーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。この図1に示
されるようにナビゲーション装置は、現在位置認識部4
6、地図管理部52、画面管理部32、地図描画部5
4、地図データ読み込み部50、通信管理部51、経路
演算部56、経路案内部58、全体管理部60、音声出
力管理部38、入力管理部34を有する演算部30を備
えている。この演算部30には、ディスプレイ(表示装
置)10、操作キー12、ジョイスティック20、タッ
チパネル21、音声出力回路36、GPSセンサ40、
距離センサ42,方位センサ44、及びデータ記憶部4
8が接続されている。なおジョイスティック20は、赤
外線通信等の無線により接続されている。これらの各部
のうち、ジョイスティック20と、現在位置認識部の一
部として機能するGPSセンサ40、距離センサ42、
方位センサ44とを除いた他の部分がナビゲーション装
置本体内に収容されている。
【0008】演算部30に接続されたディスプレイ10
は、表示装置として機能する。このディスプレイ10と
しては、CRTや液晶ディスプレイ、あるいはプラズマ
ディスプレイ等が使用される。車両のフロントガラスに
ホログラムを投影するホログラム装置を使用してもよ
い。このディスプレイ10には、演算部30の画像管理
部20から送られてくる各種経路案内情報、すなわち、
現在地や目的地周辺の地図、目的地の位置、車両の現在
位置、経路探索により又は情報提供局との通信により取
得した走行経路、案内地点の特徴物の写真映像等を、デ
ータ記憶部48の地図データベース(DB)481やそ
の他のデータ等を基に画像管理部20で描画して表示さ
れるようになっている。また、ディスプレイ10には、
交差点等の進路変更が必要な地点に接近した際に、進路
変更地点を拡大表示する交差点拡大図が表示されるよう
になっている。
【0009】メニューキー、現在地キー等の各種操作を
行うための操作キー12とジョイスティック20は、ナ
ビゲーション装置の前面でディスプレイ10の近傍に配
置されている。またタッチパネル21が、ディスプレイ
10の表面に配置されている。これら操作キー12、ジ
ョイスティック20、及びタッチパネル21の操作内容
は、演算部30が備える入力管理部34で認識され、全
体管理部60および画面管理部32によって、操作内容
に対応するメニュー画面や目的地設定画面等の各種画面
がディスプレイ10に表示されるようになっている。デ
ィスプレイ10に表示される画面は、階層構造になって
おり、最上位層にメニュー画面があり、メニューキー1
2の操作で表示される。そして、ナビゲーション用のメ
ニュー画面には、例えば、目的地設定や、地名検索等を
指定する指定キーが表示され、目的地設定キーが指定さ
れると、更にその下位層の画面としてスキー場、ゴルフ
場等を指定する指定キーが表示されるようになってお
り、各指定キーの指定(タッチパネル21の該当個所の
押下、又はジョイスティックによる操作)によって最下
層の画面まで順次表示されるようになっている。なお、
図示しない他の入力操作装置として、音声を入力するマ
イクと、音声認識装置を配置し入力管理部34に接続す
るようにしてもよい。
【0010】演算部30は現在位置認識部46を備えて
いる。現在位置認識部46は、これに接続されるGPS
センサ40、距離センサ42、方位センサ44その他の
図示しないセンサと共に、車両の現在位置を認識する現
在位置認識手段として機能するようになっている。GP
S(Global Position System)センサ40は、GPS用
の人工衛星を利用して車両の絶対位置(緯度、経度で表
される座標)を測定するセンサである。距離センサ42
は、例えば、車輪の回転数を検出して計数し、または加
速度を検出して2回積分するもの等の各種の方法が使用
される。方位センサ44は、例えば、地磁気を検出して
車両の方位を求める地磁気センサ、車両の回転角速度を
検出しその角速度を積分して車両の方位を求めるガスレ
ートジャイロや光ファイバジャイロ等のジャイロ、左右
の車輪に配置しその出力パルス差(移動距離の差)によ
り車両の旋回を検出することで方位の変位量を算出する
ようにした車輪センサ、等が使用される。その他のセン
サとしては、路上に配置されたビーコンからの位置情報
を受信するビーコン受信装置等が使用される。現在位置
認識部46は、これら各センサからの情報を用いて緯度
と経度による座標データを認識することで、車両が現在
走行または停止している現在位置を認識する。なお、G
PS受信装置261とビーコン受信装置262は単独で
位置測定が可能である(すなわち、単独で、現在位置認
識部46と共に現在位置認識手段として機能することが
可能である)が、その他の場合には距離センサ264や
方位センサ263の組み合わせによって位置測定を行う
ようになっている。変位量を算出するようにした車輪セ
ンサ、等が使用される。
【0011】データ記憶部48は、地図DB(データベ
ース)481、交差点DB482、道路DB483、探
索経路格納部484、地点DB485、ランドマークD
B486、交差点描画DB487、ランドマークの優先
順位が決定され記憶される優先順位設定テーブル488
を備えている。データ記憶部48は、図示しないが、特
徴的な地点の写真情報や、各地域のホテル、観光案内等
の各種地域毎の情報が格納されている地域情報格納部
や、音声による経路案内用の音声データ、その他の各種
データが格納されている。本実施形態におけるデータ記
憶部48としては、フラッシュメモリ、EPROM、E
EPROM、ICカード、ハードディスク、CD−RO
M、光ディスク、光磁気ディスク、DVD(digit
al versatile disc)等の各種記憶媒
体が使用される。なお、データ記憶部48は1種類の記
憶媒体で構成される必要はなく、各データ毎に異なる記
憶媒体を使用するようにしてもよい。例えば、探索経路
格納部484及び/又は優先順位設定テーブル488に
ついては経路探索の際に使用され、経路案内において頻
繁に使用されるデータなので、高速で読み書きが可能な
RAM(演算部30の作業エリアとしての図示しないR
AMを兼用するようにしても、別のRAMを使用するよ
うにしてもよい。)を使用し、他のデータについてはC
D−ROMやハードディスク、DVD等の大容量記憶媒
体に格納するようにしてもよい。
【0012】ここで、地図DB(データベース)481
は、ディスプレイ10において地図を描画するための描
画データで構成されたものである。各描画データは、例
えば、100万分の1から1万分の1まで、地図の所定
スケール毎に階層化されている。すなわち、最上位層か
ら、日本、関東地方、東京、千代田区というように、階
層構造のデータベースを構成している。交差点DB48
2は、交差点を特定するID番号、交差点の名称及びそ
の座標位置(緯度、経度)、その交差点を構成している
道路を特定するデータ(道路ID)、信号の有無を示す
データ、及び各交差点の詳細図の有無を示す詳細図有無
データ等で構成されている。道路DB483は、経路案
内に必要なデータとしての、各道路を特定する道路I
D、各道路の太さ、道路長さ、道路の始点と終点の座標
位置を示すデータ、進入禁止等の禁止情報、案内不要情
報、ノード数、ノード列データの先頭アドレス等で構成
されている。探索経路格納部484には、目的までの案
内すべき推奨走行経路が格納される。この走行経路は、
経路演算部56における通常の経路探索で取得する場合
と、通信管理部51を介して外部の情報提供局、パーソ
ナルコンピュータ、情報提供サーバー等から目的までの
走行経路を受信することで取得する場合とがある。
【0013】地点DB485には、施設等の表示対象物
に関する各種情報が格納されてる。地点DB485は、
本実施形態における交差点拡大図中にランドマークを表
示する場合、ディスプレイ10に地図DB481の地図
と共にランドマークを表示する場合、目的設定処理にお
いて経路探索の対象となる目的地を設定する場合等にお
いて使用される。図2は、地点DB485のデータ構成
を概念的に表したものである。この図2に示されるよう
に、地点DB485には、各表示対象物を特定するため
のデータ番号(NO)、表示対象物の位置を示す座標
(東経、北緯)、表示対象物の具体的な称呼を表す施設
名称、電話番号、ランドマークIDが格納されている。
ここでランドマークは対象物画像として機能し、各表示
対象物を特定の観点から分類し、各分類に該当する表示
対象物を象徴的に表現するアイコン等の絵図である。ラ
ンドマークIDは、対象物画像としての各ランドマーク
を特定するために付けられたID(識別子)である。
【0014】ランドマークDB486には、対象物情報
記憶手段として機能し、ランドマークをディスプレイ1
0に表示するための画像データが格納されている。図3
は、ランドマークDB486のデータ構成を概念的に表
したものである。この図3に示されるように、ランドマ
ークDB486には、画像データで構成されるランドマ
ークと、そのランドマークのランドマークIDと、優先
度が格納されている。優先度は、ランドマークを表示し
た際に互いに重なり合う場合に、画像を重ねて表示する
順番を示す優先順位を決定するためのものである。全ラ
ンドマーク数をmとした場合、1からmのいずれかの重
複しない数字が優先度として格納される。数値が小さい
ほど優先度が高く、優先度の低い画像よりも優先度の高
いランドマークが上側に重ねて表示されることになる。
表示するランドマークの優先順位を決定する場合には、
優先度が高い順に優先順位が決定される。
【0015】なお、ランドマークは、上述したように、
表示対象物である施設等をその機能や役割、利用状況な
どから公共施設、役所、市区町村等のように階層化して
分類されており、各分類毎に決められたランドマークの
画像が格納されている。そして、図3には、このランド
マークの分類状態を表すランドマーク種類が図面左側に
表示されているが、ランドマークの分類状態を容易に理
解できるようにするための表示であり本実施形態におけ
るランドマークDB486には格納されていない。ただ
し、ランドマーク種類とランドマークを(更に、ユーザ
ーの要求に応じて、ランドマークIDと優先度の少なく
とも一方を)ディスプレイ10に表示し、通信管理部5
1から外部に出力する等のために、図3に示したランド
マーク種類もランドマークDB486に格納するように
してもよい。
【0016】交差点描画DB487は、本実施形態にお
いて地図画像記憶手段として機能し、交差点の詳細図を
描画するためのデータとして、交差点拡大図と、その交
差点での目印となり交差点拡大図中に表示すべき表示対
象物のデータ番号(NO)が格納されている。データ番
号は、図2に示した地点DB485に格納されているデ
ータ番号に対応している。このデータ番号に対応するラ
ンドマークIDと座標を地点DB485から読み出し、
更にランドマークIDに対応するランドマークをランド
マークDB486から読み出すことで、表示対象物が存
在する拡大図中の位置に、対応するランドマークが表示
される。
【0017】優先順位設定テーブル488は、本実施形
態における交差点拡大図表示処理において表示対象とな
るランドマークが重なる場合に、各ランドマークを重ね
て表示する順番が格納されるテーブルで、演算部30と
共に優先順位決定手段として機能する。優先順位設定テ
ーブル488には、データ番号、優先順位、前回優先順
位が格納されるようになっている。データ番号は、交差
点描画DB487から読み出され格納される。優先順位
は、データ番号に対応するランドマークIDが地点DB
485から読み出され、このランドマークIDに対応す
る優先度がランドマークDB486から読み出され、こ
の優先度が高い(優先度の数値が小さいほど優先度が高
い)順に優先順位が決められて格納される。この優先度
から決定される優先順位は最初だけであり、所定間隔毎
(所定時間が経過する毎、又は所定距離を走行する毎)
に優先順位が変更さ(優先順位変更手段)、変更前の優
先順位が前回優先順位に格納される。
【0018】演算部30に接続された音声出力回路36
は、音声を電気信号として出力する音声出力用ICと、
この音声出力用ICの出力をディジタル−アナログ変換
するD/Aコンバータと、変換されたアナログ信号を増
幅するアンプとを備えている。アンプの出力端にはスピ
ーカ18が接続されている。このスピーカ18も、その
音声出力面がナビゲーション装置本体1の前面に配置さ
れている。ただし、スピーカ18は、車載されているオ
ーディオ用のスピーカに追加接続し、またはオーディオ
用スピーカで代用するようにしてもよい。
【0019】演算部30は、CPU(中央処理装置)、
ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)、計時手段としてのタイマ等を備
え、CPUがRAMをワーキングエリアとしてROMに
格納された各種プログラムを実行することによって、目
的地設定処理、現在地から設定された目的地までの走行
経路を探索する経路探索処理、各種データの送受信を行
う通信管理処理、探索され又は受信した走行経路をディ
スプレイ表示や音声により案内する経路案内処理、本実
施形態による交差点拡大図表示処理等の各種処理を行う
ようになっている。演算部30は、交差点拡大図表示処
理において、所定の時間ごとに画像表示形態を変えてラ
ンドマークによる施設表示を行う時分割表示制御装置と
して機能する。
【0020】地図データ読み込み部50には、データ記
憶部48が接続されており、地図DB481、交差点描
画DB487等の格納データを読み込むようになってい
る。地図描画部54は、地図、道路、建物、案内記号、
交差点拡大図、ランドマーク、現在地点表示記号、走行
経路等の各種画像データを描画するようになっている。
地図管理部52は、地図データ読み込み部50および地
図描画部54を管理するようになっている。画面管理部
32には、ディスプレイ10が接続されており、地図描
画部54を管理し、地図描画部54で描画した画像デー
タをディスプレイ10に出力するようになっている。入
力管理部34は、ユーザーが各種処理や操作を指定、選
択するための各種キーからなる操作キー12、ジョイス
ティック20、タッチパネル21が接続されており、入
力データの認識と管理をするようになっている。音声出
力管理部38は、音声出力回路36の音声出力用ICに
接続されており、経路演算部56で演算、探索された目
的地までの走行経路を案内するための案内音声をデータ
記憶部48から読み出して出力するようになっている。
音声出力管理部38は、進路変更地点に対する案内音声
の他に、特定地点の観光案内や施設の説明案内、その
他、目的地設定処理等のナビゲーション装置の操作案内
等の各種案内用の音声データも出力するようになってい
る。
【0021】通信管理部51は、自動車電話や携帯電話
等による無線電話通信の他、ファクシミリ通信やパソコ
ン通信等のマルチメディア通信、道路交通情報を得るた
めのVICS(登録商標)やATISによる通信、電子
手帳等の携帯用電子機器との赤外線を利用した通信、そ
の他各種の通信により、外部機器との間で各種データの
送受信を行うようになっている。通信管理部51は、例
えば、情報提供局との通信により、出発地と目的地を送
信し、情報提供局で経路探索した両地点間の走行経路を
受信することが可能である。また情報提供局から、バー
ジョンアップ又は更新された地図情報、道路情報、交差
点情報、地点情報、交差点描画情報等の各種データを受
信することも可能である。この受信したデータに基づい
てデータ記憶部48の内容が更新されることになる。
【0022】次に、このように構成された本実施形態の
ナビゲーション装置における動作について説明する。ナ
ビゲーション装置の演算部30は、経路演算部56の経
路探索又は通信管理部51のデータ通信により、目的地
までの走行経路を取得して探索経路格納部484に格納
する。そして、車両が目的地に向かって走行している
間、現在位置認識部46で常時又は定期的に車両現在地
を認識し、車両現在地周辺の地図をディスプレイ10に
表示すると共に、取得した目的地までの走行経路と車両
現在地を表す自車位置マークを表示することで、画像表
示による走行経路案内を行う。さらに、演算部30は、
走行経路上の所定地点、例えば、交差点等の進路変更す
べき地点の手前所定距離(例えば、手前600m、手前
200m)において、「○○m先を左方向です。」「次
の交差点を直進です。」「次の交差点を左方向です。」
等の案内音声で走行経路の音声案内を行う。
【0023】一方、演算部30は、車両の現在位置が進
路変更すべき交差点等の手前一定距離、例えば、手前2
00mに到達したか否かを判断し、到達すると交差点拡
大図をディスプレイ10に表示する交差点拡大図表示処
理を実行する。図4は、交差点拡大表示処理の処理動作
を表したフローチャートである。図5は、交差点拡大表
示処理における優先順位設定テーブル488のデータ内
容と、ディスプレイ10の表示状態を表したものであ
る。演算部30は、まず進路変更すべき交差点等に対す
る交差点描画データを交差点描画DB487から取得す
る。すなわち、交差点描画DB487から、案内対象と
なる交差点等の交差点拡大図とデータ番号を読み出し
て、図示しないRAMの作業エリアに格納する(ステッ
プ10)。
【0024】そして、演算部30は、読み出したデータ
番号に対応するランドマークを、その表示対象物(施設
等)の座標位置に表示した場合に、画像同士が重複して
しまうランドマークが存在するか否かを判断する(ステ
ップ11)。ランドマークAとランドマークBとが重複
しているか否かについては以下の方法により判断する。
ランドマークAの座標が(Xa,Ya)、ランドマーク
Bの座標が(Xb,Yb)、ランドマークサイズが縦P
×横Qとする。この場合、演算部30は、次の式(1)
と(2)を満たす場合に両ランドマークA、Bが重複し
ていると判断する。ここで、f(m)は、座標間の距離
をディスプレイ10に表示される交差点拡大図における
長さに換算するための関数であり、交差点拡大図の縮尺
を変数とする関数である。 f(|Xb−Xa|)<P …(1) f(|Yb−Ya|)<Q …(2)
【0025】なお、本実施形態において、ランドマーク
の形状は縦P×横Qの同一サイズに構成されているた
め、上記式(1)、(2)としたが、ランドマークによ
ってサイズが異なる場合、すなわち、ランドマークAの
サイズが縦Pa×横Qaで、ランドマークBのサイズが
縦Pb×横Qbである場合、上記(1)式における右辺
の値Pが|Pb−Pa|となり、(2)式における右辺
の値Qが|Qb−Qa|となる。この場合、ランドマー
クの各サイズはランドマークDB486に格納される。
【0026】ランドマーク同士が重なる場合(ステップ
11;Y)、演算部30はRAMの所定エリアに初回フ
ラグエリアを確保し、このフラグを1にする(ステップ
12)。そして、演算部30は表示変更タイミングにな
ったか否かを判断する(ステップ13)。この表示変更
タイミングとして、本実施形態では、ランドマークを表
示した後、所定時間経過した時点が採用されている。所
定時間経過したか否かは、図示しないタイマを使用して
判断する。この場合演算部30は、前回の表示からt秒
(例えば、1秒、2秒等任意)経過した場合に表示変更
タイミングになったと判断する。
【0027】なお、演算部30が表示変更タイミングに
なったか否かを判断する場合に、表示変更タイミングと
してランドマークを表示した後、所定距離走行した時点
とすることも可能である。この場合、所定距離走行した
か否かは、距離センサ42を使用して判断する。この場
合演算部30は、前回の表示からRm(例えば、5m、
10m、20m等任意)走行した場合に表示変更タイミ
ングになったと判断する。また、表示変更タイミングと
して、本実施形態における所定時間の経過及び所定距離
の走行の双方を満たした場合、又は所定時間の経過と所
定距離の走行のいずれか一方を満たした場合に、表示変
更を行うようにしてもよい。
【0028】表示変更タイミングになっていない場合
(ステップ13;N)、演算部30は、すでにディスプ
レイ10に表示されている交差点拡大図、ランドマーク
の表示を継続する。
【0029】一方、表示変更タイミングになった場合
(ステップ13;Y)、演算部30は、初回フラグが1
か否かを判断する(ステップ14)。初回フラグが1で
ある場合(ステップ14;Y)、すなわち、最初に交差
点拡大図を表示する場合、演算部30は、まず初回フラ
グを0に変更し(ステップ15)、優先順位設定テーブ
ル(表示画面に表示すべき状態)を作成する(ステップ
16)。図5(a)は、最初に設定される優先順位テー
ブルの状態を概念的に表したものである。この図5
(a)において、データ番号欄に本屋、TEL等のラン
ドマーク種類が表示されているが、これは説明の理解を
容易にするためのもので、実際の優先順位テーブル48
8には交差点描画DB487からステップ10で読み出
されたデータ番号が格納される。演算部30は、ステッ
プ11で重複すると判断した全ランドマークについての
データ番号に対応するランドマークIDを地点DB48
5から読み出し、このランドマークIDに対応する優先
度をランドマークDB486から読み出す。そして、優
先度が高い順にデータ番号を優先順位設定テーブル48
8に格納し、優先度が高い順に1,2,3,…の順に優
先順位を決定し格納する(優先順位決定手段)。なお、
図5(a)に示されるように、ステップ14において初
回フラグが1である場合(;Y)には初回であるため、
前回優先順位は格納されていない。
【0030】次に演算部30は、交差点拡大図上に施設
表示を行うことで、交差点拡大図等をディスプレイ10
に表示する(ステップ17)。すなわち、演算部30
は、図5(b)に例示するように、交差点拡大図の上
に、優先順位設定テーブル488に格納された優先順位
が低いランドマークから順番に優先順位が1のランドマ
ークまで重ねて表示する施設表示を行う。各ランドマー
クの表示位置は、優先順位設定テーブル488に格納さ
れたデータ番号に対応する表示対象物(施設等)の座標
位置であり、この座標は地点DB485から読み出され
る。これにより、図5(b)に示されるように、優先順
位が最も高い(優先順位1の)本屋のランドマークが最
上位に表示され、そのランドマークの全体が他のランド
マークで隠れることなく表示される。なお、交差点拡大
図を表示する場合、走行経路(ルート)80と信号機マ
ーク81(存在する場合)と自車位置マーク82も表示
することになるが、これらは必要最低条件であるため、
自車位置マーク82、信号機81、走行経路80の順に
優先順位が低くななり、走行経路が最下位となるように
なっている。この結果、ディスプレイ10には図5
(b)に例示されるように、交差点拡大図の上に走行経
路80が重なり、その上に自車位置マーク82と、信号
機マーク81、及び複数のランドマーク70が表示され
る。更に、信号機マーク81の上に、郵便局、ガソリン
スタンド、電話局、本屋の順に各ランドマークが重ねて
表示される。なお、表示対象となっている交差点の交差
点描画データ中に重複しないランドマークも含まれてい
る場合、そのランドマークも交差点拡大図の上に重ねて
表示する。ランドマークがルート80と重なる場合に
は、ルート80の上側に表示する。
【0031】以上の交差点拡大図等の表示を行った後、
演算部30は、現在の状態を、次回における前回の保存
状態とする(ステップ18)。すなわち、演算部30
は、優先順位設定テーブル488の優先順位に格納され
ている優先順位を前回優先順位に格納する。そして、演
算部30は、交差点拡大図の表示を解除するか否かを判
断する(ステップ19)。この判断は車両が交差点を通
過したか否かにより判断され、交差点を通過した場合に
交差点拡大図表示の解除と判断し(ステップ19;
Y)、演算部30はメインルーチンにリターンする。一
方、交差点を通過していない場合(ステップ19;
N)、ステップ13に戻り、表示変更タイミングとなる
まで、すなわち、交差点拡大図を表示してから所定時間
tが経過するまで現在の表示状態を継続させる(ステッ
プ13;N)。
【0032】そして初回フラグが1でない場合(ステッ
プ14;N)、すなわち、2度目以降の表示の場合、演
算部30は、ステップ18で保存した前回の保存状態か
ら、今回最前面に表示する内容を演算する(ステップ2
0)。すなわち、演算部30は、優先順位の変更対象
(ルート80、信号機マーク81、及び自車位置マーク
82以外のランドマークで、図5に示した例では、本
屋、電話局、ガソリンスタンド、郵便局の4種類)の優
先順位を、優先順位設定テーブル488の前回優先順位
から1を減じた値を新たな優先順位として格納し、1を
減じた値が0の場合、変更対象数(重複するランドマー
ク数)を優先順位の値として新たな優先順位に格納する
(優先順位変更手段)。図5の例では、(c)に示すよ
うに、重複するランドマーク数が4なので、1を減じる
と0になる本屋の優先順位が4になる。これにより、前
回最上面に表示され全体が表示されたランドマークが、
次回(今回)ランドマークのなかで最下面に表示され
る。なお、上述したように、変更対象外の自車位置マー
ク82、ルート80、及び信号機マーク81の優先順位
は前回優先順位と同一である。
【0033】次に演算部30は、更新した新状態の交差
点拡大図等を、ディスプレイ10に表示する(ステップ
21)。すなわち、演算処理部30は、ステップ20で
更新後の優先順位設定テーブル488の優先順位に従っ
て、ステップ17で説明したと同様にして、交差点拡大
図等を表示する(時分割表示制御)。図5の例の場合、
同(d)に示されるように、交差点拡大図、ルート8
0、信号機マーク81、自車位置マーク82、各ランド
マーク(本屋)、ランドマーク(郵便局)、ランドマー
ク(ガソリンスタンド)、ランドマーク(電話局)の順
に上側となるように重ねて表示する。
【0034】ステップ20による表示変更が完了すると
演算部30は、ステップ18に移行し、図5(e)に示
されるように、優先順位テーブル488の優先順位(図
5(c)の優先順位)を前回優先順位に格納する。以
下、ステップ13、14、20、21、18の順に該当
処理を、交差点を通過するまで繰り返すことで、ランド
マーク同士が重なる場合であっても、全体が表示される
最上面のランドマークが所定の表示変更タイミング毎に
順次切り替わるため、運転者等のユーザは各ランドマー
クの意味や内容をより正確に認識することができる。
【0035】なお、ステップ11において、重複するラ
ンドマークが存在しないと判断された場合(ステップ1
1;N)、演算部30は、優先順位設定テーブルを作成
することなく交差点拡大図とランドマークをディスプレ
イ10に表示し(ステップ22)、当該交差点を通過す
るまで(ステップ23;N)表示を継続し、交差点を通
過したら(ステップ23;Y)、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0036】次に第2の実施形態について説明する。こ
の第2の実施形態では、優先順位設定テーブル488の
格納内容が、図7(a)に例示するように、データ番号
と優先順位である点で異なり、その他の構成は上述した
第1の実施形態と同様である。この第2実施形態では、
優先順位設定テーブルの優先順位は変更することなく、
表示変更タイミング毎に、優先順位の順で次の最上位の
ランドマーク読み出して、現在の表示画面上に上書きす
るものである。このようにすることで、新たに最上位に
表示するランドマークを既に表示済みの画像上に上書き
するだけでよく、効率的に画面表示状態を切り替えるこ
とができる。
【0037】図6は、第2実施形態における交差点拡大
図表示処理の処理動作を表したフローチャートである。
図7は、第2実施形態の交差点拡大表示処理における優
先順位設定テーブル488のデータ内容と、ディスプレ
イ10の表示状態を表したものである。演算部30は、
まず進路変更すべき交差点等に対する交差点描画データ
を交差点描画DB487から取得する。すなわち、交差
点描画DB487から、案内対象となる交差点等の交差
点拡大図とデータ番号を読み出して、図示しないRAM
の作業エリアに格納する(ステップ31)。
【0038】そして、演算部30は、読み出したデータ
番号に対応するランドマークを、その表示対象物(施設
等)の座標位置に表示した場合に、画像同士が重複して
しまうランドマークが存在するか否かを判断する(ステ
ップ32)。ランドマークAとランドマークBとが重複
しているか否かについては、ランドマークサイズが同一
である場合、異なる場合共に第1実施形態と同様に判断
される。ランドマーク同士が重ならない場合、ステップ
41、ステップ42を、第1実施形態におけるステップ
22、ステップ23と同様に処理し、すなわち、交差点
拡大図等を車両が当該交差点を通過するまで表示し、交
差点を通過した時点でメインルーチンにリターンする。
【0039】ランドマーク同士が重なる場合(ステップ
32;Y)、演算部30はRAMの所定エリアに重複す
るランドマークの数をn(重複数=n)として格納する
(ステップ33)。そして、演算部30は、優先順位設
定テーブルを作成し、作成した優先順位設定テーブルの
優先順位に従って交差点拡大図等をディスプレイ10に
表示すると共に、個々のランドマークを優先順位に対応
した数字1〜nに対応させる(ステップ34)。すなわ
ち演算部30は、図7(a)に例示されるように、本実
施形態の優先順位設定テーブルを作成し、ステップ32
で重複すると判断した全ランドマークについてのデータ
番号に対応するランドマークIDを地点DB485から
読み出し、このランドマークIDに対応する優先度をラ
ンドマークDB486から読み出す。そして、優先度が
高い順にデータ番号を優先順位設定テーブル488に格
納すると共に、優先度が高い順に1,2,3,…の順に
優先順位を決定し格納する(優先順位決定手段)。な
お、図7(a)の例示におけるデータ番号欄は、図5
(a)と同様に、説明のためにランドマーク種類が記載
されているが、実際にはステップ31で読み出されたデ
ータ番号が格納される。また、優先順位設定テーブル4
88には、走行経路(ルート)80と信号機81(存在
する場合)と自車位置マーク82の各データ番号も格納
されるが、これらは第1実施形態と同様に必要最低条件
であるため、本実施形態におけるランドマークを最前面
に表示する対象からは外されている。
【0040】さらに演算処理部30は、作成した優先順
位に従って、図7(b)に例示するように、交差点拡大
図等をディスプレイ10に表示する。すなわち、演算部
30は、交差点拡大図の上に、優先順位設定テーブル4
88に格納された優先順位が低いランドマークから順番
に優先順位が1のランドマークまで重ねて表示する。各
ランドマークの表示位置は、優先順位設定テーブル48
8に格納されたデータ番号に対応する表示対象物(施設
等)の座標位置であり、この座標は地点DB485から
読み出される。これにより、ディスプレイ10には、図
7(b)に示されるように、交差点拡大図の上に走行経
路80が重なり、その上に自車位置マーク82と、信号
機マーク81、及び複数のランドマーク70が表示され
る。更に、信号機マーク81の上に、郵便局、ガソリン
スタンド、電話局、本屋の順に各ランドマークが重ねて
表示される。なお、表示対象となっている交差点の交差
点描画データ中に重複しないランドマークも含まれてい
る場合、そのランドマークも交差点拡大図の上に重ねて
表示する。ランドマークがルート80と重なる場合に
は、ルート80の上側に表示する。
【0041】次に演算部30は、最前面に表示するラン
ドマークを切り替えるためのカウンタ用領域jをRAM
にとり、j=0を格納し(ステップ35)、さらにjに
1を加える(ステップ36)。そして作成した優先順位
設定テーブルの優先順位がjであるランドマークを前面
に表示(時分割表示制御)する(ステップ37)。すな
わち、演算部30は、優先順位がjに対応するデータ番
号を優先順位設定テーブル488から読み出し、このデ
ータ番号のランドマークIDと座標を地点DB485か
ら読み出し、ランドマークIDに対応するランドマーク
をランドマークDB486から読み出す。そして、読み
出したランドマークを、現在ディスプレイ10に表示さ
れている表示画面(地図描画部54で描画された画面)
上の対応する座標位置に上書きすることで表示する。
【0042】いまディスプレイ10の表示画面として、
図(b)の交差点拡大図等が表示されている状態(j=
1)で、次に優先順位設定テーブルの優先順位2(j=
2)の電話局を最前面に表示する場合、ランドマークD
B486から電話局のランドマークを読み出して、図
(b)の表示画面上の対応する座標位置に上書きする。
これにより図(c)に示されるように、他のランドマー
クの表示を残したまま電話局のランドマークを上書きす
るのみで、次のランドマーク(電話局)を最前面に表示
することができる。さらに、図(c)の表示画面(j=
2)において、次の表示変更タイミングになると優先順
位3(j=3)であるガソリンスタンドのランドマーク
が図(c)の表示画面に上書きされることで、図(d)
の表示画面となる。この図(c)、(d)と、図(a)
の優先順位設定テーブル488との関係でも明らかなよ
うに、本実施形態における優先順位とランドマークの表
示順序とは必ずしも一致していない。本実施形態におけ
る優先順位は、あくまでも最初にランドマークを表示す
る場合の表示順序(この場合は一致している)の決定た
めと、以後表示変更タイミング毎に最上面に表示される
ランドマークの順番を決定するためのものである。
【0043】次に演算部30は、第1実施形態のステッ
プ19と同様に、車両が交差点を通過したか否かにより
交差点拡大図の表示を解除するか否かを判断し(ステッ
プ38)、交差点を通過した場合に交差点拡大図表示の
解除と判断し(ステップ38;Y)、インルーチンにリ
ターンする。一方、交差点を通過していない場合(ステ
ップ38;N)、演算部30は表示変更タイミングにな
ったか否かを判断する(ステップ39)。この表示変更
タイミングとして、本実施形態では、第1の実施形態と
同様に、ランドマークを表示した後所定時間経過した時
点が採用されるが、所定距離走行した時点とすることも
可能である。表示変更タイミングになっていない場合
(ステップ39;N)、演算部30は、すでにディスプ
レイ10に表示されている交差点拡大図、ランドマーク
の表示を継続する。
【0044】一方、表示変更タイミングになった場合
(ステップ39;Y)、演算部30は、jの値がnであ
るか判断し(ステップ40)、j=nでない場合に
は(;N)ステップ36に戻って次の優先順位のランド
マークの全体を表示するように上書き処理(ステップ3
7)を行う。一方、j=nである場合(ステップ40;
Y)、全ランドマークについて最前面への表示が一巡し
たので、演算部30は、ステップ35に戻って一旦j=
0にした後、ステップ36でjに1を加えることで優先
順位1の本屋のランドマークが最前面に表示される。な
お、この状態は、図7(b)に例示される状態とは異な
り、本屋のランドマークの直下に表示されるのは電話局
のランドマークではなく、前回の表示画面で最上面に表
示されていた郵便局のランドマークが本屋のランドマー
クの直下に表示されることになる。
【0045】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、優先順位設定テーブルの内容を変更することなく、
かつ、重複する全ランドマークを交差点拡大図上に順位
上書きする必要がない。すなわち、第2実施形態によれ
ば、現在の表示画面上に新たに最上面に表示するランド
マークを上書きするだけで、全体が表示されるランドマ
ークを効率的に順次変更することができる。
【0046】以上本発明の好適な実施形態について説明
したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるもので
はなく、各請求項に記載した発明の範囲において各種変
形することが可能である。例えば、実施形態ではランド
マークが重複する場合にランドマークを重ねる順序を示
す優先順位を最初に決定する場合に、ランドマークDB
486に格納された優先度に従って決定した(ステップ
16、ステップ34)が、本発明では、走行経路の手前
から(車両に近い順に)優先順位を決定するようにして
もよい。すなわち、最初に交差点拡大図を表示する時点
で車両に近い位置にある表示対象物のランドマークほど
高い優先順位とするようにしてもよい。また、交差点に
近いほど優先順位が高くなるように設定してもよい。こ
の場合の優先順位は交差点拡大図表示処理において、デ
ータ番号に対応する座標から算出する。また、交差点描
画DB487に、各交差点毎に優先順位を決めておくよ
うにしてもよい。この場合、交差点拡大図が表示される
車両位置において運転者等のユーザが確認しやすい順に
優先順位を決めておくことができる。更に、交差点に進
入する道路毎に優先順位を決めるようにしてもよい。例
えば、進路変更方向手前、進路変更方向奥、進路変更方
向の反対側手前、進路変更方向の反対側奥の順に優先順
位が低くなるようにし、交差点を右折する場合であれ
ば、交差点の右手前の優先順位が最も高く、続いて右
奥、左手前、左奥の順に優先順位が低くなるようにす
る。
【0047】また、説明した実施形態及び各変形例で
は、ランドマークのサイズは予め決められたサイズ(P
×Qで一定、又はPn×Qnでランドマーク毎に決めら
れる)で交差点拡大図に表示するようにしたが、優先順
位に応じて表示するサイズを変更してもよい。この場
合、優先順位が高いほど大きく表示するようにする。更
に、優先順位に応じて表示変更タイミングを変更するよ
うにしてもよい。この場合、第1実施形態であれば当初
の優先順位に応じて、第2実施形態であれば優先順位設
定テーブルの優先順位に応じて、それぞれ表示時間(又
は表示を継続する走行距離)を変更する。更に、優先順
位に応じて表示サイズと表示変更タイミングの両者を変
更するようにしてもよい。優先順位が高いほど表示サイ
ズが大きく(又は表示を継続すう走行距離が長く)なる
ようにする。
【0048】以上説明した実施形態では、交差点拡大図
を表示する場合、データ記憶部48の交差点描画DB4
87に格納された交差点拡大図とデータ番号を使用し
た。すなわち、交差点を拡大して表示するための画像デ
ータが交差点拡大図として別途保存される場合について
説明したが、本発明では、地図DB481に格納される
地図データを画像処理することにより実際に拡大表示す
るようにしてもよい。また、交差点DB482と道路D
B483を使用して該当交差点の拡大図を表示するよう
にしてもよい。上記両変形例の場合、地図DB481、
又は交差点DB482と道路DB483が本発明におけ
る地図画像記憶手段として機能する。
【0049】説明した実施形態では、進路変更地点を拡
大して表示する場合について、交差点拡大図等の表示を
例に説明したが、本発明は、交差点拡大図等の表示にか
ぎられるものではなく、進路変更地点の案内以外に、地
図DB481に格納された地図描画データをランドマー
ク共にディスプレイに表示する場合においても同様に、
ランドマークが重複する場合に優先順位を決定して最前
面に表示されるランドマークを順次切り替えて表示する
ようにしてもよい。
【0050】信号機マーク81、走行経路(ルート)8
0、自車位置マーク82は、ランドマークと重なっても
順次最前面に表示する対象外としたが、本発明では、順
次最前面に表示する対象としてもよい。この場合、初回
の優先順位としては、走行経路80を最下位、その次に
信号機マーク81、その次に自車位置マーク82とす
る。また、交差点拡大図と共に、その交差点を案内する
ための交差点案内地点マークを表示するようにしてもよ
い。この場合の交差点案内地点マークは、順次最前面に
表示する対象としてもよく、逆に対象外としてもよい。
【0051】説明下実施形態では、ランドマークを表示
対象としたが、ランドマークと共に表示対処物の名称
(施設名称)を地点DB485から読み出しランドマー
ク共に表示するようにしてもよい。この場合、ランドマ
ークが重複するか否かの判断において(ステップ11、
ステップ32)、表示する施設名称も含めて重複するか
否かを判断し、ランドマークを最前面に表示する場合対
応する施設名も最前面に表示する。
【0052】本実施形態では、優先順位を決定する場
合、ランドマークDB486に格納された優先度を使用
したが、この優先度はデフォルト値として固定してお
き、ユーザーが自己の好みに応じて設定変更することが
できるようにしてもよい。この場合、ランドマークと優
先度をディスプレイ10に表示し、ユーザはこの表示を
見ながら優先度を変更する。なお、優先度は上述したよ
うに重複値を取ることができないため、ユーザ自信が重
複しないように変更することも可能であるが、ユーザー
が変更した以外の優先度が自動修正されるようにしても
よい。自動修正される場合、例えば、n個のランドマー
クが有り優先順位が1〜nが表示されており、ユーザが
優先度kのランドマークの優先度をjに変更したものと
する。この場合、j<kであれば現在(変更前)の優先
度j〜k−1に1を加えた値を新たな優先度とし、j>
kであれば現在(変更前)の優先度k〜jから1を減じ
た値を新たな優先度とする。
【0053】説明した実施形態では、優先順位設定テー
ブル488にはデータ番号と優先順位が格納される場合
について説明したが、本発明では、優先順位、ランドマ
ークID、及び座標(表示すべき位置を指定するデー
タ)を格納するようにしてもよい。また、優先順位、ラ
ンドマーク、及び座標(表示すべき位置を指定するデー
タ)を格納するようにしてもよい。
【0054】また説明した実施形態では、ランドマーク
が重なるか否かを検出し、重なるランドマークについて
優先順位を設定して表示順序を順次変更する場合につい
て説明したが、ランドマークの重複を検出することな
く、表示対象となるランドマークによる画像表示形態を
変えて施設表示を行うようにしてもよい。この場合図4
に示したフローチャートでは、ステップ11,22,2
3の処理がなくなる。一方、図6のフローチャートで
は、ステップ32,41,42の処理がなくなり、ステ
ップ32において、表示対象となるランドマーク数がn
になる。そして、演算部30は、ステップ16、又はス
テップ34において表示対象となる全ランドマークから
優先順位設定テーブルを作成する。このようにすること
で、重複していないランドマークは設定された優先順位
とは関係なく常時全体が表示され、重複しているランド
マークは、全体が表示される画像が優先順位に従って順
次切替えられながら表示されることになる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、対象物情報記憶手段に
記憶されたデータに基づく画像表示を実行する場合、所
定の時間ごとに画像表示形態を変えて施設表示を行うの
で、各施設を容易に認識することができる。また本発明
によれば、施設表示される画像が重なると判断された場
合、重なる複数の画像について、全体が表示される画像
を順次切り替えて表示させるので、表示装置に施設表示
される画像が重なる場合でも、各施設を容易に認識する
ことができる。また、表示装置に前記交差点を拡大して
表示すると共に、施設表示される画像が重なる場合であ
っても、各施設を容易に認識し、進路変更方向をより確
実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における経路案内装置であ
るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】地点データベースのデータ構成を概念的に表し
た説明図である。
【図3】ランドマークデータベースのデータ構成を概念
的に表した説明図である。
【図4】交差点拡大表示処理の処理動作を表したフロー
チャートである。
【図5】交差点拡大表示処理における優先順位設定テー
ブルのデータ内容と、ディスプレイの表示状態を表した
ものである。
【図6】本発明の第2実施形態における交差点拡大図表
示処理の処理動作を表したフローチャートである。
【図7】第2実施形態の交差点拡大表示処理における優
先順位設定テーブルのデータ内容と、ディスプレイの表
示状態を表したものである。
【符号の説明】
10 ディスプレイ 12 操作キー 18 スピーカ 20 ジョイスティック 21 タッチパネル 30 演算部 32 画面管理部 34 入力管理部 38 音声出力管理部 40 GPSセンサ 42 距離センサ 44 方位センサ 46 現在位置認識部 48 データ記憶部 50 地図データ読み込み部 51 通信管理部 52 地図管理部 54 地図描画部 56 経路演算部 58 経路案内部 60 全体管理部 80 走行経路(ルート) 81 信号機マーク 82 自車位置マーク
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB22 HB24 HC08 HC14 HC16 HC21 HC24 HC27 HC31 HD03 HD04 HD07 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AB13 AC02 AC04 AC06 AC08 AC14 AC18 AD07 5B050 BA17 CA07 EA12 EA19 FA02 FA05 5H180 AA01 BB12 BB13 BB15 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33 9A001 JJ11 JJ77

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路地図を表示するためのデータを記憶
    する地図画像記憶手段と、 前記地図画像記憶手段に記憶された道路地図上に特定の
    施設の存在を画像表示するためのデータを記憶する対象
    物情報記憶手段と、 表示装置と、 前記対象物情報記憶手段に記憶されたデータに基づく画
    像表示を実行する場合、所定の時間ごとに画像表示形態
    を変えて施設表示を行う時分割表示制御装置と、を備え
    たことを特徴とする地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記時分割表示制御手段は、一定の時間
    ごとに自動的に異なる種別の施設を表示することを特徴
    とする請求項1に記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】 現在位置検出手段を備え、 前記時分割表示制御装置は、施設表示を検出された現在
    位置からの距離に応じて行うことを特徴とする請求項1
    に記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】 道路地図を表示するためのデータを記憶
    する地図画像記憶手段と、 前記地図画像記憶手段に記憶された道路地図上に特定の
    施設の存在を画像表示するためのデータを記憶する対象
    物情報記憶手段と、 表示装置と、 前記表示装置に所定領域の前記道路地図を表示すると共
    に、前記所定領域に存在する特定の施設の施設表示をす
    る表示制御手段と、 前記表示装置に施設表示される画像が重なるか否かを判
    断する判断手段と、を備え、 前記表示制御手段は、前記判断手段により画像が重なる
    と判断された場合、前記重なる複数の画像について、全
    体が表示される画像を順次切り替えて表示させることを
    特徴とする経路案内装置。
  5. 【請求項5】 前記地図画像記憶手段は、交差点を拡大
    して表示するための情報を記憶し、 前記表示制御手段は、前記表示装置に前記交差点を拡大
    して表示することを特徴とする請求項4に記載の経路案
    内装置。
  6. 【請求項6】 前記重なる複数の画像の優先順位を決定
    する優先順位決定手段と、 この優先順位決定手段で決定された優先順位を所定間隔
    毎に変更する優先順位変更手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記優先順位が低い画像の上に優
    先順位が高い画像が重なるように、施設表示を行うこと
    を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の経路案内装
    置。
  7. 【請求項7】 前記重なる複数の画像の優先順位を決定
    する優先順位決定手段と、 前記表示制御手段は、前記優先順位決定手段で決定され
    た優先順位の順に画像の全体を、所定間隔毎に切り替え
    て表示させることを特徴とする請求項4又は請求項5に
    記載の経路案内装置。
  8. 【請求項8】 前記所定間隔毎は、所定時間が経過する
    毎、又は所定距離を走行する毎であることを特徴とする
    請求項6又は請求項7に記載の経路案内装置。
  9. 【請求項9】 前記所定間隔毎は、前記優先順位決定手
    段で決定された優先順位に応じて決定されることを特徴
    とする請求項6、請求項7、又は請求項8に記載の経路
    案内装置。
JP2000135557A 2000-05-09 2000-05-09 地図表示装置 Expired - Fee Related JP4449162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000135557A JP4449162B2 (ja) 2000-05-09 2000-05-09 地図表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000135557A JP4449162B2 (ja) 2000-05-09 2000-05-09 地図表示装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009101661A Division JP5115862B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 経路案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001317955A true JP2001317955A (ja) 2001-11-16
JP4449162B2 JP4449162B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=18643619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000135557A Expired - Fee Related JP4449162B2 (ja) 2000-05-09 2000-05-09 地図表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4449162B2 (ja)

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002107155A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Kenwood Corp 車載用ナビゲーション装置、情報表示方法及び記録媒体
JP2003161625A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Denso Corp 情報表示装置
EP1378723A1 (de) * 2002-07-06 2004-01-07 Robert Bosch Gmbh Fahrerinformationsvorrichtung
WO2005059816A1 (ja) * 2003-12-19 2005-06-30 Vodafone K.K. 情報表示方法、携帯情報装置及び非接触型通信デバイス
JP2005326209A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Pioneer Electronic Corp 報知制御装置、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006023277A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Nissan Motor Co Ltd 運転支援装置および運転支援方法
JP2006113047A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Alpine Electronics Inc 車載用電子装置
JP2006266840A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Denso Corp 車載ナビゲーション装置
JP2006276516A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Clarion Co Ltd 画像情報表示装置および画像情報表示方法並びに画像情報表示用プログラム。
JP2007033300A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置
WO2007074740A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-05 Pioneer Corporation ナビゲーション装置および処理制御方法
WO2008010276A1 (fr) 2006-07-20 2008-01-24 Navitime Japan Co., Ltd. système d'affichage de carte, dispositif d'affichage de carte, procédé d'affichage de carte et serveur de distribution de carte
WO2009003747A1 (de) * 2007-06-29 2009-01-08 Robert Bosch Gmbh Verdeckungsarme darstellung dicht benachbarter topografischer objekte
JP2009157816A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Denso It Laboratory Inc 情報表示装置及び情報表示方法
JP2010034960A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Clarion Co Ltd 音声再生装置および音声再生装置の制御方法
JP2010237393A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Oki Electric Ind Co Ltd 地図表示装置、地図表示方法及びプログラム
JP2010267018A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
US7859429B2 (en) 2007-09-25 2010-12-28 Denso Corporation Weather information display device
JP2011043514A (ja) * 2004-06-11 2011-03-03 Nissan Motor Co Ltd 運転支援装置および運転支援方法
JP2011099969A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Japan Radio Co Ltd 地図表示システムにおけるアイコン表示方法
US7971153B2 (en) 2006-12-27 2011-06-28 Denso Corporation Weather information display apparatus and program
EP2023088A3 (de) * 2007-08-08 2011-11-30 Navigon AG Verfahren zum Betrieb eines Navigationssystems
US8300068B2 (en) 2005-11-08 2012-10-30 Denso Corporation Map display controller for controlling display of facilities and moving images associated therewith
JP2012225751A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Clarion Co Ltd 車載情報端末
JP5120569B2 (ja) * 2007-11-01 2013-01-16 日本電気株式会社 コンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示プログラム
WO2013136448A1 (ja) * 2012-03-13 2013-09-19 パイオニア株式会社 表示情報生成装置、表示情報生成方法及び表示情報生成用プログラム並びに情報記録媒体
WO2013136450A1 (ja) * 2012-03-13 2013-09-19 パイオニア株式会社 表示情報生成装置、表示情報生成方法及び表示情報生成用プログラム並びに情報記録媒体
JP5582551B1 (ja) * 2013-08-30 2014-09-03 ヤフー株式会社 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JPWO2013136450A1 (ja) * 2012-03-13 2015-08-03 パイオニア株式会社 表示情報生成装置、表示情報生成方法及び表示情報生成用プログラム並びに情報記録媒体
JP2018005091A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 富士通株式会社 表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置
JP2019015979A (ja) * 2018-10-04 2019-01-31 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理システム、ナビゲーションシステム、情報処理方法及びプログラム
CN109789878A (zh) * 2016-10-03 2019-05-21 日立汽车系统株式会社 车载电子控制装置
US10876852B2 (en) 2015-08-10 2020-12-29 Gurunavi, Inc. Information processing device, information processing system, navigation system, information processing method, and program

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04314085A (ja) * 1991-04-12 1992-11-05 Nissan Motor Co Ltd 車両用位置表示装置
JPH0785031A (ja) * 1993-06-30 1995-03-31 Toshiba Corp 文書作成装置及び表示制御方法
JPH1089976A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Hitachi Ltd 情報表示装置およびナビゲーションシステム
JPH1096648A (ja) * 1996-07-31 1998-04-14 Aisin Aw Co Ltd タッチパネルを併設した情報表示装置
JPH113032A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Toyota Motor Corp 地図上の情報表示方法
JPH1139132A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Sharp Corp インターフェースシステム
JPH11132777A (ja) * 1997-10-24 1999-05-21 Aisin Aw Co Ltd 車両用ナビゲーション装置及びそのプログラムを記録した記憶媒体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04314085A (ja) * 1991-04-12 1992-11-05 Nissan Motor Co Ltd 車両用位置表示装置
JPH0785031A (ja) * 1993-06-30 1995-03-31 Toshiba Corp 文書作成装置及び表示制御方法
JPH1096648A (ja) * 1996-07-31 1998-04-14 Aisin Aw Co Ltd タッチパネルを併設した情報表示装置
JPH1089976A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Hitachi Ltd 情報表示装置およびナビゲーションシステム
JPH113032A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Toyota Motor Corp 地図上の情報表示方法
JPH1139132A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Sharp Corp インターフェースシステム
JPH11132777A (ja) * 1997-10-24 1999-05-21 Aisin Aw Co Ltd 車両用ナビゲーション装置及びそのプログラムを記録した記憶媒体

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002107155A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Kenwood Corp 車載用ナビゲーション装置、情報表示方法及び記録媒体
JP2003161625A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Denso Corp 情報表示装置
EP1378723A1 (de) * 2002-07-06 2004-01-07 Robert Bosch Gmbh Fahrerinformationsvorrichtung
WO2005059816A1 (ja) * 2003-12-19 2005-06-30 Vodafone K.K. 情報表示方法、携帯情報装置及び非接触型通信デバイス
US7782176B2 (en) 2003-12-19 2010-08-24 Vodafone Group Plc Method for information display, mobile information apparatus, and contactless communication device
JP2005326209A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Pioneer Electronic Corp 報知制御装置、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006023277A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Nissan Motor Co Ltd 運転支援装置および運転支援方法
JP2011043514A (ja) * 2004-06-11 2011-03-03 Nissan Motor Co Ltd 運転支援装置および運転支援方法
JP4639921B2 (ja) * 2004-06-11 2011-02-23 日産自動車株式会社 運転支援装置
JP2006113047A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Alpine Electronics Inc 車載用電子装置
US7580789B2 (en) * 2005-03-23 2009-08-25 Denso Corporation Navigation system for vehicle
JP4674481B2 (ja) * 2005-03-23 2011-04-20 株式会社デンソー 車載ナビゲーション装置
JP2006266840A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Denso Corp 車載ナビゲーション装置
JP2006276516A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Clarion Co Ltd 画像情報表示装置および画像情報表示方法並びに画像情報表示用プログラム。
JP4551254B2 (ja) * 2005-03-29 2010-09-22 クラリオン株式会社 画像情報表示装置および画像情報表示方法並びに画像情報表示用プログラム。
JP2007033300A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置
US8300068B2 (en) 2005-11-08 2012-10-30 Denso Corporation Map display controller for controlling display of facilities and moving images associated therewith
WO2007074740A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-05 Pioneer Corporation ナビゲーション装置および処理制御方法
JPWO2007074740A1 (ja) * 2005-12-27 2009-06-04 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置、処理制御方法、処理制御プログラム、および記録媒体
JP4682210B2 (ja) * 2005-12-27 2011-05-11 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置、処理制御方法、処理制御プログラム、および記録媒体
WO2008010276A1 (fr) 2006-07-20 2008-01-24 Navitime Japan Co., Ltd. système d'affichage de carte, dispositif d'affichage de carte, procédé d'affichage de carte et serveur de distribution de carte
US7971153B2 (en) 2006-12-27 2011-06-28 Denso Corporation Weather information display apparatus and program
DE102007061461B4 (de) * 2006-12-27 2015-01-15 Denso Corporation Wetterinformation-Anzeigevorrichtung - und Programm
WO2009003747A1 (de) * 2007-06-29 2009-01-08 Robert Bosch Gmbh Verdeckungsarme darstellung dicht benachbarter topografischer objekte
EP2023088A3 (de) * 2007-08-08 2011-11-30 Navigon AG Verfahren zum Betrieb eines Navigationssystems
EP2042891A3 (en) * 2007-09-25 2011-04-20 Denso Corporation Weather information display device
US7859429B2 (en) 2007-09-25 2010-12-28 Denso Corporation Weather information display device
JP5120569B2 (ja) * 2007-11-01 2013-01-16 日本電気株式会社 コンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示プログラム
JP2009157816A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Denso It Laboratory Inc 情報表示装置及び情報表示方法
JP2010034960A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Clarion Co Ltd 音声再生装置および音声再生装置の制御方法
JP2010237393A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Oki Electric Ind Co Ltd 地図表示装置、地図表示方法及びプログラム
JP2010267018A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP2011099969A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Japan Radio Co Ltd 地図表示システムにおけるアイコン表示方法
JP2012225751A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Clarion Co Ltd 車載情報端末
JPWO2013136450A1 (ja) * 2012-03-13 2015-08-03 パイオニア株式会社 表示情報生成装置、表示情報生成方法及び表示情報生成用プログラム並びに情報記録媒体
WO2013136450A1 (ja) * 2012-03-13 2013-09-19 パイオニア株式会社 表示情報生成装置、表示情報生成方法及び表示情報生成用プログラム並びに情報記録媒体
WO2013136448A1 (ja) * 2012-03-13 2013-09-19 パイオニア株式会社 表示情報生成装置、表示情報生成方法及び表示情報生成用プログラム並びに情報記録媒体
JP5582551B1 (ja) * 2013-08-30 2014-09-03 ヤフー株式会社 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP2015049692A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 ヤフー株式会社 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
US9972033B2 (en) 2013-08-30 2018-05-15 Yahoo Japan Corporation Distribution apparatus, terminal apparatus and distribution method
US10876852B2 (en) 2015-08-10 2020-12-29 Gurunavi, Inc. Information processing device, information processing system, navigation system, information processing method, and program
JP2018005091A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 富士通株式会社 表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置
CN109789878A (zh) * 2016-10-03 2019-05-21 日立汽车系统株式会社 车载电子控制装置
JP2019015979A (ja) * 2018-10-04 2019-01-31 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理システム、ナビゲーションシステム、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4449162B2 (ja) 2010-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4449162B2 (ja) 地図表示装置
EP1503355B1 (en) A device, system and a method for processing statistic traffic information
JP3814992B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
US20090198443A1 (en) In-vehicle navigation device and parking space guiding method
JP3443975B2 (ja) 案内装置
JP4622126B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
US8494769B2 (en) Information system, terminal device, and information center device
US7164988B2 (en) Map display system
US7499800B2 (en) Vehicle navigation apparatus
JP2002342330A (ja) ナビゲーション装置
JP5115862B2 (ja) 経路案内装置
JP3403774B2 (ja) 案内装置
JPH0875495A (ja) 案内装置
JP2602168B2 (ja) 案内装置
JP3641947B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
JP3395929B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2009036541A (ja) ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム
JPH10122890A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JPH07229752A (ja) ナビゲーション装置
JPH0868657A (ja) 案内装置
JP4238439B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4746884B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2000111356A (ja) 車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体
JPH10267682A (ja) ナビゲーション装置
JP3797412B2 (ja) 地図表示装置及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4449162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees