JP3546719B2 - 車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、目的地や通過点等の地点を入力して現在位置や出発地から経路探索して経路案内を行う車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に搭載される経路案内を行う車両用ナビゲーション装置において、登録地点名称の読みの文字列を入力し、地点名称検索する装置が知られている(特開平09−97266号公報)。この装置では、例えば東京ディズニーランドに対して「とうきょうでぃずにーらんど」、「でぃずにーらんどとうきょう」というように1つの正式名称に対して複数の読みを名称リストに登録しておき、文字が入力されると名称リストと前方一致比較し、前方一致した登録地点をリスト表示する。そして、表示されたリストから所望する登録地点が使用者により選択されるとその登録地点周辺の地図を表示するものである。そして、このような構成により登録されたどの読みからも所望する登録地点を検索することができるため正式名称でない名称での検索を可能にするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の装置では1つの正式名称に対して複数の読みを登録し、その読みに対して前方一致比較を行っているが、例えば「東京五島ビル」という1つの正式名称に対して「とうきょうごしまびる」、「とうきょうごとうびる」と前方部分が同一である読みが登録されている場合については何ら考慮されていない。つまり従来装置では「とうきょうご」まで文字を入力して前方一致比較をした場合、「とうきょうごしまびる」も「とうきょうごとうびる」も検索してしまい、結果としてリストには本来は同一のビルである「東京五島ビル」が重複表示されてしまうという問題がある。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためのもので、正式名称でない名称での検索を可能とするとともに、同一の登録地点が重複して表示されることを防ぐことにより地点の選択を容易にし、使い勝手を向上させることができる車両用ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された本発明は、地点を検索する機能を備え、検索された地点を設定してルート案内を行う車両用ナビゲーション装置において、地点名称データ及び該地点名称データに対して一つ又は複数の地点読みデータを登録した名称リストを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを表示する表示手段と、地点の読みの任意の文字列を入力する文字入力手段と、前記文字入力手段により入力された文字列をもつ地点を前記記憶手段から検索する地点検索手段と、前記地点検索手段により検索された地点のうち同一の地点があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により同一の地点があると判断した場合、前記表示手段に該地点の地点名称を一つのみ表示するよう制御する表示処理手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に記載された本発明は、記憶手段は更に地点名称データに対して座標又は地点を表わす番号を有し、判断手段は該座標又は番号に基づいて同一の地点があるか否かを判断することを特徴とすることを特徴とする。
【0007】
更に、請求項3に記載された本発明は、入力された文字列をもつ地点を検索するステップと、検索された地点のうち同一の地点があるか否かを判断するステップと、同一の地点があると判断した場合、該地点の地点名称を一つのみ表示するよう制御するステップことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の車両用ナビゲーション装置の構成例を示す図である。
【0009】
本発明の車両用ナビゲーション装置は、経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記憶されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理を行うと共に、システム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成されている。
【0010】
入力装置1は、目的地や通過点、或は誘導経路の探索条件を入力したり、または運転者の意志により画面に出力される情報を制御するための指示入力を行い、中央処理処理装置4にその入力された指示内容を送信する。その機能を実現するための手段として、表示画面上に配されたタッチスイッチやリモートコントローラ、或は音声認識装置を有する。これら入力装置により運転者は、目的地を電話番号や地図上の座標や住所などから選択して入力したり、経路案内の出力要求や表示装置に表示される地図情報の表示選択等、使用者が所望とする処理の指示を入力可能とする。
【0011】
出力装置2は、中央処理装置4で処理された情報、及び情報記憶装置3に格納された情報、或は情報送受信装置5から受信された各種情報を出力するものであり、地図情報や経路案内に関する情報を画面に表示出力するディスプレイ、またそれら情報を音声出力により出力するスピーカを備えている。
【0012】
ディスプレイは、カラーCRTやカラー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく登録地点名称入力画面、経路設定画面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面に経路案内の設定および経路誘導中の案内や画面の切り換え操作を行うためのタッチスイッチが表示される。特に、通過交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面に重畳してカラー表示され、また、登録地点名称入力画面では入力途中において、共通読み部分を有する全ての登録地点名称の残りリスト数や、登録地点名称の選択画面等が表示され、選択キーやリモートコンロール操作で登録地点名称を選択したとき、目的地の周辺の地図が表示されるようになっている。
【0013】
このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者は区間図を見ることにより自車両の現在地を確認し、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、ディスプレイには機能ボタンの表示に対応してタッチパネルが設けられており、ボタンをタッチすることにより入力される信号に基づいて上記の操作が実行されるように構成されている。このボタンとタッチスイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部を構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省略する。また、インストルメントパネル内に設けられたディスプレイと併用して、運転者の視線に合わせてフロントガラスの一部を利用して、或はダッシュボード上にヘッドアップディスプレイを設け、設定された経路において右左折等案内すべき交差点での進行方向等、経路案内を行うための必要最小限の情報を表示するようにしてもよい。
【0014】
現在位置検出装置2は、車両の現在位置に関する情報を検出、或は受信する装置であり、地磁気センサ等で構成される絶対方位センサ、ジャイロセンサ、ステアリングセンサ等で構成される相対方位センサ、車輪の回転数から走行距離を検出する距離センサ、衛星航法システム(GPS)を利用したGPS受信装置、その他現在位置に関する各種情報を車両外の装置から受信する現在位置情報通信装置を備えている。該現在位置情報通信装置は、交通情報受信装置やデータ送受信装置から構成され、交通情報受信装置は、VICS(道路交通情報システム)受信装置等からなり、該装置により電波ビーコンや光ビーコン等により送信される現在位置における位置情報を受信する。また、データ送受信装置は、GPSから送信される位置情報の誤差情報を送信するセンタからその情報を受信する(D(ディファレンシャル)−GPS)装置や情報センタに電話発信することにより発信された位置情報を得るための携帯電話等からなる。
【0015】
情報記憶装置3は、ナビゲーションプログラム及びデータをCD−ROM(以下、単にCDという)、DVD(ディジタル・ビデオディスク)−ROM、MD(ミニディスク)、光CD、ICカード等の外部記憶媒体に記憶した外部記憶装置である。プログラムは、地図描画部、経路探索部、経路案内部、現在位置計算部、目的地設定操作制御部等からなりナビゲーションを行うための信号処理を行うアプリケーション部及びOS部等で構成され、ここに、経路探索などの処理を行うためのプログラムや経路の表示案内に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには、経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納されている。また、データには、地図データ、交差点データ、道路データ、各種案内データ等、ナビゲーションを実行するために必要な全てのデータが格納されている。この情報記憶装置3が記憶手段に相当する。
【0016】
具体的には、現在位置検出装置2からの位置情報、入力装置1からの入力信号に基づき目的地や通過点を設定し、探索道路データを用いて経路探索を実行するプログラム、交通情報受信装置から取得された交通情報に基づき探索道路データを変換して再度経路探索を実行させるためのプログラム、探索された経路を立体的に描画するために変換するプログラム、或は地図描画やマップマッチング、経路に沿って音声出力タイミングや音声フレーズの内容を決定するためのプログラム、さらには画像撮影手段であるビデオカメラから取り込まれた画像から特徴物を認識して案内出力に利用するプログラム等が格納され、これら情報記憶装置3に格納されたプログラムを起動することにより、本発明におけるナビゲーションの各機能が実行される。つまり、本実施の形態においては、本発明の機能が実現されるためのプログラムが外部記憶媒体である情報記憶装置3に格納されている。
【0017】
また、本発明の機能が実現されるためのプログラムの全部又は一部、データの全部又は一部を情報センタや他の車両から後述する情報送受信装置5を介して受信し、ナビゲーション装置内の記録媒体であるフラッシュメモリやRAMに記憶させるようにしてもよい。また本発明における情報記憶装置は外部記憶装置3のみであってもよいし、外部記憶装置と中央処理装置内に装備されるROMやRAMやフラッシュメモリとの併用、或は中央処理装置内に装備されるRAMやフラッシュメモリのみであってもよい。
【0018】
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU、情報記憶装置3のCDからプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリを備えている。このフラッシュメモリは、CDのプログラムの変更があっても既存のプログラムを消去して書き換え可能にするものである。また、フラッシュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログラムを格納した第1ROM、設定された目的地の地点座標、道路コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAM、経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納された第2ROMを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。
【0019】
さらに、ディスプレイへの画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモリ、CPUからの表示出力制御信号に基づいて画像メモリから画像データを取り出し、画像処理を施してディスプレイに経路案内情報を表示したり、地図を描画する画像プロセッサ、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。ここで、経路案内は画面表示と音声出力で行うが、画面表示または音声出力どちらか一方のみによる経路案内も運転者が選択できるように構成されている。
【0020】
この中央処理装置4において、現在位置検出装置2の各センサにより取得されたデータをセンサ入力インターフェースより取り込むと、そのデータに基づきCPUは、一定時間毎に現在位置座標を算出し、一時的にRAMに書き込む。この現在位置座標は、各種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を行ったものである。また、各種センサによる出力値は、マップマッチング処理の結果を用いたり、センサ相互のデータを比較することにより、常に補正が行われる。
【0021】
ナビゲーションに必要なプログラムは、中央処理装置4のROMに予め格納するように構成してもよいし、情報記憶装置(記憶媒体)3に格納するように構成してもよい。なお、情報記憶装置3にプログラムを格納した場合には、例えば情報記憶装置3からプログラムを読み出してフラッシュメモリに記憶させるようにすると、情報記憶装置3を交換することにより、新たなプログラムを更新、実行することが可能となる。また、情報記憶装置3から読み出したプログラムを一時的にRAMに記憶させてナビゲーション機能を処理するようにすることもできる。
【0022】
情報送受信装置6は、情報センタや他の車両と通信することによりナビゲーションを実行するために必要な各種データを受信したり、送信するための装置であり、VICS受信装置や携帯電話、或はその他光通信を行うための装置である。VICS(道路交通情報システム)は、情報センタから道路交通情報をリアルタイムでFM多重放送、電波ビーコン、光ビーコンによって車両に伝送するもので、VICS受信装置は、それらの情報を受信することができるようになっている。VICS送信データは、各道路毎に付けられたリンク番号に対して、渋滞度(例えば、通行不可、渋滞、混雑、交通量)、渋滞先頭位置、渋滞長、通行規制(工事情報、通行止め等)、旅行時間(所定速度での所要時間)等のデータから構成されている。また、携帯電話や光通信により情報センタにアクセスして、運転者の要求により交通情報センタ(例えばATIS)との間で情報のやり取りを行う。また、電話回線や光通信等により他の車両と通信することにより、他の車両の位置情報や固有情報を送受信する。これら情報送受信装置6により送受信される情報は、交通情報の他、目的地を入力するための位置に関するデータ、地図データの全部又は追加、補正情報、交差点近傍や観光ポイントの風景のデジタル画像データ等である。また、ナビゲーションを実行するためのプログラムの全部又は一部であってもよい。
【0023】
その他、情報送受信装置6として、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。予め地図データや目的地データなどの運転者の固有データが記憶されているパソコンや電子化手帳などの情報源との間でデータのやり取りを行うようにしてもよい。
【0024】
情報記憶装置3に記憶される道路、交差点データ、或は情報送受信装置6から受信される道路、交差点データのデータ構成について説明する。道路データには、交差点から隣接する交差点単位、或は所定の2点のノード単位で表される各データについて、道路番号、長さ、幅、道路属性、形状、案内に関する情報が付与されている。道路データは、入力装置1により入力された目的地までの経路探索を実行し、探索された経路に基づき経路案内を行うためのデータと、表示装置上に地図表示を行うためのデータとを有する。また、交差点データには交差点の位置座標、名称、その交差点で接続する道路の接続情報等が格納される。これらの道路データ、交差点データは、経路探索、経路案内用のデータと地図表示用のデータとを別個のデータとして格納することもできるし、それらのデータを共有することもできる。また、交差点データに格納されている各データを道路データに格納することもできる。
【0025】
道路データは、方向(往路、復路)別に格納されている。道路の幅については、実際の数値でもよいし、簡易的に車線数を格納するようにしてもよい。道路属性については、その道路の道路種別(国道、県道等)の他、その道路が高架であるとか、地下道であるとか、有料道路である等の情報も格納するようにしてもよい。形状に関する情報については、道路の形状を表現するための座標列(ノードデータ)であり、東経、北緯で表される絶対座標、或は絶対座標をコード化して格納される。案内に関する情報については、車両が探索された経路を走行中に、経路上の現在走行中、或は現在位置から前方の道路データを検索し、進行方向や目印情報を出力するため、道路データに各種情報を付加したものである。具体的には、各道路データに接続する道路の接続状態として、右左折や道なりや直進、或は方面名称を格納し、該情報を用いて音声案内出力や画面表示出力を行う。また、各道路に面している目印となる建造物の名称や看板の画像情報、或は信号機や踏み切りやトンネル、ビーコン等の設置位置、その他カーブ位置やカーブ曲率、制限速度等の情報を格納し、現在走行中である道路、または車両現在位置から所定距離前方の道路における情報を取得して、音声出力または表示出力する。
【0026】
中央処理装置4は、CPUにおいて前記情報記憶装置3に記憶された道路データ、或は交差点データと、入力装置3により入力された目的地や通過点や有料道路の優先、非優先等の探索条件に関する情報とを使用して、現在位置或は出発地から目的地までの経路探索を実行する。経路探索処理では、各道路データにおける、長さ、幅、接続する道路の接続関係、道路の種別等の情報を数値化してパラメータとして、該パラメータを用いて最適となる道路データ列を求める。また、情報送受信装置6により取得される渋滞情報や規制情報等の交通情報、或はICカードやその他携帯情報記憶装置に記憶された個人的な情報(探索条件の好み等)を新たなパラメータとして付加して、或はそれらの情報を加味して探索することもできる。経路探索の具体的な方法は種々の技術が提案されているが、ここでは詳細な説明は割愛する。
【0027】
前記中央処理装置4内のCPUで求められた経路の情報を経路データとして中央処理装置4内のRAMに一時的に記憶する。この記憶内容は、新たに目的地が設定されて新たな経路を求めた場合に更新されるか、目的地に車両が到達したことを判断して消去される。一度探索された経路データをICカード等に記憶するようにしてもよい。そして、現在位置検出手段により検出された車両の現在位置が移動中の道路、及びその道路上の位置を特定し、その現在走行中の位置、或は所定距離前方における経路データをRAMから検索して、経路誘導に関する情報を音声出力又は表示出力により案内する。また、車両現在位置が探索された経路から外れた場合には、新たな経路を探索する。
【0028】
図2は本発明に係るナビゲーション装置のシステム全体の流れを説明するための図である。中央処理装置4のCPUにより経路案内システムのプログラムが起動されると、現在位置検出装置2により現在位置を検出して現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する(ステップS1)。次に、地名や施設名称等の登録地点名称、電話番号や住所、登録地点名等を用いて目的地を設定し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経路探索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップS4)。本発明におけるリスト表示処理は図2の装置全体の処理の中で、ステップS2の目的地或いは通過点を設定するために使用者の文字入力の結果、検索された登録地点を表示させる場合に行われる。
【0029】
以下に、登録地点名称により目的地を入力する実施の形態について説明する。図3は50音入力画面を示しており、登録地点名称の先頭文字“ふ”、2番目の文字“じ”まで入力すると、次に続く文字、数字が陰影を施した“い、う、か、き、こ、さ、そ、て、な、ほ、や、よ、り、わ”に限定されることが表示される。同時に残りリスト数が1950のように表示され、ここで画面の「LIST」を押すと、先頭から2文字までが“ふじ”のすべての登録名称がリストアップ表示され、図の陰影を施した「ふじいんさつ」が目標とする名称であるとしてキー操作、リモコン操作等で選択・入力すると、この周辺の地図が表示される。なお、キー操作により地図表示画面→リストアップ表示画面→文字入力画面のように戻ることもできる。また、残リスト数が多いためリストアップ表示画面上で目的とする名称を探すのが大変な場合には、さらに入力文字数を増やしていけば、残リスト数は減っていくので、残リスト数が少なくなったところでリストアップ表示して登録地点名称を選択すればよい。また、残リスト数が1つになるまで文字入力すると、残った名称が自動的またはキー操作により選択・入力されてその周辺地図が表示される。なお、文字入力は、入力画面のタッチパネルから行うだけでなく、音声入力装置が付加されている場合は、音声により入力するようにしてもよい。このような入力の形態が入力手段に相当する。
【0030】
次に、図4〜図6により正式名称でない名称での検索を可能にする名称リストの作成について説明する。本実施例における名称リストは「東京ディズニーランド」、「両国国技館」のような施設名称や、「東京五島ビル」、「青葉アパート」のようなビル・アパート名称からなる。因みに、施設名称は電話帳等にも記載されているため正式な読みを確認し易いが、ビル・アパート名称は正式な読みが判りにくいという性質を持っている。本発明では、図4に示すように、登録地点名称を単語に分割し、分割した単語の中に地名、人名、分類名(学校、市役所、駅、公園、ホテル等)が含まれているか否か調べる。例えば、地名として東京、両国という地名が含まれていることが分かれば
東京ディズニーランド : 東京・ディズニーランド
両国国技館 : 両国・国技館
のように分割する。次いで、分割した単語の各々の先頭から検索可能であるとみて、単語の順番を入れ替えた全ての名称リストを作成する。例えば、
東京ディズニーランド は とうきょうでぃずにーらんど
でぃずにーらんどとうきょう
両国国技館 は りょうごくこくぎかん
こくぎかんりょうごく
のように1つの正式名称に対して複数の読みを登録し、リスト化した名称リストをCD−ROMに格納する。
【0031】
さらに本発明は名称リストとして1つの正式名称に対し間違い易い読みも複数登録されている。例えば「東京五島ビル」という登録地点名称に対して、「とうきょうごしまびる」、「とうきょうごとうびる」という2つの読みが格納されている。
さらに、登録地点名称の各々には東経・北緯で表わされる座標が付されている。
【0032】
そして、1つの正式名称に対して複数の読みをCD−ROMに格納する際、読み順にソートする。このようにしてCD−ROMに格納した名称リストの例を図5に示す。図5から分かるように、正式名称「両国国技館」に対して、2つの読み「りょうごくこくぎかん」、「こくぎかんりょうごく」が登録され、また、正式名称「東京ディズニーランド」に対して、2つの読み「とうきょうでぃずにーらんど」、「でぃずにーらんどとうきょう」が登録さているので、「こくぎかんりょうごく」、「でぃずにーらんどとうきょう」のように正式名称でない読みで入力しても「両国国技館」、「東京ディズニーランド」の検索が可能である。さらに正式名称「東京五島ビル」に対して2つの読み「とうきょうごしまびる」、「とうきょうごとうびる」が登録され、たとえ使用者が読み間違えて入力したとしても「東京五島ビル」の検索が可能である。また、CD−ROMには、複数の読みが、読み順に格納されているので、前方一致での検索を高速で行うことが可能である。なお、入力時に残り件数を表示する場合は、名称リストに登録されている件数で表示する。また、リスト中の読みは濁点を除いて登録し、例えば、“が”と“か”を同一視することで、ユーザーの入力文字数、選択文字数を減らすことが可能である。
【0033】
なお、登録地点名称設定時に、入力した登録地点名称に地名、人名、分類名が含まれていれば、単語分割して地名、人名、分類名を除いた単語、上記の例で言えば、「国技館」、「ディズニーランド」と、登録地点名称データとを部分一致比較して検索して名称リストを作成してもよいことは勿論である。
【0034】
図6は、名称リストから前方一致比較により登録地点名称を検索する場合のツリー状データ構造を説明する図である。図6において、便宜上、先頭の文字が「み」の名称は「三笠会館」「三河あかねホテル」、「三河曙商会」、「三河旭商店」、「みかん販売所」、「三田印刷」、「三鷹駅」のみであったと仮定する。ここで、登録地点名称が「三河あかねホテル」であったとし、「み」と入力すると、残りリスト数は「7」と表示され、次に続く文字は「か」、「た」であることが表示される。次いで、「みか」と入力すると、残りリスト数は「5」と表示され、次に続く文字は「さ」、「わ」、「ん」と表示される。さらに「みかわ」と入力すると、残りリスト数は「3」と表示され、次に続く文字は「あ」と表示される。この時点で、画面の「LIST」を押すと、先頭から3文字までが“みかわ”のすべての登録名称「三河あかねホテル」、「三河曙商会」、「三河旭商店」が表示されるので、これをみて「三河あかねホテル」を選択してもよい。さらに「みかわあ」と入力すると残りリスト数は「3」と表示され、次に続く文字は「か」、「け」、「さ」と表示される。さらに、「みかわあか」と入力すると残りリスト数は「1」と表示され、残った名称が自動的またはキー操作により選択・入力されてその周辺地図が表示されることになる。こうして、全ての文字を入力することなく登録地点データの入力が完了する。
【0035】
図7は文字入力での残りリスト数表示処理を示している。入力画面において、文字を入力すると(ステップS11)、一字入力するごとに残りリスト数の検索処理が行われ(ステップS12)、リスト数が1つか否かを判断する(ステップS13)。リストが1つではないとき、即ち2つ以上の場合には残りリスト数が画面に表示される(ステップS14)。そしてリスト表示キーが操作されたか否かを判断し(ステップS15)、リスト表示処理をするか(ステップS17)、入力処理を続けるか(ステップS16)を決定する。リスト表示キーが操作されていなければ入力処理が行われ、リスト表示キーが操作された場合には、本発明の特徴部分であるリスト表示を指示してすべての該当する名称を表示させ、この中から所望する地点を探して選択すると(ステップS18)、名称に付されている座標を中心とした選択地点の周辺地図が表示される(ステップS19)。また、リスト数が1つになった場合には、自動的またはキー操作により名称に付されている座標を中心とした選択地点の周辺地図が表示される。
【0036】
次に本発明の特徴部分について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】
図7のステップS15においてリスト表示キーが操作された場合、図8に図示するリスト表示処理が開始される。まずステップS21において、上記前方一致比較により検索され、残った登録地点のうち1つ目の登録地点を検出する。この1つ目の登録地点は残った登録地点のうち読み順で一番最初の地点がふさわしい。次にステップS22で、検出された登録地点をリストの一番上に表示する。次にステップS23に進み、リスト終了か否か、即ち、全ての地点についてリスト処理を行ったか否かを判断する。
【0038】
ステップS23の判断の結果がYESのとき、即ちリスト終了と判断されたときにはリスト表示処理が終了する。ステップS23の判断の結果がNOのとき、即ちまだ登録地点が残っている時には次のステップS24に進み、2つ目の登録地点を検出する。
【0039】
次に、ステップS25では表示済みの登録地点が有する座標と今回検出した登録地点の座標が一致するか否かを判断する。ステップS25の判断の結果がYESのとき、即ち今回検出された登録地点が既にリストに表示されており表示する必要がない場合にはリストに表示せずステップS23に戻る。つまり、このステップS25の判断手段が本発明の特徴部分であり、この判断手段により同一の地点を重複して表示することを防ぐことが可能となる。
【0040】
図8のフローチャートに戻って、ステップS25の判断の結果がNOの場合、即ち今回検出された登録地点が表示されている地点と同一では無い場合には既に表示されている登録地点の下にリスト表示する。次にステップS27では必要な数の登録地点を全て取得したか否か、即ち表示画面に表示可能なリスト数に達したか否かを判断する。因みに、図3において表示可能なリスト数は5である。ステップS27の判断の結果、リストの数が表示可能なリスト数に達した場合にはリスト表示処理を終了する。また、ステップS27の判断の結果、表示可能なリスト数に達していない場合にはステップS23に戻り、次の登録地点について同様の処理を行う。
【0041】
図9は前方一致比較による残りリスト数の検索処理を示したものである。文字入力があると名称リストを検索し、入力文字と名称リストの名称との前方一致比較を行い、前方一致した場合には、リスト数(L)を1だけ増やし、この処理を全データについて検索するまで実行し、全データについての検索が終了した時点でリスト数を出力する。
【0042】
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば本実施例に於いては、登録地点が有する座標が一致するか否かを判断して重複表示を防ぐことについて述べたが、ある登録地点に対する複数の読みに各々同じ番号を付しておき、その番号が一致するか否かを判断してもよい。座標により判断する場合、同一ビル内に存在する店舗等の登録地点は各々同じ座標を有しているため異なる地点でも同一であると誤判断されてしまうが、各地点に対し固有の番号を付し、この番号により判断すれば、異なる地点に対し同一であると誤判断することがなくなる。また、座標により判断する場合はX及びYの2つを比較しなければならないが、番号により判断する場合は1つのデータを比較するだけでよいため比較時間が短縮される。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば入力された文字列を検索し、検索された地点のうち同一の地点が存在するか否かを判断し、同一の地点があると判断したときにはその地点に関する地点名称を1つしか表示しないように制御するため、同一の登録地点が重複表示されることがなくなり、容易に所望の地点を選択することができるという効果を有することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ナビゲーション装置の構成例を示す図である。
【図2】本発明の装置全体の流れを説明する図である。
【図3】本発明の文字入力画面を説明する図である。
【図4】名称リストの作成を説明する図である。
【図5】名称リストを説明する図である。
【図6】ツリー状データ構造を説明する図である。
【図7】残りリスト数表示処理を説明する図である。
【図8】本発明のリスト表示処理を説明する図である。
【図9】残りリスト数の検索処理を説明する図である。
【符号の説明】
1…入出力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力装置。
Claims (3)
- 地点を検索する機能を備え、検索された地点を設定してルート案内を行う車両用ナビゲーション装置において、
地点名称データ及び該地点名称データに対して一つ又は複数の地点読みデータを登録した名称リストを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータを表示する表示手段と、
地点の読みの任意の文字列を入力する文字入力手段と、
前記文字入力手段により入力された文字列をもつ地点を前記記憶手段から検索する地点検索手段と、
前記地点検索手段により検索された地点のうち同一の地点があるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により同一の地点があると判断した場合、前記表示手段に該地点の地点名称を一つのみ表示するよう制御する表示処理手段と、
を備えることを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記記憶手段は更に地点名称データに対して座標又は地点を表わす番号を有し、前記判断手段は該座標又は番号に基づいて同一の地点があるか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。
- 入力された文字列をもつ地点を検索するステップと、
検索された地点のうち同一の地点があるか否かを判断するステップと、
同一の地点があると判断した場合、該地点の地点名称を一つのみ表示するよう制御するステップと、
からなるプログラムを記憶した記憶媒体。
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